ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: セッション10 Page 1 of 2

心身に向き合っていきたいMさん(10/10)

*****<今回のセッションでのこと>*****

はじめ、足の裏からピクピクして、じんじんあたたまるように感じました。
だんだん楽にする感覚が身体全体に広がって、後頭部を伸ばすように委ねるのを思い出し、呼吸がおながにおさまると、手のひらがじんわりしてきました。
力を抜きながら、脚にしっかりとした軸が入っていて固定されているような感覚でした。

呼吸と身体が平坦になるイメージに落ち着いたあと、肋骨あたりに触れられると、自分が保ちたいと思うタッチとの距離感がうまれ、
それに合わせて呼吸をしていると胸から頭側があたたかくなりました。
おへそのほうに触れられると、そっとした感触が背中側までまっすぐ伝わっていき、息を吸うと弧を描くように下腹に移動して、呼吸に合わせて感触が行ったり来たりしました。
平坦だったイメージから、胴体を中心にメリハリが生まれる感じがしました。

この日は花粉の影響なのか、目と鼻の奥が腫れぼったく頭痛もありました。
頭や肩首まわりを伸ばしていただいているうちからすっきりしていき、ありがたかったです。
数日経過しても目の充血感や鼻の腫れぼったい感じがなく、頭も軽く快適です。

セッション中、自分から身体を楽にすることを感じてバランスをとるようなときがあって、
あえて言うと「いまの身体、いまやろうとしていることを理解する」ような感じでした。
これまでのセッションで体感したものや思い出したり内観する時間が自分の身に成りはじめている気がしました。
田畑さんと一緒に身体の声を聴いているような感覚でした。
10シリーズをはじめたころは、緊張からなのか、とてもくすぐったいときがあったのですが、今ではそういうこともなくずっとリラックスようになりました。
ベッドが変わったのかと思うほど、身体にしっくり感じたことをお話ししたときに
「委ねかたが、よりうまくいくようになったのでは」というような感じのお返事をいただき、なるほどと思いました。
身体を起こしてすぐに軽さがあって、関節から手脚がぶら下がっているリラックス感、肩まわりの軽さ、身体全体にサラッとした心地よさがありました。
帰りの身支度をしている時から、なんだか「ようし、やるぞー」という気持ちが湧いてきました。
10シリーズをすべて体験して一区切りの気持ちがあるのか、はじめましての挨拶をしてわくわくしているような心地です。

*****<10シリーズでの体感と共鳴テンセグリティが重なったイメージ>*****

梶川泰司先生の共鳴テンセグリティワークショップをきっかけにロルフィングを知りました。
個人的なイメージではありますが、ときどき共鳴テンセグリティのモデル製作時の体感と重なって思い起こすことがありました。

セッション後、身体自身が身体を持ち上げるような軽やかさを感じ、「身体を支える」概念が経験を通して新しく変わりました。
身体の全部が繋がりあって自分を持ち上げるイメージと、共鳴テンセグリティモデルの張力材と圧縮材が繋がりあって自立する感覚が、似ていると感じます。

ロルフィングセッション中、触れられたり押されたり動かしたりしたとき、身体のネットワークを感じることがあります。
ひとつの箇所から全体が繋がりあってバランスが生まれているように思え、このイメージも震える共鳴テンセグリティモデルと重なる体感的なものがあります。

以上のようなイメージに合わせて、普段の身体の動かしかたにも変化が生まれています。
局部的に力や負荷がかかり「このまま動かすと無理しそうだ」と察して、負担を逃す動きと力の入れかたに切り替えるようになりました。
以前よりも身体を全体として捉える見方が身につき、柔軟に扱えるようになりました。
これは身体以外にも精神的な視点や物事の捉え方にも影響しているだろうと思います。
視点がより柔軟になり、全体的に眺めるような感覚が広まりました。
今のわたし自身の感じ方の傾向も働いていると思いますが、先入観よりも何が起こるか決めつけずにありのままに任せるようなスタンスと
自分自身の中にある自然の存在を感じる感覚があり、それもロルフィングと共鳴テンセグリティを繋ぐイメージとして持っています。
ロルフィングをはじめてから、この点での精神と身体のバランスがうまくいき始めているように思います。

