ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: パンデミックストレス

Onlineワークショップの感想

2021年1月22日(土)に初のZoomによるオンラインで休息のためのワークショップを開催しました。空間身体学的共鳴を用いて、イールドを促すという内容で、離れた距離からでもインターネットを介して、受け手の身体に必要な変化とプロセスが引き出せることを確認しました。 原理的にはできるはずと思っていたので、個人セッションでの経験も蓄積したので今回思い切って開催してみました。

休息のためのワークショップ

大阪在住のMさんの体験:

初めてのワークショップ、Zoomにうまく入ることができなくて、田畑さんの説明の途中から参加、となった。

‐ 畳に身体を横たえていると、すぐに背中側の腰のあたりがスーっとしてきて実体がなくなる感じがやってきた。部屋の空気がとても軽く感じられ、空間がどんどんと広がっていく。その広さを体感するかのように、両手を思いっ切り突き上げては横にひろげる、という動きを繰り返す。身体上部に広がる空間をしっかりと確認しているような感じ。同時に、腹側のウエストあたりにも背中側腰あたりと同様の感覚がやってきて、腰回りがとても軽い。そして腹に思いっきり呼気を吸い込む行為を何度か繰り返す。胴回りのどっしりとした安定感。

‐ この、スーっとした感じ、去年田畑さんが能楽師安田登さんとのコラボイベントで、カメラに背中を向けて琵琶奏者の塩高さんにワーク中、見ている自分の前面がスーっとしてきたときの、あの感じと一緒だ、と思いつつ身体を横たえていた。ただその濃さが今回は3倍増し位に感じられた。

‐ 田畑さんの「こちらが位置を変えると身体の感覚が変わる感じを…」というお話が聞こえてくると、身体はパソコンのある方向にぐっと引き寄せられる。それ以後、音声は途切れ、最後までなにも聞こえなかった。

‐ その後、上半身を起こすと、胴回りがとても軽い。手をあげゆらゆらさせたり、身体をねじったりしながら、空間の広がりを楽しんでいる体感。部屋の中の空気には結構強いゆらぎがあって、風が渡っているような感覚。風神雷神図の風神が浮かんできて、自分は風神になって空間を自由に渡り歩いている。開放感に満ち溢れていて、しばらくしたら、このまま立ち上がって部屋の中を飛び跳ねるのではないか、という感覚まであった。

‐ 気が付くと、部屋の空気は穏やかに落ち着いていて、私は正座をしたままじっとしている。時折、うつ伏せになって腹を支えにして平泳ぎの足をしてみたり、身体を丸めてひたすら一つのまとまりになろうとしたり、顎を引いて前転をしようと試みたりするが、基本は正座のまま。どのくらい時間がたったのか、「もう終わりにしてもよいな…」という気持ちがわいてきたが、穏やかな空気はそのままずっと流れていたし、正座を続けたままでいた。

‐ すると、いきなり左腕を強く振り出したとおもったら、左側頭部のあたりの頭蓋骨がギギっと音をたてて動く。その音と動いた感じの強さに、うっ、大丈夫かな、と思っていると、ほどなく左腰がぐにゃぐにゃっと緩み、緊張がとけていく、という動きに繋がった。

‐ なんだかそのままじっとしておいたほうが良い気がして正座のままでいたら、部屋の空気感が変わってきたので、立ち上がってパソコン画面をのぞいてみると、Zoomが閉じていて、ワークショップはすでに終了していることを知った。

‐「あ、終わってたんだ…」と思うと同時に、なぜだか腹の底から元気が湧き出してきた。そして唐突に「わんぱく小僧」という単語が頭に浮かんできた。エネルギーの塊のような体感があって、「いっぱい食べておっきくなるぞ~」という思いが浮かび上がってきて、ちょっとあっけにとられた。

‐ 翌日は、動きのあった頭蓋骨のあたりが重苦しかったので静かにしていた。翌々日、外に出てみると、空間の広がり、物の立体感が増していて、自分がとても安心して穏やかな気持ちでそこに存在している、という感じを抱いた。日中もなんだか眠い感じが続いている。

