ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

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様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 3/10

今回の施術は、身体の側面を施術台に乗せて開始だった。

施術台につけた脚を曲げたのかな?

と疑問に思うのは、

施術台に最初に接地したのは右側だったことは覚えているのだが、

左側を施術台に接地させた際、曲げる脚を間違えて、自分が身体のどこを

どう動かしたかが思い出せないまま、曲げていなかった方の脚を曲げて、伸ばしていなかった方の脚を伸ばすように言われた、ことだけ覚えている。

それくらい、身体の各部分がばらばらになったように感じていた。

身体はばらばらになって、新たに組み立てられて繋がった。

施術後、歩いてみたら、右脚を出すと右半身全体で、左足を前に出すと左半身全体が前に進むように感じた。

歩くことが施術前よりも楽だった。

歩く時に足裏にかかる重みが減った。

今回の施術の後に、すぐに感想を書こうという気になれずにいたら、

ほぼ全部のことを忘れてしまった。という感じ。

覚えているのは、

頬骨のあたりを施術された時に、頬が首や肩に大きな力をかけて

のっかっている、と気づいたこと。

そして、もう1つ覚えているのは、

「寝る時にどうやって寝ていますか?」 と訊かれたこと。

「仰向けに寝ています」

と自信を持って答えた。

なぜなら、毎夜、意識的に仰向けに寝ているからだ。

小学校の終わりの頃からの、林間学校とか

修学旅行とかいった強制的な集団での宿泊時、

一人ではなく大勢で一緒に同じ部屋で寝るという自分にとって

不自然は状況で、寝るために、

仰向けに寝て目を閉じて寝たふりをしていると

寝られるということを発見した。

それ以来、「仰向けに寝る癖」がついたというかつけた。

仰向けに寝てすぐに熟睡することを覚えて以来、夢を見る回数も減った。

ほとんど見なくなった。

悪夢からの解放でもあったので、良いことでもあるようで、ちょっと

つまらない。

今回の施術の後、

寝返りをうったり、横向きに寝ていることに

気が付いた。施術を横向きで始めたからだろうか?

寝た後の髪の毛の寝癖もすごい。

仰向けになって寝たふりをして入眠する癖をつけて依頼、髪の毛に

寝癖がつくこともなくなっていたことに改めて気付いたほど、最近の寝癖のすごさは、お見事だ。

12月2日の施術以来、寝ている時の自分はかなりアクティブになった。

かかなかったいびきもたくさんやっている。

毎夜、「スリープサイクル」というアプリで記録をとっているので明かだ。

今まで1ヶ月に1度、いびきをかけばいいほうだったのに。

そして、夜眠くなるようになったのもスゴい変化だ。

鼾はそのうちおさまってほしいのだが、なにかの解放になっているような気がして、いいぞ!と思っている。

夢も見るようになった。

仰向けに固定、で、鼾もかかず夢も見ないミーラのような自分が生き返った

ように感じる。夢も見るようになって嬉しい。

前回の施術の後、首のしつこい痛みがすっぱり取れたと思った翌日、ものすごい頭痛に見舞われた。この頭痛、もしかしてずっとあったのに首の痛みが

すご過ぎて、この頭痛に気付かずにいたのかもしれない。怖ろしいことだ。

1日寝ていたら頭痛もとれた。

今回の施術の後、首と肩の痛みもとれたのだが、一週間経った頃、また痛みが顕れた。奥から盛り上がってきたような痛みだ。

前回の施術の後に感じた、肩と首のまわりに広がる空間、それを感じると痛みはとれる。

今までと違う。

自分が自分の身体を牢屋に閉じ込めていたように感じる。

鼾や夢も含めて施術のおかげさまで、解放された気がする。

鼾も寝癖もいいぞと思う。寝ている間の自分も生きている感じだ。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 2/10