*****<10シリーズの日々での全体的なこと>*****

10シリーズを開始して、いろんな変化や心地を見つけることができ、おもしろい日々です。
レポートを書かいて言語化することも、セッションの一部としてとても大切なものでした。
ロルフィング経験以前では、情報や常識みたいなものを頼って、自分の心身のために「こうした方がいい」と思うこと漠然と手探りしていたように思います。
情報や方法が間違っているということではなく、それ以前に自分にとってどんなことをしたらいいのかを知る術がわからないままでした。
ロルフィングを経験して、それを知る機会に巡り会えたと思います。
頭をからっぽにして、自分自身で体感して、内側の声を聴いて。気付きの日々が新しいものに変わりました。

もしかしたら日常でいろんな情報や空気に触れていくうちに、いつのまにか自分の感覚だけれはいられない気持ちが増えていき、
気づかないうちに自分にプレッシャーをかけているのかもしれません。
セッションの後は、自分の中でいつのまにか凝り固まったものが、ふっと無くなって、リセットさせてくれる心地も感じました。

セッションを重ねていくうちに、「思い出す とはどういうちからがあるのだろう、どんな役割をするのだろう」と考えるようになりました。
心のこと、身体のこと、感覚と意識のこと、いろんな思い出しかたとその力がさまざまにあると感じます。
セッションでのことを思い出す時間は、セッション後も身体続けている何かを見つけるような感じでもあり、セッションの感覚を再生するような感じでもありました。
レポートを書き終わると、身体が整ってスッキリすることがほぼ毎回起こりました。
思い出して向き合っていくことで、体験が自分の身になっていくようでした。

自分の中に見つけた静かな場所のようなものだったり、ごちゃごちゃしていたものがすっきりして明瞭さを感じるような余白の存在感だったり、
セッション中に繰り返し感じられた安心感だったり、自分の中に流れる心地いいものや冷静なものをとても感じられるようになったと思います。
このことが、この先のことをわくわく感じさせてくれます。気楽さのようなものが生まれたのかなと思います。
この気楽さは、柔軟さとか受け入れる力とか、やわらかくて風通しのいいものをもたらしてくれる気がします。
なんと言いますか、身体とは前向きなものなのだなと感じます。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 10/10)

記事待ち

Activeで多忙なAさん(10/10)

Session 10

・10回目のセッション中に感じたこと

10回目ともなると、条件反射なのか、施術台に横になると勝手にリラックスして

眠くなり、不覚にもほとんど意識がなく覚えていないが、

うっすら覚醒している意識の中、時間があっという間に過ぎた。

・10回目のセッション直後

ヤジロベえみたいなのが体の中にあるような感じがする。セッション後すぐに歩いた瞬間、図のようなヤジロベエの画像が頭の中に浮かんだ。 重心もしくは支店みたいなのがへその奥にあり。そこを起点に足を動かして歩いているイメージがした。

・全てのセッションを終えて

毎回緩やかに、だけど確実に体のさまざまな悩みが改善されていくのを実感した。

私の場合、ロルフィングに通う前から

毎日のストレッチや足ツボおし、首やデコルテのマッサージを習慣化していたので

通い始めた直後から

ストレッチ時の股関節、首や肩周り、腰周りの柔軟が上がった、腰を捻るポーズではいつも”コキ”となっていた骨音がしなくなった。

足ツボを押しても痛くなくなった、足の土踏まずにあったコリがなくなった、足踏まずを意識できるようになった

首やデコルテのマッサージ時にいつも痛みを感じていたが、痛みを感じなくなった。

などと、なかなか分かりにくいような変化にもたくさん気づくことができた。

通い始めてしばらくは不眠症が辛かったけど、7、8回目のセッションくらいから不眠症も改善された。仕事が忙しかったことも不眠症の原因ではあったが、しっかり寝れるようになってからは寝起きに疲れがしっかり取れて、慢性疲労の寝起き感から解放されて、朝から気分がよく過ごせるようになった。

呼吸が浅いことが多かったが、1日を通して深い呼吸をしながら過ごしている実感がある。

呼吸の変化に関しては一回目のセッションの直後から大きな変化を感じ、それが継続されている。

いつも交感神経優勢なので、ゆっくりの呼吸で少しでも副交感神経がふえバランスが取れるといいなと思いました。

今まで通常のリラックスモードだと姿勢が悪く、背筋や肩が丸まっていて、良い姿勢を保つために無理やり肩を後ろにしたり、胸を張るために反り腰になっていたりしたが、今では心地よい姿勢をとると、それが自動的に体が積み上がった状態なので、リラックスモードで長時間良い姿勢を保てるようになった。