新潟のKさんの感想:

1つ目のワークでは、最初に骨盤に違和感があり、ギシギシしていたのですが、そのうちに八の字を描くようにスムーズに動き出しその後に、両肩も同様にギシギシしていたのですが、緩やかに動きだし、顔の筋肉が面白いぐらいに動いたり、後頭部と床の設置面が変化していきました。
2つ目のワークは、上記の通り、迷いながら頭の中で考えてしまったところもあったので、体や心に目を向けることが疎かになってしまったのですが、就寝時に体の自動調整が1つ目のワーク同様に骨盤から頭頂まで進んでいきました。
遠隔のセッションは初めてだったのですが、田畑先生の位置で明らかに体の反応が違うことを体験し、上記のように体の自動調整も下から上に順に上がっていく、エネルギーの循環が生じていく、そんなプロセスを体感しました。

沖縄の方との遠隔セッション

先週行った遠隔セッションのご感想を頂きました。

視界がクリアになったことにまず驚きました。気分がモヤモヤしているという自覚はありませんでしたが、視覚がぼんやりとしているだけでも実はフィーリングにも影響しているものなのだな・・と、肉体からのアプローチの面白さに度肝を抜かれました。フィーリングがいかに曖昧なものか、ということもまた理解しました。

癖としてフィーリング重視してしまうことによって「自粛」というキーワード(言葉)からジワジワ侵食されていたのかも知れません。肉体は実は動きたかったのですね・・と自分と会話しました。
遠隔セッション受けてみよう!と思い立った時の自分はきっと肉体の意識が先行していたと今思い返しています。

セッション後、やりたいこと・話をしてみたいことに躊躇なく行動にうつすことができるようになりました。また「間違っていたらどうしよう・・」と不安になることがなくなりました。体験の喜びを肉体が知り、安心したからかな?と思っています。

面白く、そして実際に活力がわいてくるセッションをありがとうございました!

Zoom遠隔セッション

カウンセリングをされている方への遠隔セッション。AirPodを装着して、ヨガマットに横になった状態でセッションさせて頂きました。

セッション後3週間後に頂いた感想

田畑さんからのセッションからの変化が起きています。今気が付いていることを簡単に書かせていただきます。

まず、体はヨガをやっていても、セッション前の体のこわばりやぎこちなさが消え、柔軟性を感じられるようになりました。この体の楽さはセッション後から起きています。

すると、何か、心のゆとりも生まれてきてます。人間関係でも、変化が生まれてきたり、人との距離、何かいい間わいのようなものが存在するのを感じて、行動や言葉、人への苦手意識が軽減されているように思います。自分の内側のあり方の変化を感じます。

また、外に意識が向かっていくよりも自分の内にむかうことでエネルギーが自分自身に戻っているのを感じます。外に向かいすぎたなぁと思った時は自分でコントロールして内に向かうように心がけるようになりました。

田畑さんの投稿されていた内容でも、ネガティブな情報などを取り入れすぎて目の疲れや、パソコンからの熱が体が放出しきれず、体の異変が起きているというような内容も目にしました。
それが原因かはわからなかったのですが、そういったコントロールをすることで体のほてりも少しはセッション後も少しあるのですが、減ってきています。

何を取り入れて何を取り入れないなど、自分で選択することを意識的にすることで、以前よりもゆったりとした毎日をすごているように思います。

それから、現象として、自分がやろうと考えていると、他の人も同じことをやろうとしていたことを知ったり、同じことを考えている人が現れたり、ある情報を得たときに、それに関する情報がどんどん入ってきたり。いろいろ、シンクロが起きています。

噂をすれば、ということがありますが、今は自粛で人に会う機会が減っているのですが、何かについて話をしていたら、それが、ものであったり、情報として現れることがあります。

