ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: セッション9

エネルギーワーカーで、イールドも習得中のYさん〜9回目

〇セッション当日

・昨夕、ちょっとした動きで、違和感のあった右の股関節がズレたような感じがあって、触ると左に比較して出っ張っているよう。でも、いつもより歩幅を小さくすれば歩行は大丈夫。

・今回のセッションではうつ伏せの体勢でスタート。セッションの中盤で少しうとうとした以外は起きていたのに、終わってから思い出そうとするとあまり思い出せない。最初左向きだった顔を右向きに変えて少しの間、首がとてもスースーとして気持ちよかったこと、何度も大きく息を吐いたことは、よく覚えている。

最後に起き上がると、また耳がきーんとなって、田畑さんの声がくぐもって聞こえた。

終わってから歩いてみると、右の股関節のズレている感じは変わらないが、両足首がしっかりと支えてくれる感じがあった。

・帰ってから、まだ夕ご飯を食べる前だったのに急にお腹を下しそうになった。

〇セッション翌日以降

・右の股関節のズレは、自然と3、4日でほぼ違和感を感じないくらいになった。6日後の今日は実家で庭仕事の手伝いをしていて、結構からだを酷使してしまい、そこら中が痛いので、からだの側面を伸ばそうと右側をゆっくり伸ばしたら、バキッと股関節の辺りが音を立てたようだった。

この股関節以外にも、ちょっとしたことであちこちの関節が音を立てることはそういえば最近よくある。

・7回目のセッションの後くらいから出てきた左の足首の違和感や痛みみたいなものは、以前は横になった時にしか気にならなかったが、最近は普段も感じるようになってきている。(歩行に支障を生じるほどではない)

・体力的にハードなことをしても、持ち直すまでの時間が早くなったと感じている。

・言葉でなんと表現してよいか分からない、でも小さな頃からなじみのある、自分でも厄介だと思っている感情、感覚みたいなものが、かなり久しぶりな感じで10シリーズを受け始めてから時々出てくるが、それとの付き合い方がうまくなってきたような気がする。それがあっても、それにどっぷり埋没しないでいられるようになったようだ。

心の平安を求めて〜セッション9

全体のつながり 上半身を中心としたセッション
いつもの通り、全身の4方向の写真を撮ってもらい、歩く。今回はいつもより、歩きやすい感じがする。
まず左下で、うつぶせ、横向きで下になっている方の腕は肩から反転して外に向けて置く。右手は曲げて上方に置く。この姿勢がけっこうつらい。腕の付け根、首の付け根部分に力のテンションがかかって痛い。
立ち位置について聞かれる。ベッド後方の背面位置と頭部付近。顔面の後方と前方。顔に向いている方に立たれた時に、腹部に緊張を感じたと思う、、。ここの姿勢に慣れなくて、腹部がこころもとなく感じてしまうが、この姿勢になって横たわっていると、すぐに身体の中のスキャンが始まった。身体がスケルトンになって、骨格をなぞっていくのが見える。頭部から背骨を通って、肋骨、骨盤、股関節、大腿骨、膝、すね、足首、足指まで。それから上半身に戻って、頭蓋骨、頸部、鎖骨、上腕骨、肘、腕、手、手の指。
いつも思う、、、このベッドに横たわるとナゼか身体の中が見えたりする、、。骨格だったり、内臓だったり、、まるで映画のCGようにとてもリアルに見える。自宅で、布団に横になって身体の中をスキャンしようとしても、こんなにクリアに見えることはない。なんとなく、の想像だったりするし、とても暗い映像だ、、。
しばらくすると、この体位にだんだん慣れてきて落ち着いてきた。呼吸が深くなっていく。左肩甲骨に急にまとまった白いエネルギーが入ってきた感覚があった。それは同じ姿勢で体圧がかかっているところが痺れてきているのか、感じているように、何かのエネルギーが入ってきているのかわからないが、印象的だった。そのエネルギーを感じたら、急に意識が遠くなって、、、寝落ちしそうになる、、いや、落ちたかも、、、。

