ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

ピラティス講師を目指している方

2015年12月にロルフィングシリーズを終了したIさんのレポートです。

セッション1

 

●受講の動機

約20年間、会社員として一日中PCと向かい合って働く中で、整体やマッサージが欠かせない生活でしたが、2013年春からピラティスを始めてからは、頭痛や首こりからの解放、風邪の悪化が少なくなってきたり、歩くことが前ほど苦にならなくなってきたり、(自己流ジョギングによる)膝痛の改善までもできるような身体の変化を感じ、その仕組みをより深く知りたいと思い、201〇年△月から指導者の養成コースに参加しています。

ピラティスのワークをしている中で余計なところに力が入ってしまい、うまく自分の身体を使えていないと感じていることから、どのようにしたらうまく使えるようになるのか知りたい、

また、身体を上手に使えている人がよく表現する「コアのつながり」等を自身の身体で実感できるようになりたい(身体に備わったインテリジェンスを理解したい)。

そしてそれらを自分で体感できるようになるのと同時に、人に教えるときにもわかり易く説明できるように身体の構造を理解したい

というのが、ロルフィングを受けてみたいと思った動機です。

 

(身体の再構成には、緩めて→再配置する プロセスが必要と言われるようですが、私が受講しているピラティスの流派(米国西海岸ハード系)では「動き続ける」ことから身体の気づきを得ることを趣旨としているため、「緩める」アプローチを知りたい)

 

また、タイミング的には次の仕事(転職)を始めるまでの間に、より正しい方向に進める様に

心身を整えたいということもあります。

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

(すみません、初回は落ち着いて状況を受け入れきれておらず、身体の変化に集中することができなかったので、単純に思ったことを書き留める形で記載いたします)

 

マッサージや整体に慣れ、逆に遠くからそっと見届けられることに慣れていないためか、

または、他者のいる環境ではその空気に合わせていくことが当たり前になってしまっているからなのかどうかわからないですが、そこにあるがままにいる状態でいるには、どうしたらよいかわからず、はじめは所在ない感じがしばらくありました

仰向けでの緊張状態から、徐々に落ち着いて来た頃には、起きているか眠っているのかわからない様な感覚と、やや寒く手足が冷たくなってくるような感じがあったので、何度か手を開いたり閉じたりして感覚を取り戻そうとしました。

筋膜リリース=ほぐれるまでは痛い。数秒痛いのを我慢すれば開放されるというイメージがあったため、とくに指圧なわけでも押し流すわけでもない感触が不思議で、タッチのあとに緩んで行く感覚があるのは、暗示にかかっているかも?とも思ったりしました

 

セッション後は、画像で見せて頂いた様に力みが減り、やや呼吸がし易くなったように思います。また1時間半後くらいから、強烈な眠気と久々にあくびが多く出て、当日の睡眠はいつもより深く眠れました。

セッション2

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション中>・うつ伏せで膝裏やふくらはぎを施術する際、羽毛で撫でられる様なややくすぐったさを感じる繊細な感触がありました。こんなに弱い圧力で本当に筋膜に働きかけることが可能なのだろうかと思っている中で、次第に足側の力が抜けて行く感覚が増えるのと同時に、右臀部の奥の方の「縮こまる様な」痛みの感覚を強く感じる様になってきました。

・仰向けでの鼠蹊部や腹部への施術では、押さえる様なこれまでよりはやや強めの圧を感じました。これなら筋肉なり内臓なりは何か反応するかもと思う様な。それでもマッサージほどの圧力は感じませんでした。

・起き上がり、ベッドに腰掛ける段階で「背中にも空気を入れてみてください」との声かけを頂き、一回目のセッションでの「内臓が余裕を持って入る筒をイメージしてください」という言葉も思い出しながら呼吸をしてみると、前回よりもよりたくさん空気が入ってくる感覚がありました。

・そのまま立ち上がり呼吸をすると、腰掛けていた時と違いわずかに吸気が少ない様な気がし、それは立つ時に背中を反らせてしまう癖が原因の様でした。「『正しい姿勢』のイメージとして持っているものが本来のものとズレていると、最初は違和感があるかも知れないが、呼吸が入る方、身体が楽な方を優先してみてください」という声に従い、背骨の状態を変えると今度は、猫背になっているような違和感がありましたが、実際の画像ではストレートになっていた背筋は正しい方向に湾曲を始めているようでした。

<セッション後>・当日:帰宅後、運動した後の様な筋肉痛のようなダルい感覚が脚全体にありました。一回目と同様に強い眠気も感じました。

翌日(金曜日):一日中下半身に強い筋肉痛を感じていました。特に裏側(ふくらはぎ,腿裏)。また、これは忘れないように、歩きながらも呼吸を背中側にも吸える様に意識していました。この日は夜2時に就寝。いつもは寝てしまうと朝まで起きない(むしろ朝もすっきり目覚めることは多くない)私ですが、3時と6時に目が覚めました。(それでも朝はいつもより辛いわけではありませんでした。)これがセッションと関係があるかどうかは自分でもよくわかりません。

翌々日(土曜日):全体的ですが、特にふくらはぎ上部(膝裏),腿裏(特に左)の筋肉痛が継続していました。午前中におこなったピラティスで座位のワーク中、以前からある「股関節の前側の引きつる様な痛み」が出てこないのが不思議でした。また楽にたくさんの息が吸える様な感覚もあり、いつもより動き易くなっている様な感覚もありました。

その後、この「股関節前側のひきつる様な痛み」は、その後日の同様の姿勢のワークでもほぼ出てきませんでしたが、水曜日(9/30)の練習中にやや復活してきた様な気がしています。

セッション3

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>・歩行確認時の質問で、最近首の凝りがあることに気づきました。呼吸優先の姿勢がとれる様に胸の背中側を意志的に丸めようとしているからなのかわかりません。また、両側の肩付近に(前日までのピラティスの練習によると考えられる)筋肉痛があり、特に左肩は何か奥に引っ掛かる様な感覚がありました。

<セッション中>・側臥位でふんわりしたボールに上の手を休ませ、下側の身体をベッドに預けるイメージで首から足まで施術をしてくださいました。一回目のセッションで教えて頂いた「預ける/委ねる」感覚について、当初はよくわからなかったので、ただその箇所を「重たく重たく。。。」と手探りしている状態でした。たまに田畑さんに「そうそう」と言ってもらえても、その時自分がどのくらいの力でどうしていたのかうまくつかめず、意図通り再現できる気がしなかったのですが、今回は自然にできる様になったのか、心地よく感じる様になってきました。

・タッチの加減が本当に緩やかなので、触れられている感覚があるのに目を向けてみると田畑さんは違う場所にいらしたり、と、不思議な感覚になることが度々ありました。

 

<セッション後>・直後は、身体がゆったりと横に大きく広がった感覚があり、画像でみせてもらうと腰部が縦に伸びていることにとても驚きました。また、外に出ると雨が降っていて、普段なら思い長靴や傘にやや面倒な気がするところですが、雨の中でも軽い感じで歩けるほど身体が軽く感じ、徒歩20分ほどの次の場所まで気持ちよく歩けました。

・午後はピラティスのレッスンですがセッション直後のため、動きの少なめなレッスンを選択しました。いつもよりも身体動かし易い感覚があるのは、いつもと少し違うレッスン内容だったからか、午前中のロルフィングセッションのおかげか明確にはわかりません。

・2回目ほどの筋肉痛はないものの、眠さは前回同様で、翌日は寝足りないぐらいの眠気を感じながら目覚めました。

翌日(金曜日): 眠気が激しく、動くと何とか振り切ることができるのですが、座るとダルさを感じる様な状態が一日続きました。立っていると、左首筋~左肩と両スネに筋肉痛の様な痛みと、首の付け根辺りにダル重さを感じます。これは先日教えて頂いた様に、変化したバランスに対して筋肉の使い方が変わってきたからかもしれません。意識的にその姿勢をとろうとしているわけではない箇所に状態の変化を感じるのは本当に不思議な感覚です

 

(蛇足1)ピラティス養成コース中、コース生同士で指導練習を行うのですがその際に、例えば仰向け寝の姿勢からロールアップで長坐位になる様ムーブメントの中で、「左脇腹がくしゃっとなり易い」と指摘されることが度々ありました。今回のセッション後では、やや上下は異なるものの同じ左側への反応なので、何か改善のヒントにつながるかもしれないと少し気になりました。

(蛇足2)セッションを受ける以前、ソファの上に足を上げて横座りすることが癖になっていましたが、一回目のセッションで立ち上がり方を教えて頂いてから、ソファに座るときも両足で床を踏み込む方が座り易いことを身体が覚えた様で、気づくと両足を床につけている自分がいて面白いです。

セッション4

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>

・2週間前(具体的には10/19)の朝、目覚めると左股関節に違和感があり、立ち上がるのも椅子に腰かけるのも辛い状態になったこと、普通に歩けるまでに3日ほど要した件について、ピラティスの練習以外には特に変わったことをした記憶はないこと、セッション当日も少し違和感を感じていることをお伝えしました

<セッション中>

・第四回目は脚の内側、骨盤底への働きかけとのことで、前回と同様側臥位でボールに上の手、クッションに曲げた上の脚を休ませ、主に腰から膝、踵まで施術をしてくださいました。坐骨へはやや強めの圧を感じたものの、それも少し重いものを掌の付け根で押し上げる様な感じで(見ていないのでわかりませんが)、今回も施術には全く痛みは感じませんでした。全部ちゃんと覚えておきたいと思い、途中までは意識がはっきりしているのですが、セッション心地よさに半分眠りに入ってしまった時間があった様です

 

・ひと月ぶりのセッションだったからか「預ける」感覚を忘れてしまった様で途中少し焦りました。またその後、一回目のセッションと同じ様に、途中から手先足先がとても冷えて来て、感覚がなくなりそうになったので、少しグーパーを繰り返していました。

・また、第二回目と同様に、次第に脚の力が緩んでいく感覚が増えるのと同時に、右臀部の奥の方の「縮こまる様な」「ひきつるような」痛みの感覚を強く感じる様になってきました。

<セッション後>

・施術後いつにも増してお腹まで「太く」大量に空気が入ってくる感じで、とにかく呼吸がし易くなっていました。

 

・歩行確認では自分の足の運びを関節ごとに感じるように歩きました。感触を確かめるようにしているからその様になっていたかと思っていましたが、その後の田畑さんの声に従い、上半身の位置はそのままで踵に乗る様に膝の屈伸を数回行うと、重心が下がった様な、より安定して立てる感覚がし、関節を意識することができないくらい滑らかに歩くことができました

 

・田畑さんから左股関節の痛みについて聞かれ、来た時に感じていた引きつりがないことをお伝えしました。バランスを取るために他の部位に負荷がかかっていることもあるため、右踵にもアプローチしてくださったとのことで、改めて身体は部分ではなく全体でバランスを取ろうとしていることを実感できた気がしました

 

・1階へ降りて扉を開けて外へ出た瞬間、一人なのに笑ってしまいそうな自分を堪えました。

辛かった訳でもないのに、身体が軽くなった感覚でとても気持ちが良くて、いつもより遠回りをして数時間散歩を兼ねて歩き回ってしまいました

 

・歩き過ぎたせいもあるかもしれませんが帰宅すると、ダルさと眠気、足裏の筋肉痛があり、とりあえず仮眠をとらずにはいられないほどの眠気を感じました

 

翌日以降

・立ったり歩いたりする時には、意識的に踵で踏み込むようにしています。それが無駄な力が入ってしまっているのか、ピラティスの練習中に痛めてしまったのかは自分でも判らないのですが、腰の背骨辺りに痛みのような違和感が続いています。

セッション5

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>

・ピラティスのセッション前後に、「ロールダウン」という、立位から屈曲して立位に戻る動きを行うのですが、どうやら私は股関節の屈曲の動きが足りず、腰椎で多く屈曲していることを最近指摘され、股関節の屈曲を意識的に練習しているためか、仙骨の上の辺りの腰の背骨が痛むということをお知らせしました。(本来ならば、股関節が使えず、腰椎の屈曲に頼ってしまうことで痛みが出そうな所ですが。)

<セッション中>

・今回は大腰筋が対象ということで、仰向けで左脚を立てた状態で、ふくらはぎの後、左側の肩や腕にも触るか触らないかぐらいの繊細なタッチでアプローチが始まりましたが、くすぐったい訳でもないのに急に笑いたくなってしまう瞬間がありました。実は同じようなことが以前から数回あるのですが、一体何がおかしいのか自分でも理由がわからず恥ずかしいので、ここで笑ってはいけない、と、静寂の中で堪えるのが大変な時があります。

