セッション2
◯田畑氏のロルフィングを受けたかった私の理由 以下7点。
精神面
・自分と自分の身体との不一致感(何とも言えずズレている感じ)を無くしたい。
・自分の中の自分自身ではどうにも出来ない大きく・凝り固まった怒り=恐怖 を何とか身体の外へ排出したい。
・緊張で常に張りつめている感じのある自分の芯から力を抜かせ、心底から身体全体ゆっくり休みたい。
身体面
・五十肩?なのか左肩のひょっと動かしたときの激しい痛み
・痛み出して3ヶ月位になる右肘腱鞘炎
・辛くて堪らないほどの肩こりと首の痛み
・歩いている内に始まる腰の痛み
当日)
施術後お茶もせず真っ直ぐ池袋に向かい買い物。この時全体とても疲れた感のある身体感覚だった。
そのまま買い物中、モーレツな肩こりを感じかなり辛かったがふと気づくと肩こりの痛みは無くなっていた。
(痛みの時間は2時間くらいか・・・。)
帰宅すると身体はどこかボォーっとしていて寝たいなぁーという気持ち。その後、落ち着いてゆっくりしたら
自分の心持ちが何というか軽くて明るい良い感じがしてちょっと驚く。
翌日)
朝の犬の散歩で体重を足裏外側(小指)にかけて歩く自分に気づき驚く。
しかし夕方の散歩では またいつもの内側(人差し指・中指)に体重をかけ小指が浮いた感じの歩き方だった。
もう一つ、日中の歩きではやたらと踵に重心が乗っかる風で 踵がいたいなと思いつつ歩く。
身体では、肩こりが酷くずっと痛かった。あまりに痛いので肩にホッカイロを張り温めると少し楽になった。
身体全体は どことなくボォーとしただるさでチョット不快な感じ。ただ下半身はスッキリ落ち着いたイメージ有り。
2日目)
朝5時半に目が覚める(起床は6時15分) 以前調子が悪い時もよく早い時間に目が覚めた。
目覚めたまま身体を感じると、身体の左半分(頭のてっぺんから足の先まで)はスッと軽い感じ。身体が左右綺麗に分かれている。
右半分は重く辛い感じ。特に右肩が固く強張り凝っている!という感じでとても痛い。右肘も強張りすごく痛かった。
朝の散歩は内側重心のいつもの歩き方。 ただ心持ちは重苦しくなく明るいのがうれしい。
その日一日 身体全体が油が切れたロボットみたいにギシギシしていた。兎に角肩こりが酷く辛い。
3日目)
昨日からの酷い肩こりと右肘の痛みが抜けず 今朝も両方の痛さで5時過ぎに目が覚める。
あまりの痛さに耐えられずに近所の整骨院に行き、マッサージと電気を受けとても楽になる。
その日は一日静かに過ごす。
4日目)
ここのところ朝早く目が覚めるようになっている。今朝は4時半。目覚めると途端にドキドキして不安で嫌な気持ちになる。
朝の散歩ではいつもの内側重心歩きで、踵に重心乗ってるなーと感じつつ歩く。
他は特になし。
5日目)
今朝も5時半に目が覚め途端に不安でドキドキする。が、今日は日曜で気楽。そのまま8時頃まで寝る。よく眠れた。
主人も家に一日居た日。そのせいか どちらかというと心持ちは軽く明るい感じでとてもうれしかった。
6日目)
今朝5時15分が覚める。同じ感じ。肩こりが酷く辛い。
けれど 今日は散歩後、実に久しぶりにストレッチをして身体を動かそうという気になって軽くストレッチをする。
自分の変化に驚く。
セッション3
今回初めて身体の変化感覚を実感。
施術中 身体の中の詰まりものを抜かれていくという とても不思議な感覚があった。
真横に向いて寝ている身体が 少しづつ中身を抜かれてぐにゃりとしてしまい
意図せずに身体の向きが変わってしまう奇妙な感覚。
施術直後先生に どんなようすですか? と聞かれたが
その時はあまりに直後過ぎて緊張もあり正直よくわからない。肩は強張っていた。
部屋を辞して歩き出し10分程すると 背中がスッと楽な感じで 身体全体がスッキリした感じだった。
翌日 一人で車の運転をした。
高速道路のかなり遠出をして 帰りに道を間違える。
いつもであれば、自分一人だし高速道路なので、軽いパニックのような焦りが出る。
しかし今回は まったく焦ることなく落ち着いて誤りに対処して無事帰宅。
なぜあんなに落ち着いていられたのか 自分自身大変に不思議。
施術3日後、身体の内側から綺麗に整えていこうという気持ちを強く持つ。
こうした気持ちを持つことも、ちょっと不思議に感じる。
私はロルフィングという言葉は知っていたが、中身はよく知らないので
勝手なイメージで ロルフィング=整体の一種・マッサージに属する方法の一つ と思っていた。
