ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2023年12月

心身に向き合っていきたいMさん(6/10)

セッション6

今回のセッションの終わりに、上に伸びるように意識しながら、重心を左右に移動させる運動をしたとき、
足首から肩にかけて、引っかかるものが何もないすーっとしたものを感じました。
ドライヤーなどの電気コードが捻れていた状態からまっすぐになったときのようなすっきりしたイメージがありました。
後日この動きをたまにやってみると、身体が思い出すように整うのをすこし感じました。

セッションのあとのその日、駅の階段を上っていたら、
いままでの身体の使い方とのギャップをはっきり感じる瞬間がありました。
むかし捻挫して違和感がたまにある左足の股関節に強い違和感を感じたので、
それを身体の声の音源かのように耳を傾けました。
歩くときに身体が上に伸びるような感覚がポイントのようで、ちょっと意識すると違和感が抜けていきました。
さらに、自然体でいるときの重心が、以前よりやや前に移動していることにも気づきました。(重心を感じる感覚も、5回目セッション以降にだいぶわかるようになりました)
セッション直後からずっと腰から下のスムーズさがすごくて関節の存在感がなく、滑るような軽さがずっと続いていましたし、
身体の反応などがいろいろと落ち着いてきたからなのか、2日後には違和感はすっきりと消えて、動きかたが馴染んでいました。
なんとなく、いままでにやってきたセッションでの変化があったからこその変化とバランスが生まれていたように感じます…。

【全体的な様子について】
体重を手首で支えたり一部分に負荷をかけたあとの、解放されるスピードが早くなったと思います。
リリース力のようなものが増したように思います。
ロルフィングセッションを始める以前は、季節の変わり目や移動による環境の変化の折にいつも体調を崩していました。
いまでは飄々としたもので、生活のペースが体調によって乱されることがなくなりました。
そのことで、心と身体の歩調も眺めやすくなり、自分のニュートラルを感じやすくなったり、
日々の些細な表情の変化に気づいていくことが毎日の自分自身との対話のようになっている気がします。
以前は漢方胃腸薬を頻繁に飲まないといけなかったのですが、これもめっきり飲まなくてよくなりましたし、
悩まされていた知覚過敏もほぼ感じず、快適になりました。

セッションをするときと、普段の生活との状態に、境界がなくなってきているような気がしています。
セッションを始めたばかりのときは、普段生活とセッションとの間に区切りや切り替えを持っていました。
いまは違いや別なものという感覚はあっても、そこに境界がなくなっている感じです。
セッション中の空間・感覚の特別さや、普段の雑多なものがなくなる澄んだ感じ・静けさはいまも変わらず感じていて、
そういうものが、自分の中にいつも存在するのだということを、普段から感じられるようになっているのかもしれないと思います。

古傷の部分に違和感が出たときに、田畑さんにサポートしてもらうと、ほどなくすーっと違和感がなくなっていくことがあり、
その綻ぶような感覚に、なんとなく「過去から心が解放される瞬間」を連想させる安心感が伴いました。
いままでも、具体的に言葉にはしにくいものも含め、セッション中に
身体が心へと「こういう瞬間があるのだよ」と教えてくれるようなときが何回かありました。
感じることに、身体と心の境界もなく繋がっているように思えてきます。

Activeで多忙なAさん(10/10)

Session 10

・10回目のセッション中に感じたこと

10回目ともなると、条件反射なのか、施術台に横になると勝手にリラックスして

眠くなり、不覚にもほとんど意識がなく覚えていないが、

うっすら覚醒している意識の中、時間があっという間に過ぎた。

・10回目のセッション直後

ヤジロベえみたいなのが体の中にあるような感じがする。セッション後すぐに歩いた瞬間、図のようなヤジロベエの画像が頭の中に浮かんだ。 重心もしくは支店みたいなのがへその奥にあり。そこを起点に足を動かして歩いているイメージがした。

・全てのセッションを終えて

毎回緩やかに、だけど確実に体のさまざまな悩みが改善されていくのを実感した。

私の場合、ロルフィングに通う前から

毎日のストレッチや足ツボおし、首やデコルテのマッサージを習慣化していたので

通い始めた直後から

ストレッチ時の股関節、首や肩周り、腰周りの柔軟が上がった、腰を捻るポーズではいつも”コキ”となっていた骨音がしなくなった。

足ツボを押しても痛くなくなった、足の土踏まずにあったコリがなくなった、足踏まずを意識できるようになった

首やデコルテのマッサージ時にいつも痛みを感じていたが、痛みを感じなくなった。

などと、なかなか分かりにくいような変化にもたくさん気づくことができた。

通い始めてしばらくは不眠症が辛かったけど、7、8回目のセッションくらいから不眠症も改善された。仕事が忙しかったことも不眠症の原因ではあったが、しっかり寝れるようになってからは寝起きに疲れがしっかり取れて、慢性疲労の寝起き感から解放されて、朝から気分がよく過ごせるようになった。

呼吸が浅いことが多かったが、1日を通して深い呼吸をしながら過ごしている実感がある。

呼吸の変化に関しては一回目のセッションの直後から大きな変化を感じ、それが継続されている。

いつも交感神経優勢なので、ゆっくりの呼吸で少しでも副交感神経がふえバランスが取れるといいなと思いました。

今まで通常のリラックスモードだと姿勢が悪く、背筋や肩が丸まっていて、良い姿勢を保つために無理やり肩を後ろにしたり、胸を張るために反り腰になっていたりしたが、今では心地よい姿勢をとると、それが自動的に体が積み上がった状態なので、リラックスモードで長時間良い姿勢を保てるようになった。