前回の施術以来、大分楽になった首の左右側面と首と肩の接地点が、

施術前日の夕方から首をふると右側に痛みを感じるようになっていました。

痛みがあるとは言え、「動かすと痛い」というのは、

前回の施術前の「何もしない状態で痛い」

に較べると随分と楽な状態でした。

今回の施術は、うつ伏せから始まりました。

向けたい方向に顔を向けてのうつ伏せ

ということで顔は右へ向けました。

案の定、右の首の付け根に痛みを感じたのですが、

そもそもの痛みというより、首の置き方が悪いことによる痛みだと感じていました。

痛いのにもかかわらず、ポジションを変えようとは思いもせず、

田畑先生の手で足の甲を支えられつつ、痛いけどいいやと思っていましたら、、、

「今どんな感じですか?」

と声をかけられました。

状況に全く関係ない気がしつつも

「首が痛いです」と答えました。

うつ伏せで上を向いた足の裏に、ボールを置かれました。それまで足の親指だけで支えていた足が地面に触れた気楽さになって肩の力が抜けました。

その後、右脚のふくらはぎの辺りをクルクル小さい円を描く感じでさすっていただいていたら、首から足先までつながるゴムのイメージが頭に浮かび、ねじられてピンと張ったゴムが、円を描くようにさすっていただくことでネジれがとれて緩んでいく感じがしました。

「痛い」と言った途端に首の痛みはとれていたのですが、

ピンと張ったゴムが緩んでいく感覚につれて、首と肩の間がどんどん伸びて、右半身もどんどん伸びて、右脚が左足より20cmくらい長くなってしまったという感覚を覚えていました。

頭の右側と左側をさすっていただいているうちに、左右の脚の長さがそろってきたと感じました。

施術後、立ち上がってみると腰から上の

上半身が軽く感じました。

今までは、自分の身体にしがみつくように

体重をかけてくる上半身を背負っていたんだと思いました。

田畑先生の「身体を動かして感覚を味わってみてください」という言葉に従って、

色々身体を動かしてみましたら、

全身の各部分の接合点の癒着がとれたのか? 

身体のそれぞれの部分が、1つの身体としてコラボする位置関係に変化をつけたり、重心をかける位置も

意識的に工夫出来るようになったと思いました。

今までは硬い1つの固まりだった身体に色んな部分が出来たというか、柔らかい繋がりで動きに自由が生まれたと感じました。

立ち上がってみて、頭の上に空間が広がっていることも感じることができました。大発見でした。

左右上下から壁が迫り来る

狭い場所に閉じ込められていた身体が広々

とした空間に、伸び伸びと居る感覚を味わってウキウキという言葉があう心持ちになりました。

施術後の正面からの写真では、亀が甲羅にひっこめていた首を出したくらいに、首が伸びていました。

施術後、電車に乗って移動中、首の右の付け根に施術前より範囲は小さいですが痛みが出たので、右首のまわりに広い空間を感じてみたら痛みがなくなりました。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 1/10

症歴:頭部トラウマがあり、顎関節症手術、腹部内視鏡術を経て、鬱傾向が有り。

ロルフィング10シリーズ初回

施術のベッドに寝転がり、施術の開始を待ちました。
「施術の開始を待つ」
という感覚を持ったことも、
その時にそう感じた、と意識していたこと
も自分の中に芽生えた感覚ながら面白い
と、施術台の上で感じていました。

ベーシック10コースの最初だったわけですが、今までにロルフィングやロルフィングと
CS60のミックスを田畑先生に施術していただいたことが、あり、その度に、身体の微細な変化へ意識を向けているからなのか、
心の変化をくっきりと見つめていることに気がつきます。

10月31日は、施術台から1メートルくらい
距離をとった場所から、田畑先生の立ち位置への感覚を確認してくださる、田畑先生の声かけに、自分の存在がその場所に在ることへの赦しを得た安堵を覚えました。

施術台の上での存在を空間からOKをもらって
「お任せします」という気持ちになりました。

右足の甲の施術中に右肘から下が施術台より
少し浮くようになりそれが最後まで続いたのですが、腕には痺れたという感覚も全くなく、施術前にあった右手首の凝りのような感覚がなくなっていました。

