ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 1/10

症歴:頭部トラウマがあり、顎関節症手術、腹部内視鏡術を経て、鬱傾向が有り。

ロルフィング10シリーズ初回

施術のベッドに寝転がり、施術の開始を待ちました。
「施術の開始を待つ」
という感覚を持ったことも、
その時にそう感じた、と意識していたこと
も自分の中に芽生えた感覚ながら面白い
と、施術台の上で感じていました。

ベーシック10コースの最初だったわけですが、今までにロルフィングやロルフィングと
CS60のミックスを田畑先生に施術していただいたことが、あり、その度に、身体の微細な変化へ意識を向けているからなのか、
心の変化をくっきりと見つめていることに気がつきます。

10月31日は、施術台から1メートルくらい
距離をとった場所から、田畑先生の立ち位置への感覚を確認してくださる、田畑先生の声かけに、自分の存在がその場所に在ることへの赦しを得た安堵を覚えました。

施術台の上での存在を空間からOKをもらって
「お任せします」という気持ちになりました。

右足の甲の施術中に右肘から下が施術台より
少し浮くようになりそれが最後まで続いたのですが、腕には痺れたという感覚も全くなく、施術前にあった右手首の凝りのような感覚がなくなっていました。

右足はたまに痛くなるような負傷経験の
ある場所で、覚えているだけでも3箇所。
右足の親指: 素足の状態で鉄の扉に挟まれる
右足親指の付け根: 捻挫
右足の甲: 車に轢かれる(骨折はせず)

右親指と甲の痛みはなくなりました。
それから常にある首の痛みが軽くなりました。

最初の施術が
足の部分に集中していたのは
立つ土台ということだったからと施術後、
施術前と後の写真を見ながら
伺いました。

施術前後ろから撮影された
左に傾き縮んでいた私の首は
息を吸いこんだままつぐんだ口元のように
縮こまっていた私の首は、「はぁ〜」と
息を吐いたようにリラックスして見えました。
施術後の首は
また、いっぱい息が吸い込める余地が生まれたようでした。

気がつかないで縮まっていた身体の色々な部分が伸びたようで翌日から2日間は一日中
すごく眠くて、眠りにつく度に
深い眠りを経験しました。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session6

セッション6回目、10シリーズ後半開始です。

今回は左右へ重心を移す動作を確認してから、施術が始まりました。

器具を使用してさすりながら、調整をしていただきました。セッション後にお聞きすると、CS60とのこと。名前は知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。これまでのセッションでも、おそらく使われていたと思います。

調整を終えて仰向けになった時に、背中が充実している感覚がありました。

座った姿勢で両腕を前に伸ばし、まっすぐに上げる動作を確認していただきました。力の伝え方がイマイチ上手くできていない気がしました。腕を使うという単純な動作に、下半身や胴体を効果的に参加させられると良いのですが、なかなか難しいです。

歩いてみると、骨盤が左右へ流れるように動くのが感じられました。上体と下半身が気持ちよく分かれている感じです。この感覚を大切に味わいながら、次回のセッションを待ちたいと思います。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session5

セッション5回目は仰向けでの施術をして頂きました。
下肢を中心に調整した後、片足をベッドから下ろして丹田辺りを抑えられながら、じっくりと股関節周辺に働きかけていきました。
施術を終え、立ち上がって歩いてみると、これまでと大きく異なる感覚がありました。膝の内側の感覚が強まり、腰が深くなり、上半身が広がった感じがしました。
予想していなかった変化に驚くと共に、開放感のような嬉しさを感じました。10シリーズを半分終えて、すでに期待していた以上に変化していると思います。ここからどのように変わっていくのか、まだまだ楽しみが続きます。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session4

セッション4回目。始まる前、田畑さんに、歩く際に足で踏みしめる感覚が出てきたことをお伝えしました。
今回は横を向いた姿勢でのセッションでした。首を少し調整し、主に脛から股関節辺りまでを施術していただきました。
右半身を調整された後、左右の感覚が大きく異なるのを感じました。右側の方がゆったりとベッドに沈み込む感覚がありました。
左側の調整を終えて、股関節を意識するよう伝えていただき、座ってみると、骨盤の収まりが良くなり、輪郭がクリアになったように感じました。歩いてみると膝に弾力を感じました。
セッションが進むにつれて、身体の使い方が変わってきたことを感じています。時折、気持ち良く歩けていると感じることがあります。足裏からふくらはぎにかけてや、背中に少し張りがありますが、今まで使えていなかった部分を使えてきたのかな、と思っています。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session3

セッション3回目は立った姿勢を撮影したあと、歩く動作、そして両腕を上げる動作を行うところから始まりました。腕を上げる際の、下半身の支えを見てくださっていたのだと思います。

今回は横向きの姿勢での施術でした。
最初に右側を下、次に左側を下にした姿勢で、主に膝周りから大腿部を調整いただきました。その後は仰向けになって、両膝を立てて安定する場所を確認しました。最後に上半身を起こして座り、両腕を上げる動作を行いました。体重を足で支えられるようサポートしていただきながら、何度か動作を繰り返しました。しっかりと足で体重を受け止められると、楽に腕を上げられることを実感しました。
セッション中は疲れていたのか、ほとんど眠っているような状態で、感覚を尋ねられても上手く言葉にすることができませんでした。田畑さんにお話すると、「言葉にできない感覚もあるので、何も考えない方がかえって良いこともありますよ」と言っていただきました。また、随意筋と不随筋の関係など、短い会話を通して身体を考えるヒントをたくさん頂いているように感じています。
今回のセッションを終えて、重力と身体との関わりに興味が湧いてきました。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session2

