〇セッション前日

数日前から痛みが強かった右手親指の痛みが激減していることに気づく。時間の経過で痛みが軽減したのか、それとも前回の体験レポートを書く過程で、同じ箇所を小さい頃に怪我したことを思い出したことが関係しているのかは分からない。それにしても、あんなに痛かったのに!という感じ。

〇セッション当日

腰からみぞおちの辺りまでかなり張っていて、きつい。セッション前に両手をゆっくり前方へ上げていく動作をすると、左側に引っ掛かりを感じる。

今日は横向きのポジションで。最初安定した位置に収まるのに少し時間がかかる。そして、上半身はベッドへ委ねられるようになっても、下半身がついてこない…と思っていたら、脚の方に沢山ワークをしてもらい、ベッドの方へからだが落ちていき始める。

その後のことは、終わってみるとほとんど覚えていない。が、ただただ、ワークしてもらっているところを感じて、からだがどんな風に反応しているかなと興味を持って見ていた感じ。

終わってから写真を見せてもらったら、お腹のスペースが明らかに広がっていた。

帰り道、首がすごく張っているのを感じる。ホームに電車が来ていたので咄嗟に走ったら、からだがいつもの何倍も楽に速く前へ進む感じがするのに驚く。

〇セッション翌日以降

・数日間は首や股関節の辺りなどが、ひどく張ったり、ずきんずきんと痛くなったり、でも時間の経過とともにいつの間にか痛みが消えている。

また、セッション前はロックがかかったように固まっていると感じていた腰も動きを取り戻しているよう。ただ、無意識だといつもの歩き方をやってしまっているみたいで、それに気づいて「本当はどんな風に動きたいんだろう」と見ていると、歩きやすくなる感じ。

・この10シリーズを受けようと決めた頃から、お腹を下すことが頻繁になっていた。これは、強い不安を抱えていた学生の頃からの癖な気がする。小さい頃から胃腸は弱かったが、学生の頃は食べ過ぎやよくないものを食べたわけでもないのにしょっちゅうお腹を下していた。大人になってからもそれは続いていたが、母が病気になって食事療法をしていたので同じ食事を一定期間だけ私もしていたら、いつの間にかお腹を下すことがほとんどなくなっていた。それが、この1、2年は時々復活していたのだが、とくにここ1か月くらいはかなり激しくて辛かった。それが、2回目のセッション後のレポートを書いていたとき、この10シリーズのセッションをいい機会と捉えて、苦痛だった歯科治療のこととか、右手親指の痛みのことなど、からだが以前のトラウマ的なことを今解消していようとしているのかなと思って、このお腹を下すのも、もしかしたら解消したくて今出てきているのでは…と思ったりしていた。(ちょうどレポートを書いていた日もお腹を下していた)

そして、今回の3回目のセッションを受けた後の写真を見てみたら、お腹のスペースが広くなっていたので、もしかしたらこのお腹を下す癖もなくなるかなと思ったら、本当にその通りになっている。ありがたい!

・4日間、田畑さんの「重心のコア構造と知覚」というテーマのWSに参加。WS中は毎日自分も参加者の方からワークを受けることになるので、毎日ビフォーアフターの写真を撮って見せてもらっていたが、毎日変化していた。1日目と4日目を比較すると、中心に集まって、上にも伸びているような印象があったと思う。WSのテーマが肚とか骨盤内に働きかけるようなものだったからか、その間ずっと元気で、とくに最終日の朝は、駅まで走ってホームまでの長い階段も小走りに上がったのに、普段なら息が整うまで結構時間がかかるところ、あまり苦しくもならず、いつの間にか普通の状態に戻っていたので自分でも驚く。腹の底から力が湧いてくるってこういう感じなのかもしれないと思った。力が有り余るとかではなく、必要な力がちゃんとあるという感じ。

WSが終わった次の日は眠気が強かった。4日間ワークを受け続けたことになるので、からだが調整にエネルギーを使っているのかなと思う。2日間くらいはお尻が筋肉痛みたいになっていたし、腰痛もかなりきつかった。

・WS後は、からだのそこかしこに、気づくと温かいものが流れていくような感覚を頻繁に感じる。

・1、2か月ぶりに会った数人の友人から、顔の感じが変わったと言われた。また、上記WSで2か月ぶりくらいに会った一緒に学んでいる方からも、首の辺りの印象が変わったと言われた。 これは、苦痛だった歯科治療のことにフォーカスしてワークしていただいたおかげと思う。

・前は歩いている時によくつまづきそうになっていたけれど、そういえば今はほとんどつまづくことがないことに気づく。