ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2019年4月

指圧師の方 Rolfing10シリーズ終了後のAdvancedシリーズ

10シリーズ後に、3回の印象的な体験を経て、さらに次のステップに進みたいというご要望により、CS60を多用したAdvanced5シリーズを提供しました。

Advanced 1/5

うつ伏せからスタート
左肩下に小さなクッションを入れて顔左向き。右肩と首の付け根のところが詰まった感じの辛さを感じる。右ふくらはぎから施術開始。
脊柱の右側際が緩んでいくのを感じる。その後、みぞおちの辺りから身体の中心が3次元の動きで細かく動き出し、小さい単位での各パーツそれぞれがより良いポジションを模索して動いているような感じになる。
右側へのアプローチが終わる頃には、首の付け根の詰まった感はなく、ほぼ同じ姿勢のはずなのに、首を含めてとても楽な姿勢で寝られている。
仰向けでのアプローチを経て、座位になると、下半身と上半身が繋がっている実感がしっかり持てるようになっている。とくに右半身は強く連動を感じる。
翌日
身体の中のセンサー感度が良くなった実感がある。自分のとる姿勢に対して無理があるものかどうか感じやすくなった。
6日後
アドバンス1回目当日に少し気になっていた首や胸のつまり感は改善された状態継続。セルフケアにも身体の反応がよい状態継続。

Advanced 2/5

歩行
右半身はスッキリしていて流れもよい感じだけど、歩くと少しつっぱっている感じ。左半身は感覚が少しぼんやりしている感じ。
施術
横臥
左側を上にした横向き。
下腿外側へのアプローチは、CS60が触れているのはわかっているが、感覚が少し鈍い感じ。ポイントが大腿部に移ってくると、胸椎の1か所に刺激を感じるようになる。響いてはいるが、背中が面として一体化して反応しない感じ。下腿と大腿部への刺激を受けているうちに、少しずつ背中が動き出し、背中のポイントが気にならなくなってくる。同時に仙腸関節が動こうとして制限を受けている感覚になり、尾骨周囲も何となく疼くような感じになる。
ここで歩行してみると、左足の裏の動きに自由度が出て、母指球もしっかり着地している。左の内転筋もちゃんと働いている感覚がある。
右下肢へのアプローチは、左下肢の後ということもあるのか、刺激を直接受けている感覚が最初から感じられる。同時に、左へのアプローチのときに感じた背中のポイントに少し痛みを感じる。けれど、左の内転筋、右臀部・右股関節に施術を受けているうちに背中の痛みは無くなる。
歩行すると、左右の感覚の違いに上手く身体が対応できていない感じで、少し歩行がぎこちない。
仰臥
下腿前面、膝への施術。
膝関節周囲を叩く刺激では、叩く場所によって、股関節や踵まで、骨を通してクリアに響く。
座位
下半身と上半身が繋がっている感覚がしっかりあるだけでなく、左右がそろってる気持ちよさを感じる。
歩行
しっかり安定した下肢の上に股関節が綺麗にはまり、上体がふんわり乗っている感じがする。股関節、膝、足首などが左右が違和感なく動くので、とても気持ちが良い。下半身がバランスよく、力強く感じられて安定してるので、肩、首、腰周りとも、とてもリラックスしていて気持ちがよい。
翌日
首は軽く、すっと上に伸びている。肩は肩甲骨を動かすとゴリゴリと周りの人が振り向くような音がするが、違和感やコリは感じない。身体全体でみると、気持ちよく地に足は着いているが、上半身がフワッとして重心が浮いているような、何となく落ち着かない感じがする。
2~5日後
首・肩、調子良い状態継続。
身体の調子も良いが、上半身と下半身の感覚が差がある。頭も含めて上半身の活動が活発で、何となく落ち着かない感じが続いている。
5日め夕方~
下半身がしっかりしてきて、落ち着いてくる。
今回も、今までとはまた異なる不思議な感覚でした。上半身全体を器として、何かが対流しているような感じで動きを感じる分、身体全体とすると落ち着かないような…….。