2回目のセッションは、前回よりも落ち着いて受けることができました。
今回はうつ伏せでのスタートでした。最初に繊細なタッチで身体各部に触れられることで、力みが抜け、呼吸が深くなっていきます。身体とベッドが一体になる程リラックスした状態になったところで、スムーズに施術が始まります。
まず左足から、左膝、左腰と左半身に触れながら、調整をしてくださいました。そして各部の(おそらく姿勢を作る上で大切な)ポイントを抑えていただきながら、半身を水平方向に伸ばしていきました。身体に感覚をインプットするような感じがして、前回印象的だった「再教育」という言葉が思い浮かびました。
右側も触れ方は少し異なりましたが、同様の施術をしていただきました。仰向けに立って膝を立てると、前回のように左に傾くことなく、安定している感じがしました。右首に少し違和感がありましたが、全身が変わろうとしているのだと思いました。
ベッドに腰掛ける姿勢になると、全身がリラックスしていて、赤ちゃんの体に戻ったように感じました。姿勢がだらりと前傾していたので、背中に当てられた手を押し返す、という処置をしてくださいました。これですっきりと座ることができました。
歩いてみると、以前より無駄な動きが減り、スムーズに歩けるように感じました。股関節の位置が定まって、ぶれない感覚です。
施術中に「どういう感じがしますか?」と問いかけられるので、自然と身体の状態に意識が向かいます。すると骨の輪郭や、僅かな皮膚の反応など、普段よりも敏感に察知できます。そういった身体に目を向ける練習も含めて、「再教育」なのだろうと思っています。
田畑さんの施術は迷いがなく合理的で、納得し安心して身体を委ねることができます。次回はどのようなセッションをして頂けるのか、想像もつきませんが楽しみです。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session1

ロルフィングセッションを受けるのは初めてなので、楽しみでしたが、少し緊張していました。田畑さんには、子どもの頃、海の岩場で右足の親指を切り、今も右側にうまく体重が乗せられないこと。そのせいか首・肩周りが疲れやすく、左腿裏側が固いことをお伝えしました。
姿勢、歩行の確認をして、ベッドへ横になると思ったよりも柔らかい。楽になれる首の位置を探すと、少し左を向いた角度になりました。
体や空間を丁寧に感じ、呼吸が深まる時間を経て、田畑さんが右足からセッションを始めてくださいました。
ふにゃふにゃのボールを足裏と手に当てられると、つられるように全身の力が抜けました。右足の位置を調節されるのに誘われて、頭の角度が右の方に変わっていきました。足先や脛に丁寧に触れられたのが印象的でした。
続いて左足へ。右足も短い時間の施術だったと思います。両膝を立てると、どんどん左側へ傾いていく。バランスを崩してしまいそうでしたが、それならそれで良い、受け入れようと思いました。傾く動きが落ち着いたところでセッションは終了しました。
歩いてみると、踏み出す足に重みがありました。呼吸は普段より深い。身体の各部に迷いがない感覚。子どもの頃の怪我が、傷はすっかり治っているのに、影響が残っているのは考えてみると当たり前。ですが不思議だとも思いました。田畑さんにそのことを伝えると「再教育することができる」との言葉が返ってきました。治療ではなく、再教育。セッション中は筋肉や骨よりも、微細な組織に働きかけられているように感じていたことを思い出しました。帰り道でも、足取りがしっかりしていて、頭はすっきりしていました。

翌日も右足の親指が以前より使えていると感じました。少し古傷が疼く感じはありますが、嫌な感じではありません。翌々日には、なぜか左足の親指が同じように疼きましたが、すぐに治りました。全身が右足に合わせて変化しようとしているのだと思います。次回のセッションが楽しみです。

センター軸が通り、丹田に気が充ち、開かれたからだを持って素直に楽に生きたい Kさん

セッションを受ける前の状況と動機:

緊張しやすく、口から首、肩、胸に力が入りやすい。仕事はパソコンワークで週5日、1日8時間ほとんど話さずモニターに向かっていて、ここ4か月くらいは、身体を捻ったり深呼吸すると背中が痛む。
出生時、鉗子分娩で先天性股関節脱臼。
センター軸が通り、丹田に気が充ち、開かれたからだを持って素直に楽に生きたい。妨げになっている精神的なブロックと自己防衛からくる思いこみを取り除く手助けをしてほしい。

10シリーズ1回目 2020.8.15

仰向けに寝て、ほとんど軽く触れられただけなのに身体が変化したのには驚きました。

足を立ててから左側の腿を触れられた時、腰が軽くなり骨盤が揺れて転がるような感じで自然に動きました。

終盤に足、膝裏、大腿、股関節を連続して触れられました。その時関節の間の空間が広がって、内側から空気ポンプで膨らませたように身体全体が大きくなったようでした。身体が自分で行きたい方向に動いて広がっていって、ちょうどいいところに収まった感じです。あるべきところに持って行かれるのではなく、自律性を引き出されて自然に動いたようで嬉しかったです。田畑さんのブログやクライアントさんの感想に書かれていたのはこういう事だったのかと納得しました。

帰り道を歩くときに感じた変化は、まず足の裏全体が満遍なく地面にペタッと心地よく触れて安定しました。かかとの骨から膝、股関節までがよく繋がった感覚です。また関節の隙間が空いて可動域が広がり、動きに余裕ができました。地面と垂直にまっすぐ無駄なく立てています。

外側にかかっていた重心が内側に入って集中し、ぼやけていた体幹に線が通り、丹田に力を感じます。

次回のセッションまでにも変化がありましたらまた報告します。

どうもありがとうございました。次回が楽しみです。

2回目2020.8.29

1週間前にぎっくり背中になり、身体を曲げたり深呼吸すると鋭く痛みました。痛みのある左側の背中に意識が向いてしまい、あまりリラックスできなかったようです。前回ほどはっきりした感覚の変化はありませんでした。

下半身の調整で重心がセンターに集まり、楽に立てる感覚はありました。

3回目2020.9.5

まだぎっくり背中の痛みが続いていました。この日はまず右側を下にして横臥、足のタッチから始まりました。足の裏の皮膚がぴくぴく動いてじんわりと血流を感じました。手のひらも敏感になった感じでした。

セッションの最後に、ベッドに腰かけた状態で腕を前方から斜め上に上げました。すると深呼吸しても背中が痛みませんでした!

