Session 10
〈施術中〉
·前半、腕~手の動きが激しいし、謎の踊りみたいになってるし、笑いが止まらなくなる。それでも腕は動き続けるし、私の右手は派手なことが好きなのかもしれないと思った。あるいは、私を笑わせてくれたのかもしれない
·後半、骨折後ほとんど動かなくなってしまった左足親指の力を入れる動きに移る。両腕や右足が熱い視線で固唾を飲むように見守り応援している感じがした。力を入れると右足に痺れが出たり、手の指が突っ張ったりした。みんな、互いを見守り励ましながら活動してるんだなと思ったらちょっとウルッとした
·最後、小顔矯正みたいのをはじめた。結構痛かった。顔周りは自分で触るのと他人に触られるのと大きく感覚が違うかと思うが、自分の手なのに他人に触られているように感じた
·最後、ベットの上に座ったとき「はい、おしまい」という声が聞こえた
〈施術後〉約一週間の変化
·帰ってきた、という言葉が身体から何回も出てくる
·ソファに座っていると、左足指が勝手に動き、親指が動くようにリハビリをはじめる。左足指や甲が常に動いている。拇指球の横辺りに寝違えたような違和感が続く
·朝、二度寝から起きると目が周りグラグラして気持ち悪くなりしばらく横になる。数時間続く
·浮かび上がってきた感情がうまく開放できず苦しむ
·睡眠時間が長くなり、10時間くらい寝る
·新しい街用のリュックの背面の長さが長すぎたようで、腰のフォームが決まらず、左の尻の奥の何かがズレたような嫌な感覚になる。足が自らズレを直そうとしてくれているのがわかる。
·3時間半、獲得標高700程度のハイキングに出かける。ザックは6キロ前後、靴は軽登山靴で慣らし。靴を履いた際、左足のみ、ゴキュゴキュっときつく寄せられたようなちょっと嫌な感覚があった。
·約1ヶ月ぶりでありながら、息はそんなに苦しくない。スピードが出ないことから、使う部位が大きく変わったことが分かる。休憩無しで歩けるコースだが、疲れたため、2回休憩を取る。
·上りは、ふくらはぎを全く使った感じがしない。太ももの付け根を使った感覚がある。下りで2回ほど、右足だけ滑ったが、その際の左の支えがしっかりしていて、滑った際の動揺が全身には伝わらず、安心感があった。
·下山後、股関節前側に疲労と筋肉痛を感じる。
·下りは膝下の筋肉も使ったが、外側のくるぶしの直上に両足とも負荷を感じた。今までは、ヒラメしか使っていない感覚だったが、使用領域が変わっているし、広がっている
·竹馬感は下山時のほうが強く感じられた。以前と足を置く場所も必然的に変わっている
·一瞬、痛みが走ることがそこかしこにあったが抜けていく
·下山後から、昨日痛めた左の尻が痛くなる。丁度痛みの上に座ってしまう形になり、どんどん痛くなる。
·次の日の朝、股関節付け根が両サイドともに熱を持っている感覚。ただ、嫌な感覚ではなく、足は早く次の山に行きたいと言っている感覚がある。身体が、強くなっていくことを喜んでいるような興奮を感じる
·今までは、身体に鞭打って頭で身体を引っ張っていったが、これからは身体が率先してくれそうな感じがある
·左尻の違和感は残るが昨夜のような痛みではない。様子を見る。
·仕事の際、膝下の外側の筋肉を使って立っている感覚が出る。今までは、くるぶし上の筋肉が使えていない期間が長かったのかもしれない。
·仕事が続き、睡眠の質が下がった際、腰をはじめ、身体のあちこちに痛みがどんどん出てくる状態となった
·きちんとした睡眠が取れると、身体の回復が大きく進んだ。ほぼ、1日寝ていた日によって、腰の痛み含めた違和感が収まっていった
·多少、不調が出ても、とりあえず、身体にまかせて様子を見よう、という気持ちになれている
·蕁麻疹は相かわらず強めに出ている
·左足裏の違和感は地味に続く
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