ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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Activeで多忙なAさん(8/10)

Session 8

・8回目のセッション中に感じたこと

毎回同様、セッションが始まったと同時に呼吸に集中してくと

頭の中が瞑想状態になり、時間の感覚がなくなっていく。

徐々に肋骨の下、みぞおちや背中が広がっていき、

吸った呼吸がその広がった空間を巡っていく感覚。

内臓も動き出し、お腹がゴロゴロする。

・8回目のセッション直後

カラダの重心が、足の下からもっと床を突き抜けて、

カラダの外まで下に移動した感じ。

足の下の重心が体を下に引っ張るけど、頭の上から糸で引っ張られたように

背筋や首が居心地いい位置でしっかり伸びている。 

・セッション後の経過

ロルフィング開始から2度目の生理。

いつもより血の色が鮮やかで、そして、生理痛が全くなかった。

生理中の腹痛やだるさのPMSの症状も感じる異なる、とても爽快な生理期間だった。

往復6時間のハードな登山した、疲れは出るものの、バテそうになった時にエネルギーが湧いてくるような、全然運動していないのに、いつもより体力がついたくらい体が動いた。

登山後の筋肉痛も、早く筋肉痛になり、抜けるのも早かった。

Activeで多忙なAさん(7/10)

Session 7 

・七回目のセッション中に感じたこと

首周りや顎、顔にかけての調整の日であったこともあり、セッション開始直後から常に口の中、顔の中や頭部にグラングランと圧がかかったような、内部で何か動いてるような感覚があった。

口の中や鼻の中に実際に手や指を入れての調整は驚きだったけど、食道や気道、背骨の位置を教えてもらいながらその存在に意識を集中して呼吸をしたり、食道や胃を意識して力を抜いて休める作業が、普段頑張っている臓器を直接労ってあげてるようで面白かった。

自分の中にある多数の臓器やパーツを意識することで、存在を初めて確認したような気持ちになった。

口と鼻の調整直後は今までにないレベルの深さで、空気の動線を頭から腹の底まで感じて、深呼吸ができた。

・七回目のセッション直後

背中の後ろの見えない壁に対して

真っ直ぐに上半身を預けて歩いてる感覚

みぞおちあたりに空間ができ広がりがある

飛行機移動直後で背中にあった凝りがほぐれて、背中全体が柔らかくなった感じ

・セッション後の経過

ロルフィング開始後から三回にわたって受けたカラダのサビチェック、

今回は尿中8-OHdG測定値が減って、酸化ストレスがとても低いA判定に。

酸化ストレスの原因となる活性酸素の働きを抑える機能が向上していると思われる

Activeで多忙なAさん(6/10)

Session 6

・六回目のセッション中に感じたこと

セッションに慣れてきたのか、回数を重ねるごとに緊張感や先入観がなくなり

以前より楽に体を預けて、自身の呼吸に集中できるようになった

と同時に色々な考え事もできる余裕ができている

セッションの間中胃腸が激しく動いていて、内臓も整えられているような感覚

・六回目のセッション直後

足裏は地面に向かって、体は空に向かって

互いに引っ張り合い、伸び合うような感覚、

お腹を凹まさなくても、姿勢につられて筋肉が引き上がり

お腹が凹んでいる感じ

・セッション後の経過

体重は全く変わっていないのに、周りから『痩せたのでは?』『若返った』など色々外見について褒められるコメントをもらうようになった

ピラティスををした際に、コアを感じて体を動かし、体の軸を使った動きを楽しめるようになっている 今まで軸を感じなくて、動きが一つにまとまっていなかったが、

最近、同じ動きなのに、軸を感じれるから、どの筋肉に聞いているかを感じて前より積極的にその筋肉を動かしてピラティスの動きを行えるようになった

自分と他人の境界を以前より感じるようになった、今まで曖昧だった他人との境界線を感覚で感じて、他人からのネガティブを受け取りすぎないように自分だけに集中し始めている

Activeで多忙なAさん(5/10)

Session 5

・五回目のセッション中に感じたこと

田畑先生の移動する位置によって

自分の呼吸や居心地の良さが若干変化するのが

だんだん意識して感じれるようになって来た

セッション中は自身の呼吸や体で感じることに意識を集中するのでセッション後は頭がスッキリしている

・五回目のセッション直後

直立時の骨盤のあるべき位置を意識でき始める

骨盤や肩、背中が横に広がり、以前よりリラックスしている

体の中にスペース(余白)を感じる

・セッション後の経過

セッションを始めてから2度目の月経を迎えたが、今回も生理痛がなく、経血も鮮やかで、い以前のようなPMS(月経痛、イライラ)を感じなかった

セッション後満月の夜に、睡眠前にいきなり幼少期(3歳-7、8歳まで)の自身のこと、自分もずっと忘れて振り返ってもいなかった家族と過ごした時間の記憶がいきなり蘇り、きづいたら涙が溢れてとまらなくなり、その後もその時代に頑張っていた自分や、自分が好きだったこと(絵を描いたり工作など)、家族に愛されていたことなどが次々と蘇り、1時間以上号泣していた。過去にもホメオパシーのレメディでトラウマ解消した際に自身のインナーチャイルドの癒しが起こった際に類似した体験が起こったことがあり、似たような浄化作用を感じた。

今まで過去の自分を許したり、過去の自分を認めたりはあり、いつも過去の自分/現在の自分は別物だという感覚が強かったけど

今回感じたのは、過去の自分がとても愛しいと思えて、その過去と今の自分が全て繋がっているのだと、それが自分を作り上げているのだと実感して、過去と現在が一本の糸で繋がり統合できた感じ

Activeで多忙なAさん(4/10)

Session 4

・四回目のセッション中に感じたこと

セッション中に左足に触れられてる間継続的に左足裏がピクピクと動いてた。毎回強く圧を加えたり押したりされたいのに内部で調整が起こって自ら体が動く感じ、不思議な反応が体内で起こっている

・三回目のセッション直後

直立時に感じる骨盤から下の感覚が

自分のものではないような

新しい足が胴体から生えたような感触

・セッション後の経過

由布岳の登山トレッキングの際に

岩や木の根で平坦ではない地面で

何度も足を挫いたけれど

捻挫にならず次の日もほとんど痛みが出なかった。確実に柔軟性が出ている

トレッキングの際に怪我をした左足を庇うことなく、また左足の跳躍感が完全に術前に戻ったようなくらい、左膝の痛みを感じず、山道を駆け降り左足で何度も着地できた

Activeで多忙なAさん(3/10)

Session 3

・三回目のセッション中に感じたこと

今回もまた60分のセッション時間が10分くらいに感じた 終わるまで意識が半分あるようで半分とんでいる

先生のたつ位置(間合い)によって自分の呼吸が大きく変わるのをすぐ実感した 深い呼吸と浅い呼吸の差が激しい

・三回目のセッション直後

肩の位置が下に下がっている

反り腰になっていた部分がニュートラルになり

見えない糸で頭が上から吊るされているような

背筋がピンと伸びた感覚

重心を足裏に感じ、怪我をした足の指先までしっかり力が入る感覚 

・セッション後の経過

長時間の立ち仕事が辛くなくこなせた

夜はいつも足がむくんで足裏にもしこりがあったが最近足裏のぐりぐりしたシコリがなくなってきた 

直立状態で足の裏の土踏まずのアーチが意識できるようになってきた 

ハードな出張が連続しても寝れば体力が回復して頑張れるようになった

一ヶ月以上ぶりに軽く3キロランニング。久しぶりで体が重いのでは?と不安だったが、走り出すと今までに経験したことない軽快な動きで、いつもより早いタイムで完走、完走後にもほぼ息切れがしなかった。 

電車での長時間移動が続いたが、電車疲れをしなくなっている。

以下Session 3の後の8-OHdGの検査結果。

Activeで多忙なAさん(2/10)

Session 2

一回目同様、手は触れられてないのに、見えない糸に体が引っ張られて調整されている感じ。

仰向きから、横向きに体勢を変える際に、自分のバランスが取れるポジションで横になったけれど、調整が進むにつれて、そのバランスが徐々に変化していき、体もどんどん微妙に動き(勝手に動くような感覚)少し違和感を感じるポジションで最終的にはバランスが完全に取れているようになった。そしてその時には、診察台に横たわっている体が中に浮いているみたいな、自分の体重、重力を感じなくなる感覚になる。

・二回目のセッション直後

歩行時に、自分の体の中に一本の軸が通って、棒になって歩いてる感覚

通常リラックスしていると巻き方になるので、常に肩を後ろに回すように意識していたが、意識しなくてもリラックスした状態で自然に肩が後ろに落ちている

・セッション後の経過

睡眠中に噛み締める癖があり、朝起きると若干エラ辺りがいたいのですが、噛み締めがなくなったのか、起きた時の痛さがなくなった

セッション後に巻き肩が解消されたまま、持続している

毎回必ず痛くなる月経痛がなかった 

左膝の手術後、うまく力が入りにくかった左足に力が入る感覚が戻っている

以前より飲酒の量が減った

断捨離がしたくなり、片付けを頻繁に行なっている 

Activeで多忙なAさん(1/10)

Body History : 出生時に難産。2021年2月にスノーボードで転倒し、前十字靱帯(ACL)損傷後手術。コロナmRNAワクチン2回接種。2020年階段から転倒して尾骨強打。頸椎に慢性的な痛み。睡眠障害。

Rolfingを受ける動機:内面、トラウマの解消、古いパターンからの脱出

Rolfing series開始前の酸化ストレスレベルは、高い。

Session 1

ロルフィングについて、どんな施術か全くわからない初心者で

最初は緊張や頭の中が?でいっぱいでしたが、

台の上で寝て、セッションが始まると同時に

それまで考えていた仕事のことや雑念が頭の中からスーッと消えて

深い瞑想状態に入ったような感覚でした。

とても心地の良いリラクゼーション状態のまま、セッションは終わりました。

60分のセッションが、15分くらいだったのでは?ていうくらい時間の感じ方も曖昧になっていて、

ただその間に体に起こる不思議な感覚を観察していました。

今回のセッション中に先生が体に触れたのはみぞおちのみで、それもおそらく1、2分くらい

触れる触れないかくらいのタッチ、その瞬間にビビッと痺れるような感覚がみぞおち全体に走りました。

セッション後に自分のみぞおちを触った時に、肋骨の出っ張りがなくなっていることに気がつきました。

長年通っているピラティスの先生からも、Aさんは肋骨が広がって出ているので、呼吸で意識して閉めるようにと指摘され続けており、これまで常に自分で触って肋骨の出っ張りを気にしていたので、それがなくなったのは驚きでした。

そのほかにも、セッション後重心が下に移動して、体の軸を感じることがでいました。

浅かった呼吸もセッション後はお腹の中で深く呼吸できていました。

最初のセッションから経過を見てますが、

毎朝感じる寝起きの肩こりや首の凝りがなくなっています。セッション後に深くなった呼吸も継続して浅い呼吸に戻りにくくなってると感じます。

初回のセッション後に

こんなに違いを感じれて次回のセッションも楽しみです。

心身に向き合っていきたいMさん(5/10)

セッション5

<全体的に思うこと>起こった変化を、いま自分が感じているのか。自分の中に受け取る時間や空間が生まれたから、いま変化に結びついているのか。ロルフィングセッションを始めた頃あたりから、そんなことを時折思います。たぶん、同時にどちらでもあるのだろうと思います。セッション後、身体に感じる変化によって、初めていままで自分がどういう状態だったのか気づくことがよくあります。
意識で気づく変化・気づかずに起こっている変化両方があって、意識まで汲み上げることができるものも、言語化できない・感覚すらはっきりと及ばないようなものも、まるまる全部尊重しているように感じられて、それがとてもやさしく感じます。「時間の流れと起こっていることをありのままにしてあげている」という感覚を、意志からではなく身体を通して感じるプロセスに身を置くことが、心身に癒しと自然な落ち着きをもたらしてくれていると感じます。
八ヶ岳のワークショップでこんなお話をしたのを思い出します。(3人ローテションで心地良い立ち位置を見つけたり、変化を感じるワークショップでのことです。)「今ある場所に心地悪さや不満があるわけではないけれど、自立心のような変化を求める気持ちが出てきて、冒険や旅立ちのように動きたくなる」「変化をするというのは、生きるうえで自然なことで、必要なものなのかもしれないですね」
いま、わたしにとってロルフィングのセッションは、安心して、「変化」と「変化せずそのままでいいもの」を感じる機会になっていると思います。1ヶ月に1度のペースで行っていると、季節の変化に気づく時のように、自分のことを振り返り、いまを感じています。変化を感じると同時に、心が思い出すべきところへ帰ってくるような整い方を感じます。今の自分の生活スタイルにとって、とても大切なことです。セッションを始めたいと思ったいちばんの動機は、自分の心と身体の足並みをそろえたいという気持ちからでした。身体に耳をすませる静かな時間を重ねて、心と身体の関係のあり方が変わっているのを感じています。セッションをする場に助けられているのをいつも感じます。わたしの身体も、心にとってそんな安心のできる場所になったらいいなと思います。

