ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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武術や整体の経験のあるSさん-Rolf Movement®8シリーズ

セッション1

セッション中に感じたこと
先生の位置取りによって身体のジンジンする感じが移動していく感覚が興味深く、中でも左足の辺りに先生が立たれている時に右足側に強烈に感覚があったのが面白かったです。
舌骨や上下の顎を感覚すると、今まで重力を感じているつもりで感じられていなかったなあと反省させられました。
鎖骨を軽く触れていただき、呼吸と共に鎖骨の動きを感覚する方法は、セッション後の生活の中でも自分に意識を向ける際に使えると思いました。
目を閉じているつもりでも周りの景色が視える時があり、不思議な感じでした。無意識に目が開いていたのでしょうか…?
セッションが一通り終了し、立ち上がった際に脛骨と足が分離されている感覚が強く感じられて、脛骨の下の点で立てている感覚が本当に新鮮でした。
セッション後に感じたこと
一番驚いたのは、セッション中に感じられた気付きがセッションの後にむしろ加速されて、3日間ほど止まらず続いた事です。
鎖骨と肩甲骨が正しい位置に常に戻る力が、自分の顕在意識とは関係なく常に働いている感じで、他の整体や武術等の稽古でここまで気付きの感覚があり続ける事は体感した事がなかったので、終始驚愕しっぱなしでした。
セッション後5日ほど経過した現在は感覚も落ち着いてきて、肩甲帯や脛骨の感覚も少し鈍くなってきているので、次回の体験で更に深い感覚を得られるかと思うと心が踊ります。

セッション2

今回は微睡みの中であっと言う間に施術が終了してしまい、記憶も曖昧なぐらいですが、様々なビジョンが現れては消えていき、聴いたこともない音楽が頭の中で流れていて、面白い体験をさせていただきました。
施術後に先生と一緒に撮影した写真を確認させていただいた際、明らかに腿の外側の要らない力が抜けていて、立ち姿が端整になっていたことが非常に印象的でした。
セッション後に感じたこと身体感覚の深まりが加速しているのを2週間経った今でも感じています。
鼻を意識して能動的に呼吸せずにただ呼吸を眺める状態がデフォルトに近くなったり、手掌腱膜が伸びることで肩甲骨が抜けて稼働がスムーズになったり、大腸が動く感覚に気づいてこれが「肚の虫の声を聞く」というやつなのかなとワクワクしたり、とにかく楽しい気づきばかりです!

セッション3

セッション中に感じたこと
今回は前回までと違い、うつ伏せから始まりました先生の移動事に胸椎〜足裏〜側頭部、耳まで呼吸が深くなる(先生の言葉で深くなるのに気づく)仰向けに以降して膝を立てる姿勢で、先生にヒモトレをつけていただいたのですが、ヒモの補助があると外側の力が抜けながら脚が開いていく感覚を覚え、これは自分でも家で出来るし、効果テキメンだと思いました!知らない音楽は相変わらず耐えず脳内で再生されていました。
セッション後に感じたこと
前回までと同様に身体の変化に気づく感覚は持続しましたが、その持続期間と感覚の深さが回を重ねる毎に長く深くなっているのを感じます。また、セッション中には気づかなかった感覚にも後から気づくことができ、今まで正しいと思っていた身体の扱い方とは全く逆の感覚で楽に立つことが出来るという発見を自然に出来たりしたので、マインドから変わっているのかなと本当に不思議な感覚です。

セッション4

セッション中に感じたこと
今回は横向きでの施術がメインでした。すぐに眠気が来てしまい、先生に語りかけられているのかも曖昧なままただ出てくる言葉を口から出していた記憶があります。笑施術後は脊椎の張力が一定になったような感じがして、写真にもそれが現れていました。
セッション後に感じたこと
今回は側臥位だったからか、施術後しばらく経って浮遊肋骨の尖端あたりに感覚が集中し、そこに上の肋骨が乗ってくるような感じがして、今までの前後軸の真ん中のイメージが改まりました。

セッション5

セッション中に感じたこと
中心軸胸郭の裏側が溶けて広がる感じ先生の誘導によって気づける部分の大きさを感じた30分という時間とは思えない時間の濃度でした!

