ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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登山愛好家のKさん(2/10)

Session 2

〈施術中〉

·身体の動きが前回とは全く違うし、ダイナミックになっているので、身体の動きを意志が邪魔しないようにするのに注意が必要だった

·ストレッチが中心だったが、思ったより強く引っ張られることに驚いた

·もともと、左の胸筋のコリがひどかったのが、しっかり伸ばし切れた感覚があった

·脳の疲労、とくに、他人にチューニングしてしまう疲労が取れた感覚がある

〈施術後〉

·肩甲骨下の疲労感はなくなり、上半身を誰かに抱えてもらえているような軽さが出た

·歩行の幅を足に任せるようになった

·姿勢が崩れた際に、力を入れて立て直すのではなく、力を抜く感覚になる

·肩甲骨の間の筋肉を使っているのか、やや疲労を感じる

·自転車に乗った際、どのように体勢を取ったら良いかわからず、どの姿勢も辛いので立ち漕ぎに落ち着く

·夕方、痛かった腰の部分がカーッと熱くなった感覚になる

·夜、太ももの付け根あたりに軽い筋肉痛

·自転車に乗ったのが影響したのか、施術直後の歯医者の椅子でヘンな恰好で座り続けたのが影響したのかわからないが、夜、咳込んだ際に腰に響いた

·朝起きて、くしゃみをした際にも腰が痛い

·右の眼の下に軽い痙攣のような動きが出る

登山愛好家のKさん(1/10)

<動機>

ロルフィングについては、たまに接点がありましたが、あまり自分事とは捉えていませんでした。しかし、年を重ねるにつれ、潜在意識が身体にそのまま出てしまっていること、また、それにより日々の活動に影響が出ていることを感じ、取り組んでみたいと考えるようになりました。

毎週のように登山を楽しんでいるKさんは、下山時に尾骨を強打した経験があり、慢性的な腰痛があるとのことです。

Session 1

〈施術中〉

·心地よいリラックス感が続く

·身体の奥からじわっと伸ばされている感覚

·筋肉や骨等が喜んで動いてくれる感覚

·右足をバランスボールに委ねてからは、右足がいびきをかいて寝ている感覚があって可笑しかった

·後半、手足先の冷えにより少々集中力が落ちた

·意識を向けるタイミングによって、足だけを捉えたり、体半分を捉えたり、毎回変わるので面白かった

〈施術後〉※時系列

·直後から立ったまま靴下が履けるようになる

·直後から股関節に太ももの骨がしっかりとハマっている感覚が出る

·針治療を受けたような気だるさと眠さが出る

·夜、寝ている際、左の腰~脇腹を伸ばしながら寝ている体制になっていた(ヨガのバナナのポーズに似ている)

·翌日の仕事に向かう際、リュックを背負ったが、胸が自然に開き、呼吸がへその辺りまで落ちている状態で歩けている

·しっかり胸を開けているので、スマホを持ちづらくなった

·翌日の夕方頃から、歩いている際に、頭頂からかかとまでの一直線を感じるようになった

·登山時のバックパックのチェストベルトが短く感じ、伸ばした。胸を開いて歩けていることを体感

·電車に座っている際、背もたれが辛く感じるので、坐骨に座るように変わった

·登りの際に臀筋が使えていることを実感。背筋を斜面に対してまっすぐ立てられていることを実感。帰宅後も臀筋ストレッチをしたくなった

·息が上がるときも、呼吸がへその方まで落ちて来ていることを感じた。以前は息が上がるとすぐに胸式に切り替わり、肋骨の動きが激しかった

·3時間程度のハイキング(施術後初のハイク)で翌日、腰の痛みが復活

·左の坐骨のあたりに特に痛みを感じる

·列車の背面に、肩甲骨が当たるようになった

·くしやみをしても腰に響かなくなった

·(施術後2回目の)2時間程度のスノーハイクのあと、腰の痛みが復活。くしゃみをすると少し腰に響くときもあった。

心身に向き合っていきたいMさん(2/10)

セッション2

<2回目のセッションのあとの2、3日の様子>
身体の使われ方が変化したのを感じました。
まず、歩いているとバネのようなものを感じました。今まであまり使っていなかった筋肉が使われてるような感じで、普通に過ごしていながら、ずっと軽いスポーツをしたあとのようでした。同時に疲れや負荷が溜まるような感じはありませんでした。
太ももは、今まで前の方を集中的に使っていたのか、内側と外側に新鮮な負荷を感じ、全体が後ろ側に包み込まれるように支えあって、もも自身がももを持ち上げてる感じがしました。
足の指がよく揃ってしっかりと地面を掴んでいる感じがあって、足の甲にも使っている感覚を強く感じました。
力強さを感じたり、新鮮な負荷を感じたりするのは、2、3日でだんだん落ち着いて、身体に馴染んでいきました。
いままでに負荷がかかっていたところは軽くなって、そのぶん新しいところを使っているのを感じて、全体的にやさしいです。

