ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: 8シリーズ(Rolf Movement / Yielding Embodiment) Page 2 of 3

5年前に10シリーズ終了後にRolf Movement®8シリーズ(8/8)

セッション8 (6/20)

・セッション前

腕の筋肉痛以外は痛みを感じるところはない

呼吸は浅い。深くしようとすると力がはいる

・歩く

楽に歩いているが、少し左右のバランスが悪い感じがした

・仰向けになる

呼吸を深くしようとして、無理に吸っている感じがする。

しばらくあおむけになると呼吸が楽になってきた

立ち位置も力が抜けて呼吸が楽になってきてからはどの位置でも特に変化は感じられなかった

ひたいの施術が始まるとふわふわとからだが浮くような感覚。紫色の光が外側から中心に集まって円になったり、動いたりする

体がすーっと下にゆっくり沈んでいく感覚があった

しばらくすると耳の上からこめかみのあたりまで頭のまわりにはちまきをしているような感覚がする。頭蓋骨とくに側頭部がひろがっていくような感覚

胸がひらいていくのがわかった

気がつくと眠っていて、目が覚めると背中がぴったりとベッドについて、とても安定しているのがわかった。呼吸も自然に深くできていた

左膝を曲げると右側もバランスがかわるのがわかった。

背中がのびて、着ている服がゆるくなっていく

右膝を曲げるとさらに背中が上に伸びはじめた

・6/21

呼吸をしやすい状態が続いている

・6/22

パソコンですわるときにセッションの座り方を意識していたからか、長時間の作業でも疲れなかった

⚫︎8回のセッションを通して

・体の変化に強い力や介入は全く必要がないことを知った

・立ち位置を決める間だけでも体の力が抜けていき呼吸がしやすくなる

・回を重ねるごとに自分が安心しているのがわかった

・立ち位置で体の感覚がかわるのがとてもおもしろかった

・家で眠るまでの時間、からだに意識をむけることが多くなった

・電車でたっているときもバランスを感じて立つと楽しい気分になった

・すごくリラックスして意識が遠のいていても、意識が戻ると体が変化しているのがわかって、驚いた

・いかに自分が、体に意識をむけていないかが毎回感じられた

・骨が重い感覚、ここに臓器が入っているんだということがよくわかった

5年前に10シリーズ終了後にRolf Movement®8シリーズ(7/8)

セッション7 (6/11)