セッション後に感じたこと
自分に起きたことが相手にも起こった施術した日の夜の感じたことのない眠気身体のどこからとかではなく、軸がそのまま移動している感じ空気に支えられて立っているような感覚

セッション6

セッション中に感じたこと
うつ伏せで脚に対するアプローチでした。うつ伏せで横になった瞬間から肋骨全体が広がる感覚を得て、それが広がったと思ったら一分も経たずその感覚を卒業して、呼吸を意識しない、ただ眺めるというような感覚に至りました。その後はまた歌が聴こえたりイメージが浮かんだり…最近とある動画でお坊さんが仏教の瞑想法では脳を能動的に考える器官ではなく、思考を受信する器官として捉えるというようなコンセプトを拝見したのですが、まさにそんな感じで、眠っているのではなく深い瞑想状態を体験しているんだなあと、自分の中で解釈しました。

セッション後に感じたこと
セッション後はまた軸が細く繊細に研ぎ澄まされた感じがしました!解剖学的な感覚で言うと大腿骨の内旋動作が歩行の中で自然に使われるようになって推進力が増した感じがします。また、回を追うごとに気づきが加速し続けていたところから緩やかに落ち着いて来ているので、ロルフィング8シリーズでの体験が佳境に差し掛かっているのだなと感じています。

セッション7

仰向けでのセッションで、今まで同様呼吸から入っていきましたが、途中から頭に対する施術が入り、眼の裏側の筋肉を初めて感じる事が出来たような気がします。

セッション後に感じたこと
脚から背骨にかけての軸がある感覚はもちろんですが、それとは別に、構造的に浮いている骨もあるんだという事が体感からわかってきました。例えば脚でいうと脛骨は足関節を強く作っていますが、腓骨は浮いている。甲状軟骨や舌骨も浮いていて首を回すときに回している頚椎とは独立して動いていることなど、考えてみれば当たり前ですが、感じることが出来て初めて本当に気付くことが出来た気がします。

セッション8

セッション中に感じたこと
第8回は今までの感覚の総復習のような形で、先生からのタッチも少し多めに、全身を調整していただいた感じがでした。呼吸が深くなるのも、自身と空間の境界がなくなっていくのも、感覚を掴んできているのか、以前よりも早くなっているのがすごくおもしろいです。

セッション後に感じたこと
360°空間から推し支えられている感覚が出てきました。また、地面を推している感覚と地面からの反発の感覚に加えて、地面の下まで力の作用のベクトル?(言語化が難しい)感覚が発現し、非常に興味深く観察しております。

心身に向き合っていきたいMさん(10/10)

*****<今回のセッションでのこと>*****

はじめ、足の裏からピクピクして、じんじんあたたまるように感じました。
だんだん楽にする感覚が身体全体に広がって、後頭部を伸ばすように委ねるのを思い出し、呼吸がおながにおさまると、手のひらがじんわりしてきました。
力を抜きながら、脚にしっかりとした軸が入っていて固定されているような感覚でした。

呼吸と身体が平坦になるイメージに落ち着いたあと、肋骨あたりに触れられると、自分が保ちたいと思うタッチとの距離感がうまれ、
それに合わせて呼吸をしていると胸から頭側があたたかくなりました。
おへそのほうに触れられると、そっとした感触が背中側までまっすぐ伝わっていき、息を吸うと弧を描くように下腹に移動して、呼吸に合わせて感触が行ったり来たりしました。
平坦だったイメージから、胴体を中心にメリハリが生まれる感じがしました。

この日は花粉の影響なのか、目と鼻の奥が腫れぼったく頭痛もありました。
頭や肩首まわりを伸ばしていただいているうちからすっきりしていき、ありがたかったです。
数日経過しても目の充血感や鼻の腫れぼったい感じがなく、頭も軽く快適です。