セッション後半くらいから気づいたのが、口の中で、下記の図のようにいつも舌が上顎についているのが定位置になっていて、無意識でも常に保っている。

ピラティスを週に1−2で続けているが、昔より明らかにレッスン後の筋肉痛が軽減されている。

ピラティスの際に、コアマッスルを意識して使いやすくなった。

3、4回目のセッションが終わる頃には、今住んでいる家の環境を無性に変えたくなった、引っ越しも考えたけど、結局引っ越しは断念して、大量の断捨離を行い、リビングのインテリアを入れ替え、ガラッと雰囲気を変更した。自分の中で良いと思っていたものが変わってしまった。

本当の自分の感情や声を敏感に感じれるようになってきたので、自分のものではない感情に(昔に刷り込まれた概念や教え、自分が勝手に作った限界やブロック)に気づけるようになった反面、それに対しての強い反発心を感じる、この部分については継続して進化して行きたい。

太極拳実践者 Uさん(10/10)

スネにゆるく圧力がかかると、
上体にも同じ圧力がかかる感じでした。
外側に開くように力がかかる時は、上体も外側に開き、足先に向けて力がかかる時は、状態も足先に向けて引っ張られる感じがありました。
だんだん体の輪郭が曖昧になって平べったい塊になってる気がしました。

膝の裏に触れてもらっていると、
膝の裏が体の中心になって、全身に呼吸が入り体が膨らむ感じがありました。
先生の手が離れた後も、その感覚が残り、
しばらく、膝で呼吸をしている感覚でした。

鳩尾あたりを押さえてもらっていると、
安定しました。ふわっと漂いそうなところを留めてもらっている感じでした。

喉を触れてもらった時に、息がしやすく、
どんどん空気が入ってきて、普段の呼吸の3倍ほどの容量の空気を吸える感じがありました。

施術後、歩くと、体の内側に円柱の水槽があって、そこを小さな泡がゆっくり動く気がしました。
からだが緩んで、気分もとても落ち着く感じがしました。

施術いただきありがとうございました。
今はまだ、意識できるところは少ないのですが、意識に上らない、各細胞が受け取った感覚がたくさん残っていることを信じて、これからの変化を楽しみにしていきます。

ありがとうございました。

登山愛好家のKさん(10/10)

Session 10

〈施術中〉

·前半、腕~手の動きが激しいし、謎の踊りみたいになってるし、笑いが止まらなくなる。それでも腕は動き続けるし、私の右手は派手なことが好きなのかもしれないと思った。あるいは、私を笑わせてくれたのかもしれない

·後半、骨折後ほとんど動かなくなってしまった左足親指の力を入れる動きに移る。両腕や右足が熱い視線で固唾を飲むように見守り応援している感じがした。力を入れると右足に痺れが出たり、手の指が突っ張ったりした。みんな、互いを見守り励ましながら活動してるんだなと思ったらちょっとウルッとした

·最後、小顔矯正みたいのをはじめた。結構痛かった。顔周りは自分で触るのと他人に触られるのと大きく感覚が違うかと思うが、自分の手なのに他人に触られているように感じた

·最後、ベットの上に座ったとき「はい、おしまい」という声が聞こえた

〈施術後〉約一週間の変化

·帰ってきた、という言葉が身体から何回も出てくる

·ソファに座っていると、左足指が勝手に動き、親指が動くようにリハビリをはじめる。左足指や甲が常に動いている。拇指球の横辺りに寝違えたような違和感が続く

·朝、二度寝から起きると目が周りグラグラして気持ち悪くなりしばらく横になる。数時間続く

·浮かび上がってきた感情がうまく開放できず苦しむ

·睡眠時間が長くなり、10時間くらい寝る

·新しい街用のリュックの背面の長さが長すぎたようで、腰のフォームが決まらず、左の尻の奥の何かがズレたような嫌な感覚になる。足が自らズレを直そうとしてくれているのがわかる。

