ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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太極拳実践者 Uさん(8/10)

うつ伏せで寝て、しばらくすると、しぼんだビニールの人形の中に空気が入っていくように、体が膨れていく感じがありました。

先生に触れてもらった膝や足首から、
全身に、その圧力が何倍にもなって伝わる感じがしました。

しばらくすると、
両足、手のひらで、脈拍が打ちました。
特に先生が触れたところから、両手、両足に血液が流れる波を感じました。

後半は、体が緩んで、上下左右に伸びていくイメージもありました。

また、頭や肩を押してもらうと、その部分が沈み込んでいき、体が傾いて行くような感覚もありました。

施術後、歩いた時は、
足の裏のかかとから、かかとの太さのクイが床に刺さって、そこで安定して立っていられる感じがしました。

また、背が伸びたような感じもしました。

◼︎施術後
帰り道でも、足の裏から杭が出て、地面に刺さっているようで、安定して歩けるような気がしました。

太極拳実践者 Uさん(7/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(6/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(5/10)

◼︎施術中
仰向けになり、先生が右足後方に立たれると、右足の足の裏あたりから、太ももまで、細かな泡が足の中を通って行く感じがありました。
左足も、右足ほどではないものの、緩い泡が足裏から太ももあたりまで通って行く感じでした。
しばらくすると、泡のかけらが左手の手首に到達したようなイメージを持ちました。
指先まで暖かくなってきました。

足に触れてもらった時は、
足の内側にある、泡や血液が流れるストローのようなものが太くなって、それまでよりも引っ掛かりなく、大きく流れる感じでした。

右腕に布を巻いてもらった時は、
左半身にエネルギーのようなものが伝わり、右腕を押さえてもらわないと、左半身が風にたなびいて、飛んでいくようなイメージでした。

今回、一番強く感じた感覚は、
右手の肘あたりを下に押してもらった時に、脇腹あたりから背中を通り、お腹に向かって、どっしりとした重みが沈んで集まって行く感覚でした。
海洋プレートが沈み込んでいくイメージでした。

お腹を押してもらった時は、
ものすごく、安定して、安心して、落ち着きました。
逆に手が離れた後の、風が吹いたら揺れそうな不安定な感じが気になりました。

股関節あたりで、少し角度を変えるのにサポートしてもらった後は、そのあたりで呼吸して、膨らんでいくような感覚がありました。

◼︎施術後
意識には上がらない、細胞自体が受け取る感覚、というものば意識に上がる感覚よりも多くて、そちらに施術をしてもらっているとのお話を伺いました。

自分の体の声を聞けるようになりたいと思っていましたが、その前に、細胞の受け取る感覚が鋭敏になってもらわないといけないようです。

太極拳実践者 Uさん(4/10)

◼︎施術

うつ伏せで寝て、施術を受けました。

先生が足に少し触れるだけで、
血流がスムーズになり、気血が多く流れていく感じがありました。

骨盤あたりを触れられたときは、そこで息をしているような、少し膨らむ感覚がありました。

背中を押されたときは、

肩から足先まで流れが大きくなりました。
整地されていなかった道がちゃんと舗装され広くなってスイスイ車が走れる感じでした。

ただ、先生の圧力がなくなると、たわんだように、また少し、通りにくくなった感じがありました。

息を吸うと、少し力が入るのか、感覚が薄れます。
息を吐いている時に、緩んで、体の感覚がわかる気がするので、呼吸をずっと吐いていたい気持ちになりした。

頭を触れられた時は、
大量のエネルギーがきたのに、大きく脱力できるという、不思議な感じを受けました。

◼︎施術後
体の表面の硬い皮膚が溶けて、
内側がデロっとなったような感じがありました。ゼリーをお皿に出したときのような感じです。
ほんとうに、緩んだんだと思います。

両足を少し開いて立ち、重心を左右にずらしたとき、施術前より、足裏かかる重みが増えました。
足裏からの軸の上にちゃんと乗っている感じです。

今日得た感覚を、いつでも思い出せるようになりたいです。

太極拳実践者 Uさん(3/10)