・セッション前の状態

生理前でからだが全体的にだるく、腰がはっている感じがしていた

・歩く

特に違和感はなく、歩きやすいと感じる

しばらく歩くと、膝と膝がぶつかるのが気になり始める

・あおむけ

足首の紐に体重を預けると、余分な力が抜け、体全体、とくに背骨がバランスを取り始める。

立ち位置が変わってもどこでも安心できた

ベッドにあおむけになってしばらくすると、体の力が抜けていき、呼吸が深くなるのを感じる。

左側のみぞおちのしたから腸にかけて空気が入っていて、その空気が呼吸をするときに少し邪魔に感じる

目を閉じていると、目がものすごく疲れているのがだんだんと感じられた。

今日はスマホを見ていると、めがシパシパしてくるので長時間見られなかったのを思い出す。

かたの施術がはじまると、呼吸がさらに深くなるのを感じる。

あたまの施術では、ピンク色や薄紫の光が動くのを感じる。ほとんど眠っていた。

お腹の空気が邪魔する感じもなくなり、すごく呼吸がしやすくなっている。

首に意識が向くと、首の骨の存在を感じる。

首の中の管も一緒にうごくような感覚があった。首の中がひろくなったような感じがして、空気が入る場所が横にも縦にも広がっている感じがする。

気がつくと眠っていた。

右に向いて首、頭。

背中の重みがよく感じられるようになった。

頭の施術が終わっても、前頭部や側頭部がまだ触れられているような感じと、広がるように動く感じがしていた。そして、骨の重みも感じられるようになった。

膝をまげて、紐にあずけると、背骨が上に伸びて、頭の位置が変わる。

足の骨の重さが、大腿骨に感じられる。

・座る

首と背骨が伸びて、目線が変わる

タンクトップの背中側もすかすかになる

足の裏がふわふわとやわらかく感じられるのに1番驚いた。なにがおこっているのだろう。

目の疲れがかなり和らいでいた。

・歩く肩や胸骨と背中の間を意識すると、その度にバランスが変わるのがとても面白かった。

姿勢のバランスをみるときに、この感覚をつかえるようになると、さらにバランスがとりやすくなりそう。

初めよりも歩きやすく、足の裏がふわふわしていた。

・セッション後

6/11

帰り道も最後の真ん中を意識するようにして歩いてみた。鎖骨が下がって首が伸びる感じがした。

首の上の部分が横に広がっていく感覚が続いている。

6/12

からだが楽な状態がつづいている

6/13

立っているときに自分のまんなかを意識してみた

6/14

眠るときに仰向けで膝を立ててみると、背中が伸びていく感じがした

5年前に10シリーズ終了後にRolf Movement®8シリーズ(6/8)

セッション6 (6/5)

・セッション前

2日前まで旅行をしていて、たくさん歩いた。右腰と左肩にすこし痛みを感じることがあった。

旅行中は重い荷物を持ったり、いつもよりたくさん歩いたが、歩くのが楽で、山道もつらくなかった。

また痛みやこりを感じるときは、自分の姿勢や体重のかけ方を見直すきっかけになった

・歩く

痛いところはなかったが、ときどき左右のバランスが悪くどっしりと歩いていない感覚があった。

・うつぶせ

立ち位置はどのポイントも安心感があったが、特に体の右側のときに右足から右手の力が抜けていくような感覚があった。

・セッション中

うつぶせになると、呼吸が深くなり、体があたたかい感じがした

右足に意識がいくと、体の右側の体の重さをより感じ始めた

違和感があった右腰が楽になるのを感じ、さらに呼吸が深くなる。半分寝ていた

頭の施術が始まると、呼吸がさらに深くなり、右鼻がスッと通った感覚があった。

それまで鼻づまりの症状はなかったが、息をするのがよりスムーズになった。

しばらくすると両鼻の通りがよくなる

最後は全体的に重さを感じ、呼吸も深くとてもリラックスしていた

・仰向け

両膝を結ぶひもに体重をあずけると、腰がしっかりとベッドにつきはじめ、胸が広がっていく感覚があった。

背骨、首、手の指がぐんぐんと正しい位置に伸びてバランスをとりはじめるのがわかった

呼吸もしやすく、骨盤のあたりまで空気が入るような感覚がした

・座る

背骨と首がのび、目線が明らかに違った

腰の痛みが全く感じられなくなっていた

・歩く

首、頭の骨が上に伸びたのがよくわかった

左右のバランスがかわり、とても安定感があり、足も軽かった

足の裏を使っている感覚がより感じられた

・セッション後

6/5

頭がまだ伸びている感覚が続いていた

電車で立っているとき揺れても、ほとんど手すりにつかまらずにいられた

6/6

長時間パソコンの作業をしていたが、どこも痛くない。

6/7

パソコンの作業中、体に負担がかからない姿勢がとれていると感じる

6/8座っていて以前よりはびっくりするほど、猫背になっていたが、最近はそれがなくなった

6/9車を2時間ほど運転したら、足と腰が痛くなった。運転する前の座る位置設定があまりよくなかったのかも

5年前に10シリーズ終了後にRolf Movement®8シリーズ(5/8)

セッション5  (5/21)

