ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: セッション6

舞台のセットや空間デザインを手がける方 6/10

【6回目レポート】

<6回目の施術>
・うつ伏せで行う施術でしたが、
まず身体の右側を行っていただくと、いつもの施術のように、右側がふわふわとリラックスして、やがて自分の身体の感覚がなくなる感覚になりました。(とても”自然な状態”、どこにも無理がない、力が入ってない、ということかと思っています)

・今回の施術で一番驚いたことは、身体の左右差の変化です!立って身体の左右の足に片方ずつゆっくり体重をかけていったときの感じ方が、施術のビフォー・アフターで比べて明らかに変化がありました。
ビフォー:右の足に体重をかける仕草は、違和感なし。(たぶん普段も自然としているのだと思います)ただ、足でしっかり立っているというよりは、身体がくにゃりと乗っている、という感じ。
左の足に体重をかけてみるのは、普通自分からはとらないだろう姿勢。嫌ではないが、違和感というか、「意識してあえて片足でたってる」感じ。
アフター:右の足に体重をかけたときの感じ方が、ビフォーの左足に体重をかけたときに近くなりました!「自分からはやろうと思わない」「嫌ではないが少し違和感」そして、身体がくにゃりとしている感じはなくなりました。
つまり、あえて片足で立つより両足で真っ直ぐに立っている方が「気持ちがいい」と感じました。

・施術後にベッドに腰掛けたときに、「お尻でしっかり座っている」と感じました。お尻が面で上半身をしっかり支えている、という感じです。腰の上にちゃんと身体が乗った、ということかなと思いました。
・施術後に写真で確認させていただいて驚いた変化アフターで左側の鎖骨が水平になっている。左側が前のほうに出てきていた(身体がねじれていた)のが下がって真っ直ぐ前を向いている背中が広くなっている
ビフォー・アフターをいつも写真で見せていただくときに、自分ではなかなか気づかない差を田畑さんが説明してくださるので、とてもわかり易く、自分はただ寝ていただけなのに身体がどんどん変化していくことに驚きます。
・6回目の施術から現在まで左の鎖骨が水平になったのはまたすこし斜めに戻ってきているかなと思います。右足に体重かける立ち方をすることが減っているような気がします。

ご家族のサポートの合間を縫って遠方から ~6回目

・施術前
肩が重い感じで、首筋の辺りが引っ張られている感覚がある。
お腹は、前回よりは良いが、やや固く緊張している。
歩くと少し右側に傾く感じがある。

・セッション中
身体の変化に意識を向けようとしたが、前回よりぼっーとしている気がして、あっという間に時間がたった気がした。
田畑さんからの声かけで、自分の呼吸がだんだん深く、心地良いものに変化していることに改めて気がつく感じだった。

強く印象に残っているのは、背中の辺りの変化で、肩甲骨のあたりが柔らかく動くようになると、とても身体や呼吸が楽になった。何か重い荷物を気づかずずっと背負っていて、それを下ろしたような思いだった。

・施術後
骨盤を動かし、左右に体重移動をする動きが、あまり考えなくてもできるようになっていた。
視界が広がり、呼吸が自然に深く入る感じから、安心感のような、足がしっかり地につくような気持ちがした。

セッション後数日の様子
・普段の生活の中で上半身に力が入っているな…と気がつく機会がより多くなってきた。息を深くすることで、少しだが身体の余分な力がぬけているように思う。

ここ数日の中で一度、先が見えないことやうまくいかないことを考えはじめて、家族に強くあたってしまいそうな、感情のコントロールが難しい時があった。
その時、凄く苛立って感情的になっている自分と、お腹が固くなってきてる、息も浅い、寝不足で疲れてるから寝たら気分が変わるだろうな等々、自分のことを違う視点でみてる自分がいて、結果、感情を爆発させずにすんだ。

・身体の緊張が、気持ちから来ている部分も大きいような気がしてきたので、普段の自分の考えぐせなどを身体と共に、少し丁寧に目を向けてみようと思います。

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜6回目

〇セッション当日

・左の腸骨の辺りが昨夜ズキズキしていた。そして、今日はセッションに行こうと家を出て歩いていたら、骨盤が右上がりになっているような感覚がある。

・セッションでは、まず立った状態で片膝に体重をかけることを左右交互にする。左に制限がある感じ。

それから、ベッドにうつ伏せの体勢で横になり、落ち着くポジションを探したと思ったら、すぐにイールドタッチ開始。そして、間もなくCSが登場。今回も擦るというよりは、軽く当てる程度がほとんどで、私の口内も反応してまた金属の味になる。