Advanced 3/5

フワッとした感じは落ち着いてきている状態
仰臥
右膝を立てた状態からスタート
大腿部の後面外側、鼠径部、下腹部右、腹部…….と右半身を頭に向かってアプローチが進む。実感できる細かい身体の反応は少ないが縦方向への身体の伸びを感じる。
左半身は、首のときに他の部位とは異なる軽い痛みのようなものを感じる。
座位になるときや歩行など、動くと、先週との身体の違いの大きさに驚く。
先週は、仰臥から座位になるときに、下半身に引き付けられるように上半身が起き上がる感じで繋がりが強く感じられた。歩行では、大腿部の力強さが印象的でそこを安定した基点にして股関節が乗り、ふんわり上半身が骨盤に乗っている感覚だった。当然、肩・首はとてもリラックスした状態でポジションに乗っている。とても気持ち良くて、幸せな感覚が得られた。が、翌日気分が仕事モードになると、何となく落ち着かない感覚に受け取れるようになる。頭も働き、体調も良いが何故か上半身にばかり勢いよく気が流れているような、変な感覚であった。
今回は、座位になるときに上半身と下半身の力強い連動は実感がないが、歩行時には、骨盤からずっしりと地面に力強く根を下ろしているような、地面をしっかり押し返して進む感覚がある。
着地の左右のバランスは先週から継続して気持ち良い。
翌日
下肢の感覚がしっかりしていて、ふわりと浮いた感じは全くない。反面、階段の登りは少し足取りを重く感じる。
1週間
足取りの重さなどは慣れたのか、気にならなくなっている。
1日2度便通があるなど経験がないことなので、下痢気味なのかと思ってたが、施術後、とても便通の調子が良いことに気づく。食事の刺激で日に2度もしっかり便通がある日も何度かある。
10日過ぎて…….
驚く程の便通の良さは落ち着いてきているが、胃腸の調子は良い状態継続中。
右足小指球の魚の目のようなものが、最近の1ヶ月くらいで硬さを増してきていて、ここ数日は靴での歩行時に痛みを感じる。

Advanced 4/5

当日

朝 靴を履いて歩く時に、小指の付け根に出来ている魚の目の痛みをはっきり感じて、歩き方を意識せざるを得ない感じ。
首・肩は気にならない。

歩行
靴を脱いでいると、魚の目の痛みはほとんど気にならない

仰臥
右腰・右肩の下にクッションを入れ、左に少し身体が向く。右膝屈曲位で施術開始。
右足の足背部に軽く刺激。
左下肢と右上半身をつなぐ対角線のラインが伸びていく感覚がある。
そこから手に刺激のポイントが移る。
右中指から手背部に繋がるラインは、CS60で今まで感じなかった刺激を感じる。我慢できないような痛みではないが、感じる刺激の種類が違う。ピンポイントで何かピンと張ったスジにCS60が直接刺激をしているような尖った刺激に感じられる。それと同時に、それまでは1本の軸を持った反応(その軸が縦に伸びる感じだったり、軸が回旋する感じだったり)だったのが、細かく多様に反応し始める。腰椎の下部の椎骨単独で小さく調整をしながら回旋するように感じられた。同時に腹部の奥もそれに連動して動くように感じられる。次に頚椎が縦方向に伸びる感じがある。腰椎の下部と頚椎が右手中指の繋がりに施術を受けている間中反応している感覚だった。そして、頚椎のつまり感が取れた。
歩行をすると、右半身がスッキリして安定し、とても気持ちが良い。むしろ、右半身がしっかりし過ぎて左半身が右半身に振り回されている感覚。

左半身の施術では、左肩と仙骨周囲の反応が強く感じられた。左肩が付け根に強く収縮してきて細かく調整をして戻ると緩んでいる感じだった。右の仙腸関節が反応しそうに疼いている感じが長く続いたため、終了時点で疼きが少し残っていた。

座位になると、骨盤周囲の違和感は全く感じなかった。

歩行
不思議なくらい、左右の骨盤の感覚が違う。左がコンパクトに締まっている感じで、右は一回り位左より骨盤が大きいように感じられた。膨張しているような感じでもあった。
左右の足の着地の仕方も大きく異なっている。

先生が腹部と背部から挟むようにアプローチすると、右下肢が自然に小さく内旋した。その状態で、歩くと、骨盤の左右差を感じなくなり、足の着地も違和感なくなる。

首腰はとてもスッキリしている。
肩甲骨が肋骨から肋骨から浮いて感じられ、今までより背骨寄りに位置しているように感じる。その分、肩がストンと落ちて自由度が増している感覚がある。

2~3日後
鎖骨がとても気持ち良く肩先に伸びている感覚がある。

4~5日後
久しぶりに熱が上がり、ゾクゾクとした寒気と足元のふらつきがある。かえってそんな体調の時ほど、以前と比べて、身体がしっかりとしたことがよくわかる。熱に身体が負けないで対応している感じがする。
体調の回復も早い。