 

・首の角度をわずかに上向きに回旋した状態で伸ばすようなタッチを受けている時だったと思いますが、呼吸の途中で胸郭の辺りで「パチっ」と一つ音がした後、急にものすごく息が吸いやすくなり、吸気がお腹の底にまで届く様な感じがありました

 

・右側は、左と状態が異なったのか、左の時よりはやや強めの圧を感じる様なタッチで、腕や肩が包まれる様な感じで温かさを感じました

 

・骨盤の左右を上下に引きのばす様な形のまま、腰骨辺りのお腹を優しく押し込む感じで大腰筋(?、すみません用語をきちんと覚えておりませんでした)に接触してくださった時は、普段感じない様な伸びとリラックス感を感じることができました。普段、ピラティスの練習では、四頭筋ではなく「腹圧を入れお腹で太腿を持ち上げる様に」ことを多く練習し、意識的緩めることがなかったので難しく感じましたが、気が付いていなかったつっぱりが緩まる様でとても心地よく感じました。いままでは、背中の一部や臀部、踵くらいしかベッドにつかないものだと思っていたのですが、広く身体の裏側全体がベッドに沈む感じに少し驚きました

 

 

<セッション後>

・今回は雨が降っていたのと前回の様に眠くなると困るので、少しだけカフェで復習をして、寄り道せずにまっすぐ家に帰りましたが、セッションの第二回目と同じく夜まで全く眠くならずに、就寝後朝になるまでに2回も目覚めるという体験をしました。普段は一度寝るとなかなか起きないタイプなので、この様に途中で起きてしまうのは、ここ数年では今回と二回目の時だけなのがとても不思議です。

 

翌日以降

・歩行確認時に田畑さんに教えて頂いた様に「胸の下から振り子が振れるように」脚を振り出して歩く様に意識していますが、以前に増して脚が疲れずに楽にたくさん歩けるようになった気がします。

 

・呼吸も度々練習してみるのですが、セッション中に感じた「お腹の底まで届くような深い呼吸」がなかなか再現できず、少しずつ姿勢を変えたりしながら探ってみています。

 

・当日セッション前まで痛かった腰のどこが痛かったのかわからなくなるほど、痛みを感じなくなってしました。が、施術後4日目(水曜)の夜くらいから、また仙骨の上あたりの背骨の辺りにやや痛みを感じるようになってきてしまいました。屈曲の動き方を変えたばかりなので、不自然な無駄な力みが入ってしまっているのかもしれません。もう少し自然に股関節を使える様になりたいと思います。

セッション6

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>

・第五回目(前週)の時と同様に、仙骨の上の辺りの腰の背骨が痛むということをお知らせしました。(ピラティスの同じムーブメントの課題に対応し続けており、うまく屈曲動作ができていない代償で出る痛みかも知れません)

<セッション中>

・今回はうつ伏せの状態で、ふくらはぎ、腕、腹部、首、足等へのアプローチ。今回も触れるか触れないかぐらいの繊細なタッチで、触れられる部分が次第に軽くなる感じはこれまで同様でした。

 

・今までと異なるのは、軽くなる部分が増えるにつれてそれぞれの重みが身体の真ん中に集まり沈み込んでくるような痛みを感じました。両手両足、身体の側部はベッドに安定して置かれたまま、腰と腹部だけ穴が開いたベッドの上に居るような感じです。仙骨の周りの骨が小さな隙間以上に折り重なる様に寄って来る、「きゅーっ」と集まって押される感じで、仙骨の辺りと右臀部(お尻のエクボの辺り)がとにかく痛くなりました。

 

・しばらくの期間であれば、多少の痛みなどは我慢できる方だと思っていたのですが、その後仰向けになった時に、次の施術を待てずに自分の両手で腰の両端を持ち上げるようにして仙骨周辺を押し広げないといられない位の痛みと重さの感覚がありました。その後田畑さんの声に従って膝を立てたりしている内に、「それは動いている途中ですか?」と問われたのが本当にぴったりな表現で、「徐々に」緩んでいく感覚があったのが不思議でした

<セッション後>

・身体は全体的に軽くなった感じはあったのですが、歩行確認時に脚の運びがカクカクした不自然な動きになっている気がしてしまうので、それをお伝えすると、片脚に乗って(乗った方の腰を外側に出して)立ってみることを勧められました。この姿勢は関節に寄りかかり立っている悪い姿勢と勝手にイメージしてしまっており、普段は意識的にしないようにしていたことが原因かはわかりませんが、最初は(特に左脚)うまく乗ることができませんでした。でも、いざやってみると身体が解放された様に楽に感じ、不思議なことにその後は関節がつながっているような(当たり前ですが。。)自然な感じで歩けるようになりました。

 

・「身体感覚を向上させたい」と思い受け始めたセッションですが、半分を過ぎた所でまだ自分の感覚に自信がなかったので、田畑さんに「私の感覚おかしくないですか?」とお尋ねしたところ、「片脚に乗ってみる時もそうでしたが、身体の動きを頭で制限してしまわずに、身体のインテリジェンスに任せて身体のしたい様にさせてあげてみることも必要」的なことを仰って頂き、自分で身体の動きを制限してしまっていたことを、改めて実感することができました。もう少し、身体の声を無視せず聴ける様にしていきたいと思います。

 

・生理2日目で前日からの下腹部の鈍痛をやや引きずっていたのと、やや喉に痛みがあった為寄り道せずに帰宅しました。前回に続き今回も特に眠さを感じることはなかったのですが、気がつくと夕食後ソファで眠ってしまっていました。1時間ほど仮眠した後お風呂に入り就寝、今回は朝までぐっすり眠ることができました。

(※蛇足ですが、生理痛がこんなに酷く感じたのは何年ぶりかと思う位、(セッション前日の)初日は久々に重かったです。これは自分の感覚をより感じることができるようになったからかはわかりませんが。。)

 

翌日以降

・土日月は喉の痛みとのぼせた状態で活動したためか風邪を少しこじらせしまい、火曜日は鼻炎症状と頭痛が酷く寝て過ごしました。水曜から徐々に回復して木曜は微熱が引いてきました。そのためこの週は主に上半身が重い感覚が多かったです。

セッション7

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>

・前回のセッション直後くらいから週末にかけて風邪をひいてしまい、初めは喉が痛く、ましになるとその後は鼻へ、火曜日は副鼻腔炎かと思う様な酷い頭痛がありました。鼻へのアプローチがあるこの木曜のセッションの日を変更すべきかどうか悩みましたが、くしゃみや咳はほぼなく、鼻水が外に出ることがギリギリ終わっていたので、不安ながらそのまま日程変更を申し出ることなくセッションに臨みました。

・田畑さんには、前回まで感じていた仙骨、腰椎あたりの痛みはほぼ感じなくなっていること、火曜日くらいまで風邪をひいていたが、セッションの前日から回復し当日はだいぶ良くなってきていることをお伝えして、セッションが始まりました。

・歩行確認時に、前回(第6回)のセッション後同様、脚の運びがカクカクした不自然な動きになっている気がしましたが、田畑さんの声に従い片側の股関節に乗る様に立ってみるとやはりスムーズに歩ける様になりました。

<セッション中>

・まず仰向けで口へのアプローチ。セッション前には、歯医者さんの様にギューっと頬裏を広げられたり、歯茎を圧迫されたりすることを想像していましたが、それとは全く異なり、これまでのセッションと同様、そこに指が当てられる様な、置かれている様な感覚でした。

・田畑さんの指が「頰と歯茎の間」を奥の方から順に前歯につたっていき、その後口からいなくなると、指がいた場所に広く空間ができる感じがありました。また、上顎の内側を片側だけ触られた後には片側が噛めなくなる感じ、下顎の施術の後には下側の顎が喉元に引っ込み過ぎて上の歯が噛み合わせられない感じがあり、上顎の中央辺りへのアプローチの後には、喉の真ん中から奥側にかけてパイプが太くなった感じがありました。

・鼻水は終わっていましたが、この日はまだ鼻の奥から喉にかけて粘着質な痰の様なものが貼り付いた感じがあり、やや息苦しい感じを引きずったままセッションを受けていました。鼻へのアプローチで鼻の半分くらいまで指が置かれてしばらくすると、その物体が少しずつどこかに離散していく感じがありました。終わって鼻をかませてもらうと、貼り付いていたものが緩くなって出し易くなるように感じ、頭自体がスッキリした気分になりました。

・その後、鎖骨辺りにしばらく手を置かれていると、さらに呼吸がし易くなる感じがありました。気分を聞かれて、すっきりして呼吸がし易くなったことと、左首筋が突っ張る感じがあることを伝えました。すると田畑さんは両眉の上に指を置き、いつもよりやや強めの圧で頭部を押し引くようにされ、しばらくするとその片方首の突っ張りが消えていました。

・一通り仰向けの施術が終わると、水平に置かれていたはずの身体が、頭側に傾けられた様な(頭部に血が流れて行きそうな)感覚になりました。

・ベッドに腰掛けて首を回旋し左右を見たりした後、椅子に替えて腰掛け、身体に任せて自然に座っていると、上半身が反り返ってしまうほど肩の前側(胸の上部の端辺り)が引き上げようとする感覚が強くあり、田畑さんに後ろで頭を支えてもらわないと、どこまでも行ってしまいそうな気ががするほどでした。

・それに関連して、「後ろに倒れた経験」について聞かれましたが、その時は思い出せませんでした。その後、上半身をやや前に傾けて両手を前下側に出し、田畑さんの差し出した掌にしばらく支えてもらうことで、肩の引き上げ感が徐々に落ち着いてくる感覚がありました。

・セッション前に風邪後の頭重感があったこともの影響するのかも知れませんが、今回のセッションは今まで中で一番と言えるほどのスッキリ感を感じました。

 

<セッション後>

・施術後、20分程の徒歩移動でピラティスの指導練習に向かい、その後、クライアントさんと夕食に参鶏湯や焼き鳥等を食べて、帰宅しました。

・一口しか食べなかったアヒージョの油が合わなかったのか、帰宅後、胃部に不快感を感じ嘔吐を試しましたがうまく行かず、とりあえずシャワーを浴びました。全く眠気がないまま、翌日のためにと横になったのが3時頃でしたが、胃の不快感で5時頃に目覚めてしまい、胃薬を飲みそのままなかなか寝付けずにいました。

・うつらうつらしている間に、「後ろに滑った記憶」がいくつか出てきました。幼少期、近所の小さな川に一人で遊びに行き、滑って全身を汚して帰り呆れられたこと、大学生の時の凍った雪道をブーツで滑り派手に転んで尻もちをついたこと。また、これは「前に倒れた」経験ですが、幼少時、土を運ぶような一輪車に乗せてもらい遊んでいた時、急停止したことで私の身体が前に倒れて顔面を容器の内側に強く打ってしまい、前歯が折れてしまい、歯茎から血が止まらず病院に連れて行かれたこと。

翌日以降・翌日、電車に乗っている時に、首の後ろに痛みというほどではないのですが、違和感というか重みを感じていました。また、その後数日間、起床時に感じるのですが、首がやや痛い感じがありました。寝時勢が良くないのかも知れません。

・セッションの最初の頃の様な、筋肉痛の様を感じることはありませんが、今週はセッションの翌日以降、いつもの就寝時間よりずいぶん早い時間(夕食後20時頃)にソファの上で無意識に寝てしまっていることが多かった様に感じます。特に眠気を感じるというよりも、先に寝落ちてしまっている感じです。風邪の後の回復期だからかも知れませんが。

・火曜日のピラティスのプライベートセッションで、立位やロールダウン(立位で脊柱を流動的に動かして前屈して、元に戻る動作)時に、「右側の骨盤がやや後方に回旋」していて、おそらく同じことが原因かと思われるが、フットワーク(滑車のついたベッドに仰向けで、ベッド下部についたスプリングを股関節の屈伸で引き伸ばしたりする動作)の最中には、骨盤がベッドの右側に寄って行ってしまうことを指摘されました。これは元々持っている身体の癖かもしれませんが、冒頭の左股関節に乗りにくい感覚と何か関連があるかも知れないと思いました。

セッション8

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション前>

・前々週まであった仙骨周辺の違和感や、前週まであった首や頭部の違和感はほぼなくなったこと、また、ピラティスのムーブメント中の感覚の変化について尋ねて下さったので、(前回のレポートの<セッション後>に記載した)骨盤の右回旋気味の動きを指摘される※ことをお伝えしました。

