今日は横向きで、右上からスタート。足を足のせに乗せて、右腕はクッションに。その体勢になったら、右足が内側にカーブしながらスーッと伸びていった。田畑さんから立ち位置について聞かれる。左側角?に立ってもらった方がしっくりくる。安心感がある。右側はどんな感じですか?と聞かれて、眠ろうと思っているのに窓を開けられている感じ、と答える。左足の下に手を添えられる。すると、呼吸する筋肉がゆるまって、息が深く吸えるようになる。どんどん深呼吸が始まる。体が酸素を必要としているのがわかる。酸素を体にめぐらせて体は体の仕事をしようとしているんだな、、、と思う。右足はどんどん内側にカーブを描きながら伸びてゆく。上半身は体の中心に落ちてゆくように丸くなってゆく。上半身は中心に吸い込まれて、右足はどんどん伸びてゆく。足は肉体を離れて意識体?のようなっている。黄色い色の足が見える。足は黄色い色をしてスーッと伸びている。
田畑さんにどうですか?と聞かれて、上半身が中心に落ちてゆき、足は伸びていっている、、と答える。では、中心に落ちてゆく感覚を味わってください、と言われる。その感覚を味わうと、どんどん奥に吸収されていく感じだった。何度も深呼吸する。右顎の古傷と右足の親指の怪我が疼くように浮かび上がった。左肩が体重の重みで痛く、痺れるように感じた。左上になるように、体位変換する。ベッドが垂直になっているように感じる。垂直に寝てるのに落ちないな〜、、、と思っている。立ち位置について聞かれる。右側角に立ってもらった方が落ち着く。左足にタッチされる。触れられるにつれて、垂直だった感覚が水平になってゆく。右足にくらべて、あっという間に終わった感じがした。
田畑さんのセッションを受けると、体は肉体だけではなくて、もっと広範囲の領域までが自分の体なんだ、と実感する。言葉で分かったつもりでいても、体でクリアに感じるのとではものすごく違う。自分が思う以上に自分という存在は広がりをもって生きているんだ、と思った。そう思うと、普段いろいろ思ったり、感じたりしている事柄もずいぶんと空間に満ちるものなのだろう。できれば、なるべく心地よい空間にいつもいれたらいいな〜、と思う。
左上から、上向きに体位変換する。両膝を立てる。足の下にシートをひいてしばらくそのまま。足の位置を調整されている感じがする。が、触れられてはいない。
セッションが終わってベットに座る。どうですか?と聞かれて、もっとだるいかと思ったけど、スッキリと座れている、と答える。左の仙骨を意識して、少し浅めに座りなおす。両腕を上げる。セッション前との変化を感じる。引っ掛かりがなくてスムーズに上下する。きれいに円を描けるように上がった。立つ。両足がしっかりした感覚。両手を上げると、腕だけが上がるのではなくて、足から、足が踏み込んでその力が伝わり腕が挙がっていくのが感じられた。腕を上げるのに、足の力を感じたのは初めてだった。歩く。セッション前に歩いた時よりも足の運びがしっかりした感覚。骨盤から動いて、足を牽引して歩いているような感覚。気分はどうですか?と聞かれて、静かな、、落ち着いた感じがしたので、静かな感じです、と答える。ボキャブラリーがないので、どうにもうまく今の気分を言語化できないが、静かな、には、落ち着いた、とか、地に足のついた、とか、安定している、などのニュアンスもあるように思えた。
セッション前とセッション後の姿勢を写真で確認してもらう。左肩が上がって広がった。背が伸びている。体の左側に空間ができた、と言われる。じゃあ、胃とか消火器がのびのびしているのかも、と思った。すると、本当にいつもより食欲が出て、ランチを美味しく頂いた。
その日の朝、出掛けにスマホの電源が落ちたままスイッチが入らなくなってしまった。何度やっても反応がない、、。携帯がつながらないといろいろ不都合が出てくるので、まいったな〜、と思いながら、なぜが、全く焦らなかった。以前にも同じことがあって、その時は、うわ〜!と一気に気分が落ち着かなくなって、あれをすれば、これをやったら、と考えがどんどんめぐって気持ちは焦るばかり。だけど今回は、とりあえず、セッション終わったらランチして近所の携帯ショップに行こう。しか思わなかった。自分でも、全然焦らないんだな、不思議だな〜、携帯機種変更しないといけないのかな、データ移せるのかな、、と思いはしても、今やることを淡々とやる、という事が出来た。この動じない感覚はなんだろう?自分じゃないみたいだ。いつもは外から来るいろんな事象に振り回されて、感情も波立って、体も右往左往していたのに。とはいえ、帰宅し、母の介護中には簡単にイライラしてしまう。そこは自分の課題なんだ、といつも思っている。こらから変化していく事として見ていきたいと思う。