立ち上がって歩くと頭が軽く、首がすっと立った感じでした。

4回目2020.9.19

まず右を下に横臥して、脛の骨の脇を丁寧にマッサージ。そして大腿骨の脇、膝、股関節、坐骨、尾骨、仙骨と腰周りを調整してもらいました。

特に尾骨、仙骨脇のマッサージは、繊細な振動と暖かさで、緊張がほぐされ心地良かったです。骨盤が安心感と余裕で満たされました。

終了後立ちあがり歩くと、上半身がいいバランスで楽に乗っている感覚でした。身体の右側の内部空間が狭かった感じがなくなり、左右が同じ大きさと密度にまとまりました。身体の中心に力がキュッと集中して締まりがある感じです。上下の意識は重心が少し上になり、足が長くなったようです。内転筋に力が入って安定しています。

右側に頭を回すのは左側より回しにくかったのですが、今回のセッション後は、かなり右後ろまで楽に回るようになりました。左の肩甲骨に触れられただけで右側はさわられなかったと思うのですが。

家に帰ってお風呂に入り、布団に仰向けに寝そべったら、腰全体が布団に沈みました。反り腰気味だった背中側の緊張がなくなり、布団に触れる面積が大きくなったのがわかりました。

左右の大臀筋が仙骨を中心にして割れたような自由を感じます。骨盤が平たかったのが前に膨らみ、丸く立体感が増した感じです。右の肩から肩甲骨も布団にぴったり吸い付くような安心感があり、首も楽に肩につきます。

仙骨周辺が暖かく、骨盤底筋群がしっかり内部を支えている感じがします。

今回のセッションでまた変化したようです。ありがとうございました。次回も楽しみにしております。

5回目 2020.10.6

右を下にして横臥して、伸ばした左腕のタッチから始まりました。

平日は毎日8時間ずっとパソコンを使っているので、全身、特に肩から指までが固まっています。右手はマウスを握りっぱなしなので親指が付け根から凝っていて、左指の人差し指は曲げると第二関節が痛む状態でした。

上腕と前腕に丁寧に繊細な圧がかかり、手の平がほぐされました。普段感じている以上にこんなに硬くなっていたのかと改めて思いました。

腕の後、同じように脚にも触れられた事で、手と脚4本のつながりを感じました。赤ちゃんの時は4足歩行していたのに、立ち上がってから手足がバラバラになってしまったと思いました。

肩甲骨と胸椎の間もほぐされて空間が広がって、最後にベッドに腰掛けて腕を上げた時には、息が背中まで楽に入りました。

このセッションの後は肩の緊張が取れたので、いつも歩きながら腕をぶらぶら振り子のように振って、手の重さを楽しんでいます。

6回目 2020.10.17

今日はうつ伏せになり、左脚のタッチから始まりました。ふくらはぎ、太腿の裏側を色々な角度から押さえたり伸ばしたりされるうちに、膝のところで上下に分離していた脚が、繋がって一本の長い真っ直ぐな脚になった感じでした。

左側の腕と手の親指の付け根も押されて、脚と対応するように伸ばされて手足の連動を感じました。

次に右側の脚と腕、その後、左側の背骨と肩甲骨の間を押された時は硬かった組織の中を田畑さんの指が微妙にめり込んでいくようで、昔見た必殺仕置人のレントゲン写真を思い出しました。この部分が繊細な角度と重みと張りを持って動くのは驚きでした!ほぐれて柔らかくなっただけでなく充実した存在感があります。

そして骨盤、お尻、首、頭。

最後にベッドに腰掛けて、上から背中に圧をかけながら息を吸って腕を上げて、体幹がしっかり整った感じです。

終わってから立ち上がり歩いてみると、重心が足の内側に寄って力が集中し、脚が細く長くなった感じでした。狭い面積でしっかり支えています。また右側の膝と足が真っ直ぐ正面を向いています。

お腹の前の空間に意識を持っていくように促され、下に注意を向けていると丹田が充実して安心感が増したようです。

ふと気がついたのですが、3か月くらいずっと痛かった左の人差し指第二関節から痛みが消えていました。

セッションも後半に入りあと残り4回です。これからまたどんな風に変化するのか、楽しみです。

7回目 2020.10.24

今日は左の顔の横側、顎を触れてから、腿の前面と横、脛、上腕の皮膚が外側に伸ばされました。

そして口の中。上顎の前側を左から持ち上げるように押し、次に下顎。その後、もっと奥の普段は舌でも触れない場所を上顎、下顎の順に押されました。

こめかみと口蓋の上の部分を緩めてと言われましたが、歯を噛み締める癖があるので緩めるのが大変でした。

次に鼻腔。いつも鼻が詰まりがちで、スッキリしない状態が多いです。指を入れて内側から広げられストレートに空気が入ってきたのは驚きました。鼻から肺までじゃまをするものがなく太い管で繋がっている、というより管そのものになったようです。内側の広がりを感じました。

そして大きく息を吸いながら、頭蓋骨と第一頸椎の間が離され、肋骨が下げられて隙間が開きました。

立ち上がると頭が軽くなり、半分くらいの重さになって浮き上がっているような感じです。頭を回すと油を挿された自転車のペダルのように、滑らかで軽快に動きます。

顎が前に出ていたのが、やや後方に引けて良いバランスで首の上に収まっています。顎の先から首の前面に繋がっている皮膚が弾力を持って広がっています。首の後ろ側では、首が頸椎7個の部分に分かれているのが何となくイメージできるようになりました。

肋骨と横隔膜が動くようになり、息が背中からお腹まで楽に入る感じです。

8回目 2020.10.31

今日は足から頭まで上下に引き伸ばされて、首がより立ち上がった感じがします。顎回りがスッキリして頭を回すのがとても楽です。

背中の反った緊張感もなくなり、胃の後ろ側あたりから仙骨までが安心して落ち着いた感じです。

セッションはうつ伏せで脚のタッチから始まり、太腿裏側からかかとまで繊細に伸ばされました。

以前は脚は前後の感覚しかなかったのですが、恥骨から繋がる内腿の感覚が分かるようになりました。腿を水平に切ったとしたら、その断面は左右が長い楕円だったのが正円になった感じです。

鏡でチェックすると、腿の間が全然付かないかったo脚だったのがかなり改善されています。内転筋が使えるようになりました。自然に立っている時にも恥骨側に重心を感じ、くるぶしの腓骨側が持ち上がったように感じます。

今日でセッションから10日余り経ちました。横隔膜を中心にして肋骨の動きがよく分かるようになりました。肩の緊張感も少なくなり、落ち着いた感じがします。

9回目 2020.11.11

今日の体勢は、まず右を下に横臥で、右手を背中側に伸ばして左手をバランスボールに乗せました。

脚の脛骨の縁に沿って細かく振動するようにさすられ、ふくらはぎの内側は左右ともかなり痛い場所がありました。

また、肩甲骨の脇と胸椎の左側、さらに後頭骨をさすられた時も痛い部分がありました。

そして左腕を上、右腕を下方向へ鳩尾から伸ばしながら頭頂を引き上げ、さらに足に当てたボールを踏むように大きく伸ばしました。身体全体が引き伸ばされて開放感が心地よく感じられました。