 

(※詳細:前回のセッションの5日目に受けたピラティスのセッションで、立位やロールダウン(立位で脊柱を流動的に動かして前屈し、元に戻る動作)時に、「右側の骨盤がやや後方に回旋」していること、また、フットワーク(滑車のついたベッドに仰向けになり、ベッド下部に付着するスプリングを股関節の屈伸で引き伸ばしたりする動作。=仰向けのスクワット的な動き)の最中に、骨盤がベッドの右側に寄って行ってしまうことを指摘されました。←以前からの癖だった様に思います)

 

<セッション中>

・今回は「前面のつながり」とのことで、仰向けで足裏から顔まで、前回(第7回)のセッション同様に口の中もアプローチ対象となりました。

 

・施術中、他の多くの部分が緩んで来ると、それまではあまり感じていなかった箇所の違和感に自分が次第にフォーカスして行く様な感じがよくあります。今回は、以前からよく出てくる右尻の梨状筋辺りに引きつる感じがありそれをお伝えすると、ベッドの外に出した片脚の足裏にふっくらしたボールを当てて休ませたり、いくつかのアプローチをして頂きました。なかなかその違和感が消えず、少し心配になったのですが、逆に別の部分へ移っていただくことで、過剰な意識の集中はやや収まった感じがありました。

 

<セッション後>

・セッション後はいつも驚くほど呼吸がし易くなっている感じがするのと、これまで違和感があったわけではないはずなのですが、今回は特に、立った時に違和感なく気持ち良く立つことができ、歩行確認の時もスムーズに歩けている気がしました。

 

・当日は、まっすぐ家に帰り普段と同じ様に過ごしましたが、今回はなかなか寝付けないパターンでした。これまではあまり経験しない「眠れない」ことに焦りを感じることもありましたが、少し慣れてきた気がします。

 

翌日以降

・ピラティスのムーブメントの座位でのワークについて、坐骨で座る感じもできてきて、だいぶ楽に動ける様になりワーク中に痛くて動かせなくなることはほぼなくなりましたが、

ワーク後に、股関節前面のごく一部に突っ張るような違和感がやはり左だけ出てきます。

 

・それに対しては歩行確認の時に教えて頂いた様に、左股関節に乗るような片方の股関節の上で休むようにするといくぶん和らぐ気がするので、それで対応していますが、この突っ張りの発生は身体の使い方に何かおかしい所があるのではないかと気になるため、坐骨への乗り方た正しくできているかどうか、次回お尋ねさせて頂きたいと思います。

セッション9

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション中>・ベッドの左端でうつ伏せになり左腕はベッド外へぶら下げ、右腕は真横に開いて伸ばし、右脚を曲げて開始。左腕や腿の外側にほんの微かに触れるか触れないかほどの感触があった後、右足の裏にふんわりしたボールを当ててくださいました。この時はいつもと同じ様に段々と身体が落ち着いていく感じがしています。

・左肩に触れてもらうと左肩甲骨下辺りの背中が めりめり と、ずり広がっていく様な感じがあり、左肘の時はなぜか腰の左側にその「めりめりと広がる」同じ感触を感じました。

・耳の下、胸鎖乳突筋の辺りを触れてもらうと、頬と顎の(入れたつもりない)力が抜けて、デロンとベッドに沈んで行く感覚がありました。

・顔を斜め下側にしたまま頭の上部を支えてもらい、眼球の力も抜く様に指示を頂いてやってみると、喉仏から両鎖骨の間辺りの喉の奥に空間が広がる様なとても心地よい感覚がありました。右側も同じ様にしてもらった後、しばらく見守られている内にうつらうつらしてしまった様で、やや記憶が消えていました。以前のセッションもそうでしたが、頭部へのアプローチは開放感が大きくて一番気持ち良く感じる様です。

・仰向けになる直前、やはり他の部分が解放された感じになると、右臀部の強張りを感じしまうのですが、その瞬間にそこに触れて下さって、なぜわかるのだろう?と不思議に思いました

・後半、仰向けになりお腹に触れてもらうと途端に内臓が動く音がして少し恥ずかしく思いましたが、いきいき動き出した感じを気持ちよく感じました。

 

<セッション後>・画像で見せて頂くと、胸郭が縦に伸びて骨盤が下に滑り込むような形で内臓の収まる部分が広くなっている様に見えました。

・午前中のセッションの後、動き過ぎない様に書店等ゆっくりで過ごしたのですが、帰宅後はたくさん運動した後の様な心地良い疲れがあり、すぐにぐっすりと眠ることができました。翌朝も満足感を感じながらすっきり目覚めることができました。

 

翌日以降・急に予定が空き天気も素晴らしく良かったので、久しぶりに近所の公園を散歩に出ると、脛の前側が筋肉痛になっていることに気づきました。セッションの初期の頃に感じたものにとてもよく似ていました

・その他については、もっと緩やかな変化な気がします。緩やかな変化とは気づきにくいものですが、最初の頃と比較するといつの間にか「無くなっていること」に気がつきました。アハ体験の様に思い当たると嬉しくなるような。

 

-味の濃いスナック菓子を買うことがなくなりました。かつては無性に食べたくなる時がありつつも身体のことを考えて、(生理前等)食欲がコントロールしにくい時期にだけ制限を解除して食べることがありました。が、最近は食べたい気持ちすら無くなっています。機会があって口にしても前ほどの量は身体が受け付けなくなっている様です。

 

-嫌な引っかかりが少なくなり、ピラティスのムーブメントが以前よりスムーズに行える様になっています。例えば屈曲が無理せず深くできるようになっていたり、ランジをする時も腰や腿に以前の様な硬い引っかかりを感じることがなくなっていたり、どうやってもこれ以上は無理と思う様な拘縮していたはずの股関節が以前より伸展できるようになっている様に感じます。

 

-焦ったり、緊張してしまいがちな考え方への影響も感じます。セッション中「どうですか?」と尋ねて頂く時、違和感や痛みの場所ばかり探してしまうのですが(仕事柄、全体のプロセスの中で不具合が起きそうな場所を探し、それを防ぐ様な見方ばかりしてきたせいなのかはわかりませんが。)、たまに「呼吸がし易い」等の心地よい方の感覚を答えると、田畑さんから「それに気づいていてください/味わっていてください」との言葉を頂くことがあり、最近は日常生活の中でその言葉を思い出して、安心して一呼吸置ける様な心の余裕が生まれてきているように思います。自分のクライアントのセッションでも、すぐに動き始めるよりも最初の呼吸のパートに時間をかけご自身の身体を感じてもらうことに重きを置く様になっています。

セッション10

 

●身体の変化や気づいたこと(セッションの感想)

<セッション>

・最後のまとめの回。仰向けで頭を左右に回して落ち着き易い方に向いてセッション開始。頭部から足先まで一通り触れて頂きましたが、その中でもやはり頭部、特に口の中へアプローチに一番の開放感を感じました。また、お腹の上に手を置いてもらっていると膝が外に開いていく感じとお腹がリラックスするような心地よさを感じました。

 

・次第に、胸郭の広さや体幹全部を使って深く呼吸ができるようになりました。施術中に感じる呼吸の深さには毎度、自分でも驚くほどでしたので、今回が最後のセッションだと思うと、今後同じ呼吸の仕方を一人で再現できるか不安もありました。

 

・セッションの最後の歩行確認では、「空間を支えにして」歩くことが実感できた気がしました。初回の頃、「身体の横の空間も一緒に連れている様に歩いてみてください」という田畑さんの言葉をまるで理解できなかった自分からは想像できませんでしたが。

 

・目線で8の字を描きながら立つ様に言われやってみると、視線につられてしまい身体の揺れを感じていたところ、「視線を固定すると固くなってしまうので、目線は8の字を描く様にしている。それに応じて身体が揺れるのは関節のジョイントに余裕がある証拠で、自然なことです」との田畑さんの言葉に安心し、一連のセッションが流動性を引き出すことを目的にしていたことを思い出し、腑に落ちました。

 

<セッション後>

・真っ直ぐ帰宅すると、首の後ろ筋肉痛、左腰骨上部の縦に筋肉痛、脚全体がダル重さを感じました。

 

・いつもより早い時間から眠気があり、直ぐに寝付いてグッスリ眠れ、翌朝もすっきりの目覚めることができました。

翌日以降・右腰骨の内側に筋肉痛の様な痛みと左踵の前側(くるぶし下部)に痛みを感じました。これもセッション初期と同様で、変化したバランスに対してこれまで使ってこなかった筋肉が使われ始めているのかも知れません。

 

【3日後】

・夜間の睡眠以外で強い眠気を感じるのは久々で、夕方に強い眠気を感じ2時間ほど仮眠を取りました。

 

【1ヶ月後】・セッションの最初の頃から不思議でしょうがない感覚なのですが、今では時間さえ許せばもっと歩いていたい様な、とにかく歩くことが楽に楽しくできるようになっています。(ピラティスを始めてからは、歩くことが「苦にならない」程度でしたが、ロルフィングのセッションを受けてからは、より積極的に「歩きたい」気持ちになっています)

 

・セッションの最初の頃はほぼ毎回、膝周辺に青あざがありましたが、気がつくと最近はそれがありません。指導練習中、限られた時間のセッションを有効に使いたいと、スタジオ内を急いで歩き回っている内に背の低い棒や器具にぶつけたものだったのですが、最近は視野や身体の感覚が広くなったことで、ぶつけることが無くなってきたのだと思います。

 

【最後に】

私はまだまだ勉強中の身ですが、ピラティスを「正しいアライメントで自分の身体を動かす」(身体に意識を向けながら動く)ことで身心を調和させて、全体として身体を快適にしていくものと理解しています。

養成コース中に学ぶピラティスの動きは上級になるにつれて、接地面の少ない不安定な環境の中で身体を自分で支えながら動くというような、必然的に「統合された身体」での動きが要求されるのですが、やはり短期間ではなかなか身体がついて来ず、その原因は身体の使い方の理解の不足や、自分の身体の柔軟性や筋力の不足だと思っていました。

今回、ロルフィング10シリーズのセッションを受ける機会を頂いたことで、「自分では気づかなかった」緊張やこわばりが自分の身体の中にあり、それは優しいアプローチで自然な弾力性を取り戻すことを実感しました。(まだ変化の途中とは思いますが)それにより、エクササイズ中の無駄な力みや、「動きの気持ち良さ」に気づき、より自然に動くことができる様になっている様に思います。このタイミングで受けることができて本当に良かったです。

また、副産物として身体周辺の意識を以前よりも広くとらえられるようなっていたり、以前に増して好んで白湯を飲むようになったりと、なぜか味覚の変化も感じています。

 

(以下、蛇足)

ロルフィングについて理解を深めたいと読んだ書籍の中で、「心はすべての生物に備わった、生きていくための「機能」」であり、「心や感情は「身体性」に固有のものと言える」という記述にはっとしました。(※1)生命を維持していくために、身体が安全で快適な状態でいるための反応として感情や心がある、としたら身体に優しく働きかけて安全な状態であることを認識してもらえば、必然的に余計な緊張が解け、「反応」である心も落ち着いてくる。それは人間だけでなくて、生命活動を行うものならすべてに当てはまるものなのだなぁと、改めて田畑さんのセッションのタッチの柔らかさや、「痛い筋膜リリース」へのご意見を伺った時の言葉を思い出して、ストンと腑に落ちました。ピラティスの指導を行う中でもここで味わった安心感を思い出しながら、クライアントさんが安心してセッションの臨めるように、学びを深めて行きたいと思います。改めまして、どうもありがとうございました。継続するという変化も引き続き楽しみです。

 

以上

 

※1.ボディワーク入門 朱鷺書房 小川隆之、斎藤瑞穂 2005 P92

 

10回終了後9か月経過

●身体の変化や気づいたこと

・より積極的に「歩きたい」気持ちはずっと継続していて、「できれば歩きたい」、また歩く機会が少ない日が続くと「なんだかバランスが取れない様な気持ち」になります。さらに歩く距離が長くなり1時間近く歩いても(背負う荷物以外は)不思議と疲れた感じがありません

・ピラティスの動きの中での無駄な力みが少なくなり、以前よりも細かい部分を意識しつつ全体としての動きを感じられることで、よりスムーズに動ける様になってきたと思います。

 