右足はたまに痛くなるような負傷経験の
ある場所で、覚えているだけでも3箇所。
右足の親指: 素足の状態で鉄の扉に挟まれる
右足親指の付け根: 捻挫
右足の甲: 車に轢かれる(骨折はせず)

右親指と甲の痛みはなくなりました。
それから常にある首の痛みが軽くなりました。

最初の施術が
足の部分に集中していたのは
立つ土台ということだったからと施術後、
施術前と後の写真を見ながら
伺いました。

施術前後ろから撮影された
左に傾き縮んでいた私の首は
息を吸いこんだままつぐんだ口元のように
縮こまっていた私の首は、「はぁ〜」と
息を吐いたようにリラックスして見えました。
施術後の首は
また、いっぱい息が吸い込める余地が生まれたようでした。

気がつかないで縮まっていた身体の色々な部分が伸びたようで翌日から2日間は一日中
すごく眠くて、眠りにつく度に
深い眠りを経験しました。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session6

セッション6回目、10シリーズ後半開始です。

今回は左右へ重心を移す動作を確認してから、施術が始まりました。

器具を使用してさすりながら、調整をしていただきました。セッション後にお聞きすると、CS60とのこと。名前は知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。これまでのセッションでも、おそらく使われていたと思います。

調整を終えて仰向けになった時に、背中が充実している感覚がありました。

座った姿勢で両腕を前に伸ばし、まっすぐに上げる動作を確認していただきました。力の伝え方がイマイチ上手くできていない気がしました。腕を使うという単純な動作に、下半身や胴体を効果的に参加させられると良いのですが、なかなか難しいです。

歩いてみると、骨盤が左右へ流れるように動くのが感じられました。上体と下半身が気持ちよく分かれている感じです。この感覚を大切に味わいながら、次回のセッションを待ちたいと思います。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session5

セッション5回目は仰向けでの施術をして頂きました。
下肢を中心に調整した後、片足をベッドから下ろして丹田辺りを抑えられながら、じっくりと股関節周辺に働きかけていきました。
施術を終え、立ち上がって歩いてみると、これまでと大きく異なる感覚がありました。膝の内側の感覚が強まり、腰が深くなり、上半身が広がった感じがしました。
予想していなかった変化に驚くと共に、開放感のような嬉しさを感じました。10シリーズを半分終えて、すでに期待していた以上に変化していると思います。ここからどのように変わっていくのか、まだまだ楽しみが続きます。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session4

セッション4回目。始まる前、田畑さんに、歩く際に足で踏みしめる感覚が出てきたことをお伝えしました。
今回は横を向いた姿勢でのセッションでした。首を少し調整し、主に脛から股関節辺りまでを施術していただきました。
右半身を調整された後、左右の感覚が大きく異なるのを感じました。右側の方がゆったりとベッドに沈み込む感覚がありました。
左側の調整を終えて、股関節を意識するよう伝えていただき、座ってみると、骨盤の収まりが良くなり、輪郭がクリアになったように感じました。歩いてみると膝に弾力を感じました。
セッションが進むにつれて、身体の使い方が変わってきたことを感じています。時折、気持ち良く歩けていると感じることがあります。足裏からふくらはぎにかけてや、背中に少し張りがありますが、今まで使えていなかった部分を使えてきたのかな、と思っています。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session3

セッション3回目は立った姿勢を撮影したあと、歩く動作、そして両腕を上げる動作を行うところから始まりました。腕を上げる際の、下半身の支えを見てくださっていたのだと思います。

今回は横向きの姿勢での施術でした。
最初に右側を下、次に左側を下にした姿勢で、主に膝周りから大腿部を調整いただきました。その後は仰向けになって、両膝を立てて安定する場所を確認しました。最後に上半身を起こして座り、両腕を上げる動作を行いました。体重を足で支えられるようサポートしていただきながら、何度か動作を繰り返しました。しっかりと足で体重を受け止められると、楽に腕を上げられることを実感しました。
セッション中は疲れていたのか、ほとんど眠っているような状態で、感覚を尋ねられても上手く言葉にすることができませんでした。田畑さんにお話すると、「言葉にできない感覚もあるので、何も考えない方がかえって良いこともありますよ」と言っていただきました。また、随意筋と不随筋の関係など、短い会話を通して身体を考えるヒントをたくさん頂いているように感じています。
今回のセッションを終えて、重力と身体との関わりに興味が湧いてきました。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session2