·3時間半、獲得標高700程度のハイキングに出かける。ザックは6キロ前後、靴は軽登山靴で慣らし。靴を履いた際、左足のみ、ゴキュゴキュっときつく寄せられたようなちょっと嫌な感覚があった。

·約1ヶ月ぶりでありながら、息はそんなに苦しくない。スピードが出ないことから、使う部位が大きく変わったことが分かる。休憩無しで歩けるコースだが、疲れたため、2回休憩を取る。

·上りは、ふくらはぎを全く使った感じがしない。太ももの付け根を使った感覚がある。下りで2回ほど、右足だけ滑ったが、その際の左の支えがしっかりしていて、滑った際の動揺が全身には伝わらず、安心感があった。

·下山後、股関節前側に疲労と筋肉痛を感じる。

·下りは膝下の筋肉も使ったが、外側のくるぶしの直上に両足とも負荷を感じた。今までは、ヒラメしか使っていない感覚だったが、使用領域が変わっているし、広がっている

·竹馬感は下山時のほうが強く感じられた。以前と足を置く場所も必然的に変わっている

·一瞬、痛みが走ることがそこかしこにあったが抜けていく

·下山後から、昨日痛めた左の尻が痛くなる。丁度痛みの上に座ってしまう形になり、どんどん痛くなる。

·次の日の朝、股関節付け根が両サイドともに熱を持っている感覚。ただ、嫌な感覚ではなく、足は早く次の山に行きたいと言っている感覚がある。身体が、強くなっていくことを喜んでいるような興奮を感じる

·今までは、身体に鞭打って頭で身体を引っ張っていったが、これからは身体が率先してくれそうな感じがある

·左尻の違和感は残るが昨夜のような痛みではない。様子を見る。

·仕事の際、膝下の外側の筋肉を使って立っている感覚が出る。今までは、くるぶし上の筋肉が使えていない期間が長かったのかもしれない。

·仕事が続き、睡眠の質が下がった際、腰をはじめ、身体のあちこちに痛みがどんどん出てくる状態となった

·きちんとした睡眠が取れると、身体の回復が大きく進んだ。ほぼ、1日寝ていた日によって、腰の痛み含めた違和感が収まっていった

·多少、不調が出ても、とりあえず、身体にまかせて様子を見よう、という気持ちになれている

·蕁麻疹は相かわらず強めに出ている

·左足裏の違和感は地味に続く

心身に向き合っていきたいMさん

テンセグリティワークショップに参加され、ロルフィングにご興味を持たれたMさんのロルフィング体験記。ゆっくり間隔を空けながら、体験が身体に落とし込まれた後に言語化されたレポートです。これは、モニタープログラムではなく、自主的にご報告頂いた内容です。

セッション1

< 感想 >
はじめてのロルフィングは、とても自然にリラックスして臨めました。
森林浴のあとのような癒しを感じながら、帰路につきました。

身体に感じる変化を眺めているうちに、
自分の身体をひとつの空間のように感じ始めました。
田畑さんが少し触れただけで、安心感が広がっていき、
身体が無理なくバランスをとっていくように感じました。
些細な違和感が生まれたり、無くなって行ったりするのを眺めながら、
不思議と静かになっていく感覚が瞑想のようでもありました。

空間的なイメージを感じたのには、
自分でも共鳴テンセグリティのモデリングを組み立てたり、
日常で触れていることが影響しているような気がします。

家でくつろぐときの体勢にも変化があり、
自分で自分の身体を楽に支える体勢を見つけやすくなっているような気がします。

セッション中に感じた静けさが、心にも心地よく、
当時の静かな時間や場所をまるごと思い出すような感じがあります。
セッション後は、とにかく静けさの中にいました。
その静けさが、いま自分がいちばん欲していたもののようにも思われました。
色々と、頭の中でごちゃごちゃと考えて心にプレッシャーをかけてしまうことがあるのですが、
心をかき混ぜることなく、そのままを静かに眺めていく時間を以前より持てている気がします。
自分の身体が、心にとってどんな居場所でいられるか、心にとって居心地よくさせてあげられるか、
そんなふうに身体から自分をサポートしてあげたい気持ちが生まれてます。
すこし、アクティブになってる自分がいますし、身体のことを静かに感じようとしている自分が常にいるようです。

