ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: 援助職(医療・身体技法・セラピスト) Page 2 of 4

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜6回目

〇セッション当日

・左の腸骨の辺りが昨夜ズキズキしていた。そして、今日はセッションに行こうと家を出て歩いていたら、骨盤が右上がりになっているような感覚がある。

・セッションでは、まず立った状態で片膝に体重をかけることを左右交互にする。左に制限がある感じ。

それから、ベッドにうつ伏せの体勢で横になり、落ち着くポジションを探したと思ったら、すぐにイールドタッチ開始。そして、間もなくCSが登場。今回も擦るというよりは、軽く当てる程度がほとんどで、私の口内も反応してまた金属の味になる。

両脚ともまっすぐ伸ばしていたのに、ワークされている左脚が縮まって(曲がって)いて、右脚が弛緩して(伸びて)いるような感覚が出てきた。そしたら田畑さんに、左脚を伸ばして右脚を縮ませるみたいな、今感じているからだの感覚とは逆のことを指示される。他にも、左下半身と右下半身で逆のことをするよう言われたりしたが、うまくできるかな?と思いながらやってみると、「そうそう」と言われて、それを励みに頑張る。

両脚とも一通りCSも使ってワークされたあと、上半身へCSが移ってきたら、口内の金属の味が変わった。音で例えると、今までは低音だったのが高音に変わったような、あるいは、金属の味がうっすらしながら甘みも出てきたような。気のせいかと思ったが、途中また下半身の方にCSが移動したときには低音の味(?)に戻ったようだった。

終盤、起き上がってベッドに座った状態で調整をしてもらったが、かなり強い圧だったにも関わらず、抵抗感は感じなかった。そして、その圧からからだが解放された途端にふぁーっと組織がある方向へ向かっていったような感じがあった。ロルフィングはからだを効率のよい一つのユニットにするという観点がある、というようなことを田畑さんがブログで書いていたが、こういうことなのかなと思った。からだが行きたかった方向へやっと向かえた!みたいな感覚だった。

また、セッション中何度も大きく息を吐いたことをよく覚えている。

最後、立った状態で最初と同じ動きをしてみたが、左側に制限があるような感じはなくなっていた。ただ、何かがあるような感じはしたが、支えみたいな気もするし、いいことなのかもしれないとも思った。でも、田畑さんが、左の視界を拡げて、空間を拡げて拡げて、みたいに言って、それを意識したら、左側には何も留めるものはなくてふわーっとするような感覚になった。

・セッション中は、田畑さんが私のからだと対話しているのを、私はそこに一緒に居て耳を傾けているような感じがずっとしていた。からだがちゃんと会話しているから、私はそれを見ていればいいみたいな。(他人事みたいな感覚だったわけではなく、思考のところで頑張る必要はなかった、という方が正確かも)

このセッション前、数日間初対面の人たちと慣れない場で過ごしていて、(周りのせいではなく自分の在り方がブレていたから)かなり疲れていたので、プラクティショナーとしての田畑さんが、からだに起こっていることにただ着目して、その時々に出てきたことに対して過不足なく対応してくれ、何の期待も押し付けもない、淡々と職人のような在り方をしてくれていることが、今回はとりわけありがたく感じた。

また、今回はワークの途中に「どんな感じですか」となぜか聞かれなかったが、疲れていた私にとってはそれもとてもありがたかった。

・心理面でも今回はたくさんの気づきがあったが、セッションが終わってみたらよく覚えていない。

・セッション後、お店に入って座っていたら、右の骨盤の上部を3本くらいの指でぎゅっと押されている感覚があった。また、夕食を食べ過ぎたわけではなかったが、夜お腹を下した。今日のセッションと何か関係があるのだろうか。

〇セッション翌日以降

・結構ワークしてもらった感じだったので、翌日はどこか筋肉痛とか痛みが出たりするかと思いきや、ほぼ何もなし。心身共に何の不満もない状態という感じで、満足な気持ち。そして、この日も、夕食を食べ過ぎたわけでもないのに、夜お腹を下した。

・2日後、朝方に自分の声で目を覚ます。夢の中で怒って何かを言っていたような。20代くらいまではよくあったが、ものすごく久しぶりにそれをやった。

・2日後くらいから、右の腰、股関節辺りが痛くなって、強弱はあるが何日間か続く。そのうち左の股関節も痛みが出たり。一時は、急に大きな動きをしたりするとおかしなことになってしまいそうなこわさがあった。(今はほぼ治まっている)

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜5回目

〇セッション当日

年齢的に閉経が近いためか、周期が間遠になっていたし勢いも弱かったのが、3回目のセッション後、連日骨盤辺りに働きかける田畑さんのWSに4日間参加したら、その2日目くらいに久しぶりに勢いよく生理が始まった。そして、今朝また生理が始まった。今回は早めではあるものの、周期でちゃんと生理がくるのは久しぶりな気がする。

セッションは、久しぶりに仰向けでスタート。まずは右膝を立てて、足からイールドタッチをされたが、その後CSを腕に当てられた。擦ったりはあまりなく、そっと当ててもらっているだけで、口の中が金属の味に…。そして、その後腸骨の辺りを触れられたりCSを当ててもらったりしながら、顔を反対側へ少し傾けて目の奥の方を休ませて、と言われる。少し時間がかかったけど出来たかな、と思うとそのタイミングで「そうそう」と田畑さんに言われるので、どうやってからだの奥の方のこの微妙な感覚を感じ取っているのだろう、などと考えてしまう。

起き上がる前、手で脚を抱えて、その体勢でも座骨にCSを当ててもらう。

前頭部、額の奥の辺り、骨が動いているのか、緩んだりぎゅーっとなったりをセッションの最初から最後まで繰り返していた。

起き上がったときは、耳がきーんとして、まるで水中にいるかのように田畑さんの声がくぐもって聞こえ、一方で、空調の音のようなものがやけにクリアに耳元で大きく聞こえたり。すぐに元には戻った。