両脚ともまっすぐ伸ばしていたのに、ワークされている左脚が縮まって(曲がって)いて、右脚が弛緩して(伸びて)いるような感覚が出てきた。そしたら田畑さんに、左脚を伸ばして右脚を縮ませるみたいな、今感じているからだの感覚とは逆のことを指示される。他にも、左下半身と右下半身で逆のことをするよう言われたりしたが、うまくできるかな?と思いながらやってみると、「そうそう」と言われて、それを励みに頑張る。

両脚とも一通りCSも使ってワークされたあと、上半身へCSが移ってきたら、口内の金属の味が変わった。音で例えると、今までは低音だったのが高音に変わったような、あるいは、金属の味がうっすらしながら甘みも出てきたような。気のせいかと思ったが、途中また下半身の方にCSが移動したときには低音の味(?)に戻ったようだった。

終盤、起き上がってベッドに座った状態で調整をしてもらったが、かなり強い圧だったにも関わらず、抵抗感は感じなかった。そして、その圧からからだが解放された途端にふぁーっと組織がある方向へ向かっていったような感じがあった。ロルフィングはからだを効率のよい一つのユニットにするという観点がある、というようなことを田畑さんがブログで書いていたが、こういうことなのかなと思った。からだが行きたかった方向へやっと向かえた!みたいな感覚だった。

また、セッション中何度も大きく息を吐いたことをよく覚えている。

最後、立った状態で最初と同じ動きをしてみたが、左側に制限があるような感じはなくなっていた。ただ、何かがあるような感じはしたが、支えみたいな気もするし、いいことなのかもしれないとも思った。でも、田畑さんが、左の視界を拡げて、空間を拡げて拡げて、みたいに言って、それを意識したら、左側には何も留めるものはなくてふわーっとするような感覚になった。

・セッション中は、田畑さんが私のからだと対話しているのを、私はそこに一緒に居て耳を傾けているような感じがずっとしていた。からだがちゃんと会話しているから、私はそれを見ていればいいみたいな。(他人事みたいな感覚だったわけではなく、思考のところで頑張る必要はなかった、という方が正確かも)

このセッション前、数日間初対面の人たちと慣れない場で過ごしていて、(周りのせいではなく自分の在り方がブレていたから)かなり疲れていたので、プラクティショナーとしての田畑さんが、からだに起こっていることにただ着目して、その時々に出てきたことに対して過不足なく対応してくれ、何の期待も押し付けもない、淡々と職人のような在り方をしてくれていることが、今回はとりわけありがたく感じた。

また、今回はワークの途中に「どんな感じですか」となぜか聞かれなかったが、疲れていた私にとってはそれもとてもありがたかった。

・心理面でも今回はたくさんの気づきがあったが、セッションが終わってみたらよく覚えていない。

・セッション後、お店に入って座っていたら、右の骨盤の上部を3本くらいの指でぎゅっと押されている感覚があった。また、夕食を食べ過ぎたわけではなかったが、夜お腹を下した。今日のセッションと何か関係があるのだろうか。

〇セッション翌日以降

・結構ワークしてもらった感じだったので、翌日はどこか筋肉痛とか痛みが出たりするかと思いきや、ほぼ何もなし。心身共に何の不満もない状態という感じで、満足な気持ち。そして、この日も、夕食を食べ過ぎたわけでもないのに、夜お腹を下した。

・2日後、朝方に自分の声で目を覚ます。夢の中で怒って何かを言っていたような。20代くらいまではよくあったが、ものすごく久しぶりにそれをやった。

・2日後くらいから、右の腰、股関節辺りが痛くなって、強弱はあるが何日間か続く。そのうち左の股関節も痛みが出たり。一時は、急に大きな動きをしたりするとおかしなことになってしまいそうなこわさがあった。(今はほぼ治まっている)