終了後、歩く時に受けたアドバイスは、下顎がぶら下がっている頬の位置を意識すること、頭の角度をやや下方向に向けることでした。すると視線が真っ直ぐ前方に据えられ、首の後ろのうなじから背中までが楽に伸びて腰の上に乗っている感じでした。

帰り道では、お風呂に入った後のようなほっとした寛ぎと身体の軽さを感じました。

今日でセッションから3日経ちましたが、首から胸が滑らかに動くようになり、胸椎が上半身の中心を貫いている感じがあります。緊張を感じたら身体を揺らして緩められるようになりました。

いよいよ今日でセッションが終了します。統合された感覚を味わうのが楽しみです。よろしくお願いします。

10回目 2020.11.14

今日は右の頬骨から上顎に沿って細かくさすり、次に下顎、鎖骨。さすられながら、今まで自分で抑圧してきた発言や感情表現などを思い、顔に無理をさせてきたことを謝り、これからもっと自分に正直になろうと思いました。

頭頂をさすられた時は、振動が背骨を通って足の先まで伝わり、足の裏ががじんじんしびれるようでした。頭と足が一体になりました。

肋骨の横側、腰、腕や脚を調整して身体全体にタッチが伝わると、身体が五芒星形になってエネルギーを放射しているようでした。皮膚の外側の空間が大きく広がった感じです。

鳩尾の下あたりがややつながりが感じられなくて空白感があったのですが、田畑さんのタッチで落ち着いてきました。

終了後、歩く時に意識するポイントを指摘していただきました。まず頸椎の上部を意識して頭蓋を巻き込むように乗せる。そして壇中と胸椎の間を感じる。

顎が上がって背中が反る癖があったのですが、この歩き方だと重心が下に落ちて身体が一体になり、軽い感覚で歩けます。

10回が終了して、一番変化したのは身体のセンターが意識できるようになり、下丹田に力が増したことです。上半身はまだ背骨と肩甲骨の動きが固いので自由に力を抜けないのですが、腰の反りは小さくなり背中が伸びました。

まだまだこれから変化が続くと思いますので、またレポートを送ります。

体との会話の仕方、体の使い方を見直していきたい – Kさん

幼少時に後天性癲癇を発症。成長期に完治したものの体の左右の体のバランスを整えることにずっと興味あり。日々の仕事の疲れが抜けずにいたので、体との会話の仕方、体の使い方を見直していきたい。一度ロルフィングセッションの体験はあるが、晴れ豆で見た田畑のセッションの仕方の方が、自分が望んでいる形かもしれないと感じた、とのことです。

1回目

セッションの前から、どうしてここへ来たのかという根本的なところに気付かされてはいましたが、1回目のセッションを終えて、今もそれを軸に取り組んでいる様な感覚があります。セッションを受けている時は、体の各所がビクッと動いたり、田畑さんの立たれる位置によっては「いや!」という抵抗感が出たところもありましたが、何に対しても冷静な良い距離感でゆっくりと取り組んで頂いたおかげで、徐々に力が抜けて、とても心地良く安心し、少し眠ってしまった様な気がします。終わった後は、視界がすっきり明るく穏やかで、なんというか、心身共にのびやかさや広がりが戻って来たという感じがしました。

この感覚、すでに知っている感覚ではありますが、ずっと持ち続けるのが難しいと思っていました。でも、これからは日々の中で、もっと長く持ち続けられたらいいなと終わった後に強く感じました。実は、帰り道の途中で電車の中でヘッドホンをして音楽を聞いた時、ただ音楽が体に響くのが楽しくて、驚きました。こんなに安心して電車の中での時間を楽しむのは、本当に久しぶりでした。この様な時ですので常に緊張はしていたとは思いますが、心身への安心感があれば、その感じ方も変えられるのかもしれないと感じられたのは、かなり大きな発見でした。

この日は夜中に2時間程、上半身だけ痛みがかなり出て来てしまいましたが、翌朝、目が覚めた時には大方、消えていました。お話ししていた足の裏の痛みや痺れもないままでした。ただ、体全体が少し熱っぽい時の様な関節の節目がふわっと浮いている様な落ち着かない感じ、上半身の血行がいつもよりいい感じやデトックス的な腸内の動きも続いたので、翌々日の午前中までは自宅でゆっくり過ごしてみたら、夜に上記の「いや!」の部分に関わる夢が見られ何とか手放す事が出来た気がします。今日には体も、落ち着きましたし、今日の仕事後の疲れ方も、全然違います。

変化の速さに、体って凄いなとも感じています。思っていたよりも、意識の仕方次第もあったのかも?しれないとも思いました。

ただ、気持ちよく動けるのは単純に嬉しくて、いつもよりも自尊心を保てている気がします。

あと、今までと少し違うところで気になるところも出て来たので、また、次回にでも伺えればと思います。

来週も、どうぞ宜しくお願い致します。

2回目

先週にお伺いしたセッション中は、体より少し外側から調整して貰っている感覚がとても心地よく、仙骨を挟み、上下で体がこんな風に繋がっているのか・・という実感もあって、面白いなという気持ちも出て来ました。セッション中に、いくつかのイメージの様なものや、お盆だったからかと思いますが、亡くなった祖母の姿などもかなりはっきりと見えたりしたのも、とても興味深かったです。

セッション直後も、前の時よりもリラックスできていて、心地の良い安心感で満たされていました。そんなに直接の接触がたくさんあった訳ではありませんでしたが、エネルギーとして体の内部で歪んでいた部分を在るべき所へと戻して貰った様な感覚がありました。

その歪みが出て来たのだと思いますが、また、帰り道から右腕が痛み始め、その夜と翌日は、体の各部位に出る痛みが抜けていくのを待っている様な感じでした。前回にもあった事でしたので、おそらく、感じ切れば抜けていくものだろうと思っていましたが、今回は、主に上半身と足にも少し出て来たのと、前回よりも痛みがなくなるまでに少し時間がかかったので、時々、痛みが辛く感じる時もありました。

