カテゴリー: セッション7
ずっと続いている膝の痛みが結果的に施術の後になくなるのですが、
施術ルームに到着するまでの間に、足が重くてしょうがなくなり、NIKEのランニング用のスニーカーを購入してしまった。
それ程足が重かった。
NIKEにはきかえると足は軽くなった。
施術ルームに入ると、左膝は存在感を増して膝のまわりだけが大きく腫れたように感じたが、痛みは薄らいだ。
仰向けにベッドに横たわり、今日のメインは顔というか口腔内と鼻の穴。
口の中に指が入り、頬骨の下あたりに指が置かれ、その指に頬骨を預けるようにして頬全体の重さを載せた。頬の所へ顔面の重さをかけようとすると身体全体の重みもそこに横たえるような感覚だった。
眉間に皺が寄る。これは癖なのだが、顔面を土俵にしてシコを踏むような感じで難しい。しかし、意識的に、頬に重さをかけることで、いらない緊張や重圧を、要らない部分にかけていたことに気付くのであった。
頬骨から喉、気管、食道から腸までが弛緩していく。
顔面の肉と骨の間の空間が開いて、そこに風船がひろがっていくようだ。
身体の外が身体の中にある。口から肛門まで、が、ゆるゆる広がって涼しい風が吹き抜けるようだ。この感覚を知ることで、そして意識的に緊張を緩めることでたくさんのストレスから救われるであろう。
そして鼻の穴。指が入るという事実に緊張する。
緊張していたはずなのに、鼻の穴から肺、そして全体へと酸素がジュワ~と広がって、お腹を通って太ももから足の先までがあたたかい。鼻の穴は開放感と栄養を身体へ送り込む働きがあったのだ。いつも軽い鼻炎で鼻水が予測不能なタイミングで垂れてくる鼻の穴を、恐怖の出口として捉えていたのは間違いだった。鼻は幸せ、多幸感の入り口だ。
膝や首、肩の痛みを感じている時は狭い部屋に閉じ込められているようだが、セッションの最中には身体の外と内に広がる空間に風船が浮いているようでちょっとした無重力状態だった。痛みや疲れが溶けてなくなり身体が浮いている。
施術が終わり、ベッドに座った時に、自分の今の年齢の身体をしっくり纏っている感覚になった。大人っぽくなった気がした。
歩行してみると上から吊されているように身体が軽く、同時に、床がいちいち身体の重さを受け止めてくれている感覚もあって、安心して歩けた。
セッション7回目、はじめに田畑さんに「今回は口と鼻を内側から広げます」と言われ、どんなことをするのだろう?と思いつつ、仰向けのまま覚悟を決めました。
右足の方から順に触れていただき、準備が整ったところで口の中の施術へと進みました。手袋をした田畑さんに、歯茎の根本に触れられるのは、歯医者さんに行った時の感覚に似ていました。軟口蓋や舌の下(舌骨周辺)にも触れていただきました。続いて鼻の中に触れられながら、副鼻腔から肺までを意識しながら呼吸しました。
これまでのセッションを通して、触れられると、その部位や、広い範囲がゆるむ感覚が分かってきました。(逆に状況によっては、触れられると強張る場合もあると思いますが。)そして、触れられたときではなく、日常生活の中で触れられたことを思い出したときにも、感覚に変化が起こるような気がします。
施術を終えて歩いてみると、わずかに頚椎上部の動きが感じられました。田畑さんに伝えると、頭蓋骨と頸椎が繋がる位置を教えてくださいました。普段イメージしていた首よりも、頸椎は上の方まであることが実感できました。
副鼻腔や頸椎など、普段のイメージと、身体の構造のずれがはっきりと感じられたセッションでした。両者のイメージが一致してくると、楽に動けるのだと思います。セッションを通して、自分の体と出会い直しているという思いがますます強くなりました。
次回からは「全身の統合」に進むとのこと。まだまだ楽しみが続きます。