2回目のセッションは、前回よりも落ち着いて受けることができました。
今回はうつ伏せでのスタートでした。最初に繊細なタッチで身体各部に触れられることで、力みが抜け、呼吸が深くなっていきます。身体とベッドが一体になる程リラックスした状態になったところで、スムーズに施術が始まります。
まず左足から、左膝、左腰と左半身に触れながら、調整をしてくださいました。そして各部の(おそらく姿勢を作る上で大切な)ポイントを抑えていただきながら、半身を水平方向に伸ばしていきました。身体に感覚をインプットするような感じがして、前回印象的だった「再教育」という言葉が思い浮かびました。
右側も触れ方は少し異なりましたが、同様の施術をしていただきました。仰向けに立って膝を立てると、前回のように左に傾くことなく、安定している感じがしました。右首に少し違和感がありましたが、全身が変わろうとしているのだと思いました。
ベッドに腰掛ける姿勢になると、全身がリラックスしていて、赤ちゃんの体に戻ったように感じました。姿勢がだらりと前傾していたので、背中に当てられた手を押し返す、という処置をしてくださいました。これですっきりと座ることができました。
歩いてみると、以前より無駄な動きが減り、スムーズに歩けるように感じました。股関節の位置が定まって、ぶれない感覚です。
施術中に「どういう感じがしますか?」と問いかけられるので、自然と身体の状態に意識が向かいます。すると骨の輪郭や、僅かな皮膚の反応など、普段よりも敏感に察知できます。そういった身体に目を向ける練習も含めて、「再教育」なのだろうと思っています。
田畑さんの施術は迷いがなく合理的で、納得し安心して身体を委ねることができます。次回はどのようなセッションをして頂けるのか、想像もつきませんが楽しみです。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session1

ロルフィングセッションを受けるのは初めてなので、楽しみでしたが、少し緊張していました。田畑さんには、子どもの頃、海の岩場で右足の親指を切り、今も右側にうまく体重が乗せられないこと。そのせいか首・肩周りが疲れやすく、左腿裏側が固いことをお伝えしました。
姿勢、歩行の確認をして、ベッドへ横になると思ったよりも柔らかい。楽になれる首の位置を探すと、少し左を向いた角度になりました。
体や空間を丁寧に感じ、呼吸が深まる時間を経て、田畑さんが右足からセッションを始めてくださいました。
ふにゃふにゃのボールを足裏と手に当てられると、つられるように全身の力が抜けました。右足の位置を調節されるのに誘われて、頭の角度が右の方に変わっていきました。足先や脛に丁寧に触れられたのが印象的でした。
続いて左足へ。右足も短い時間の施術だったと思います。両膝を立てると、どんどん左側へ傾いていく。バランスを崩してしまいそうでしたが、それならそれで良い、受け入れようと思いました。傾く動きが落ち着いたところでセッションは終了しました。
歩いてみると、踏み出す足に重みがありました。呼吸は普段より深い。身体の各部に迷いがない感覚。子どもの頃の怪我が、傷はすっかり治っているのに、影響が残っているのは考えてみると当たり前。ですが不思議だとも思いました。田畑さんにそのことを伝えると「再教育することができる」との言葉が返ってきました。治療ではなく、再教育。セッション中は筋肉や骨よりも、微細な組織に働きかけられているように感じていたことを思い出しました。帰り道でも、足取りがしっかりしていて、頭はすっきりしていました。

翌日も右足の親指が以前より使えていると感じました。少し古傷が疼く感じはありますが、嫌な感じではありません。翌々日には、なぜか左足の親指が同じように疼きましたが、すぐに治りました。全身が右足に合わせて変化しようとしているのだと思います。次回のセッションが楽しみです。

