ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

月別: 2021年2月

様々なジャンルを手がけるプロデューサー

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 10/10

ベーシック10の最終日、最後の写真を見た時に、自分の躰が「塔」のように見えた。閃いた言葉はエッフェル塔。二等辺三角形の頂点に頭がのっかっているように見えた。まとまっている印象です。

いつも写真をとっていただく時は、脱力した状態で臨むのに、施術後はピシッと決まった感じで写る自分の姿に驚かされますが、最終日の施術後の写真には感動しました。

セッション1の施術前の写真と最終日の施術後の写真のなんと違うこと。

セッション1の施術前は、見るからにグチャグチャの印象で、身体の各部位は、「自由」というのではなく、方向性がバラバラ、顔も歪んでいる。おまけに髪の毛もグチャグチャだったので、全体的にひどい印象。心も荒れていそうな印象。

最終の写真では、顔も小さくなっていて、リフトアップしていた。整った印象で、精神も落ち着いているんじゃないか? という雰囲気がでており、

ついでに、腰の位置も上に上がって、身体全体が上に引き上げられた感じになりました。

前回の、セッション9の後、膝に抱えていた痛みは全くなくなり、右の首と肩の痛みや緊張に気が付いてもすぐほぐれるという状態でしたが、施術後一週間経った頃に、左の肩から肩甲骨にかけてが、セメントのように固まって重いと感じるが日があり、身体が左に引っ張られている気がしました。

左半身の痛みに身体が引っ張れている感覚は、身体が左へ傾いてしまうんじゃないだろうか? ベーシック10のコースが終わるというのに、せっかくいい感じになったバランスが崩れてしまうのでは? と不安になった。が、

セッション10の施術後に、田畑先生が「自分で自分を治せるようになります」とおっしゃってくださったので、安心しました。

自分で自分を調整できるって便利だ。

しかし、ヤバいと思ったら施術していただこうと思います。

ベーシック10を受けていて、毎回、色々と印象深い内容の施術が多々あって、、、

その内容を、1回目、2回目は、施術の内容と、その時々の身体の反応や意識の変化を覚えていたのに、3回目になったくらいから、施術後、これがすごかった! あれがスゴかった! と心の中はカーニバル状態で帰宅するも、

さあ施術の内容を書きだそうという段になると、すっかり忘れている、ということが続きました。

年齢とともにすすむ健忘症か? という気もするのですが、施術によって、身体がごっそり変わってしまうことで、身体にあった痛みや不快感についての記憶もごっそり消えてしまうのでは? という解釈を、言い訳風だけど、採用することにしました。実際、身体の仕組みや、身体ネットワークがあるなら、その連結方法、身体の各部位の立地条件や、その動きのコンセプトも毎回変化したように感じました。

例えば、歩くということ1つとっても、両脚と足の裏くらいで歩いていると感じていたのに、セッション3くらいで、上半身と連動して右、左と動いて推進していくような···またセッションが進んでいく中で統一感がとれていったり、頭まで連動して動く感じとか、変化していったのです。

身体収の変化が激しくて、それにプラスして頭部も施術を受けるので、脳がつくりだした妄想的な不快感の記憶などもごっそり消えてしったのではないか? と思って忘れる自分を許しています。

とは言え、覚えていることもあります。

最終日、最後に、教わった極めつけに大切なこと。

呼吸は、横隔膜とお腹の両方に同時に入れてOKということです。

合唱の時には、お腹、普段は横隔膜、という風に分けて入れないといけないと思っていたので、セッション中に指示を受けた時に、コンセプト自体を理解できなくて、ガタピシと呼吸を入れることに手間取っていたのですが、

これは、すんなりできるように練習しながら毎日やっていきたいと思います。

あ、、、これを覚えているのは、この呼吸がまだすんなりできる身体に変化していないからなのでしょうか? 