心の平安を求めて〜セッション6

背中、背面全体のセッション。まず、全身の写真を撮ってもらってから、歩く。左手は振れるが、右手はあまり振れない。歩いた後、ベッドの横で肩幅に立つ。体重の移動をする。移動した方の足は伸ばしたままで体重を受け止める。右側は体重がまっすぐ乗っている感じ。左側は膝下が後ろ側に、弓のようにカーブして体重が逃げているような感じ。体重をうまく支えきれていない様な感覚。
ベッドにうつ伏せになる。田畑さんの立ち位置について聞かれる。右側は明るくて、左側は暗い、と感じた。落ち着くのはどちらですか?、と聞かれて暗い方、、の左側です。と答える。
しばらくそのまま、うつ伏せでいる。今まではうつ伏せになると、首が辛くなってどちらかを向かないといられなかったが、今回は首のストレスを感じなかった。
左足の下に手を添えて、少し支えるように触れられる。触れられると、どんどん呼吸が深くなり、たくさん空気が吸えるようになる。呼吸しているうちに、深呼吸になっていって、どんどん意識が深く入っていってほとんど眠っているようになった。
右足にもシーツの下から、スッスッと少しづつ触れられる。遠くに鳥の声が聞こえる。鳥のさえずりを聞いているうちに眠ってしまったようだ。
上腕にCS60の感触があったように思う。肩甲骨にしっかり触れられる。
上向きになる。両膝を立てる。足を伸ばして起き上がり、ベッドに座る。立ち上がって、セッション前にやった体重移動をやる。左側の体重移動で、左膝から後ろに逃げていた体重の支えが、膝にしっかり乗って、体重を支えるように変化していた。よりしっかり足の支えができた印象だった。
写真を4方向、撮影してもらってから歩く。頭がぼんやりしていて、セッション前の歩行と今とで変化がよくわからなかったが、田畑さんの、「上半身はどうですか?」という声かけで、上半身がしっかり立っていることに気がついた。上半身がブレずにまっすぐ骨盤の上に乗っているように感じた。そして、何か、まとまったような感覚だった。
いつもセッションを受けると、その時間どこか精神的な意識の中の旅に出て、何かを持って帰ってきたような、、瞑想のような、、インナージャーニーのような、、印象が残ります。

その後、約1週間後、首がむち打ちのような症状が出て回らなくなった。冷たい冷房の風がしばらくあたったせいか、梅雨時期で古傷が痛みとして出たせいなのか、わからないが、身体の反応を感じながら観ていった。数日して発熱もあり、身体が変化しているんだな、と経過を見守った。翌日には熱は治まったが、首全体の痛みが左の肩甲骨辺り集約されていった。ここは、長年の違和感のあるところで、このタイミングで痛みとして症状が出たことは、きっと次の展開につながっていくんだろうと思った。
身体を整えることは、身体の歴史に向き合うことなのだと、改めて感じました。

ドイツで活動されている舞踏家 6/10

第6回目

起きると上半身の左半分から頭頂部にかけての部分がとても軽い。

このところ数年ほど、以前ほど深く眠れない一方、眠いとか眠いから寝るという感覚も薄れつつあったのが、前夜は久し振りに熟睡できたのが分かる。学生時代に授業中居眠りしてすっきり目覚めた時の感覚だ。大音量のライブで爆睡して、とても気持ちよく起きられた時の感覚にも似ている。

肘を内と外側に回せるようになっている。肘の内側の筋肉が常に固かったのが、触るとふにゃっと柔らかい。

バネ指状態の右手中指が朝には珍しく曲げられるようになっている。

左足のくるぶしも痛くなり、これで両足ともくるぶしを痛めたことになった。普段の二倍のスピードでゆっくり歩く。

前日、左足指の指の間が開く感覚があった。右側のくるぶしは痛く負担だったが、地面を足裏全体で踏み締めるのが面白く、街中を延々と歩いてしまった。荷重のバランスが変わって普段とは違う場所に体重がかかったために、筋肉痛になったのだろうか。

背中と腰の間のスペースに角度がついたのが分かる。加齢と共に肉もついて平坦になってきた場所だが、このままの形で固めてしまうのは避けたいと思っていたところ。

第6回目のセッションは、左右それぞれの脚を重心にして体重をかけて腰を捻り、左右の違いを観察するところから始まった。

右を軸足にした時の方が重心をかけにくい。左右に重心を移す時、真ん中のあたりで頭が上に伸びるポイントが来る。

まず診療台でうつ伏せになり、スタートの位置を決める。施術者が左脚・右足先・右体側・右頭上部と位置を変えて立つ。

左側はピリピリしする。右足先はマイルドに温かく流れる感じ、右体側面は圧を感じて熱さが痛みに変わる寸前のような感じ。右頭上部に田畑さんが立つと、しばらくずっとそこにいて欲しい程に気持ちがいい。