センター軸が通り、丹田に気が充ち、開かれたからだを持って素直に楽に生きたい Kさん

セッションを受ける前の状況と動機:

緊張しやすく、口から首、肩、胸に力が入りやすい。仕事はパソコンワークで週5日、1日8時間ほとんど話さずモニターに向かっていて、ここ4か月くらいは、身体を捻ったり深呼吸すると背中が痛む。
出生時、鉗子分娩で先天性股関節脱臼。
センター軸が通り、丹田に気が充ち、開かれたからだを持って素直に楽に生きたい。妨げになっている精神的なブロックと自己防衛からくる思いこみを取り除く手助けをしてほしい。

10シリーズ1回目 2020.8.15

仰向けに寝て、ほとんど軽く触れられただけなのに身体が変化したのには驚きました。

足を立ててから左側の腿を触れられた時、腰が軽くなり骨盤が揺れて転がるような感じで自然に動きました。

終盤に足、膝裏、大腿、股関節を連続して触れられました。その時関節の間の空間が広がって、内側から空気ポンプで膨らませたように身体全体が大きくなったようでした。身体が自分で行きたい方向に動いて広がっていって、ちょうどいいところに収まった感じです。あるべきところに持って行かれるのではなく、自律性を引き出されて自然に動いたようで嬉しかったです。田畑さんのブログやクライアントさんの感想に書かれていたのはこういう事だったのかと納得しました。

帰り道を歩くときに感じた変化は、まず足の裏全体が満遍なく地面にペタッと心地よく触れて安定しました。かかとの骨から膝、股関節までがよく繋がった感覚です。また関節の隙間が空いて可動域が広がり、動きに余裕ができました。地面と垂直にまっすぐ無駄なく立てています。

外側にかかっていた重心が内側に入って集中し、ぼやけていた体幹に線が通り、丹田に力を感じます。

次回のセッションまでにも変化がありましたらまた報告します。

どうもありがとうございました。次回が楽しみです。

2回目2020.8.29

1週間前にぎっくり背中になり、身体を曲げたり深呼吸すると鋭く痛みました。痛みのある左側の背中に意識が向いてしまい、あまりリラックスできなかったようです。前回ほどはっきりした感覚の変化はありませんでした。

下半身の調整で重心がセンターに集まり、楽に立てる感覚はありました。

3回目2020.9.5

まだぎっくり背中の痛みが続いていました。この日はまず右側を下にして横臥、足のタッチから始まりました。足の裏の皮膚がぴくぴく動いてじんわりと血流を感じました。手のひらも敏感になった感じでした。

セッションの最後に、ベッドに腰かけた状態で腕を前方から斜め上に上げました。すると深呼吸しても背中が痛みませんでした!

立ち上がって歩くと頭が軽く、首がすっと立った感じでした。

4回目2020.9.19

まず右を下に横臥して、脛の骨の脇を丁寧にマッサージ。そして大腿骨の脇、膝、股関節、坐骨、尾骨、仙骨と腰周りを調整してもらいました。

特に尾骨、仙骨脇のマッサージは、繊細な振動と暖かさで、緊張がほぐされ心地良かったです。骨盤が安心感と余裕で満たされました。

終了後立ちあがり歩くと、上半身がいいバランスで楽に乗っている感覚でした。身体の右側の内部空間が狭かった感じがなくなり、左右が同じ大きさと密度にまとまりました。身体の中心に力がキュッと集中して締まりがある感じです。上下の意識は重心が少し上になり、足が長くなったようです。内転筋に力が入って安定しています。

右側に頭を回すのは左側より回しにくかったのですが、今回のセッション後は、かなり右後ろまで楽に回るようになりました。左の肩甲骨に触れられただけで右側はさわられなかったと思うのですが。

家に帰ってお風呂に入り、布団に仰向けに寝そべったら、腰全体が布団に沈みました。反り腰気味だった背中側の緊張がなくなり、布団に触れる面積が大きくなったのがわかりました。

