12/21の気道/食道を休息させて通りのいい身体を探求するというワークショップの後、頂いた感想をご紹介します。(転載許諾済み)

手順は、参加者の方には、それぞれの部屋で居心地よく横になれる場所を見つけて頂き、今回は上半身を捻る体勢になるようお願いしました。講師はセッションルームで、センタリングできる場所の候補をA、B、Cとし、その中でも低重心だったAを立ち位置に決定しました。消化器系、呼吸器系の臓器を丁寧に感じて頂いた後で、講師が精油を嗅ぐという流れです。参加生は実際に精油を嗅ぐわけではありませんが、講師が嗅覚刺激によって変容した状態に何らかの身体共鳴が起こることを想定して実験的に行っています。

大阪のAさん

今回はパソコン接続直前までバタバタしていたのと、最近の忙しさで妙なテンションの昂ぶりのままの参加となりました。
クラス冒頭、立ち上がって自分の身体をスキャンしていると身体が左回転を起こしていることに気づきました。ふと、骨盤内に意識が向くと骨盤の中身が左に偏っている感覚がありました。部屋の中を歩く時には、左に身体を回転させながら移動したくなり、そのように行いました。しっくりくる場所に留まっていると、正中線を下に流れて、骨盤底から左右に流れ出ていくエネルギー?流れを感じました。
今回のワークの自分のポジションが決まり、田畑さんがポジションを決めていく過程ではAが心地よいフラットな感覚、Bは鳩尾に不快感と感情的な昂ぶりを一気に感じ、Cではその感覚が少し落ち着きました。
ワークが始まると同時に、わたしの住む地域では風雨が激しくなり田畑さんのイントロダクションはほとんど聞き取ることができませんでしたが、徐々に支持面に身体の内側から沈んでいく感覚が起こり、向きを変えた時に支持面に預けていた側の肺が軽くなって鼻の通りが良くなっていました。向きを変えてからは、鳩尾あたりの不快感が再度起こり動悸が始まりました。少し辛い思いがありました。しかし、モニター越しに田畑さんがアロマオイルを使用することが告げられた後、鳩尾の裏から抜け出ていく感覚が始まり落ち着いた気持ちが戻ってきました。
ワークが終わってからは骨盤内の偏りがなくなり、偏っていた側(左側)の鼠蹊部中央にあった痛みが消えていました。また、股関節に限らず膝や肩など関節部に軽やかさがありました。
ワーク終了後はふわふわと軽く酔っ払っているような感覚が就寝するまで続いていました。翌日から胃が軽く、いただく食事全てが美味しく感じられています。また、音に対する感度も高くなっているようで綺麗に音が聞こえていたり同じ音源でも、これまでは気づかなかった音に気づいたりしています。

このワークだけの気づきではありませんが、yieldの基礎トレーニングpart2の時に自分の中にアンカーが降りたような感覚を得た瞬間があったのですが、普段はそのアンカーは意識化されていないのですが自身の体調や状況が大きくアンバランスしている時に確かにアンカーがある・降りているのが深いところで意識されます。もしかしたら、それが安心感や信頼感の源なのかも…

(補足) ワーク前に正中線を下に、そして骨盤底あたりから左右に分かれるように流れるエネルギーのような感覚はワーク後には、その方向が逆になって左右から正中線を昇っていくような流れになっていました。
どちらも本当に微細な感覚でした。

愛媛のTさん

田畑先生が精油を用いたとき、微粒子がドームの中に流れ込み次々に光りながら浸透していくようでした。得も言われぬ幸福感に満たされ「何が起きても大丈夫」と思ってしまいました。ワークの前に解剖図を見た影響でしょうか、器官や部位をイメージしやすかったです。そのせいで前半は思考が優先してしまい身体がついていけてないように感じました。身体の向きを変えてからは、お腹が動き始め「ギュル~」と何度も鳴りました。(ビデオオフだったのでトイレに行きました)自分がシャカリキにならなくても、身体は自然に呼吸し血液をいきわたらせ消化吸収し排泄してくれるのです。この神秘のような働きに「偉いよ」と声掛けしたくなったりもして…。終盤、両膝を立てた後から右の腰に痛みが出ました。動きたくなかったのでその体勢のままイールドし続けていたら寝てしまってました。右の腰の痛みは広範囲から徐々に小さくなりましたが、今日も続いているのでヒモトレに助けてもらっています。今はいろいろな症状がでていますが、あの浸透する感じを大事にしていれば大丈夫にちがいない??
去年のロルフィングの10回目のセッションから、早くも1年を迎えようとしています。思い切り手放した(手放せた)後の人生が続いていることに心より感謝しています。田畑先生、ありがとうございました。

富山のTさんのご主人


 ①右側の肋骨から骨盤までの接地がゴツゴツ感があり、左側はなかった。  ②終了後の足裏の接地感が増した。 ③気道の説明を聞いたあと、呼吸をしたときの気道の感じ方が変わった。  ④(Zoomではこたえなかったこと) ABC地点の移動による変化が、相変わらず分からなかった。聖油の時も然り。

(Tさん談)シェアの時、本人が話したように慢性的な鼻や気管支の違和感があるので参加してよかったと言ってました。
シェアの内容を聞いた後、20年ほど前になりますか??スキー場で、ハイスピードのスキーヤーと衝突して、背中下部の肋骨にヒビが入り、自然治癒するまで、しばらく大変だったことを思い出していました。本人もワタシもすっかり忘れていたことです。

東京のTさん

もともとPCのスピーカーの調子が悪く設定も上手くいかずにはじめ 音声が聞き取りにくく落ち着かなかったのですが横になったら だんだんと左側接地面の骨盤 腸骨のあたりから イールドが上半身に広がっていき田畑さんが香りを嗅いだ後には 後頭骨から首にかけて身体の背面の上部がふわっと広がっていきました。
仰向けになった時には上半身の内側の空間がとても広がった感じがあり お腹から上の身体の中が太い筒のように感じました。
立ち上がった時にも身体が筒になった感覚は変わらずもともとあった首肩周りのこわばりがすっかりなくなっていました。
遠隔は はじめて受けたのですが通称の時とあまり違いを感じず効果を感じることが出来て わたしも可能性を感じました。
興味深い体験をありがとうございました。また タイミングが合えば参加したいです。

京都のYさん

12/7(土)のワークショップ後に、頭痛やふしぎな心臓の動悸を感じることがあり、少し迷いつつ、12/21(土)のワークショップに再度参加しました。ちょうどその直前から、ぎっくり腰と熱っぽさも出てきていたため、ワークショップの最中は、終始もうろうとした状態でしたが、ふしぎと田畑さんが位置を移動するときは意識が戻り、位置による感覚の違いを感じることができました。
結局、ワークショップ翌日の日曜日と月曜日は寝込んでしまいましたが、今回は今までと違い、食欲が多少あり、とても助かりました。田畑さんのオンラインワークショップで気道の通りがよくなっていたからだろうかと思いました。
気がつけば、今年は6月くらいから脚の手術などで毎週緊張が続き、身体をゆるめる時間がずっとありませんでした。
田畑さんのオンラインワークショップで、その緊張をやっと解放できたように思います。今は心臓の動悸もなくなりました。ありがとうございました。