セッション中、自分から身体を楽にすることを感じてバランスをとるようなときがあって、
あえて言うと「いまの身体、いまやろうとしていることを理解する」ような感じでした。
これまでのセッションで体感したものや思い出したり内観する時間が自分の身に成りはじめている気がしました。
田畑さんと一緒に身体の声を聴いているような感覚でした。
10シリーズをはじめたころは、緊張からなのか、とてもくすぐったいときがあったのですが、今ではそういうこともなくずっとリラックスようになりました。
ベッドが変わったのかと思うほど、身体にしっくり感じたことをお話ししたときに
「委ねかたが、よりうまくいくようになったのでは」というような感じのお返事をいただき、なるほどと思いました。
身体を起こしてすぐに軽さがあって、関節から手脚がぶら下がっているリラックス感、肩まわりの軽さ、身体全体にサラッとした心地よさがありました。
帰りの身支度をしている時から、なんだか「ようし、やるぞー」という気持ちが湧いてきました。
10シリーズをすべて体験して一区切りの気持ちがあるのか、はじめましての挨拶をしてわくわくしているような心地です。

*****<10シリーズでの体感と共鳴テンセグリティが重なったイメージ>*****

梶川泰司先生の共鳴テンセグリティワークショップをきっかけにロルフィングを知りました。
個人的なイメージではありますが、ときどき共鳴テンセグリティのモデル製作時の体感と重なって思い起こすことがありました。

セッション後、身体自身が身体を持ち上げるような軽やかさを感じ、「身体を支える」概念が経験を通して新しく変わりました。
身体の全部が繋がりあって自分を持ち上げるイメージと、共鳴テンセグリティモデルの張力材と圧縮材が繋がりあって自立する感覚が、似ていると感じます。

ロルフィングセッション中、触れられたり押されたり動かしたりしたとき、身体のネットワークを感じることがあります。
ひとつの箇所から全体が繋がりあってバランスが生まれているように思え、このイメージも震える共鳴テンセグリティモデルと重なる体感的なものがあります。

以上のようなイメージに合わせて、普段の身体の動かしかたにも変化が生まれています。
局部的に力や負荷がかかり「このまま動かすと無理しそうだ」と察して、負担を逃す動きと力の入れかたに切り替えるようになりました。
以前よりも身体を全体として捉える見方が身につき、柔軟に扱えるようになりました。
これは身体以外にも精神的な視点や物事の捉え方にも影響しているだろうと思います。
視点がより柔軟になり、全体的に眺めるような感覚が広まりました。
今のわたし自身の感じ方の傾向も働いていると思いますが、先入観よりも何が起こるか決めつけずにありのままに任せるようなスタンスと
自分自身の中にある自然の存在を感じる感覚があり、それもロルフィングと共鳴テンセグリティを繋ぐイメージとして持っています。
ロルフィングをはじめてから、この点での精神と身体のバランスがうまくいき始めているように思います。

*****<10シリーズの日々での全体的なこと>*****

10シリーズを開始して、いろんな変化や心地を見つけることができ、おもしろい日々です。
レポートを書かいて言語化することも、セッションの一部としてとても大切なものでした。
ロルフィング経験以前では、情報や常識みたいなものを頼って、自分の心身のために「こうした方がいい」と思うこと漠然と手探りしていたように思います。
情報や方法が間違っているということではなく、それ以前に自分にとってどんなことをしたらいいのかを知る術がわからないままでした。
ロルフィングを経験して、それを知る機会に巡り会えたと思います。
頭をからっぽにして、自分自身で体感して、内側の声を聴いて。気付きの日々が新しいものに変わりました。

もしかしたら日常でいろんな情報や空気に触れていくうちに、いつのまにか自分の感覚だけれはいられない気持ちが増えていき、
気づかないうちに自分にプレッシャーをかけているのかもしれません。
セッションの後は、自分の中でいつのまにか凝り固まったものが、ふっと無くなって、リセットさせてくれる心地も感じました。