また、以前からやろうと思っていたことを改めて始めたり、しばらく保留していたことをまた再開しようという意欲も生まれてきました。

Zoomセッション直後の感想

私が学んだ心理療法では触運動覚はうまく言葉に表現できなかったり、表現するにも時間がかかると言われています。

それくらい、感覚に意識が向いていたのかと思います。田畑さんにどうですかと言われても、何か見えそうでまだ見えていない、少し振り返りたいという気持ちでした。

昨晩から、いろいろと自分の体に起きていたことを振り返ってみました。すると統合という言葉が出てきました。

私はロルフィングなどの田畑さんのやられているボディワークに関してほとんど、無知ですが、変な先入観を作らないためにも何も考えないでそのときに委ねてみようと思いセッションを受けました。

セッションが始まると、まさに今ここのゲシュタルト療法のようなことが行われているそんな印象でした。私自身もジャッジしないで、あるがままに出てきたものを表現してみました。

今起きている体の様子をただ、観察し、感じて、私の中にある表現方法で田畑さんにお伝えしたのですが、自分でも何がどう、体とつながっているかはわからないです。出てきたイメージをつじつまが合うとか、そんなことも考えず、出てきたままを表現しました。私もそんなんですから、きっと田畑さんもよくわからない状態だったと思います。

例えば山と大地があって、そこには川が流れていて、というようなものでした。そのときは意味がないと頭では思っていても、体には必要な情報だったのかもしれないと思いました。

田畑さんに主訴を軽くお話しするときに、問題ばかり探してと話をしていました。それはロルフィングを受けてから、家の近くの自分の体のメンテナンスを興味で始めたら、どんどん、問題が出てきて、そこから離れられないような状況になっていたということでした。田畑さんのところでロルフィングを受けた時は自分の体の力をもう少し信じられていたのに、今は何か不安がついている。また、あのときに感じた自分の中にある力を信じたい、そして、思い出したいということで田畑さんにロルフィングのセッションを申し込みました。

それから、意味のないような情報があるものにこだわっていたり、気になってそこからなかなか離れられないことから距離をおく、それがフラットという言葉で表現されていました。

今思えば、心も体からもニュートラルになるということだったのかもしれないと思います。

体の声を自分で聴くことができるように誘導してくださっていたように私は勝手に解釈しております。体の声と向き合うのに寄り添って、つないでいただいていただいている、そんな印象です。

心の点で振り返ると、ここしばらくの自分は小さなことにこだわったり、それを問題としてみたりして、あまりに敏感にいろいろなことに反応している自分に気づいていました。そして、外に意識が向きすぎていることで、自分自身から離れることになっていたんだと。体が最初だったのか心が最初だったのかはわからないのですが、いずれにしても心と同じことが体に起こっていたんだということ、そして、改めて心と体は一体だということに気づいたのです。

最近、それはエゴからくるものだ、そして、そのエゴは怖れからくるものだということにある学びで気づかされたことで心の部分ではわかっているつもりでしたが、体もそれを理解しているところまでいってなかったのだと思います。そこで、何か体の不調という形でまだ残っていたのだと思います。気づきなさいって体がいろんなところからサインを送っていたのかもしれません。

体の何かバランスの悪さ、凸凹感を感じていたのはそれは自分の心のありようでもあったのではないかと思います。

そんな気づきを含め、田畑さんのセッションは心と体のこういった気づきを統合していただいた気がします。

田畑さんのセッションは介入しすぎない間、距離感があって、その空間の中で自由に泳がせてもらえる、それは、田畑さんがジャッジされないという安心感、そして相手の力を信じてくださっている信頼感だと思っています。

施術者が不安だとその間、空間を埋めないとということで相手の空間を侵入し、自由に選択できるスペースを狭めてしまうこともあるでしょうから。
また、私は田畑さんのガイドで何をされているのかはわからないですが、その中で自分の中にあるリソースを体に思い出させてくださったとも思います。

セッションの間、あ、これ、瞑想の後に感じていた感覚だ、ヨガのあのポーズで感じていた感覚だ、自分のパワーになる心地よい感覚を思い起こし、それを存分楽しませていただいて、それが体に栄養を与え、ないと思っていた力を、ないと思っていただけで、あったんだよと思い出させてもらったとも思います。