・2年程前にピラティスのプライベートセッション時に先生が仰っていて、また昨年夏頃に養成コースの同期生が同じ様に言っていた「脚の内側から頭まで中心に伸びるエネルギーが通る感じ」という言葉が以前は全くピンと来なかったのですが、今はくるぶしの内側からお腹の辺りまでは真っ直ぐ力が通る感じを実感できる様になった気がします(頭まで突き抜ける感じはまだ感じられてはいませんが…)。これも10シリーズ後の自然な姿勢への良い変化が原因ではないかと思っています

・「身体周辺の意識を以前よりも広くとらえられるようになった」点も10回目以降から変わらず、周辺の器具に足をぶつけて打ち身のあざを作ることは今もほぼありません。

 

・仕事や生活においても、セッション以前の様な、「むやみに慌てたり緊張し過ぎたりする」ことが少なくなっている様に思います。

 

・味覚と食欲の面では、まだたまに、「気を張り続ける仕事の後」等に「お煎餅などの菓子を食べたくなる」ことがありますが、味の濃いスナックを美味しいと思うことが無くなってしまっているのは、やはり不思議です

 

・「(セッション後)少しずつ進み続ける身体の変化」に気づけていないかも…と自分の身体感覚を不安に思う所もある中、お恥ずかしながら、5月初旬レッスンを受けている時に上級のムーブメント(下肢を持ち上げ胸椎で回旋する動き)中にギックリ腰になってしまいました。

数年前にも2度、ギックリ腰になったことがありますが、ロルフィングセッションを経た自分の感覚は以前と異なり、ただの「腰が痛い」「動けない」という感覚ではなく、下背部が腿の前面に強く引き付けられロックしている感覚として感じました。

 

・「考えている時間が多く、感じている時間が少ない」時代を背景に、最近よく「マインドフルネス」という言葉を耳にします。「感覚に気づき、その感覚を味わう」、ロルフィングを受けている状態はまさにマインドフルネスの体験だったのだと最近になって気がつき、気持ちへの影響があることに合点がいきました。

 

・指導練習でクライアントさんの動きを見る機会を重ねる内に、以前、田畑さんがおっしゃっていた「(不自然に)動いてないところを動いて欲しい」と思う所が、ロルフィングとピラティスは似ているなと思いました。

 

最後に、初めて10シリーズを受けることや、田畑さんを始めロルファーの方々のお話を伺ううちに、今となっては、「必要があって」の自分の身体感覚の鈍さに気づき、そのリセットの必要性を知ることができました。身体と心のつながりについて、田畑さんのロルフィングを通して体感することができて本当に良かったです!一つの統合された仕組みである身体へのリスペクトというか尊重の仕方もとても大事な自分の基礎になっています。本当にどうもありがとうございました。引き続き、これからもどうぞ宜しくお願いいたします

 

2年経過してから劇的変化

田畑先生 お久しぶりです、こんにちは。

2008年の夏にロルフィングを受けました、OOOOと申します。その節は大変お世話になりました。

2年経ちまして、今改めて、これはロルフィングを受けたことでの変化ではないか?と気付く事がありまして、メールを書かせていただきます。

先生のところへ通所した当時は、人生いたるところが混乱していて、本当に無秩序で、体も心もなんとか保っているような状態でした。

ロルフィングには、毎回這うようにお伺いしていて、正直自分が一体、何をしていただいているのかにも、全く意識が向けられないような状態でした。

最後の治療からの3ヶ月は、体調に目立った変化はありませんでした。

それから半年がたって、自分の体が変わり始めていることにようやく気付きました。

全然起きれずにいた過眠が、いつのまにか正常になっているっこと、動悸息切れが起きなくなっていること、気管支炎の消滅、アトピーの改善などなど、

とても緩やかに、しかし確実に起きていた変化に、やっと実感が伴い始めました。

ロルフィング後、心は一旦とてもヘビーな状態になりました。

今まで麻痺していた感覚が蘇るにつれて、痛みや苦しみも感じるようになったからだと思います。

そこからは一年ぐらい、精神的にすったもんだで、どうにか過ごしている間にも、

自分でも不思議なくらい、体はどんどんどんどん、元気になっていきました。

毎年罹っていたインフルエンザにも今年はならず、風邪もひかなくなりました。

そして、今年の3月くらいから、驚く変化がありました。

 

一切、特別なダイエットやトレーニングをしたわけではないのですが、

食習慣が自然に大きく変わり、砂糖や油など、急にあまり欲しくなくなり、

そうこうするうちに、体重が二ヶ月で5キロ減りました。

そして、そこから、どんどん、全身が筋肉質というか、とても引き締まってきました。

100メートル走れば息が切れていたのに、今は6キロのジョギングを楽しんでおります。

事故をした足が痛む事もありません。

もちろん、歩きすぎた日に不調を訴えることはあっても、そのサインを逃さなくつかめるようになりました。

 

今は、本来こんなに素敵な体だったんだなぁ、と嬉しさを噛み締めています。

 

そして、初めてわかったこと。

「これが、健康っていうやつか・・・」

 

慢性的な不調に慣れきっていた自分は、当時、思うように動けない自分を、とことん責めてました。

でも、今、こうして健康になって、改めて、あの頃は本当、病的な状態で、その中で必死やったんやなぁ、と認めることができました。

 

そして、この感覚の変化が精神的にも、変化をもたらしています。

体同様、心も、本当に歪んだまま必死の状態だったのだなぁ、と認められる優しさが芽生えてきました。

 

正直、今まで受け入れて来なかった自分を受け入れていくプロセスは、とてもキツイです。今までの、“混乱”とは違う、とても強烈な苦しさがあります。

でも、それを体が受け止めてくれるというか「ドンと来い」と言ってくれているような頼もしさを感じるのも事実です。

 

痛みの奥に、それでも、これが自分なんだな、というか

そういう一体感を、ようやく感じ始めている今日この頃です。

 

先に体、次に心、そして生活・・・

そんな風に、私は変化していくのかな。

そのように感じています。

 

体が見せてくれた変化が、きっと今、心にも起きているんだ。

そう思うと、希望を感じます。

 

病的な状態からの回復というのも、まさに自立なんだな、と思いました。

 

私は、この一年で、今まで必死に無理をしてしがみついていた生活や人間関係、仕事を手放し、自分をゼロ状態へと戻していました。

 

体と心の変化から、新しい復興を創り上げられるよう、これからも丁寧に意識を向けて、自分を育てようと、感じます。

 

田畑先生には本当に感謝しています。

ただ、ロルフィングが本当にすごいなと思ったのは、

「この健康は私の体が創りだした」という実感を得られている事です。

もちろん、治療をしていただいたのですが、本来の力を取り戻したという感覚が強いです。

この自立心が、本当にすごいと思います。

 

こうやって得られた健康を、自分で維持していけるよう、

いずれ機会を作って、ロルフムーブメントを受けたいと思っています。

 

この健康を田畑先生にも見ていただきたいです!

 

ありがとうございます。

 

OOOO

ヨガ教師 の体験

ROLFINGについて

花村 睦

ロルフィングを御願いしようと思った一番の理由は、

私を無条件に愛してくれた父が3年前に亡くなって、悲しみが薄くならなかったからです。

 

実家に帰って、優しく微笑んでいる写真を見ると、父は幸せな人生を送ったのだろうか…、

私は、父の気持ちや想いを知って父を看取ることができたのだろうか…などと考え、

必ず涙が流れました。喪失という本当の言葉の意味を、今まで知らなかったと思いました。

そして、私の気持ちは、決して言葉で説明できるようなことではない…と分かっていました。

 

この気持ちを断ち切るのではなくて、自分の内側に大切に納めたいと思っていましたが、

『スピリチュアルなヒーリング体験』を騙る怪しげなヒーラーが存在することを知っているので、

『科学的に説明できるような根拠を持った人』に、自分の状態を見てもらおうと決めていました。

 

二つ目の理由は、母が私に繰り返し話してくれたことでした。

当時分娩時に麻酔をすることが流行して、私を産むときに、母は繰り返し麻酔をされました。

母は、2日間麻酔をされて体力的に限界になり、私は「かんし」でこめかみを挟まれて産まれてきました。

小さい頃は、とても怖がりで2歳近くまで、誰かに手をつないでもらわないと歩けなかったそうです。

 

産まれてきたときの私に何が起きていたのか分かりませんが、自分が産まれた瞬間が、

自発的なものではなくて、誰かに強いられた結果だということ(その意味)を、昔から考えてきました。

 

田畑さんのHPの中で、出産時のトラウマについて体験のあった人の話を読んで、

田畑さんにロルフィングの施術をして頂くことで、自分が今まで長い間持ってきた疑問を

解決できるのではないか…と思いました。

 

そして、20年程前に、初めてロルフィングのセッションを受けたときに、『心だけでなく、

身体の筋肉も感情を覚えている』とロルファーの方が話していたのを思い出したので、

もう一度、ロルフィングを受けようと決意しました。

 

自分の中の大きいテーマはこの二つでしたが、10回終わってみて新しい気づきがあったことが

いくつかありましたので、その中で大きい体験を書いてみることにしました。

 

初回、施術を受ける前に治療台に座って真っ直ぐ前を見たときに、

床と壁の境目が右にかしいで、ボールをころがしたら、勢い良く右にころがりそうな感じがしました。

首も左後ろに曲がりませんでした。

 

施術中に、田畑さんに頭を持たれて、呼吸に意識をむけていたら、首と頭のつながり部分が

伸びて広がりました。

首がどんどん伸びてきて、鼻の裏のあたりが、鼻水がながれるような詰まった感じがしました。

 

突然、涙が流れました。恐怖感、自分を変えられるような嫌な気持ち感じていました。

呼吸を続けて落ち着いてきたら、涙がとまり、また後頭部のあたりが伸びました。

 

自分にとって、一番体験が大きかったことです。今現在は、首にかなり自由さを感じています。

左後ろに首をねじっても、稼動域が広がっているのがわかります。

 

「かんし」分娩の後遺症とも関係があるのか…と考えたりしますが、自分では良くわかりません。

 

3回目が終わったころに、自分の感情がまっすぐに直接的になってきたことを感じました。

特に、怒りを悲しみにすりかえずに、怒りの感情としてまっすぐに感じられるようになりました。

人に向けてはいけないような、暴力的な感情であることに戸惑いを覚えました。

 

それと同時に、瞑想中に首が良く動くようになりました。(以前から瞑想をしています)

ある時、夜11時頃寝て夜中の1時頃目が覚めて、瞑想をしたことがあります。

突然首に大きな動きが起きました。

勢い良く水が出たホースを地面に放っておくと、ホースがグルグル回転するような感じ。

頭の中にある何かを脱水機が回って脱水しているような感じ。

20分位続いたあとで静かになり、その後の眠りはとても深くて、本当に静かでした。

それが最後で、それ以来、瞑想中に首が極端に大きく回ることはありません。

 

3回目が終わったあとで、ひどい腰痛になりました。

立っていることができずに、1日寝込みました。ホットタオルで暖め続けたら、痛みはなくなりました。

時々、セッションの後で腰や膝が痛む事がありましたが、通常は暖めれば1日か2日で治りました。

 

4回目が始まる頃には、肋骨の左右の動きをはっきりと自覚できるようになりました。

肋骨が自分を他人と区切っているような、自分の胴体が独立したような感じ。

呼吸が横に広がって、肺に広がりを意識しました。

 

相反するようですが、

それと共に、外側の筋肉や骨が自分を支えているのではないという体験がありました。

背骨が支えているという単純な感覚ではなくて、内側の力が外に広がって自分のコアを感じました。

自分を外側からよろいやコルセットを着て支えなくても、ガードしなくても良いという感じです。

外から自分を固めるのは間違っているような感じで、自分の身体への印象が変り始めました。

 

10回のセッションが終わってから、いつの間にか、腰が痛む事がなくなりました。

以前は、深い前屈などのヨガのポーズをすると、腰が痛むことがありましたが、最近痛みはありません。

 

施術中は、骨盤まわりがゆるんでカタカタと動くのを良く感じました。

終わった後で、ボンヤリして、電車を乗り過ごしたこともありました。

その感覚から、日常の身体の感覚へと戻っていく時間を、とても大切に思いました。

自分の身体に対する気持ちが良いものへ変わることを、いつも望んでいました。

 

施術後半になると、ボイストレーニングの先生や、水泳の先生に、痩せたわけではないのに、

ボディラインが変わった(すっきりとした)と言われるようになりました。

 

最近は、特にダイエットをしているわけではないのに、お腹まわりと背中の脂肪が、少しずつですが、

落ちてきました。

ようやく、外側で自分を守ってきた脂肪をはいらない…ということを、マインドが理解してくれたように

思っています。

 

喪失感と、分娩時のトラウマの解消については、正直なところ、まだ良く分かりません。

もう少し時間が経ち、何か関連するような出来事があったときに、自覚ができる新しい気づきが

でてくるのではないかと思い、ゆっくりと自分を育てようと思っています。

 

これからは、急がず、ゆっくりしたペースで、田畑さんにロルフィングの施術を受けて、

心と身体の調整をしていきたいと思っています。

 

心から感謝しています。

全身の疲労感が強い方

セッション開始前

上半身

“頭痛 肩首こり・腕が回らない 背中の凝り 記憶力が最近落ちた感じがする”

下半身

“腰のハリ感・痛み 両膝痛(歩くと少し)膝下のむくみ感

子宮筋腫(10月に手術予定。現在手術前に筋腫を小さくする為ホルモン療法中)”

“全身の疲労感が強い。休日にゆっくり休んでも出勤1日目にはグッタリとしてしまう。”

1回目

“2009年6月23日 呼吸

” セッションはじめ “

まず通常通り歩いてみる→下半身がギクシャクするような、いつものように膝の内側がすれて歩きにくい。セッション場所に着くまでにすでに両膝が炎症っぽく少し痛かった。視点が上下する感じがする。深呼吸する→いつものように息が入るときにキシキシ詰まるような細いストローで吸っているようで息が入りにくい。最近ではそれが普通になっているのでこんなもんかと。深呼吸といわれても深呼吸が出来ていない?