セッションを重ねていくうちに、「思い出す とはどういうちからがあるのだろう、どんな役割をするのだろう」と考えるようになりました。
心のこと、身体のこと、感覚と意識のこと、いろんな思い出しかたとその力がさまざまにあると感じます。
セッションでのことを思い出す時間は、セッション後も身体続けている何かを見つけるような感じでもあり、セッションの感覚を再生するような感じでもありました。
レポートを書き終わると、身体が整ってスッキリすることがほぼ毎回起こりました。
思い出して向き合っていくことで、体験が自分の身になっていくようでした。

自分の中に見つけた静かな場所のようなものだったり、ごちゃごちゃしていたものがすっきりして明瞭さを感じるような余白の存在感だったり、
セッション中に繰り返し感じられた安心感だったり、自分の中に流れる心地いいものや冷静なものをとても感じられるようになったと思います。
このことが、この先のことをわくわく感じさせてくれます。気楽さのようなものが生まれたのかなと思います。
この気楽さは、柔軟さとか受け入れる力とか、やわらかくて風通しのいいものをもたらしてくれる気がします。
なんと言いますか、身体とは前向きなものなのだなと感じます。

八ヶ岳ワークショップの感想(Mさん)

2023年9月1〜2日に八ヶ岳ORで行われたワークショップに参加されたMさんからその一ヶ月後に感想をお寄せ頂きました。以下ご紹介させて頂きます。

ワークショップを終えて、しばらく経ちますが、「振り返る」という感覚はしっくり来ません。 今でもずっと自分の中で経験した時間が変化しながら・発見されながら、いろいろに息づいてい るようです。言葉が浮かんで来ても、そんなふうに続いている感覚の中にすぐに還ってしまい、困 りつつも、幸せに感じます。今でも、あの場所でみなさんと一緒に過ごせたことが、じんわりと 嬉しくなります。

<1日目>

共鳴テンセグリティ®モデル制作では、以前参加した30strutsモデルの時とは異なった体感でし た。角度があるからなのか、アクロバティックな感覚がありました。手の中で変わっていく空間 と頭の中のイメージを、忙しなく往き来していました。圧縮材と張力材の長さの関係に繊細なバ ランスを感じました。多角形と角度の関係への視点が、個人的に新鮮で、今まで意識しなかった 視点が出来てきている気がしています。

完成したモデルからは、張力材を弾くときの「やわらかさ」・両手で抑えたり置いて押したと きに感じる「張り」、双方の緩急をとても感じます。細かく左右に捻れて震える様子が、よりいっ そう印象的です。 制作しながら、自分にとってモデルの構造とパターンを解釈する時間があり、人それぞれにモデ ル完成へのプロセスがあるのだと思いました。またそれは、個性の道筋の現れのようにも感じら れ、ワークショップ中、自由な空間が広げられている空気に満ちているのを感じ、わくわくしま した。言語化できないままのものや、発想の可能性が育まれたと思います。

手で触れ、動かしながら考えていく体感と共に、変化や生まれてくるものを感じ、その一連の中 に、頭で理解する以前の経験があり、まるで植物にとって良い土が耕されていくようでした。今 でもふと新しい発想と視点に出会うときに、同時に共鳴テンセグリティ®モデル制作の記憶がちら つくことがあります。ワークショップを通して自分の中でほぐされているものがあるのだと思いま す。 「知る」ということは授かったり受け止めたりすることだけでなく、自発的に扉が開かれたそ の先で、新しい発想や視点に出会いやすいフィールドが出来上がることでもあるのかもしれない と感じます。

<2日目>

3日間を通して思うことですが、ありとあらゆる空間の感じ方に出会えました。 二人組になって互いの安心する静かな位置を探しているとき、決してどちらが一方的に主張し たり、汲み取ったりするのではなく、互いの存在感が均一になっていくような気がしました。 自分の心地よさ、相手を気遣うというよりも信頼するような感覚、立ち止まって心の中を空っ ぽにするように、ただ待ちながら純粋に感じ取られるものだけに身体と心を澄ませる、そうして いくうちに、周りの音は別の質感になっていました。パートナーの方の、声だけがよく聞こえてく る、感じられてくる、相手の中で起こっていることを自分が勝手に想像したりしないで、互いに出 来上がらせていく空間の一部分どうしになるイメージがありました。 周りに調和しながらも、独立した空間を感じました。この感覚は、共鳴テンセグリティ®ドーム の中でも感じられました。