翌々日からは、仕事をしていましたが、動く時の体の感覚に前より自然と気づけるようになっている気がします。歩いている時も、いつもよりも踵や腰の辺りに重心が落ち着いていると楽な気がしたり、仕事中も、頭で組み立てるスケジュールだけではなく、体のフィーリングを注意して見るようにしていると、時間の流れを少しゆっくり感じ、自分の気持ちの面でもペースが安定する様に感じられました。

前回にもお伝えした通り、立ち仕事なので疲れでいつも足が怠く、朝起きてベッドから立ち上がる時に足の裏がじんわり痺れて歩くのが辛かったのが、今も少し感じる程度で、正直かなり楽です。ただ、今回は、歩く癖が出たのでしょうか。右足の人差し指、中指、薬指の辺りだけが、なぜか痛む様になったので、今度お伺いした時、また御願いしたいと思っています。あと、仕事でよく使う右手や右腕も、少しまだ痛みが在る感じがします。

今は、日課の瞑想で、よりリラックスした時間が戻りつつあり、体の緩む感覚の大切さを実感しています。

3回目

今回のセッションのすぐ後は、前回までの様に色々な部位の痛みが浮き上がる様な事がほとんどなく、いつも仕事で酷使している手や腕にポイントで痛みが出る程度でした。そして、それも日々少しづつ痛みが小さくなり、今は動かすと奥の方でたまにじわっと痛む程度にまでなっています。正直、前回までの痛みはなんだったのだろう、と少し不思議な気持ちになったくらいです。

ここ数年の間、私自身を見つめ直すワークやセッションを続けてきましたが、ロルフィングのセッションの回が進む毎に、また感覚が少し変わりつつあるのも興味深いところです。今までとの違いは、多分「自然に気づいて、受け入れる」時の感覚です。気づきが自然発生的な、何も力が入っていない感覚に変わりつつあって、だからなのか自然と受け入れられる様な方向へ、感覚と思考が動いていきます。この変化は、とても嬉しく、興味深く、少し面白いです。

今週後半は仕事が続き、特別こんを詰めたつもりはありませんでしたが、今、右半身にじわじわと痛みやだるさが各リンパの辺りに出てきました。少し腰も痛みますので、明後日、またお願いしたいです。こんなにも疲れがたまるんだ・・というのも、続けて通う事で改めて気づけました。

あと、この痛みの出方を考えていた時に、ふと、私がまだ子供の頃、極度の内股で走ると自分の足に引っかかって、よく転んでいたと母から聞いた話を急に思い出しました。そういえば、その頃から自分の体についての不安と疑問を持っていたなと思います。こうして振り返りながら、自分自身と良く知り合える事ができるのは、楽しいですね。

4回目

セッション後にもお伝えしましたが、今回は終わった後、股関節の下に真っ直ぐと「足が生えた」様な感覚がありました。教えて頂いた立ち方も、日々の中でやってみています。いつもの痛みも、この日の夜まで出ましたが翌日からはかなりなくなり、ほっとしました。

今週は、仕事でかなり重いものを持つ仕事があり、少し無理をしたせいか土曜くらいから上半身の疲労感が取れず、それがきっかけの様に、眠くて眠くてしょうがない日が2~3日続いていました。夏の終わり頃には毎年、数日間、強い眠気に襲われる事があり、大抵は、体ががくんと寝落ちていく感じで1日眠り続けている事が多かったのですが、今回は眠くても、近所の友人に会いにいく余裕があったり、1日眠り続けて起きた時に体が怠くて重くてどうしようもない、ということはなかったのは驚きでした。

今年は毎年辛い夏バテも、田畑さんのところでお世話になっていたおかげで、奇跡的にあまりせず、なっても、眠ると治るというか治りが早く、いつもよりも体が楽でしたので体力の低下と共に落ち込みすぎる事もなく、感情に振りがあっても安定に戻りやすい様に感じます。体力低下からくる心の揺れ、浮き沈みは、今までどうしようもないと思い、どこかコンプレックスの様に情けなく感じていたところだったので、自然に、そして緩やかに解決していた事に今書きながら気づきました。本当に嬉しく心強いですし、続けて通うのが面白いなと感じます。

5回目

今回は田畑さんのセッションを受けている時の感覚がいつも以上に面白かったので、その時の体験を中心に書きたいと思います。

セッションを受けている時だいたいは、少し脳波を下げた瞑想中の様な状態で自分を確認しているのですが、今回は、自分の骨の形や、骨が動いている様を具体的にイメージ出来るような感じが特に強く、骨格というものが体の中にあって、それが私の体の土台だと改めて気づかされました。子供の頃に習っていたクラシックバレエで、準備運動としてストレッチをする時に、体の各部位が連動していく感じを観察するのが面白くて好きだったのも、久しぶりに楽しい感覚で思い出しました。あと、その頃から足の形にはコンプレックスがあり「いっそ一度、骨を組み立て直して貰いたい」と思った事があった事も思い出し、今回はまさにそれかなとも感じました。

途中、一度だけ、下胸辺りから何かのエネルギーの塊が胸元へと上がってきて、一瞬、ぐっと呼吸が止まったような苦しさがあり、反射的に息を吐き出しましたが、実は、その時の反射的な動きで、自分が寝てしまっていたことに初めて気づいたので、何が出ていったのかはわからないままでした。

セッションの後半頃には、体の少し外側の足元から頭の先の方へと、病気の人の体の匂いの様な独特な匂いの塊がシュッと移動していきました。消えていったのかもなと、感じました。他にも自分の思い癖についてもその思考の枠の中で、こだわりすぎていたんだな・・と気づく事も多々ありました。思考枠については、セッション後に動く事が多いのですが、今回はセッション中にも具体的にふと頭に浮かび、それが自由についての事柄だったのが今回は印象に残りました。そんな感覚的には色々と浮かんでは消えていく感覚がありましたが、それと共に、とても深いリラックス感の中にいるので、慌てる事もなく、割と楽しく確認している感覚の中でセッションが終了しました。