◼︎施術中

うつ伏せに寝て、少しすると、
腕にゆるくピリピリした感じを受けました。

低周波マッサージのパットをつけているような、ピリピリした感じと収縮するような感じが、二の腕あたりにあり、その振動が指先まで伝わっていくようでした。

お腹の暖かさを感じてからは、大量の血液が流れているような感覚がありました。

肩のあたりを上に軽く持ち上げるようにしてもらった時は、左足全体がパンストのような膜で包まれ、その膜全体を、肩と一緒に引っ張ってもらった感じでした。

首のあたりを軽く持ち上げるようにしてもらった時は、首のところに詰まっていた、泥のようなものを、頭の方に流して放出してもらった感覚でした。

今日、いちばん違いを感じることができた点は、先生に腰の命門あたりに触れてもらっている時の呼吸です。
触れてもらった瞬間から、呼吸が、とても滑らかに、大きく吸え、大きく吐けました。
まるで体全体で深呼吸しているようでした。
そして、先生の手が離れると、また、今までの呼吸に戻りました。それまでは普通だと思っていた呼吸が、ノドで引っかかってちゃんと吸えないように感じました。

◼︎反省点
先生に感想を伝える時に、体に力が入っていることに気づきました。それまでにせっかく力を抜けた足や内臓に力が入っていて、沈み込む感覚がなくなっていました。

次回は、なるべく、体に力を入れないように声を出したいと思います。

あと、先生に後ろから施術をしてもらっているとき、
先生の姿が見えないと、集中力が切れる時がありました。
申し訳ありません…
先生が視界の端にいてくれる方が、ゆるい緊張感があり、集中し続けられるような気がしました。

◼︎持病の股関節の痛み

私の股関節は、いつも違和感があり、歩く距離が長いとだんだん痛みに変わってくるのですが、
今日は、股関節のことをすっかり忘れてしまうくらい、痛みを感じませんでした。

太極拳実践者 Uさん(2/10)

◼︎施術中
左半身を上にして横になり、体の重みを感じている時、足先や肩に軽く触れらると、そこから体が緩んでいき、接触がなくなると、ベッドに沈む感覚がありました。
そのうち左右の二の腕あたりに脈拍を感じました。脈拍に合わせて血液が流れていく感じがしました。

首に触れてもらっている時は、微かな動きだったはずなのに、思いきり後ろに引っ張られているようでした。
台風とかの強風で後ろに飛ばされそうなのを必死に耐えているイメージでした。

右半身を上にして横になった時は、
軽く触れられると、薄い炭酸が入ってきたかのようでした。小さい粒が背中から足先に流れるような感覚でした。

上向きで横たわった時は、
背中全体をそっと指圧のマッサージをしてもらっているようでした。

◼︎施術後
潤滑油を差したように、足が滑らかに動く気がしました。

そして歩いていた時に、右足の厚みを感じました。
右足だけ厚手の靴下を履いている感じです。普段は特に感じないのですが、今日はその厚みを強く感じました。

その場で先生にお伝えして、
立ち姿での左足のカカトと位置の変更と膝のハリを指摘していただき、その姿勢でしばらく立っていました。
そしてその後、歩いた時の感覚が全く違って驚きました。
分厚い靴下がなくなり、床をしっかりと踏みしめる感覚でした。

◼︎感覚について
施術中の感覚は、すごく小さな感覚で、
もっと掴もうとしても、ゆるやかに消えていくようにだんだんわからなくなります。
また意識が他に逸れたら、何も感じなくなります。
なのでこれらはすべて気のせい、勘違い、かもしれないという不安がいつもあります。