<身体の重心・バランス・重力の感じ方の変化を感じます>
胴回り、腰が安定しています。いままでは、腰が前後にぐらつくような座っていないような感じで姿勢が迷子になっていたのですが、それがほぼ無くなりました。
膝、腰の関節がとてもスムーズで、なんだか存在感がないくらいです。関節と身体がいつも少し浮いているような、軽さをいつも感じます。
また、長時間の作業のあとに歩いていると、柔らかくなった身体が重力によって整うように落ちていく感じで、リラックスと心地よい揺れを感じました。
体勢を支える感覚も、支え方を自然と見つけたり探したりするようになっていて、新鮮です。繊細に分散して支えあってるように思え、局部が頑張るのではなく、身体全体が手を繋いで強力しているようなイメージです。

セッションを始めてから、どんどん身体を動かしたくなります。身体を動かすことによるリフレッシュ力が上がったのをとても感じます。動くことで癒やされて、歩いているだけで心もよりリフレッシュできるようです。
集中すると数時間同じ姿勢でいてしまうことが多いのですが、そんな時でも身体のなかで流れ続けているものを感じます。疲れていても身体に軽さがあります。作業の合間に身体を動かすと、一気に血の巡りが良くなる感じがあります。
一晩寝て、朝に姿勢がリセットされているのを感じられます。睡眠への信頼感が強くなりました。
また、自分で考えて頑張って姿勢を正したり、動かし方を意識したりしなくても体が自然とバランスを整えているような感じで、あまり考えずに身体に委ねて耳を澄ませる信頼感も出てきました。
4月頃から毎日のようにあった眩暈も、もう現れなくなったみたいです。
それから、鼻唄をよく歌うようになりました(笑)
*****

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(8/8)

セッション8

2024.4.26 金

・セッション中に感じたこと

私の仕事の都合で、8回目のセッションを、約4ヶ月空けて4月にしていだきました。

年度始めのとても忙しい時期でしたが、身体は疲れていても、どこか腰に安定感を感じ、いつも身体と一緒にいる感覚があることを、田畑さんにお伝えしました。

また、これはお伝えはしていませんでしたが、この春に職場でとても信頼していた上司が異動されたり、ギャラリーで本当にお世話になった方が、高齢のため引っ越しをされ、深く落ち込んでいる状態でした。

今回のセッションでは、いつもなら違和感を感じる頭の左上の方に田畑さんが立たれたとき、あまり違和感を感じず、しっくりする感じがしたことが、とても新鮮でした。

今回は仰向けになり、ちょうど上半身を開くように、首を右向きにした状態で左腕を開き、左脚を立てるようなかたちで始まりました。

はじめの頃にお腹が軽く鳴りはじめ、今日はこの場所で合っているのだと感じました。しばらくすると両足の裏から脚の付け根にのぼっていくような温かさを感じ、その後、尾てい骨の温かさや心地よさを感じました。

その後、身体の向きを反対にし、頭は左向きで、右腕を開き、右脚を立てるかたちになりました。そのあたりから、肩の上から水蒸気を放出しているような気持ちよさを感じていたところ、田畑さんから頭や首の感覚はどうですかと聞かれ、肩がとても温かく気持ちよい感じがすること、また頭の上の空間が拡がった感じがすることをお伝えしました。

その後、ワークが進み、お腹の下のほう(丹田あたり)に、温かさや心地よさを感じました。

私は大学を出てからいつのまにか猫背がひどくなっていて、自分が写った写真を見るたびにショックを受けていました。最近、背中を丸めるのは、お腹や胸を広げることがこわかったから(守りたかったから)だと気づいていましたが、そのことを他の方に伝えたことはありませんでした。

そのため、セッションの終盤で、田畑さんが胸骨に働きかけるワークをされたとき、本当にはっとしました。私はずっと胸を閉じてきたのだなあという思いと、このワークは自分にとって、とても大切なものだという思いが同時に湧いてきました。