・歩く

左ひざが少し痛むことに気づく。セッションルームまで歩いてきたときには気づかなかった。意識が体に向いていなかったことに気づく。

上半身の感覚も薄く、質問を受けて右腕を後ろに振るときに左とくらべ可動域が狭いことに気づく。

左右差はあまりない。

・セッション

あおむけからスタート

あおむけになると、以前より体全体に重さを感じていることがわかった。

呼吸は浅く、肺の上の部分にしかうまく空気が入っていない感覚。

・立ち位置

左側よりも右側のほうが呼吸が深く安心した感覚があった

・太ももを内側に寄せる筋肉を使うと、足先が前方に伸び、指もどんどん前方にのびていく。そして、反対の脚もバランスをとりはじめた

呼吸もどんどん深くなっていく

・腕に意識が向けられると、今まで感じられていなかった腕の重さを感じ始める

腕が動くと反対の足もうごいた。おもしろかった。

腕のバランスがかわると、布しかのっていないのに、なにかとても重いものが乗っているように重みを感じ始める

腕の重さを感じていると、鼻骨の存在が急にはっきりしてきた。鼻骨から、頬骨にかけて、額の骨の存在をはっきり感じるようになるのがとても不思議だった

・右膝を立てる

右膝を立てる。バランスが安定して、背骨が伸びている感覚がある。

しばらくすると、右外くるぶしに軽い痛みを感じ始める。位置が違う。

かかとの位置を変えると痛みがなくなる。

これまでは痛みを感じると筋肉をほぐしたり、あたためたりすることを真っ先に思いついていたが、今痛みを感じると重さのかかりかたやバランスが違うという視点で観察するようになった。

そして、ぴったりのバランスになると痛みがなくなり、骨が本来の位置に戻り縮んでいたところが伸び始める体験を何度もセッション中に体験した。

木が伸びるかのようにぐんぐんと背骨が伸びていく感覚があり、セッション後の写真でもそれがわかるのがおもしろくてしょうがない。

最後は力が抜け、呼吸がとても深くなっていた。

セッションを受けると、いかに自分が普段体に意識が向いていないかを確認することになる。感じて入るが、深く感じていなかったと気づく。

次回までに少しあいだがあくので、自分で完全に体に意識を向ける時間を取ろうと思う。

・座る

座るときの気持ちのいい位置を見つけるのが速くなっている感じがした。

・歩く

体が軽い。重さは感じるが、足取りが軽く、目線が高くなり、腕もスムーズに動いた

・セッション後

5/21 座っていても、額や顔の存在感が大きく感じられる

呼吸もとてもしやすい

5/22

座るときにどのように座ると自然に背骨が伸びるか考えて座るようになった

5/23

重い荷物を持っているとき、どこにどのように重さがかかっているか、どこが安定するか考えて持ってみた

意識できないときもありますが、自然と座るときに心地よいバランスを探すようになっています

RolferのRolf Movement®8シリーズ(6/8)

#6セッション

「顔に衝撃を受けたなら、顔面をイールドさせればいいんじゃない?」的な。なぜ今まで気づかなかったのか?不思議なくらいだが、気づかなかった!うつ伏せでヘッドレストに顔面をあずける。まさにそのまんまで、本当に有効だった。

頭の重さで左右の頬骨がヘッドレストに沈み込み、くっきりはっきりと支えられているのがわかる。真ん中の鼻や眉間や人中はそのまま垂れて、正中線の奥に空間ができて矢状面が広がる。

額がヘッドレストに沈み込み、縦長の楕円になっていく。頬骨も上下顎も額も骨が弾力性を帯びてきて、粘土細工のように形が変わる(感じがする)。それにしても額が長い(感じがする)。これ、顔がえらく変わるんじゃないか?と思ったが、セッション後の写真を見るとそうでもなかった。

顔面、頭部の変化が面白く夢中だったので、田畑さんのワークはあまり憶えていない。左肘や頚椎、胸椎あたりに、(いつもながらだが)ほんの軽い介入があったと思う。

両腕はマッサージテーブルの脇に肘を引っかけて、手をボールにあずけて休めていた。昇降可能な電動式は、こういうことができるのがいいなあと思う。そして、下腿の下にクッションの支えが入ると、やはりものすごく安定するし、身体全体が上(頭部の先)に伸びようとする。

そして後日わかった。普段つぶれていて感覚も薄い足首関節付近がクッションの支えにイールドすると、隙間ができて楽で感覚もしやすくなり、足の甲~足首関節~下腿のカーブが得られる。すると、足裏足指が使えて、土踏まずが生まれて、大腿前面の力みが抜けて、臀筋上部が使えて、胸椎のカーブが生まれて、大腰筋上部が感覚できる。#2セッション後に得られた感覚の元はこれだったようだ。