どうでしたかとセッション後質問されたときは言葉にならなかったのですが、後から、振り返りそんなことを思いました。

昨晩は手と足の熱を感じましたが、前ほどの熱さではなく、また、いつもより、ぐっすり眠れました。

昨日から体は、心地よく、何か忘れてしまっていた感覚なのか、それを引き戻してもらえたのか、また新しいものなのかそんな気持ちです。
そして、自分の力にも信頼しようという気持ちにしてもらいました。

また、これからの変化が楽しみです。ありがとうございました。

Zoom遠隔セッション(化学療法中)

乳癌除去後、セッション1回目まで化学療法中で療養されている方のレポートです。

Zoomセッション3回目

田畑さんのzoomセッションに。

今日はヨガマットに横になってやりました。
位置決めでは横になった時に落ち着く場所を探すよう言われて、何となくいつもひとりでゴロゴロする時に好んでる位置に寝転がってみました。「どんな感じがしますか?」と尋ねられて「肩甲骨周りに緊張を感じます」と答えたら「頭を逆方向にしてみたらどうですか?」とアドバイスされてそうしてみたら肩甲骨周りに暖かい感じが出てきました。そこからまた田畑さんのアドバイスで角度を少し変えて、より肩甲骨がふんわり床について暖かく感じる位置からスタート。

寝た感じと立ってる時とで感覚が全然違うので、これはいちいち寝転がって確かめないと私にはわからないみたい。

感覚を向ける場所やイメージを誘導して頂きあれこれしているうちに少しずつ呼吸が落ち着いてきました。呼吸が私の意識のコントロールから離れていって、鳩尾らへんがぐーっと床に引き込まれるような重たい呼吸になったり、軽くなってお腹の方に息が入るようになったり。徐々に息が長くなっていったり。

今回は落ち着きを失ってた割にすっと身体に入ってゆけてリラックスできたのだけれど、リラックスしすぎて細かい記憶があんまりない💦

なので印象深かくて覚えている感覚だけ。

・股関節辺りが明るくなるような、広がりが出てくるような感覚について、田畑さんが「ではその感覚を加速してみてください」とおっしゃったので、「朝、窓をぐっと開いて外の空気を吸いながら伸びをする」感覚を股関節に持ってみました。自分で書いていても変な感覚なのだけれど、何故かそれがスッとできて「不思議な感覚だなあ」と思っていたら「そうそう、その感じです」と言われたのですが、田畑さんにはどんな風に見えているのだろう…(しかもオンラインで)。不思議。

・呼吸が深く長くなってきて落ち着いてきたときに「頭を左右に向けてみてその時の感覚を感じてみてください」と言われてやってみたら、肩幅が凄く狭くなって少し窮屈な感じがしました。何をしたのか思い出せないのだけれど、田畑さんのアドバイス通りにしてみたら腕が耳くらいの背骨(第1頸椎?)のところから生えてるような感覚がした。「人」みたいな形ににょろんと。凄く奇妙な感覚でした。首の位置を変えて身体を感じてみるようアドバイスを受けてそうしてみたら「鎖骨の合わせ目あたりからが腕」みたいな感覚に変化。田畑さんが「背骨と腕のまとまりの感じですか?」とおっしゃっていて、たしかにそうだし、そういうのを今まで感じた事がなかったのかもしれない。

・自宅だからというのもあるのだと思うけど、セッション中ふっと部屋の気配が懐かしい感じ、子供の頃みたいな感じがする時がありました。セッション終わりにまた鳩尾が床にぐっと引き込まれるような深くて重たい呼吸に切り替わりそうな気配があって「起き上がらなくていいので、このまま切りますね」と田畑さんがzoom切ってセッション終えました。