右側からスタートする。

うつ伏せの姿勢で、身体の重みを感じることに意識を向ける。

足先の小指・薬指・中指が離れ、暖かくなってくる。次第に足指先が最初は左側、次に右側もあわせてピクピク動き、止まらなくなる。しばらくピクピク動くに任せておく。

うつ伏せになったまま、頭の両側から空間をキープしたまま手で挟まれているらしい。

実際には触られていないのだが、右の盆の窪と頸椎3番あたりに、爪楊枝の先で突かれているような刺激を感じる。

顔の筋肉が不随意運動を始める。まず目が思い切り閉じる。次に口がむにゃむにゃと動き始める。イタコの口寄せのような現象で、時々こうしたことは起こるのだけれども、声を乗せなければ自分が何を口走っているのか、内容は分からない。 

足先の運動が止まり、熱くなる。足から先の感覚がなくなり、半覚醒状態に入る。

最後に膝を立てて左右に倒してみる。施術台に座ると、みぞおち裏の右側に力がかかっているのが分かる。

腕をだらりと下げた状態で脚を前に出して踏み締め、腰の角度を変えて、立つ時に再び重心を左右に移して感覚を確かめる。

重心が左右交互に移る時、頭が伸びるポイントがある。

写真を見ると上方向にのびている。

帰宅中、無性にカレーが食べたくなる。食欲を感じるのは久しぶりのことだった。

眠い。何かを発散した後の眠気で、眠気自体が気持ち良い。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 6/10

12月15日から痛み出した左脚、膝は、セッションの後に良くなってはまた痛み出すの繰り返しで、

今日も午前中に正座をしないといけない打ち合わせがあり、セッションの前に、腿と脹脛が膝の所で分断されているような感覚になっていた。

施術ルームに入ってから歩くと、毎度のことだが

ギクシャクしていた左脚に一体感が生まれる。

場の力だろうか?

歩く床を信頼しているからなのか?

素足で歩くと床に足の裏が着地することも意識しているのに気づく。

今まで、靴を履いて地面を歩く時は、足が接地する面を意識していなかったのかもしれない。

セッションはうつ伏せから始まって、左のお尻を

さすられていると、右脚の足首と足先に刺激を感じた。

不思議だが、うつ伏せになって左のお尻をさすられて、その対角線上にある右の足首、足先、ふくらはぎに電気が走る感覚があったのに、なぜか、このところ痛みを感じ続けている左脚に刺激をうけている気になっていた。

とはいえ、身体の中のどんなネットワークで、左のお尻とその反対の脚が繋がっているのだろうか? という思いと、このビリビリする感じはただの思い違いというか、偶然感じていることなのだろうか? とわけがわからないなあと思っていたら、左のお尻から、次の施術はビリビリと刺激を感じていた、お尻と反対の脚へと移動となった。

田畑先生の施術が、、お尻への施術で刺激を感じていた場所へピンポイントで移動したことで、ビリビリという感覚は身体のネットワークで起きていたのだという確信とともに、田畑先生は、どういう考えで施術をすすめているのだろうとそれがとても知りたくなった。

身体のネットワークという考え方をとってみても、自分は今まで、身体をぶつ切りに考えていて、お尻や太ももはないも等しいくらいその存在を無視していた、と気付いた。改めて、身体は全部繋がっているんだなと感じた。

脚への施術で、首の方まで刺激を感じたりもして。

この感想文を書きながら、床を素足で歩いている時だけでなく、靴を履いて外を歩いている時にも、足が踏みしめている場所を感じて歩いてみようという気になった。

歩く地面、脚の下に広がる空間を感じながら、歩いてみると膝の痛みもあまり感じない。地面を感じて歩いてみると、一体今までどういうつもりで歩いていたのだろう? と不思議になった。

地面を感じながら歩くと、歩きやすかった。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session6

セッション6回目、10シリーズ後半開始です。

今回は左右へ重心を移す動作を確認してから、施術が始まりました。

器具を使用してさすりながら、調整をしていただきました。セッション後にお聞きすると、CS60とのこと。名前は知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。これまでのセッションでも、おそらく使われていたと思います。

調整を終えて仰向けになった時に、背中が充実している感覚がありました。

座った姿勢で両腕を前に伸ばし、まっすぐに上げる動作を確認していただきました。力の伝え方がイマイチ上手くできていない気がしました。腕を使うという単純な動作に、下半身や胴体を効果的に参加させられると良いのですが、なかなか難しいです。

歩いてみると、骨盤が左右へ流れるように動くのが感じられました。上体と下半身が気持ちよく分かれている感じです。この感覚を大切に味わいながら、次回のセッションを待ちたいと思います。

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