ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: 援助職(医療・身体技法・セラピスト) Page 1 of 4

左下肢の骨折経験のある方の10シリーズ2時間コース(1/10)

動機:ロルフィングについては、たまに接点がありましたが、あまり自分事とは捉えていませんでした。しかし、年を重ねるにつれ、潜在意識が身体にそのまま出てしまっていること、また、それにより日々の活動に影響が出ていることを感じ、取り組んでみたいと考えるようになりました。

〈施術中〉

·心地よいリラックス感が続く

·身体の奥からじわっと伸ばされている感覚

·筋肉や骨等が喜んで動いてくれる感覚

·右足をバランスボールに委ねてからは、右足がいびきをかいて寝ている感覚があって可笑しかった

·後半、手足先の冷えにより少々集中力が落ちた

·意識を向けるタイミングによって、足だけを捉えたり、体半分を捉えたり、毎回変わるので面白かった

〈施術後〉※時系列

·直後から立ったまま靴下が履けるようになる

·直後から股関節に太ももの骨がしっかりとハマっている感覚が出る

·針治療を受けたような気だるさと眠さが出る

·夜、寝ている際、左の腰~脇腹を伸ばしながら寝ている体制になっていた(ヨガのバナナのポーズに似ている)

·翌日の仕事に向かう際、リュックを背負ったが、胸が自然に開き、呼吸がへその辺りまで落ちている状態で歩けている

·しっかり胸を開けているので、スマホを持ちづらくなった

·翌日の夕方頃から、歩いている際に、頭頂からかかとまでの一直線を感じるようになった

·登山時のバックパックのチェストベルトが短く感じ、伸ばした。胸を開いて歩けていることを体感

·電車に座っている際、背もたれが辛く感じるので、坐骨に座るように変わった

·登りの際に臀筋が使えていることを実感。背筋を斜面に対してまっすぐ立てられていることを実感。帰宅後も臀筋ストレッチをしたくなった

·息が上がるときも、呼吸がへその方まで落ちて来ていることを感じた。以前は息が上がるとすぐに胸式に切り替わり、肋骨の動きが激しかった

·3時間程度のハイキング(施術後初のハイク)で翌日、腰の痛みが復活

·左の坐骨のあたりに特に痛みを感じる

·列車の背面に、肩甲骨が当たるようになった

·くしやみをしても腰に響かなくなった

·(施術後2回目の)2時間程度のスノーハイクのあと、腰の痛みが復活。くしゃみをすると少し腰に響くときもあった。

オンラインワークショップ(眼から全体を休める)の感想

Yさんの感想:

①ワークショップ中

前半、床に仰向けになっているとき、しばらくしてから何度もお腹が鳴りました。寝ているだけでこんなに鳴ったことはなく、体の内部が温かくなったからだろうかと思いました。

また後半は上半身がしだいに温かくなり、不安だった気持ちも落ち着きました。終わった後は手がぽかぽかし、気持ちもふんわりしました。

ワークショップ前までは、コロナの報道や自分のこれからのことを考え、気持ちがわーっとなり身動きが取れずにいましたが、上に上がっていた気持ちが、足元に降りてきた気がしました。

今回ワークショップを受けられたみなさんのお顔を少し拝見できましたが、みなさんヒーラー体質というか、すばらしい感じの方ばかりだった気がします。みなさんから出ている落ち着いた雰囲気を見ているだけで、心が落ち着くような気がしました。

②ワークショップ後

ワークショップ後に自然な排泄があり、気になっていたお腹の張りが改善されました。

またワークショップ中に、田畑さんがワークのイメージを伝える際に、体を委ねて、自然に流れていくように、とおっしゃっていたことが、終わってからも心に残りました。私はいつもこわがって頭で考えたことにしがみついていたけど、体の力を抜いて自然に流れていってよかったのだなあと思いました。

そのことを言葉だけでなく体の感覚として体感できたことが、とてもよかったです。体ごと安心を感じるということが、今の状況の中ではなかなかむずかしく、本当に必要とするときに、いちばん安心できる場所から参加できてよかったなあと思いました。

Mさんの感想:

「身体を横たえると、すぐに全身が緩んできて、お腹で大きく息をしはじめる。

‐位置決めで、田畑さんが提案されたAの場所がドンピシャな体感~どちらかというと弱めなのだけれど、身体がゆったりくつろいで優しい気持ちでいられる~だったのに対し、Bの場所は首から上が強く画面方向に引っ張られ、受ける圧が強すぎる感じ、そして、AとBの間は、心地よいところとそうでないところが身体にまだらに散らばっていて、まとまりがなく、どっちつかずになって戸惑っているような体感、があった。

‐AとBの間からで、と田畑さんがおっしゃると、なんだか困ったなあ、という感覚が生じてきて、身体は、落ち着かない感じで右を向いたり、左を向いたりしながら、心地よい場所を探そうとし始める。右腕を振り動かす、右側を下にして思いっきり顎を上げ、右体側を思いっきり伸ばす、など、右半身の動きが主だったように思う。仰向けになって身体がピンと一直線に伸ばす動きをし、あ、ここだ、という体感にうまく収まった時、ほっとした気持ちがわいてきた。