解釈に励むのは中断して、呼吸をすることにします。

この呼吸によって、胴体全体に酸素を行き渡らせることができて、肩の内側や腕にまで酸素が行き渡って膨らんで、凝りもとれる感じです。

施術を通して、身体の周り、頭の上や身体の横、脚の下に広がる空間も感じることができるようになりました。呼吸によって身体の内部に広がる空間も感じることができました。

歩くことも楽になりました。

なんというか、気をつけて歩かないと変な風に歩いているかも? と長年気にしていたのですが、脱力状態でも、自然に歩いていれば大丈夫だという気になり楽に歩けています。

窮屈な場所を脱出して広々とした空間に出て晴天を楽しんでいるという感じ。

そして、雨や曇りもゆったりとあたたかくして楽しめる感じです。

ありがとうございました。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 9/10

施術前の歩行では、左膝内側に米粒くらいの痛みポイントがあり、右膝甲に痛みを感じ、痛みが両足に分散した感があった。 施術台には身体左側面を当てて横向き。 身体の下になった左腕は身体後方に向けて伸ばす感じで置いた。右腕は脇下に支えを入れて手を伸ばした位置にバランスボール。 下になった左膝を曲げて、右脚は伸ばした。 左脚の外側が強ばり、内側が緊張している。 CS60での下半身への施術の後に、バランスボールに載せた右手を伸ばすと脚先から腰、肩甲骨を繋ぐラインがぐぅーっと伸びた。

それから頭への施術の後にも、バランスボールに載せた手でバランスボールを前出す方向で腕を伸ばすと、腕が外に向かっていくのに連れて、 腕と、肩の部分で癒着していた首の部分が溶けて頭が上に伸び腕は横に伸び、脚が下に伸び、 腰の空間が広がった感覚があった。 反対側もこの感じで施術がすすみましたが、右脚への施術の最中に、左膝にズーンと響く感覚の後に膝の回りが緩んでいく感覚があった。 施術後、立ち上がると、施術台の上で色んな 方向に分散して広がった身体のパーツに まとまりを感じた。 それからとっても右肩が右へ傾いた感覚があったが、左へ寄っていた軸が中心である右へ向かって移動したからなのだった。 施術後の歩行では、大腿部とふくらはぎが別々でありながら一体感があるという柔軟な感覚があった。

田畑先生が顔の右側でパチンと指を鳴らしてくれて、そうしたら頭の右側の視界が広がった。 腰と肩甲骨存在感が大きくなって 歩行の時の上半身の感覚として、 腰から背中→肩→首→頭 という感覚に「肩甲骨」が加わって 腰→背中→肩甲骨→肩→首→頭 という風になった。 プラス、「パチン」という田畑先生のスナップで、頭の回りに空間が広がった。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 8/10

新年を迎えてから2度目のセッションとなったが、また左膝に痛みが出ていた。

しかし、前回のセッション後から右足と左足両方に体重を交互にのせるように歩くことで痛みを感じる機会は減って、かなり楽になっていた。

施術前の歩行では、左膝のまわりに金属の重りがついているような堅さと重さを感じた。歩行中、足の裏が床につくまでの体重移動が意識しないと上手くいず、左脚が膝のところから外側に開いている気がした。

施術台には、前回まで足を置いていた方に頭を乗せてうつ伏せになった。そして、左腿を腰の高さまで上げて膝のところで直角に曲げる。右脚は伸ばしたまま。左腕は頭の方へ置き、右腕は身体の横に沿って置く形。道路に伸びたカエルみたいだと思った。

左膝が痛むようになってから、日常で左膝に負荷をかけている機会が多いことに気付いた。そして大方の姿勢が左膝を中心にしてつくられているような気がしてきてもいた。

椅子に座っている時は、膝の裏と膝の甲、両方を緊張させて力が入っている。床に座ってパソコンに向かうことも多く、その時は左膝を外側に曲げ、3時間以上その姿勢でいたりする。寝る時も仰向けで左脚を腰の位置まであげて膝を折り、施術の最初のポーズの裏返しの格好で眠りにつくことが多い。

脚の内側はいつも伸ばされ、外側は縮んでいる。そんな感じでそこから腰にもねじれが生じているような気にもなっていた。

CS60でふくらはぎ、脚を中心に施術が始まり、右肩の上にCS60が当てられた時には、「大マグロの一本釣り」という言葉が閃いた。右肩の上のCS60が身体全体の電磁波を抜かれているような感覚だった。左足のつま先から始まって左半身全体、左側の腰から大きな緊張が抜けていく感覚。

施術後、ベッドから立ち上がる時に、膝に違和感を感じたが、膝の位置を修正してもらってすぐに違和感は消えた。施術台から立ち上がるのが楽だった。

施術後の歩行では、床がフカフカに感じた。身体の軸が右に傾いた気になったが、それは、今まで左に傾いていた軸が中心にきたからだった。

帰り道で、膝の痛みを感じることはなかった。

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