なので施術1~2回では 肩こりが消えない等の面に重点を置いて考えていた。
しかし今回3回目を受けて、ロルフィングとは私の考えているような種類のものではなく
全く別のものなのでは? と実感しはじめている。
今回感じた 中身が抜き取られるような不思議な感覚。
時間が経ってきてその事が少し自分の中で整理されてきた気がする。
あの不思議な感覚は、身体中統一を失ってメチャクチャに詰め込まれていた細胞が
きちんと升目を揃えるように あるべき順序で並べ替えられ、細胞ひとつひとつの形が整形された
という言葉で言い表すと ピッタリくる。
結果、身体全体・脳細胞の一つ一つまでが少しづつ整え始められ あるべき綺麗な整列・統一が
行われ始めた感じ。
だから車の運転で焦ることもなく普通の状態でいられたし、身体の内側から綺麗にしたい思いが
表れてきたのだと今は感じています。
改めて全10回の施術を楽しみに感じております。
セッション4
右半身と左半身での感覚の違い
施術を受けるといろいろな感覚が生じる。 それを知ろうとして意識に焦点を合わせてしまうと
生じてきた素直な感覚を邪魔してしまいそう、といって意識に集中しないと それこそ眠ったように
なってしまい何もわからなくなる・・というちょっと不安定な面持ちの意識です。
そんな意識で右の施術を受けていると、とても不思議な感覚が起こってきた。
自分の身体の実体が、施術によって現れてくる という感覚だ。
今まで有る と思っていた 私の全体像 は実は単なる思い込みであって、
田畑さんに触れられ施術されることによって そこから実体として私の身体がたち現れてくるというような感覚。
自分の実体が創られていくような感覚・・・というとピッタリくるような
とても不思議な感覚だった。
ところが左半身は全く違った。
まず 意識というか頭の中がまったく違う。
左は施術が始まった途端、頭の中が酷く騒がしく落ち着かない。
クリアすぎるカラー写真が目まぐるしく点滅するような感じで、身体を意識するなどという余裕がない。
頭の中がチカチカしている内に左は終了。
右半身はじっくり自分と対話しながら施術を受け
左半身は施術を必死に受け止めようとした感じか。
左右のアンバランスがとても印象深かった。
最後の仰向けになっての施術はとても自然に施術を受けた自分という感じ。
例えば、首の位置の施術では そのまま素直に首がぐぅーっと伸びる実感があった。
施術終了後は背中がスッキリし
、身長が伸びたような、頭の中がとても軽く感じた。
身体全体がホンワカとして快適な気分で帰宅。
しかし、あれ程スッキリして帰宅したのに、夕方6時くらいから腰が非常に痛くなる。
痛みの原因になる様なことは一切思い付かず。
翌日12月15日、腰の酷い痛みはそのまま続き その痛み具合からぎっくり腰になったと判明
動くのもままならなくなり、この日より3日間近所の整骨院にて治療を受ける。
週末の土日は、以前から予定の温泉旅行へ行き温泉につかりかなり状態は元に戻るが
まだ 少々腰は痛い。
この1週間の身体の変化の流れがとても不思議です。
セッション5
今回も左右の身体が受ける感覚は違ったものだった。
面白かったのは左半身で、施術を受けている内に腕から肩にかけての筋肉というか 細胞が勝手に田畑さんに語り掛けだしたように感じた事。
まるで筋肉というか細胞が私の意志と関係なく独立して田畑さんに話し始めたかのような錯覚を覚えた。
それは、筋肉・細胞が各自、私とは別個の筋肉格?細胞格?なるものを持って田畑さんに向かって、 こんな風に私は固まっているだとか こんなに辛かったとかワイワイと話しかけているように感じで、すごく面白い感覚だった。
右半身は普通の感覚で静かに施術を身体が受けたという思いだけだった。
ここまで5回施術を受けて思うことは,
1・2回の施術ではわからなかったが、3・4・5回と進むうちに
身体とか自分に対してのイメージが少しづつ変わってきている。
私という自己がしっかりとしたものではないような変わらない自己とか自我 というものは実はないのかもしれない,と云う様な思いが、施術を受けている身体から感じています。
腰の方はお陰様でとても良くなり、寝起きなど楽に出来るようになりました。
ありがとうございました。
セッション6
前回から3週間近く間が空き、年をまたいでの施術。
年明け少ししてから、身体の各部位の歪み・ひずみ?がはっきり表面化してきたように
感じている。