‐ちょうどその時、田畑さんの声が聞こえてきて、目へのワークが始まる。水の入った袋を目に置いたとき、初めは思った以上に重さが感じられ、ちょっと圧がきつい感じがしたが、眼球を動かしているうちに重さがなじんできた。鼻腔のあたりも、とお声がけがあって、そこに意識を向けたとき、鼻腔の奥がじんわりと温かく、徐々に広がっていく感じがあり、それがとても心地よくて、なんだか嬉しい気持ちになった。次いで、右手を水の袋の上にのせて、それを感じて、というご指示があったが、置いたと思ったらすぐにそこから手を放してしまい、両腕を大きく左右に広げる動きに入ってしまう。

‐ほどなく、両目と鼻腔の奥あたりが緩んできて、そのあたりが少し粘度のある液状のもので満たされた感覚がやってきて、それを身体全体にいきわたらせようとする感覚がおこる。はじめは、両まゆげを上につりあげ、頭のてっぺんまで液を流し込む、ついで胸から両腕へと液をいきわたらせる感触。左腕にはスムーズに流れていったが、右腕にはところどころ滞りがある感じ。再度両まゆげを上につりあげ、もう一度頭のてっぺんまで流し込んだあと、こんどはちょっと持ち上げ気味にした胴体部分へ、そして最後は立膝をしていた脚を小刻みに震わせながら、脚から下へと液をうまく伝わらせていった。

‐そのあと、上半身を起こし、両脚をそろえて伸ばした座り姿勢となる。右脚の付け根の関節が大きくずれていて、それを直そうと、右脚を前後に大きく動かし続ける。なんとかうまくはまったと思ったら、今度は上半身を倒して、上半身と下半身をくっつけ、両手で足の裏をさわりつつ、身体に不具合がないかを確かめている感触。不具合がないことを身体が納得したのか、そのあと急速に全身の力が抜けていき、畳の上に横倒しになる。1

‐田畑さんと皆さんの意見交換の声が聞こえていたので、「あ、起きなくちゃ」と頭では思うのだが、体が微動だにせず、そのままWSが終了、その後も、夕飯の準備がある、起きよう、と何度も頭では思うのだが、体がまったく動かずしばらくそのままで時間が過ぎていった。

‐やっと起き上がって、なんだかぼんやりとしたまま台所に立ったのだが、前かがみになって包丁を使うたびに、身体、特に右側がぐんと上に伸びようとする体感があって、こんなにすぐにセッションの効果と思われる動きがあらわれたことにびっくりした。股関節あたりがとても柔らかく滑らかな感じがして、足の着地がしっかりとしていることも身体が再確認していた。

‐翌日、朝起きたとき、息をするたびに、右の肋骨がぐんと外側に広がっていこうとする動きを感じた。

‐翌々日、明け方にいくつか夢をみていたあと、起きようと思ったら、「手放す」という単語が急に浮かんできて、同時に身体が思いっきり緩んで布団に沈み込んでいく感覚があった。

‐3日後、身体全体、特に左肩の軽さを強く感じる。頭の中がとても澄んだ感じがしていて、表現が難しいが、生じてくる考えがすっきりと軽い。余計な色がついていない感じ。

‐4日後、朝風呂に入ってすっかりリラックスできたせいなのか、身体の内側から外に向けて膨らんでいこうとする力強い動きを感じる。とてもゆったりと大きく呼吸をし、身体の内部には相当な広がりを感じる。肉体の感触がちょっと薄くなっていく感じがして、頭の中では、平原綾香さんの「Jupiter」が流れ、あのゆったりと徐々に歌い上げていく感じが今の自分の気分にぴったりだ、という気持ちがわいてきた。

今まではセッションの間隔をかなりとって、身体に起きたことを充分に消化してから次をお願いする、という形できていたので、今回のように、前回の余韻を残したままでセッションを重ねてしまって大丈夫だろうか、という一抹の不安があった。しかし、現時点では、自分の中に、前の感触の上に新たな感触が重なっていくことによる混乱はなく、それどころかかえって、積み重ねることでより一層自分の厚みが増していくような、自分自身に対する頼もしさが増していくような感覚が得られていることが、とても嬉しい。」

Kさんの感想:

「始まる前まで、目の上~眉のあたりがとても嫌な感じがしていました。

ワークショップ中は、その違和感が強くなり、

田畑先生の立ち位置や動きが波紋のように伝わってきて、

時に痛みを、時に安らぎを感じました。

次第に顔の筋肉の収縮が始まりまして、

眼球が上転したり左右に動いたり、「顔が忙しい」状況でした。

それらに身を任せていたら、足、骨盤、肩、後頭部に動き始めましたが

ただ、「顔」の動きが大きくて、なかなかその他の部位の声が拾いにくく、

ほんの少し感じられる程度のものでした。

ビニールのお水を目に置いてからは、

唇を窄むような動きなど、今までにはなかった部位の自動的な運動が始まり、びっくりしました。

そして、「面白い」「楽しい」という感情も湧き起こってきていて、

より一層、変化に身を委ねていくことができました。

ワークショップ後の変化ですが、

入浴後の視界の開け方に驚きました。

また、睡眠中に骨盤がリズミカルに動いて、

体の滞りが上に抜けていく感覚を味わいました。

そして、翌日に朝からオンラインの講習があったのですが、

眼球がキョロキョロと動きたくなって、

画面から目を外していく動作が自然と生まれていました。

現時点までの反応(感想)は以上となります。

安全安心な場を作ってくださり、ありがとうございます。

次回の開催も心待ちにしています。」

Yさんの感想:

「昨日は、ぶっつけで初めてしまった断食のおそらく好転反応でひどく怠く、また、倦怠感ゆえに前日うっかりフローリングで何時間もウトウトしてしまい、腰もMAXで痛く、参加するのもためらうほどでした。

なんとか田畑さんの指示通りにWSの流れについていくも、からだの痛みやつらさの方に意識が行きがちで、からだがどう反応しているのかも、よく分からない感じでした。

ただ、眼を休ませようとすると、股関節が弛むのか、立てていた両膝の間が少しずつ開いてきたり、右の腸骨の上の方がかなり痛んだりしていたのは覚えています。

その日は夜遅い時間に寝たのですが、寝ようと思っても、どの体勢でも痛くて難儀しましたが、夜中に一度トイレで目が覚めたとき、腰の痛みを全く感じずに驚きました。

またベッドへ戻ると徐々に痛みは戻ってきましたが、寝入りの時ほどではなかったです。怠いのでなかなか起きられずに昼近くまで長時間寝ていましたが、2度ほど途中で目が覚めたときも、目が覚めてすぐには痛みを感じなかったです。このパターンは初めてでした。

睡眠中は、痛みで目が覚めるようなこともなかったし、痛みは楽になりつつあります。いつものパターンだと、こういう時は長時間寝ると朝起きる時に痛みでかなり辛いはずなのに、と驚いています。

断食もやめて回復食を取り出したこともあってか、元気が出てきて、やっぱりWSに参加してよかった!と思っています。

ありがとうございました!!」

追記)

「田畑さんが、終末期の方にもセッションをされていて、その人なりに必要なことが起こるということを以前WSで仰っていたことも頭にあって、ヨレヨレでもオンラインWSに参加することは意味がありそうと思ったのでした。

気合いや集中は、対面でも遠隔でも必須条件ではないということですね。勉強になります。ありがとうございます。」

Mさんの感想:

「田畑さんが位置を変えたとき、受け手が体感を色々と感じてみるワークではB地点からA地点に移動されている経過でぞわぞわっと腰くらいから頭部にかけて何かをまくり上げられるような、長毛の動物が毛を逆撫でされたときみたいな感覚がしました。

そこからは、手が動いたり左膝に軽い痛みが出てきたりと変化を感じつつ、寝たり起きたりしていました。

水の入った袋を使ったワークでは

目のワーク⇒眼球の納まりのよいポジションに入ると雑念や思考がスローダウンする感じ。眼球は脳の一部ときいたことがあるけれど、こういうことなのかな~と思いました。

手のワーク⇒水の上に手のひらがあると肩までじわんと開く?密度が下がる?感覚がしました。呼吸の動きが指先まで伝わっていくのも感じられて、ワークの後の他の方のシェアをきいて、腕が水の質になっていたのかもなあと思いました。

骨に波長を合わせる?でしたか、何年か前の田畑さんのwsで出てきたような気がするのですが「自分の身体の質が何か別の物に合う」というのはこういうことなのかなあととても興味深かったです。

またの開催を楽しみにしております!」

Kさんの感想:

「始まる前まで、目の上~眉のあたりがとても嫌な感じがしていました。

ワークショップ中は、その違和感が強くなり、

田畑先生の立ち位置や動きが波紋のように伝わってきて、

時に痛みを、時に安らぎを感じました。

次第に顔の筋肉の収縮が始まりまして、

眼球が上転したり左右に動いたり、「顔が忙しい」状況でした。

それらに身を任せていたら、足、骨盤、肩、後頭部に動き始めましたが

ただ、「顔」の動きが大きくて、なかなかその他の部位の声が拾いにくく、

ほんの少し感じられる程度のものでした。

ビニールのお水を目に置いてからは、

唇を窄むような動きなど、今までにはなかった部位の自動的な運動が始まり、びっくりしました。

そして、「面白い」「楽しい」という感情も湧き起こってきていて、

より一層、変化に身を委ねていくことができました。

ワークショップ後の変化ですが、

入浴後の視界の開け方に驚きました。

また、睡眠中に骨盤がリズミカルに動いて、

体の滞りが上に抜けていく感覚を味わいました。

そして、翌日に朝からオンラインの講習があったのですが、

眼球がキョロキョロと動きたくなって、

画面から目を外していく動作が自然と生まれていました。

現時点までの反応(感想)は以上となります。

安全安心な場を作ってくださり、ありがとうございます。

次回の開催も心待ちにしています。」

Yさんの感想:

「昨日は、ぶっつけで初めてしまった断食のおそらく好転反応でひどく怠く、また、倦怠感ゆえに前日うっかりフローリングで何時間もウトウトしてしまい、腰もMAXで痛く、参加するのもためらうほどでした。

なんとか田畑さんの指示通りにWSの流れについていくも、からだの痛みやつらさの方に意識が行きがちで、からだがどう反応しているのかも、よく分からない感じでした。

ただ、眼を休ませようとすると、股関節が弛むのか、立てていた両膝の間が少しずつ開いてきたり、右の腸骨の上の方がかなり痛んだりしていたのは覚えています。

その日は夜遅い時間に寝たのですが、寝ようと思っても、どの体勢でも痛くて難儀しましたが、夜中に一度トイレで目が覚めたとき、腰の痛みを全く感じずに驚きました。

またベッドへ戻ると徐々に痛みは戻ってきましたが、寝入りの時ほどではなかったです。怠いのでなかなか起きられずに昼近くまで長時間寝ていましたが、2度ほど途中で目が覚めたときも、目が覚めてすぐには痛みを感じなかったです。このパターンは初めてでした。

睡眠中は、痛みで目が覚めるようなこともなかったし、痛みは楽になりつつあります。いつものパターンだと、こういう時は長時間寝ると朝起きる時に痛みでかなり辛いはずなのに、と驚いています。

断食もやめて回復食を取り出したこともあってか、元気が出てきて、やっぱりWSに参加してよかった!と思っています。

ありがとうございました!!」

追記)

「田畑さんが、終末期の方にもセッションをされていて、その人なりに必要なことが起こるということを以前WSで仰っていたことも頭にあって、ヨレヨレでもオンラインWSに参加することは意味がありそうと思ったのでした。

気合いや集中は、対面でも遠隔でも必須条件ではないということですね。勉強になります。ありがとうございます。」

CS60ワークへのロルファーからの感想と考察

2021年12月に福島での支援活動の合間に、ロルファーの宮原伸宏さんに施術器具であるCS60を用いてワークする機会があったのですが、その後の経過とお気づきになったことをご報告頂きました。以下ご本人の転載許可を得て、レポートをご紹介します。

福島でケアを受けてから1ヶ月ほど経ちまして、不要かも知れませんが、体感のご報告です。

翌日の朝辺りから両膝の疼痛(絞扼感に近い)が出現しまして、最初はツラかったですが、3日程でほぼ消失しました。 ワークの時の(CS60による)叩打によるものなのか、体の使い方の癖やバランスの変化に伴ってのものなのかは判断がつきませんでしたが、膝の内顆周辺の認識は高まった印象ありました。「脚の内側にも膝ができた」といった感じでした。

右鎖骨周辺の固まり感が減り、骨とその周辺の軟部組織の感覚的な区分ができたと同時に、頸椎の認識も高まっているようです。頸椎の認識については、初めはブロックで動いているような感覚が違和感でしたが、徐々にこなれたと言うか、分離して落ち着き違和感は少なくなっています。これには2~3週かかったような気がします。 ワークを受けてからの反応を観て考えたのは、あの(CS60)器具の程好い重さが、身体に与える振動が歩行時に起こる不規則な身体の動揺に近く、骨や軟部組織の認識を高める効果があるのではないかと言うことでした。摩擦の少ない面で擦ることも、細かな振動を与えているように感じました。

上述のように捉えてから、クライアントとのセッションの際に、頸椎・胸椎周辺の問題にも焦点を絞った効果的なワークがしやすくなりました。 ダーツへの効果は、機会がなく確認しておりませんが、体幹背面の左側の認識は安定したように感じます。 右肘周辺の違和感は、時折、振り返しますが、これは、脊柱全体の緊張とも関連しているような印象です。 いずれにしても、気づきの機会を与えて頂き、ありがとうございました。

(CS60による)叩打するテクニックの効果については、1kgくらいの重錘ボール(柔らかいもの)でも再現できたので、やはり、あの重さがポイントなのかと考えています。ボールだと、その後の局所の痛みは生じないようです。10人ほどに試した結果です。 擦るテクニックについては、服の上から深部への刺激を入れる際に、ロルフィングの(肌に直接行う)ストロークと似たような効果が生じている可能性があるかなと考えました。 布地を挟むので、皮膚への刺激はストロークとは異なりますが…あと、手とは違い都度の変化がないので、同じ刺激を反復できるというメリットも有ろうと考えています。

CS60の最も特徴的だなと体感したものは、自分の身体のなかの骨の存在が意識化されることかなと思いました。 緊張の集まる箇所は、張りや重苦しさとして認識されるだけで、骨の存在は希薄になっているように再認識しました。

Rolfer’s note: ロルフィングなどのタッチでは扱わない骨や骨膜への働きかけには、CS60は有効である手応えがあったので、このレポートにある考察はそれを支持するものとして参考になります。