体位変換して、今度は右を下にする。左側に比べて、この体位が辛く感じない。左足にCS60の感触。いつもはじーんと温かく感じるが、今日はキーンと冷えた冷たい感触。その冷たさは、細く、深く身体に入っていく。心地よい。その感触に意識をのせていると、フーッと深くなっていって、そのまま意識が飛んでしまいそうだ、、。
頭部にタッチの感触。田畑さんのガイドによって、頭部の中心に向かって伸びていく動きをする。両腕はそれぞれ、下方に伸ばす。ほんの少しの動きに思われるが、身体が変化していくのが感じられる。
上向きになり、両膝を立てる。足の位置を調整して、身体全体をまとめていく。ベッドに腰掛ける。背中がまっすぐに伸びた感覚がある。そして、胸板が厚くなったような感じもする。胸板というか、本当に身体に板が入って補強されたようだ、、。
歩く。始めより歩きやすい気がする。今までで一番歩きやすいかも、、。歩くのが、いつもぎごちなく感じていて、その時は前に進む動きがスムーズだったような気がする、、。セッション後の写真を見せてもらう。より左上方向かって伸びて広がりが出ていた。
セッション後、窓から緑の見えるお店で昼食をとる。窓ごしに風にゆれる木々が見える。あんまり美しいので目が離せない。太陽の光を受けて緑が濃淡のグラデーションで揺れている。それぞれの木々の緑の色の細かい違いに目が奪われる。風にゆれるとそれぞれの色や形が変化していく。その変化の様が見ていてあきない。いつまでも見ていられる。見ていると、どんどん頭の中がからっぽになっていく。ものすごく心地いい。今までと見える視界が変わったように感じられて、この世界は美しいのだと気づかされる。自分の中身が変わると、見たいものが見えるのだと思った。こころが求めているものが映し出されるんだ、、、、。
毎回セッション後はいろんな気づきがあるけど、今回のビジュアルの変化は大きな喜びだとつくづく思う。目に映るものがそれぞれ美しい、、、。
見えている世界の視覚の変化、そして、外から見えないものが見える透視する感覚、インナービジョン。田畑さんのセッションを受けて、感覚のセンサーが一気に加速して視覚の変化がおきているのではないかなと思う。

そして、いつも感じる、これさえあれば、病気や不調とは無縁の命の源泉のようなエネルギー。私を私にしている大きなチカラ。そのエネルギーと毎回向き合う時間が田畑さんのセッションだった。
そのはたらきを自分の中に認めて、そのエネルギーが行きたい方向へ行かせてあげて、そのエネルギーの発露を素直にそのまま動くようにしてあげること、そういうこ事ができたらいいな〜と思う。
きっとそれが私の人生を歩んでいくことなんだと思う。それを感じさせてくれた田畑さんのセッションに毎回感謝しています。
以上です。いつもありがとうございます。なぜか最終回のレポートのようになってしまいました。

26日、いよいよ最後のセッションですね、楽しみでもあり、寂しくもありますが、どうぞよろしくお願いします。

ドイツで活動されている舞踏家 9/10

第9回目

起床して歩いてみると、痛めていた足が右だけ、痛みが減っている。親指とアキレス腱が連動しているのを意識できた時は痛みがない。左足でも同じ感覚をつかめないか試すが、なかなか実現する瞬間がない。

立った時に腸骨の辺りがしっかりしたのがわかる。建物の土台のように感じる。この感覚は生まれて持つものだ。

今日の施術は右半身を下にしてスタート。右肩から右腕にかけてを右半身の裏から肩甲骨側に、左腕はクッションを支えにして体の前方に、寝たまましばらく伸ばして、休める。同時に頭頂部を引っ張るイメージを持つ。腕を匍匐前進のように動かすと、胸の中心が体軸として感じられて面白い。丹田から肛門のラインを意識しながら、脚を蹴り下げる。同時に両腕も動かす。体の中というより、前面の少し前に、一本ラインが通ったようだ。

右半身の次は左半身への施術。後頭部から首の後ろの空間を感じることと、頸椎一つ一つの間に空気を入れていくイメージを持つように指示される。頭を支えられ、頭頂部から目の裏側の空間を真っ直ぐに感じていく。

