ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2024年11月

脊柱管狭窄症と診断された方

Rolf Movementを受ける動機:友人*から聞き、わたしの症状も改善されるかお伺いします。56歳女性です。2年前に脊柱管狭窄症と診断されて、当初薬を2ヶ月ほど服用していましたが、やめています。右のおしり下部に痛みが出ます。疲れた時、重いものを持った後、ストレスを感じた時に痛みがあります。
*ご友人は、CS60に通院されていた方で持続的なバランスが欲しいということで、8シリーズRolf Movementを終えた方です。    

Rolf Movement Session 1

てっきり触診があるかと思っていましたが、ほとんどなかったのが意外でした。
何かを変える度にどう感じるかを聞かれましたから自分の体を観察するようにしました。
それまで大きな感じ方はなかったのですが、着替えでレギンスを履いた時にいつもだと右脚の痛みを感じるか、痛みを感じないようによろけるのに、それがありませんでした。以前の健康な時のようでした。

Rolf Movement Session 2

前回から一昨日まで痛くなることなく、治ったのかと思うくらいでした。ところが昨日、今日と痛みが出ていました。ただし、昨日モップをかけても痛くなかったです。先ほどお伺いして痛くなくなりました。今また少し痛みがありますが、もしかして急に寒くなったからかな?

Rolf Movement Session 3

朝起きて感じる痛みがなくなりました。痛みを感じることはありますが、ひどくなく、その日のうちに終わり、朝はリセットされています。関係あるかないか分かりませんが、40代の頃のように話で芸能人などの名前がサッと出てきて、話を遮ることがないことが何回かあり、ちょっと前の自分に戻ったような気持ちになりました。また、昔からあまり水分をとらないのですが、水をこまめに飲むようになりました。

登山愛好家のKさんの10シリーズRolfingと8シリーズRolf Movementを経て

2023年の3月に10シリーズのロルフィングを終えて、一年が経過した後に8シリーズのロルフムーブメントを開始し2024年6月に終えた登山愛好家のKさんから、半年後にレポートが届きました。

” 2回目のシリーズ(Rolf Movement)が、6月頃に終わり、4ヶ月くらい経過した先日、坐骨周辺の違和感が完治した気配なのです!!!
10月中旬、山を登っている際、「もうホント腰の不調いらんわ」と、キレ気味に歩いていたのですが、ふと、「尾骨の角度が上がり過ぎでは?」と、思い、尾骨を下げる(尻尾を下げる)感覚で歩きました。
すると、もの凄く歩くことが楽になり、姿勢も良くなり。しばらく歩くと、積年、痛みを感じていた股関節の奥の方で「パキッ」という音がしまして。
それをきっかけに、腰痛が出なくなりました…!!!
使う筋肉も、昔鍛えたインナーを使えている感覚があり、出っ腹が凹みました。
ちなみに、つい先日は、登山口までのフツーの道で派手に転び、膝を割ったと覚悟したのですが、割れておりませんでした!!!
自分の身体に戻ってきた感覚があり、とても嬉しいです!!
9月頭くらいに、約、1週間くらい、涙が止まらないという、結構な感情の排出もありました。
私の計り知れぬ所で色々あっての今なんだろうなぁと思うとなかなか感慨深いです。
という訳で、久々にびっこ引きながらの現状報告でございます。”


別のクライアントも報告頂いたことがありますが、感情解放のプロセスが慢性的痛みの解放につながることがあります。そこに、ご本人の尾骨へのアウェアネッスが伴ったことが、全体の統合を促す結果になったようです。

このようなケースを知ると、慢性的な痛みは、肉体とは別の感情などのレベルとの関係性や、ご本人の身体とのつながりが関係しているので、安直に除けばいいということではないことがわかります。

Kさんのロルフィング体験記はこちらから

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