” セッション中 “

ベッドに横になる→視点が定まらない。腰が浮く。腹が冷たい。落ち着きがない感じ「初めてだし緊張のせいか」と思う。手足などの重みを感じるように言われる→重さを感じる為に力を抜こうと思っても上手く抜けない(これもいつもの状態)体の手首、腕、肩、両あし(右すねを長めに)などワークされる→次第に呼吸がスムーズになり気管につかえていたものが取れたようにスルスルと大量な空気が嘘みたいに気持ちよく出入りする!!!あまりにも少しの空気しか吸えていなかったのだと気付く。息はこめかみ、頭、肩先、横腹まですんなりと入る。体がぽかぽかして安心した感じになる。落ち着く。” 座ってのワーク→座ったときの腰の違和感がへっている 立ってのワーク→仙骨、頭の先、膝、自然と出ていたあご先が引っ込み、骨盤の傾きが良くなったのが一瞬でわかる

終了後

視点のぐらつきがなくなる。やわらかく歩けるようになる。足首の関節にクッションが入ったように感じる。 帰宅時 “安定感がある。足の裏に均等に重さがかかっているような感じ。電車のゆれにいつもよりぐらぐらしない電車のいすに座るといつも腰が痛くなり、足を組んだり、背筋を伸ばしたりして一定の姿勢を取るのが困難だったがそれを全く感じない。

” 帰宅後 “帰宅したのは夕方で1日出歩いたが疲れが少ない夕食後便が出る。いつも冷えた感じのある下半身(大腿部からつま先まで)が全体的にジワーっと暖かくなり、汗ばむ。床に寝転がると今まで腰の下にあった隙間が少なくなっている。腕を回してみると今まで毎日のように痛く腕が上がりにくかったのがすいすい回り腕があがる。この日記をつけるのにパソコンを使ってもいつもの肩痛がない。

” 6月24日 “呼吸は気持ちよく入る。今まで「他人より出ているな」と少し気にしていた恥骨が出ていないのに気付く。足の付け根から爪先までがすんなりと自然き動く。からだの動きが全体的に柔らかい。体の軸が感じられる。

” 6月25日 “肩の高さが揃っている感じ。呼吸が良くできるようになったためか肩も内側から風船で拡げられるようになった感覚。仕事をすると少し肩凝りが残りるが、以前に比べ回復が早い。特に深呼吸をすると風船で凝りを押し上げるようにすると肩こりが和らぐ。ふくらはぎの冷えが良くなる。首から下全身の肌の質感が格段に良くなる♪すべすべに。この日、ロルフィング後初めての出勤。調子に乗って7センチのヒールを履くといつもある腰から下のギクシャクする感じがなく、むしろ安定感がありとても気持ちよく歩ける。外見はさて置き気持ちだけは「私モデル???」って位気持ちよく歩けるのでルンルン。一日中仕事してもまだヒールを疲れが無いのでバスで帰るはずの20分の道のりをヒールで歩いて帰るとさすがにほんの少し腰が痛くなる

” 6月26日 “寝起きの頭の重さはない。朝から心地よい眠気。寝たのは1時を過ぎていたけどいつもとはちがう穏やかな眠気だ。昨日調子にのって高いヒールをはいたせいか少々足の付け根と腰がギクシャクする。でも以前より良い状態。今日は1日細かいデザイン画の清書。肩腰共に痛くて集中出来ず。しかし止めると割とすぐ回復するので休み休み仕事する。食欲は普通。クーラーによる冷え感は昨年よりは気にならない。相変わらず足の裏の安定感、深い呼吸は持続している膝、足の付け根などの色素沈着が薄くなる。呼吸が深くなったから「代謝が良くなる」と先生もおっしゃっていた効果が??♪仕事帰りの膝下のむくみも少ない気がする。血行の改善は特に下半身と、頭に感じる。記憶力が少し戻った。体が、無理のかかった姿勢から自主的に正しい位置へと戻る感覚がある。肩腰膝頭痛の回復がその日のうちに感じられグッタリせずに夜を迎えられる。ロルフィングを受けてから寝つきは悪くなったかな?眠れなく辛いと言うよりは、まだ眠らなくても平気な感じ。読書で眠気をお越し床につく。” 6月27日 6月28日 “呼吸はまだ深いまま。ほっ。疲れは出てきてるが歩みの安定感、気持ちの落ち着きもつづいているしかしいつものように仕事の時は疲れが襲ってきて今朝は体がむくみ重かった。眠気も。でも肩はぴりぴりした根深い感じの凝りではなくいつもよりは楽。肩のリンパは滞り少なくなった。なんだか仕事「しんどいな」と感じたら罪悪感少なく頑張るのやめられてる気がする。胴回りが、筒状が前後に空間が増えバランスが良くなったように思う。

“6月30日” 午前中 “寝起き良い。一回目をしてから夢をあまり見ないで頭の重い感じがなく起きられる感じがする歩行は安定感が持続し、全身の緊張感、肩や頭痛、座っているときの腰や背中の不快感は改善されている。ほんのすこしだけ膝と腰が痛い。一週間の疲れも以前よりたまっていない。”

 

 

2回目

2009年6月30日“足”

セッションはじめ

セッションはじめ

“体の四方の写真をとる

歩いてみる

先生「どうですか?」聞かれるとわかっていながら、うまく言葉が出てこない。

歩行の安定感、膝の痛みが減ったこと、疲れにくくなったことを伝える。

先生「呼吸は?」そうでした。一回目は呼吸をセッションしていただいていたのでした。あまりにも現状が自然になったため

忘れてました。私「沢山吸えるようになりました、楽なままです。いかに空気が吸えていなかったかびっくりしました」”

セッション中

 

“ベッドに横になりワーク開始。今回は足だと言うことでスタート。

爪先や膝膝の裏すねもも、腰の下、横にワークされる。まずは右足つま先から。

先生「足の指が天井まで伸びていく感じをイメージして・・・」

 

足首から膝をワークされているとき関節なのか筋肉なのか全く痛くはないのだが「ギ、ギギギギ…」と鳴り位置の微調整がされた感じ。膝下セッション中に少し眠くなる。

セッション中ショートパンツのウエストのゴムが微妙にうごく。

左の骨盤横部分をワークされているときにすでにワーク済みの右の骨盤の内側?の筋肉が全く触れても動かしてもいない

のに「キューッ」っと勝手に縮まって骨盤の向きを修正しているような感覚。

膝がきちんと天井を向く感じ、全体が少し軽くなったように感じる。

1回目のセッションで呼吸が劇的に入っていった等の時ほどの衝撃的な感動はなかったが微妙な変化。”

立ってのワーク→姿勢を正したまま先生にガイドしてもらいながら膝を曲げる。

歩いてのワーク→膝が微妙にまっすぐに動くようになった感じ。左膝内側が微かに痛い。先生に伝えると頭右上に手をかざされ「このあたりを意識して歩いてみて」歩くと痛みは消える。

終了後

終了直後

“写真で変化を確認。正面からの写真で骨盤が明らかに水平になっている。(ウエストのゴムの移動や筋肉の縮みはこれだったのか??)

1回目のセッションで呼吸が劇的に入っていった等の時ほどの衝撃的な感動はなかったが微妙な変化。”

帰宅時

今回は少し腰、背骨の最後の辺りか少し痛い。

帰宅後

“セッション後に2時間くらい美容院で座りっぱなしだったが、疲労度以前よりは軽いかな。以前は肩がパンパンだったので。

先生「疲労感が強い人は、1回目のセッションでだいぶ楽になる人もいますよ」とのこと。なるほど、大いに改善しました♪

 

安田登著『ロルフィング教室』によるとこのセッションの成果が出るのは、後のセッションになってからで今回はいわば下ごしらえ的なセッションとのこと。なるほど、了解。”

7月1日

“寝起き良好。

日中は少し頭痛と背骨終り辺りの痛みが少々あったがよるにはなくなる。

歩行がまた微妙に良くなったように感じる。上半身の軸を感じるようになる。

1回目終了時に比べて少し疲れやすくなっているような気がする。呼吸を大きくするように努める。

 

(今日は婦人科のリュープリン注射2回目。これから更年期症状(ホットフラッシュなど)が本格的に出てくるかも?)”

7月2日

“昨夜は目がさえてなかなか眠れず。

短時間の睡眠ながら寝起きはまあまあ。呼吸が少し苦しく15分位ヨガをするとだいぶ楽に。腰から背中下部にが少しギクシャク、朝から疲れた感じでからだが重い。足が付け根から全体的に重い膝の動きがスムーズになり、少し走って見るとなめらかに膝が動き痛みもない。一日座りっぱなしだったが、夜には呼吸も回復してきて疲れも緩和していた。”

7月3日

“寝起き良好 みぞおちから胸の辺りが息苦しくキツイものが着られない

 

胃が痛く、背中と腰の緊張あり肩から首も少し凝り。夜、膝下むくみが多少あるが二十分位歩いても膝と足首はよく動き良好。背中腰の緊張は夜まできつめ。

体の軸は整ってきている感じがする。仕事中の疲れは以前と比べまだ良い。

7月4日

“朝 少しだるく顔がむくむ。呼吸は少し息苦しい

 

日中 足の調子は良好。体の軸は日に日にしっかりしてくる感じ。仕事が忙しく上半身は肩、背中腰の痛み。胃が少し痛い。

夜 疲労感が大。自宅に着くと久しぶりにぐったり。仰向け寝し腰の下の隙間がまた空いてしまっている、恥骨もでできた

7月5日

“朝 寝起きはまあまあ。呼吸も今朝はそんなに苦しさを感じない。

家族にはだいぶ目がむくみで腫れていると、疲れがたまっているみたい。

 

恥骨がまた平らに戻っている。歩行は良好。体の軸は感じられたまま。

 

日中

今日はあまり忙しくない。今日は割と上半身はすっきり。

歩行は良好だが下半身はちゃんとむくみっぽい

疲れは軽めにある少し腰が痛い。

 

直立しているのも以前に比べてほとんどからだがブレ無い。

思考もだいぶまとまるようになり集中力も戻ってきた気がする。

苦手だった買い物での決断が早く自信をもって出来るようになった。

 

小さいトラブルなどでイライラせず笑っていなせるようになっている気がする

 

椅子に座ると右足を上に足を組みたくなる

 

 

夜 あまり忙しくなかったせいか疲労感も少なく割とすっきりしている。

いつもなら昨日のひどい疲れがあとを引くがそんな感じも少ない。

回復力は上がっている様子。

 

軸はがしっかりして膝がうまく動いて歩きやすい、

長く歩く自信はまだ無いが今まで疲れるのが嫌で少しでもじっと

休んでいたかった休憩時間や

帰り道に街を散策しようかなと今日はフットワークを軽くしたくなった。”

7月6日

“朝はかなり早く気持ちよく目覚めた。呼吸は楽にできる。

歩行は軸が保たれたままスムーズ。

 