また、顔面をイールドすると顎が上がったり引きすぎたりもせず、胸椎、頚椎のカーブが自然に出やすい。そして、頚椎のカーブの続きに後頭部のカーブがあって、その続きが額に抜ける。長くなった(ように感じる)額が、ラッパのようにパーッと開く感じがあって清々しい。

17年モノの「頭部、顔面の内部右半球の引っ張り癖」がほぼ消えつつある。すごい。

RolferのRolf Movement®8シリーズ(5/8)

#5セッション

インパクトのあったセンセーションが2つあって(骨の割れ方とドジョウ)、変化の起きた時系列を忘れてしまった回。

仰向けでいつものように、田畑さんの立ち位置で変化する反応をフィードバックしながらセッションが始まる。そしていつものように、いろいろ起きる。

途中、歯の上下が震えるようにカチカチいうのが細かく高速で続き、これは自分で意図的にできることじゃないなあ、と、動きの細やかさを、改めて不思議に興味深く思う。それがおさまってくると、右頬から目の周りの骨に鈍いぼんやりとした痛みが現れて消える。上半身の表層にうっすらと熱を感じる。

右膝を立てて、大腿骨の小転子近くに触れられて「ここに重さをあずけてみてください」と言われてそうしようとするが、結構難しい。ゆっくりと慎重にやらないと、あずける角度が変わったり、別の部位を動かそうとする。

丁寧に試みていると、

①右ハムストリングの昔痛めた箇所に、うっすらと通電したような感覚がある。

②顔の右側が「痛いっ」というときの動き(目をギュッと瞑る)をしながら、歯の上下がカタカタ当たり、同じような振動が右顔全体に広がる。

③そのうち、額と目のあたりと、上下顎のあたりがそれぞれ下方向にイールドし始め、「目をギュッと瞑る」が終わってうっすらとジンジンする感覚がある。

④右目を閉じるとき、「上瞼だけを閉じる」ができるようになった(それまでは、下からも右からも閉じようとする動きがセットになっていた)。

右足の親指と人差指の間の骨間膜にワーク。

その影響が右膝、頭頂に伝わり、頭蓋内部の中心付近右寄りがギシギシしながら、隙間ができて頭頂へ抜ける。右膝蓋骨骨折時の割れ方がリアルにわかって驚いた。そしてその衝撃が鼻の奥、目の奥、頭頂まで走っていたことにも。

実際に今傷んでないけれど、「痛ったーーーっ!!!」という感覚は走る。「こういうふうに割れて、こういうふうに痛かったのか」というのがわかって不思議と安心する。痛みを自分のものにできた感じ。

踵が、すくい上げるようにぐーっと伸びて、アキレス腱というか、腓骨筋の外果近くが伸びる。伸びがおさまると、背屈していた足の力がふっと抜ける。

右側の、小脳のどこかっぽいところで、絡まって固まってた3匹くらいのドジョウが、するりと別れてどこかに消えた感覚があった。その後、何が起こったわけではないけれど、ビビッドで不思議な、ぬるっとした感覚だった。

日頃落ちがちな軟口蓋が盛り上がってきて、教会のドーム型の天井っぽい張りを感じ、潰されない空間があった。

後日気づいたのは、身体の向きを変えるとき、「右頬あたりと右大転子あたりを、それぞれ絞るように固めて、右頬主体で引っ張るように回る」というパターンが外れつつあること。

RolferのRolf Movement®8シリーズ(4/8)

#4セッション

右側面を下にした横向きで、頭部、顔面の右半球内部の引っ張り癖に、さまざまなルートからアプローチしていただく。癖の中心が、なんとなく空。空間なのか、中心に何があるかわからなくて、そういう感じがするのか。

身体のさまざまな場所、部位が、その周辺の制限につながっていて、少しづつ解けたり、緩んだりしながら、制限箇所の質感が、緩く、柔らかな?曖昧な感じになっていく。中心の外堀を埋めていくような。

