背中、背面全体のセッション。まず、全身の写真を撮ってもらってから、歩く。左手は振れるが、右手はあまり振れない。歩いた後、ベッドの横で肩幅に立つ。体重の移動をする。移動した方の足は伸ばしたままで体重を受け止める。右側は体重がまっすぐ乗っている感じ。左側は膝下が後ろ側に、弓のようにカーブして体重が逃げているような感じ。体重をうまく支えきれていない様な感覚。
ベッドにうつ伏せになる。田畑さんの立ち位置について聞かれる。右側は明るくて、左側は暗い、と感じた。落ち着くのはどちらですか?、と聞かれて暗い方、、の左側です。と答える。
しばらくそのまま、うつ伏せでいる。今まではうつ伏せになると、首が辛くなってどちらかを向かないといられなかったが、今回は首のストレスを感じなかった。
左足の下に手を添えて、少し支えるように触れられる。触れられると、どんどん呼吸が深くなり、たくさん空気が吸えるようになる。呼吸しているうちに、深呼吸になっていって、どんどん意識が深く入っていってほとんど眠っているようになった。
右足にもシーツの下から、スッスッと少しづつ触れられる。遠くに鳥の声が聞こえる。鳥のさえずりを聞いているうちに眠ってしまったようだ。
上腕にCS60の感触があったように思う。肩甲骨にしっかり触れられる。
上向きになる。両膝を立てる。足を伸ばして起き上がり、ベッドに座る。立ち上がって、セッション前にやった体重移動をやる。左側の体重移動で、左膝から後ろに逃げていた体重の支えが、膝にしっかり乗って、体重を支えるように変化していた。よりしっかり足の支えができた印象だった。
写真を4方向、撮影してもらってから歩く。頭がぼんやりしていて、セッション前の歩行と今とで変化がよくわからなかったが、田畑さんの、「上半身はどうですか?」という声かけで、上半身がしっかり立っていることに気がついた。上半身がブレずにまっすぐ骨盤の上に乗っているように感じた。そして、何か、まとまったような感覚だった。
いつもセッションを受けると、その時間どこか精神的な意識の中の旅に出て、何かを持って帰ってきたような、、瞑想のような、、インナージャーニーのような、、印象が残ります。

その後、約1週間後、首がむち打ちのような症状が出て回らなくなった。冷たい冷房の風がしばらくあたったせいか、梅雨時期で古傷が痛みとして出たせいなのか、わからないが、身体の反応を感じながら観ていった。数日して発熱もあり、身体が変化しているんだな、と経過を見守った。翌日には熱は治まったが、首全体の痛みが左の肩甲骨辺り集約されていった。ここは、長年の違和感のあるところで、このタイミングで痛みとして症状が出たことは、きっと次の展開につながっていくんだろうと思った。
身体を整えることは、身体の歴史に向き合うことなのだと、改めて感じました。