ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

投稿者: rolfinger Page 13 of 33

オンラインワークショップの感想 Tさん(石灰化沈着性腱板炎)

イールドのワークショップには何度か参加しています。その度にカラダが自然と自己調整をしている自然な動きに逆らわないようただゆったりとマットの上で休んでいます。

感想をと思いますが言葉にすることがとても難しくありがたいと思いつつ、失礼をしていますことお許しください。

肩を通して休息と呼吸を取り戻すその2
今回は「肩」という言葉で参加させていただくことにしました。これまで肩の力が抜けないこと、なぜか肩に力が入ってしまうことにどうしてなんだろうと思っていましたので。この参加した日の翌朝、肩や背中の上部がこれまでにない軽さ、開放感があり、多分今も続いていると思います。
ワークショップの時間はまさに肩を通して休息と呼吸を取り戻す時間だったのだろうと思います。
私事ですが、以前、石灰化沈着性腱板炎で左肩、腕が息もできないような疼痛で治療したことがあります。患部注射で疼痛は治まりましたが左肩や腕がかたまってしまい、動きを取り戻すことに数年かかったように思います。今も何となくシコリのような気配をかんじる気もしますがムリなく腕を前後左右に動かせるようになっています。
イールドのワークショップに参加させていただくようになり、その度にその時の記憶が身体に残っていて自己調整しているのだろうか、と感じていました。
左側の肩や腕、左半身は、身体の各部位とうまく繋がっていないような感じがしてぎこちなくなんとかしようと個別の動きをしているのに連動していないような、。横になっているだけなのに心臓の鼓動が激しくなり、バクバクし、それを見ていると左の肺が縮こまっているようで、それも、見ていると少しずつ呼吸が楽になったのか、肺に、鎖骨の辺りにも空気がたくさん入ってきたような感じがあり鼓動も落ち着いてきました。
ワークショップ2日後の今思うと、息をするのも怖かった疼痛で左の肺は縮こまっていたのでしょうか、思い当たる節が少なからずありますが。
石灰化沈着性腱板炎の痛みが始まったころ、
身体の真ん中、中心から左半身と右半身が真っ二つに音を立てて、分かれてしまったような強い衝撃がありました。不思議過ぎて、整形外科の先生には言えないままで、疼痛も辛かったのですがこの衝撃も何事が起ったのだろうと今も強く記憶に残っています。
そういう経過をカラダは自己調整しながら休息しようとしているのでしょうか、自分のカラダと簡単に思い込み過ごしてきましたが、カラダの自動的な、自然な動き、快適に生きようする動きに深い感動のような思いがわいてきます。
今回のワークショップの最後に上向きで休んでいる時、肩や背中の接地面の広さに驚きました。床の上で休んでいる時、何かから開放されたようなひろがるような何とも言えない心地よさがありました。その寛いでいるような自然な身体をただみているような、ただ身体だけがあるような、静かな居心地でした。

「イールド」とは、身を委ねるという行動のことなのですね。イールドワークの知識はありませんが
そうだったか~と(大雑把で申し訳ないですが)これまでの自分やその身体や過ごしてきた日々がほぐれていくような深い安堵感を感じています。

ドイツで活動されている舞踏家


オンラインワークショップの感想 大阪Mさん

ロルフィング10シリーズを終了され、その後も何度か大阪からセッションにお越し頂いているMさんですが、オンラインワークショップにもご参加頂き感想をお寄せ頂きました。

2月18日(金)手と頭を通して、全体を休める

‐WS開始直後のデモでは、田畑さんと相手の方が会話を始めると、身体がふわっとして、画面のほうにふらふらと足が向いてしまう。普段とはちょっと違う体感、いままで経験したことがない感じだ、と思う。相手の方が落ち着き場所を探り始めると、自分はその場でくるくると回転を始める。以前のオンラインWSでも回転を始めることはあったけれども、今回は回転の速さと強さが段違いで、針をぐるぐるさせている方位磁石のようなイメージが思い浮かぶ。田畑さんが場所を探しはじめると、その回転がピタっと止まる。田畑さんの位置決めでは、2か所のうち、自分は最初のほうが、身体がおだやかでいられる感じが強かった。

‐自分の位置決めが終わり、田畑さんの位置決めが始まると、身体はパソコン画面の方向にぐいっと強く引き寄せられ、仰向けだった身体は、顔を横に向けたうつ伏せの状態に落ち着く。そのままじっとしていると、畳への接地の程度がどんどんと強まっていき、畳に吸いついていくような感触、このままずっとこうしていたら、次になにが起こるのか感じてみたいな、と興味が湧いてくるほどだった。

‐仰向けになって、ご指示に従い、おなかの上に手と水の袋を乗せるが、ほどなく両腕を開きぎみの位置に動かしてしまう。立てていた右脚を外側に倒して股関節を開き、右腕を少し上にずらした位置でいると、右腕、右脚を結んでできる三角形のようなスペースにじんわりとした温かさが感じられだし、なぜか「しあわせ」という単語が思い浮かんだ。

‐後半、水の袋を額に乗せてご指示に従っていると、後頭部、副鼻腔のあたりに広い空間の存在を感じだし、首の前側に乗せてからは、肋骨を大きく開き、胸をそり気味にして空気をため、両腕にも空気を満たし、その下、足の先まで、詰まりを感じる右脚あたりは揺らしながら、くまなく空気をいきわたらせる感触。このときイメージとして浮かんできたのは、絵本の「スノーマン」の姿、あたたかみの感じられる体つき、にっこりとした表情。身体の中全体にゆったりとした広がりを感じる。それに続いて身体を取り囲む空間のひろがりを感じようとする動き、両手を上にあげて空間を包み込むような動作をする。とてもおだやかな心持ち、それと同時に気分がすっきりとする感じもあった。

2月19日(土)休める体を取り戻す

‐田畑さんと最初の方とのデモ、田畑さんの選ばれた初めの位置では、自分は思いっきり首を前に倒して背中を少し丸め、膝も少し緩めてじっと立っている。次の位置では、頭をゆっくりと起こし、身体全体をピンと伸ばすようにして立つ動き。身体の爽快さを感じる。そこからまた移動されると、首を再び倒しはじめ、背中を丸め、両膝を曲げて床にゆっくりとしゃがみ込む。

‐自分の位置決めでは、左体側を下にしていい場所に落ち着いたが、パソコンの位置が遠いのか、田畑さんの声が聞き取りにくく、画面をオフにして自分のすぐそばにパソコンを移動させる。

‐腹部のあたりのワークから再び参加、田畑さんの指示にしっかりと従っていく身体を感じる。肺、心臓のあたりで臓器の重さを感じつつ身体を休めているとき、気になっている右肩甲骨のあたりを上げたり回そうとしたりして盛んに動かす。