最後、歩いてみたら、慣れないバランスで歩いているような、そうでもないような、不思議な感じだった。

今日で5回、半分のセッションが終わったが、今までで一番からだがいろいろ反応しているように感じた。入力に対して、細やかに各所が必要なだけ応えて動いているみたいで、ちょっと感動的だと思いつつ、一方ではゲラゲラ笑いだしたくなるような感じもあった。この10シリーズのセッションは、からだにとってはすごく贅沢だけど、でも、すごく必要としていたことなんだなと思う。

〇翌日以降

・セッションの翌日は、みぞおちの辺りが、お腹側も背中側もかなり張っているし、腰もかなり痛くて、ちょっと身を屈めるにも防御態勢をとってしまうくらいだったが、徐々に和らぐ。

また、頭の前面が痛みや重さを感じることは結構ある。時々つまづきそうになるのも復活したが、4~5日過ぎたらまたなくなった。

・お腹が最近自分にとってテーマだなと思っている。腰や背中は比較的意識が向きやすいが、お腹辺りのことは意識しようとしないと感じにくい。時々感じてみるようにしてみるが、そのたびに、お腹が居所のないような感じ。収まりのよい場所を見つけられないでいるような感じ。

・4日間クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの一番最初の段階のWSに参加してきたが、その実習でクラニオのプラクティショナー側をやるときに、椅子に座るのに心地よいポジションを確保するのに苦労した。お腹のいい収まりどころが見つけられないからなのか。お腹と連携をとれないような感じがあるので、お腹は今どんな感じかなと見るようにしていると、ここには物理的にも精神的にも嫌な記憶がたくさんあって、小さな頃はとくによくお腹を庇うように腰を曲げていた自分の姿が思い浮かぶ。中高生の頃も、無意識によく片手をお腹に添えていて、友だちに笑わたりしたことを数十年ぶりに思い出した。

・また、お腹のことに関連してか分からないが、ここ何日も朝起きた時になんとなく不安な感じがあって、気持ちが晴れない感じ。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜4回目

〇セッション当日

今回も横向きの体勢で。骨盤底とか内側がテーマだと言われる。座骨や尾骨にワークされるが、頭部や下顎の辺り、そして首にも、CSを使ったりして結構ワークされる。最後はお腹や恥骨の辺りも。開始して間もなく、腕のところに置いてあるクッションが当たっているお腹の辺り以外は、自分のからだと空間の境目がないような感じがしていた。

最後の方は、お腹から脚にかけてふとーい土管みたいなのがある感じになる。

起き上がってベッドに腰かけた体勢で骨盤を立てたりなどの動きをするのは、毎回苦手意識があって、うまくできている気がしない。

アフターの写真は、またお腹周りのスペースが空いた感じと、上へ伸びた感じがあった。

帰り道、歩いていると勝手に脚が前へどんどん出てくれる感じがする。また、電車で座っていると、足底がとてもあたたかい。からだのあちこちにあたたかい液体が流れていく感覚が時々あるが、あの感覚がずっと足底に留まっている感じ。一方で、額の奥の方がぎゅっとしているし、セッション中痛みのあった左側頭部の中の方、耳の後ろ辺りも、なんともいえない痛みみたいなものがある。

帰宅後は眠気を強く感じて、椅子に座ったまま気づくとうつらうつらしたりしていた。

〇翌日以降

・翌日 かなり眠気が強い。喉の奥の方、首の方?はっきりと痛みとまではいえないけれど、なんともいえない違和感みたいなものがある。

・3日目 頚椎の右側とか、みぞおちの右側(背中側)に痛みを時々感じる。

・4日目 前日は心身共に忙しい一日でかなり疲れを感じていたが、朝起きてみたらちゃんと回復していた。そして、午後はyieldの交換セッション。張りを感じていた腰が楽になる。

・5日目 昨日のセッションのおかげか、今日は細かい字が眼鏡なしでもなんとか読める。yieldのセッションの翌日こんな風に目が見えやすくなることが時々ある。

・「私は腰痛持ち」という自己認識(?)がなくなったと思う。今回のセッションの開始時に、田畑さんに腰痛のことを聞かれたときも、腰痛っていつのこと?? なんで聞かれるんだろう??みたいな感じで、ピント外れな答えをしたと思う。腰は、中腰などの無理な体勢をし続けてしまった後などは当然痛くなるが、それが固定した状態とは思っておらず、またその痛みも過ぎていくもの、という認識に変わった。

・少し久しぶりにお腹を下して、やっぱりこのトラウマはそう簡単に解消されないということなのかなと一瞬考えた。でも、この時は明らかに食べ過ぎだと自分で分かっていながら食べて、結果お腹を下した。食べ過ぎたから、容量オーバーで体外に出すということは、よく考えてみたらからだにとっては自然なこと、健全なことなのかもしれないと思い直す。食べ過ぎてもびくともしないからだ、お腹を下したりしないからだは、よく考えてみたら自分では望んでいないし、それは健全ではないのかもしれないと思う。以前のように普通にごはんを食べただけなのにお腹を下す、という状態に戻ったわけではなかった。

・足の上に何かが落ちてきたり、からだのどこかをぶつけたりという、ソフトタッチくらいの偶然の衝撃で、その物との接触面に温かいものがフワーっとまた流れる感覚がある。物相手にそんな反応をしているのが、我ながら可笑しくなる。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜3回目

〇セッション前日

数日前から痛みが強かった右手親指の痛みが激減していることに気づく。時間の経過で痛みが軽減したのか、それとも前回の体験レポートを書く過程で、同じ箇所を小さい頃に怪我したことを思い出したことが関係しているのかは分からない。それにしても、あんなに痛かったのに!という感じ。