セッションが終わって、ゆっくり体を起こして座った時、何か体の大きなところ、やはり土台なんでしょうか…?が変わった感覚があり、上半身が座る位置に定まるまで、いつもよりも少し時間がかかっていましたが、少し上半身を揺らして、調整していると位置が掴めた感覚出てきて安定しました。それで、いつものように立ち上がり、歩きはじめたのですが、いつもと全然違って、正直にそのまま書くと「…なんだこれ?」と思っていました。初めての感覚というのか…あの時はうまく言葉に出来ませんでしたが、体の真ん中に貫くエネルギーの柱があるという感覚がかなりはっきりとありました。歩き始めても、ややO脚気味で左右少し長さが違うと、昔、受けた整体師さんから言われたことがあったからか、歩く時の左右のアンバランスさ(特に体の右側の)を少しだけ感じていたのですが、柱がしっかりとあるので、その(柱の)外側は柱に沿って歩けば、自然と整いそうな感覚があったのが嬉しくて「もっと歩いてみたい!」と思い、実は、その後、駅を少し遠回りして歩く感覚を楽しみながら帰りました(笑)

その後も、当日の夜まではいつもの痛みが出ましたが、その後は治り、今も変わらず安定感、安心感があります。ここ数日は、足の踵の感覚と歯の奥の噛み締めの感覚が響く感じが出てきました。あと体についての気づきだけでなく、内面的な気づきも進めやすくなっています。先々週くらいから仕事関係のことでも、少し突発的な形で色々と起こり、まだ状況としては続いていますが、そこから得られる事が多くあると、粘り強く拾えている感覚が前よりもあり、自分なりに前向きに進めているかなと感じます。

体から色んな意味で、私の土台が整っていく為の道のりなのかなと、今は思っております。

6回目

今回、実は生理中だった事もあり体調的には少し不安定な中に伺っていた為か、施術中はほぼ眠っていたと思います。セッション後、いつものように立ち上がるといつも生理中は重く感じるお腹の辺りが軽くなっていて、体感的に骨盤周りの内臓が下向きだったのに、上に起き上がって動きが良くなった、様に感じました。後、セッション前にお伝えしていた左の骨盤辺りも動きが良くなっていて、その為か、少し痛みがありましたがこれもしばらく経ったら治っていきました。
セッション後、もともと休みの日はあまり出かけないのですが、前から行きたかった高尾山に行ってきました。山登は、いつも途中から疲れてしまって帰り歩くのが辛いくらい疲れてしまっていたのですが、今回は、なんとなく大丈夫な気がして出かけてみました。予想以上に動けた上に、帰り道も辛くなく良く眠れましたし、前は必ずなっていた筋肉痛にもならずに、翌日、普通に動けて、かなり驚きました。
日々の生活の中でも、前より落ち着いて身体との対話ができる様になってきた気がします。前は、疲れがどれだけ溜まっているのか・・徐々にケアするしかないけど日々溜まっていくから、いつまでもプラスになる気がしないというか・・そんな漠然とした、ぐるぐる回る不安感があったのですが、最近はそういった事をあまり考えなくなってきました。身体のセッションに続けて通うこと自体、今まで経験したことがなかったので、その安心感はかなり大きいと思いますし、身体との対話を重ねる事が普通になってきたのもあってなのか、自分の身体の力に少し自信が湧いてきたのかもしれません。日々の中で「私って意外と動けるんだ・・」と度々、思えるようになってきましたから。
この自信は、自分の内面的な探求にもだいぶ影響していると思います。受け止め切れないと思って長年、持ち続けていた部分も徐々に統合できてきました。日々もちろん何もない訳ではありませんから、そんな中で、身体についても、内面についても、継続して信じる事ができるって本当に大事だなと思います。

7回目

今回はとても細かい部位の調整ではありましたが、いつもの様に身体の中のつながりを感じながら、心地よく受けられました。

今回、面白かったのはセッションが終わって目をあける時、あれ、どこまで身体なのかな…という感覚が強かった事でした。実際の身体の境界線がかなり薄くて、その身体よりもひとまわりか、もう少し大きなサイズ感で、あれ?身体なのかな?という感覚がリアルにありました。ちなみに厳密なここまでが身体という区切りがなくて、ぼんやり暗くて見えないけど、もう少し先にも続いている様な不思議な体感でした。

松果体とかにも関係してるのかもしれない…などとも思ってはみたのですが、今まで感じた事がない感覚でしたので、とても興味深く、これは田畑さんに伺うしかないと思い、帰り際に、身体がどこまでか?という質問をさせて頂いた次第でした。その時、田畑さんから、胎児が胎盤の中にいる時のお話が出たので、なるほど・・・確かに胎児の頃、自分と地続きで母親の体があり、その母の血肉というか、その身体の一部が、かつて自分の身体でもあったという事が、この時の不思議な追体験とすっとつながり、より理解できた気がしました。よく精神的なトラウマを解放するのに使われるヒプノセラピーなどの胎児体験とは少し違い、自分の実際の身体に対する意識がこの時、多分、かなり変化しました。

セッション後は、仕事面で色々と大きな変化を迎えていて心身ともに落ち着かない日々だったからなのか、なんとなく歯の噛み締めに意識が向く事が増えていますが、気になることはそれくらいでしょうか…。ここ2ヶ月あまり、田畑さんのセッションで調整して貰うたびに身体の気の流れが軽くなり、本当に嘘みたいに軽く、楽に感じられてきたので、最近は、逆に気の重さに対しても敏感になってきた様にも感じます。どうしていけば、もっと日々の中で流れが良くなるのか…考えてみたいと思います。

8回目

今回は、始めの写真を撮って貰っている時、自分の呼吸がいつもよりもかなり浅い事に気づきました。数回前から書いていますが、今、仕事関係で動きがあり、新しい環境に移る準備をしている為、気持ちの中にある変化への抵抗や緊張感があったんだと思います。受け始めも、そんな感じで、まだ力が抜けず、何か自分をガードしてしまっていた気がしますが、途中から疲れもあってか、心地よく寝てしまっていました。

その後、目が覚めたのは、くるぶし辺りに今まで感じたことのない痛みが一瞬走った時でした。痛みは、すぐにとんでしまったのですが、こんなに電磁波が溜まっていた…ということなのでしょうか?それとも、仕事も立ち仕事ですし、体質的な事からなのでしょうか?とにかく、ここまでのセッションの中で一番痛かったです。

