内臓としての消化器と呼吸器のセッション
はじめに全身の4方向の写真を撮ってもらい、歩く。いつもより歩きやすい気がする。体が軽い?、、、?むくんでいるが、湿気もあるが、、、。
上向きになってベッドに寝る。右腕、手のひらに布ごしにcs60の感触。黄オレンジ色の光のかたまりが入ってくる。じわーっと温かくなって、肘まで流れてくる。肘にcs60が触れる。左こめかみにピリピリ反応が出る。上腕、三角筋あたりにcs60の感触。
右足首の上あたりにcs60、摩擦がある。胃が動いて、お腹が鳴る。
左腕も布ごしにcs60が手のひらから当てられて、じわーっと温かくなってその感覚が広がっていく。肘部分はしばらく、ゆっくり摩擦される。この辺りは先週から切り込むような痛みがあったので、少しづつ緩和されたらいいなぁ、、と思う。始終、消化器が反応して動いている。上腕部分まで終わると、一気に呼吸筋が緩んで、深呼吸が起こる。
その後、左足首上部にcs60の感触。
次にお腹にcs60の摩擦が入る。胃の中心あたりの、いつも硬くなって慢性的なこわばりがあるところで、そこに、ピンポイントでcs60のエネルギーがじーんと入ってくる。しばらくすると、こわばりが緩んできてお腹が柔らかくなった感じがする。
口腔内のセッション。右下の口腔内が奥から緩んでいくのがわかる。緩むと口から食道のつながりがリアルに感じられる。口腔上部が終わった時に、口の中がすごく広いトンネルの天井のように丸く広がって、そのトンネルがどんどん伸びていって胃までつながっている様子が見えた。食道ってこんなんなんだー!!!確かに口は消化器の出先器官という認識はあるけど、それをビジュアライズしたのは初めてだった。すごいなああああああーーーー。
次に鼻腔のセッション。鼻の奥は副鼻腔や肺と繋がっていて、日常それを意識する感覚は経験がないが、セッションが終わると、確かに鼻の奥の広がり、そして気管支、肺とのつながりが実感として感じられた。そして、呼吸がものすごくしやすい。鼻の奥は、吸った空気をいくつかのフィルターを通して肺へと送っているんだなぁー!普段全く意識したことがなかったけれど、ものすごくありがたい事なのだと、身体の仕組みに感謝の気持ちがわいてくる。空気の取り込み一つとっても、どれだけ精緻なシステムになっているんだろう!もくもくと身体の仕事をし続けている細胞のひとつひとつの健気さに驚きの気持ちと全て有機的なつながりを持って、連携して常に一番いい状態を作り出そうとがんばっている、命の不思議に圧倒されてしまう。

セッションが終わって、ベッドに腰掛ける。呼吸があんまり楽なので、感動する。両方の肺が、オレンジ色で肋骨の中で、羽根のような形できゅっと収まっているのが浮かぶ。ウエストが細くなって、上半身が逆三角形にまとまっている感覚。肋骨の中の肺が生き生きしている。肺が生き生き、、、、。そんな経験は初めてだ!
4方向の写真を撮ってもらい、歩く。セッション前より歩きやすい感じがする。軽くなって進んでいけそうな気がする。

セッション後約2週間後、朝起きると、前回と同じ左首が回らなくなった。朝方の窓からの風で冷えたのかも、胸鎖乳突筋が固まっている。今回は1日で、ある程度の痛みは緩和されたが、左肩甲骨下部あたりに違和感が出ている。痛みや違和感が出るのは、その時は辛いのだが、その痛みも含めての今の状態がわかるので、部分が全体である感覚として身体の全体像を感じていける、と感じています。