日中は一日デスクワークだったが肩凝り腰の痛みはほとんどなく快調。

昼食後、いつもより体温が上がって感じ少し汗が出る

呼吸も維持されたままで代謝があがってきたような感じがする。

 

夜、疲労感も少なめ。以前は夜になると腰が前に出てしまいいたい感じがあったが

それもロルフィングを経験してからはかなり少なくなった。”

7月7日

AM

“昨夜は夜中に目が覚めあまり良く眠れず。右ふくらはぎが強くつって目覚める。

疲労感も今朝は少しある。

呼吸は少し浅く感じる、歩行は良好”

3回目

2009年7月7日 “体側”

セッションはじめ

写真撮影・歩行を見てもらう

セッション中

ベッドに右側面を上にして横になりセッション。順に左側面も。

膝下、腰、背中など。呼吸が次第に深くなる感じ。

特に変化を感じたのは、左側面を上にした状態での頭から首、背骨に沿って僧帽筋辺りをセッションされたときに肩甲骨の間がキューっと気持ちよく広がり正しい位置に戻る感じを受ける。

座ってのセッション、呼吸をすると胸郭が大きくなっているように感じる、のどの息の通りが良い。

歩行してみると首の付け根、頭頂が後ろの天井から引っ張られるように感じる。バストが上がっている感覚がある”

セッション後

終了直後

首の付け根、頭頂が後ろの天井から引っ張られる感じが続く

帰宅後

“仰向けになってみると胸郭が広がってアンダーバストが大きくなっている感じがあり、肋骨(肋軟骨?)の終わり部分が

前に出てきている。

 

少しだるいが頭がさえてなかなか眠れない。汗が出る。

7月8日

寝起きは良好。顔のむくみもない。首の付け根と頭頂の引っ張られる感じはもうない。

代謝のいい感じの発汗は今日もある、体もすっきりした感じ。体重も減っている。

軸はよりしっかりしてきている。ロルフィングは自分でも完全に忘れてしまっていた正しいポジションに戻してくれている

ような感覚がある。

7月9日

ロルフィング日記

 

“2009年7月7日

 

セッション3回目

 

体側”

セッションはじめ

写真撮影・歩行を見てもらう

セッション中

“ベッドに右側面を上にして横になりセッション。順に左側面も。

膝下、腰、背中など。呼吸が次第に深くなる感じ。

特に変化を感じたのは、左側面を上にした状態での頭から首、背骨に沿って僧帽筋辺りをセッションされたときに肩甲骨の間がキューっと気持ちよく広がり正しい位置に戻る感じを受ける。

座ってのセッション、呼吸をすると胸郭が大きくなっているように感じる、のどの息の通りが良い。

歩行してみると首の付け根、頭頂が後ろの天井から引っ張られるように感じる。バストが上がっている感覚がある”

終了直後

首の付け根、頭頂が後ろの天井から引っ張られる感じが続く

帰宅後

“仰向けになってみると胸郭が広がってアンダーバストが大きくなっている感じがあり、肋骨(肋軟骨?)の終わり部分が

前に出てきている。

 

少しだるいが頭がさえてなかなか眠れない。汗が出る。

 

7月8日

“寝起きは良好。顔のむくみもない。首の付け根と頭頂の引っ張られる感じはもうない。

代謝のいい感じの発汗は今日もある、体もすっきりした感じ。体重も減っている。

 

軸はよりしっかりしてきている。ロルフィングは自分でも完全に忘れてしまっていた正しいポジションに戻してくれている

ような感覚がある。

 

7月9日

“夜になり肩の周りや鎖骨のくぼみの硬さがなくなって柔らかくなっているのに気づく、

ここ数年、泣きたい位ヒドい日も多かった肩凝りが気にならなくなっている。

早くもこの時点でロルフィングをお願いした期待していた大きな目的をあっさり達せられてしまった。

 

重力に従って、ちゃんと素直に立てると言うことは本当にありがたい事なんだ。

そして今まで自らの生活でそれを大いに難しい事にしてしまっていたような気がする。

もっと体を大切に扱わないといけないなと思う。

 

7月10日

“昨日今日と、疲れが出ている。あまり良く眠れない感じ。夜は目が冴え朝は早朝に目が覚めるため二度寝してしまう。

 

体は朝はすっきりとしているが仕事の後は背中から腰にかけて詰まっているようなギクシャクするような感じ。

以前の疲れ方に比べれば格段に軽い。

ホームなどで足を揃えて直立しているときの安定感がとても良くなった。足の長さが揃ったような感覚。以前はかなりグラグラしていたんだなと改めて思う

7月12日

仕事の疲れと注射の副作用でだるく、暑くて寝不足の為ややグッタリめ。疲れると腰の辺りが詰まって背骨が腹の方にカーブが強くなり、足もむくむ。あー疲れた~と思う日は、仰向けになると腰のしたに隙間ができちゃって、恥骨が出てる。

 

骨盤が縮まり内臓がきつく緊張した感じになる。

 

体側へのセッション後は呼吸がより安定した感じ。

頭はクリアになってきてるように思う、記憶力が少しましに。食べ物の自制が効くようになってる感じ。あんまりたくさん食べなくでも満足できる。2キロ痩せた。夏バテか?笑

4回目

7月14日 “骨盤底”

セッションはじめ

写真撮影・歩行を見てもらう

だいぶ安定した歩行が出来るようになった。

セッション中

ベッドに横向きに。セッションが進むとへそ下辺りの内臓がふわっと軽く温かくなる。骨盤がギギギと開く感じと前側に傾き楽な感じに。

仰向けになりセッションしてもらうと、骨盤が今度は右側が内側に心地よく閉まって、しゃんとする。右足もつられてギギギと広がった膝が天井を向く。

 

大きく呼吸をすると、腰骨付近まで呼吸が入る。胴が長くなった感じ。

 

歩いてみる。

足が少し軽くなり、下腹の内臓があったかい。

セッション後

終了直後

内臓があったかい感じ。特に下腹部分。

帰宅後

帰りの電車でも内臓があったかく、ぐるぐる言う。特に子宮の辺りが気持ちあったかく感じる。下腹の緊張感がゆるむ。

 

7月15日

“日中気温33度

むし暑い一日”

“昨夜も朝4時まで暑さと軽い動機で寝付けないが朝は7時に割りとすっきり目覚める。

呼吸は腰骨辺りまで入るような感覚に。歩行の重心は足の裏前方にある感じ。

疲れの為か腰が少し不安。体はややだるく米を食べると胃もたれする、夏バテ気味。

足のむくみはすっきりとしている。汗が気持ちよくちゃんと出る。

ロルフィングをはじめてから汗が良く出るようになった。本日も引き続き子宮があったかい感じがする。

慢性的な疲労感はだいぶ軽くなっていると感じる。”

 

7月19日

“両手首が少し痛くなりやすい

薬のせいかも知れないが起床時食後入浴後とにかく上半身に汗をかく

腰が少し痛い

疲れは溜まりにくくむくみも少ない。

寝つきは悪いが起床時の頭が重たい感じはもうほとんどなく普通に起きられる日がほとんど。

肩凝りがかなり改善。肩が柔らかい♪

 

7月21日

“腰の不安が少しあるが呼吸は安定、疲労感も少なくなっているまま。緊張感はまだ日によって少しある。

脚の安定感があり歩くのが以前と比べ億劫ではなくなってきている。高いヒールも格段に疲れにくい。

夜はなかなか寝付けないまま。でも寝起きはすっきりして電車での居眠りも少なくなったような気がする。

肩凝りがひどい日はほとんどなくなっている。凝ったと感じる時は何回か大きく呼吸をすると以前は入らなかったところまで膨らむ感覚があり内側から楽になる。

 

5回目

2009年7月22日“腸腰筋”

セッションはじめ

写真、歩行

セッション中

ベッドに仰向けに。先生から右すねにあるやけどに関して質問され、

やけどの時の具体的な状況、じぶんの体感、感情楽しかったとか、その感情は体のどの部分で感じたのか等を思いだすよう促され、感情を感じた部分に意識を向けるようにする

だいぶ昔のことなので細かいことまではなかなか思い出せなかった。まさかそんなに昔の事を詳しく聞かれるとは思わなかったので少し戸惑った。

 

たぶんロルフィングを受けていなければ思い出すこともなかったような情報も思い出すことになった。

 

やけどに関しては初めにも質問され、今までの回でもポイントの一つとしてセッションされているのには気づいていた。

やけどをしたのは小学校六年生の事でちょうど明日から冬休みで学校から帰ってお菓子作りをしようとカラメルを作っていたらそれを誤ってスカートから出ていた右すねにべっとりこぼしてしまったのだ。

当時は痛い思いをしたが10年以上経った今では、痕は残っているものの、全く気にもしなくなっていた。

やけど部分や直接的ではないがセッションを通じてそこにつられて引きつれてしまったように感じる部分(今回の場合、喉、みぞおち)にゆっくりと、意識を集中し、そこに呼吸を入れてゆく。

気づいていなかった緊張に気付き、少しずつ体が爪先から温かくなり「もう大丈夫なんだな~」という感覚になってゆく。

その間、先生に爪先、脚やお腹、すね、骨盤の両脇等を意識し呼吸をするよう促され、硬く冷たくつれた部分が、柔らかく温かくなめらかになる。そして呼吸が入る部分がまた少し拡がっていった。

終盤になり左右腰骨の内側、大腰筋を腹の上から押さえられ、腰ごとダイナミックにグイッと右に半回転、左に半回転…みたいに動かしていく。

これはなんとも不思議感覚…気持ちの良いような?ズルズルっと?ツルツルっと?鶏肉を料理するときに脂身とは反対側の表面に付いてる薄い膜がこすり合わされるような。

皮膚の10センチ位内側で、筋膜に包まれた先週先生に図鑑で見せてもらった腰から脚の付けね辺りの大きな筋肉が動くのがはっきりわかりました。今までは動いてる事すら感じる事は出来なかった筋肉でした。「お~!大腰筋が自由になってる~」

セッション後

終了直後

“帰宅中

足首から下がとても温かく、大腿部も次第にぽかぽかしてくる。肩や腰、膝などで関節がポキポキいう。仙骨と腸骨の繋ぎ目が閉まるようなじんわりした軽い痛みがある。ふくらはぎが少しだるい。

帰宅後

 

 

7月24日

“ここのところ寝つきが悪い上に5時ごろ目が覚める日が続き、さすがにしんどくなってきた。寝た気があまりせず、毎日夢を見る。

ホルモン療法のせいか、子宮が重い感じ、上半身の暑さ、上半身背面の緊張が頭まである。疲れで少し腰、首の付けねがだるい

大腰筋のおかげか?顔と膝下のむくみが目に見えて良くなった。一日座りっぱなしでも比較的疲れにくい”

 

7月26日

“朝起きるとふくらはぎが冷えた感じ、駅の階段で膝下がすぐ疲れてしまう。

今日はひたすらダルかった。仕事も終盤になると久しぶりに肩が凝りめまいもある。体が疲れて集中力が無く、仕事中に文字を書くのもしんどかった。ホルモン療法によるホットフラッシュと上半身の発汗も多少ある。

ロルフィングだけの経過を書きたいのになかなか状態を分けて書くのが難しい。

土踏まずと子宮、下腹部あたりが繋がっている感覚が出てきた。土踏まずをマッサージすると下腹部が活性化するイメージ。大腰筋セッション後は脚全体の筋肉が柔らかくむくみにくくなっている。腰の不安感もだいぶ薄らいだ。恥骨がまた出てきている。

 

7月27日

“また5時半に目が覚めてしまう。うまく眠れない。

足のダルさがあるがからだの根本的な作りは正常になっているように思う。

無理な態勢が続いてもすぐに元に戻ってくれる

夕べは仕事の後、最近睡眠状態が悪いのでスーパー銭湯にあったまりにゆく。だいぶ寝つきが良くなった。クーラー&猛暑で体がくたびれてるみたい。足のダルさもそのせいかも。

今日は仕入れのため外回り。いつもより歩いたが、膝や腰がもギシギシいわない、と言うかギシギシいってたことも最近はほぼ忘れて過ごしている。

 

 

6回目

2009年7月28日“仙骨”