〇セッション当日

腰からみぞおちの辺りまでかなり張っていて、きつい。セッション前に両手をゆっくり前方へ上げていく動作をすると、左側に引っ掛かりを感じる。

今日は横向きのポジションで。最初安定した位置に収まるのに少し時間がかかる。そして、上半身はベッドへ委ねられるようになっても、下半身がついてこない…と思っていたら、脚の方に沢山ワークをしてもらい、ベッドの方へからだが落ちていき始める。

その後のことは、終わってみるとほとんど覚えていない。が、ただただ、ワークしてもらっているところを感じて、からだがどんな風に反応しているかなと興味を持って見ていた感じ。

終わってから写真を見せてもらったら、お腹のスペースが明らかに広がっていた。

帰り道、首がすごく張っているのを感じる。ホームに電車が来ていたので咄嗟に走ったら、からだがいつもの何倍も楽に速く前へ進む感じがするのに驚く。

〇セッション翌日以降

・数日間は首や股関節の辺りなどが、ひどく張ったり、ずきんずきんと痛くなったり、でも時間の経過とともにいつの間にか痛みが消えている。

また、セッション前はロックがかかったように固まっていると感じていた腰も動きを取り戻しているよう。ただ、無意識だといつもの歩き方をやってしまっているみたいで、それに気づいて「本当はどんな風に動きたいんだろう」と見ていると、歩きやすくなる感じ。

・この10シリーズを受けようと決めた頃から、お腹を下すことが頻繁になっていた。これは、強い不安を抱えていた学生の頃からの癖な気がする。小さい頃から胃腸は弱かったが、学生の頃は食べ過ぎやよくないものを食べたわけでもないのにしょっちゅうお腹を下していた。大人になってからもそれは続いていたが、母が病気になって食事療法をしていたので同じ食事を一定期間だけ私もしていたら、いつの間にかお腹を下すことがほとんどなくなっていた。それが、この1、2年は時々復活していたのだが、とくにここ1か月くらいはかなり激しくて辛かった。それが、2回目のセッション後のレポートを書いていたとき、この10シリーズのセッションをいい機会と捉えて、苦痛だった歯科治療のこととか、右手親指の痛みのことなど、からだが以前のトラウマ的なことを今解消していようとしているのかなと思って、このお腹を下すのも、もしかしたら解消したくて今出てきているのでは…と思ったりしていた。(ちょうどレポートを書いていた日もお腹を下していた)

そして、今回の3回目のセッションを受けた後の写真を見てみたら、お腹のスペースが広くなっていたので、もしかしたらこのお腹を下す癖もなくなるかなと思ったら、本当にその通りになっている。ありがたい!

・4日間、田畑さんの「重心のコア構造と知覚」というテーマのWSに参加。WS中は毎日自分も参加者の方からワークを受けることになるので、毎日ビフォーアフターの写真を撮って見せてもらっていたが、毎日変化していた。1日目と4日目を比較すると、中心に集まって、上にも伸びているような印象があったと思う。WSのテーマが肚とか骨盤内に働きかけるようなものだったからか、その間ずっと元気で、とくに最終日の朝は、駅まで走ってホームまでの長い階段も小走りに上がったのに、普段なら息が整うまで結構時間がかかるところ、あまり苦しくもならず、いつの間にか普通の状態に戻っていたので自分でも驚く。腹の底から力が湧いてくるってこういう感じなのかもしれないと思った。力が有り余るとかではなく、必要な力がちゃんとあるという感じ。

WSが終わった次の日は眠気が強かった。4日間ワークを受け続けたことになるので、からだが調整にエネルギーを使っているのかなと思う。2日間くらいはお尻が筋肉痛みたいになっていたし、腰痛もかなりきつかった。

・WS後は、からだのそこかしこに、気づくと温かいものが流れていくような感覚を頻繁に感じる。

・1、2か月ぶりに会った数人の友人から、顔の感じが変わったと言われた。また、上記WSで2か月ぶりくらいに会った一緒に学んでいる方からも、首の辺りの印象が変わったと言われた。 これは、苦痛だった歯科治療のことにフォーカスしてワークしていただいたおかげと思う。

・前は歩いている時によくつまづきそうになっていたけれど、そういえば今はほとんどつまづくことがないことに気づく。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜2回目

〇セッション当日

今日はうつ伏せの体勢でスタート。途中、鼻が詰まったようになり鼻から息が出来なくなっていた時以外は、最初から最後までよく息が入って来ていたと思う。

今回右脚から働きかけてもらい、途中からCS60で腰やふくらはぎなど擦ってもらった。鼻が詰まったように感じていた時だったと思うが、首が窮屈になってきて、そのタイミングで田畑さんに声をかけてもらい、首が楽になるように位置を変えたりもした。頭の方もワークしてもらい、最後またCSで足から頭まで右半身、左半身と擦ってもらったら、それまでからだがぎゅっと縮こまっていたことに気づき、元の大きさに戻った感じがした。

頭に手を当ててもらい、呼吸と共に頭の方へ伸びる感じをするのが一番清々しく、からだもうれしいみたいだと思った。

帰りに電車を降りるとき、椅子から立ち上がったら腰が「イタタッ!」となったが、すぐに痛みはひいた。からだがだるいような感じも徐々に出てきたが、気持ちは軽いというか、のびのびしている。