宮原さんは理学療法の講師もされている実力者で、、理学療法士として病院に勤務されており、ロルファーとして東北のいくつかの地域で活動されています。福島での支援活動では、毎回実技のためにマットを車で運んでご協力頂き大変お世話になりました。宮原さん情報

ご家族のサポートの合間を縫って遠方から~10回終了後

○2022年1月3日現在の状況について  10シリーズ終了2021年8月26日

○身体面

・両腕上腕に重たく何かが溜まっているように感じていた部分が、ここ1ヶ月あまり気にならなくなり、指先まで流れているように感じるようになっている。肩や上半身の力みは、日中忙しくなると力が入ってしまうが、夜寝る前や、朝に意識して呼吸をゆっくりするようにすると、身体が楽になり力みも軽減しているように思う。

・運転等、無理をしたり疲れが溜まってくると腰に痛みを感じるようになった。そういう時は身体を横にし、しっかり休むようになった。前は疲れも気づいてもそのまま頑張っていた所を、身体が教えてくれる時は無理せずに、早めに休養をとるようになったのが1番大きな変化だと思う。

・ひとつ気になるのは、11月末くらいから、舌先と右下の口腔内にしびれや痛みが出ていることで、時々なので、今は様子をみている状態。一応、細菌検査と血液検査をして正常値だったため、ストレスからくるものかもしれない。

○日常、精神面 

・家族を大事にするとともに、自分の思いも以前より素直に伝えられるようになってきた。また誰がどんな状態でもなりべく引っ張られないように、フラットな状態でいられる距離感を探りながら生活しているところである。

・相手の思いを汲み取りすぎて、自分が本当はどう感じているかわからなくならないよう、日々身体の状態も含め、気持ちの部分も丁寧に見て行けたらと思う。

・年末年始、今までしばらく連絡をとっていなかった友人にも自分から連絡してみたりと、人との距離感も変化がでてきたので、あまり力まず、進んでゆきたい。

・12月半ば、久々に歌のレッスンに行った際、以前より声の力みがとれ、柔らかく声がでていると講師の方に言われた。以前の作ったような声が変わってゆけそうな手応えがでてきたので、前向きにボイトレにも取り組んでいるところである。

リモートワークの影響

緊急事態宣言の間はずっとリモートでの仕事を続けておられたというロルファーの方からセッションのご要望を頂きました。リモートワークでの視覚と身体の使い方を扱うムーブメントが適切だと思い、まずは、イールドによって安全安心な感覚を思い出してもらってから、視覚と関節間の緊張のカップリングを解いていく働きかけを主に行いました。

ご本人の許可を得て、以下ご感想をシェアさせて頂きます。

セッションの間は、結構ぼんやりしていて、身体感覚を言語化するのが難しい状態でした。私にとってはちょっと珍しい状態で、後から振り返ると、視聴覚系の神経とかが緊張気味の状態で「高止まり」みたいになっていたのかも?と思ったりしました。リモートでの打ち合わせや講座受講、PC作業など「コロナの時代のニューアブノーマル」な働き方に、システムが気付かないうちに結構(それもずいぶんと)疲れちゃっていたのかなぁと。何を聞いても「わかりません…」って答えるクライアントの気持ちがわかった様な気もしましたし(笑)言語化できなくてもシステムは変化しているということはセッション後の体感としてあったので、色々と興味深い経験でした。

◆イールド&ムーブメントワークの醍醐味を体感!?セッションの終わりの方で、股関節にワークしていただきながら、優しく目の奥が楽な目線でいるというワークがとても効果的で強く印象(&体感)に残りました◎
日頃PC作業をしている時間が多いこともあり、最近とても目が疲れていました。(ついに老眼もスタートか???)で、たまに自分で視線を柔らかく…など意識したり、ちょっと自分でエクササイズみたいなことしたりもしてはいたのですが…自分でリリースできる範囲を超えて「緊張状態高止まり」みたいになっていたのか…身近に受けられる鍼灸などでメンテナンスも定期的に受けていたのですが、施術を受けた直後はかなり楽になっても、また疲れた状態に陥りがち…という状況でした(←日々の生活の在り方も見直せると良いかもですが…)

ところが、今回のセッションの後、かなり長い間、股関節がspaciousな感じや目の奥が柔らかい視線の感じ…などを自分の身体感覚として思い出すことができました(←現在も進行中…かな?)

足→脚→股関節→腰 と土台が安定したこと(安定感&全身のバランスが改善)、perception が変化したこと など、自分のシステム全体として無理なく、自分の内側から柔らかさとかしなやかさとかが引き出された様な感じがあり、日々の生活の中でも「今、どこが緊張しているか?」気付くことが増えました(←最近、こういう感覚がずいぶんと薄くなっていた自分にも気付かされました(汗)

ロルフィング(&イールド&ムーブメント)の醍醐味というか、可能性というか、そういうものに改めて気付かされた、体感できた様に思いました。

→ 疲れ目(and / or 老眼疑惑!?)かなり改善しました!!