すると頭の左、鉢が開いた辺りと頭頂の中間点辺りが痛む。

普段、首の後ろの頸椎3番あたりに気穴のような場所があって、そこで呼吸したり何かを入れたり出したりできる感覚がある。田畑さんが側に立つ時、その部分から身体が貪欲にエネルギーを吸収したがっていることがある。頭が痛い時はその穴が閉じるようで、嫌な記憶が思い出されたりする。

頭から施術者の手が離れると、上にしている右半身がエネルギーを感じる。

左手の平と前腕をほぐす。これまでのセッション中、一番強い手圧がかかっている。

バランスボールに板を載せたものに乗って、重心の位置を確かめる。

最初は前寄りの重心になりやすく、足指でつかめているけれども、かかと には重力が全く乗っていなかった。次はその逆で、かかとだけに重心が乗っている。

両目の間と頭頂が交差するポイントを意識すると、みぞおちの上や丹田も感じられ、一本線が通るのがわかる。

最後に歩くと、時々ではあるけれども、体が自然に前に出る瞬間がある。一体どこのポイントなのだろうか?

最後に田畑さんに色々質問し、考察する。

指の腱鞘炎とバネ指について。

楽器や道具を持つ時の「握る」という動作と「掴む」という動作は異なる、ということを伺う。小指から中指側を使った場合は体側面に繋がる動きとなる。

歩くという行為の必要性について。

筋トレだと全身運動にはなりづらい。散歩などで実際に歩き、骨に衝撃を与えた方が、骨の代謝を活発化させるそうだ。

様々なジャンルを手がけるプロデューサー

様々なジャンルを手がけるプロデューサー Rolfing 9/10

施術前の歩行では、左膝内側に米粒くらいの痛みポイントがあり、右膝甲に痛みを感じ、痛みが両足に分散した感があった。 施術台には身体左側面を当てて横向き。 身体の下になった左腕は身体後方に向けて伸ばす感じで置いた。右腕は脇下に支えを入れて手を伸ばした位置にバランスボール。 下になった左膝を曲げて、右脚は伸ばした。 左脚の外側が強ばり、内側が緊張している。 CS60での下半身への施術の後に、バランスボールに載せた右手を伸ばすと脚先から腰、肩甲骨を繋ぐラインがぐぅーっと伸びた。

それから頭への施術の後にも、バランスボールに載せた手でバランスボールを前出す方向で腕を伸ばすと、腕が外に向かっていくのに連れて、 腕と、肩の部分で癒着していた首の部分が溶けて頭が上に伸び腕は横に伸び、脚が下に伸び、 腰の空間が広がった感覚があった。 反対側もこの感じで施術がすすみましたが、右脚への施術の最中に、左膝にズーンと響く感覚の後に膝の回りが緩んでいく感覚があった。 施術後、立ち上がると、施術台の上で色んな 方向に分散して広がった身体のパーツに まとまりを感じた。 それからとっても右肩が右へ傾いた感覚があったが、左へ寄っていた軸が中心である右へ向かって移動したからなのだった。 施術後の歩行では、大腿部とふくらはぎが別々でありながら一体感があるという柔軟な感覚があった。

田畑先生が顔の右側でパチンと指を鳴らしてくれて、そうしたら頭の右側の視界が広がった。 腰と肩甲骨存在感が大きくなって 歩行の時の上半身の感覚として、 腰から背中→肩→首→頭 という感覚に「肩甲骨」が加わって 腰→背中→肩甲骨→肩→首→頭 という風になった。 プラス、「パチン」という田畑先生のスナップで、頭の回りに空間が広がった。

身体への理解を深めると共に、身体や空間について学びたいダンサー – session9

今回はベッドの上に横向きになった状態で、中心軸を意識しながら四肢を伸展させる内容でした。頭の回転させて軸を作り出しながら、両腕と両足を内側から伸ばしていきました。だんだんと呼吸が深くなっていくのが分かりました。
セッション後に歩いてみると、胸部が広がり充実している、腰部がしっかり使えている、身長が伸びている、というような感覚があり、気分も伸びやかでした。一人でトレーニングしても、辿り着けなかった感覚だと思うので、セッションを受けて良かったと思います。次回で10シリーズは最後ですが、同時にここから何かが始まるような予感もしています。

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