ロルフィング10シリーズ第5回目
5回目のセッションは、すごく力強く喉や胸の辺りの内臓の管が内側の膜の面から外側にむかって膨らんでいく感覚がセッション後もずっと続いていて、実際に呼吸の空気の入りかたも広くなっているように思います。強く中が動いているのに、いつも通りほんの少し微細に触れるのみで早くも5回目ですがとても不思議です。特に今回、「腿に触れます」といわれた時は本当に触れているのかわからないくらいでした。
肩や、胴体全体が軽くて柔らかく感じます。中も外も押されたりつっぱったりしているところがない滑らかで優しく深い呼吸ができて本当に心地よいです。身体の内側の膜が膨らんで中が広くなった感覚で、実際に前後の写真でもみぞおちのあたりがすごく広がっていました。
セッション後半に左から強めの圧力を感じたのにどんどん首や身体が左側に動いたのですが、セッション後の画像では左が広がっていたのが不思議でした。元々背骨の湾曲の具合で身体は骨盤も肩も右上がりの傾向があり、左は潰れがちだったのでこんなに左が広がって嬉しかったです。また、10年くらい前からお腹が鳴る時に左の背中側がゴロゴロ鳴るのがすごく嫌で、レントゲンやエコーで何度確認しても良くわからず謎だったのですが、それがなくなったようです。内臓の位置などが少し変わったのかもしれません。荷物を肩にかける感覚も右だと持ちにくかったのに、左右どちらも同じ感じになっていて驚きました。身体の偏りがかなりましになってきているように感じます。
翌日かなり長く歩いたのですが、座っていても立って歩いていても特定の場所に痛みを感じることがなく、久しぶりに履いた靴が以前よりずっと歩きやすく感じて真上から踏めているというか、外側重心がなくなってるのか靴底にあたる足裏の感覚がかなり違っていたので驚きました。
足の裏同士を合わせて座る合蹠の時、母指球の辺りが常に離れた状態でしか座れなかったのですが、自然につくようになっていました。これは重心が、というより根本的に捩れや縮みがなくなって大元の関係性が変化したのかな?と感じています。この大きな変化は首や肩まわりにも良く感じられます。今までの立ったり座ったり歩いたりしている時の首や肩の感覚がまるで位置や関係性が変わっているのですごく違いを感じます。 また、あまり肩に力みがはいることがなくなりました。
今まで身体をひとつの空間として捉えたことがなく、骨や筋肉などのパーツのことばかり気になって、結果、全体の動きや姿勢が思うように調整できず行き詰まりを感じていたのですが、あのまま部分に平面的な意識を向けるだけでは根本的に無理だったなと思います。
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