ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: ベーシック10シリーズ Page 10 of 12

舞台のセットや空間デザインを手がける方 4/10

<3回目から4回目までの変化>

・腰から歩く感じは、意識して観察してみると継続していることが感じられました。

・呼吸をお腹でする感じは初回からずっと続いていていい感じです。

・首が真横以上に後ろに回る感じや、腕を上に上げていって頭より後ろまでいく感じなど、可動域が以前より広がっている実感がかなりあります。

【4回目レポート】

<4回目の背術化>

・施術開始時の田畑さんの立ち位置で存在を感じる感覚は、今回も左右差で少し右側にはありましたが、初回の時のような岩があるような強さはなく、微妙に感じる、くらいでした。また、頭側より足の方が感じました。
・施術中は、3回目の感覚と似ていました。3回目以上に、リラックスなのか眠気なのかで、短時間に感じました。
・終わった後に感じたのは、身体がまっすぐに立っている!ということで、これはかなりはっきりかんじました。(写真でビフォーアフターを見せていただいても、その通りでした。)前々回と前回は、少し前のめりになった感覚があり、足が自然に前に出る感じがして身体の動きとしては心地よかったのですが、ビフォー写真で確認すると明らかに前のめりすぎな感じがありました。それがアフターでは、身体が地面に対してとてもフラット、垂直、真っ直ぐなことによる新たな気持ち良さを感じられました。

<4回目の背術から現在までの変化>

・身体が真っ直ぐなのは感じられていて、立っている時、歩いている時の姿勢が良くなっていると実感できました。

・実は1週間後あたりから、家族行事などの疲れからかなり肩凝りが来てしまい、加えて寝違え?たのか、左の背中から首が動かせないほど痛くなってしまいました。(今日はかなり回復しています)ロルフィングを受ける前でしたら、この肩凝りが来たら鍼灸院に駆け込まないと改善せずひたすら辛くなる一方でした。けれど今回、様子見していたところ、勝手に改善に向かったのは、驚きでした。ロルフィングには、自然回復力、治癒力を高める効果があるのでしょうか、、、?!

舞台のセットや空間デザインを手がける方 2/10

【2回目レポート】

まず、1回目から2回目までの間の身体の感覚として。。
マッサージなどは施術後は身体が楽になるものの翌日にはもとに戻ってしまっているという感じですが、ロルフィングは施術後も身体が変化したままのように感じていました。具体的に、・呼吸が浅くならない!!お腹まで空気が入って出ていく呼吸ができている!!!・足の裏をぺったりつけて歩く感覚がある・頭が首の上に乗っている(後ろに行っていない)
その感覚は、2回目の施術前に撮影していただいた写真でも確認でき、「戻ってしまわない」ことがとても嬉しかったです。

施術は、今回は前回よりも短い時間で「身体がふわふわする」(雲の上に寝ている)感覚になりました。(緊張がとけて緩むのが早くなったということかな?と思いました。)
けれども面白かったのは、今回はふわふわしたままで最後までいくのではなく、施術が進むにつれて、「ベッドに寝ている」ことを感じ始めました。といっても、1回目の最初のような「硬いベッドにねているのを感じる」のとは全く違い、今回は「身体が緩んで背中がベッドにぺったりと着いたことでベッドを感じた」気がします。まず施術していただいた左側がベッドを感じ、(その時右側はまだ雲の上の感覚)、続いて右側を施術していただくと、背中全体でベッドを感じるようになりました。雲の上に寝ているよりも、「身体がしっかりと存在している」感じがしました。

また、呼吸も1回目からさらに変化しました。1回目でお腹まで深く息が入るようになったと感じましたが、それは「深呼吸のような深い呼吸」で、「吸って吐いている」を意識で感じていました。今回2回目の施術をうけながら、それが「意識しない呼吸」(意識しなくてもお腹まで空気が入る呼吸)になったと感じました。1回目より、より自然な呼吸、負担のない呼吸になったように感じました。
施術後の写真を拝見して驚いたのは、背中の広がりでした。肩甲骨の位置が下がった??のか、もともとは肩からつながって背中が上にキュっと縮んでいたのが、今回下に自然に降りていて、背中の緊張が取れているのが見てわかりました。
施術後、自宅で毎日驚いたのは、常に「肩がちゃんと下がっている」ことです。今までは常に肩が上がっていて、鏡を見て意識しておろしていました。(ので、一時的に降りるだけですぐに戻っていました。)鎖骨は両サイドが上がっている、斜めの状態でした。しかし、2回目の施術からずっと、鎖骨はほぼ水平に近く、肩をそれ以上下げようとしてみても、ほとんど下がりません。これは本当に「本来あるべき身体のかたち」になっていってるのだと実感しました。
また、2回目のロルフィングの効果か自分ではさだかではないのですが、首の右側に、話す時や笑う時などによく強く筋がうきでていたのですが、それが出ないようになっていることに気づきました。これも緩んだことによる効果だろうか?と思います。