引っ張り癖は17年モノだ。顔面を強打した後、普通に呼吸するだけでその辺りが微かに動き激痛だったので、痛くならないように顔を固めるなどいろいろ試行錯誤していたが、自然に唾を飲み込んでしまうときが本当に辛かったので、意図的に唾液を溜めて、息を殺しながらそーっと飲み込む、というパターンを編み出した。

そのパターンは、もちろんとても役に立ったが、知らぬ間に、そのまま無意識的に繰り返すものになっていた。8年くらい前にそのことに気づいて、今度はそれをやめることに取り組んできたが、なかなか手強い。ちょっとゆるむと自動的に戻るし、しっかりゆるみかけると、グラグラする感じが恐ろしくて続かなかったり。

ただ、地味に取り組んできたからか、ゆるんだときの恐さはもうほとんどない。そろそろ終了でいいんじゃないかな〜と思いつつ、のんびり待とうとも思う。

一つ大きかったのが、胸椎の左側湾との連動と、その側湾がなくなったこと。右頬周辺内部がミシミシいっていた。脊柱全体と鎖骨の変化も派手目だった。

起き上がってマッサージテーブルに腰掛けたとき、大腰筋上部付着部周辺の存在を初めて実感した。胸郭と骨盤をつなぐ肉のコイルが左右に入っているみたいで、立ち上がるときにコイルが縮んで、立つと伸びる。前回感覚した「胴が短くなった感じ」をつくる、気づかなかった作用の一つっぽい。

また、左鎖骨の存在感も強く感じる。セッション後の着替えの際に鏡を見たら、見た目にもそれが感じられた。

翌日、右足の親指にピキッというかツという感じが起きて、それまで使えなかった第一関節が使えるようになった。そのことで右下腿の引っかかりが一つなくなる。そして、ほかにもいろいろ細かい気づきもあったが、ざっくりいうと、右大腰筋全体が感覚しやすくなった。

今回、大腰筋再起動プロジェクトをやっているのかもしれない、と思う。

RolferのRolf Movement®8シリーズ(3/8)

#3セッション

前回にも増して盛りだくさんの内容で、時系列等あいまいながら憶えていることを箇条書きします。

・うつ伏せで顔は右向き。右肩、烏口突起あたりを折りたたんだボールで支えてもらう。この支えは途中ものすごくサポートになる。

・両脛の下にクッションを入れてもらうと下腿が休まり、身体全体が上部(頭の方)にすうっと伸びやすくなる。これは新発見。

・田畑さんの立ち位置、最初は動きが起こり、次はあくびが連続して出る(これは私のよくあるパターン)。その間だと両方おさまったのでそこから開始。

・恥骨結合から臍~鳩尾〜胸骨まで、線状に何か昇ってくる感じがある。尾骨〜仙骨〜脊柱に同じ感じはよく起こるが前面に感じたのは初めてで新鮮。

・頭蓋内部ではキシキシ、ザリザリとゆるんで隙間ができるような動きがある。

・右の頬骨周辺を縮めるパターンの、それが始まる場所が特定されつつある感じと、それに連動して引っかかる別の箇所が星座のようにわかってくる。

・吸気の際、左半身は伸びようとするが、右半身は縮もうとするところと伸びようとするところが混在しており、拮抗したり捩れができたりで引っかかる(基本的に痛みを我慢するためにやっていたと思う)。

・折りたたんだボールの支えを頼りに引っ掛かる箇所の一つ、右の肩甲挙筋がリリースされた。右肩と首の側面が楽でスースーする。腕が長く伸ばせる新鮮さを味わう。続いて他の引っかかりポイントにも、なんとなくゆるみが感じられる。

・仰向けになると、拙いながらもだんだんと呼吸の際の左右両半身の動きが揃おうとしてくる。まだ揃っていないものの、呼吸はゆっくり大きくしやすくなる。

・右膝を立てて、いろいろ扱ってもらう。改めて右下腿は怪我のオンパレードだなあと思う。おそらく痛みが走ったであろう軌跡がいくつも感じられて、その後、その周囲の組織がほんの少しふっくらする感じがあった。

