<9回目のセッションと身体の感じ方について>
今回のセッションは、とても繊細で不思議な動きだと思いました。
6、7回目のセッションあたりからでしょうか、だんだん身体がまとまりを持ち始めているように感じます。
9回目のセッション中も身体をまるまるやわらかい一塊で感じるような時間がたくさんありました。
最近、身体が自分で自分を釣り上げているような軽さを、よりしっかりと感じます。
1、2回目のセッションのときに初めて感じた感覚が蘇るようなときもあり、改まってる感じがすこしします。
今まで「身体を支える」というと、足で地面から支えたり、手をついて身体を持ち上げるイメージだけでしたが、
やわらかく身体自体がいつもリフトアップしているような軽やかさです。水の中にいるときの感覚にちょっとだけ似ている気がします。
身体に感じる変化も、局部的な気づきより、具体的に言い難い全体的な感覚の変化をじっくり味わっています。
身体を動かすとき、なんとなくさらさらとしたイメージがあります。夏の高原の空気の中にいるみたいな気持ちよさです。
セッション後に変化を眺めていると、今までの過去の感覚で作られた意識との時差に気づくことがあります。
身体はいつも今ここにあるので、まずはそれを感じてみると「今まで自分は実はこんなふうに身体を扱ってたんだな」と、
ニュートラルに近い立ち位置で見つめる感覚に気づかされます。
前よりも調子がよくなって初めて、自分の不調に気づくというようなこともありましたし、
気づかないうちにいろんな変化を「普通」のものとして受け止めているのかなと思います。
日常では静かに移ろいでいくものがたくさんあって、その中には気づかない不調のように、変化を求めているものもあるのだろうなと思います。
自分の中にある、そういう小さな変化の声を、ロルフィングは見つけて背中を押してくれているのかな、と感じています。
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