最近、寝るときになると重低音の耳鳴りがしていたのに(昨日まで)、今日はほとんど気にならないくらいになっている。

〇翌日以降

・今回は、1回目の後のような筋肉痛はなく、むしろからだは軽い。腰や胸の奥の方に強い痛みを感じたりもしたが、それも長くは続かない。

・苦痛だった歯科治療で治療された左の奥歯は結局何年か前に抜くことになり、その1本だけ義歯になった。そして、昨年夏頃からイールドやクレニオバイオのセッションを受けたりしていた影響か、中学生の頃強打して以来少しずれたままになっている左の顎関節のところが動いているような感じもあり、義歯も合わなくなってきたと感じ始めてはいた。が、この10シリーズを始めた頃から完全に合わなくなったようで、歯茎に当たって痛いので、外しっぱなしにしていた。物は試しに、先日また入れてみたら、意外にも大丈夫そうに思えたが、すぐに左の頭の奥の方からうっすら鋭い痛みがやってくるので、結局外した。

また、2週間ぶりくらいに、履きなれていたはずのショートブーツを履いて外出したら、足首の辺りが痛くなった。今までは、薄い靴下を履けば若干きつめだけど普通に履けていたのに、靴も合わなくなってしまった

どちらも、以前の自分だったら、だましだましからだを物の方へ合わせてしまっていたと思う。

物だけではなく、人との関係などにおいても同様の傾向があったが、そういう我慢も本当にできなくなってきた。

・4日目の朝起きた時、今までひきずっていた顎の力みが「抜けたな」という感じがした。全部抜けたとは言えなくても、次の段階へ移行したような感じがなぜかする。時々口周りに感じるスースー感はその後もある。

・いつもの美容院でいつものようにシャンプー台に後屈して頭を預けたら、喉の辺りがすごく苦しく感じた。今まで苦しいと感じたことはなかったから不思議。

・6日目の朝起きたとき、右手の親指の付け根辺りが痛むことに気づく。ねじるような動きをするとかなり痛む。以前何度か腱鞘炎のようになったことがあるが(診断を受けたことはない)、前日まで全く何の予兆もなかったし、思い当たるようなことをした覚えもない。同じようなことが今までも何度かあるので、寝ている間に何か負荷をかけるような癖があるのかと思ったり。そういえば、小さな頃家の門を閉めようとしてまさにこの右親指の付け根を強く挟んでしまい、しばらく右手を使えなくて不自由だったのを、今思い出した。このことと何か関係があるのかは分からないが…。

・腰に負担をかけるような態勢でしばらくいることがこの間何度かあったが、自覚しているときは、意外とダメージを引きずらない。でも、緊張していたり何か他のことに気を取られたりしている時に自覚なしに負荷がかかっていた時は、それ自体は短い時間だったとしても、後々ダメージを引きずりがちなことに気づく。

・からだの感覚に意識を向けてみると、セッション中に聞かれた時と同様言葉にはなりにくいが、なぜか泣きたくなったり、近所にある大きな木を見たり赤の他人のうれしい話を見聞きするだけで涙が出そうになったりしている。また、修復は不可能と思うほど悪化していた人との関係が、この半年くらいでなぜか改善傾向になっているのだが、今までは気づけなかったその人の素晴らしい側面がふと見えて、大泣きしたりしている。 

 

臨床心理士のTさん

セッション1

田畑さんのセッションを受けた方から「とてもソフトなタッチ」と伺ってはいましたが、実際に体験してみると、思っていた以上に軽く、そしてピンポイントのタッチで「果たしてこれで何か変化が起こるのか?」と思うほどでした。

けれども、初回は脚の施術が主で、胴体には触れなかったのに、セッション前のチェックでは、呼吸をするときに胸のあたりしか動いていない感覚だったのが、お腹の方まで自然に動く感覚に変化していたことに驚きました。
またセッション後のチェックで歩いた時は、良い意味で身体の重みを感じました。セッション前よりも脚の存在感があり、身体が重力に沿っているような感覚でした。

セッションの最後に感じた、脚の存在感や身体が重力に沿っている感覚は家に帰る頃には感じられなくなってしまっていました・・・
その後、約2週間経ち、今のところ変化というのは特に感じておりません。(初回が終わっただけなので当然だと思います。)

セッション2

最初に田畑さんに、身体の両サイドに立って、どう感じるかを聞かれたましたが、左側に立たれている時に微かに警戒する感覚がありました。右側も警戒感は無くは無かったのですが、左右で違いがあり、普段はまったくその警戒感に気付いていなかったので興味深かったです。

右のふくらはぎに触れてくださっている間、なんだか不思議な安心感があり、とても心地良かったのが印象的でした。また今回も、右足に触れられているのに左足がピクっと動いたりして、それを興味深く感じていました。

途中で出てきた、足の親指から胸まで、ピーンと突っ張る感じは、左半身にたまに出て来るものなのですが(10年くらい前から)右にも出てきたのは恐らく初めてだと思います。
施術前は、歩く時に右足が、ペタッと足の裏全体で床に着く状態でしたが、施術後は、わずかにですが、踵を使いたいような感覚がありました。

セッション3

田畑さんが身体に触れている感覚が無いのに、身体がピクっと動いたりしていて、何をされているのかを伺ったら「見守っている」とおっしゃって、それに驚きました。
私はヒーリングのようなエネルギーワークも行うのですが、そこで、観測者効果ではないですが、最近そういったことを意識する場面があり、田畑さんの言葉を伺って、「見守る」ことの不思議な力を感じたような気がしました。

始まってしばらくして、股関節に、もどかしいような気持ちの悪い感覚が出てきました。これは7~8年前からボディワークの時や、普段も時々出て来る感覚です。
この感覚に対応してくださり、本当にありがとうございました。
あのように、ぎゅーっと足で押したい感覚が出てきたのは初めてで、驚きました。押す角度や、押し返して欲しい角度や力、押し出したいポイントなど、身体の注文は驚くほど細かくて、笑身体ってすごいなあと改めて思いました。
そして、その細かい注文に、的確に対応してくださったこと、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