セッション後半くらいから気づいたのが、口の中で、下記の図のようにいつも舌が上顎についているのが定位置になっていて、無意識でも常に保っている。

ピラティスを週に1−2で続けているが、昔より明らかにレッスン後の筋肉痛が軽減されている。

ピラティスの際に、コアマッスルを意識して使いやすくなった。

3、4回目のセッションが終わる頃には、今住んでいる家の環境を無性に変えたくなった、引っ越しも考えたけど、結局引っ越しは断念して、大量の断捨離を行い、リビングのインテリアを入れ替え、ガラッと雰囲気を変更した。自分の中で良いと思っていたものが変わってしまった。

本当の自分の感情や声を敏感に感じれるようになってきたので、自分のものではない感情に(昔に刷り込まれた概念や教え、自分が勝手に作った限界やブロック)に気づけるようになった反面、それに対しての強い反発心を感じる、この部分については継続して進化して行きたい。

Activeで多忙なAさん(9/10)

Session 9 

・9回目のセッション中に感じたこと

うつ伏せの態勢からのスタート

少し首が痛く感じていたが

セッション中に仰向きになり肩と首に触れられたあたりから不思議と痛さがなくなる

いつものように1時間があっという間でずっと呼吸に集中していた

・9回目のセッション直後

肩から首、頭にかけて

見えない何かに支えられているような

安定感。

いい意味でしっかりとそれぞれのあるべき居場所に固定されている感じ

意識が自分の体の中心にある感じ(忙しい時は体の外上の方に行ってしまう)

肩がとても軽い、肩、腕に重さなどを全く感じないくらい

・セッション後の経過

フィジカルの面では、以前にも上げてる良くなった下記は継続して改善している

呼吸が深い

体の柔軟性が上がった、

慢性的な肩こりなどが楽になった

いい姿勢でいることが楽になった

ストレートネックの症状がなくなった

今回気づいたのは、朝起きた時の口の中が昔に比べてねばつきや不快な味、匂いなどが改善されていた

Activeで多忙なAさん(8/10)

Session 8

・8回目のセッション中に感じたこと

毎回同様、セッションが始まったと同時に呼吸に集中してくと

頭の中が瞑想状態になり、時間の感覚がなくなっていく。

徐々に肋骨の下、みぞおちや背中が広がっていき、

吸った呼吸がその広がった空間を巡っていく感覚。

内臓も動き出し、お腹がゴロゴロする。

・8回目のセッション直後

カラダの重心が、足の下からもっと床を突き抜けて、

カラダの外まで下に移動した感じ。

足の下の重心が体を下に引っ張るけど、頭の上から糸で引っ張られたように

背筋や首が居心地いい位置でしっかり伸びている。 

・セッション後の経過

ロルフィング開始から2度目の生理。

いつもより血の色が鮮やかで、そして、生理痛が全くなかった。

生理中の腹痛やだるさのPMSの症状も感じる異なる、とても爽快な生理期間だった。

往復6時間のハードな登山した、疲れは出るものの、バテそうになった時にエネルギーが湧いてくるような、全然運動していないのに、いつもより体力がついたくらい体が動いた。

登山後の筋肉痛も、早く筋肉痛になり、抜けるのも早かった。

Activeで多忙なAさん(7/10)

Session 7 

・七回目のセッション中に感じたこと

首周りや顎、顔にかけての調整の日であったこともあり、セッション開始直後から常に口の中、顔の中や頭部にグラングランと圧がかかったような、内部で何か動いてるような感覚があった。

口の中や鼻の中に実際に手や指を入れての調整は驚きだったけど、食道や気道、背骨の位置を教えてもらいながらその存在に意識を集中して呼吸をしたり、食道や胃を意識して力を抜いて休める作業が、普段頑張っている臓器を直接労ってあげてるようで面白かった。

自分の中にある多数の臓器やパーツを意識することで、存在を初めて確認したような気持ちになった。

口と鼻の調整直後は今までにないレベルの深さで、空気の動線を頭から腹の底まで感じて、深呼吸ができた。

・七回目のセッション直後

背中の後ろの見えない壁に対して

真っ直ぐに上半身を預けて歩いてる感覚

みぞおちあたりに空間ができ広がりがある

飛行機移動直後で背中にあった凝りがほぐれて、背中全体が柔らかくなった感じ

・セッション後の経過

ロルフィング開始後から三回にわたって受けたカラダのサビチェック、

今回は尿中8-OHdG測定値が減って、酸化ストレスがとても低いA判定に。

酸化ストレスの原因となる活性酸素の働きを抑える機能が向上していると思われる

Activeで多忙なAさん(6/10)

Session 6

・六回目のセッション中に感じたこと

セッションに慣れてきたのか、回数を重ねるごとに緊張感や先入観がなくなり

以前より楽に体を預けて、自身の呼吸に集中できるようになった

と同時に色々な考え事もできる余裕ができている

セッションの間中胃腸が激しく動いていて、内臓も整えられているような感覚

・六回目のセッション直後

足裏は地面に向かって、体は空に向かって

互いに引っ張り合い、伸び合うような感覚、

お腹を凹まさなくても、姿勢につられて筋肉が引き上がり

お腹が凹んでいる感じ

・セッション後の経過

体重は全く変わっていないのに、周りから『痩せたのでは?』『若返った』など色々外見について褒められるコメントをもらうようになった

ピラティスををした際に、コアを感じて体を動かし、体の軸を使った動きを楽しめるようになっている 今まで軸を感じなくて、動きが一つにまとまっていなかったが、

最近、同じ動きなのに、軸を感じれるから、どの筋肉に聞いているかを感じて前より積極的にその筋肉を動かしてピラティスの動きを行えるようになった

自分と他人の境界を以前より感じるようになった、今まで曖昧だった他人との境界線を感覚で感じて、他人からのネガティブを受け取りすぎないように自分だけに集中し始めている

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