・下腹部奥にうっすらぼんやりと筒状の何かを感覚すると、それが鳩尾くらいまで伸びる。途中の感覚があまりないが、おそらくその続きで頭頂からすうっと抜ける。背面全体にゆっくりと小さく波打つような動きがあって、まとまった感じがした。

・起きあがろうとしたら、いろんな関節が、痛いというか向きが変わっているというか違う感じがあって、ゆっくり、そ〜っと、おばあさん風に動かざるをえない。が、座ると両坐骨が座面に柔らかくめり込むくらい安定していた。

・立ち上がることは普通にできて、床を柔らかく感じる。セッション中、下腹部奥に感じられたぼんやりとした筒状の何かはまだあって、それに上半身が支えられている。首と肩が楽で、胴が短く軽くなったような感じがする(そして、それはその後も続いている)。

その後数日間で気づいたこと

・大腿四頭筋の張りが減った。おそらく人生初の体験。
・大臀筋の上の方が使われている感じがある。
・肺の後ろ側が気持ちふっくらして息が入りやすい。
・右の頬骨周辺を縮めるのは、主に唾液を飲み込む変なパターンでやってるようだが、それを止めるのが本当に難しい。

RolferのRolf Movement®8シリーズ(2/8)

#2セッション

横向き。普段寝るときは左側面を下にしていることが多いが、右側面下の方が収まりがよくしっくりするので、その向きで始める。田畑さんの立ち位置によって、身体の反応がはっきりと変わることがわかる。

2、3、位置と反応を確認して凪の状態になるところで少し待つと、右の頬骨のラインが頭部の重さと相まって、横(前後)に広がる。そのラインを中心に側頭部が内側からも拡がっていく。右顎関節、咬筋あたりが緩んで伸びようとして口が開き、口腔内も拡がると、こめかみ辺りがキシキシいう感じで内側から拡がり、側頭骨の前側もついてくる。上半身全体に熱を感じるが、田畑さんが位置を変えると涼しくなる。

その後、右腸骨あたりもそれに合わせるように(向きを揃えるように?)動きがあり、続いて右腓骨と脛骨の上部にも動きを感じ、その間の骨間膜あたりに一瞬痛みを感じ、右足首外側に鈍い痛みのような痺れのようなものを感覚する。

上記の頬骨から足首までの変化は、過去の衝突、打撲、骨折、怪我の跡をたどっていて、まだそこに残っている制限がリリースされていく様子を眺めながら体験していた。起きた時期はまちまちの衝撃跡も、同じ「右側面」のなかでリリースされると、その後のまとまりもスムーズかもと感じる。

横向きになったときに上半身が後ろに倒れ気味だったので、胸椎エリアをボールで支えてもらっていたのだが、ボールにグイグイと押されている感触が起きる。面白いくらいにはっきりと押されている圧を感じるが、立ち位置から言って田畑さんがやっていることではない(念のため確認もした)。

とすると、自分の胸郭が後ろに拡がろうして、その力がボールを押して、その圧が跳ね返ってきてるのだろうが、「自分の胸郭が(内側から)拡がっている」という実感が全くなかった。このエレアの感覚がなさすぎることに書いていて気づくと、肺の裏面と背中の間が感じられて、少し肺がふんわりとした。

セッションの最中は、ただあまりにもボールに押されるのがおかしくて、笑いが込み上げてきていた。胸骨の裏面が縦に伸びた感覚はあった。

仰向けになり左膝をたてると、左仙腸関節あたりに熱を感じ、それが腰椎に昇って、右仙腸関節にも伝わって落ち着く。右膝もたてて、右足首あたりにワークする。その後、仙骨から脊柱に何か昇ってくる動きを感じ、頭部が上に伸びようとする。

両足のつま先にボールを置いてもらって踏ん張りやすくなると、伸びる力がサポートされる。周産期、出生時の再交渉の続きっぽい。つま先から頭頂までよーく伸びて清々しい。

ここまでたったの1時間!とビックリする、盛りだくさんの内容だった。いろいろ伸びて拡がって、久しぶりに生き生きする感じでニヤニヤ笑ってしまう。

2日後の夜、あぐらをかいて座っていたとき、急に右の大転子あたり(大腿筋膜張筋?中臀筋?)に鋭い痛みが走り、痛てててと思っていたら右股関節がゆっくり外旋し、上半身全体の内側がゼリーのように、ゆっくり、とろ~っと下に垂れていく感じがあった。頭部、首、肩が清々しくはっきりとする。立ち上がると、ゼリー様の組織が足まで伝って足指が床に休まる。