→セッションの前、ちょっと不安があった腰も、セッション後ものすごい安定感を感じました!!

(←寒さなどもあり、引き続き、注意しながら見守りたいと思います。)

エネルギーワーカーで、イールドワーク習得中のYさん(10シリーズ)

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜10回目

〇セッション当日

・昨日実家で庭仕事を頑張った影響で、全身あちこち痛かったりはしているが、それでも以前より影響が残りにくくなっていると思う。それにしても、10シリーズ最終回前日にするべきことではなかった…。

セッションルームへ行く時に、歩いていると左の脚の方が置いてけぼりになっている感じがある。

・今日は、セッションの時間の直前、急にお腹を下しそうになる。昼食を食べすぎたわけでも消化に悪いものを食べたわけでもない。慌ててトイレへ寄ったが、結局未遂に終わった。前回セッションを受けた日の夜も、わけもなくお腹を下しそうになり未遂に終わったことを思い出すが、セッション前にこの反応が来るとは思わなかった。

・セッションは仰向けで。最初のポジションが決まって、少しその場に留まっていてもらった時、なぜか涙が出そうになったが、自然と引っ込んだ。イールドタッチの後、痛めている左の足首の少し上の辺りをワークされた時、触れられているところがすごく冷たいような、すごく熱いような、不思議な感覚があった。しかも、CSで触れられた時みたいに口内が金属の味になった。

後のことはほとんど覚えていない。うつらうつらして、息を吐くたびにぷーっと音を立てていたことも多かった。

今日は最終回だし、統合だし、どんなことをするのかなぁと思っていたら、今日はイールドのセッションだった!という感じ。これまでは、手数が割と多めで、なるほどこれがロルフィングなんだなと興味深く思っていたが、今回は見守りの時間がたくさんあった。なんとなく、田畑さんも今きっとウトウトしているのかなと思ったりしつつ、おへその上の辺りがよじれるような感覚があったり、左の下腹部辺りに痛みがあったり。

終わってから歩いてみると、左の脚が置いていかれるような感じはなくなっていた。また、昨日の庭仕事で痛くなっていた右の肩甲骨や首の辺りがとても楽になっていた。

アフターの写真を見て、お腹の左側が伸びたような感じがあると田畑さんに言われた。セッション中に痛みを感じた方だなと思った。

帰り道、上りの坂道を歩くのに、足が自然と前へ出て、楽ちんだった。

〇セッション翌日以降

・関節にスペースができてきた分不安定になり、まだ位置が定まらないような感じで、動かすといろんなところに痛みや違和感があったりしている。(10シリーズ期間中は激しい運動をしたり重い物を持ったりしないように、という意味がよく分かりました)

・10シリーズを受け始めてからのこの数か月、身心共にいろんなことがあって、今もまだまさに土台を建て直している真っ最中な気がしている。頭の方では忘れ去っていたけどからだは覚えていたトラウマ的なことが、必要なだけ浮上してきて、もう済んだかなと思ったらまた違う感じで浮上してきたり、ある程度済んでしまったようなものもある。からだが受け取ってきたたくさんの本当はうれしくなかったものたちを、ほぼ自覚なく今までたんまりとため込んできたけれど、この機会にいろいろと手放してこれたようで、とても感謝しています。

昨年の夏頃より、自分なりに心の方からいろいろと取り組んできたが、この10シリーズでは入り口はからだであっても、心の方もさらに深いところに向き合っている感じで、気持ちは低空飛行なことも多いが、そこにどっぷりはまり込んでしまうことは少なくなったなと思う。

呼吸の時に引っかかるような、制限があるような感じがからだから消えたことは大きくて、それを感じるととても平和な心持ちになるし、からだもずいぶん自由になってきた感じがある。とくにお腹の辺りはそんなふうに感じる。

・10シリーズを受けていたこの期間、終始一貫して自分の在り方を尊重してもらっているという感覚があった。何かを正そうとすることのない田畑さんのプラクティショナーとしての立ち方のおかげで、自分の身心に起こる不快に思えるようなことや、言葉に表現し難い感覚を、自分でもジャッジせずにただ見ていられるようになったと思うし、自分のからだに対する信頼感も増したと思う。とくに、9回目のセッションでは、その前日から股関節がズレたような感じがあって、これ以上悪化したらどうしようという不安もあり、早く何とかしたい気持ちがあったが、その時も田畑さんは股関節を正しい位置に治そうとかいうことは全くせずに、むしろそれに関してはほぼスルーだったと思うが(もちろん自分でも本当にまずい状態だと思えば病院に行くなりしたと思うが、このロルフィングのセッション以外には何も特別なことをしていなかったので、セッションを受けての変化の一つかと思って様子を見ていたら、数日でその感じは自然となくなった)、それはいい意味で衝撃だったし、とても有り難かったと今はつくづく思う。

どうもありがとうございました!!