いまは、そんな感じです。

左下肢の骨折経験のある方の10シリーズ2時間コース(10/10)

〈施術中〉

・前半、腕~手の動きが激しいし、謎の踊りみたいになってるし、笑いが止まらなくなる。それでも腕は動き続けるし、私の右手は派手なことが好きなのかもしれないと思った。あるいは、私を笑わせてくれたのかもしれない

・後半、骨折後ほとんど動かなくなってしまった左足親指の力を入れる動きに移る。両腕や右足が熱い視線で固唾を飲むように見守り応援している感じがした。力を入れると右足に痺れが出たり、手の指が突っ張ったりした。みんな、互いを見守り励ましながら活動してるんだなと思ったらちょっとウルッとした

・最後、小顔矯正みたいのをはじめた。結構痛かった。顔周りは自分で触るのと他人に触られるのと大きく感覚が違うかと思うが、自分の手なのに他人に触られているように感じた

・最後、ベットの上に座ったとき「はい、おしまい」という声が聞こえた

〈施術後〉約一週間の変化

・帰ってきた、という言葉が身体から何回も出てくる

・ソファに座っていると、左足指が勝手に動き、親指が動くようにリハビリをはじめる。左足指や甲が常に動いている。拇指球の横辺りに寝違えたような違和感が続く

・朝、二度寝から起きると目が周りグラグラして気持ち悪くなりしばらく横になる。数時間続く

・浮かび上がってきた感情がうまく開放できず苦しむ

・睡眠時間が長くなり、10時間くらい寝る

・新しい街用のリュックの背面の長さが長すぎたようで、腰のフォームが決まらず、左の尻の奥の何かがズレたような嫌な感覚になる。足が自らズレを直そうとしてくれているのがわかる。

・3時間半、獲得標高700程度のハイキングに出かける。ザックは6キロ前後、靴は軽登山靴で慣らし。靴を履いた際、左足のみ、ゴキュゴキュっときつく寄せられたようなちょっと嫌な感覚があった。

・約1ヶ月ぶりでありながら、息はそんなに苦しくない。スピードが出ないことから、使う部位が大きく変わったことが分かる。休憩無しで歩けるコースだが、疲れたため、2回休憩を取る。

・上りは、ふくらはぎを全く使った感じがしない。太ももの付け根を使った感覚がある。下りで2回ほど、右足だけ滑ったが、その際の左の支えがしっかりしていて、滑った際の動揺が全身には伝わらず、安心感があった。

・下山後、股関節前側に疲労と筋肉痛を感じる。

・下りは膝下の筋肉も使ったが、外側のくるぶしの直上に両足とも負荷を感じた。今までは、ヒラメしか使っていない感覚だったが、使用領域が変わっているし、広がっている

・竹馬感は下山時のほうが強く感じられた。以前と足を置く場所も必然的に変わっている

・一瞬、痛みが走ることがそこかしこにあったが抜けていく

・下山後から、昨日痛めた左の尻が痛くなる。丁度痛みの上に座ってしまう形になり、どんどん痛くなる。

・次の日の朝、股関節付け根が両サイドともに熱を持っている感覚。ただ、嫌な感覚ではなく、足は早く次の山に行きたいと言っている感覚がある。身体が、強くなっていくことを喜んでいるような興奮を感じる

・今までは、身体に鞭打って頭で身体を引っ張っていったが、これからは身体が率先してくれそうな感じがある

・左尻の違和感は残るが昨夜のような痛みではない。様子を見る。

・仕事の際、膝下の外側の筋肉を使って立っている感覚が出る。今までは、くるぶし上の筋肉が使えていない期間が長かったのかもしれない。

・仕事が続き、睡眠の質が下がった際、腰をはじめ、身体のあちこちに痛みがどんどん出てくる状態となった

・きちんとした睡眠が取れると、身体の回復が大きく進んだ。ほぼ、1日寝ていた日によって、腰の痛み含めた違和感が収まっていった

・多少、不調が出ても、とりあえず、身体にまかせて様子を見よう、という気持ちになれている

・蕁麻疹は相かわらず強めに出ている

・左足裏の違和感は地味に続く

本当の自分の状態を感じとり、調整できるようになりたいSさんの10シリーズロルフィング(10/10)