全体的にゼリー様の着ぐるみを着ているような感覚と、ゼリーが下に垂れていく感覚が面白かった。右下腿の流動性が低く、組織の密度が濃いことにもはっきり気づく。片方だけ分厚い締め付けソックスを履いている感じで、収まりどころを試行錯誤しているようだ。

5年前に10シリーズ終了後にRolf Movement®8シリーズ(4/8)

5/16④
・歩く
左と比べ、右足に重心がかかっている感じがした。ふらつきや痛みはなし。

・セッション中
・左下で横向きになる
はじめは肩から肋骨にかけて重さが集中していた。足や腕の位置が定まらない感覚。
右腕の位置が定まらず、体重が腕の付け根の下の部分に集中したためか、右の僧帽筋がピンとはって違和感を感じた。

・立ち位置を決める
離れているよりも近い位置の方が体の力が抜ける感じがした

・左脚に重さがかかっていない状態だったが、アドバイスいただき、少し左脚を曲げると落ち着かない感じがなくなった

・坐骨や骨盤、仙骨に意識が向くと、おなかの空間も広がり、呼吸がしやすくなった

・骨盤、仙骨のつながりや骨の位置を感じ始める

・脛骨を動かすと、太ももなど触れていないところがバランスを取ろうと動き始めた

・骨盤から脚に重さがかかるようになると、
初めに感じていた右肩の張りが一気になくなる。

・仰向けになる
全身で重さを感じる

・左脚をまげる
前回のセッションでは曲げたときに自分でどこにかかとをおいていいかわからないほどバランスがわからなかったが、今日は安定するのが早く感じた

・右脚を曲げる
右を曲げると安定を感じ、骨盤や仙骨がベッドにつき、背骨が伸び始める。後頭部の重みが強くなる

・骨盤や大腿骨に意識が向くと、おながが緩み始める。それまでおなかに力が入っていたことに気づく。どんどんおなかの力が抜け、呼吸も深く感じる
丸まっていた背中がのび始めると、それまでタンクトップの背中の生地が余ってきて生地と背中の間に空間を感じるのがおもしろかった。

・横向きになって起き、腰掛ける
坐骨への体重のかけ方がうしろすぎると背中が丸まり、重さがうまくのると、背中がまっすぐ伸びていくのがよくわかった。
重心が後ろになりやすいので、前よりでポイントを探そうと思う

・歩く
信じられないくらい足が重かった。安定していて、左脚にも体重を感じられ、左右差がなくなっていた。しかし、足が重くだるく足を前に出すのも大変に感じた。

左膝を外側に曲げるようにして数回曲げる

歩き始めると、全く違う感覚だった。先ほどは重すぎて、長い距離を歩くのは難しいかもと感じるレベルだったが、スーッと足が動きまさにスムーズに歩けているという感じだった。
膝を曲げる動きをした時は何が起きたのかわからなかったが、膝の向きが変わったのか、歩くときに膝を曲げる動きがスムーズにできるようになったからなのか、劇的に変わっていた。驚いた。

セッション中も意識を向けたり、少し触れたり、角度を変えたりすると、バランスが変わったり、内臓が入っている空間が広くなったり、する感覚がとてもおもしろいなと思う。

・セッション後
5/16 坂道を歩くとき、上半身がどの角度だったら、大腿骨にうまく重さを預けられるか考えて歩いていた。

5/17
家でもスクワットをしてみた
寝る前に仰向けで膝を立ててバランスを感じてから寝た

5/18
呼吸に意識を向けているときに、セッションを思い出して体の感覚にも意識を向けてみた

5/19
パソコンで作業しているときに、座り方を意識している自分がいた
ときどきスクワットをする

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