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜9回目

〇セッション当日

・昨夕、ちょっとした動きで、違和感のあった右の股関節がズレたような感じがあって、触ると左に比較して出っ張っているよう。でも、いつもより歩幅を小さくすれば歩行は大丈夫。

・今回のセッションではうつ伏せの体勢でスタート。セッションの中盤で少しうとうとした以外は起きていたのに、終わってから思い出そうとするとあまり思い出せない。最初左向きだった顔を右向きに変えて少しの間、首がとてもスースーとして気持ちよかったこと、何度も大きく息を吐いたことは、よく覚えている。

最後に起き上がると、また耳がきーんとなって、田畑さんの声がくぐもって聞こえた。

終わってから歩いてみると、右の股関節のズレている感じは変わらないが、両足首がしっかりと支えてくれる感じがあった。

・帰ってから、まだ夕ご飯を食べる前だったのに急にお腹を下しそうになった。

〇セッション翌日以降

・右の股関節のズレは、自然と3、4日でほぼ違和感を感じないくらいになった。6日後の今日は実家で庭仕事の手伝いをしていて、結構からだを酷使してしまい、そこら中が痛いので、からだの側面を伸ばそうと右側をゆっくり伸ばしたら、バキッと股関節の辺りが音を立てたようだった。

この股関節以外にも、ちょっとしたことであちこちの関節が音を立てることはそういえば最近よくある。

・7回目のセッションの後くらいから出てきた左の足首の違和感や痛みみたいなものは、以前は横になった時にしか気にならなかったが、最近は普段も感じるようになってきている。(歩行に支障を生じるほどではない)

・体力的にハードなことをしても、持ち直すまでの時間が早くなったと感じている。

・言葉でなんと表現してよいか分からない、でも小さな頃からなじみのある、自分でも厄介だと思っている感情、感覚みたいなものが、かなり久しぶりな感じで10シリーズを受け始めてから時々出てくるが、それとの付き合い方がうまくなってきたような気がする。それがあっても、それにどっぷり埋没しないでいられるようになったようだ。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜8回目

〇セッション当日

・股関節の辺りが違和感があり。ヘタに力を入れたらズレてしまいそうな感じ。また、前回(7回目)のセッション後に出てきた、左足首の痛みも変わらず(横になっている時だけ感じるので、歩行時は気にならない

・シムズポジションという横向きの体勢でセッション開始。今日は統合ということで、まずは右半身が下になる体勢で、右腕と左腕を対角線上にゆっくりと動かして、それと同時に右脚と左脚も対角線上にゆっくり動かしたり。頭の触れてもらっている部分の力を抜きながらとかで、なかなか難しい感じがあった。一番難しかったのは、田畑さんに触れてもらっている首の側面にその重みを預けながら一連の動作をすることだった。思わず首を浮かすようにして動かしてしまいがちだった。

左半身を下にして一連の動作をした時には、1度目はもう少しで脚がつりそうな感じがあった。運動量としてはほんのわずかだと思うのに、全身に汗が噴き出す一歩手前みたいな感覚がある。また、左の肩の辺りから脇の下にかけて、熱いものがじゅわっと流れるような感覚もある。そういえば、この左の脇の下辺りは、先日のワークショップの翌日や翌々日、内部が高速で痙攣するような感じが何回かあったところ。

この後、CSを右耳の周辺に置いてもらってから同じ動作をやった時は、つりそうな感じもなくずっと楽にできた。

・右半身を下にしている時も、お腹がベッドに委ねられている感じがあったが、左半身を下にしてからの後半には、その委ねられている範囲がさらに上の方に拡がっている感覚があった。

・ビフォーアフターの写真を見ると、上半身のシリンダーがしっかりしたのと、お腹のスペースがまた拡がっていた。

・帰り道、階段を上るのに脚を上げようと思わなくても自然と上がる。

・普段動かさないところ、意識していないところを使ったからか、全身いろんな箇所が反応しているような感じで、かなり疲労感もある。とくに、左の仙腸関節の辺りが結構痛む。仙腸関節が痛むと思うなんて、初めてのこと。

〇セッション翌日以降

・3日目、眠くてなかなか起きられないが、目が覚めた時、腰、とくに仙骨の辺りが接地面にすっぽり収まっているような感じがある。呼吸を感じてみると、胸郭がとても柔軟に拡がる感じで、気持ち良い。とはいえ、腰は痛かったりはする。

・最近、股関節とか、膝とか足首とか、今までほとんど自覚のなかったところに違和感や痛みが出ていて、「fragile」(「取り扱い注意」の荷物みたいな(笑))という言葉が思い浮かぶ。セッションから1週間くらい近く経った今は、右股関節辺りの違和感・痛みが結構出てきていて、急に動いたり立ち上がったりするとグキッといきそうな感じがあるから、そっと動くようにしている。でも、いい感じに統合されるまでの途中経過だと思っていられるので、淡々としていられる。というか、この後どうなっていくのかなという興味の方が強い。

・お腹の落ち着きどころがわからない、みたいな感覚が気づいたらなくなっていて、とても楽。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜7回目

