6回目:2023.11.17 金

・セッション中に感じたこと

先月10月は展覧会があり、二ヶ月あけてのセッションとなりました。

セッションが始まる前に、田畑さんに身体は疲れているが底のほうでは健やかさを感じていること、気持ちの方は迷うことが多いとお伝えしました。

今回は横向きで、左右の腕をちょうど歩く時のように前後に開いた姿勢で始まりました。なぜか安心感も感じました。

セッションが進むうち、足の裏から温かさが上ってきて、身体全体に弧を描いて循環していくような感覚がありました。

今回のセッションでは、特に脚から上半身、頭と、身体の縦のつながりを感じました。いままでは、脚は脚、腕は腕とパーツで身体を意識していたので、縦のつながりの感覚がとても新鮮でした。

セッション途中で、腰にふしぎなひかりのようなものを感じるときがあり、ふと目を開けてみたら、田畑さんがテンセグリティモデルを私の腰の上に軽く触れるようにかざしていました。

セッションの最後に、立った姿勢でのワークで、田畑さんが私の肩甲骨の間を手のひらで軽く押すようにタッチしたとき、あ、そうか、立つときはこんな感じで立てばよいのかとはっと気づきました。何気ないワークでしたが、とても心に残りました。

ふしぎですが、今回もセッション中のみ強めの雨が降りました。

・セッション後に感じたこと

セッション直後、靴を履いたときに、足のむくみがとれていることに気づきました。

セッションから2週間後、足首とあごのラインが以前より締まってすっきりしてきたことに気づきました。

また、ここ最近いろいろなことを決められずにいましたが、セッション後にいつの間にか決めることができていました。

今の職場で好意を感じる方ができました。自分の中で一年ほど否定してきたのですが、疲れてやめました。いつも相手の方に伝えたことはなく、大抵はそのまま終わります。

職場の猫は、私の顔を覚えたのか、むこうから寄ってくるようになりました。

今まで、画家として生きることはいちばんしたくて、でも絶対に無理だと思い込んでいました。そこから逃げるために毎回倒れるまで働き、最終的に仕事を辞めなければならない状況になりました。これまでは大学の事務職の正職員の試験を受けたりしてきましたが、落とされ続け、本来の自分が望んでいないからだと気づきました。いまは自分の自然な気持ちに抵抗するのをあきらめた状態です。

そう決めてから、今の職場により深くなじむようなことが起き、なぜなんだろうと少し混乱もしています。いまはこわくて仕方ないのですが、身体を信頼して進んでいきたいです。