左右の大臀筋が仙骨を中心にして割れたような自由を感じます。骨盤が平たかったのが前に膨らみ、丸く立体感が増した感じです。右の肩から肩甲骨も布団にぴったり吸い付くような安心感があり、首も楽に肩につきます。

仙骨周辺が暖かく、骨盤底筋群がしっかり内部を支えている感じがします。

今回のセッションでまた変化したようです。ありがとうございました。次回も楽しみにしております。

5回目 2020.10.6

右を下にして横臥して、伸ばした左腕のタッチから始まりました。

平日は毎日8時間ずっとパソコンを使っているので、全身、特に肩から指までが固まっています。右手はマウスを握りっぱなしなので親指が付け根から凝っていて、左指の人差し指は曲げると第二関節が痛む状態でした。

上腕と前腕に丁寧に繊細な圧がかかり、手の平がほぐされました。普段感じている以上にこんなに硬くなっていたのかと改めて思いました。

腕の後、同じように脚にも触れられた事で、手と脚4本のつながりを感じました。赤ちゃんの時は4足歩行していたのに、立ち上がってから手足がバラバラになってしまったと思いました。

肩甲骨と胸椎の間もほぐされて空間が広がって、最後にベッドに腰掛けて腕を上げた時には、息が背中まで楽に入りました。

このセッションの後は肩の緊張が取れたので、いつも歩きながら腕をぶらぶら振り子のように振って、手の重さを楽しんでいます。

6回目 2020.10.17

今日はうつ伏せになり、左脚のタッチから始まりました。ふくらはぎ、太腿の裏側を色々な角度から押さえたり伸ばしたりされるうちに、膝のところで上下に分離していた脚が、繋がって一本の長い真っ直ぐな脚になった感じでした。

左側の腕と手の親指の付け根も押されて、脚と対応するように伸ばされて手足の連動を感じました。

次に右側の脚と腕、その後、左側の背骨と肩甲骨の間を押された時は硬かった組織の中を田畑さんの指が微妙にめり込んでいくようで、昔見た必殺仕置人のレントゲン写真を思い出しました。この部分が繊細な角度と重みと張りを持って動くのは驚きでした!ほぐれて柔らかくなっただけでなく充実した存在感があります。

そして骨盤、お尻、首、頭。

最後にベッドに腰掛けて、上から背中に圧をかけながら息を吸って腕を上げて、体幹がしっかり整った感じです。

終わってから立ち上がり歩いてみると、重心が足の内側に寄って力が集中し、脚が細く長くなった感じでした。狭い面積でしっかり支えています。また右側の膝と足が真っ直ぐ正面を向いています。

お腹の前の空間に意識を持っていくように促され、下に注意を向けていると丹田が充実して安心感が増したようです。

ふと気がついたのですが、3か月くらいずっと痛かった左の人差し指第二関節から痛みが消えていました。

セッションも後半に入りあと残り4回です。これからまたどんな風に変化するのか、楽しみです。

7回目 2020.10.24

今日は左の顔の横側、顎を触れてから、腿の前面と横、脛、上腕の皮膚が外側に伸ばされました。

そして口の中。上顎の前側を左から持ち上げるように押し、次に下顎。その後、もっと奥の普段は舌でも触れない場所を上顎、下顎の順に押されました。

こめかみと口蓋の上の部分を緩めてと言われましたが、歯を噛み締める癖があるので緩めるのが大変でした。

次に鼻腔。いつも鼻が詰まりがちで、スッキリしない状態が多いです。指を入れて内側から広げられストレートに空気が入ってきたのは驚きました。鼻から肺までじゃまをするものがなく太い管で繋がっている、というより管そのものになったようです。内側の広がりを感じました。

そして大きく息を吸いながら、頭蓋骨と第一頸椎の間が離され、肋骨が下げられて隙間が開きました。

立ち上がると頭が軽くなり、半分くらいの重さになって浮き上がっているような感じです。頭を回すと油を挿された自転車のペダルのように、滑らかで軽快に動きます。

顎が前に出ていたのが、やや後方に引けて良いバランスで首の上に収まっています。顎の先から首の前面に繋がっている皮膚が弾力を持って広がっています。首の後ろ側では、首が頸椎7個の部分に分かれているのが何となくイメージできるようになりました。

