“太極拳では、体をつなげること、カラダの声を聞くことを求められますが、私はまだその感覚をつかめていません。
逆に、良くない姿勢で練習しすぎたせいか、股関節、膝に痛みが出るようになり、歩きづらい状態です。
カラダのことをいろいろ教えていただければと思っております。”

という動機で10シリーズロルフィングを開始したUさんの第一回目のセッションの感想です。

◼︎施術前
施術の開始場所を探す時の田畑さんの立ち位置によって、明らかに、落ち着く感覚と、落ち着かない感覚があったことに驚きました。

ベッドにあおむけになった姿勢で、右側後方に立たれる時がとても落ち着きました。ゆっくりそちらに引力がかかっているイメージです。
逆に、左側後方は、空気が軽くて安定しない感覚がありました。
また、頭部の右側は、窓が開いて空気が流れてくるような、更に落ち着かない感じがありました。

◼︎施術中
足首あたりに触れられた感覚がある時に、
太ももあたりで血液のようなものが流れている感じがありました。脈拍のように波打つものを感じました。

右膝を立てた状態で、足の内転の角度を変えてもらっている時、ゆっくりした内向きへの圧力とともに、体の右半身が海苔巻きのように背骨に向かって巻かれるような感覚がありました。

施術の終盤、呼吸が深くなっていることに気づきました。
ベッドに沈み込む感覚でした。

◼︎反省点
右の股関節の感覚はあまりわかりませんでした。これまで中の方に意識を向けることがなかったせいかもしれません。
また、視線の位置を見つける時、どこが落ち着くかなかなか定まりませんでした。

◼︎施術後
帰宅途中、歩いている時や座っている時、自然と落ち着ける姿勢を探していました。
この重心じゃないな。ここだな。みたいな感じです。

ただ、その感覚はだんだんあやふやになってくるので少し心細い気持ちですが、
今後のセッションを受けることで、少しでも変わっていければと思っています。