終わった後に歩いてみて、「なんだか歩きやすくなった」、と感じました。足がスッスッと前に出る感じで、出そうと思って出さなくてもパッと出る、ようなことなのですが、、、以前、歩き方の講師の方と立ち話をした時に、後ろから腰のあたりを押されながら歩いたらすごく「簡単に進む」という感覚があって驚いたのですが、その感覚を思い出しました。今回は、誰からも腰を押されてはいないけど、自然に前の方に重心がいって足が出る、というような感じでした。

舞台のセットや空間デザインを手がける方 1/10

【1回目レポート】

ロルフィングというものについてほとんど知識ゼロで伺いました。ロルフィングのサイトの施術写真などから勝手に想像していたのは「ソフトなストレッチ」という感じでしたが、実際に受けてみると全く違いました。田畑さんが実際に手を触れられるのはとてもささやかなのに、どんどん体が変化していくことへの驚き。終わった後の感想はただただ、「とっっっても面白く、とっっっっっても楽しく、とっっっっっても摩訶不思議」という感じでした。
施術中に感じていた変化は、自分の体が存在している場所のイメージがどんどん変わるということ。最初はベッドの上に寝ていると感じていましたが、田畑さんにまず整えてもらった左側だけ、まるで芝生か草原の上にねているかのようにふわふわと感じてきました。(右側は変わらずベッドの上、と感じているのに!)やがて、草原でもなく、水の上にぷかぷかと浮いているように感じました。(もはやベッドの硬さなどは感じず。)身体と重力の関係というのは整った状態だとこれほどまでに心地よく、軽やかなものかと、驚きましたし、いかに普段、身体が重く、力が入っているのかを実感しました。

また、田畑さんは施術に空間を使う、とだけお聞きしていて、その言葉にとても興味を持って施術をうけました。施術中はその意味がわかりませんでしたが、後でお話を聞いてとても納得しました。人が2人いたら、身体は勝手に警戒や安心によって空間の捉え方を変えている。(感情に体が反応して、空間の感じ方が変わる?)それを実感として感じたのは初めての経験でした。人(田畑さん)が右にいらっしゃった時は明確に「岩がある」と感じ、左にいらっしゃる時は空気が通っていた。(岩はなかった)それが時間がたつにつれ岩の存在も消えていき、、、。「警戒」や「安心」を体の反応として注意してみたのは初めてだったのでとても面白い発見でした。これは私の仕事(舞台エンタメ)の上でもちょっと意識してみたいと思いました。

また、体調の変化ですが、施術後に感じた大きな変化は以下のようなものでした。
・頭が正しい位置になった(後ろに行っていたのが、ちゃんと首の上に乗った)・真っ直ぐ前を見ている感覚。(視点が定まる感覚)・首が回るようになった・視野が広がった(サイドの角度がひろがった。)・立ったり歩く時、足の裏がついている・呼吸を、施術前は鎖骨あたりでしていたように感じていたのが、施術後お腹まで空気が入ってきていると感じる
1週間たつうちにこれらの変化は戻ってしまうのだろうかどうだろうかと思っていましたが、1週間の間、この感覚が続いていると感じられたのは嬉しかったです。とくに呼吸については、疲れたり、夜には大抵とても浅くなっていたのですが、それがなく、ずっとお腹で息をしていると感じられました。

2回目の施術ではどのような変化が起こってくるか、とても楽しみです。

心身を根本から見直す必要を感じて (10シリーズとその後)Mさん

モニターでお申し込み頂いたMさんは、関西から通って頂きました。両者で丁度いい間合いの位置を見つけると、自発動による自己調整が開始して、ほとんどシリーズを通して、触れることなくセッションが進行しました。10シリーズ後は写真データが示すとおり、身体構造が統合されました。

また、B-Digital O-Ring Test協会のORT認定医の先生に写真から酸化ストレスマーカーのレベルを測定して頂いた結果、そのレベルの低下が示唆されました。


以下、ご本人の体験レポートです。

関西から通って頂いたロルフィング10シリーズの体験


心身を根本から見直す必要を感じて 10シリーズ後 (Mさん)

‐1月下旬、散歩をしているときに、右側開腹手術のあたりがバリ、バリ、と音をたてることが数回続いていたのだが、最終的には、バリバリっとなにかが広範囲に剥がれた感触につながった。痛さなど何もなかったのだが、自分でも、え、これ、大丈夫かな、と思うほどの変化だった。

‐その数日後、横になっていた時に、右腰が思い切り後ろに引かれて、しばらくそこだけ違和感があったが、上述の変化とあいまって、右腰のあたりの自由度、特に上に伸びる感じがスムーズになったと感じる。

‐顔を左に向けると、左顎の下の首あたりがぼきぼき音を立てることが数回続き、その後日、左顎がずれた感覚があり、しばらくしてずれが戻ったかと思ったら、左耳の聴こえがよくなっていた。聴力検査をしてもいつも問題なし、となるのだが、なんだか薄皮一枚かかったような感じでいたのが取れてびっくりしている。