そのまま横になって呼吸に任せていたら、ふと泣いてる子供みたいなイメージがでてきた。泣いてる時の胸の痛みの感覚も。シンクロして一緒に泣けるほど距離は近くないし、どうすればいいのかよくわからないなあと思って眺めていたのだけれど、ふと朝寝ぼけながら読んだ記事(田畑さんがシェアされていた、吉本ばななさんのホ・オポノポノとかウニヒピリとかに関するもの)で、自分の中の小さな子供に「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と言うといいって書いてあったのを思い出して、よく意味は分かんなかったけどとりあえず言ってみるか〜と思ってその子に「ありがとう」「ごめんなさい」と言ってみた(後半2つは覚えてなかったし、何に対する言葉なんだろうとは思ったけど)。それに対して特にリアクションはなく呼吸が軽くなってきて子供のイメージは消えたけど、四つの言葉が何に対してなのか気になったので本を読んでみよう。

セッション後は背中の空間が出てきて鳩尾が軽くなりました。胃腸も少し元気が出てきたみたい。今回のzoomセッションはかなり対面セッションに近いような感じがしました。色々と興味深かった〜!

Zoom セッション 2回目

田畑さんのzoomセッションに。

セッションルームで受けるのも楽しいけど、やっぱりオンラインだと全く別物としての面白さがあります。

今日の調子として、鳩尾のつかえと右目の痙攣とイライラどんよりした気分をお伝えしてスタート。

まずは田畑さんに手伝っていただきながら、椅子に座ってのポジション探し。座り方によって鳩尾のつかえが少し楽になることを見つけてから、楽な身体の向きを探しました。

後ろを向くと圧迫感があり、左右に向きすぎると鳩尾の重さがシャープに、痛みに近い感じに感じられました。まずは少しだけ右を向いた位置で様子を見ました。身体の中心の軸が通る感覚が出てきた。

今度は少し左を向いてみました。右と比べて中心の軸ではなくて周りにふわんと広がっていくような感じ。

どっちも悪くはない気がするとお伝えしたら「どっちで進めてみたいですか?」と尋ねられたので「馴染みがある感覚は左で、割と新しいのが右です」という事で、新しい感じの方で進めてみることにしました。

やや右でしばらく待つと下から上に向かう軸の流れとともに鳩尾以外の上半身の力が抜けて、身体の内側のスペースが出てきた感じ。でもまだ鳩尾の重さがある。

次に田畑さんの提案で立ってみたら、座っている時よりも頭上の空間や地面を感じ取りやすくていい感じでした。身体の向きも、やや左寄りの後ろ向きの時に空間が軽くなる感覚があって、しばらくその向きで様子を見てみました。施術台でyield受けてる時と同じくらいの感じでお腹がポカポカ暖かくなってきて、自分の中でいつもこの暖かさと横たえた身体が施術台にぺたんとくっついていく感覚がセットになっていたので「コレ立っててもなるんだ…」と面白かった。

田畑さんに「私は身体の共鳴としてお腹と腿の前側を感じますが、どうですか?」と尋ねられ、「お腹はポカポカするけど、前腿はわかりません」とお答えしたら「では、前腿が感じ取れるくらいの小さな動きで足踏みしてみてください」と言われました。

やってみたら足の裏が暖かくなってきました。猫が前足で毛布とか踏み踏みしてるみたいな感じだなあ…と思いながら踏み踏みしてたら、踏み込む感じが強くなってきて、饂飩の生地を足で踏んで捏ねてるみたいな感覚になってきた。これは…!超楽しい!しかも、踏み込む足と連動して肩甲骨あたりが動いている感じ。身体に纏まりが出てきて、捏ねてる私と捏ねられてる私が一体化してるみたいな…これはまさにパントマイム😆