セッションはじめ

写真・歩行

左右交互に重心をかえ休めの姿勢を、後ろから先生に見てもらう。

セッション中

うつぶせでベッドへ。頭、脚、腕、背中、腰、等広範囲をゆっくりセッションしてもらう。だんだん体があったまってきて、うつらうつらする。ポカポカしてとっても気持ち良い。特に腰に両手を置かれてのセッションは特に温かくて気持ち良かった。

途中、先生が右のおしりをギューッと押すと、腸骨が後ろに傾いた。

 

 

セッション後

終了直後

“終了後、また歩行と左右の休めの姿勢、写真。腰の辺りがのびのびした感じ。

先生からは、ふくらはぎの形が変わった事、骨盤のラインが水平になったことを写真を見ながら説明してもらう。背面、腎臓辺りが写真で見ても伸びている。先生は「この辺りを冷やしちゃうと、腎臓も萎縮して縮まってしまう」とのこと。この季節、ガンガンクーラーの中に居なければならないことが多く毎日冷えが蓄積されて疲れてる…冷やさないようにしなきゃ。

帰宅後

“帰りは腎臓辺りがずーっとポカポカ温かい。今日は仙骨の回のはずだけど腎臓のほうが印象深いセッションだった。

でも、仙骨がゆるむとリラックスしてねむくなるらしいのでしっかり動いていたのかな。

 

 

7月31日 昨日は腎臓辺りの腰回りがダルく痛かった。目も霞んでいた。

今日は寝起きも雨の日の割には良く朝のうちはダルさが少しと目の霞みがあったが、

午後あたりから腰回りから首の付け根にかけてすっきり快調。視力も回復、肩凝りも緊張感もほとんど無い。精神的にも落ち着いている。

 

毎朝のように出勤するのが辛かった日がいつの間にかスゴく減ってきているのに気付く。調子の良い日が増えてきた。

 

ロルフィングは「良くなった!」と言う感覚を味わう前に、痛みの無いのが当たり前だった生活にいつの間にか戻ってしまっているので、回復の瞬間をつかまえて記録するのが難しい。

いつの間にか辛いのを忘れちゃってるから、なんだかありがたみが噛みしめづらい~笑

 

あとは骨盤周りが柔らかくなったような気がするかなぁ。

8月1日

8月2日一昨日からひどい疲労感、軽いじんましん、肩こり、イライラ。ホルモン療法の副作用だろう。これさえなければ、ロルフィングのお陰できっと、もっと楽チンに成れているんだろうな~と思う。

 

駅まで20分ほど歩くと体が腰から背中、肩まで軽いマッサージを受けているように筋肉が動く感じが気持ち良い。脚から上半身の連携がうまくいってる感じがする。

 

 

8月6日 仙骨のセッション後腰がより安定し下半身と上半身の繋がりが良くなってきている。

午前中の緊張と気分の悪さはまだ有るが、日中の感情の起伏はだいぶ客観的に見られるようになって、仕事でも精神的に落ち着いて楽に過ごせる日が少しづつでてきた。

最近、たまに、自分の体をもう少し信用しても良いのかなとふと思うようになった。

体の言うことばっかり聞いてたんじゃ、人生良い方向に行けないと思い込んでいて、体力が続く限り頑張り続けられる事が

良い道を開くと思っていたみたい。

 

いつの間にか体が欲しがるものが分からなくなってしまっていた。

体が欲するものじゃなく、体に良いと一般的に言われているものをやみくもに食べてたかも。

 

なにが食べたくて、いつ眠りたいのか、もうちょっと体の言うこと聞いとけば良いのかな。

 

8月11日

歩行時にエックス脚気味だったので膝がぶつかる感じが少なくなって来ている。まっすぐ歩けるようになっている。

7回目

2009年8月11日“頭部”

セッションはじめ

写真・歩行

体の調子を少しお話。歩行の感じが良くなった事などを話す。

 

「今日は頭部ですがなにか首から上で気になっている事は?」との先生からの質問。

「ん・・・・・頭部ですかあ?」記憶力が下がったとか、化粧のりが悪いとか、しみが増えたとかそんな事しか思い浮かばなくって、もっとロルフィングっぽい??こと言わなきゃと「あ、あごがずれてます。口を開けると、ほら曲がってるんです。あと肌が痒くなります。」とお話しする。。。

セッション中

仰向けにベッドに。

首を左右楽なほうに傾け、首の側面を両方セッションしてもらう。一緒に腕と肋骨の背面も触ってもらう。頭皮がゆるみ、頭蓋骨の張りが楽になり眠くなる。首も肩もコリが和らぐ。

口腔。先生が薄いゴム手袋をされ口のなかをセッション。歯茎の付け根を少しずつ場所を移動しながら

やや強めに押さえる。舌の下は食道から胃にかけても楽になる。さっきの頭皮がゆるむ感じといい「ああ、人間の皮膚って一枚皮なんだな」と感じる。口はその内部への入り口の一つで。

歯茎の付け根がもしぺりぺりっとはがれたらそのまま頭皮もゴムのマスクみたいに脱げちゃう感じ。

とか思いつつちょっと恥ずかしいのを我慢してセッションしていただく。

先生に感想を聞かれ「痛くないです。でもやや恥じらいが・・・笑」「鼻もありますけどやりますか?いい経験になりますよ笑」 やらないわけには行かないので。。。

呼吸を止めないでといわれつつジェルをつけた先生の小指が鼻の穴にぃ~~。きゃーー。

恥ずかしいけど眉間と目の奥が楽になり、とくに鼻の通りが良くなってまた呼吸が良くなった♪

次は膝を立てて頭の後ろからセッション。このとき骨盤も少し動くのを感じる。

ロルフィングで私がよく感じる事だが触っているところとは離れたところで動きを感じる。

最後は座って呼吸をしながら頭にのせられた先生の手を頭で押し上げるのを数回。

後は歩行。

セッション後

 

終了直後

頭がボーっとして眠くなってしまう。帰りの電車では心地よく居眠り。。。

帰宅後 頭はすっきりしてさくさく動ける。たまっていた家事もすっきり。

鼻の通りはキープされたまま。

帰宅後

“頭はすっきりしてさくさく動ける。たまっていた家事もすっきり。

鼻の通りはキープされたまま。”

 

8月12日

寝起きに鏡を見ると左右の眉の高さが揃っているような気が・・・。先生にはお話し忘れていたがそういえば,化粧をする時にいつも左右の高さが違うのでバランスが取りにくかったのだ。

鼻の通りはよいまま。

8月13日

やはり眉の高さが揃ってきている。顎の間接がゆるくなっているような気がする。

首すじから肩にかけての緊張が和らぐ。首から上の皮膚という袋がゆるまって来ている様に感じる。

鼻は通ったままでたくさんの量の呼吸を出し入れできる。

8月14日

顔の左右のバランスがよくなっている感じ。眉につられてか目の大きさも揃い始めているように感じる。鼻の通りは良いまま、鼻の奥が広がってい感じ。首周りの緊張も和らいだまま。

8月15日

後頭部から首にかけての筋肉がゆるんでいる。眉の高さは今日はまた左右の高さが違って見える。鼻は通ったまま。久しぶりのヨガをしていても呼吸がしやすいので安定しやすくなった。

歩行時の骨盤から大腿部のつながりがスムーズに感じる。初めに比べ足腰の安定感が徐々に良くなっている。腰の不安感も今ではほぼ感じない。

8月16日

頭の緊張が取れやすくなっている。こめかみ辺りが楽になりやすい。首側面から肩にかけての筋肉がゆるみを感じる。

鼻の通りは楽なまま、呼吸はしやすい。胴部分全体に呼吸がより入りやすく感じる。

精神面で冷静さを取り戻し易くなってきているように思う。自己受容しやすくなった。

膝の関節の繋がりがまた良くなっている。

8月17日

昨夜からみずっぽい鼻水が多く、急に耳の奥の鈍痛と、その周辺の後頭部が頭の向きを変えたりしたときにズキンと痛む。

今朝もまだ痛く、痛みがひどくなっていたので休憩中に耳鼻咽喉科へ。鼓膜が炎症しているとのこと。

強く鼻をかんだり、耳掻きしたりするとなる症状なのだそうだが心当たりがない。薬を3日ほど飲めば治るとのこと。

会社で、まとめるのが難しそうな今日のミーティングの進行を任されて自分でもかなりプレッシャーを感じていたのでそのせいのような気もする。緊張がピークになったときに耳に来たのかも。ロルフィングと関係ある症状かどうかは解らないが、頭部を扱った後だったので記録しておこうと思う。

8月18日

耳の痛みもほとんど気にならなくなった。

鼻水は少し出るが、全体的な呼吸は楽なまま。

首から肩にかけての筋肉も楽なまま。

ここ数週間、便通の調子も良くなっている。ほぼ毎日ちゃんとすっきりする。

8月19日

耳の痛みはほぼなくなり、後頭部の痛みがほんの少しになる。

眉の高さ、目の大きさも揃ってきているように思う。

鼻の通りも徐々に復活し、呼吸も楽なまま。

肌の調子も落ち着いているようす。

いつも頭皮の油分が出すぎ髪がしっとりし過ぎる事があるのだが、それも心なしか改善されているように思う。

8回目

2009年8月19日 統合①

セッションはじめ

“写真 歩行”

セッション中

下半身を中心に。ベッドにうつぶせになる。左足はまっすぐ伸ばしたまま、右足をランナーのように曲げる。

つま先から腿の辺りまでを触ってもらい、左はさらに伸ばし骨盤を水平にターンさせるような感じで動作を数回。

足から背中の筋肉ものびている感覚。背中側の内臓を収めている空間に余裕ができたことが感じられる。

これを逆もやった。痛みはないがこれまでよりもやや強めに圧力がかかる。

途中、気持ちが良くてウトウトした。

続いて仰向きになり膝を立て呼吸にあわせながら数回セッションしてもらう。

最後にベッドに座り背中を調整。

 

歩いてみると右臀部に痛みがある。局所的な筋肉痛のような骨がポッキっと鳴る直前のような痛み。

そのようにお話しするとすぐに調整してくださり痛みが和らぐ。

セッション終了後

終了後写真を見ると、肩から背中の辺りが少し伸びやかになっている。

私の体で特にここがポイントになって不調をきたしているというところはあるのですか?とお聞きすると

ちょっと困ったご様子で、そういうことではないらしいが背骨上部と膝周りの脚を指し示しながら、その辺りの繋がりを気にかけて進めて下さっているということ。

 

HPにあった「再教育」という言葉が気になっていたのでその辺のお話しも伺う。人間はもともと歩行が出来るような能力がありそれによってのみ歩けるようになるのだとばかり思っていたのだが、親の歩き方や動作を真似ている部分も大きいのだそう。これはかなり私の思い込みがひっくり返った。

私は父の姿勢に似ていて、疲れると腰の痛くなる部分が全く一緒だった。

親子だからそういう血なんだとばかり思っといたが、遺伝子レベルの遺伝というところだけじゃなくそのまねて歩けるようになった最初の「教育」が今の体の状態を作っている部分が大きいということだろう。

ロルフィングで「再教育」してもらうことで基本的な親から受けた教育を、よりいいものにできたら嬉しい。

 

終了直後

“歩いて帰る途中、また右臀部が痛み出す。でもほおっておくといつの間にか治ってしまう。

頭が少しボーっとして、眠気も出できた。”

8月21日

“腰、膝、足首、の連携がよく、スムーズになっている。膝もクッションがしっかりした。

特に腰(腎臓辺り)まで呼吸が入って伸び、疲れにくくなっている。

顔の皮膚に少し張りが出たようにも感じる。”

 

 

 

9回目

2009年8月25日

統合②

上半身”

セッションはじめ

“歩行、写真

上半身の気になる部分を伝える。頭はボーっとしやすい事。後は取り立ててなかったが前回もチェックしてもらった右手首が手をつくとやや痛みがあった。”

セッション中

“仰向けにベッドに横になる。

手のひらをボードにパーにしてぺったりと付ける。そうして先生が腕全体を本当に少しずつ少しずつ回転させるように

動かしながら腕の付け根まで。肩も一緒に動く頃には中心から肩先までが伸びて緊張がほぐれてゆくのが

分かる。緊張して硬くなっていた肩甲骨周りがゆるんで、ベッドにぺたんと肩がベッドにつくようになる。

途中右肩のところで腕がねじれてついている感じがした。

胴体部分を中央から片側ずつ胸郭を全体を両手で拡げるように外側にすこーし引っ張られる。

もうこの辺で体がゆるんですこしずつ温かく気持ちよくなりウトウト。。。

頭の付け根の緊張も取れ、頭の張りも楽になっている。(ゆるむまで気づかなかったが。)