セッション後は、日々の中で踵や足の裏を意識する時間が増えました。歩く時も、私には、少し前のめりの様な感じで歩く癖があるのですが、なるべく踵を意識してみたり、頭側を気持ち後ろへ持っていく様に意識してみたり、気づいた時には、なるべくセッション後に歩いた時の感覚を思い出して試してみています。

あと、このセッション後から、横になる時に使っていた少し高い枕を使う事ができなくなりました。使うと寝ていられない位、なんとなく痛い感じが続きます。同じ様な体感が理由で(これはこのセッションより少し前からですが)体を横向きに横たえることも長く続けられなくなりました。今まで、しばらく続けると少しだるくなる程度で、自分の中では、かなり普通の体勢だと思っていたので、本当はこんな風にできてたのか・・結構、繊細だったのかな、と少し不思議な気持ちになりました。

もう早いもので、セッションも残すところ2回という事もあると思いますが、ここのところ、セッションを受けたすぐ後の様な状態を維持していく為にはどうすればいいのか…興味が湧いてきています。今まで、体については、あまり気をかけてあげてこなかったという自覚は一応、持ってはいたのですが、かといって、どこから始めればいいかわからない…という気持ちが思いの外、強く、このロルフィングも気になり始めて、ここに来るまで、実はほぼ15年以上かかってしまいました。

今回は、大げさでなく人生を変えるつもりで、始めたロルフィングでしたが、自分の身体に徐々に自信を持てる様になるに従って、周囲で何か起こって、動揺しても、気持ちの戻りが早く、自分の気持ちに嘘なく、冷静に対処できる様になってきた気がします。という事は、今まで、自分の身体の感覚を鈍くする事で、見ないふりをして、自分に嘘をつき続けてきた部分もあったという事ですが。今回、この感覚は、特に得たかった事でもありましたが、思った以上に、多方面の多くの気づきがありました。この田畑さんのセッションを通じて経験している過程が、とても興味深く、面白いなと感じます。

もう少し続けたい気もしますが(笑)ひとまずは、あと2回、楽しみにしています。

9回目

今回は、セッションが終わった後にお伝えした通り、右下で横になっていた時に右股関節が痛かったからなのか、それとも、セッションの終わりが近いからなのか、そのどちらからも来る不安によるものかもしれませんが、気持ちの上で少し辛さがありました。それも右だけだったんですが…痛いなと思いながら、出来る範囲で対処しようと自分を見続けていたら、心の中の思いもよらぬ感情が叫び出していました。それも自分でもびっくりする様な少し個人的な内容でしたので・・・実は、セッション中は、そのことばかりに気を取られてしまいました。

この9回目のセッションは、図らずも、ちょうど職場が新しく切り替わるタイミングに設定されていたので、この間は、精神的にも、体力的にも忙しない感じで、少し無理をしてしまっていた様に思います。ストレスや、緊張感からくる気の流れの悪さの感覚をここ数週間で感じてきましたし、その中で出来る範囲ではありますが、どんな感覚でも気持ちの悪いものは、それ以上拘らない方がいいなと、この間を過ごす事で改めて思えました。

その為の土台でもある体を気にかける癖も、前よりも身になってきた気がします。普段、つい無視するつもりはなくても無視してきてしまった事も、無視しちゃってきたなと日常の中で気づいていだけで、だいぶ違う気がします。そして、こういった感覚を養ってくれるのは、安心して自分の身体の中に居られるという安心感が、もう自分の体感にあるからなのだと思います。

あと身体の持つ臨機応変さというものも、私の日常でも体験できてきたので、それも思っていたよりも心強いく感じています。今週頭からは新しい職場へ移りましたので、まだ、色々な緊張感と共にある状況ではありますが、今までよりも柔軟に受け入れていける気がしています。

また、このタイミングで、最後のセッションを受ける事になるというのも面白いです。

今一番気になっているのは、足の裏と歯の噛み合わせです。いつも仕事で履いている靴の中敷の形が気になる様になってきました。少し違和感があるというか、合わなくなってきた・・のだと感じます。ちなみにセッション直後は、いつもの様に立ち仕事をしていただけでしたが、股関節の辺りが疲れた感覚というのがありましたが、今はなくなりました。

10回目

今回は、はじまった時から田畑さんから、いつもと違った感覚を受け取っていて、これはかなり深いフィールドから統合して頂くのだな・・と感じていました。私自身は、前日から、なぜか眠くて眠くてしょうがない状態が続いていて、当日も、起きているのがやっとという感じだったのですが、セッションルームで田畑さんと話し始めると、なぜか眠気が覚め始めて、セッション後には逆にすっきり目が覚めているという状態に変わっていました。スッキリするというのは毎回の事とはいえ、今回は本当に眠かったので、その体感の差がとてもわかりやすくて本当に凄いなと思いました。

セッションが始まって、集中されている田畑さんの気配は感じていましたが、少しいつもとは違った場所にいるような感覚もありました。明るく緻密なエネルギーが満ちていて、時間感覚も少し違う様な場所にいる様な、とても多次元的な感覚で、体もいつもよりもリラックスしていて心地が良く、でも、私自身の体を確認も出来ている感じでした。以前、学んでいたヒプノセラピーのセッションの中では、イメージの中で本来の自分自身に会いに行きますが、感覚的には、少しそれにも似ていました。

時々、体の中にあったらしい、親に対するいくつかの感情に気付きました。体全体のつながりを一度組み立てなおして貰っている感覚もあって、セッション終盤には、これは、骨格から生まれ直す感じなのかもしれない・・と思っていました。ちなみにセッション後の帰り道に頭に浮かんだイメージは「遺跡から発掘された人骨のポーズ」でしたが・・・笑。少し、わかりづらいイメージかと思いますが、私の中では、この10回のロルフィングセッションを通した印象と、なぜかピッタリ合いました。

今まで、あまり意識した事がなかった骨格、つまり自分の骨という物質の部分までも私の意識だったのかと思いました。こうして体感できたことで、とても腑に落ちて、体に対する意識が変わりました。物質ではあるけれど、そうでない部分からも出来ているので、その全体の捉え方次第でもあったのかと。言葉にすると単純なの事ですが・・私には、それを体感することの方が大事だった気がします。そのおかげで、年々、諦めてた自分の体の事も久しぶり前向きに捉えられ、今後の希望を持てました。