肋骨と横隔膜が動くようになり、息が背中からお腹まで楽に入る感じです。

8回目 2020.10.31

今日は足から頭まで上下に引き伸ばされて、首がより立ち上がった感じがします。顎回りがスッキリして頭を回すのがとても楽です。

背中の反った緊張感もなくなり、胃の後ろ側あたりから仙骨までが安心して落ち着いた感じです。

セッションはうつ伏せで脚のタッチから始まり、太腿裏側からかかとまで繊細に伸ばされました。

以前は脚は前後の感覚しかなかったのですが、恥骨から繋がる内腿の感覚が分かるようになりました。腿を水平に切ったとしたら、その断面は左右が長い楕円だったのが正円になった感じです。

鏡でチェックすると、腿の間が全然付かないかったo脚だったのがかなり改善されています。内転筋が使えるようになりました。自然に立っている時にも恥骨側に重心を感じ、くるぶしの腓骨側が持ち上がったように感じます。

今日でセッションから10日余り経ちました。横隔膜を中心にして肋骨の動きがよく分かるようになりました。肩の緊張感も少なくなり、落ち着いた感じがします。

9回目 2020.11.11

今日の体勢は、まず右を下に横臥で、右手を背中側に伸ばして左手をバランスボールに乗せました。

脚の脛骨の縁に沿って細かく振動するようにさすられ、ふくらはぎの内側は左右ともかなり痛い場所がありました。

また、肩甲骨の脇と胸椎の左側、さらに後頭骨をさすられた時も痛い部分がありました。

そして左腕を上、右腕を下方向へ鳩尾から伸ばしながら頭頂を引き上げ、さらに足に当てたボールを踏むように大きく伸ばしました。身体全体が引き伸ばされて開放感が心地よく感じられました。

終了後、歩く時に受けたアドバイスは、下顎がぶら下がっている頬の位置を意識すること、頭の角度をやや下方向に向けることでした。すると視線が真っ直ぐ前方に据えられ、首の後ろのうなじから背中までが楽に伸びて腰の上に乗っている感じでした。

帰り道では、お風呂に入った後のようなほっとした寛ぎと身体の軽さを感じました。

今日でセッションから3日経ちましたが、首から胸が滑らかに動くようになり、胸椎が上半身の中心を貫いている感じがあります。緊張を感じたら身体を揺らして緩められるようになりました。

いよいよ今日でセッションが終了します。統合された感覚を味わうのが楽しみです。よろしくお願いします。

10回目 2020.11.14

今日は右の頬骨から上顎に沿って細かくさすり、次に下顎、鎖骨。さすられながら、今まで自分で抑圧してきた発言や感情表現などを思い、顔に無理をさせてきたことを謝り、これからもっと自分に正直になろうと思いました。

頭頂をさすられた時は、振動が背骨を通って足の先まで伝わり、足の裏ががじんじんしびれるようでした。頭と足が一体になりました。

肋骨の横側、腰、腕や脚を調整して身体全体にタッチが伝わると、身体が五芒星形になってエネルギーを放射しているようでした。皮膚の外側の空間が大きく広がった感じです。

鳩尾の下あたりがややつながりが感じられなくて空白感があったのですが、田畑さんのタッチで落ち着いてきました。

終了後、歩く時に意識するポイントを指摘していただきました。まず頸椎の上部を意識して頭蓋を巻き込むように乗せる。そして壇中と胸椎の間を感じる。

顎が上がって背中が反る癖があったのですが、この歩き方だと重心が下に落ちて身体が一体になり、軽い感覚で歩けます。

10回が終了して、一番変化したのは身体のセンターが意識できるようになり、下丹田に力が増したことです。上半身はまだ背骨と肩甲骨の動きが固いので自由に力を抜けないのですが、腰の反りは小さくなり背中が伸びました。

まだまだこれから変化が続くと思いますので、またレポートを送ります。

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