特に右足に関しては、ううう・・と低く呻くような声と涙が出た時に、何かが抜けて行くような感じがありました。
そしてその後、田畑さんがただ足に触れていてくださった、その触れている場所から、微かですが、とても心地良い安心感が出て来ました。
そして最後に、足の指を休ませるということをしてくださった時、これも身体が本当にほっとする感覚で、そして、身体の様々な場所、股関節やふくらはぎ、腰や首の方までピクっと動く感じや、エネルギー的なセンセーションなども起こり、何かプロセスしていたのだと感じます。あの時間をゆっくりと取ってくださったことも、本当にありがたいことでした。
終わってから歩いてみた時に、初めて「土踏まず」を感じました。これまでは、偏平足ではないのに、土踏まずの感触を感じていなかったのだと分かり、驚きでした。
立っている時に、無意識に両足の小指側に体重をかけてしまう状態でしたが、それもだいぶ変化して、親指側、足の内側にも体重をかけられる感じがあります。

セッション4

今回は、これまでの3回でよく起きていた身体の色々なところがピクピクするという反応もほぼ起こらず、感覚的に何かを感じるということも特に無く、途中からは眠ってしまっていたのでしょうか、気付いたら「終わりました」と声を掛けられていたという状態でした。
終わってから歩いた時にも、あまり変化らしい変化には気付けなかったのですが、ほんの僅かですが、(足の調整だったのに何故か)腕の位置が違うような、胸が少し開いたようなそのような感覚でした。

セッション5

3回目の右足のような、左足の股関節の気持ち悪さ、疼きが出てきました。やはりぐーっと押し出したい感覚があり、それをサポートしていただきました。やはりエネルギーが少し抜けたような感じがあり、そして印象的だったのが、終了後にただ横になっている時に「お腹」の感覚を感じた、ということです。お腹の存在を感じた、という方が正しいかもしれません。そして歩いた時は、お腹を中心に左右の足が回転するように出るような感覚で、歩きやすさを感じました。(その後、その感覚は特に感じなくなりましたが(^^;))

セッション6

最初に左足の太ももに少し触れられた時に、それだけなのに、身体の中のピンと張った線(背中から胸にかけてと、腰の一部あたり)が少し緩むような感覚があり、そしてそれが、微かだけれども何ともほっとするような気持ち良いような感じで、本当に田畑さんは魔法使いみたいだなあと思いました。
そして徐々に、左の腰の奥の方にあるピンポイントのような痛みが薄っすら出て来て、それは施術が進むにつれて、どんどん強くなるというか主張してくる感じがあり、とても興味深かったです。

その腰の痛みは、お尻の方や胸の方まで繋がっているようで、少しずつお尻や胸の方にも奥の方の痛みのようなものが出てきました。
右手首も微かに痛みが出て、これは普段はあまり意識したことのない痛みでしたが、もしかすると中学時代の骨折が関係あるのかもしれないと思ったりしました。

その後、特に腰とお尻がどんどん痛くなり、その痛みは、普段そこまで意識したことがなかったのですが、こうしてその痛みが出て来てみると、「ああこの痛みは、結構いつも感じているかもな」と感じました。自分ではあまり気付いていなかった、でもとても馴染みのある痛みでした。
だいぶ痛い状態のまま「仰向けになってください」と言われて仰向けになったので、この痛みはどうなるのだろう…と少し不安でした(^^;)が、田畑さんが腰の下に手を置いて「内臓の重さを感じてみてください」とおっしゃてそのようにしてみると、不思議と、痛みがだいぶ和らぎました。
田畑さんのセッションは、謎と不思議と「???」がいっぱいです。笑

最後に歩いてみた時に、今まで歩く時に、左足にぐーっと乗る割合がすごく高くて、右足に乗る時間はすごく短かったのかも!と、そんな感覚になりました。今までまったくそんな自覚はありませんでした。

セッション7

今回も最初に田畑さんが色々な位置に立たれた時、
位置によって色々な反応が出るのがとても不思議で興味深かったです。
特に右の顔面に、上(頭頂の方)に引っ張られるような感覚と瞼の痙攣が起きたのが
一番大きな反応でした。

口の中の調整を受けるのは初めてでしたが、
軽く触れられるだけなのに、
力が緩むような、微かな何とも言えないような気持ち良さがあったのは、
とても不思議でした。

私は時々喉に、縦に棒のようなものが入ったようなというか、詰まるようなというか、
そういう感覚が出ることがあるのですが、
喉の調整?をしていただいた時に、左側は大きく反応が出て、
その詰まり感のエネルギーが少し緩んだような感じがありました。

セッション8

うつ伏せになって片足を曲げた状態になった時に、身体にかなりの緊張感が出たことに少し驚きました。実は身体は、本当に色々な反応をしているのだなと。
今回は右足のふくらはぎに触れられていた時の、癒着しているものが剥がされて行くような感覚がとても印象的でした。身体の中を、苦しさとも心地良さとも言えない、そして、そのどちらでもあるような感覚が動いて行きました。
ふくらはぎなんて、これまでまったく意識もしたことが無かったですが、そこから生まれる感覚が全身にも及んでいく・広がって行くことに、全身がこんなにも繋がっているのだと、改めて今回も驚きました。
そして田畑さんのセッションは、身体の本当に繊細な部分に働きかけるそういうものなのだなと、今回も深く感じました。

セッション9

今回の動きは、意識しながら行うのがちょっと難しかったですが、伸ばした時に身体の中で頭から脚までの線?が繋がるような不思議な気持ち良さがありました。最後に、身体は動かさずイメージだけで、という時も、実際に身体を動かした時と同じくらいの感覚があり、身体って、イメージだけでもこれほど反応するのだということが分かりました。(もちろん実際にその動きをした後だからだと思いますが。)
適切な意図に基づいた動き・・・しかもそれほど大きくはない動きでも、色々な反応が起こる。身体というのは本当に繊細なのだと感じました。

