ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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Activeで多忙なAさん(1/10)

Body History : 出生時に難産。2021年2月にスノーボードで転倒し、前十字靱帯(ACL)損傷後手術。コロナmRNAワクチン2回接種。2020年階段から転倒して尾骨強打。頸椎に慢性的な痛み。睡眠障害。

Rolfingを受ける動機:内面、トラウマの解消、古いパターンからの脱出

Rolfing series開始前の酸化ストレスレベルは、高い。

Session 1

ロルフィングについて、どんな施術か全くわからない初心者で

最初は緊張や頭の中が?でいっぱいでしたが、

台の上で寝て、セッションが始まると同時に

それまで考えていた仕事のことや雑念が頭の中からスーッと消えて

深い瞑想状態に入ったような感覚でした。

とても心地の良いリラクゼーション状態のまま、セッションは終わりました。

60分のセッションが、15分くらいだったのでは?ていうくらい時間の感じ方も曖昧になっていて、

ただその間に体に起こる不思議な感覚を観察していました。

今回のセッション中に先生が体に触れたのはみぞおちのみで、それもおそらく1、2分くらい

触れる触れないかくらいのタッチ、その瞬間にビビッと痺れるような感覚がみぞおち全体に走りました。

セッション後に自分のみぞおちを触った時に、肋骨の出っ張りがなくなっていることに気がつきました。

長年通っているピラティスの先生からも、Aさんは肋骨が広がって出ているので、呼吸で意識して閉めるようにと指摘され続けており、これまで常に自分で触って肋骨の出っ張りを気にしていたので、それがなくなったのは驚きでした。

そのほかにも、セッション後重心が下に移動して、体の軸を感じることがでいました。

浅かった呼吸もセッション後はお腹の中で深く呼吸できていました。

最初のセッションから経過を見てますが、

毎朝感じる寝起きの肩こりや首の凝りがなくなっています。セッション後に深くなった呼吸も継続して浅い呼吸に戻りにくくなってると感じます。

初回のセッション後に

こんなに違いを感じれて次回のセッションも楽しみです。

心身に向き合っていきたいMさん(5/10)

セッション5

<全体的に思うこと>起こった変化を、いま自分が感じているのか。自分の中に受け取る時間や空間が生まれたから、いま変化に結びついているのか。ロルフィングセッションを始めた頃あたりから、そんなことを時折思います。たぶん、同時にどちらでもあるのだろうと思います。セッション後、身体に感じる変化によって、初めていままで自分がどういう状態だったのか気づくことがよくあります。
意識で気づく変化・気づかずに起こっている変化両方があって、意識まで汲み上げることができるものも、言語化できない・感覚すらはっきりと及ばないようなものも、まるまる全部尊重しているように感じられて、それがとてもやさしく感じます。「時間の流れと起こっていることをありのままにしてあげている」という感覚を、意志からではなく身体を通して感じるプロセスに身を置くことが、心身に癒しと自然な落ち着きをもたらしてくれていると感じます。
八ヶ岳のワークショップでこんなお話をしたのを思い出します。(3人ローテションで心地良い立ち位置を見つけたり、変化を感じるワークショップでのことです。)「今ある場所に心地悪さや不満があるわけではないけれど、自立心のような変化を求める気持ちが出てきて、冒険や旅立ちのように動きたくなる」「変化をするというのは、生きるうえで自然なことで、必要なものなのかもしれないですね」
いま、わたしにとってロルフィングのセッションは、安心して、「変化」と「変化せずそのままでいいもの」を感じる機会になっていると思います。1ヶ月に1度のペースで行っていると、季節の変化に気づく時のように、自分のことを振り返り、いまを感じています。変化を感じると同時に、心が思い出すべきところへ帰ってくるような整い方を感じます。今の自分の生活スタイルにとって、とても大切なことです。セッションを始めたいと思ったいちばんの動機は、自分の心と身体の足並みをそろえたいという気持ちからでした。身体に耳をすませる静かな時間を重ねて、心と身体の関係のあり方が変わっているのを感じています。セッションをする場に助けられているのをいつも感じます。わたしの身体も、心にとってそんな安心のできる場所になったらいいなと思います。

<今回のセッション中に思ったこと>初めての時から比べると、普段の自分のままセッションを開始している感じがします。今回は特に自分の内側に向かっていく意識よりも広がっていくような状態で、部屋の窓が開いているのも相まってか、自分の空間が遠くまで広がっているように感じました。顔がいつになく緩んでいて、口を閉じたままにすることが難しく、目を開けているほうが自然体になっていけました。
数回セッションを重ねてきて、「いつも同じではないのだな」という感じがします。その時々に起ころうとしていることがあるのかもしれませんし、その時々の流れがあるのかなと感じました。必ずしも今までと同じように経験を繰り返すのではなく、いまの心身がどんなふうに感じているかということや、静かなところへ向かう「場所」が同じだとしても、その時々でスタート地点に立っている心身の状態が違うと、そこまでのプロセスやアクセスの仕方も違うのだろうと感じました。
だんだん意識が身体に沈んでいくような落ち着きを感じてくると、いつの間にかセッションに集中して静けさの中にいるのを感じ、あまりにも自分自身が凪いでいる時があって、たまに田畑さんに呼び掛けていただいても、なんのリアクションも出来なくなることが毎回あって、おもしろいです。田畑さんが呼吸でわかっていただけてるような空気をセッション中に感じます。
また、中学生の時に捻挫した足首に古傷とは思えない新鮮な違和感を感じました。「なんとなく」ではなく、はっきりとそこが挙手して伝えてきたようで、前向きなメッセージ性を感じ、身体が知らせてきてくれているようでした。何かを始めるスイッチが入ったようなイメージです。普段の生活から、身体の声に応えていきたいなという気持ちも強くなります。ふと気づく時があるのがうれしいです。

心身に向き合っていきたいMさん(4/10)

【セッション中にて】今までのセッションの中でいちばん、身体の反応を表情豊かに感じ取れました。脚に触れられているとき、最初はただ皮膚に触れているなという感じでしたが、それからすぐにほぐれて、どんどんくすぐったくなっていきました。そのくすぐったさが、触れられているところからほかの部分に派生していって、反応が広がっていく感じでした。太腿の裏からはじまって、膝周りと腰下まで波のように感触が広がっていきました。筋肉やお腹の中がピクピク動いておもしろく、じんわりと細胞たちが動いていると思いました。セッション中、身体に違和感が浮き上がって来るのを感じる時は、「いまから整っていくよ」と、体が何かやっているような気がします。そこに、田畑さんのサポートが自然にそっと寄り添われていく感じで、気持ちよく安心感がずっとありました。寝っ転がって身体を静かにさせている最中に「体勢をすこし変えてみよう」と思う時は、身体の奥の声に従っているような感じがします。身体自身が 操作されない・操作しない で動いているのがとても心地よく、癒されます。リラックスしながら、静かに身体が内部で何かをやっている、動いているのを眺めていると、身体が自由になっている気がします。
田畑さんの立ち位置で、自分の身体の声が変わってくるのが不思議です。身体の外側がカチッと感じたり、やわらかく重力に委ねていくようなことが起こったり。セッションルームの空間が、静かに繊細なものを感じられる場所なのだと改めて実感します。部屋に置いてある共鳴テンセグリティ®️の位置が前回と違ったりしてるのを見かけると、「今日はここにいるのね」と、ほっこりします。
【セッション後】2回目のセッション後の感覚と少し似ている印象もありました。よりいっそう、腿全体がやわらかくキュッと均一に締まっている感じです。身体を動かす時、全体が包み込まれながらやわらかく動いて、空洞な軸があるように思えます。その軸に向かって、筋肉達がきゅうっと集まってコンパクトな感じがします。今回のセッション後の一日は、ずっと下半身だけちょっと熱めの温泉に浸かっているような、じんじんじわじわ、あたたかく、身体が中で動いてなにかやってる感じで、静かに過ごしていたのに腿の内側がすこし筋肉痛のようになって、かなり軽くなりました。いままで頑張って脚の姿勢を良くしていたけれど、自然に頑張らずに支え合う姿勢が出来ているらしく、同時に腰と上半身も同じようにリラックスしています。脚がピクピク動くことが、2、3日続きました。今でも身体のどこかしらがピクピク動くことがあります。いままでのセッションのあとに新鮮に感じた筋肉の使い方が、少しよみがえり、改めてバランスが整っていく感じがします。

ロルフィングセッションを始めてから、だんだんと身体の中の滞りがなくなっていくように感じます。心と身体の繋がりに調和が生まれていきます。自分が好きなこと・心地良いことをする時、心と身体がほぐれて、自分の中にサラサラとした流れを感じます。身体全体・身体と心のネットワークがよくなっているような感じで、それはシンプルな心地です。動き方・体勢も、意識して頑張らなくても良い感じのバランスに行ってくれてるような気がします。ちょっと身体を動かしたいとき、今までやらなかった動きをするようになっていて、身体が欲しているものに近い動きをしているのかなと思います。
八ヶ岳のワークショップで、人に共鳴テンセグリティをあててもらった時の感じ方と、自分であてた時の感じ方がずいぶんと違うのが、改めておもしろいなと思いました。人に触れてもらう時と、自分で触れる時の感覚が全然違うということ。当たり前のことなのですが、他者からだから感じられる癒しや安心が、人の中にあるということが素敵だなと思います。自分も誰かの他者であるということを深く考える時間が生まれます。自分自身への向き合い方や、人と人、心と心のあり方を、やさしく見つめられるような気持ちが湧きます。

太極拳実践者 Uさん(10/10)

スネにゆるく圧力がかかると、
上体にも同じ圧力がかかる感じでした。
外側に開くように力がかかる時は、上体も外側に開き、足先に向けて力がかかる時は、状態も足先に向けて引っ張られる感じがありました。
だんだん体の輪郭が曖昧になって平べったい塊になってる気がしました。

膝の裏に触れてもらっていると、
膝の裏が体の中心になって、全身に呼吸が入り体が膨らむ感じがありました。
先生の手が離れた後も、その感覚が残り、
しばらく、膝で呼吸をしている感覚でした。

鳩尾あたりを押さえてもらっていると、
安定しました。ふわっと漂いそうなところを留めてもらっている感じでした。

喉を触れてもらった時に、息がしやすく、
どんどん空気が入ってきて、普段の呼吸の3倍ほどの容量の空気を吸える感じがありました。

施術後、歩くと、体の内側に円柱の水槽があって、そこを小さな泡がゆっくり動く気がしました。
からだが緩んで、気分もとても落ち着く感じがしました。

施術いただきありがとうございました。
今はまだ、意識できるところは少ないのですが、意識に上らない、各細胞が受け取った感覚がたくさん残っていることを信じて、これからの変化を楽しみにしていきます。

ありがとうございました。

太極拳実践者 Uさん(9/10)

今回は横向きで施術を受けました。
足のあたりを軽く引っ張られるときには、
下半身が全部袋に入っていて、その袋をゆっくり伸ばされている感じでした。

足を伸ばして押して、腕を伸ばす動きの時は、まさに、この角度に腕を伸ばしたいという角度で、気持ちよく伸ばせました。

息を吸う度に体が膨れて、吐く度に、体が横に伸びる感じがしました。

ノドを触れてもらうと、
ノドが広がっていき、溶けてなくなるような感じでした。
視界は、全体が白く明るく見えるような感じでした。

また、頭が、すっと、上に抜けるような感じがありました。

◼︎施術後
歩いたときに、
肩幅が広くなって、その広がった肩から足首につながっている感覚がありました。

太極拳実践者 Uさん(8/10)