ただ、最後の足の厚みについては、圧倒的な違いを感じました。

すみません。
施術内容とは違うところでの感動となってしまいました。

最後に説明いただいた時に、
自分の感受性を高めることができたら、自分で状態を認識でき、調整できるようになるとお聞きしました。

たまたま先日見たテレビ番組で、
「人間の体には脳を中心に、ニューロン(1,000億個の神経細胞)のネットワークが張り巡らされ、五感からの感覚が電気信号として脳に伝わる。
それは1秒間に数十回伝わる。その反応が脳のあちこちで起こり、脳の少し内側にある辺縁系も巻き込み一つの大きな流れに統合される。」
ような意味の説明があり、
話がつながったような気がしています。

体にはたくさんの反応を受けているはずでその反応をつかめたら、すごく強くなれそうです。

自分の感受性については不安ですが…
今後を楽しみにしています。

太極拳実践者 Uさん(1/10)

“太極拳では、体をつなげること、カラダの声を聞くことを求められますが、私はまだその感覚をつかめていません。
逆に、良くない姿勢で練習しすぎたせいか、股関節、膝に痛みが出るようになり、歩きづらい状態です。
カラダのことをいろいろ教えていただければと思っております。”

という動機で10シリーズロルフィングを開始したUさんの第一回目のセッションの感想です。

◼︎施術前
施術の開始場所を探す時の田畑さんの立ち位置によって、明らかに、落ち着く感覚と、落ち着かない感覚があったことに驚きました。

ベッドにあおむけになった姿勢で、右側後方に立たれる時がとても落ち着きました。ゆっくりそちらに引力がかかっているイメージです。
逆に、左側後方は、空気が軽くて安定しない感覚がありました。
また、頭部の右側は、窓が開いて空気が流れてくるような、更に落ち着かない感じがありました。

◼︎施術中
足首あたりに触れられた感覚がある時に、
太ももあたりで血液のようなものが流れている感じがありました。脈拍のように波打つものを感じました。

右膝を立てた状態で、足の内転の角度を変えてもらっている時、ゆっくりした内向きへの圧力とともに、体の右半身が海苔巻きのように背骨に向かって巻かれるような感覚がありました。

施術の終盤、呼吸が深くなっていることに気づきました。
ベッドに沈み込む感覚でした。

◼︎反省点
右の股関節の感覚はあまりわかりませんでした。これまで中の方に意識を向けることがなかったせいかもしれません。
また、視線の位置を見つける時、どこが落ち着くかなかなか定まりませんでした。

◼︎施術後
帰宅途中、歩いている時や座っている時、自然と落ち着ける姿勢を探していました。
この重心じゃないな。ここだな。みたいな感じです。

ただ、その感覚はだんだんあやふやになってくるので少し心細い気持ちですが、
今後のセッションを受けることで、少しでも変わっていければと思っています。

心身に向き合っていきたいMさん(3/10)

セッション3

この日は、お盆の帰省後すぐだったので、たくさん動き回ったり移動したりして身体と心がアグレッシブになっている状態で、
セッション中に内観する感覚も、静かなのですが少しアクティブだった気がします。
施術中に、肩まわりがほろほろとほどけていくような感じがして、
セッション直後、歩いていると後ろから誰かに押してもらっているような感覚でした。

数日間は姿勢を作ろうという気持ちが起こらず、
上半身の様子を感じて心地いい体勢にして行く感覚がありました。

嬉しかったのが、呼吸がとても変わったことです。
今まで、深く息を吸い込むと、胸の前でつっかえて、むせ返ることがよくあったのですが、
それがまったく無くなりました。
肺がやわらかく広がって、身体がやわらかく空気を包み込むようで、
気道からお腹まで全体がゆるやかに動いている空間を感じます。
声の響き方も変わったのではないかと思います。
何も気にせず呼吸ができるというのが嬉しく、安心感にも繋がった気がします。
心が緊張しているときも、呼吸をしてほぐしながら調子を眺められます。
意識をすることなく、自然な自分に近づけるのかもしれません。
心と身体は繋がっていると感じますが、最近は、心と身体のどちら側にも偏らない場所にいると感じることがあります。