‐左足の甲がどんどん緩んでいることを感じる。それとともに、左足指の間隔が拡がり、足裏の着地感が増している。左脚は全体としてなにかがごにょごにょとうごめいている感じが続いている。

‐2月上旬に見た夢:大教室で田畑さんから講義を受けている。田畑さんが「ここで休憩を入れます」とおっしゃると、私は、「子どもを迎えに行かなくちゃ」と席を立つ。広場?のようなところで飛び回っている子どもを見つけ、こちらにくるように声をかけるが、一向に遊びをやめる気配がない。私は「またかぁ…」と思いつつ、しばらく様子を見ているが、あきらめたように自分の家?のような所へとかえっていく。そこには10セッション中に見た夢に出てきた、CGのような人?物?が複数人、長机に向かって座っている。私が「そのうち子どもが帰ってくると思うので、世話をお願いします」というと、皆うなずいてくれる。教室に戻ろうと思って振り返ると、そこに活発そうな女の子の笑い顔がアップになって目に入る。私は、‘あ、○○(自分の子供の名)じゃない’と一瞬思うけれども、何の違和感もなくその子を受け入れて、「やっと帰ってきた、さあ、授業にもどろう」と思って教室へと帰っていく。

‐3月上旬に見た夢:真夜中、どこの学校の校庭にもあるような手洗い場で、「うがい手洗いして、皆のところに帰ろう」と思って蛇口をひねろうとしていると、急に頭が右側に強くひねられる。だれかに触れられているような感覚はまったくない。私は頭をひねったまま、「殺される~」と思いながら覚醒する。目が覚めても、しばらくしっかりと右を向いたままでいた。殺される、と思っていたわりには、夢の中でも、目が覚めてからも怖さなど全く感じていない。起きてみると、右首と右肩の間にしっかりと余裕ができたように感じた。

‐その後数日たって、首を左に倒したときに右首のあたりで、なにかがボキっと外れたような感覚があり、それと同時に左膝内側にジンジンとした感じがおこり、意外なところ同士のつながりを大発見したかのようで、なんだか面白かった。

‐3月上旬に、急に尿の色が透明できれいなレモン色に変化する。一目ではっきりと変化を感じたほど。私は服薬したり、サプリ等も摂取していないし、なにか特別な食事をとった覚えもないので、体内でなにかしらの変化があったのだろうと思う。これは本当に凄いことだな、と感激している。

ご家族のサポートの合間を縫って遠方から

心の平安を求めて

認知症のご家族を介護中の方で、今一番自分が求めるものは「心の平安だ」ということにお気づきになられ、体を整えることで、心も整い、自分を取り巻く周りの状況も変わってくるのではないかという動機で10シリーズロルフィングを開始されました。

エネルギーワーカーで、イールドワーク習得中のYさん(10シリーズ)

他者との距離のとり方、人間関係改善のヒントを得て落ち着いた生活をしたい(Post 10)


◼️10セッション終了半年後 (20210722)

・体の状態
2月 お風呂で息苦しくなる。

3月 首、背中が凝る。体が固くな るのは久しぶり。

4月 体の調子が急によくなる。

5月 歯の定期検診。歯も大切だなと思い歯磨きにいつもより時間をかけるようになる。

6月 夜寝る前に、仰向けになって静かにして体をゆるめるようになる。

7月 左側が時々しびれるようになった。朝起きると左足のかかとが痛むようになる。日中は気にならない。背中の左側が痛むようになる。

・これまでの振り返り
 私がロルフィングを受ける目的は「他者との距離のとり方、人間関係改善のヒントを得て落ち着いた生活をしたい」でした。
 そして半年経った今、少しずつですが落ち着いた生活をすることができるようになっています。
 私は周りに流されやすく、気がつくとずいぶんと無理をしていることがあります。気持ちとは逆の行動をしていて気持ちと体がバラバラです。 でも、だんだんと他者との距離も人間関係にも悩むことは少なくなりました。人間関係はよくなっているとは言えませんが、気持ちとかけ離れない行動が出来ているからかなと思っています。
 毎日の小さなこと、花に水やりをしたり、歯磨きを念入りにしたり、寝そべって静かにしたり、という時間を大切にできるようになりました。 なんてことのない時間ですが、私は何かをしていても悩みごとが頭を離れずいろいろ楽しむことができなくなっていました。そのため、落ち着かなくなっていたのだと思います。  

このことは、ロルフィングによる大きな変化だと思います。自分に重しができたような感覚があります。 違和感に気がついて調整するにはものすごいエネルギーを使います。そんなときに、何らかのアプローチによってうまく調整できたらいいのではないのかなと思います。 私はロルフィングの力をお借りしたいと思っています。

自分の身体と真剣に向き合いたい

イラストレーターの方で、毎回手書きで感想をお送り頂いてます。

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