1週間後
身体全体の繋がりを感じやすく思える。

左足の小指の付け根の痛み、歩行時もほとんど気にならない。

12日後
床に座っていた姿勢から、立って歩行したときに、骨盤・股関節が気持ちよく静かに収まった感覚がある(とくに右)。骨盤が締まったようにも感じられる。その後は、歩行時に股関節周りが気持ち良く、足裏の着地の感覚も変わる。

13日後
右足首、屈曲・伸展のときの軸が変化していることに気づく。中心を摩擦なく可動する感じ。

身体の左右のバランスも良く、動いていて気持ち良い。歩行の着地も今までとは違う感覚。左右のバランス良く、接地面も安定して感じられる。

Advanced 5/5

当日の感覚
歩いていて、右踵の中心がしっかり地面に着いて気持ち良い。
首の付け根の左骨際が少し気になる。施術
左膝下へのアプローチで、施術開始まもなくから、乳頭ラインより1列上の高さあたりの右肋間に痛みが出る。痛み方が変化するものの、なかなか弱まらず、不思議な感じがする。施術が進み、右下肢、右腹部への施術になるころに痛みが弱まる。右足背部の幼児期の火傷の跡のところではっきりと刺激の感度が変わり、後頭骨が上方に伸びる。前回の右手中指同様、施術の刺激の感じ方が、古いケガ跡だけ明らかに今までとは異なっている。左恥骨際にアプローチがあると、脊柱左際から違和感のある首の付け根のポイントまで繋がり、筋肉が脊柱際から離れる方向に動きを感じる。小学生のときに並行棒上で片足を踏み外して恥骨を強打したときの映像が鮮やかに思い浮かぶ。左恥骨へのダイレクトなアプローチは、首の付け根左にピンポイントに響く。周囲を含めた左恥骨へのアプローチは接触部位にピリッとした痛みがあるが、同様に首の付け根左周囲を中心に左肩や脊柱もそれぞれ意思を持って調整しているかのように動き出し、恥骨の施術による刺激の感覚が弱まるのと比例して、首の動きも良いポジションを見つけて収束していく。
骨盤内をアプローチしてもらうと、さらに恥骨周囲が調整されように感じられた。
施術最終盤になるころ、左足背部の薬指の延長線上にピンポイントに疼きのような、陥没しているような感覚がある。左足薬指が歩行時たまに感覚無くなるのはそのせいだ!と確信に近いものを感じる。座位になり、先生に依頼し、そこをCS60で施術してもらう。直接的な強い刺激を感じる。家具の角などに小指側のつま先を何度かぶつけたことがあるがそのためか…….。
座位になると、気持ち良く胸郭が上に引き上がっている感じがする。
終了後
頸の違和感なく、全身まとまり良くとても心地よい。


最終回である本日は、自分の身体の怪我の歴史を振り返っているようだった。今は痛みも感じず忘れていた古いケガの瘢痕が、このシリーズを経て、浮き上がってきていたかのようだった。それらの部位は、他の部位と明らかに異なって鋭く強い刺激に感じられた。それに伴って、身体のどこかが大きく反応し、自ら調整的に動き出して収束していくように感じられた。当日夜
乳頭の高さくらいの脊柱に違和感を感じる。自然に調整的に動いて収束したときにほんのちょっと微妙にズレて締まってしまったような感じ。翌朝
脊柱のピンポイントの違和感は継続。そこ以外は、全身とても調子良く、歩行の着地もしっかし設置していて気持ち良い。四日後
脊柱の違和感は気にならなくなっている。
前日、久しぶりに正座をする機会があったためか、右脚膝裏に違和感がある。不意に古い記憶が蘇る。幼児期から何度か不意に右膝が屈曲したままロックしたように伸展できなくなったことがあったが、少し時間が経って伸展できるようになった後の感じと似ている。これが、アドバンス4回目5回目で感じた、古い瘢痕を遡って改善されていく過程の最後のパーツなのかな……と感じる。
2~3日で気にならなくなる。10日後
アドバンスの4回目と5回目の施術の間に、右足首の関節の軸が整った実感があったが、さらにしっくりきている。踵骨が気持ち良く立ち上がってる。
施術直後よりもさらに、下半身からの繋がりがしっかり強く感じられる。立位で何かを行うときのスタンスも変化している。