ノリノリで捏ねていたら、腕が置いてきぼりになっているのが気になってきました。肩が前に入って繋がりが途切れ、二の腕近辺がめっちゃ違和感。

「手が動きたがっている動きを探してみたらどうですか」と提案して頂いて探してみて、手首くらいのとこを参加させてみたけれどイマイチ。

次に「肘を使ってみたら」と提案して頂いてそのようにしてみたら、かなりいい感じになりました。首も動き出した感じ。でもまだ途切れがちなインターネットみたい。特に「捏ねるぞ」という意識が強くなると、身体の中に滞り?力み?ポイントが出てきて、流れを妨げてギクシャクしてくる感じ。そうなってくるとイメージを見失い、連動も途切れてしまう。自分が何してるのか分からなくなってきて、動きの目的とか正解とかを問いたくなってくる。でも今私うどん捏ねるパントマイムしてる訳じゃないし、そこを問うのも違う気がする。けど「問わないぞ!」っていうとこに意識やりすぎると「正解を問わないという形の正解を追求する」という謎ループに入りそうで、このややこしい感じちょっと笑えるなあと思いました。

更に掌の感覚を使ってみる事を提案していただいてやってみたら、非常に良い感じになりました。足の裏で踏み込む感覚が地面から押し上げられる感覚になり、手で飴細工の飴を上下に引っ張り伸ばすような感覚とリンクして軸を中心に引き上げるような感覚が出てきた。

気がついたら鳩尾も目も気にならなくなり、意識もクリアになりました。視界が左右に広く、背中側の空間が広くなって壁までの距離感が出てきた感じ。

今回も子供がちょいちょい乱入してきたのですが、何で末っ子は若尾さんのセッションの時には乱入してこないのに田畑さんのセッションの時だけ乱入してくるのだろうか。

色々と面白かったです!
整った身体に助けて貰って、今週末の最後の投薬を乗り切ろう。

Zoomセッション1回目

田畑さんのzoomセッションへ。

オンラインでどうやるんだろう?と興味津々だったのですが、感覚やイメージ、意識の向け方などを指示してもらいつつ画面で身体の変化を観てもらい、行き先を誘導してもらう感じでした。タッチがない分自分でやる事が多く、対面のセッションと比べると変化がゆっくりだったり地味だったりはするけれど、その分自分の意識と身体との連動が見つけやすいなと思いました。対面よりも稽古っぽいところが面白かった。しかし、情報量が多すぎて覚え切れずちょっと順番が曖昧…。誘導と変化との組み合わせがもしかしたら違うとこがあるかも😅

まず身体が緩む向き、位置を田畑さんに手伝って貰いながら探して、そこに留まり身体を見る。昨晩お腹が痛くて夜中に目が覚めてしまい、今朝もお腹が重痛くて呼吸がしづらい。加えて、静寂はあるけど何となくどんよりしてる。

空間の広がりに意識を向けていると少し呼吸が入りやすくなったり、身体に緊張がある場所に気づいてそこを抜いたり。

私の中では空間の広がりに意識を向ける感覚=静寂に意識向ける感覚なような気がするんだけど、広がりを強めようとすると身体が緊張してるような気がしました。

田畑さんに質問してみたら「少し広がりをコンパクトにしてみたら」と提案してくださったのでそのようにしてみました。少し背中が丸くなって椅子の座面に身体を預け易くなった感じ。肩の前側の力も抜けた。視界が左右に広がった感じ。田畑さんから目を閉じて、耳で聴くようにして左右のスペースを感じてみるように言われてそうしてみました。そこでまた少し呼吸の入り方が変化して、胃、それから腸が動き始めたような感覚がありました。

そこから、お腹の痛みの感覚がどんな感じ(色とか、形とか、質感とか)かを質問され、その逆のイメージを感じてみるように言われました。「灰色で、球体もしくは卵型で、密度の濃いガスみたいなもの」がお腹に入っている感じ。それが食道伝って頭の方まで来ていて、それがどんより感に繋がっているような…。真逆のイメージと言われてちょっと困ったのだけれど、田畑さんに相談して「白くて、球体の表面から外向きに発散していて、薄い」でトライしてみました。

しばらくそれをしていると、胸に呼吸が入るようになってきて、ボワンとしていた痛みが、密度が濃くなってコンパクトになった。どこが痛むのかわかりやすくなった。イメージする前より表面で上の方だなあと思いました。食道から頭に繋がっていたラインは鎖骨の合わせ目くらいのところで外に抜けていくような感じ。