それは 例えば左肩の五十肩としての痛みや腰の痛みで、
これらは以前から持っていた痛みなのだが
施術を受けることで身体全体の筋肉や細胞が整い、だから歪みの部位がよりはっきり実感できてきた
という事なのでしょうか・・・。
今回6回目の施術を受けての思いは
まだほんの少しづつだけれど、“自分の身体”というものを感じる事が出来るように
なってきた気がする という事。
自分の肩・首・腕の重さやそれが在るという事。
今まで“自分の身体”と簡単に口にしていたけれど、実体として自分の身体を意識できた事は
一度もなかったように思う。
ただ、このように感じだして1週間。
おかしな言い方だけれど、気持ちがついていかない。
身体と意識の関係が 今まで自分が考えていたようなものではない事がわかってきたのだが
うまく身体に気持ちが寄り添わない というか・・ なにかちょっと停滞しているような
表現しずらいですが、身体は先に進みたがっているのに心は嫌がっているような
ちょっと奇妙な心身の在り様です。
前回と今回、間が空いたからでしょうか?
自分の状態がよくわからなくなっています。
セッション7
7回の施術を受けて感じていることは、身体はとても順調に調整されている事。
何というか 身体の深部が穏やかな感じ と表現したら伝わるでしょうか。
まだ完全ではないのだけれど、身体の各部分のバランスが整ってきているんだろうなと自分で感じるのである。
問題は“意識”の方だ。
“私の身体”が調整されて蘇ってきて、自分のものになりつつある今
意識・ココロの方が上手く身体についてこられない
これ以上の変化はちょっとキツイ、逃げ出したいよ と意識は落ち着かないです。
身体が変わって意識が変わる。意識が変わって身体が変わる。? どっちもありだとは思うけれど
身体が変わって意識が変わる方が、自己コントロールが出来ないだけにキツイように思う。
今まで私は、生身の自分を知らなかった。故に生身の他者を意識することがなかった。
それがロルフィングによって自分の身体を持ち始めたので、かなり具体的な他者(田畑さん)が現出してきた。
これは私にとって かなり怖い事です。
更に、そうしてきた(生身の他者を意識しない)自分の理由もあるわけで
けれど、私が目的としてロルフィングを受けた結果を出すためには
そこを乗り越えなければならない・・んだろうな と思う。
どうしたらいいんだろう・・ どうなるんだろう・・と
今は 出来るんだろうか? という頼りない気持ちです。
変なレポートになりました。すみません。
セッション8
前回・今回、7回目・8回目の施術で “頭(意識)と身体の関係”を改めて思った。
田畑さんがおっしゃった「今は安全であることを身体に納得させてあげる事」
この言葉は 私には目から鱗が落ちる の思いだ。
身体が納得しなければ何事も変わらない と教えて頂き、それを実感しているわけだが
頭と身体の関係・・・がしかしなかなか難しい。
前々回の6回までは順調に身体の調整をしてもらった。
めちゃめちゃだった身体の中身をきちんと秩序立てて治して頂いたと実感している。
回を重ねて、身体の根底が落ち着いてその上の意識が影響する部分に問題が移ってきた今
私の大きな問題は、田畑さんへの信頼になってきている。
私が、田畑さんの施術時の話しかけに どこまで素直に乗るか。
どこまで安心して自分全部を預けるか という1点になってきている。
表面意識では十分信頼しているつもりなのだが、施術中の問いかけや話しかけを
聞きながら、この問いかけに乗って自分の感覚を任せたら自分はどうなってしまうのだろうか
その時この人は いきなり背を(向けないことはわかっているのに)向けないだろうか 等々余計な気持ちが動いてしまい
身体の感覚に集中しない、 というか集中させない自分が残る。
自分がおかしいのは重々承知なのだが この点を今 どうしていいかわからないなぁ と思う。
けれど こんな文章を書くことが、私の田畑さんへの甘えであり、大丈夫ですよね という確認なんだろうとも思い
こういう自分が嫌だな と思う。
袋小路です。 すみません。
セッション9
9回目の施術を受けての身体の様子は “すごくリラックスしている”だ。
このリラックス感を伝えようとした時 私が思い付くイメージで現そうとすると
写真家・星野道夫の撮るアラスカの大平原にいる動物たちの姿 が一番ぴったりする気がする。