‐頭のあたりのワークでは、鼻の通りがとてもよくなり、また、眼球が、2月4日の時ほどの強さではないが、自然と動きだす。目をぎゅっと閉じたり、思いっきり開いたりの感触もあった。しばらくして、顎を上げ、首の前側を思いっきりのばしたあと、体を丸めてじっとする時間をとる。

‐そのあと、仰向けになり、膝をたてておさまりの良い位置を探すとき、臀部を少し引き上げ気味にすると、背面が畳にぴったりとくっつく場所を見つけられて、身体がとても満足している感じがした。

‐そのまま身体を休めていると、左右の耳が貫通して、顔の中心あたりに一本空洞が走っている感覚が起こり、続いて、先ほどの鼻が非常によく通っている感じが再びやってくる。そのあと、口を思いっきり開いて、顎関節を広げる動き、鼻の穴を思いっきり開く動き、そして目をぎゅっとつぶった後おもいっきり開く感覚の動き、が一連の動作として起こる。

‐最後は、下半身だけ右側に倒し、首は左側に向けてひたすら身体を休めたままWSが終了した。

  • オンラインWSを何度か経験してみて、冒頭のデモンストレーションで、田畑さんと相手の方が作り出す空間を感じようとするときの自分の身体の感触が、毎回見事なまでに異なることがとても興味深く思われる。また、テーマの決まったWSの中でも、自分が今気になっている点は、その流れのなかでしっかりと調整しようとする身体の賢さも回を重ねるにつれてますます感じられるようになっている。

遠方からゆっくりペースでアドバンスト5シリーズ 

10回のベーシックシリーズを終えた方が、Advanced 5回シリーズを開始しました。前回に引き続き、モニターでのお申し込みです。

アドバンストコース 1回目


2021年11月20日(土)

【セッション前まとめ】

・体調はほぼ良好。現在の仕事(美術館事務)は、業務量が多く、ほぼ毎日締め切りがあり時間に追われるためハード。昨年の方が非常に多忙だったが、今は慣れてきた。ただし、月一回くらいのペースで吐き気と頭痛で寝込むことが増えてきた。また昨年は忙しさのためか、生理がほとんどなかった。昨年後半からプリミ恥部さんの遠隔宇宙マッサージを受けたところ、昨年末から生理が来るようになった。
昨年見た夢で、私または誰かが、女であることを捨てたかったと泣いている夢を見た。ふしぎな夢で今も印象に残っている。

・昨年6月くらいから、腹部のみが太ったようになり、違和感を感じている。通勤で毎日一時間ほど歩いている。食欲も普通。

・コロナウイルスワクチンは、気持ちに違和感があり受けていない。ただし職場では受けなくてはならないような雰囲気も感じる。

・昨年末に階段を踏み外し、正座をするように転んでしまう。その時、特に左足首の筋をおかしく伸ばしてしまい、両方の足首と足の甲全体がぱんぱんに腫れ、しばらく正座ができなかった。また、歩けるが、階段がまっすぐ降りられなかった。今は痛みはないが、歩いていると左足の膝?からぽくぽくとへんな音がする。

・今年度になってから、お仕事に障害が何度も現れるようになった。そのためこれからのお仕事のことをよく考えるが、うまくまとまらない。二つのうちどちらかを選ぼうとしている。画家と美術館の教育普及など。美術館の教育普及をして、前のようにのめり込みすぎて体を壊したらと思ってしまう。
また、昨年夏から、尊敬する方と美術館教育や美術について定期的にメールでやりとりを続けており、とても大切に思っている。

・全体的に、仕事でも体調や気持ちの面でも、前に進もうとしているのにうまく進めないような滞りを感じている。

①セッション中に感じたこと移転後のセッションルームは、落ち着いていて広く温かな感じがし、とても心地よく感じました。
いつものように部屋の中を歩くことから始まり、その感覚を田畑さんから聞かれました。私からは、以前よりも安定して体ごと進んでいるように感じるとお伝えしました。
今回は仰向けに寝ることから始まり、左足首を少し高さのある台に乗せました。その後なぜか、痛めたほうの左足の親指に次第に痛みを感じ、だんだん痛みが強くなってきたので、田畑さんにもお伝えしました。その後もセッションは続き、脚全体から上半身に移っていきました。セッションの途中で、田畑さんから身体の状態を問われたとき、左足親指の痛みは落ち着き、脚全体が痛いような、温かくなるような、何かが左足の痛いところからぐるっと脚を巡ったように感じることをお伝えしました。また田畑さんから、肩や呼吸はどうですかと聞かれ、そういえば、上半身がさっきよりもセッション台の表面に落ち着いている気がすることと、呼吸が深くなっていることをお伝えしました。
セッション後に見せていただいた写真では、セッション前の私の姿勢がかなり猫背になっていて驚きました(自分としてはまっすぐ立っているつもりでした)。セッション後の写真では、少しゆったりして、全体的に自然な感じになっていました。
②セッション後に感じたこと
セッション直後は、まだ左足首にほんのりとした痛みが残っていました。なぜこんなふうに痛みが戻ってきたのか、とてもふしぎでした。
その後家に帰ってから、夜寝る前に両足が長時間強くつり、なかなかおさまらず、とても痛く苦しかったです。こんなに足がつるのは、久しぶりのことでした。またセッションの翌日は、結局ほぼ一日じゅう深く眠り続けました。
ふしぎだったのは、行こうかどうかずっと迷っていたことが、セッション後、自然と行けなくなったことです。行けなくなってどこかほっとしている自分に気づき、自分が少し無理をしていたことに気づきました。
左足首の痛みはまだ少し残っていますが、歩く時の関節音はなくなりました。
きのう、吉本ばななさんとサイキックカウンセラーのえいじさんのお話会にオンラインで参加し、そのときにえいじさんが、脚の骨折は生き方を見直すときとおっしゃっていたのが、心に残りました。足首を痛めたときの私も、朝の出勤時で、痛みを感じるよりも、遅刻しないようにと走ってしまったりしていました。転んだことも、今の状況を見直すサインだったのかもしれないなと気づきました。
また、これは関係がないのかもしれませんが、これまで自分がいかにいろんな方に助けられてきたかを、何度も思い出すようになりました。
今回のセッションでは、そうした私が見逃してきたことを思い出すような意味があったのかなと思います。
最近は、意味がないけど、自分がいて気持ちがいいと感じるところに行くようにしています。おとといは、京大の湯川記念館に行き、先生が晩年を過ごされた部屋で、先生の愛蔵書を眺めていたら、とても静かで満たされた気持ちになりました。
セッションを通して、ゆっくり体と気持ちの変化を味わっていけたらと思います。

アドバンストコース 2回目


2022年1月7日(木)

【セッション前まとめ】
・1回目のセッションから左足首の痛みはほぼなくなり、歩く時の左膝の音もなくなった。
・12月と1月は、毎月起こっていた体調不良がなかった。
・年末年始に続けて夢を見る。毎回、ある場所に行かなければと思っているが、たどり着けない夢。起きると汗をびっしょりかいている。
・お腹だけが異様に張っている。腹筋などもしてみたがあまり改善されず、不快に感じていた。