途中何度か末っ子が乱入してきたのもあってこの辺から記憶があんまりない。身体の変化から言うとお腹がだいぶ楽になり、呼吸や声も深くなったり、頭の側面と目の奥が緩んだ感じ。

外の空間や静寂に意識向けるときにやりすぎない方がいい(自分が楽で快適な範囲でやる方が緩む)というのは目から鱗だったし、その他にも身体の共鳴と肚の感覚を使って遊ぶためのヒントとか、座禅の時の感覚についてとか、色々と感覚で遊ぶためのヒントを頂いたりして楽しかったです。

逆ベクトルの方向性があると身体が安定するというお話は、思い起こせばJIDAIさんに習っていたパントマイムの中に沢山あって、モノを押すときには必ずモノに押される力が働くのとか、カウンターなんとか(テクニック名。忘れた)とか、そういう相反する力を同時に作るからモノの重さや質感を身ひとつで見せられるんだよなあと思ってセッション後にエア船漕ぎやエア粘土こねをしてみました。逆ベクトルという目線で動くとまたいつもと違う感じで面白いな。

オンラインでも感覚についての発見ができるし、身体を整える事もできるのがわかってとても有意義でした。楽しかった〜!

遠隔CSセッション forパンデミックストレス

GW後半の2日間に、遠隔セッションを実施しました。

方法:前半は、イールドの身体的共鳴、後半にCS60を用いてのワークで、言語的なやり取りはなく、セッション中は受け手の方にくつろいだ状態で受けて頂きました。

以下、クライアントの方からのご感想です。

ケースA :9年前にRolfing seriesに終了

ありがとうございました。最初手と膝、それからひざ下に、ちわんちわんと血行がよくなる感じがあり、首などの凝ったところが動くような感じがして、最後は地面からエネルギーがものすごくゆっくり力強く上がってくる感じがしました。」

昨夜は直ぐに寝付き、朝まで気持ちよく熟睡しました。
起きたとき身体が軽く、目の疲れがとれた気がします。
ありがとうございました。

ケースB:

ありがとうございました!
初めての遠隔で…正直よくわかっていなかったのですが

最初手足がビリビリしました。最後、身体が左右にグラングランと揺れる感覚がありました。
私の気のせいかもしれませんが…身体に意識をむけることができ、ゆっくり過ごせました。ありがとうございます
。」

翌日)「おはようございます。昨日はありがとうございました。
死んだようにぐっすりと眠ってしまいました。
身体がすっきりしています。

ケースC:Rolfing series終了、現在化学療法終了後、療養中

前日の晩、腹痛で目が覚めて吐き下してしまい、当日もお腹が痛くて昼過ぎまで断続的に眠っていた感じで体調が良くありませんでした。

友人にメールを打っていたら部屋の雰囲気がフッと変わった感じがして、時計見たら予定時刻の3分前だったので横になってのんびりしていたら田畑さんからのスタートのお知らせがきました。

右足がぞわぞわする感じが何回かあって、肩甲骨周りが暖かくなってきて緩む感覚、それから右前腕(多分曲池というツボらへん)に軽い鈍痛を感じました。セッションルームでCS60を当てて頂いた時にたまに感じたことがあるような感覚です。

鳩尾の奥が床方向に沈んでいくような呼吸が出てきて、少しうとうとしていたようです。目が覚めて、おへそ周りをギューっと押されるような感覚と腸が動き始めた感覚がしてすぐ田畑さんから終了メールを頂きましたが、気持ちよかったのでそのまままた眠ってしまいました。

目が覚めてからは、身体が暖かくなって背中に呼吸が入りやすくなった感じがしています。お腹もスペースが出てきて少し楽になりました。

ありがとうございました。

翌日)「だいぶ助かっています

😌

副作用もありますが、思いの外長い自粛生活で心身共にバランス保つのがなかなか難しいので、メンテナンス兼WS的な感じでありがたいです。

またよろしくお願いします。

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