1日目に制作したモデルを使って、身体にどんな反応を感じるのか。

働きかける側のとき、序盤の位置探し・空間づくりの影響なのか、自分が何かをしようと思った り、相手のことを解釈しようとしてはいけないような気がして、なるべく無心で、そこに起こって 来るものを見ようと思いました。共鳴テンセグリティ®モデルを掲げたり触れたりしていると、モ デルが仲介役になって、パートナーの方との何かを繋げてくれているような感覚でした。 パートナーの方が言語化してくれるアウトプットも、抽象的だったり、イメージを共有できるよ うな気がしました。

三人組で位置や空間を変えてみるワークショップでは、テンセグリティドームに入る実験でグ ループごとに個性を感じたので、「違う人との組み合わせだったらまた違うことが起こるんだろ うなあ」というのをより強く思いました。 ワークショップ中、三人で実験していく時間が楽しく不思議さもありつつ、なんだか深遠な心 地よさとイメージの中にいることができ、同じグループだった方々に感謝の気持ちが湧いてきま す。 終盤までたっぷり、動く順番を変えずにやり続けたのですが、順番によって心地よさの探しか たなどが変わってきそうだなと、感想を交わしながら感じました。 自分は三番目に動く役で、繰り返しているうちに先に動く二人が、自分にとっても心地よいと 思うところに動いてくれるので、「あまり動かなくても良いな」と、受身的に心地よい変化を見 つめているのを感じました。静かに佇み苔むしていく岩のような気持ちにもなりつつ、あえて冒 険してみようという気持ちで動いていました。 ずっと静かな気持ちのままで、同調・自立・尊重と「ありのまま」をそこで感じ取っているよ うでした。

共鳴テンセグリティ®ドームの中に入ると、皮膚が微かにじんじんするような感じでした。前方 上に伸びていくような感じを三人ともが感じていました。ドームの中は開放されたまま籠った空 気に包まれている感じでした。風の流れかたが違うように感じました。中で寝っ転がったとき は、時間の流れを忘れるほど静かでした。

<質問や発言しあう時間・全体を通して>

表現のしかたが人それぞれで、その人からそのまま、そのときいま汲み上げられて来ているよ うな言葉に思えて、とても楽しく、学びのある時間でした。抽象的・イメージ的な表現もたくさん あって、共有の余地を感じるやさしい空間だと感じました。 多彩にさまざまな人たちが集まって、言葉にしながら言葉にできないものを共有し合ってい て、ひとりひとりが尊重し合い・され合っている空気を常に感じる、素敵なワークショップでし た。

言葉というものも、また空間なのだと思います。

いろんなことを、静かに繊細にしみじみ感じ続ける3日間でした。 日々、言葉を使うことに対して興味を注いでいるのですが、このワークショップを過ごし、明 らかに楽しさ・おもしろさが倍増しています。

梶川先生の講義と共鳴テンセグリティ®モデル制作のときに出会う新鮮な発想や視点の体感も、 田畑さんの空気で語るような静かな空間の中でのワークショップも、普段じっくり見つめられていなかった大切なことがいっぱい広がっていました。単なる素晴らしい思い出にとどまらない、 新しい種や開花を感じた場所として、私の中に息づいています。 共にした皆さんと初対面とは思えないほど馴染み合えて不思議でした。幼い頃、好奇心のまま にやっていた遊びや感じていたことをたくさん思い出しました。 皆さんから、とても素敵な気持ちをいただきました。自分の中にこれからもずっと変わらな い、やさしく頼もしいものが心の中に灯っています。ワークショップで感じた安心さや感覚は消え るものではありません。 素晴らしい実験と体験、楽しい時間に参加できたことをとても嬉しく思います。 心から、ありがとうございました。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 10/10)

記事待ち

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 9/10)

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 8/10)

セッション8

約二ヶ月ぶりの施術を行なっていただいた。 日々の生活で、身体が疲れたと感じると自然と以前の施術中の姿勢や意識が出てくるよう に感じていたことを不思議に思っていたが、今回の施術で間違いなかったと確信できた。

