ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2023年7月

心身に向き合っていきたいMさん

テンセグリティワークショップに参加され、ロルフィングにご興味を持たれたMさんのロルフィング体験記。ゆっくり間隔を空けながら、体験が身体に落とし込まれた後に言語化されたレポートです。これは、モニタープログラムではなく、自主的にご報告頂いた内容です。

セッション1

< 感想 >
はじめてのロルフィングは、とても自然にリラックスして臨めました。
森林浴のあとのような癒しを感じながら、帰路につきました。

身体に感じる変化を眺めているうちに、
自分の身体をひとつの空間のように感じ始めました。
田畑さんが少し触れただけで、安心感が広がっていき、
身体が無理なくバランスをとっていくように感じました。
些細な違和感が生まれたり、無くなって行ったりするのを眺めながら、
不思議と静かになっていく感覚が瞑想のようでもありました。

空間的なイメージを感じたのには、
自分でも共鳴テンセグリティのモデリングを組み立てたり、
日常で触れていることが影響しているような気がします。

家でくつろぐときの体勢にも変化があり、
自分で自分の身体を楽に支える体勢を見つけやすくなっているような気がします。

セッション中に感じた静けさが、心にも心地よく、
当時の静かな時間や場所をまるごと思い出すような感じがあります。
セッション後は、とにかく静けさの中にいました。
その静けさが、いま自分がいちばん欲していたもののようにも思われました。
色々と、頭の中でごちゃごちゃと考えて心にプレッシャーをかけてしまうことがあるのですが、
心をかき混ぜることなく、そのままを静かに眺めていく時間を以前より持てている気がします。
自分の身体が、心にとってどんな居場所でいられるか、心にとって居心地よくさせてあげられるか、
そんなふうに身体から自分をサポートしてあげたい気持ちが生まれてます。
すこし、アクティブになってる自分がいますし、身体のことを静かに感じようとしている自分が常にいるようです。

いまは、そんな感じです。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(2/8)

2回目:2023.6.23 金

・前回のセッション後の変化

・前回のセッション後に、ずっと捨てられなかった前の職場の書類を捨てることができました。今思えば、なぜ持っていたのか、とてもふしぎです。

・もう何年もずっと持っていて使えなかった商品券を、やっと使うことができました。

・カーテンやインナーなど、古くなっていたものを、少しずつ買い換えることができるようになりました。

 ・セッション中に感じたこと

はじめに田畑さんに、右足裏の痛みはほぼなくなったものの、最近、右足の裏になぜか力が入ってしまうことをお伝えしました。立っているときも気がつくと右足裏にぎゅっと力を込めてしまっていました。

今回は横向きから始まり、違和感のない位置からワークを始めていただきました。

ふしぎだったのが、田畑さんが違和感のない位置から見守っているだけで、少しずつ私のお腹(骨盤)のあたりの空間がぐっぐっと広がっていったことです。はじめは単に私の姿勢が後ろに倒れていっているだけかとも思いましたが、ふしぎとお腹の前面の空間だけが少しずつ開いていくことに気がつきました。

また、セッションが始まってから、右足裏にじんわりとした温かさを感じ、その温かさが足を通じて身体を巡っていくように感じました。

途中で時折田畑さんが足などにワークをするときもありましたが、ほとんどそっと手を置くような、繊細で注意深いワークでした。

今回も早起きをしてきたので、セッションでは眠ってしまうだろうかと思っていましたが、ふしぎと落ち着いているのに眠くはならず、田畑さんの感覚の問いかけに答えながらセッションを受けることができました。すぐに言葉にできないときもありましたが、いま感じていることをお伝えすることで、またセッションが深まるような感じで、ちょうど即興のジャズセッションのような感じでとてもよかったです。

セッションの中ごろに、足や上半身の深いところでの緊張がふっと解けて、セッション台に体をゆだね、お腹に深く息が入った瞬間がありました。身体が心を開いてくれたような感じで、深い安心を感じました。

また、セッション直後は、視界がひらけたような感覚がありました。

セッション後に見せていただいた写真も、胸やお腹が伸びやかになっていました。

・セッション後に感じたこと

セッション当日の夜、何気なく右足裏を触ったらいつもより柔らかくなっていることにきづきました。その日はたくさん歩いたので、足の裏も普通なら固くなっているのですが、思いのほか柔らかくなっていて驚きました。

セッション後はじめての出勤日に、またのら猫が撫でてほしいと近寄ってきました。

身体的にも感情面でも、ずっと滞っていたことが、再度流れ出すような変化がありました。

きのうは夢で、花火大会の夢を見ました。きれいな花火がたくさん夜空に咲いていました。

右足裏の痛みは、最近自分がお仕事のことばかり考えていて、自分が本当に好きなこと、絵を描いていなかったことも、どこか関係しているように感じました。

身体が導く流れに心を委ねていきたいです。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(1/8)

これまで、関西方面から通って頂いた方が、Rolf Movement®8回シリーズを開始しました。 Basic Rolfing10シリーズとAdvanced 5シリーズも終了されています。

1回目:2023.5.19 金

・セッション中に感じたこと

これまで田畑さんのロルフィング10コースと、ロルフィングアドバンストの5回コースを受けてきて、これからどう生きようか迷っていたこともあり、ロルフムーブメント8回コースのモニターを受けることにしました。

現在の職場はとても穏やかで、ふしぎとタイミングが合うことが多く、身体も違和感を感じません。

田畑さんのムーブメントのセッションを申し込んでから、職場の同じ担当の方が異動されることがわかり、すでに変化が始まっていることを感じました。

セッションの二、三日目前から、右足裏(親指と人差し指の間)がなぜか痛くなり、歩くたびに痛みを感じていました。痛みのことはセッション前に田畑さんにもお伝えしました。

今回は仰向けで右足から始まり、田畑さんからは、足の指を少し動かしてみる感じでと言われ、とてもはっとしました。足の指を意識して動かしてみたら、身体が目覚めたように感じました。

セッションが始まる前は、肩に力が入ってなかなか抜けませんでしたが、足のワークが進むと、次第に肩に温かさと柔らかさを感じ、力が抜けて自然な感じになりました。体全体がまるくつながったように感じました。また、胸が開き、台の上に身体が落ち着くような感覚も生まれました。

セッション後の振り返りの際に、田畑さんから胸の空間が広がった瞬間があったと伺い、このときのことだったのかなと思いました。セッション後に見せていただいた写真でも、胸の空間が広がり、いきいきとしていました。

今回はセッションルームに共鳴テンセグリティモデルがあったためか、セッションが始まって間もなく、(自分の身体の状態として)いくつかの異なる波形が動くイメージが浮かびました。セッション終盤では、その波形がうねうねした曲線から、同心円状に広がる形に変化したように感じました。

また、右足裏の痛みも、ほぼなくなっていることに気づきました。

・セッション後に感じたこと

セッション当日の夜は、右足裏の痛みがぶり返してきて、なぜなんだろうと落ち込みも感じました。その後も痛みは時折出てきながら薄まっていきました。一週間が過ぎたいまは、痛みはほぼなくなりました。

セッション後初めての勤務日に、いつもはあまり寄ってこない野良猫が、また寄ってきました。

セッション前は、自分の中に生まれてくる感情を否定して疲れていましたが、セッション後はあまり否定しなくなりました。(今までずっと画家になりたいという感情を否定して生きてきました。)

うまく言えないのですが、セッション後は、ものごとの流れがすっとした感じになったように感じます。

またしばらく身体の声を聴いていきたいと思います。

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén