ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: ベーシック10シリーズ Page 4 of 12

太極拳実践者 Uさん(9/10)

今回は横向きで施術を受けました。
足のあたりを軽く引っ張られるときには、
下半身が全部袋に入っていて、その袋をゆっくり伸ばされている感じでした。

足を伸ばして押して、腕を伸ばす動きの時は、まさに、この角度に腕を伸ばしたいという角度で、気持ちよく伸ばせました。

息を吸う度に体が膨れて、吐く度に、体が横に伸びる感じがしました。

ノドを触れてもらうと、
ノドが広がっていき、溶けてなくなるような感じでした。
視界は、全体が白く明るく見えるような感じでした。

また、頭が、すっと、上に抜けるような感じがありました。

◼︎施術後
歩いたときに、
肩幅が広くなって、その広がった肩から足首につながっている感覚がありました。

太極拳実践者 Uさん(8/10)

うつ伏せで寝て、しばらくすると、しぼんだビニールの人形の中に空気が入っていくように、体が膨れていく感じがありました。

先生に触れてもらった膝や足首から、
全身に、その圧力が何倍にもなって伝わる感じがしました。

しばらくすると、
両足、手のひらで、脈拍が打ちました。
特に先生が触れたところから、両手、両足に血液が流れる波を感じました。

後半は、体が緩んで、上下左右に伸びていくイメージもありました。

また、頭や肩を押してもらうと、その部分が沈み込んでいき、体が傾いて行くような感覚もありました。

施術後、歩いた時は、
足の裏のかかとから、かかとの太さのクイが床に刺さって、そこで安定して立っていられる感じがしました。

また、背が伸びたような感じもしました。

◼︎施術後
帰り道でも、足の裏から杭が出て、地面に刺さっているようで、安定して歩けるような気がしました。

太極拳実践者 Uさん(7/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(6/10)

足に触れられると、足の中の乱れた流れが整って、泡を含んだ空気のようなものが滑らかに流れるような感覚があります。

足への圧力を変えながら押してもらった時は、変化する動きに合わせて、
下半身全体が、波のように大きくうねっているような感じがしました。

施術中、だんだん背中が沈み込んでいき、
先生に触れられているとさらに沈み込む感じがしました。
また、自分の体が、中心から末端に向かって伸びていくようなイメージがありました。

口の中では、触れられたところを中心に、
砂糖が溶けるように、組織が溶けて無くなったような感じがしました。

鼻では、鼻から肺への気道が太くなって、
真っ直ぐに引っ掛かりのない道ができたようでした。
肺にたくさんの空気が入りました。

◼︎施術後
顔の内側の詰まりが取れたような、
顔の内側が無くなったような、軽い感覚です。呼吸が大きく、しやすいです。

太極拳実践者 Uさん(5/10)

◼︎施術中
仰向けになり、先生が右足後方に立たれると、右足の足の裏あたりから、太ももまで、細かな泡が足の中を通って行く感じがありました。
左足も、右足ほどではないものの、緩い泡が足裏から太ももあたりまで通って行く感じでした。
しばらくすると、泡のかけらが左手の手首に到達したようなイメージを持ちました。
指先まで暖かくなってきました。

足に触れてもらった時は、
足の内側にある、泡や血液が流れるストローのようなものが太くなって、それまでよりも引っ掛かりなく、大きく流れる感じでした。

右腕に布を巻いてもらった時は、
左半身にエネルギーのようなものが伝わり、右腕を押さえてもらわないと、左半身が風にたなびいて、飛んでいくようなイメージでした。

今回、一番強く感じた感覚は、
右手の肘あたりを下に押してもらった時に、脇腹あたりから背中を通り、お腹に向かって、どっしりとした重みが沈んで集まって行く感覚でした。
海洋プレートが沈み込んでいくイメージでした。

お腹を押してもらった時は、
ものすごく、安定して、安心して、落ち着きました。
逆に手が離れた後の、風が吹いたら揺れそうな不安定な感じが気になりました。

股関節あたりで、少し角度を変えるのにサポートしてもらった後は、そのあたりで呼吸して、膨らんでいくような感覚がありました。

◼︎施術後
意識には上がらない、細胞自体が受け取る感覚、というものば意識に上がる感覚よりも多くて、そちらに施術をしてもらっているとのお話を伺いました。

自分の体の声を聞けるようになりたいと思っていましたが、その前に、細胞の受け取る感覚が鋭敏になってもらわないといけないようです。

太極拳実践者 Uさん(4/10)

◼︎施術

うつ伏せで寝て、施術を受けました。

先生が足に少し触れるだけで、
血流がスムーズになり、気血が多く流れていく感じがありました。

骨盤あたりを触れられたときは、そこで息をしているような、少し膨らむ感覚がありました。

背中を押されたときは、

肩から足先まで流れが大きくなりました。
整地されていなかった道がちゃんと舗装され広くなってスイスイ車が走れる感じでした。

ただ、先生の圧力がなくなると、たわんだように、また少し、通りにくくなった感じがありました。

息を吸うと、少し力が入るのか、感覚が薄れます。
息を吐いている時に、緩んで、体の感覚がわかる気がするので、呼吸をずっと吐いていたい気持ちになりした。

頭を触れられた時は、
大量のエネルギーがきたのに、大きく脱力できるという、不思議な感じを受けました。

◼︎施術後
体の表面の硬い皮膚が溶けて、
内側がデロっとなったような感じがありました。ゼリーをお皿に出したときのような感じです。
ほんとうに、緩んだんだと思います。

両足を少し開いて立ち、重心を左右にずらしたとき、施術前より、足裏かかる重みが増えました。
足裏からの軸の上にちゃんと乗っている感じです。

今日得た感覚を、いつでも思い出せるようになりたいです。

太極拳実践者 Uさん(3/10)

◼︎施術中

うつ伏せに寝て、少しすると、
腕にゆるくピリピリした感じを受けました。

低周波マッサージのパットをつけているような、ピリピリした感じと収縮するような感じが、二の腕あたりにあり、その振動が指先まで伝わっていくようでした。

お腹の暖かさを感じてからは、大量の血液が流れているような感覚がありました。

肩のあたりを上に軽く持ち上げるようにしてもらった時は、左足全体がパンストのような膜で包まれ、その膜全体を、肩と一緒に引っ張ってもらった感じでした。

首のあたりを軽く持ち上げるようにしてもらった時は、首のところに詰まっていた、泥のようなものを、頭の方に流して放出してもらった感覚でした。

今日、いちばん違いを感じることができた点は、先生に腰の命門あたりに触れてもらっている時の呼吸です。
触れてもらった瞬間から、呼吸が、とても滑らかに、大きく吸え、大きく吐けました。
まるで体全体で深呼吸しているようでした。
そして、先生の手が離れると、また、今までの呼吸に戻りました。それまでは普通だと思っていた呼吸が、ノドで引っかかってちゃんと吸えないように感じました。

◼︎反省点
先生に感想を伝える時に、体に力が入っていることに気づきました。それまでにせっかく力を抜けた足や内臓に力が入っていて、沈み込む感覚がなくなっていました。

次回は、なるべく、体に力を入れないように声を出したいと思います。

あと、先生に後ろから施術をしてもらっているとき、
先生の姿が見えないと、集中力が切れる時がありました。
申し訳ありません…
先生が視界の端にいてくれる方が、ゆるい緊張感があり、集中し続けられるような気がしました。

◼︎持病の股関節の痛み

私の股関節は、いつも違和感があり、歩く距離が長いとだんだん痛みに変わってくるのですが、
今日は、股関節のことをすっかり忘れてしまうくらい、痛みを感じませんでした。

太極拳実践者 Uさん(2/10)

◼︎施術中
左半身を上にして横になり、体の重みを感じている時、足先や肩に軽く触れらると、そこから体が緩んでいき、接触がなくなると、ベッドに沈む感覚がありました。
そのうち左右の二の腕あたりに脈拍を感じました。脈拍に合わせて血液が流れていく感じがしました。

首に触れてもらっている時は、微かな動きだったはずなのに、思いきり後ろに引っ張られているようでした。
台風とかの強風で後ろに飛ばされそうなのを必死に耐えているイメージでした。

右半身を上にして横になった時は、
軽く触れられると、薄い炭酸が入ってきたかのようでした。小さい粒が背中から足先に流れるような感覚でした。

上向きで横たわった時は、
背中全体をそっと指圧のマッサージをしてもらっているようでした。

◼︎施術後
潤滑油を差したように、足が滑らかに動く気がしました。

そして歩いていた時に、右足の厚みを感じました。
右足だけ厚手の靴下を履いている感じです。普段は特に感じないのですが、今日はその厚みを強く感じました。

その場で先生にお伝えして、
立ち姿での左足のカカトと位置の変更と膝のハリを指摘していただき、その姿勢でしばらく立っていました。
そしてその後、歩いた時の感覚が全く違って驚きました。
分厚い靴下がなくなり、床をしっかりと踏みしめる感覚でした。

◼︎感覚について
施術中の感覚は、すごく小さな感覚で、
もっと掴もうとしても、ゆるやかに消えていくようにだんだんわからなくなります。
また意識が他に逸れたら、何も感じなくなります。
なのでこれらはすべて気のせい、勘違い、かもしれないという不安がいつもあります。