足や腰、背中あたりを触れられていると、身体が思い出したかのように動き出すような感 覚があった。特にうつ伏せ状態の際は、触れられている部分とは逆側に力みがなくなりバ ランスが整っている印象が強かった。

身体が正しいバランスを欲しているような不思議な感覚は、無意識に身体が正しいバラン スを知っているのだと考えた。 時間が経つにつれ、身体が思いだし自然と楽な姿勢へと導いてくれることは、不思議な感 覚だが興味深い出来事であった。

元々あった胸痛は和らぎ就寝の際の姿勢も楽になってきた。

自分自身の身体と会話するかのように、日々楽しみながら残り二回の施術も新たな発見が できるだろうと非常に楽しみにしている。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 7/10)

セッション7

施術も七回目となり、上半身や首元を集中的に行なっていただいた。 回数が増えるにつれて、施術中もリラックスできるようになり、体の微妙な変化により気 付けるようになった。

特に口の内部や鼻付近は呼吸との繋がりをしっかり確かめられ、口・鼻から気管支、肺へ とつながる「道」のようなものが開いている感覚になった。 それは日常生活においても歩行中や就寝時などの何気ない瞬間にまで影響があり、無意識 のうちに感じ取れています。

体調の変化も感じられ、胸の痛みの軽減はもちろん腰や首の緊張感も少なくなっているよ うに感じます。

残り三回となり、終盤に向かっていますが日々自らの身体の変化を楽しみつつ次回以降も 施術を行いたいです。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 6/10)

セッション6

施術も後半になり、足元からはじまって腰や背中を中心に今回は行っていただいた。 うつ伏せでの施術は初めてであったため、初めは身体の緊張があったように感じた。

しかし、触れられた部分から自然と力が抜け、体全体が重力に逆らわず存在しているよう な浮かんでいる感覚があった。 日常生活でも、歩行中に頭のてっぺんから釣られているように感じることが多く、無意識 のうちにバランスが整っていることに気づくことが多くなった。

また、立ち姿勢の際目線が下向きがちだったが、その目線が逆に疲れるようになり、少し 正面を向いたほうが楽になり、腹部の圧迫も和らいでいるように感じる。 仰向け姿勢で寝る際、腰の裏にタオルを入れ込んでいたが、それが必要なくなったことも 効果として現れているのではないかと感じた。

残り四回となり、より一層の効果が見られることをとても期待しています。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん( 5/10)

セッション5

これまでの四回の施術で足から腰にかけてのバランスが非常に良くなってきたように感じ ると同時に、背中や肩・腰の歪みが気になっていました。

今回はそんなこともあり、足から腰のバランスを再度整えていただくことで、上半身がし っかり乗る?ようにしていただいたように思い、腰を中心に下半身と上半身が真っ直ぐに 乗っている状態が、リラックスした楽な姿勢であると感じました。

また、両手でボールを持って歩行することで、姿勢が猫背にならない体制がバランスが良 いように意識も変化することができました。

ちょうど折り返しなので、残りの施術も楽しみながら実感していきたいと考えておりま す。

「酷い猫背で」受けにいらしたSさん(4/10)

セッション4

四回目から骨盤の施術として新たな体制が多く新鮮なであった。

一回目から三回目に施術を行ってもらった脚のバランスは相変わらず整っているように感 じ、その上にある骨盤やお腹周りが逆にはっきりと疲労しやすいように感じていた。

横向きで足と骨盤の繋ぎ目の動きとともに腸内を意識することで、少しずつお腹の内部に 広がりを感じるのは非常に興味深かったです。

座りながら背骨?辺りを押されつつ、両腕を上げ下げする動作では、酸素が頭から抜けて いくような感覚があり、呼吸が深く感じることができました。

時々呼吸が浅く感じたり、酸素が薄く感じたりしていたので、その改善も期待されるのか なと思いました。 無意識のうちに自らの身体が変化していくことをとても期待して、残り六回を楽しみにし ております。

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