この後、田畑さんに頭をふわっと抱えるような感じでワークをしていただき、終わったあとは視界が広く感じました。

また、最後に背中の動きを調整・示唆するようなワークをしていただき、ささやかですが強いインパクトを感じました。

セッション直後に見せていただいた写真では、今回のムーブメントセッション初回では、どこか詰まっていたような身体が、今回の最終セッション後の写真では、のびやかになっていました。

・セッション後に感じたこと

セッション当日はそのまま実家に帰省し、その日の夜と翌日に自然な排泄がありました。また、軽い頭痛もしましたが、たくさん眠ったら治りました。

そのときに印象的な夢を見ました。ひとつは、画家の奈良美智さんと一緒に何かをする夢で、もうひとつは、今の職場に机がたくさん増えているが、自分の席が見つからないというものでした。

気がつけば、いつも違う道を進もうとしたときに、このような夢を見ていました。ちょうどこれからの仕事のことを考えていたときだったため、今の職場をまた辞めなければならなくなるのだろうかと、深く落ち込みました。

こんなに落ち込み、迷ったままでムーブメントセッションを終えてしまい、田畑さんに申し訳なく思います。

それでも、本当に小さな一歩でしたが、今回のムーブメントセッションで、今まではどうしてもこわくて開けられなかった扉を開くことができたように思います。

いまは迷うことも落ち込むことも大切な道と思って、もうしばらく自分の身体が導く先を見つめていけたらと思います。本当にありがとうございました。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(7/8)

セッション7

7回目:2023.12.15 金
・セッション中に感じたこと
セッションの最初に、田畑さんから最近の様子を聞かれ、疲れているが底のほうでは元気であることや、これからのことについて、悩み変わらないが、以前より気にしなくなったことをお伝えしました。
また、鏡に映る自分の顔が変わったように感じることもお伝えしました。なんとなくあごが締まって口元がまっすぐになり、安定した感じになりました。

セッションのはじめに、立ち位置の感覚を確かめるとき、いつもは頭のほうに田畑さんが立つと違和感を感じるのですが、今回は頭のほうに立たれてもあまりいやではなかったことが印象的でした。

今回は仰向けで、左足のかかとを中心にワークが進みました。
その後、右足に移り、ワークが進むにつれ、足先の温かさが脚全体に循環するのを感じました。その後は次第に肩や胸から力が抜けて、セッション台の上に身体がゆったりと開くような感覚がありました。

セッションの中ごろ、半分眠りかけていたとき、大丈夫?という声や、大変だったよねという声が聞こえ、つらい記憶が断片的に浮かび上がってきました。ただふしぎと今は、それが具体的にどんな内容だったのか、思い出すことができませんでした。

セッションの最後、立ち上がってのワ ークでは、身体を左、中央、右と重心を移しながら立ちました。そのときはどういう動きかよくわかりませんでしたが、いま思えば、そういえば私はいつも左右のどちらかにぐっと重心をかけて立つことが多いなと気がつきました。
セッション直後は身体にふんわりとした軽さや柔らかさを感じました。そのまま部屋の中を歩いていたら、ふと、頭の上の空間が広くなっていることに気づきました。 

田畑さんに最後に見せていただいた写真も、セッション後は胸がひらけたような感じになっていました。

今回もセッションの間だけ弱い雨が降り、セッション後に止んでいました。

・セッション後に感じたこと  
今回のセッション後に、そのまま実家に帰省しました。以前は夜に、私の部屋の前に父の擦るような足音がして、ドアをノックして怒って入ってくることが怖くてたまりませんでした。今回も夜に父の擦るような足音がして、ドアをノックされたとき、やはり怖さを感じましたが、今回はただおやすみと言われただけでした。その夜は以前のいやな記憶がよみがえり、涙が出ました。

最近ふと、自分が小さいころからずっと感じてきたいろいろな違和感が、高機能自閉症という症状とよく合うことに気づきました。
今まではそれを克服しようと死にものぐるいで矯正してきましたが、そのことに気づいてからは自分に無理を強いないようになりました。

今は少し苦しいですが、今までのやり方を繰り返すのではなく、自分が生きやすい生き方を探していけたらと思います。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(6/8)

6回目:2023.11.17 金

・セッション中に感じたこと

先月10月は展覧会があり、二ヶ月あけてのセッションとなりました。

セッションが始まる前に、田畑さんに身体は疲れているが底のほうでは健やかさを感じていること、気持ちの方は迷うことが多いとお伝えしました。

今回は横向きで、左右の腕をちょうど歩く時のように前後に開いた姿勢で始まりました。なぜか安心感も感じました。

セッションが進むうち、足の裏から温かさが上ってきて、身体全体に弧を描いて循環していくような感覚がありました。

今回のセッションでは、特に脚から上半身、頭と、身体の縦のつながりを感じました。いままでは、脚は脚、腕は腕とパーツで身体を意識していたので、縦のつながりの感覚がとても新鮮でした。