セッション10

10回目は調整ということでしたが、左半身の訴え?が大きく、その調整をしていただいた形でした。
左半身については、10年ほど前から左の胸と肩甲骨のあたりの内側に、疼きとも痛みとも言えない、何とも言えない気持ちの悪い感覚と、そこを中心に耳の後ろ、足の方までピンと突っ張るような感覚があり、それが何をやっても変わらないような状態でしたので、よっぽど何かが溜まっている?滞っている??状態なのかもしれません。
今回は、途中で出て来た、左足を内側に捩りたくなるような感覚に対して、左足の脛あたりを擦っていただいた時に、身体がほっとするような気持ちが良いような感覚があったのが印象的でした。

また前回のセッションの時の動き・・・身体の脇を下にして横になって、頭を少し上げて腕と足を伸ばす、その動きがとても気持ちが良くて、セッションの時と同じとは行きませんが(^^;)イメージに助けてもらって似たような動きを自分でもしてみています。やはり身体の中の何かが繋がるような感じがあり気持ちが良いです。

10回終えてみて、姿勢など大きくは変化していないかもしれませんが、自分では、足の土踏まずが少し使えるようになった感じがあり、また、土踏まずから、脚の内側、内転筋や股関節まで繋がる感覚が出て来ているのがとても興味深いです。
そして、ロルフィングを受け始めたタイミングで、肚を鍛えることに取り組み始めていました。この2~3ヵ月という短い時間で、少しずつ肚の感覚・・・落ち着きや静かな感じ、を感じることができ始めています。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜1回目

〇セッション当日

「今どんな感じか」と聞かれて、うまく答えられないことが多かった。いろいろと感じはするけれど、どんどん過ぎていってしまうし、言葉への変換が出来ない感じだった。

セッションは、頭の上、真ん中辺りに立ってもらって、仰向けの体勢からスタートした。最初のタッチも頭からだったと思う。

顎にワークしてもらったことと、眉間からおでこにかけて、内側がぎゅーっとする感じがかなり長いこと続いていたこと。そのほかのことはあまり覚えていない。

後半、左の膝を立てた状態で、違う箇所を触れられていると、そのたびに左脚が開いていった。ベッドから起き上がって座った状態のとき、仙骨を立ててとか、骨盤をまっすぐにしてみたいなことを田畑さんから言われたが、どう動かせばよいのかさっぱり分からず、次回やりましょうということになった。

最後、歩いてみたら、右膝が尖っていて左膝がぺったんこな感じだった。

セッション前に書いておく質問表にあった「後に残るような苦痛/衝撃」に、歯科治療での痛い経験を一応書いてみたが、それも20年ほど前のこと。数年前、同じ辺りを治療された際に顎が勝手にガクガクし始めたことで思い出したのだった。

頭ではすっかり忘れていたことにからだが反応していることに驚いたので、一応質問表に書いてみたが、普段は全く意識に上らないこと。

それが、セッションでは思いの外このことにフォーカスされたことが驚きだった。

夜には、右足の大転子の辺りや右顎やみぞおちの右側など、右半身に多く痛みを感じる。左半身の方に多くワークしてもらったのに、右側の方が反応しているようなのがおもしろい。

また、顎の辺りの力みは軽減している気がした。

これに関連してか、口を半開きにして顎を意識的に緩めると、寒くて震えた時のように歯がカチカチなっていたのが、夜にそれをしてみたら、ならなくなっていた。最近はこれを試していなかったので、セッション前に既にならなくなっていたのかは分からない。

〇翌日以降

翌日も、やはり右の大転子の辺りや右膝などが痛む。昨日のセッション直後とは逆に、左膝が尖っていて、右膝がぺったんこな感覚。また、両方のふくらはぎが筋肉痛のような感じ。首もかなり痛む。

 時々、喉から食道にかけてか、スースーとした清涼感がある。

4日目くらいから首の辺りがかなり楽になってきたのと、この頃から地面のちょっとした出っ張りにつまづきそうになることが数日続いた。私は、左右の脚の長さが時々違うようなのだけど、短くなるのは今まで決まって右足。そして、この数日つまづいていたのは右足ばかり。

9日目辺りから腰がかなり痛い。からだに負担をかける姿勢を長い時間続けてしまったりしているから当然かと思う。また、お腹がキリキリするような感覚がある。小さな頃から、緊張するとガスが出なくてこの痛みを覚えることがよくあった。ひどい時はからだを九の字にしていた。ここ最近はこの痛みを感じることがなかったし、この日はほぼ家に居たので緊張するようなことも何もなかったのに不思議。

10日目、顎の重さを初めて感じたような気がした。今までは、意識的に顎から力を抜こうとしていた気がするが、顎の重さを感じてそれに抵抗しなければ勝手に力は抜けてくれることを体感した。前日くらいから、唇から顎にかけて時々スースーしている。

〇レポートを書かなくては!と思っているので、セッション後から意識してからだに気づくようにしていると、痛みなども、ずっと同じところに同じ程度感じているわけではなく、場所はどんどん変わっていくし、痛くなくなったり、痛さを増したり、常に変わっていくことがよくわかる。そうすると、いちいち感情が入らずに見ていられるし、悲観的にもならないので楽。今まではからだの反応に結構振り回されていたことがよくわかる。

2月下旬から、住む場所も変わり、仕事に関しても自分で何もかも決めていかなければならなくて、忙しい上に不慣れなことや苦手なことばかりしているが、日々意識してからだに気づくことをしていることが精神衛生上とても助けになっているようだ。