シリーズを終えて

身体は、アドバンス開始時と比べても、さらに身体の末端までしっかり機能してくれている感覚があります。
首は付け根も含めて、詰まり感はなく首周りもスッキリしています。
今後の変化も楽しみながら味わっていきたいと思っています。
”自分の身体”という相棒が、何年間もずっと、とても頼りなく感じられていました。それが、先生の施術をきっかけに、思いも寄らないくらい頼もしい相棒に変化していくので、新たな発見も含めて、ワクワクとして楽しい日々でした。
本当にありがとうございました。
お世話になりました。

指圧師の方 続報

ロルフィング基本シリーズを受けていくなかで、新しいバージョンの身体を手に入れたように感じていましたが、セッション最終日から約1ヶ月の間に、さらに3回ほど大きな変化を実感しました。
1回めは最終日から4日後。
人とのコミュニケーションが前よりも楽になった実感が。初めての環境でも、”場”に対する変な緊張感が無くなっている自分を俯瞰でみて新鮮でした。同時に、人と相対したときに、フィルターを介してやり取りしているような感覚になる時がよくあったのに、直接ストレートにやり取りをしている心地良さを感じられるようになりました。
2回めは、19日後の田畑先生のライブ会場。人口密度が少し高めで、パーソナルスペースが曖昧な空間。今までならば、いろいろな目に見えない軽微な刺激に、無防備な状態で晒されているような感覚でした。けれど当日適当な場所に席を見つけて座り、落ち着いて会場を見回していると、不意に、小さく自分を取り囲むスノードームのような空間を感じました。守られている!と感じられる壁。広くはないのに閉塞感のない安心できる空間。この感じなら、どんな場所でも大丈夫!、そう思えてとても嬉しくなりました。
3回めは、ライブの翌日仕事中の出来事でした。急に、個々の細胞レベルでエネルギーがアップしたような感じで、身体の急なギアチェンジに自分でも戸惑いを感じるほどでした。
最後のセッションからほぼ4ヶ月経つ今も、身体全体の調子の良さは継続しています。身体のセンサーのようなものは、一時ほどクリアでなく少しぼやけてきているように感じています。
前回のセッションによる身体の変化も落ち着いたように感じるため、以前から考えていた次のステップをお願いすることにしました。

CS60xRolfing10シリーズのモニター

生後すぐに腹部の手術を受けた方へのRolfing10シリーズで、全編CS60でワークしました。発達段階の初期に大きな医療処置を受けるとその影響は大きい可能性があります。影響とはつまり、身体に感覚を向け細かくそれを感じにくくなることです。

7回目のセッションまでほとんど、身体の変化を自覚できない状態だったようですが、そういうケースも珍しくありません。身体感覚を自覚するには、地道に身体の変化を捉えようとする、その人にとっては新しい試みエネルギーを使う時間が必要です。私田畑も過去ロルフィングを最初に受けた時には、自分が今どう感じているのか?全くわからず、感覚ではなく思考や過去の経験からのコメントしかでて来なかった経験があります。当時フェルトセンスを感じそれを言語化する作業が当時の自分にはチャレンジすぎる内容だったのです。それでも様々な体験を経て、今では細かく身体で起こっていることを捉えられるようになりました。ですから、どの段階からスタートしたとしても、その方が身体感覚を取り戻す可能性は常にあると信じられます。

ただ、以下の動画に示されるように、身体はセッション後、そこから次のセッション前まで、そして次のセッションというように刻々と変化を続けています。変化を自覚することと実際に変化していないことはイコールではなく、ある閾値を超える必要があるようです。

ご本人も最終セッションの感想で、”私がグラウンディングできるようになったのは、1回目から8回目のセッションが土台にあったからこそたどり着けたのかなと思っています。“と仰っています。

Aさんの10回シリーズの動画

1回目

私が田畑さんのセッションを受けてみようと思ったのは、「人生を創る」よしもとばなな✖️ウィリアム・レーネン著を読んだのがきっかけです。所々に田畑さんのことが書かれていて、「ヒロは、『ソウル・ヒーリング』と呼ばれるヒーリングを行う人です」p110との記述が最も私の心に響きました。

セッション当日、ドキドキしながら指定された場所に向かいました。始まる前もほとんどセッションに関する説明はなく、セッション中も終了してからも、田畑さんの口から多くの言葉は聞かれませんでした。
終了後2-3の質問を田畑さんにして、特に大きな変化も感じないまま、私はお部屋を後にしました。