①セッション中に感じたこと

今回は、私の都合で11月の1回目セッションから、2か月開けての2回目となりました。

はじめに田畑さんから現状を聞かれ、
気になっていた左脚首の痛みは、ほとんどなくなったことをお伝えしました。
また、なぜかお腹だけが出ることもお伝えしました。

今回は横向きから始まり、途中で、太もも側面や臀部に、とんとんと何か叩くように器具を使ってワークが進みました。
いつもこの器具を使うときは、そうだ、そこが詰まって苦しかったんだ、というようなところを田畑さんに押していただきます。その場所に滞っていた何かを放出しているような感覚があります。

その後、仰向けになり、田畑さんからは、腸骨まで呼吸が入るようにと言われ、とても新鮮に感じました。これまで息が体のどこまで入るか、意識したことはありませんでした。自分の体のなかをひとすじの青い線が貫くようなイメージをして、深く呼吸をしました。最後は骨盤の底部を軽く押していただき、ワークが終わりました。

終わってから感じたことは、骨盤が安定していて、歩いていても安心感があるということでした。

最後に見せていただいた写真では、腰のあたりの空間が広がって、縦に伸びていました。最近、ずっと隠れたいような気持ちがあり、いつのまにか猫背がひどくなっていたのですが、その前傾の姿勢が、改善されていました。

②セッション後に感じたこと

帰り道で、なぜか左足の靴下だけが靴の中にずれ落ちていき、歩きながら何度か靴下を履き直しました。さっきロルフィングを受けたばかりなのにどうして?と、とてもふしぎでした。また、同じく帰り道で、靴のかかとの減りを強く感じました。来るときは全く感じていなかったので、ロルフィングによりその歪みを感じられるようになったのだと思いました。最近あらためて確認してみたところ、靴の左足かかと部分の外側だけが異常にすり減っていました。こんなにすり減っていたのに、傾きを感じていなかった自分に驚きました。

セッションの翌日は、ほぼ一日眠るように過ごしました。足が筋肉痛のように張ったり、なぜ自分はこんなにゆっくりとしか動けないのかと落ち込みもしました。
また、同じ日の夜に便秘が解消され、お腹の異常な張りも次第に改善されました。

あとは関係がないのかもしれませんが、セッションの帰り、夜遅くにコンビニに寄ったら大学生の男の人たちがたくさんいて、なぜか怖く感じました。お酒を飲んで酔っていたようでした。
最近、なぜか時折男の人が怖く感じるときがあります。 

その後ふと、小さい頃に、普段はおとなしい親戚のおじさんが、お酒を飲むと大声を出して人が変わったようになり、とても怖かったことを思い出しました。そのおじさんが来ると、押入れで姉と震えていたのを覚えています。

また、気がつけば年末から続いていた苦しい夢を見なくなり、異常なほどの寝汗もかかなくなりました。

セッションを受けると、自分にとって都合のよい反応だけではなく、一見ネガティブなことも起こってくるように感じます。それも変化の過程のなかで起こってくることとして、捉えていければと思います。

オンラインワークショップ
2022年1月22日(土)

田畑さんの、休息のためのオンラインワークショップにも参加しました。

①ワークショップ中
前半、床に仰向けになっているとき、しばらくしてから何度もお腹が鳴りました。寝ているだけでこんなに鳴ったことはなく、体の内部が温かくなったからだろうかと思いました。

また後半は上半身がしだいに温かくなり、不安だった気持ちも落ち着きました。終わった後は手がぽかぽかし、気持ちもふんわりしました。

ワークショップ前までは、コロナの報道や自分のこれからのことを考え、気持ちがわーっとなり身動きが取れずにいましたが、上に上がっていた気持ちが、足元に降りてきた気がしました。

今回ワークショップを受けられたみなさんのお顔を少し拝見できましたが、みなさんヒーラー体質というか、すばらしい感じの方ばかりだった気がします。みなさんから出ている落ち着いた雰囲気を見ているだけで、心が落ち着くような気がしました。

②ワークショップ後
ワークショップ後に自然な排泄があり、気になっていたお腹の張りが改善されました。

またワークショップ中に、田畑さんがワークのイメージを伝える際に、体を委ねて、自然に流れていくように、とおっしゃっていたことが、終わってからも心に残りました。私はいつもこわがって頭で考えたことにしがみついていたけど、体の力を抜いて自然に流れていってよかったのだなあと思いました。
そのことを言葉だけでなく体の感覚として体感できたことが、とてもよかったです。体ごと安心を感じるということが、今の状況の中ではなかなかむずかしく、本当に必要とするときに、いちばん安心できる場所から参加できてよかったなあと思いました。

アドバンストコース 3回目

2022年3月18日(金)

①セッション中に感じたこと

今回も当初予定していた2月にコロナが流行ってきたため、私の希望で3月にずらしていただき、前回同様2ヶ月ぶりの対面セッションとなりました。
その間に、田畑さんのオンラインワークショップを3回受けたため(1/22、2/5、2/28)、ちょっと苦しいかなと感じるタイミングで、ちょうどよく体を休息させながら変化を見守ることができました。

ちょうど2月の初めに精神的にとてもショックなことがあり、これからの環境も変わらざるを得なくなりました。今回のセッション時には多少落ち着いてはいましたが、まだ気持ちは、怒りや落ち込み、自己否定が入り乱れ、私自身とても疲れている状況でした。

この日、東京は珍しくとても寒い日で、雪まじりの雨が降るような日でした。なぜかこの日だけが寒い日だった気がします。思えば前回の1月のセッションのときも、東京に雪が積もるようなとても珍しく寒い日でした。今思えば、どこか私の体や気持ちの状態と似ていたなあと思います。

今回もはじめに田畑さんから現在の状況を問われ、前回気にしていたお腹のはりはなくなったことをお伝えしました。
ふしぎですが、気持ちは混乱しているのに、身体のほうは、気になっていた便秘やむくみが自然となくなり、どこかすっきりしたように感じていました。

今回のセッションでは、はじめ私の身体の緊張がなかなか解けず、あれ、ずっと力が入っていておかしいな、どうして抜けないのだろうと思いながらワークを受けていました。イメージとしては、自分の身体が、冷凍したお肉のようになっている感じです。ですがセッションが進むうちに、だんだんと体が開くような落ち着くような感じになっていきました。今思えば考えすぎで、安心して自然な流れに委ねることができなくなっていたのだと思います。
そうした状態だったせいか、いつもはだいたいワークの流れを記憶しているのですが、今回はほとんど具体的に思い出せませんでした。
ただ、セッションの最後のほうで、田畑さんが、首の裏側に少し強めにワークされたとき、ああこれは大事だなと思ったことが、印象に残っています。