セッション途中で、腰にふしぎなひかりのようなものを感じるときがあり、ふと目を開けてみたら、田畑さんがテンセグリティモデルを私の腰の上に軽く触れるようにかざしていました。

セッションの最後に、立った姿勢でのワークで、田畑さんが私の肩甲骨の間を手のひらで軽く押すようにタッチしたとき、あ、そうか、立つときはこんな感じで立てばよいのかとはっと気づきました。何気ないワークでしたが、とても心に残りました。

ふしぎですが、今回もセッション中のみ強めの雨が降りました。

・セッション後に感じたこと

セッション直後、靴を履いたときに、足のむくみがとれていることに気づきました。

セッションから2週間後、足首とあごのラインが以前より締まってすっきりしてきたことに気づきました。

また、ここ最近いろいろなことを決められずにいましたが、セッション後にいつの間にか決めることができていました。

今の職場で好意を感じる方ができました。自分の中で一年ほど否定してきたのですが、疲れてやめました。いつも相手の方に伝えたことはなく、大抵はそのまま終わります。

職場の猫は、私の顔を覚えたのか、むこうから寄ってくるようになりました。

今まで、画家として生きることはいちばんしたくて、でも絶対に無理だと思い込んでいました。そこから逃げるために毎回倒れるまで働き、最終的に仕事を辞めなければならない状況になりました。これまでは大学の事務職の正職員の試験を受けたりしてきましたが、落とされ続け、本来の自分が望んでいないからだと気づきました。いまは自分の自然な気持ちに抵抗するのをあきらめた状態です。

そう決めてから、今の職場により深くなじむようなことが起き、なぜなんだろうと少し混乱もしています。いまはこわくて仕方ないのですが、身体を信頼して進んでいきたいです。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(5/8)

5回目:2023.9.22 金・セッション中に感じたこと

セッション前日まで、展覧会の準備とお仕事で忙しく、セッション当日はほぼ徹夜で伺いました。

セッション前の状態は、身体は疲れてはいるものの底の方で安定していましたが、気持ちの方は、これからどう進んでいけばいいのか分からず、迷っている状態でした。ただし現在の職場に違和感は感じず、むしろしっくりくる感じが続いていました。

セッションが始まる前に、田畑さんにも現在の状況ををお伝えし、セッションがはじまりました。

今回は仰向けではじまり、左足から左上半身と、右足から右上半身に、それぞれワークしていただきました。

セッションの途中途中で、田畑さんからいまの感覚を問われるときがあり、そのたびに、自分の身体が、蓮の花がふんわり開くように少しずつ力が抜けて、柔らかくなっていくのを感じました。

また、セッションの途中で田畑さんから、脚や腕の中心(軸)を意識してと言われたとき、とても新鮮な感じがしました。

セッションが終わってからは、膝の柔らかさ、自由さを感じました。身体が自由になると、気持ちもふっと楽になりました。

また、ふしぎですが、セッションの間だけ短い雨が降り、終わったら止んでいました。

・セッション後に感じたこと

前の職場で働いていたときは、ずっとひどい便秘に悩んでいましたが、最近は自然と玄米や納豆を食べるようになり、便秘も改善されました。

前回のセッション以降、画家と詩人として生きたいということを決めたら、気持ちも身体もとても楽になりました。うまく言えないのですが、自分のなかで、逆流するような感じがなくなりました。身体と気持ちが矛盾なく居れることが、いまはただとても心地よいです。

いまはその深く安心した感じを継続して感じていて、そこからどのような世界が拡がっていくのか、見守っていきたいと思います。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(4/8)

4回目:2023.8.26 土

・セッション中に感じたこと
セッション前は、お仕事のことで落ち込むことがありましたが、なぜか身体はすっきりしているような状態でした。

今回は右側を下にして横になる姿勢から始まりました。いつもなら、田畑さんが顔のほうに立つと違和感がありましたが、今回はなぜか顔の斜め上あたりがいちばん落ち着きました。

その後、体の向きを変えてから、なぜかずっと田畑さんに腰椎のところを軽く押さえていただいているような、じんわりした温かさをずっと感じていました。途中で体の向きを変えるときに、田畑さんが腰椎にずっと手を置いていたわけではなかったことに気づき、ふしぎな気持ちになりました。