久々に長時間散歩をしました。改めて足が良い感じに着地して、しなやかに使われていると感じます。
関節の浮いているようなスムーズさは、伸ばしきらず・曲げきらず。いつも余裕を保つような使われ方をしている気がします。
ずっと歩いていると、まるで身体が「このままだと疲れそうだぞ」というのを察知して
疲れない身体の動かし方にバランスを調整する瞬間があるように思いました。
身体の一部を動かしても、そこだけではなくて、全体を眺めるようになりました。

登山愛好家のKさん(10シリーズ終了後)

6 months after Rolfing 10 series

<3月~9月の統括>

 今年の夏山は、おかげさまで腰の心配をする必要がなく、着実に山のレベルを上げられたような手ごたえを感じています。

以前は、山行を積み重ねて筋力と体力を付けていく、という感覚でしたが、今は、山行ごとに全身がバージョンアップしていくような感覚があります。

昨年は、腰痛で山小屋内を這うようにして移動しておりましたし、1つ山に行くと2~3回は針治療に通っていました。それが結局、一度も治療には通わずに夏シーズンを終えることができました。強い筋肉痛や痛みが残っても、睡眠で治療ができるようになっています。腰痛は前世の記憶だったのではないかと思うくらいのコンディションの違いです。

 ただ、ちょっと暴走しすぎたのか、生理周期が乱れ、強いPMSが生じ、結果、夏の終わりには、1か月ほどブランクを持たざるを得なくなってしまいました。

 やはり、回復に要する時間は人それぞれであり、世間で推奨される登山頻度、間隔が全員にあてはまるわけではないのだな、と、当たり前のことにようやく気づけた次第です。

 とにかく、3月に集中的にロルフィングを受けさせて頂いた後から、別の人生を生きているような不思議な感覚があります。ロルフィングを受ける前の記憶を思い返すと、何か体に違和感を覚える不思議があるのです。

 正直、7月以降は山と仕事のスケジュールのジャグリングで精いっぱいであり、身体のことを丁寧に見る時間はほとんどありませんでした。

まだ、ザックを持ち上げる際に左座骨~腰に痛みが残っていることもあり、(まだ紅葉登山が続くため)落ち着いたタイミングを見てフォローとしてのセッション受講の機会をいただけましたら幸いです。

<時系列メモ>

●4月~6月のメモ

 ·筋肉痛にならない

 ·下山後がピークで足疲労が弱くなっていく

下山後、すぐにぐったりとした強めの疲労が出る

 ·内臓の位置が少し変わったように思う。特に、胃腸の位置に違いを感じる

 ·睡眠中に身体が再構築されている感覚がある

 ·食べたいものがより狭まってきた

 ·体に痛みが出た場合、交感神経を鎮めて、質のよい睡眠を取ることが一番近道と学ぶ。

  しっかり眠ると、回復&再構築が行われる体感がある

 ·痛みをリカバリーしたあと、立ち姿勢や歩き方が大きく変わる感覚がある

 ·山行が続くと、腰の痛みが消えることがある

  消えたり、出たりするが何がトリガーになっているのかよくわからない

 ·魚(特に生魚)が全く食べられなくなる←夏以降消える

 ·6月中旬、登山靴を新しくする。足指の自由度の出る靴に変えたところ、母指球が着地している感覚が常に持てるようになり、足の筋肉が、ガチッと音を立てて機能しはじめたように感じられた