<今回のセッション中に思ったこと>初めての時から比べると、普段の自分のままセッションを開始している感じがします。今回は特に自分の内側に向かっていく意識よりも広がっていくような状態で、部屋の窓が開いているのも相まってか、自分の空間が遠くまで広がっているように感じました。顔がいつになく緩んでいて、口を閉じたままにすることが難しく、目を開けているほうが自然体になっていけました。
数回セッションを重ねてきて、「いつも同じではないのだな」という感じがします。その時々に起ころうとしていることがあるのかもしれませんし、その時々の流れがあるのかなと感じました。必ずしも今までと同じように経験を繰り返すのではなく、いまの心身がどんなふうに感じているかということや、静かなところへ向かう「場所」が同じだとしても、その時々でスタート地点に立っている心身の状態が違うと、そこまでのプロセスやアクセスの仕方も違うのだろうと感じました。
だんだん意識が身体に沈んでいくような落ち着きを感じてくると、いつの間にかセッションに集中して静けさの中にいるのを感じ、あまりにも自分自身が凪いでいる時があって、たまに田畑さんに呼び掛けていただいても、なんのリアクションも出来なくなることが毎回あって、おもしろいです。田畑さんが呼吸でわかっていただけてるような空気をセッション中に感じます。
また、中学生の時に捻挫した足首に古傷とは思えない新鮮な違和感を感じました。「なんとなく」ではなく、はっきりとそこが挙手して伝えてきたようで、前向きなメッセージ性を感じ、身体が知らせてきてくれているようでした。何かを始めるスイッチが入ったようなイメージです。普段の生活から、身体の声に応えていきたいなという気持ちも強くなります。ふと気づく時があるのがうれしいです。

心身に向き合っていきたいMさん(4/10)

【セッション中にて】今までのセッションの中でいちばん、身体の反応を表情豊かに感じ取れました。脚に触れられているとき、最初はただ皮膚に触れているなという感じでしたが、それからすぐにほぐれて、どんどんくすぐったくなっていきました。そのくすぐったさが、触れられているところからほかの部分に派生していって、反応が広がっていく感じでした。太腿の裏からはじまって、膝周りと腰下まで波のように感触が広がっていきました。筋肉やお腹の中がピクピク動いておもしろく、じんわりと細胞たちが動いていると思いました。セッション中、身体に違和感が浮き上がって来るのを感じる時は、「いまから整っていくよ」と、体が何かやっているような気がします。そこに、田畑さんのサポートが自然にそっと寄り添われていく感じで、気持ちよく安心感がずっとありました。寝っ転がって身体を静かにさせている最中に「体勢をすこし変えてみよう」と思う時は、身体の奥の声に従っているような感じがします。身体自身が 操作されない・操作しない で動いているのがとても心地よく、癒されます。リラックスしながら、静かに身体が内部で何かをやっている、動いているのを眺めていると、身体が自由になっている気がします。
田畑さんの立ち位置で、自分の身体の声が変わってくるのが不思議です。身体の外側がカチッと感じたり、やわらかく重力に委ねていくようなことが起こったり。セッションルームの空間が、静かに繊細なものを感じられる場所なのだと改めて実感します。部屋に置いてある共鳴テンセグリティ®️の位置が前回と違ったりしてるのを見かけると、「今日はここにいるのね」と、ほっこりします。
【セッション後】2回目のセッション後の感覚と少し似ている印象もありました。よりいっそう、腿全体がやわらかくキュッと均一に締まっている感じです。身体を動かす時、全体が包み込まれながらやわらかく動いて、空洞な軸があるように思えます。その軸に向かって、筋肉達がきゅうっと集まってコンパクトな感じがします。今回のセッション後の一日は、ずっと下半身だけちょっと熱めの温泉に浸かっているような、じんじんじわじわ、あたたかく、身体が中で動いてなにかやってる感じで、静かに過ごしていたのに腿の内側がすこし筋肉痛のようになって、かなり軽くなりました。いままで頑張って脚の姿勢を良くしていたけれど、自然に頑張らずに支え合う姿勢が出来ているらしく、同時に腰と上半身も同じようにリラックスしています。脚がピクピク動くことが、2、3日続きました。今でも身体のどこかしらがピクピク動くことがあります。いままでのセッションのあとに新鮮に感じた筋肉の使い方が、少しよみがえり、改めてバランスが整っていく感じがします。

ロルフィングセッションを始めてから、だんだんと身体の中の滞りがなくなっていくように感じます。心と身体の繋がりに調和が生まれていきます。自分が好きなこと・心地良いことをする時、心と身体がほぐれて、自分の中にサラサラとした流れを感じます。身体全体・身体と心のネットワークがよくなっているような感じで、それはシンプルな心地です。動き方・体勢も、意識して頑張らなくても良い感じのバランスに行ってくれてるような気がします。ちょっと身体を動かしたいとき、今までやらなかった動きをするようになっていて、身体が欲しているものに近い動きをしているのかなと思います。
八ヶ岳のワークショップで、人に共鳴テンセグリティをあててもらった時の感じ方と、自分であてた時の感じ方がずいぶんと違うのが、改めておもしろいなと思いました。人に触れてもらう時と、自分で触れる時の感覚が全然違うということ。当たり前のことなのですが、他者からだから感じられる癒しや安心が、人の中にあるということが素敵だなと思います。自分も誰かの他者であるということを深く考える時間が生まれます。自分自身への向き合い方や、人と人、心と心のあり方を、やさしく見つめられるような気持ちが湧きます。

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