【1回目レポート】

ロルフィングというものについてほとんど知識ゼロで伺いました。ロルフィングのサイトの施術写真などから勝手に想像していたのは「ソフトなストレッチ」という感じでしたが、実際に受けてみると全く違いました。田畑さんが実際に手を触れられるのはとてもささやかなのに、どんどん体が変化していくことへの驚き。終わった後の感想はただただ、「とっっっても面白く、とっっっっっても楽しく、とっっっっっても摩訶不思議」という感じでした。
施術中に感じていた変化は、自分の体が存在している場所のイメージがどんどん変わるということ。最初はベッドの上に寝ていると感じていましたが、田畑さんにまず整えてもらった左側だけ、まるで芝生か草原の上にねているかのようにふわふわと感じてきました。(右側は変わらずベッドの上、と感じているのに!)やがて、草原でもなく、水の上にぷかぷかと浮いているように感じました。(もはやベッドの硬さなどは感じず。)身体と重力の関係というのは整った状態だとこれほどまでに心地よく、軽やかなものかと、驚きましたし、いかに普段、身体が重く、力が入っているのかを実感しました。

また、田畑さんは施術に空間を使う、とだけお聞きしていて、その言葉にとても興味を持って施術をうけました。施術中はその意味がわかりませんでしたが、後でお話を聞いてとても納得しました。人が2人いたら、身体は勝手に警戒や安心によって空間の捉え方を変えている。(感情に体が反応して、空間の感じ方が変わる?)それを実感として感じたのは初めての経験でした。人(田畑さん)が右にいらっしゃった時は明確に「岩がある」と感じ、左にいらっしゃる時は空気が通っていた。(岩はなかった)それが時間がたつにつれ岩の存在も消えていき、、、。「警戒」や「安心」を体の反応として注意してみたのは初めてだったのでとても面白い発見でした。これは私の仕事(舞台エンタメ)の上でもちょっと意識してみたいと思いました。

また、体調の変化ですが、施術後に感じた大きな変化は以下のようなものでした。
・頭が正しい位置になった(後ろに行っていたのが、ちゃんと首の上に乗った)・真っ直ぐ前を見ている感覚。(視点が定まる感覚)・首が回るようになった・視野が広がった(サイドの角度がひろがった。)・立ったり歩く時、足の裏がついている・呼吸を、施術前は鎖骨あたりでしていたように感じていたのが、施術後お腹まで空気が入ってきていると感じる
1週間たつうちにこれらの変化は戻ってしまうのだろうかどうだろうかと思っていましたが、1週間の間、この感覚が続いていると感じられたのは嬉しかったです。とくに呼吸については、疲れたり、夜には大抵とても浅くなっていたのですが、それがなく、ずっとお腹で息をしていると感じられました。

2回目の施術ではどのような変化が起こってくるか、とても楽しみです。