セッションが終わって、部屋の中を歩くときに、自分の身体がまっすぐ上からつながって、ぶら下がっているような感じがしました。
また、頭の上の空間がひらけたような、視界が広くなったような感じがしました。

・セッション後に感じたこと

セッション直後、右足の靴がゆるくなっていることに気づきました。
また、なぜかセッション当日の夜に、一時的に深く落ち込みました。

自分が深いところで違和感を感じていることは、どうやってもうまくいかなくなり、違和感を感じないことは、自然とうまくいくことに気づきました。
今までは、画家や詩人になりたいと思うことを絶対無理とずっと否定してきたのですが、そう思ったときに自分のなかで何の違和感もなく、すうーっとする感じがすることに気づきました。

まだまだ迷うこともありますが、身体が導くほうへ進んでいきたいと思います。

YさんのRolf Movement 8シリーズ体験(3/8)

3回目:2023.7.14 金

・セッション中に感じたこと

右足裏に力を入れてしまうことは、ずいぶん減ったものの、まだ少し残っていました。ただし身体の全体的な感じはほとんど違和感がなく、セッションの前に田畑さんにもそうお伝えしました。

 今回も違和感のない場所を確認してから、仰向けの状態でセッションが始まりました。セッションが始まると、右足裏の、なぜか力が入ってしまうところがじんじんと熱を持ったように温かくなり、その熱が右足裏から左足に伝わっていきました。また、セッションが進むうちに、首の付け根に無意識に力が入っていることに気づきましたが、それも途中でふっと抜けていきました。

セッションの終盤で、仰向けになり目を閉じていたときに、お腹のところに金色の輪っかのような光を感じるときがあり、ふっと目を開けて見たら、田畑さんがテンセグリティのモデルをお腹にかざしていました。

うまく言えないのですが、どこかに行かなきゃと前のめりになっていたのが、ふっとよけいな力みが抜けて、ただここにいるのが気持ちいいからいる、という状態になりました。ふわっと自分に還る感じで、とても心地よく感じました。

今回も田畑さんと確かめながら山道を登るような感じで、とてもおもしろく、また安心も感じました。

・セッション後に感じたこと

前回の6月のセッションを受けてから、7月初めに、しばらくストップしていた生理が来ました。うまく言えませんが、気持ちも少しずつ柔らかくなってきたように思います。

7月から職場の隣に新しい方が来ましたが、とても穏やかな方で安心しました。

また、職場ののら猫が、私が近くに行くとお腹を見せて、ころんと横になるようになりました。

最近これからのことを考えて、身体も気持ちも前のめりになっていたのが、ふんわり今の場所にいられるようになった気がします。

またしばらく身体の感覚を見守っていきたいです。

心身に向き合っていきたいMさん

テンセグリティワークショップに参加され、ロルフィングにご興味を持たれたMさんのロルフィング体験記。ゆっくり間隔を空けながら、体験が身体に落とし込まれた後に言語化されたレポートです。これは、モニタープログラムではなく、自主的にご報告頂いた内容です。

セッション1

< 感想 >
はじめてのロルフィングは、とても自然にリラックスして臨めました。
森林浴のあとのような癒しを感じながら、帰路につきました。

身体に感じる変化を眺めているうちに、
自分の身体をひとつの空間のように感じ始めました。
田畑さんが少し触れただけで、安心感が広がっていき、
身体が無理なくバランスをとっていくように感じました。
些細な違和感が生まれたり、無くなって行ったりするのを眺めながら、
不思議と静かになっていく感覚が瞑想のようでもありました。

空間的なイメージを感じたのには、
自分でも共鳴テンセグリティのモデリングを組み立てたり、
日常で触れていることが影響しているような気がします。

家でくつろぐときの体勢にも変化があり、
自分で自分の身体を楽に支える体勢を見つけやすくなっているような気がします。

セッション中に感じた静けさが、心にも心地よく、
当時の静かな時間や場所をまるごと思い出すような感じがあります。
セッション後は、とにかく静けさの中にいました。
その静けさが、いま自分がいちばん欲していたもののようにも思われました。
色々と、頭の中でごちゃごちゃと考えて心にプレッシャーをかけてしまうことがあるのですが、
心をかき混ぜることなく、そのままを静かに眺めていく時間を以前より持てている気がします。
自分の身体が、心にとってどんな居場所でいられるか、心にとって居心地よくさせてあげられるか、
そんなふうに身体から自分をサポートしてあげたい気持ちが生まれてます。
すこし、アクティブになってる自分がいますし、身体のことを静かに感じようとしている自分が常にいるようです。

いまは、そんな感じです。

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