遠隔セッションの感想Sさん

10分の空間身体学的遠隔セッションの感想が届きました。この方は3回シリーズで申し込まれていますが、その一回目です。

私の感想がどなたかの参考になるなら嬉しいです。今のこの時期に、ぜひ多くの方に体験していただきたいなと感じています。

以下、ご本人の許可を得て転載します。

久しぶりに自分であることの快適さに戻ってこれたように感じています。
そこからどんな風にどれだけずれていたのか、ということへの気づきがありました。

この1年、外の世界の興奮や憂いのようなものへ自分の体表が過敏に反応していて、そこから身体を引くような、縮めるような位置を取っていたことに、自分の身体に戻ってこれたことで気がつきました。
そこへ気づけたことで、どんな対応がとれるのか自分で調整する選択肢が増えたことが嬉しいです。

またスペースに対する親和性にも変化があり、空間の中でスムーズに動きやすくなりました。
自分自身へ戻ってこれたことと、この空間への関係性に変化があったことによるものなのか、翌日以降、自分の外の世界が以前よりも少し穏やかなものに感じています。

そして久しぶりに活力と自分自身への信頼を感じることができて、ほっとしています。

最初、始まっていなかったのに気づかず、身体で始まっていた下肢の縦方向の伸びや体幹のうねりのような反応に身をまかせていたのですが、少しして田畑さんがこれから始めますと言われてからの身体の反応が明らかに違ってきたことがとても興味深かったです。

始まってから下肢、背面の支えがどんどん充実していき、接地面への充実をここまで感じたのは初めてでした。

振り返ってみると、混沌した世界のうねりの中でそれに応じて、なんとか自己調整していたところに、セッションが始まって、急に空間がサポートフルになったような印象がありました。

この短い時間の中でセッティングされた自己回復への流れは今も続いていて、対面とはまた違う遠隔の可能性を感じています。

心理カウンセラーの方

紹介でいらした方で、過去に自傷体験があるとのことでした。

1回目

「セッション中」

身体全体で、軽重、寒暖、緊張と緩み、つながりを感じられました。

右足の膝下から爪先までの冷たさや、内側への捻れ。左腕の肩から指先までのつながりの弱さ。

右首から肩への緊張など。

セッションが進むにつれ、全体に均等に力が及んでいきました。

またエネルギーの身体が左右に広がっていくような感覚もあり、視界(主に頭から上に、半円状で)も広がりました。

今まで意識をしていないレベルでの繊細なバランスを感じることが出来たので、より日常生活でその感覚を大事に出来そうです。

セッション中は痛みもなく、心地良い感覚ですが、感覚はより繊細になりました。

「セッション後」

身体全体の均等な状態の感覚が残っています。

バランス良くありたいので、足を組んだり、片足に体重をかけたりすることが減りました。

今の身体の状態を感じる意識が上がったので、過去や未来への思考も減ったように思います。

予定を詰め込みたいと思えず、時間や心のスペースを持つことがより増えました。

呼吸も以前より深くなってきています。

今後の状態の変化が楽しみに思います。

2回目

「セッション中」

上半身にエネルギーの体の厚みや広がりを感じる一方で、下半身にはその感覚が弱いことに気付きました。

セッションで、膝、すね、足先に意識が及ぶようになり、よりしっかりとした安定した歩行感になりました。

また身体の個々のパーツに意識が及んでいたのが、セッション後には全体感に変わり、自分自身が緩やかな縦長の球体になったような感覚でした。

「セッション後」

自分の身体への意識が高まることで、他者へのエネルギーの漏れが減りました。

自分や世界を深く信頼出来ていないという不安を解消するために、思考での理解や知識を得ることで安心を得たいという感覚が、自分の存在をより繊細に意識することで、自分自身に愛情が巡り、より自分や世界への信頼が深まったといった感じです。

前回は、時間軸(過去・未来)が今に集約されてきたのが、今回は空間(他者)が自分に集約されてきた感じです。

思考のノイズが減り、より一層すっきりしてきまた。

3回目

「セッション中」

今回は思考や感情が強く出ていました。

例えば脚の施術中は、

あぁ、そういえば以前は自分の脚がO脚でコンプレックスだったなぁ、というネガティブな感じが出て、

その後に、でも中学では学校で一番ジャンプ力があったり、富士山を3回登ったり、良く頑張ってくれてるな、というポジティブな感じが出て、

最後は、元々の自分や経験によって今の形になっているな、ただ在るなというニュートラルな感じになりました。

セッション前半は思考や感情の働きが出て、後半は静かにただ在る感じになりました。

上半身のエネルギー体に厚みや広がりを感じ、また下半身は上半身程の厚みは感じないものの、認識が上がり、輪郭がはっきりしてきた感じがします。

「セッション後」

自分自身をより一層大切にしています。

嫌なことは出来ない感じ、感情や感覚を受け入れて、パートナーや周囲にも伝えるようになりました。

ただ自分はこう感じているよと、自分や相手や世界をより一層信頼して、コミュニケーションしている感じです。

合わないもの、エネルギーが漏れるものがより顕著に分かるので、無理なく手放しが進んでいます。

4回目

「セッション中」

骨盤、股関節、恥骨、内臓など、日頃意識していない箇所に意識を向けることで、重さや存在を感じました。

ふと気付いたのは、身体それぞれかつ全体の重力を感じることで、それぞれの存在を感じることが出来、存在を感じることで、自然と身体全体の連動がスムーズになる感覚を覚えました。