セッション後に見せていただいた写真は、腰のあたりがとても伸びやかになっていました。

②セッション後に感じたこと

東京から帰ってその夜は、足がぱんと張りました。その日はよく歩いたからかもしれませんが、痛みはなく、なにかを排出しようとしているのかなと思いました。
セッション翌日はほぼ一日中眠り続け、時折頭痛を感じました。また、夜中に便秘が解消されました。

今回のセッション後、何か劇的によくなったとか、何かを得たということはなかったですが、気がついたら自分のまわりの環境が変わっていました。合わない場所にはどうやっても居れなくなりました。

対面セッション後、田畑さんの地震対策のオンラインワークショップにも、2回とも参加しました。2回目の時に、しっくりこない場所も、しっくり来る場所を感じてからだと、少し居やすくなることに気づき、そうか、今まで私はいやな感じにばかりフォーカスしていたのだなと気づきました。いまは、安心を感じること、そしてそこから生まれてくる自然な流れを大切にしていきたいと思います。

アドバンストコース 4回目

2022年5月21日(土)

【セッション前まとめ】
・3月末に、田畑さんの地震対策としてのオンラインワークショップを2回とも受けました。このときは地震と身辺の変化で非常に不安定な状況にありましたが、この2回のワークショップのおかげで、まず体を安定させることができ、乗り切ることができました。

・その後4月末に身体が安定してきた頃に、記憶のフラッシュバックが起きるようになりました。田畑さんにご相談したところ、連続遠隔ヒーリングのモニターセッションをご提案いただき、各回10分間を3日連続で受けました。そのときは無我夢中でしたが、いま思えばぎゅうぎゅうだった身体がゆるんで、少しすき間ができていたのだなあと思います。自分の体に休息と安全を実感させることで、自然と向かうべき方向に進めたのだと思います。本当に感謝しています。

①セッション中に感じたこと

3月末に退職してから、初めてのセッションとなりました。始めに田畑さんに、前職のことを思い出すとなぜか背中の後ろ下側がまだ少し痛くなることや、退職してから自然と痩せてきたことなどをお伝えしました。また、気持ちの上で葛藤が強く、行動できないこともお伝えしました。
今回は仰向けで始まり、ふしぎと右側の方に圧迫感を強く感じたため、田畑さんには左側からアプローチしていただきました。左の足首からゆっくり包むようなワークが進むうち、なぜか両肩のきわに温かさとじわじわした痛みのようなものを感じました。そのときは、今思えば、肩から白く光る電気のようなものを放出しているような感じでした。
左足全体から右足へワークが進むにつれ、首の根元の骨→頭全体の力が抜けて、温かさを感じるようになりました。
ちょうどセッションの前の晩に、寝る前でもなぜか首や喉のあたりにぐっと力が入っているなと気づいていたので、頭全体から余計な力が抜けて、とても楽に感じました。
またワーク後は、脚全体が毛布に包まれているような柔らかさと温かさを感じました。そのときはあまりうまく言えませんでしたが、何かお腹に確かな温かさのようなものを感じました。またふしぎですが、セッション中だけ強い雨が降りました。

②セッション後に感じたこと

いま、セッションから一週間経って、背中の痛みはほぼ感じなくなりました。たまに私が違う方向に進もうとすると、ほんの少し痛みを感じます。

気持ちの葛藤については、迷いながらも少しずつ行動に移せるようになってきました。少し前からも感じていましたが、私が本当に望んでいないことは、どうやってもうまくいかなくなり、本当に望んでいることは向こうからもやってくるようになりました。うまく言えないのですが、完全に受け身ではなく、私自身と天の両方のタイミングで手を伸ばす感じです。
今回のセッション後に、ずっとお世話になっているギャラリーでワークショップをさせていただくことになりました。これも無理がなく、自然な流れで決まりました。

今思えば辛かったときは、身体はまだ過去の時間にいるのに、気持ちは前のめりでばらばらだったように思います。身体と気持ちが同じ場所にあれば、必要なことは自然と起こってくるように感じました。

まだまだ迷いや失敗もありますが、自分の身体の声を信頼して、もうしばらく自分の変化を見守っていきたいと思います。

オンラインワークショップ(眼から全体を休める)の感想

Yさんの感想:

①ワークショップ中

前半、床に仰向けになっているとき、しばらくしてから何度もお腹が鳴りました。寝ているだけでこんなに鳴ったことはなく、体の内部が温かくなったからだろうかと思いました。

また後半は上半身がしだいに温かくなり、不安だった気持ちも落ち着きました。終わった後は手がぽかぽかし、気持ちもふんわりしました。

ワークショップ前までは、コロナの報道や自分のこれからのことを考え、気持ちがわーっとなり身動きが取れずにいましたが、上に上がっていた気持ちが、足元に降りてきた気がしました。

今回ワークショップを受けられたみなさんのお顔を少し拝見できましたが、みなさんヒーラー体質というか、すばらしい感じの方ばかりだった気がします。みなさんから出ている落ち着いた雰囲気を見ているだけで、心が落ち着くような気がしました。

②ワークショップ後

ワークショップ後に自然な排泄があり、気になっていたお腹の張りが改善されました。

またワークショップ中に、田畑さんがワークのイメージを伝える際に、体を委ねて、自然に流れていくように、とおっしゃっていたことが、終わってからも心に残りました。私はいつもこわがって頭で考えたことにしがみついていたけど、体の力を抜いて自然に流れていってよかったのだなあと思いました。

そのことを言葉だけでなく体の感覚として体感できたことが、とてもよかったです。体ごと安心を感じるということが、今の状況の中ではなかなかむずかしく、本当に必要とするときに、いちばん安心できる場所から参加できてよかったなあと思いました。

Mさんの感想:

「身体を横たえると、すぐに全身が緩んできて、お腹で大きく息をしはじめる。

‐位置決めで、田畑さんが提案されたAの場所がドンピシャな体感~どちらかというと弱めなのだけれど、身体がゆったりくつろいで優しい気持ちでいられる~だったのに対し、Bの場所は首から上が強く画面方向に引っ張られ、受ける圧が強すぎる感じ、そして、AとBの間は、心地よいところとそうでないところが身体にまだらに散らばっていて、まとまりがなく、どっちつかずになって戸惑っているような体感、があった。

‐AとBの間からで、と田畑さんがおっしゃると、なんだか困ったなあ、という感覚が生じてきて、身体は、落ち着かない感じで右を向いたり、左を向いたりしながら、心地よい場所を探そうとし始める。右腕を振り動かす、右側を下にして思いっきり顎を上げ、右体側を思いっきり伸ばす、など、右半身の動きが主だったように思う。仰向けになって身体がピンと一直線に伸ばす動きをし、あ、ここだ、という体感にうまく収まった時、ほっとした気持ちがわいてきた。