私は「自分を愛すること」、「愛する」という言葉が大げさであれば、「自分のことを無条件に好きでいること」が大切だと頭では理解していても、なかなか実際には難しいと常々感じています。例えば、頑張っている私なら好きでいられるけれども、サボっている私では好きになれない、と言ったような。
セッションの次の日、ダラっとしていた時に、私の気持ちがあまり焦っていないことにふと気付きました。いつもなら、「こんなことしている時間は無駄だから、前に進まなくちゃ」と焦るのです。劇的に何かが変化したわけではないのですが、なんとなく私の気持ちがほわっとした気がしています。それがセッションを受けたからなのかどうかはよくわからないのですが、今後の2回目、3回目を楽しみにしたいと思っています。

2回目

1回目と内容的には大きな変化はなく、セッションは淡々と行われました。セッション中時々、田畑さんから、自分がどんな風に感じているのかを尋ねられるのですが、精神的にも身体的にも敏感とは言えない私は「ん・・・」となってしまいます。

「身体の、何かを感じるセンサーが敏感になるのではないか?」私が田畑さんのセッションを受けようと思った理由の一つです。敏感ではない身体が急に敏感になるのは難しいのかもしれません。3回目以降に期待したいと思います。

背筋について、少し伸びた気がしています。半年ほど前、子どもに「お母さん、猫背になってるよ」と指摘されたことがあり気になっていました。このまま胸の開きを維持していけるのか、自分のことを観察していきたいと思います。

3回目

セッション中やセッション後には、大きな変化や何か感じたこと等がなかったので、1週間経過観察をしてみました。残念ながら特に言葉にできるようなことはありませんでした。私は身体的に敏感とは言えないので、その辺りはもちろん関係していると思います。

10回コースなので、これから少しでも変化を感じられたら嬉しいと思います。

4回目

セッションの始めと終わりに、「どんな感じですか?」と聞かれます。田畑さんのセッションを受けてみようと思ったきっかけの一つが、「自分の感じていることを少しでもわかるようになりたい」という願いでした。
4回目のセッションでも、自分の体がどう変化したのか、どんな風に感じているのかはわかりませんでした。
ただ、すぐには変化を感じられないこともあると田畑さんから伺ったので、このまま続けてみようと思います。

5回目

5回目のセッションでも、特に変化はありませんでした。毎回、セッションが始まる前と終了時に写真を撮影し、画像を見ながらその変化の説明を受けます。田畑さんはマウスを使って、「このお腹のところに厚みが出た」とか「この胸のあたりが開いた」など、具体的に話をしてくださいますが、私にはその違いが理解できません。何度も何度も同じことを聞くのも申し訳ないので、そのまま帰ってしまっていたのですが、次回から後半に入っていくので、理解できるまで聞いてみようと思います。

6回目

10回コースの後半に入りました。相変わらずセッション前とセッション後で大きく違いを感じることはありません。もしかしてほんの少し足の付け根辺りの動きが良くなったかな?と思いましたが、次のセッションまでの期間に観察してみるも変化なしでした。
ただ、セッション後に「10回コースでは何か感じるのは難しいかも。でも、半年後か2年後かはわからないけど、(セッションによる)変化は感じられるので」と言う田畑さんのお話を聞いて、そう言うものなのかなぁと次回以降に期待することにしました。

7回目

7回目のセッションでした。やはりセッション前と後の変化が感じられず、焦りを覚え始めました。
セッション後に見せていただく、セッション前と後の比較画像では、説明を受ければ、あぁこの辺りが変化したのかな?と思えなくもないので、後3回のセッションで確固たる変化に出会いたいと思います。

8回目

8回目のセッションは、おへそから足の付け根あたりの範囲に重きを置かれて行われました。いつものようにセッション前に写真を撮影し、お部屋の中を歩きました。セッションが終わった後、ベッドの上に一度腰を下ろし「どんな感じ」なのかを確かめます。今まではその時に何も感じられなかったのですが、今回は下腹部あたりが重たくどっしりしたように感じました。実際歩いてみてもその重みは変わらずそこにありました。
田畑さんに尋ねると、赤ちゃんの時に脱腸で手術したことが関係しているとのこと。成長期にそのようなことがあると身体に大きく影響するそうです。
私は50数年間生きてきて、初めて「脱腸」の影響を知り、そのこと意外で驚いたのですが、確かに赤ちゃんの時に手術をすると言うことは身体に何がしかの副作用を及ぼすだろうなと。今までどうして気づかなかったんだろうと、逆にそう思うところがありました。次回が楽しみです。