「セッション後」

身体全体の重力は普段でも感じることが出来るようになり、浮遊感を味わえます。

それにより身体の偏りや、固さに気付くので、普段の生活でそうならないように気をつけるようになってきました。

また、繊細に自分の心身を大切に扱う時間を持つことで、普段の生活で自分に合わないものは出来ないようになってきています(受け入れがたい、我慢ならないといった感じ)。

仕事、場所、人、言動など。

このペースで続けていきたいと思います。

5回目

「セッション中」

今回は仰向けで足先から首までの一連のセッションでした。始まって間もなく瞑想のような状態に入りました。

身体の部分的な固まりが粒になったような感覚。それぞれの粒を認識することで、全体のバランスが自然に取れていくような感覚でした。

「セッション後」

日中パソコンで仕事をしている関係か、目、首、肩に痛みを感じます。また腰にも負担を感じています。

感覚が上がってきた、麻痺が解けてきたのか、心身が快であること、不快であることの認識がしやすくなり、不快なものは受け入れがたい状態になっています。

自分が思考するよりも、より休憩を取り、身体に負担の少ない環境を整えようと思います。

また、35年振りに忘れていた記憶が夜中にふっと蘇りました。

小学校1年の時に、突然殴られ、誰も助けてくれなかった時の恐怖(トラブルに巻き込まれたという状況です)。

その時の感覚を受け入れ、当時の混乱を整理し、とりあえず解消したようには思えます。

こういったインパクトのある体験が、世界の認識を歪めていたことに改めて気付きました。

ひとつずつ思い返してみると、私に強烈な怒りや恐れを抱かせたのは10人程度。年齢も5~15歳の頃が主で、たったこれだけが大きな影響を与えていた事、未だに残っていた事に気付けたのは幸いでした。

ロルフィングの影響でしょうか?

6回目

セッション前から、目・肩・首に緊張や疲れがありました。セッション中には感じられなかったのですが、セッションを終えて数時間後から緊張が解けていくのを実感出来ました。

自分に合わないこと、やりたくないことは益々出来なくなって来ています。

自分を大切にすること、自分の細部まで意識を及ぼすことで、エネルギーの漏れに気付き、手放しが出来ています。

セッションが始まって暫くは思考が出ており、仕事やプライベートのタスクにいかに追われているか実感します。

毎朝の瞑想でも思考は出てくるのですが、ロルフィングを受けてから益々思考を観察出来るようになっています。

他者との境界もよりクリアに取れており、自分や他者への信頼も深まっています。

気付きに伴い、環境の改善を行なっているので、変化のある生活を送っていますが、より自分自身を深めていきたいと思います。

7回目

今回は口・鼻内のセッションでした。

セッションを受けることで、口や鼻の中の広さやつながりや空間を感じることが出来、それが数日経っても続いています。

セッションを受けることで、その部位を微細に感じ、認識出来るようになっています。

身体の認識が上がることで、つながりや不調に気付けるようになっているように思います。

自分への意識が高まり、他者との境界が取りやすくなっており、また自分自身の幸福に繋がっているか、自分を愛せているかといった意識も深まっています。

自分に合わないものが分かりやすくなっており、

家の中の物の手放しや、より品質の良いものへの入れ替えも進んでいます。

仕事についても思うところがあります。日々の思考や感情の現れを大切にしています。

8回目

今回のセッションは、心地良いという印象です。

腰から背中の厚みが増し、暖かい。

足はすっきり。細く芯が強くなった感じがしました。

身体に関する(特に足)ダメージやネガティブなものが抜ける感覚。

自分自身への意識が増し、他者との境界がより一層健全に取れ、現状への満足が増しています。

身体の不調に気付きやすくなっており、

特にパソコンやスマホを見ることによる目や肩の疲れ。呼吸が浅いことによる、緊張など。

気付いたことは改善して、エネルギーの漏れが減っています。

合わないもの、気になるもの、お金に感することなど。

家の中の断捨離も細かいレベルで進んでおり、インテリアも良い感じに、環境も変わってきています。

9回目

今回のセッションも心地良いという印象です。

セッションが始まると、全身に暖かさ、柔らかさ、上半身の厚みが増す感覚があります。

下半身は何か抜けるような、軽さ、すっきりさを感じます。

セッション後に右の股関節に痛みを感じましたが、数日で痛みは無くなりました。

セッションを受けることで、身体の調子が良く、全体的に繋がりを感じるようになりました。

また自分の身体への関心が高まり、愛情を向ける意識も高まっているように思います。

これにより、子供の頃から植え付いていた、相対評価、比較癖が抜けていっているように思います。

比較があり、対象より優位であることで安心を得る在り方。比較の世界にいることで、すでにストレスであります。

これから抜け、自分自身とのシンプルな関係性が深まっている感じがあります。

自分の体調や在り方、環境が整っていくのを感じます。

ご夫婦で遠隔セッション

セラピストで一度遠隔セッションをお受け頂いた方から2度目のセッションのご希望と、ご主人にご紹介頂き、ご夫婦で遠隔セッションを行いました。ご主人には英語でセッションさせて頂きました。

↓ ↓ ↓

夫はとても楽しかったと、そして、リラックスできたと申しておりました。僧侶である夫はボディスキャンメーディテーションみたいだと。(何かアメリカの仏教でそういった手法があるようです。)

セッション後、いつもより、ぐっすり眠っているようにも思われました。

私は前回のセッションと今回のもの、そして、今勉強している心理系の学びにリンクしている情報が出てきたり、体の痛みが自分の姿勢から来ており、それが、子供時代につながったという、そして、それが自分にとってどういう意味があったかという気づきにも繋がりました。

面白いです。10年若かったら、ロルフィングも学べたらよかったなぁと。ただ、生物や医学的、科学的なことはとても苦手なので、私には難しいかもしれません。(笑)

また、最近、我が家のスローガンは柔軟性で、今まで田畑さんのセッションを勧めたことがあったのですが、今回、やってみると言って、無理強いしたのではなければと思いつつ、私も少し恐る恐るでした。

ただ、この体験について夫はオープンになって観察してみるということで、少し、時間をおいて二人でセッションを振り返りました。

ただ、自分の体験や夫の体験を二人でシェアして話ができたこともよかったです。

田畑さんのセッションは私たちの体に触れていないのに、田畑さんのガイドで自分で自分にアプローチ、マッサージしているというのがいいなぁと夫とも話しました。

また、いろいろと自分たちの中で熟成していってみます。

ありがとうございました。

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