ただ、最後の足の厚みについては、圧倒的な違いを感じました。

すみません。
施術内容とは違うところでの感動となってしまいました。

最後に説明いただいた時に、
自分の感受性を高めることができたら、自分で状態を認識でき、調整できるようになるとお聞きしました。

たまたま先日見たテレビ番組で、
「人間の体には脳を中心に、ニューロン(1,000億個の神経細胞)のネットワークが張り巡らされ、五感からの感覚が電気信号として脳に伝わる。
それは1秒間に数十回伝わる。その反応が脳のあちこちで起こり、脳の少し内側にある辺縁系も巻き込み一つの大きな流れに統合される。」
ような意味の説明があり、
話がつながったような気がしています。

体にはたくさんの反応を受けているはずでその反応をつかめたら、すごく強くなれそうです。

自分の感受性については不安ですが…
今後を楽しみにしています。

太極拳実践者 Uさん(1/10)

“太極拳では、体をつなげること、カラダの声を聞くことを求められますが、私はまだその感覚をつかめていません。
逆に、良くない姿勢で練習しすぎたせいか、股関節、膝に痛みが出るようになり、歩きづらい状態です。
カラダのことをいろいろ教えていただければと思っております。”

という動機で10シリーズロルフィングを開始したUさんの第一回目のセッションの感想です。

◼︎施術前
施術の開始場所を探す時の田畑さんの立ち位置によって、明らかに、落ち着く感覚と、落ち着かない感覚があったことに驚きました。

ベッドにあおむけになった姿勢で、右側後方に立たれる時がとても落ち着きました。ゆっくりそちらに引力がかかっているイメージです。
逆に、左側後方は、空気が軽くて安定しない感覚がありました。
また、頭部の右側は、窓が開いて空気が流れてくるような、更に落ち着かない感じがありました。

◼︎施術中
足首あたりに触れられた感覚がある時に、
太ももあたりで血液のようなものが流れている感じがありました。脈拍のように波打つものを感じました。

右膝を立てた状態で、足の内転の角度を変えてもらっている時、ゆっくりした内向きへの圧力とともに、体の右半身が海苔巻きのように背骨に向かって巻かれるような感覚がありました。

施術の終盤、呼吸が深くなっていることに気づきました。
ベッドに沈み込む感覚でした。

◼︎反省点
右の股関節の感覚はあまりわかりませんでした。これまで中の方に意識を向けることがなかったせいかもしれません。
また、視線の位置を見つける時、どこが落ち着くかなかなか定まりませんでした。

◼︎施術後
帰宅途中、歩いている時や座っている時、自然と落ち着ける姿勢を探していました。
この重心じゃないな。ここだな。みたいな感じです。

ただ、その感覚はだんだんあやふやになってくるので少し心細い気持ちですが、
今後のセッションを受けることで、少しでも変わっていければと思っています。

心身に向き合っていきたいMさん(3/10)

セッション3

この日は、お盆の帰省後すぐだったので、たくさん動き回ったり移動したりして身体と心がアグレッシブになっている状態で、
セッション中に内観する感覚も、静かなのですが少しアクティブだった気がします。
施術中に、肩まわりがほろほろとほどけていくような感じがして、
セッション直後、歩いていると後ろから誰かに押してもらっているような感覚でした。

数日間は姿勢を作ろうという気持ちが起こらず、
上半身の様子を感じて心地いい体勢にして行く感覚がありました。

嬉しかったのが、呼吸がとても変わったことです。
今まで、深く息を吸い込むと、胸の前でつっかえて、むせ返ることがよくあったのですが、
それがまったく無くなりました。
肺がやわらかく広がって、身体がやわらかく空気を包み込むようで、
気道からお腹まで全体がゆるやかに動いている空間を感じます。
声の響き方も変わったのではないかと思います。
何も気にせず呼吸ができるというのが嬉しく、安心感にも繋がった気がします。
心が緊張しているときも、呼吸をしてほぐしながら調子を眺められます。
意識をすることなく、自然な自分に近づけるのかもしれません。
心と身体は繋がっていると感じますが、最近は、心と身体のどちら側にも偏らない場所にいると感じることがあります。

久々に長時間散歩をしました。改めて足が良い感じに着地して、しなやかに使われていると感じます。
関節の浮いているようなスムーズさは、伸ばしきらず・曲げきらず。いつも余裕を保つような使われ方をしている気がします。
ずっと歩いていると、まるで身体が「このままだと疲れそうだぞ」というのを察知して
疲れない身体の動かし方にバランスを調整する瞬間があるように思いました。
身体の一部を動かしても、そこだけではなくて、全体を眺めるようになりました。

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