‐ちょうどその時、田畑さんの声が聞こえてきて、目へのワークが始まる。水の入った袋を目に置いたとき、初めは思った以上に重さが感じられ、ちょっと圧がきつい感じがしたが、眼球を動かしているうちに重さがなじんできた。鼻腔のあたりも、とお声がけがあって、そこに意識を向けたとき、鼻腔の奥がじんわりと温かく、徐々に広がっていく感じがあり、それがとても心地よくて、なんだか嬉しい気持ちになった。次いで、右手を水の袋の上にのせて、それを感じて、というご指示があったが、置いたと思ったらすぐにそこから手を放してしまい、両腕を大きく左右に広げる動きに入ってしまう。

‐ほどなく、両目と鼻腔の奥あたりが緩んできて、そのあたりが少し粘度のある液状のもので満たされた感覚がやってきて、それを身体全体にいきわたらせようとする感覚がおこる。はじめは、両まゆげを上につりあげ、頭のてっぺんまで液を流し込む、ついで胸から両腕へと液をいきわたらせる感触。左腕にはスムーズに流れていったが、右腕にはところどころ滞りがある感じ。再度両まゆげを上につりあげ、もう一度頭のてっぺんまで流し込んだあと、こんどはちょっと持ち上げ気味にした胴体部分へ、そして最後は立膝をしていた脚を小刻みに震わせながら、脚から下へと液をうまく伝わらせていった。

‐そのあと、上半身を起こし、両脚をそろえて伸ばした座り姿勢となる。右脚の付け根の関節が大きくずれていて、それを直そうと、右脚を前後に大きく動かし続ける。なんとかうまくはまったと思ったら、今度は上半身を倒して、上半身と下半身をくっつけ、両手で足の裏をさわりつつ、身体に不具合がないかを確かめている感触。不具合がないことを身体が納得したのか、そのあと急速に全身の力が抜けていき、畳の上に横倒しになる。1

‐田畑さんと皆さんの意見交換の声が聞こえていたので、「あ、起きなくちゃ」と頭では思うのだが、体が微動だにせず、そのままWSが終了、その後も、夕飯の準備がある、起きよう、と何度も頭では思うのだが、体がまったく動かずしばらくそのままで時間が過ぎていった。

‐やっと起き上がって、なんだかぼんやりとしたまま台所に立ったのだが、前かがみになって包丁を使うたびに、身体、特に右側がぐんと上に伸びようとする体感があって、こんなにすぐにセッションの効果と思われる動きがあらわれたことにびっくりした。股関節あたりがとても柔らかく滑らかな感じがして、足の着地がしっかりとしていることも身体が再確認していた。

‐翌日、朝起きたとき、息をするたびに、右の肋骨がぐんと外側に広がっていこうとする動きを感じた。

‐翌々日、明け方にいくつか夢をみていたあと、起きようと思ったら、「手放す」という単語が急に浮かんできて、同時に身体が思いっきり緩んで布団に沈み込んでいく感覚があった。

‐3日後、身体全体、特に左肩の軽さを強く感じる。頭の中がとても澄んだ感じがしていて、表現が難しいが、生じてくる考えがすっきりと軽い。余計な色がついていない感じ。

‐4日後、朝風呂に入ってすっかりリラックスできたせいなのか、身体の内側から外に向けて膨らんでいこうとする力強い動きを感じる。とてもゆったりと大きく呼吸をし、身体の内部には相当な広がりを感じる。肉体の感触がちょっと薄くなっていく感じがして、頭の中では、平原綾香さんの「Jupiter」が流れ、あのゆったりと徐々に歌い上げていく感じが今の自分の気分にぴったりだ、という気持ちがわいてきた。

今まではセッションの間隔をかなりとって、身体に起きたことを充分に消化してから次をお願いする、という形できていたので、今回のように、前回の余韻を残したままでセッションを重ねてしまって大丈夫だろうか、という一抹の不安があった。しかし、現時点では、自分の中に、前の感触の上に新たな感触が重なっていくことによる混乱はなく、それどころかかえって、積み重ねることでより一層自分の厚みが増していくような、自分自身に対する頼もしさが増していくような感覚が得られていることが、とても嬉しい。」

Kさんの感想:

「始まる前まで、目の上~眉のあたりがとても嫌な感じがしていました。

ワークショップ中は、その違和感が強くなり、

田畑先生の立ち位置や動きが波紋のように伝わってきて、

時に痛みを、時に安らぎを感じました。

次第に顔の筋肉の収縮が始まりまして、

眼球が上転したり左右に動いたり、「顔が忙しい」状況でした。

それらに身を任せていたら、足、骨盤、肩、後頭部に動き始めましたが

ただ、「顔」の動きが大きくて、なかなかその他の部位の声が拾いにくく、

ほんの少し感じられる程度のものでした。

ビニールのお水を目に置いてからは、

唇を窄むような動きなど、今までにはなかった部位の自動的な運動が始まり、びっくりしました。

そして、「面白い」「楽しい」という感情も湧き起こってきていて、

より一層、変化に身を委ねていくことができました。

ワークショップ後の変化ですが、

入浴後の視界の開け方に驚きました。

また、睡眠中に骨盤がリズミカルに動いて、

体の滞りが上に抜けていく感覚を味わいました。

そして、翌日に朝からオンラインの講習があったのですが、

眼球がキョロキョロと動きたくなって、

画面から目を外していく動作が自然と生まれていました。

現時点までの反応(感想)は以上となります。

安全安心な場を作ってくださり、ありがとうございます。

次回の開催も心待ちにしています。」

Yさんの感想:

「昨日は、ぶっつけで初めてしまった断食のおそらく好転反応でひどく怠く、また、倦怠感ゆえに前日うっかりフローリングで何時間もウトウトしてしまい、腰もMAXで痛く、参加するのもためらうほどでした。

なんとか田畑さんの指示通りにWSの流れについていくも、からだの痛みやつらさの方に意識が行きがちで、からだがどう反応しているのかも、よく分からない感じでした。

ただ、眼を休ませようとすると、股関節が弛むのか、立てていた両膝の間が少しずつ開いてきたり、右の腸骨の上の方がかなり痛んだりしていたのは覚えています。

その日は夜遅い時間に寝たのですが、寝ようと思っても、どの体勢でも痛くて難儀しましたが、夜中に一度トイレで目が覚めたとき、腰の痛みを全く感じずに驚きました。

またベッドへ戻ると徐々に痛みは戻ってきましたが、寝入りの時ほどではなかったです。怠いのでなかなか起きられずに昼近くまで長時間寝ていましたが、2度ほど途中で目が覚めたときも、目が覚めてすぐには痛みを感じなかったです。このパターンは初めてでした。

睡眠中は、痛みで目が覚めるようなこともなかったし、痛みは楽になりつつあります。いつものパターンだと、こういう時は長時間寝ると朝起きる時に痛みでかなり辛いはずなのに、と驚いています。

