緊急事態宣言の間はずっとリモートでの仕事を続けておられたというロルファーの方からセッションのご要望を頂きました。リモートワークでの視覚と身体の使い方を扱うムーブメントが適切だと思い、まずは、イールドによって安全安心な感覚を思い出してもらってから、視覚と関節間の緊張のカップリングを解いていく働きかけを主に行いました。
ご本人の許可を得て、以下ご感想をシェアさせて頂きます。
セッションの間は、結構ぼんやりしていて、身体感覚を言語化するのが難しい状態でした。私にとってはちょっと珍しい状態で、後から振り返ると、視聴覚系の神経とかが緊張気味の状態で「高止まり」みたいになっていたのかも?と思ったりしました。リモートでの打ち合わせや講座受講、PC作業など「コロナの時代のニューアブノーマル」な働き方に、システムが気付かないうちに結構(それもずいぶんと)疲れちゃっていたのかなぁと。何を聞いても「わかりません…」って答えるクライアントの気持ちがわかった様な気もしましたし(笑)言語化できなくてもシステムは変化しているということはセッション後の体感としてあったので、色々と興味深い経験でした。
◆イールド&ムーブメントワークの醍醐味を体感!?セッションの終わりの方で、股関節にワークしていただきながら、優しく目の奥が楽な目線でいるというワークがとても効果的で強く印象(&体感)に残りました◎
日頃PC作業をしている時間が多いこともあり、最近とても目が疲れていました。(ついに老眼もスタートか???)で、たまに自分で視線を柔らかく…など意識したり、ちょっと自分でエクササイズみたいなことしたりもしてはいたのですが…自分でリリースできる範囲を超えて「緊張状態高止まり」みたいになっていたのか…身近に受けられる鍼灸などでメンテナンスも定期的に受けていたのですが、施術を受けた直後はかなり楽になっても、また疲れた状態に陥りがち…という状況でした(←日々の生活の在り方も見直せると良いかもですが…)
ところが、今回のセッションの後、かなり長い間、股関節がspaciousな感じや目の奥が柔らかい視線の感じ…などを自分の身体感覚として思い出すことができました(←現在も進行中…かな?)
足→脚→股関節→腰 と土台が安定したこと(安定感&全身のバランスが改善)、perception が変化したこと など、自分のシステム全体として無理なく、自分の内側から柔らかさとかしなやかさとかが引き出された様な感じがあり、日々の生活の中でも「今、どこが緊張しているか?」気付くことが増えました(←最近、こういう感覚がずいぶんと薄くなっていた自分にも気付かされました(汗)
ロルフィング(&イールド&ムーブメント)の醍醐味というか、可能性というか、そういうものに改めて気付かされた、体感できた様に思いました。
→ 疲れ目(and / or 老眼疑惑!?)かなり改善しました!!
→セッションの前、ちょっと不安があった腰も、セッション後ものすごい安定感を感じました!!
(←寒さなどもあり、引き続き、注意しながら見守りたいと思います。)