〇セッション当日

・左の腸骨の辺りが昨夜ズキズキしていた。そして、今日はセッションに行こうと家を出て歩いていたら、骨盤が右上がりになっているような感覚がある。

・セッションでは、まず立った状態で片膝に体重をかけることを左右交互にする。左に制限がある感じ。

それから、ベッドにうつ伏せの体勢で横になり、落ち着くポジションを探したと思ったら、すぐにイールドタッチ開始。そして、間もなくCSが登場。今回も擦るというよりは、軽く当てる程度がほとんどで、私の口内も反応してまた金属の味になる。

両脚ともまっすぐ伸ばしていたのに、ワークされている左脚が縮まって(曲がって)いて、右脚が弛緩して(伸びて)いるような感覚が出てきた。そしたら田畑さんに、左脚を伸ばして右脚を縮ませるみたいな、今感じているからだの感覚とは逆のことを指示される。他にも、左下半身と右下半身で逆のことをするよう言われたりしたが、うまくできるかな?と思いながらやってみると、「そうそう」と言われて、それを励みに頑張る。

両脚とも一通りCSも使ってワークされたあと、上半身へCSが移ってきたら、口内の金属の味が変わった。音で例えると、今までは低音だったのが高音に変わったような、あるいは、金属の味がうっすらしながら甘みも出てきたような。気のせいかと思ったが、途中また下半身の方にCSが移動したときには低音の味(?)に戻ったようだった。

終盤、起き上がってベッドに座った状態で調整をしてもらったが、かなり強い圧だったにも関わらず、抵抗感は感じなかった。そして、その圧からからだが解放された途端にふぁーっと組織がある方向へ向かっていったような感じがあった。ロルフィングはからだを効率のよい一つのユニットにするという観点がある、というようなことを田畑さんがブログで書いていたが、こういうことなのかなと思った。からだが行きたかった方向へやっと向かえた!みたいな感覚だった。

また、セッション中何度も大きく息を吐いたことをよく覚えている。

最後、立った状態で最初と同じ動きをしてみたが、左側に制限があるような感じはなくなっていた。ただ、何かがあるような感じはしたが、支えみたいな気もするし、いいことなのかもしれないとも思った。でも、田畑さんが、左の視界を拡げて、空間を拡げて拡げて、みたいに言って、それを意識したら、左側には何も留めるものはなくてふわーっとするような感覚になった。

・セッション中は、田畑さんが私のからだと対話しているのを、私はそこに一緒に居て耳を傾けているような感じがずっとしていた。からだがちゃんと会話しているから、私はそれを見ていればいいみたいな。(他人事みたいな感覚だったわけではなく、思考のところで頑張る必要はなかった、という方が正確かも)

このセッション前、数日間初対面の人たちと慣れない場で過ごしていて、(周りのせいではなく自分の在り方がブレていたから)かなり疲れていたので、プラクティショナーとしての田畑さんが、からだに起こっていることにただ着目して、その時々に出てきたことに対して過不足なく対応してくれ、何の期待も押し付けもない、淡々と職人のような在り方をしてくれていることが、今回はとりわけありがたく感じた。

また、今回はワークの途中に「どんな感じですか」となぜか聞かれなかったが、疲れていた私にとってはそれもとてもありがたかった。

・心理面でも今回はたくさんの気づきがあったが、セッションが終わってみたらよく覚えていない。

・セッション後、お店に入って座っていたら、右の骨盤の上部を3本くらいの指でぎゅっと押されている感覚があった。また、夕食を食べ過ぎたわけではなかったが、夜お腹を下した。今日のセッションと何か関係があるのだろうか。

〇セッション翌日以降

・結構ワークしてもらった感じだったので、翌日はどこか筋肉痛とか痛みが出たりするかと思いきや、ほぼ何もなし。心身共に何の不満もない状態という感じで、満足な気持ち。そして、この日も、夕食を食べ過ぎたわけでもないのに、夜お腹を下した。

・2日後、朝方に自分の声で目を覚ます。夢の中で怒って何かを言っていたような。20代くらいまではよくあったが、ものすごく久しぶりにそれをやった。

・2日後くらいから、右の腰、股関節辺りが痛くなって、強弱はあるが何日間か続く。そのうち左の股関節も痛みが出たり。一時は、急に大きな動きをしたりするとおかしなことになってしまいそうなこわさがあった。(今はほぼ治まっている)