断食もやめて回復食を取り出したこともあってか、元気が出てきて、やっぱりWSに参加してよかった!と思っています。

ありがとうございました!!」

追記)

「田畑さんが、終末期の方にもセッションをされていて、その人なりに必要なことが起こるということを以前WSで仰っていたことも頭にあって、ヨレヨレでもオンラインWSに参加することは意味がありそうと思ったのでした。

気合いや集中は、対面でも遠隔でも必須条件ではないということですね。勉強になります。ありがとうございます。」

Mさんの感想:

「田畑さんが位置を変えたとき、受け手が体感を色々と感じてみるワークではB地点からA地点に移動されている経過でぞわぞわっと腰くらいから頭部にかけて何かをまくり上げられるような、長毛の動物が毛を逆撫でされたときみたいな感覚がしました。

そこからは、手が動いたり左膝に軽い痛みが出てきたりと変化を感じつつ、寝たり起きたりしていました。

水の入った袋を使ったワークでは

目のワーク⇒眼球の納まりのよいポジションに入ると雑念や思考がスローダウンする感じ。眼球は脳の一部ときいたことがあるけれど、こういうことなのかな~と思いました。

手のワーク⇒水の上に手のひらがあると肩までじわんと開く?密度が下がる?感覚がしました。呼吸の動きが指先まで伝わっていくのも感じられて、ワークの後の他の方のシェアをきいて、腕が水の質になっていたのかもなあと思いました。

骨に波長を合わせる?でしたか、何年か前の田畑さんのwsで出てきたような気がするのですが「自分の身体の質が何か別の物に合う」というのはこういうことなのかなあととても興味深かったです。

またの開催を楽しみにしております!」

Kさんの感想:

「始まる前まで、目の上~眉のあたりがとても嫌な感じがしていました。

ワークショップ中は、その違和感が強くなり、

田畑先生の立ち位置や動きが波紋のように伝わってきて、

時に痛みを、時に安らぎを感じました。

次第に顔の筋肉の収縮が始まりまして、

眼球が上転したり左右に動いたり、「顔が忙しい」状況でした。

それらに身を任せていたら、足、骨盤、肩、後頭部に動き始めましたが

ただ、「顔」の動きが大きくて、なかなかその他の部位の声が拾いにくく、

ほんの少し感じられる程度のものでした。

ビニールのお水を目に置いてからは、

唇を窄むような動きなど、今までにはなかった部位の自動的な運動が始まり、びっくりしました。

そして、「面白い」「楽しい」という感情も湧き起こってきていて、

より一層、変化に身を委ねていくことができました。

ワークショップ後の変化ですが、

入浴後の視界の開け方に驚きました。

また、睡眠中に骨盤がリズミカルに動いて、

体の滞りが上に抜けていく感覚を味わいました。

そして、翌日に朝からオンラインの講習があったのですが、

眼球がキョロキョロと動きたくなって、

画面から目を外していく動作が自然と生まれていました。

現時点までの反応(感想)は以上となります。

安全安心な場を作ってくださり、ありがとうございます。

次回の開催も心待ちにしています。」

Yさんの感想:

「昨日は、ぶっつけで初めてしまった断食のおそらく好転反応でひどく怠く、また、倦怠感ゆえに前日うっかりフローリングで何時間もウトウトしてしまい、腰もMAXで痛く、参加するのもためらうほどでした。

なんとか田畑さんの指示通りにWSの流れについていくも、からだの痛みやつらさの方に意識が行きがちで、からだがどう反応しているのかも、よく分からない感じでした。

ただ、眼を休ませようとすると、股関節が弛むのか、立てていた両膝の間が少しずつ開いてきたり、右の腸骨の上の方がかなり痛んだりしていたのは覚えています。

その日は夜遅い時間に寝たのですが、寝ようと思っても、どの体勢でも痛くて難儀しましたが、夜中に一度トイレで目が覚めたとき、腰の痛みを全く感じずに驚きました。

またベッドへ戻ると徐々に痛みは戻ってきましたが、寝入りの時ほどではなかったです。怠いのでなかなか起きられずに昼近くまで長時間寝ていましたが、2度ほど途中で目が覚めたときも、目が覚めてすぐには痛みを感じなかったです。このパターンは初めてでした。

睡眠中は、痛みで目が覚めるようなこともなかったし、痛みは楽になりつつあります。いつものパターンだと、こういう時は長時間寝ると朝起きる時に痛みでかなり辛いはずなのに、と驚いています。

断食もやめて回復食を取り出したこともあってか、元気が出てきて、やっぱりWSに参加してよかった!と思っています。

ありがとうございました!!」

追記)

「田畑さんが、終末期の方にもセッションをされていて、その人なりに必要なことが起こるということを以前WSで仰っていたことも頭にあって、ヨレヨレでもオンラインWSに参加することは意味がありそうと思ったのでした。

気合いや集中は、対面でも遠隔でも必須条件ではないということですね。勉強になります。ありがとうございます。」

Onlineワークショップの感想

2021年1月22日(土)に初のZoomによるオンラインで休息のためのワークショップを開催しました。空間身体学的共鳴を用いて、イールドを促すという内容で、離れた距離からでもインターネットを介して、受け手の身体に必要な変化とプロセスが引き出せることを確認しました。 原理的にはできるはずと思っていたので、個人セッションでの経験も蓄積したので今回思い切って開催してみました。

休息のためのワークショップ

大阪在住のMさんの体験:

初めてのワークショップ、Zoomにうまく入ることができなくて、田畑さんの説明の途中から参加、となった。

‐ 畳に身体を横たえていると、すぐに背中側の腰のあたりがスーっとしてきて実体がなくなる感じがやってきた。部屋の空気がとても軽く感じられ、空間がどんどんと広がっていく。その広さを体感するかのように、両手を思いっ切り突き上げては横にひろげる、という動きを繰り返す。身体上部に広がる空間をしっかりと確認しているような感じ。同時に、腹側のウエストあたりにも背中側腰あたりと同様の感覚がやってきて、腰回りがとても軽い。そして腹に思いっきり呼気を吸い込む行為を何度か繰り返す。胴回りのどっしりとした安定感。

‐ この、スーっとした感じ、去年田畑さんが能楽師安田登さんとのコラボイベントで、カメラに背中を向けて琵琶奏者の塩高さんにワーク中、見ている自分の前面がスーっとしてきたときの、あの感じと一緒だ、と思いつつ身体を横たえていた。ただその濃さが今回は3倍増し位に感じられた。

‐ 田畑さんの「こちらが位置を変えると身体の感覚が変わる感じを…」というお話が聞こえてくると、身体はパソコンのある方向にぐっと引き寄せられる。それ以後、音声は途切れ、最後までなにも聞こえなかった。