9回目

9回目のセッションは、足の裏を中心に行われました。セッション前はいつもと変わらず、特に歩く動作も手を挙げる動作も不自由はありませんでした。
セッション後、お部屋の中を歩いてみると足の裏が床にべたっとついている感覚がありました。更にもう少し歩くと、上半身(特に肩や二の腕辺り)がアニメのシュレックになったような…、ズッシリと重く太くなったように感じられました。とても不思議な感覚でした。
田畑さんによると、私の場合、生まれてすぐの手術の時に、足の裏から採血されたと思われ、その影響でグラウンディングされにくくなっていた、とのこと。そのお話を聞いて非常に驚きました。
2年前、緑豊かな環境の中でグラウンディングをすると言うイベント(6回コース)に参加したのですが、上手くグラウンディングができなかったからです。
私自身はエネルギーの流れからグラウンディングできているか否かを感じられるということはないのですが。実感覚として、足が地についている感覚がセッション後10日経過しても失われていません。その実感覚があることによって、グラウンディングが出来ている(エネルギーレベルではグラウンディングできているのか否かわからないとしても)と自分が信じられることは素晴らしいことだと思います。

10回目

10回目のセッションは、全身の細かな(?)調整のようで、私自身は大きな変化は感じられませんでした。
1回目から7回目までは実感できるものがなく、8回目で下腹部のあたりの重さ、9回目で足裏が地についた感じ、そして最終セッション。
9回目のセッション終了後、グラウンディングが出来ている感覚が現在もあります。1回目から7回目のセッションでは、実感できるものはなかったと書きましたが、私がグラウンディングできるようになったのは、1回目から8回目のセッションが土台にあったからこそたどり着けたのかなと思っています。
自分の身体感覚を大切にしてこなかった故に、小さな変化に気づけない自分を発見しました。地に足をつけて、自分を大切にして前進していきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

3.11の震災後体調を崩された方

震災後、突発性難聴、耳鳴りにお悩みの方のセッションの感想です。

上京された際に、ご住所の地名をいうと、「大丈夫なの?」と言われたり、「その地名を聞くとゾッとする。」と言われたりすることがあって、以前は気軽に東京に来ていたが、今ではとても億劫になったと仰っていました。そのような無神経で失礼なことをいう人間がいること自体ゾッとしますが、心ない言葉が、ご本人の聴覚に影響を与えないはずはないのです。

セッションの意図は、彼女を取り巻く環境が過去いろんなことがあったにせよ、今は安全だということを少しでも実感し思い出してもらうサポートが必要とかんがえました。

1回目

お陰さまで体を動かすのが楽になり、
体調が良くなり体力が少しずつ戻ってきたようです。
睡眠の質も良くなった感じがします。

空間認識のお話をさせて頂きましたが、
10年以上前にロルフィングを受けた時も空間認識が変わり、感動しましたが、
今回は更に深まりを感じました。
雨にぬれたけやきの樹がとても美しく
目には見えませんが、
大地に深く根をはびこらせて
生きていると、想像している自分が
不思議で、素敵な体験でした。

近くの物を見る時の空間認識にも
変化があり、野菜の皮を剥いている時に
鼻先を通して見ていて、あまり首を
下げていないようです。

視野が上下左右に拡がったようです。

それから、巻き肩で鏡にうつすと
手の甲が見えていたのが親指が見える
ようになり、胸が開いて肩甲骨が下がり
座る、立つ、歩くが楽になりました。
寝ると背中の接地面積が拡がり
ゆっくり休息できる感じが継続中です。

日課のテレビ体操をしますと、
背骨に柔軟性がでたのがよくわかります。

家事に没頭してると悪い癖で動いてしまい、
首、肩が苦しくなりますが、
今のところは良い状態にどれるようです。

耳は二日位は楽でしたが、
戻ってしまったようです。

耳鳴り等の改善の可能性はいかがでしょうか。

今の状態をご報告させて頂きました。

素晴らしいセッションを
本当にありがとうございました。
感謝いたします。

2回目

先日のセッション後も空間認識は
良い変化が続いております。
目線が高くなったようですし、
視野が拡がり目が楽に感じます。
新たにピアノ曲をCDで聴いてますと
音に奥行きを感じて深みのある
演奏を楽しむことができております。
知覚の変化は日常を楽しませて
くれますね。感謝しております。

ただ季節の変わり目で
軽い目眩とか体調をくずしがちですが、
体力が少しずつ戻ってきているようです。

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