10回目 2022/09/09

セッション中に感じたこと

  • ほとんど触れないのに身体の感覚が変化していくのが面白かった。
  • 台に接している後頭部と背中の上部が沈み込む感じが気持ち良く、重力の存在を感じた。
  • 頭頂部の辺りが涼しく感じたあと、頭の先から足先まですうっと通るように呼吸が出来るようになった。
  • セッション中ふと「結局すべて自分次第」という言葉が浮かんだ。
  • セッションの終わりに歩いているとき、後頭部と背中の広がりを感じた。

セッション後に感じたこと

  • 首、肩に力が入っていると気づいて、意識して力を抜くことが増えた。
  • 座った時、お腹の力が抜けて、骨盤が後ろに倒れていることに気づいて修正する傾向は続いている。
  • ジョギングの時、丹田のあたりに意識を置き(力を込め)、肩甲骨の間は楽にすると(力を抜くと)、気持ちよく、楽に走れる。
  • 首、肩のあたりのテンションと、反り腰、座った時の骨盤の倒れ具合は、まだ気になるところなので、引き続き、観察しようと思う。

モニタープログラムWさん 10/10

セッション10

セッションの始めは、身体が揺れる感じがしました。右足から全体へ、そして左足に。
自分に掛かる重力の意識や、ベッドと身体の設置面の意識がより繊細になりました。

空間の認識も上がりました。自分の左側や頭上には自然と注意が向きます。右側や足元は意識が下がり、違和感少なくなります。

セッションを受けると、腕や肩の凝りが消えます。偏りが抜け、厚みが増し、均等になる感じ。
日頃がいかに緊張しているかが分かります。

脳内では思考が出ますが、収まってきます。
瞑想のような感じ。意識・無意識レベルの懸念が出てくるので、セッション後はそれをメモして、消化するとスッキリします。

セッションでは安心感を感じました。
普段の生活でも安心することの意識が上がりました。
都内は視覚や聴覚的な刺激が強いので、移動中は眼鏡を外したり耳栓をしたりすると楽になります。
自分の反応を大切にすると、穏やかさ安心に繋がっていきます。

疲れ等でエネルギーが無いときは、ストレスに反応しやすく、判断力も低下します。
まずは、食事、睡眠、休息、風呂などが必要だと感じます。

今回のセッションと、全体を通しての感想になります。
身体レベルでは、身体の偏りや、空間認識、重力の意識が上がりました。
感情レベルでは、安心感、恐れの軽減、癒しなどを感じます。
知性では、自分や他者や世界への深い信頼や、重力を通して宇宙との繋がりを感じたり、他者との境界がより健全になったように思います。

舞台のセットや空間デザインを手がける方 10/10

【10回目レポート】

<ロルフィング10を受けての変化>
・歩き方が変わった!施術を受ける前は、歩くときに足の裏全体をペタンペタンとつけて歩いていたと思います。正しい歩き方だと、かかとから着地するとは知ってはいたものの、出来ませんでした。けれど、施術を受けて5回目頃からは自然とかかと着地で歩けるようになり、驚きました。以降、ずっとかかと着地で歩くことができています。

・姿勢が変わった!(身体に軸が通ってまっすぐになっている)歩いているときに特に感じるのですが、身体に芯が通ってまっすぐになっていることに驚きます。以前は猫背で前傾、腰が前に出ていて、、、という感じで、前後に凸凹に曲がっていたような気がするのですが、今はすごくまっすぐです。逆に以前を思い出して凸凹にしてみようとしても出来ず、うまく歩けません。思い立って、(モデルさんがやるように)頭の上に本を乗せて歩いてみましたが、安定していて落ちませんでした!!