‐ その後、上半身を起こすと、胴回りがとても軽い。手をあげゆらゆらさせたり、身体をねじったりしながら、空間の広がりを楽しんでいる体感。部屋の中の空気には結構強いゆらぎがあって、風が渡っているような感覚。風神雷神図の風神が浮かんできて、自分は風神になって空間を自由に渡り歩いている。開放感に満ち溢れていて、しばらくしたら、このまま立ち上がって部屋の中を飛び跳ねるのではないか、という感覚まであった。

‐ 気が付くと、部屋の空気は穏やかに落ち着いていて、私は正座をしたままじっとしている。時折、うつ伏せになって腹を支えにして平泳ぎの足をしてみたり、身体を丸めてひたすら一つのまとまりになろうとしたり、顎を引いて前転をしようと試みたりするが、基本は正座のまま。どのくらい時間がたったのか、「もう終わりにしてもよいな…」という気持ちがわいてきたが、穏やかな空気はそのままずっと流れていたし、正座を続けたままでいた。

‐ すると、いきなり左腕を強く振り出したとおもったら、左側頭部のあたりの頭蓋骨がギギっと音をたてて動く。その音と動いた感じの強さに、うっ、大丈夫かな、と思っていると、ほどなく左腰がぐにゃぐにゃっと緩み、緊張がとけていく、という動きに繋がった。

‐ なんだかそのままじっとしておいたほうが良い気がして正座のままでいたら、部屋の空気感が変わってきたので、立ち上がってパソコン画面をのぞいてみると、Zoomが閉じていて、ワークショップはすでに終了していることを知った。

‐「あ、終わってたんだ…」と思うと同時に、なぜだか腹の底から元気が湧き出してきた。そして唐突に「わんぱく小僧」という単語が頭に浮かんできた。エネルギーの塊のような体感があって、「いっぱい食べておっきくなるぞ~」という思いが浮かび上がってきて、ちょっとあっけにとられた。

‐ 翌日は、動きのあった頭蓋骨のあたりが重苦しかったので静かにしていた。翌々日、外に出てみると、空間の広がり、物の立体感が増していて、自分がとても安心して穏やかな気持ちでそこに存在している、という感じを抱いた。日中もなんだか眠い感じが続いている。

新潟のKさんの感想:

1つ目のワークでは、最初に骨盤に違和感があり、ギシギシしていたのですが、そのうちに八の字を描くようにスムーズに動き出しその後に、両肩も同様にギシギシしていたのですが、緩やかに動きだし、顔の筋肉が面白いぐらいに動いたり、後頭部と床の設置面が変化していきました。
2つ目のワークは、上記の通り、迷いながら頭の中で考えてしまったところもあったので、体や心に目を向けることが疎かになってしまったのですが、就寝時に体の自動調整が1つ目のワーク同様に骨盤から頭頂まで進んでいきました。
遠隔のセッションは初めてだったのですが、田畑先生の位置で明らかに体の反応が違うことを体験し、上記のように体の自動調整も下から上に順に上がっていく、エネルギーの循環が生じていく、そんなプロセスを体感しました。

心身を根本から見直す必要を感じて Mさん

2020年1月から10シリーズを開始して、その後も継続してお越しになっている大阪在住の方です。反応性が高く、ほとんど触れないうちに、自発的な動きが始まり、タッチによる介入なしに、自発動によって調整が進んだ例です。以下の写真が示す通り、統合への変化が進んでいます。
写真から、Bi Digital O-Ring Test認定医の先生に、酸化ストレスマーカーである8-OHdGのレベルを測定してもらったところ、10シリーズ前がプラス5だったのに対して、10シリーズ後では、マイナス30とう低レベルに減少しています。

Rolfing 10シリーズ

10シリーズ後

心身を根本から見直す必要を感じて Mさん (14回目)

セッション14

‐セッション台にあおむけになって、思いっきり両手を上に伸ばしたところから始まった。

いろんな動きをしていた中で印象に残っているのは、

 ‐前屈して両足の薬指、小指あたりを手でほぐしていたこと。特に右側はつっている感じ 

 が強くて、なかなか治らず、これ大丈夫かな、と途中不安になったが、何とかもとに戻ってほっとした。

‐やはり前屈で、足の裏をもみほぐしていたこと。このときは上半身と下半身をぴったりとくっつけ、こんなことが自分に出来るのだ、ということにも驚いた。足の裏の感触が本当に柔らかくて、その柔らかさに、触った自分が思わず、わっ、と手を引っ込めてしまいそうになるほどだった。

‐左側頭部のあたりの頭蓋骨を、両手をつかって一生懸命動かそうとしていたこと。

‐後半、立ちあがったとき、左足の小指がぴったりと床に吸い付くように収まる瞬間があり、その時点から、両足から根が生えて、床と一体化したかのようなゆるぎない安定感を感じた。

‐そののち、ひたすら上半身、頭部を揺らして、身体のおさまりの良い場所を探す動きに入る。動きながら頭の中では心地よいリズムが刻まれていて、なんだかとても嬉しくなっていった。田畑さんから「どうですか?」とお尋ねがあって、「気がおさまった」とお答えする。最後には、足踏みをして、大丈夫、と自ら確認していた。

‐セッション前半では、柔らかな緑色の木立にところどころ光が差し込んでいる絵、そして後半では、海に浮かぶ真っ白な灯台が明るい光を放っている絵が思い浮かんだ。

<セッション後の変化>

‐両足が地面にしっかりと着地できている感触が、今までの何倍にもなっている。

‐右肩と右腕のつなぎ目にググっとした動きがあって、隙間ができたような感覚とともに、右ひじが後ろに引きやすく、右腕の自由度が増した感じがする。

‐首を左にたおしたとき、左肩がそれにつれて、スムーズに下がっていくようになっている。

‐夜中の2時ごろになるとなぜか目がさめてしまう日が何日か続いていて、なにかあるのかと思っていたら、外から、おへその下あたりにエネルギーをもらった感触があった日があってびっくりした。

‐また、頭の中心から外に向かって押し広げられるような力を感じる日が数日続いたこともあった。それを感じて迎えた朝は、両肩、両腕がとても軽く感じられて爽快な気分だった。

‐顎関節および足首を頻繁に微調整することがずっと続いている。

‐足指の関節が緩まる感触がある。

‐なんだかおぼろげな右肩に、真新しい角柱の木が、肩側と腕側2方向にギブスのように右肩と右手に重なりあっている夢をみた。朝起きてみたら、右腰の入りと右肩の引きが一層しっかりしていた。

‐この日の翌日と翌々日、右の奥歯上下とも、そして右耳の奥の痛みがひどく、辛かった。

前日の変化と関係しているのだろうか。

‐歩いていると、足は地面をしっかりととらえ、足首から上の脚は上に伸びるような感覚がしている。

‐足の小指が外向きに位置をかえ、着地は小指から、地面をけるときは親指から、のような感覚がでてきたとともに、股関節、骨盤のあたりがとても軽く動くように感じられている。また同時に、右腹手術痕のあたりの緊張が緩まっている気がする。

