イールド研修を終え、8シリーズ提供者となったTさんからのロルフィングセッションの感想が届きました。以下、御本人の了解の下、転載させて頂きます。
セッションからもう10日ほどが過ぎました。
感想を言葉にしてみました。
セッションを始める前に
主訴として
・後頭部の首の付け根あたりの違和感
・胃、みぞおち、腹部全体の違和感を伝えたと思います。
・歩いてみたときにカラダが左に傾き倒れそうになり戸惑ったことを覚えています。
yieldワークが始まると
後頭部の首の辺りの違和感が強まり
少し呼吸がしにくくなり苦しい感じがしました。
そこから、後頭部の首の違和感の固まりが
少しずつ液状化して動き出しているようでした。
液状化した固まりは、落ち着き先を探すように、
カラダからでていこうとしているように
左側顔面の内側を通り頭頂部へと動いているように感じました。
そして、頭頂部から出られないことに気づいたように、
左顔面の目の奥、鼻腔、内耳、喉、左首筋内部、左鎖骨、左肩、上部胸郭周辺にまでジワジワとひろがっていき、
呼吸も少し苦しかったように思います。
また、腹部各所がポコポコと動いて反応していました。
田畑さんが見守って下さったり、触れて下さるうちに、
苦しさがなくなり、液状化した固まりは次第に柔らかくなり
水のように流れやすくなったのか、
気体のようになったのか、
カラダを圧迫しなくなったように思いました。
まるで落ち着き先を探しているかのように、
カラダの中を動く気配が細かな響きのようになり心地よくなってきました。
気づくとカラダは繭のようにまとまっていて、とても静かになっていました。
呼吸は、しているのかいないのか、
必要な分だけは充分に満たされているようでとても静かでした。
包まれているという守られているような境界がありつつ、
その中で、
カラダがまとまり自律していたように思います。
その静けさが、とてもインパクトがあり感動しました。
その静けさは、
深い休息、安心安全、寛ぎの場、なんとも表現しがたいです。
田畑さんは
見守る範囲を超えない域で場を共有し
カラダの自己調整力に、意志があるのだとしたら、
その意志で自ら動きだせるように
カラダの尊厳を尊重しての在り方のタッチとタイミングだと思いました。
思い返せば触れられた回数少なめだったでしょうか、。
自分とカラダの存在と田畑さんの存在がまるで「=」イコール、同等、同じ、
どう表現してよいのか、ですが、
とても安心して居られる静かで細やかな空間でした。
自発的に動き出し
健全に生きようとするカラダを信頼しようという思いが深まりました。
私の、このカラダを大切に共に過ごしたいと思いました。
この度もありがとうございました。
セッション後に気づいていること
・どことなく膨張感があり、太ったのかな??と思い
家族や友人に「私、太った??」と尋ねたりしましたが、その感覚は2日ほどで収まりました。
重力と張力のバランス調整の気配を感じていたのかなと今は思っています。
・何気なくふと、涙がでてくることが数日間、何度となくあり、そのままにしていました。
・田畑さんに触れていただいた左側頭部を中心に頭痛のような痛みがある(すぐに治る)
・顔全体、特に左側顔面の額、こめかみ、頬、顎のラインに赤い発疹。
・セッション前の日常で、聴き取りにくかった左耳の聴覚が戻ってきた。
・違和感でしかなかった後頭部のクビの付け根の固まり(のようなもの)が無くなった軽さ、開放感を感じています。
実際、顔をあげる動作が柔らかくできるようになっています。
また固まりの抜け殻のような影を感じようとする思い込み癖を手放そうと思っています。
後頭部~背面、やたらと軽く感じ、感心しきりです。
・主訴の胃やみぞおち、腹部の違和感はまだあります。
膨満感で食欲が落ちたりしていますが、不調と思うことなく自己調整のプロセスかなと、様子を見ています。
動揺することなくただ様子見ができることに安心感があり快適に過ごしています。
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