広大な自然の中、空があり山や大地があって草木がありその中に在るべきひとつとしてそこに居る様な身体の感覚。
沢山の生き物の存在のひとつ、丁度パズルの中の一つのピースとしてそこに居て当たり前の者が
ただそこに居るという感覚。 私的に言うと ここに居てもいいんだ というリラックス感。
心理カウンセリングの様に、言葉を使って心の在り様を詰めて詰めて自分をを変えようとするのではなく
身体をのびのびと伸ばしてもらうことで 身体を感じる心の有りようがこんなにも変わっていくという不思議を思う。
ただなかなか単純には行かなくて、身体の感覚が落ち着きそれに慣れてくると途端に心が反抗してくる。
翌日は何とも言えない不安定感。昨日のあの幸せな感覚はどこへいったのか。
今回は腎臓部分を大変丁寧に施術して頂いたと思うが、身体は特にその事に対しては意識が向かない。
腎臓部分が軽いとか楽とか温かいとか・・あるいは重いとか不快とか等々 腎臓を意識するようなことはまったく感じない。
腎臓 という部分は怒りや悲しみが留まる臓器だというし、そして私は自分の長年手放せない嫌な思い出について
田畑さんに訴えている。だからこそ丁寧にその部分を診てくださったと思う。
けれど 何も思いがない。それでいいのかもしれないけれど 気にかかってしまう。
何故かな?と。
やっぱり思ってしまうのは 治りたくないのか自分?という事。辛い辛いと言いながらその辛さを手放したくないのか自分?
なんとなくそんな気がするのが困る。元気になりたいはずなのに元気にはなりたくない・・ような。
身体が整ってくる程、見たくない自分・向き合いたくない自分を見せられる思いがしているのは私という個人の性格的なものなんでしょうか?
セッション10
今日、施術中自分がガイコツになった。ちょっと面白い感覚だ。 自分が理科室に置いてあるあのガイコツだった。
骨を感じて・・とい云われて骨を意識していたら身体の中が骨になって 何だか不思議だった。
田畑さんのリードにより静かに自分自身に集中する事を体験し・学んだ。
この集中を忘れないようにしたいのだけれど、難しい・・・。
10回目。田畑さんが居て自分が居る部屋・空間で、私は素直に横になっていられた。
ぴりぴりする緊張感やもぞもぞと落ち着かない不安や恐怖なく、そこに居られた。
田畑さんの言葉を素直に聞こうとし、余計な思考で頭をうるさくしないでいられた。
これは 初めて人を怖がらずにこの場に居ようと素直になれたこと。 人と安心して居られたことだと思った。
“身体の地殻変動”10回のセッションを終了して思い浮かんだことばがこの言葉。まさに深部から生ずる力による変化です。
私にとって本当にわからない10回でした。 余計な先入観を持ちたくなくて、田畑さんのホームページを見ませんでした。
ほとんど触れるか触れないか・・身体に対して最小限の接触だけ。それ以上具体的な働きかけを感じないのに 何かが変化する不思議。
「重力」というものからこんなにも身体が影響を受けているとは知りませんでした。
施術者と患者の関係も大きいと思えます。 私から見て 田畑さんは実に真っ直ぐで透明でした。
患者に近づきもぜず、といって離れるでもなく 自分の存在を押し付けるでもなく、距離を取ろうとするでもなく。
淡々とそこにいらした。
初めはそれがいいのか嫌なのかよくわからず、ちょっと困りましたが 今はその立ち方がとても良かったんだと思えます。
こちら側の勝手な思い込みや理想の投影をきれいに受け流してもらえ、変な緊張や期待を起こさずに済んだからです。
施術後半6回目以降は、直後は心穏やかで身体も温かくとても気持ち良いのに 1日経つと何とも言えず心が落ち着かず
気分が落ち込む感じになりました。
これは 身体の変化と心の変化のズレから来るものなのかと感じました。
ですから今は、ちょっと遅れての心の地殻変動が始まりだしている時なのだろうと感じています。
それは 楽しくハッピーというよりも、見たくもないものを見なくてはならない感じでしょうか。
半月後・3か月後・半年後・・・その先 と楽しみでもあり、辛く怖いなとも思います。
何事も“変化”というのは楽しいばかりではないという事を実感しています。
最後にこの10回のセッション 受診前に思っていたものとは全く違う
想像以上の変化を 体感・実感させて頂きとても感謝しております。
ありがとうございました。
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