ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2025年1月

ピラティスインストラクターへのロルフィング10シリーズ

ミュンヘンで活動中のプラティスも教えているロルファーが提供するワークショップに参加されたことをきっかけにロルフィングを受けることにしたKさん。多忙の合間を縫ってモニターでの参加。

ロルフィング前後の歩行のクオリティの比較
ロルフィング前後の両腕を上げる動きの比較

動きのクオリティのみならず、身体全体の印象が変わっていることがわかる。


シリーズ終了後のインタビュー

セッション1

セッション終了後、部屋を出て道を歩いているとすぐ、胸の開きと肩・脚の軽さを感じた。
それと同時に、1時間運動をした後のような気持ちのいい疲労感と達成感があるような身体の内側の感覚。
翌日も朝から呼吸のしやすさが持続しており、重心の安定感と、身体の中に空間が広がっていて伸び伸びとした姿勢が自然と取れていた。
歩行の仕方に癖があり、大腿筋膜張筋が引っ張られるような歩き方を普段からしているのに、セッション後は張りを感じない歩き方が出来ていた。(4.5日後にはやはりまた張ってしまう)

セッション中はとても不思議な感覚の時間が多く、
・仰向けに寝ているだけなのにどんどん身体がベッドに沈んでいく感覚
・しばらくすると意思とは反して股関節が外に開いていく感覚
・触れられていないのに、左脚が下に引っこ抜かれるように股関節に空間ができていく感覚
・手の指先が無意識に動く
・眠くなって一瞬意識が途切れていく
といったような状況が起こっていた。

セッション後に立ち上がると、顔が誰かに右から左に押されているように、勝手に顔が左を向いてしまう。。
それに抗わないでください、との指示に従った後に顔を正面に戻すと自然と立ち姿勢の軸が取りやすくなっていた。

セッションの最中から終わった後まで不思議なことばかりだったのが正直な感想。
けれど不思議なことに、身体が良くなりそうだとも確信した。
10セッションが終わるまでに、この不思議を理解できるようにロルフィングと自分の身体に向き合いたい。

Rolfer’s note:

1回目のセッションで、大腿部の筋肉の凹みが気になった。聞くと加圧下着を装着して寝ているとのこと。持続的な圧力が筋肉に凹みを与えてしまうのか?とにかく、ここを境界にしてつながりが妨げられているのを感じた。大腿部は大腿輪中隔によって筋肉がコンパートメントに収納されているが、それは間質としての機能もあるから、組織液の循環が、持続的に遮断されることになるため、制限になる可能性大である。

毎年3回ぎっくり腰になっていたテニス愛好家

腰痛が酷く年に3回ぎっくり腰になり、整体に週2回通って回復に3ヶ月要するというサイクルを繰り返していたテニス愛好家への8シリーズYielding embodiment®orchestration。同シリーズを終了した奥様からの紹介。画像診断では問題がなかったが、酷い腰痛のため本人の希望で手術を受けたとのこと。腰椎の骨の両側を削る手術受けている。

以下は、8シリーズ終了後のインタビュー

セッション1

大きな体の変化は今のところありませんが、寝つきが良くなった感じがします。ただ、トイレに3回くらい起きますので朝は眠いです。先週ありました腰の違和感(ぎっくり腰になりそうな感覚。)はなくなっています。 今年は新年早々テニスで腰を痛めてしまい歩くことも困難な状態でした。4月にテニスに復帰できたのですが、6月にまたテニスで腰を痛めるという状態でした。腰を痛める前はだいたい腰の調子良さを感じます。何かの知らせでしょうか。明日の午前中はテニスですが、低い姿勢で返球する時やボールを拾う時には気をつけようもありませんが気をつけます。 それから、話し忘れましたが、高校生の時に右手の小指もバスケットボールの練習時に骨折しています。

セッション2

施術前後の写真で腰部が伸びていたのには驚きでした。帰宅途中の電車では座ったり立ったりする動作、帰宅後ではパンツを履く動作が楽になりました。今週はしゃがんで作業をする事がありました。その時少しだけぎっくり腰になる時のような違和感がありましたが、その後はありませんし、中腰での作業では腰の違和感は感じられませんでした。

セッション3

今週は月曜日の午前中にキャビネットの中の物を取り出そうと屈んだところ、腰に「ピキッ」と痛みを感じぎっくり腰になってしまいました。今回は起き上がれなくなったり、歩くのが困難になるほどの強い痛みはありません。朝起きた時に腰の固さや不安定感を感じますが、コルセットをつけて日中は普通に過ごせています。ただ、座った状態から立ち上がる時は気をつけるようにしています。日曜日にテニスをしたのですが、珍しく好調でしたので、腰に負担をかけてしまったのかな、と思います。テニスの調子が良くなると腰を痛めてテニスを休む事になり、振り出しに戻る。最近のパターンです。治療の効果でしょうか、今回のぎっくり腰は普段と違い、痛みも弱くだいぶ楽です。

セッション4

身体には大きな変化はありませんでしたが、腰痛は時々危ないなと思う時がありますが、だいぶ楽になりました。

セッション5

今週は胃腸の調子が良くなりました。普段から悪くないのですが、さらに良くなった感じです。快食快便です。

セッション6

6回目のロルフィングを受けた直後はあまり感じませんでしたが、マンションを出て歩いていますと足取りが軽い感じがしました。翌日のテニスは反射的にボールを追ってしまい、「やばい!」と思う時がありましたが、特に痛みは感じず無事にテニスは終わりました。打ち始めでしたし昨年の事もありましたので不安でしたが、意外と調子が良かったです。「腰が不安だし寒いし、行くのやめようかな。」って思って行くと調子が良かつまたりします。逆に「最近は体調も良いし頑張っちゃおうかな。」と思って行くと全然ダメだったりします。

セッション7

今週は足の裏の痛みが少し和らいだ感じです。

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