なにか行動を起こすとき、身体がさっと動けるようになっていることが本当に有難く思われる。そして、常に感じられるようになっているのが、うっすらとした前向きな気持ち。いままでなら、面倒くさい、と感じていたようなことでも、ちょっと工夫したら楽しくやれるじゃない、といった態度が知らず知らずのうちに身についている。疲れても、少し休憩すればまた快調に動き出せるし、心身ともに訳の分からない引っ掛かりが激減していることを日々感じる。

心身を根本から見直す必要を感じて Mさん (13回目後)

セッション14回目前までの気づき

13回目のセッション中後半、ひたすら息を吐き、息を吐き終わるか終わらないかのタイミングで、また次の息をせわしなく、しかも強く吐くのでとても苦しい、という行為を何回か繰り返していた。その行為は、徐々に意識に上ってきて、そして徐々に消えていく、という形であらわれていたのが不思議で、どうしてそんな形をとっていたのかずっと考えていたのだが、いま思うに、表層ではずっとその息を吐き続ける行為をしていて、私の内側では13回目のレポートの内容が進行する、という二重構造になっていたのかな、という感じがしている。

<13回目後から14回目前までの間の変化>

‐右足のかかとがしっかりと着地できるようになった。それとともに、両肩から背中にかけての丸み、お腹の前面部のどっしりとした安定感がより一層感じられ、結果、肩の力みが抜けて、腕が自然に下へと降りている。

‐立っていると、腰から後ろに反り返る動きが自然とでてくる。足がしっかりと床に着地していて、手を腰に当てたりすることもなく、足から自然に湾曲した形で後屈している。

‐かかとの着地の安定感が増したことで、左に比べて引け気味になってしまいがちな右腰が入ってきた感じがある。

‐セッション中しびれを感じた両手だが、余分な力が抜け、そして指先から、なにかが放出されていく感じがある。

‐臀部のあたりから、脚に沿って、特に左脚に顕著だが、いく筋ものなにかが下方に流れている感じが頻繁にしている。

‐立っていたら、左足太ももの付け根のなにかが、ガクガクっとずれた感じがし、それ以降、左脚の動きの自由度がぐっと増した感じがある。動かすとへんな引っ掛かりがなくゆらゆらとゆれるように動かすことができる。

‐右顎がずれて噛みにくい感じが続いていたのだが、

  1. 10セッション中から時折現れている、右側肩甲骨あたりの凝ったような違和感の位置が、下方におりてきた、
  2. 右首の張りを感じている位置が、内側に移ってきて、しばらくしたら、右後ろにふりかえる動きがかなりスムーズになった、
  3. 右股関節を外に開く動きを繰り返した後、右脚が後ろにスムーズに引けるようになった、

が生じたのち、ほぼずれが治まって普通に噛めるようになった。

‐右脚大腿骨への意識がとても薄かったことに気が付いた。今まで、足が股関節から始まっていることへの自覚がほとんどなかった。

‐寝た時の身体の力の抜け具合がより一層高まっていると思う。とくに横向きになったときの布団への身体のあずけ具合がとてもよくなっていて、自分はいったいどれだけ身体を固めて生きてきたのだろうか、といまさらながら痛感させられている。

‐世の中のものは、こんなに色鮮やかだったのか、とびっくりするくらい、色彩の変化がずっと感じられている。そして夜になると街灯やネオンサインが今までとは比べ物にならないくらいの明るさで目に飛び込んでくる。一番驚いているのは、現時点で、老眼が治ってしまっていることである。

CS60ワークへのロルファーからの感想と考察

2021年12月に福島での支援活動の合間に、ロルファーの宮原伸宏さんに施術器具であるCS60を用いてワークする機会があったのですが、その後の経過とお気づきになったことをご報告頂きました。以下ご本人の転載許可を得て、レポートをご紹介します。

福島でケアを受けてから1ヶ月ほど経ちまして、不要かも知れませんが、体感のご報告です。

翌日の朝辺りから両膝の疼痛(絞扼感に近い)が出現しまして、最初はツラかったですが、3日程でほぼ消失しました。 ワークの時の(CS60による)叩打によるものなのか、体の使い方の癖やバランスの変化に伴ってのものなのかは判断がつきませんでしたが、膝の内顆周辺の認識は高まった印象ありました。「脚の内側にも膝ができた」といった感じでした。

右鎖骨周辺の固まり感が減り、骨とその周辺の軟部組織の感覚的な区分ができたと同時に、頸椎の認識も高まっているようです。頸椎の認識については、初めはブロックで動いているような感覚が違和感でしたが、徐々にこなれたと言うか、分離して落ち着き違和感は少なくなっています。これには2~3週かかったような気がします。 ワークを受けてからの反応を観て考えたのは、あの(CS60)器具の程好い重さが、身体に与える振動が歩行時に起こる不規則な身体の動揺に近く、骨や軟部組織の認識を高める効果があるのではないかと言うことでした。摩擦の少ない面で擦ることも、細かな振動を与えているように感じました。

上述のように捉えてから、クライアントとのセッションの際に、頸椎・胸椎周辺の問題にも焦点を絞った効果的なワークがしやすくなりました。 ダーツへの効果は、機会がなく確認しておりませんが、体幹背面の左側の認識は安定したように感じます。 右肘周辺の違和感は、時折、振り返しますが、これは、脊柱全体の緊張とも関連しているような印象です。 いずれにしても、気づきの機会を与えて頂き、ありがとうございました。

(CS60による)叩打するテクニックの効果については、1kgくらいの重錘ボール(柔らかいもの)でも再現できたので、やはり、あの重さがポイントなのかと考えています。ボールだと、その後の局所の痛みは生じないようです。10人ほどに試した結果です。 擦るテクニックについては、服の上から深部への刺激を入れる際に、ロルフィングの(肌に直接行う)ストロークと似たような効果が生じている可能性があるかなと考えました。 布地を挟むので、皮膚への刺激はストロークとは異なりますが…あと、手とは違い都度の変化がないので、同じ刺激を反復できるというメリットも有ろうと考えています。

CS60の最も特徴的だなと体感したものは、自分の身体のなかの骨の存在が意識化されることかなと思いました。 緊張の集まる箇所は、張りや重苦しさとして認識されるだけで、骨の存在は希薄になっているように再認識しました。

Rolfer’s note: ロルフィングなどのタッチでは扱わない骨や骨膜への働きかけには、CS60は有効である手応えがあったので、このレポートにある考察はそれを支持するものとして参考になります。

宮原さんは理学療法の講師もされている実力者で、、理学療法士として病院に勤務されており、ロルファーとして東北のいくつかの地域で活動されています。福島での支援活動では、毎回実技のためにマットを車で運んでご協力頂き大変お世話になりました。宮原さん情報

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