あと、自分が楽であることの大切さも気づけて、本当に良かったと思えました。これは、9回目のセッションの後にお話ししていて、初めて気づいた事でもありますが、自分が楽だと感じる姿勢は、必ずしも、人から見て素敵な姿勢だとは限らないけれど、それはそれで良いという事は、私にとってかなり目から鱗の発想で、聞いた時、ハッとしました。よく考えてみれば本当にその通りなのですが、子供の頃、親からよく言われていた「姿勢を気をつけなさい」という言葉を今の今まで、無意識に繰り返し自分に言い聞かせていたり、子供の頃に持っていた体へのコンプレックスなどなど・・育った環境を発端とする体に対して、無意識にかけていた色々な制限をセッションを受けながら、また、帰った後に、徐々に気づかされて行きました。

自分に「(体も)楽で良い」んだと思えた事は、本当に大きな意識の転換になりました。実は長年、「どこにいても、なんとなく体が緊張する」という悩みがありましたが、心だけでなく体も、自分の楽に思える場所をその時々に探して行くという考えに至った事で、「あ、本当に今ここにいられて、すごく嬉しい。」という気持ちが、帰り道、自然と湧き上がって来て、一人でいても幸福感に満ちた、安心した感覚に包まれました。最近は「どこにいても、ここにいて良くて、この体が私のお家であって、帰る場所」とも思う様になって来ました。あまり好きではなかった自分の体も、これが私だけの唯一のものだと思うと、これから、もっと好きになっていけそうです。田畑さんに教えて頂いた楽な感覚とこの意識を、これからも地道につなげて、もっと自由に感じていけると良いなと切に思います。

ここまで、本当にありがとうございました。

田畑さんの様な方にお会いできて、本当に良かったです。

今後も、何か機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

「習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる。」

“合氣道を5年稽古し、
受け身をする時に首がついてゆかない事や、身体が連動していないことに原因があるのではないか?と思っていた時に、姿勢や身体を統合する、というロルフィングの事を知った。”

【ロルフィング10シリーズ終了後の変化】

・自身、空間、他者とのバランスを感じ取りやすくなり、動きやすくなりました。

・日常生活万般の中で、無意識で今までの身体の使い方に戻っている時に、その事に気が付けたり、身体のどこを使っている、どこで力んでいる、などを感じたり出来、そのような時に施術時の体感覚に戻れる感覚があります。

・施術時に感じたつながりは、以降そのつながりを感じる事ができる事。

・不思議なのですが、施術時に触れていただいた箇所を自身で触れると施術いただいた位置?本来の自然の位置?に身体が自然と戻る感覚があります。

・施術前は身体のバラバラ感。首が重く前へ出ている感じ。左右のアンバランス感。首の上下のバラバラ感。腰の上下のバラバラ感。などを感じておりましたが自分ではどうすることもできませんでした。

10シリーズ終了後、首の重さ・前傾は感じなくなり身体がつながりました。また、頭のてっぺんから足の指先までつながった感覚があり、本当に有難いです。

ゆえに、この身体(体感覚)をベースに各動き、日常生活万般、合氣道の動き、身体、体感覚を新たな水に柔軟に適応しながら創ってゆく事ができるようになってきていると感じ、日々感謝です。

・体内外の空間、流れ、を体感。

・施術時の体感覚はその後も感じ取ることがしやすくなった感覚があります。(道ができた感覚)

・“腰が立つ”という感覚が持てるようになったと感じます。(以前はその感覚がよくわかりませんでした。)

【ロルフィング10シリーズ中の変化】

【初回】

田畑先生が立たれている位置により自身の身体の感じる強さが違うことに驚きました。

施術中には体の中のバイパスが開いてゆく、流れる、通る感覚を感じたり、重力を味方にする?という感覚を少し味わえたように感じました。

とても楽しく驚きの時間でした。

施術後も自身で施術時の体感覚に戻る事ができる感じがあります。

学び深く、興味深い時間でありました。

何より、毎回の施術後に“味わう”を田畑先生が導いて下さり、その時間・体感覚は味わい深く豊かな、大好きな時間となりました。

毎回の施術後は体の変化を感じることが楽しみでした。施術後は何故か歩きたくなりました。

【体の変化】

回を通して徐々に統合されてゆき、流れたり、広がったり、開いたり、つながったり…たくさんの面白い体感をいただきました。

各回を重ねるにつれて体の各部分、全体がつながってゆき、自由になってゆき、楽になってゆくと感じておりました。

そして、施術後に座位から立位になった時の感動!

8回目では体が一つにつながり、

9回目では体と空間のさかいめがなくなり、

10回目ではの中心から外空間へ向かって放射している、

…そのような感覚を味わいました。

【精神面の変化】

途中4回目~8回目くらいの間、体が統合されてきているのに、心と行動にエラーが出、何故?と自問自答しました。

掘り下げてゆき気づいた事は、体がバラバラだったのは、習慣もあるけれど、実は心と行動がバラバラだったからだと。そして、体が統合してゆくと心も行動も統合してゆく方向へと流れだし、動き出すこと。そのメッセージであること。

体が整うと心も整う。心が整うと体も整う。そのどちらからのアプローチでもOKなのだなあと。

知識でわかっていたつもりでも行動が伴っていなかった事を身をもって実感いたしました。

グラデーションがあること。

新たな水をもって創ってゆく事。固まらないこと。

自身の潜在意識。視点。習慣。。。などなど。

体が整ってゆくにつれ、現在地、心が整ってゆくために必要な事がエラーとして心身作用に現れたと感じます。

そして、この事は次ステップへ私自身が進むために大変有難い時間であり、気づきへと、次へと変化してゆきました。

そして氣付き実践してゆく中で迎えた9,10回目では健やかに穏やかに日常生活を重ねてゆくことを楽しんでおります。。

このような貴重な有難いご縁。経験。時間。空間。

人の本来の生命力、姿勢を発動する事ができるように導いてくださる事が出来る田畑先生とロルフィングの素晴らしさに、その可能性に、心が震えました。

「習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる。」を感じます。

今後益々のご活躍とご発展を祈念申し上げます。

~感覚を味わう事が出来るこの時間が大好きでした。そして、可能性に満ちた身体への変化を有難うございました。~

田畑先生、全てのご縁に心より感謝御礼申し上げます。

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