うつ伏せで寝て、しばらくすると、しぼんだビニールの人形の中に空気が入っていくように、体が膨れていく感じがありました。

先生に触れてもらった膝や足首から、
全身に、その圧力が何倍にもなって伝わる感じがしました。

しばらくすると、
両足、手のひらで、脈拍が打ちました。
特に先生が触れたところから、両手、両足に血液が流れる波を感じました。

後半は、体が緩んで、上下左右に伸びていくイメージもありました。

また、頭や肩を押してもらうと、その部分が沈み込んでいき、体が傾いて行くような感覚もありました。

施術後、歩いた時は、
足の裏のかかとから、かかとの太さのクイが床に刺さって、そこで安定して立っていられる感じがしました。

また、背が伸びたような感じもしました。

◼︎施術後
帰り道でも、足の裏から杭が出て、地面に刺さっているようで、安定して歩けるような気がしました。

太極拳実践者 Uさん(7/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(6/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(5/10)

◼︎施術中
仰向けになり、先生が右足後方に立たれると、右足の足の裏あたりから、太ももまで、細かな泡が足の中を通って行く感じがありました。
左足も、右足ほどではないものの、緩い泡が足裏から太ももあたりまで通って行く感じでした。
しばらくすると、泡のかけらが左手の手首に到達したようなイメージを持ちました。
指先まで暖かくなってきました。

足に触れてもらった時は、
足の内側にある、泡や血液が流れるストローのようなものが太くなって、それまでよりも引っ掛かりなく、大きく流れる感じでした。

右腕に布を巻いてもらった時は、
左半身にエネルギーのようなものが伝わり、右腕を押さえてもらわないと、左半身が風にたなびいて、飛んでいくようなイメージでした。

今回、一番強く感じた感覚は、
右手の肘あたりを下に押してもらった時に、脇腹あたりから背中を通り、お腹に向かって、どっしりとした重みが沈んで集まって行く感覚でした。
海洋プレートが沈み込んでいくイメージでした。

お腹を押してもらった時は、
ものすごく、安定して、安心して、落ち着きました。
逆に手が離れた後の、風が吹いたら揺れそうな不安定な感じが気になりました。

股関節あたりで、少し角度を変えるのにサポートしてもらった後は、そのあたりで呼吸して、膨らんでいくような感覚がありました。

◼︎施術後
意識には上がらない、細胞自体が受け取る感覚、というものば意識に上がる感覚よりも多くて、そちらに施術をしてもらっているとのお話を伺いました。

自分の体の声を聞けるようになりたいと思っていましたが、その前に、細胞の受け取る感覚が鋭敏になってもらわないといけないようです。

太極拳実践者 Uさん(4/10)

◼︎施術

うつ伏せで寝て、施術を受けました。

先生が足に少し触れるだけで、
血流がスムーズになり、気血が多く流れていく感じがありました。

骨盤あたりを触れられたときは、そこで息をしているような、少し膨らむ感覚がありました。

背中を押されたときは、

肩から足先まで流れが大きくなりました。
整地されていなかった道がちゃんと舗装され広くなってスイスイ車が走れる感じでした。

ただ、先生の圧力がなくなると、たわんだように、また少し、通りにくくなった感じがありました。

息を吸うと、少し力が入るのか、感覚が薄れます。
息を吐いている時に、緩んで、体の感覚がわかる気がするので、呼吸をずっと吐いていたい気持ちになりした。

頭を触れられた時は、
大量のエネルギーがきたのに、大きく脱力できるという、不思議な感じを受けました。

◼︎施術後
体の表面の硬い皮膚が溶けて、
内側がデロっとなったような感じがありました。ゼリーをお皿に出したときのような感じです。
ほんとうに、緩んだんだと思います。

両足を少し開いて立ち、重心を左右にずらしたとき、施術前より、足裏かかる重みが増えました。
足裏からの軸の上にちゃんと乗っている感じです。

今日得た感覚を、いつでも思い出せるようになりたいです。

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