●7月~9月のメモ

 ·7月に入りアルプスが始まる。3座目くらいから筋肉痛が出なくなる

 ·夜、寝る前、起きた直後など、意識と無意識の間の時間にロルフィング的な動きを身体が勝手に行うことが多くなる

 ·寝ているときの動きが激しすぎて、ベッドから落ちそうになる

 ·まったく食べたくなかった唐揚げをよく食べるようになる←3回くらい食べて止む

 ·筋肉痛が消えると、体幹の立ち上がりが強くなっているように思える

 ·右足に体重が乗っていることがわかる

 ·左足にしかできなかったマメが右足の同位置にできるようになる 

 ·日常の動きで腰の痛みを感じることはないが、くしゃみをすると響く

 ·夜行バスで山に向かったが、特に体の調子が崩れることはなかった

 ·日常で階段の登りをしている最中、尻で上がる感覚を急に掴む

 ·山の渇水により、4リットルの水を持って灼熱のなかを約11時間歩いたところ、腰の痛みが復活

 ·右の母指球の皮だけが大きくめくれる

 ·毎回、違う筋肉が立ち上がっていく感覚がある

 ·登る山は、天気や日程を鑑みて決めているのだが、なぜかアクシデント的に、想定外にレベルの高い山をスケジューリングすることになる流れが続く

 ·ほぼ、満月と同時に来ていた生理が大きくずれ始める

 ·ロルフィング後、山のあともストレッチの必要性を感じず、何もしなかった

  8月23日に鳥海山に登ったあと、初めてストレッチ的な動きを足が始める

  いわゆる普通のストレッチとは全く違う動きだが、目的はストレッチであると感じた

 ·クシャミや咳がかなり腰に響く

 ·一般には、週1~2回で山行を重ねると強くなる、というが、全身の回復とバージョンアップが終わるまでには私の場合、もっともっと時間が必要であるように感じた。

  週1回であっても早すぎる感覚がある

 ·交感神経優位が過ぎたようで、夜、疲れているのに眠れなくなってしまう

 ·山小屋でも眠りにつくまでがとても長くなってしまう

 ·9月第一週、仕事をした際にかなり強い疲労を感じる

  山を休み、力を取り戻すことにする

  寝ながら本を読んでいたら、身体が勝手にストレッチをはじめ、昔強打した左座骨の周り、左の骨盤内のかなりの深部を伸ばすような不思議な動きをはじめた。都合2時間は動き続けていた

 ·実に数年ぶりに、かがむ際の姿勢に痛みを感じなくなった

 ·9月に入ってから、気虚のようになり、しばらく休みを優先する

 ·そうこうしている間に、強いPMSがやってきて、さらに動けなくなる

 ·小麦を食べたくなくなる

 ·9月末、小関さんのプライベートレッスンを受ける

  足にばかり紐を巻いていたが、上半身にもしっかり巻くように教えていただくその後、上半身に巻いて登ったところ、下山時にまったく恐怖心を感じなかった

  何回かずるっと滑ったりもしたが、まったく怖くなかった また、呼吸音が激しかったのだが、落ち着いた

 ·日常から巻くことの大切さも教えていただいたので、日常でも巻き始める 

 ·9月の中旬、突然、家をDIYしたくなる

  山に行ける体調ではないことをいいことに、壁紙を変えたり、IKEAを中心にモノを買いそろえ、しかし取り組む時間が無いために、段ボールだらけの家で暮らすことになる←現在進行形 

 ·山に行けないコンディションでも焦らないように意識することだけはできるようになった。(完全に焦らない、落ち込まないのは無理)

 ここまでが、手元に残っていたメモですが、あまりに山のことしか考えていない微妙なメモであり。。。

ほかに何か変化はなかったか考えてみたのですが。。。

 ·人との付き合いが一層ドライになった

 ·「受け取る」ということに対して根本的な気づきがあった

 ·現実に起きていることに(以前に比べれば)左右されにくくなってきた

 ·いい人でいるのが面倒になり、感情を外に出すことが増えたように思う

というあたりがありました。少ない。実に少ない。大変申し訳ありません。

しかし「受け取る」ということに関する項目は結構私にとっては大きなもので、私も人並みに受け取っていいのか、と思ったことで傷がいえていった瞬間があります。

というわけで、最後の最後にまた左の腰が痛くなってはしまってはいるのですが、おかげさまで大変充実した2023年夏を過ごすことができました。

ロルフィングの存在を忘れず、しかるべきタイミングで思い出した自分をほめてあげたいと思います。

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