・肩が下がった!もともと肩こりでいつも肩や肩甲骨が固まっている感じで、肩が上がっていて、鎖骨が外上がりの斜めでした。(意識をしてグッと下ろしても一瞬のことですぐ戻ってしまう)施術を受けて、鎖骨が水平になってきて、肩が自然におりてきました。(肩をこれ以上グッとおろそうとしても下がりません)肩の力が抜けているのを感じます。

・立ち方が変わった!立っているときに、自分の重心が真ん中にあるかを感じる(意識する)ようになりました。今は、足の裏全体で地面に接地している、と感じられます。フラフラしておらず、しっかり立っている自覚があります。

・呼吸が深くなった!もともと、呼吸が浅くて、体感では、胸の上の方までしか息は入っていない感覚が常でした。いつもハアハアと息をしていて深呼吸するのに力がいる状態でした。それが、初回でいきなり肺やお腹まで息が入るようになり、その後ずっと、通常の呼吸がお腹まで入っています。逆に、胸の上の方だけで息をしようとしても、どうやっていたのか思い出せません。これには本当に驚きました。とても呼吸が楽になり、呼吸するのが気持ちいいと感じるようになりました。

・肩こりになりにくくなり、なっても自然回復するようになった! 30年来のひどい肩こりに悩まされており、ロルフィングを受ける前は、2週間に1回の頻度で鍼灸院に通っていました。一度悪化してしまうととにかく鍼灸院にかかるほかありませんでした。ロルフィングを受けている約3ヶ月の間は鍼灸院に行くことはやめていたのですが、肩こりになりにくい気がしました。また、肩こりになることがあったとしても、数日経つうちに自然回復していくようになり、今まではあり得ないことだったのでとても驚きました。生涯、鍼灸院通いするしかないと思っていたのですが、身体が整うとそもそも肩こりしにくいだけでなく、自分で回復(治癒)することもできるのだと、身体が持つ力に気づかされました。

・あごを噛みしめる癖がなくなったもともと、無意識にあごに力を入れていて、エラの部分が硬く、話すときに首に筋が入っていました。施術後、現在は下顎の骨が上あごの骨に自然とぶら下がっている状態であごの力が抜けているようになりました。エラのはりや硬さもほとんどなくなり、首に筋も出なくなりました。施術では口の中にアプローチする回があって驚いたのですが、こういった変化もロルフィングのおかげかと思います。

・以前より「落ち着いている」「半年前に比べて、話し方、声が変わった」と周りの人に言われました。実際、自分の内面がこの半年で大きく変化しました。それは、思考と感情の仕組みについてなどを学んだり、自分の生き方について考える半年だったこともあり、ロルフィングだけの効果ではないとは思うのですが、ロルフィングを受けて身体が整ったことで思考や感情が変化してきた、という影響は絶対にあったと思います。自分を見つめたいこのタイミングでロルフィングを受けられたことに感謝です。

 <感想>
・ロルフィングというものがどういうものなのかをよく知らないまま、信頼できる方(北海道のSIプラクティショナー菊池由夏さん)に勧められるまま、田畑さんのところを訪ねました。菊池さんのHP http://www.rolf-rainbow.com/?fbclid=IwAR2HgthQC0ldjQzRvD5xy22qXaUmzYzrIXRDPEeROEfOvlVAtgzYn0EEYTw
「空間を使われるかた」とは聞いていたのですが、人と人、人と物との間には力(気?)が生まれること、それを緩ませていく(安心できる空間にしていくこと)から始まるセッションは、とても興味深かったです。本当にささやかにしか身体には触られないのに、なぜビフォーアフターが変化するのか、、、毎回、まるで魔法のようだと思いました。

・ロルフィングが、身体のこりや歪みを治療していく、というよりは、自分らしく生きるために一番自然な身体の状態を取り戻すためのものだと聞いて、本当にその説明がとてもしっくりきました。施術後は、身体に起こる変化に驚くと同時に、少しずつ「楽になる」と感じていました。

・身体と、感情や意識はつながっている、ということを聞いて、施術を受けているタイミングで「自分らしく生きる」ことに意識を向けて変化してきたことは、当然だったのだなと思います。

・施術後、特に自分では何も意識していないのに、日々、勝手に身体が変化していくのは不思議で、楽しかったです。10回を終えて、今後も、田畑さんの元に通うことは無くなっても、今後も身体は変化していくだろうと思います。より「自分を生きる」方向に変化していくだろうと、想像しています。(ということは、もうお会いすることがなくなってしまうのかもしれませんが。それはそれで少し寂しいですね。1年とか2年とか、もっと経ってからかもしれませんが、自分がふと「今またロルフィングを受けたい」と思う時がきたら、ぜひお願いします。

あらためて、田畑さんのロルフィングを受けられたことに、感謝です。本当にありがとうございました。
自分の身体の声を聞いて、より自分を生きていきたいと思います。

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