〇セッション当日

・朝は背中から腰にかけて張っているように感じていたが、セッションのはじめに歩いてみたら、右の足首近く、脛の辺りに違和感があった。

・セッションは仰向けで、首から頭にかけてワークするとのこと。

ベッドに横になった時から、右半身が沈んでいるような、右に傾いているような感じがあったが、田畑さんが最初のポジションを決めようと動くたびに傾きが次第になくなっていった。

まず脚からワークされたが、わりと脚の方と首の方とを行ったり来たりとか、同時にタッチされることが多かった気がする。首をとくに丁寧にワークされたが、その度に仙骨の辺りに熱いものがじゅわーっと広がる感じがあった。

それから、意識がちょっと違うところへ漂う感じがあって、その間からだはぽわんと着ぐるみに包まれているような感じだった。

そして、いよいよ口と鼻へ。今回この10シリーズを受けるにあたっては予備知識を入れないようにしているので(知識に自分の感覚を合わせてしまったり、答え合わせのようなことをしてしまいそうなので)、鼻や口に指を突っ込まれるとは知ってはいたが、どの程度かは分からず少し緊張していた。

口の方は指が入ってきても意外に違和感はなかった。食道や声帯、消化器官までも楽にして拡がる感じを味わうとか、うまく感じられたかは分からないけど、こんな風に感じようと思ったことなかったなと思って(当然ですが)、ちょっと感動した。

鼻は、意外に奥の方まで指が入ってきて、最初胸の内部の方、食道の辺りなのか、肺なのか、横隔膜の辺りなのかは分からないけど、左側のどこかの膜が波打ったような感じがあった。驚いたせいか、拡がろうとしたせいかは分からない。

また、口の時か鼻の時かは忘れたが、仙骨の辺りも反応していたし、横隔膜の辺り、みぞおちの脇の辺りは一瞬かなりの痛みが走った。(これも左側)

最後、起き上がってベッドに腰かけた状態で調整してもらう。

このベッドに腰かけた状態では、自分では真っすぐに座っているつもりでも、毎回仙骨をもっと立てるように言われる。目をつぶった状態で言われた通りにしてみると結構前傾しているような感じがあるが、目を開けてみると前傾していない。

歩いてみたら、左の土踏まずのところが少し痛いような感じ。首はどうかと聞かれたが、その存在すらないような…。首にはどこかしら張りがあるのが常なのに、それが全然なかった。

最後に写真を見たら、腰椎の辺りが拡がって、首なども上に伸びている印象だった。

今回は、オーソドックスなロルフィングの手法を使うことが多かったし、最後の調整は痛くなかったかと気にしていただいた。が、今回も繊細にからだと対話してもらってワークされた感じは変わりなかったし、強い圧も、矯正とは違って、からだが向かいたい方向へ行くためのきっかけを与えてもらったような感じで、痛いは痛かったけど、ダメージになるようなものではなかった。

帰り道、行きよりも断然歩きやすい感じで、お腹もさらに一段階自由になった感じがある。ずっとあった、うまい収まりどころが見つからないという感覚が、だいぶ薄らいでいる。

〇セッション翌日以降

・セッション翌日、首が、普通の姿勢では何の問題もないが、下を向いて携帯を見たりしているとやたらにきつい。また、昨日のセッション中は左半身の横隔膜やらみぞおちの辺りが痛くなったりしていたが、今日は同じ感覚が右のわき腹にある。

呼吸を感じてみると、自然にお腹の奥の方まで空気が入ってくる気がする。普段はこの一歩手前までしか息を吸えないような感覚が以前はあった。

・4日目辺り、お腹を感じてみると、みぞおちの辺りが、息をいっぱい吸い込もうとして、そのまま動きが途中で止まっているような、引っかかって緊張が抜けないでいるような、なんともいえない感覚がある。以前からこの感覚はあるけれど、すごく不快に思えて、あっても感じないようにしていた。今は、この感覚があっても、ジャッジせずになんとか見ていられるような感じ。

・セッションから約2週間後、「支えの充実」という田畑さんの4日間のワークショップに参加した。その間毎日ワークを受けて、ビフォーアフターの写真を見ると日々変わっている。10シリーズを受け始めてからだいぶ歩きやすくなってきていたが、よりよいバランスに変わるポテンシャルがまだあるというのがすごいなぁと思う。2日目にデモセッションを受けたが、呼吸するたびに感じていた横隔膜辺りの引っかかりがだんだん喉の辺りまで上がってきて、それから消えてしまったか、気にならなくなってしまった。その後午後の実習のセッションを受けたとき、本当に呼吸が楽で、何の引っかかりもなくて、とても平和な気持ちになった。このワークショップ期間中はかなり眠気が強かった。

・横隔膜辺りの、何か引っかかったような、動きが途中で止まったような感覚は、ワークショップ後数日経った昨日、今日とまた出てきたが、そのせいで呼吸しづらいような感じはないし、この感覚と共存しやすくなった。

・ワークショップ前から、左足首に違和感がある。歩いている時は気にならないが、横になるとなんとなく痛いような感じ。ワークショップ中に受けた実習のセッションで一時なくなったようだったが、また違和感が出てきている。

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