右肩のねじれもなくなっている。ちょっと痛かった右手首も一緒にチェックしてくださっている様子。

最後の方で脚にも少し触れ、呼吸のチェック。日に日に楽になってきていた呼吸がまたここでダイナミックに

なったように感じる。座っても呼吸のチェック。腰辺りの空間が少し広がった感じ。

最後に歩行。自分では肩が楽になった感じが大きかったが、写真で確認すると腰辺りが伸びているのが分かる。

先生「順調ですね(ふふふ)。」との事。右手首のすっかり痛みがなくなって元通り。痛いところがあると

ロルフィングの凄さがわかりやすい。”

セッション終了後

少しだるく、眠くなる。

 

 

8月26日

“朝ヨガをするも手首の痛みはほとんどひいたまま。肩も動きがよくなって動かしやすい。

なんとも呼吸が大きくなって、ヨガをしながらも精神状態が落ち着きやすくなった。

呼吸をする事自体が味わい深くなんともいえず安心する。”

 

 

10回目

2009年9月2日

下半身

セッションはじめ

 

写真、歩行

セッション中

仰向けにベッドへ。

つま先からセッションされると、つま先付近しか触られていないのに大腿部から腰の内部、背中を通って首、そして耳の後ろまでつながって感じそしてゆるむ感じ。呼吸か深くなりより体に一体感が出てくる。

頭もセッションされる。

特に眉間に手を当てられると眉間から後頭部が貫通しそこに温かいオイルが流れるように

脳がゆるむ感覚がありととってもリラックスする。

セッション終了後

2週間後

“少し肩こりが戻って来てしまっている感じもあるが、周りからは「お尻が上がった!」と羨ましがられる。

ウォーキングをすると大腰筋がちゃんと動く感じがして体の内部からマッサージされているようで気持ちよい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽教師の方

10回目を終えてから1ヶ月以上が経ちました。

その間、いろいろと変化があり、いまも変化が続いていると思います。

例えば、ある箇所が痛くなったり、痛くなくなったり、また痛くなったりなどです。

 

最近の特徴を書きます。

・自分の姿勢のくせに気づくようになりました。

具体的には、

肩を上げている時、

肩を前方に巻いてしまう(胸を閉じるというか)時、

座る時に前かがみな時(ずっと目が悪いせいかもしれません、見えないので)、

歩く時に左足の動きが悪い時、

右顎をかみしめている時(最近ようやくわかりました)、

内臓が緊張している時(忙しくて先のことばかり考えている時になります)、

などです。

気づくってすごいことなので、きっと大きい変化なのだと思います。

・症状的に良くなったこととしては(少なくとも現時点で)、

以前も言いました、声の響き

肩こりの軽減、こっても翌日は治っています。

首の後ろのいたみの軽減(ほとんど痛まない)

腰痛の軽減(変動中ですが、ここ1週間くらいは痛くない)

疲れからの回復力(疲れに対して敏感になったので、必然的に断続的に

体を休めるようになった)

歩きやすさ

自転車をこぐ時にお腹とお尻を意識するととてもこぎやすい(腸腰筋?)

お腹をのばすととても気持ちいいこと(自然と深呼吸?)

・今も引き続き気になることで、できたら改善したいことは、

事故でぶつけた左ほほが、10回目のワークの後にいろいろありましたが

(あつくなったり痛くなったり)、まだもう少し働きかけていただいたほうが

いいような気がすること。

左顎が今でもばきっと鳴ること。

疲れからの回復は良くなりましたが、ひざ下の疲れは残りやすいこと(もともとですが)

椅子の座り方が悪いこと、

つまり、椅子の上に正座したり、足をぶらぶらさせないと長時間もたないことです。

 

(セッション依頼の内容省略)

 

余談ですが。

ロルフィングによる感覚的変化についてです。

力を抜くことで、「響き」や「余韻」(=世界?)を感じられる感性が

開かれたような気がします。

力みに気づく→あまり力まないようになる→世界を感じ世界と調和する方向

という流れがあるような気がしています(大げさな表現ですね)。

きっかけはロルフィング以外にもたくさんありましたが、

そのきっかけとなるメッセージに気づけたのは、

ロルフィングによって比較的ゆったり構えられるようになったことも

関係していると思っています。

今でもいつも急いで前のめりな生活ですが(もうすぐ師走ですしね)、

時々意識してゆっくり動いたりするようになり、それが良い作用をもたらしているような

気がします。

勘が磨かれたり、タイミングは良くなったりという現象はあります。

 

(以下2回目のメール)

 

ロルフィングをしていただいている期間は、

週に1回ゆったりした感覚を思い出すのがとても良かったです。

終わってからしばらくは、またゆったりできないままになってしまうかと

思っていましたが、

最近、意識して自分でゆったり感覚を思い出すことが少しできるようになりました。

(自立?)

 

前回のメールで、省略したことあります。

ロルフィングが関係しているかわかりませんが、時期的に一致したことです。

 

食生活が変わりました。

きっかけは、おそらく、10シリーズ後半の頃、

スーパーで買ってきたみかんの後味をとても「まずい」と感じたことです

(偶然、農薬がきついものだったのかもしれません)。

 

音の響きについて不思議に思ったことがあります(10シリーズの後半?)。

毎日使っているピアノの響きが豊かに変わったと感じる瞬間がありました。

①単に調律をしたせいなのか(毎年していますが、豊かに感じたのは今年だけです)

②弾き方が変わったからなのか

③聴覚が変化したのか

そのどれが理由なのかはわかりませんが。

 

左頬については、

事故から数ヶ月? 痛みを感じる

それ以降?     しこりやひきつりという感じ

10回目の後?   しこりがやわらかくなった感覚

その1週間後?   熱くなったり痛くなったり

さらにその後?   再び、しこりの感じ

という変化です。

 

 

睡眠障害のある方

セッション2の後に以下のようなメールを頂きました。

 

>>

報告が遅れましたが、田畑先生のロルフィングのお陰で睡眠薬を減らす事ができました。

主治医に田畑先生の事を話しましたところ、

 

『眠さ、だるさはそのロルフィングのお陰で自律神経がリラックスして精神的にもすごく良い状態になって来ているためと思われます。

本来眠れなかったものが、ロルフィングで眠れるようになったのではないでしょうか?

そのために今までの薬では、効き過ぎてしまうのだと考えて良いでしょう。眠さ、だるさは薬が強すぎるために出ている作用だと考えられるので、減らして様子を見ましょう。』

 

と言われました。

現在減らしておりますが、眠さ、だるさはなくなりました。つまり、ロルフィングの効果で、薬が減っても眠れるようになったという事だと思います!

 

ありがとうございました!

これからも宜しくお願い申し上げます。

 

<<

慢性疲労の方

メールで頂いた内容をご本人の許可を得て,引用させて頂きました。

(前文略)

 

未だに、あのなでるようなタッチでなぜああも変化するのか、不思議としかいいようがありません。1回目のセッション前後の写真を見せていただいたときと、2回目だったかの時終わった後足の裏につっぱったような痛みがでて、それをお伝えするとまた少し触れられただけで痛みが消えてしまったのは、本当に衝撃的でした。(本来の趣旨からはちょっと外れると思いますがノ)

 

あと、なにより大きかったのは、精神面です。始める前、どうなってしまうのだろうとの不安が大きくて、今思えば肉体よりも精神的に大変で、またそれが、よけいに症状を助長させていたところもある気がします。医師にもなかなかそのあたりが理解してもらえないし、痛みとか不安の程度とかが数値ででるわけでもないので、自分でもうまく表現できない。そのことに対する焦りとか苛立ちとか、「たぶんなおります」というなんとも歯切れのよくない言葉に、どうすればいいんだろう、と色々な意欲も失せてしまっていたように思います。

それが、治療ではない、とはいうものの、何も手を打たずにただ時をやり過ごしているのでなく100%確実とまではいえないけれどもかなり期待の持てることをしている、ということが私をすごく支えてくれていました。

 

症状としてはセッション半ばの頃が一番キツかったと思うのですが、それを何とかやり過ごせたのも「もうすぐ田畑さんに会えて、セッションが受けられる」ということがあったからに他なりません。先ほど挙げた衝撃(笑)の体験もあるので、一筋の希望になっていました。実は9回目のセッション後にMKさんという霊視の先生にお会いしたのですが、 精神面が肉体面にかなり反映されていて、ロルフィングがもたらしたいい影響はかなり大きかったと思いますよ、と言われ(失礼でしたら申し訳ありません)、田畑さんがサイトで書かれていたロルフィングによる精神面の変化とはズレがあるのかもしれませんが、私自身もとても大きかったと思いますし、本当に力を貸していただいたと心から感謝しています。

 

そしてこれからまだ身体は変化していく可能性があるんですよね。楽しみです。

 

(後文略)

>>

鉗子分娩でお生まれになった方

5回セッション後の感想

 

帰り路は仰せの通り とても足取りが軽くて どこまでも歩いていけそうな感じ、歩いていきたい気持ちがしました。

自転車を漕ぐのも軽々だったので吃驚しました。

 

身体は右側が伸びて実感としては左側にグイ〜〜ンと曲がっているような気がします。

歩くときにお尻の後ろ側が意識に上ります。

全体としては 自分を以前より後ろから見ている感じです。

この感じは乗馬に役立つだろうと思うので 今から次のレッスンが楽しみです!

 

いつも吃驚するのですが

例えば何気なく立っているとき ふっ、と「こんな感覚は初めてだ」「生まれ変わったみたいだ」と感じます。

私はこの感じがとても好きです!

 

きょうはセッション中に「今までにコレで腱鞘炎は治るはず」と教わってあれこれ40年近く試してみたことは見当違いだった。。という思いが浮かびました。

それに限らずセッション中によくいろいろ気づき、というよりは思いがふっと浮かんできます。

それらは「う〜〜ん、そうだったんだ」と自分で納得できる物ばかりです。

回を追うごとに本来の自分に近づいていくような気がしています。

 

いつもセッション後より後から気づくことが多いので書いてみました。

 

第7回目後の感想

 

前回のセッションは 今までで一番衝撃的でした。

いろいろお知らせしたいのですが 頭がパンクしているような感じです。なんだか頭が今までの労力の10分の一くらいで機能するようなので 使い方に慣れていないような感じです。セッション後 左へ左へ重心が引っ張られるので いつもは恵比寿に出るのですが 目黒川沿いをぷらぷらぷらぷら大橋まで歩きました。こんなに注意散漫だと 車にはねられるんじゃないか、と自分でも心配なほどでしたが そういう危ない目には一度も合わず 人との会話も普通に成立していたので驚きでした。いつもはもっと注意を集中してそれらのことをしているらしい・・・です。それ以来 ゆるゆるゆるゆる 快状態で暮らしています。

 

帰り道で「今までは夢(現実でないという意味で)を見ていたのだなぁ。。」という思いが浮かんできました。これが全てカンシ分娩のせいだとすると とんでもない暴力ですよね!そういう生まれ方をした子供には出来るだけ早い時期にロルフィングをすべきだと思いました。

 

最初は田畑さんのロルフィングの技術に100%、ロルファーとしてのあり方に100% で 200%満足だと思っていましたが

その後、お話から ロルフィングの求めている物、その求め方(無理なく身体に任せる)などを知り それぞれで100%で今は400%満足です!

こんな素晴らしいものがあったなんて!・・・凄い!考え付いたアイダ・ロルフはどういう人だったのでしょうか?

正しい姿勢を無理にとろうとすると却って無理がかかるので調整された身体にゆだねれば良い方向に向く(・・・というように理解しましたが)という考え方は怠け者の私には思わず「バンザ〜イ。私にピッタリ」と後から気づきましたが あの瞬間、「殆ど宗教の領域だ!」と感動しました。

 

考えてみれば無理にしても出来ないのですよね。多くの人がロルフィングを受けて努力、気力、体力、熱意、能力などなどに頼らない ねじれ、よじれのない身体になれば何かに執着や依存することのない楽で快な人生が送れるかも? 私自身は変化が愉しくて このままず〜〜っとセッションを受け続けていきたい。。と思っていますが 矛盾するようですが コレ(人と技法)に依存しないですむロルフィングのシステムは素晴らしい!と思っています。

 

Rolfer’s note:

鉗子分娩による出産の影響が多岐に渡っている可能性が考えられましたので,髄膜等の深部膜組織に生じていた制限の解放にもつながったのだと思います。

産後バランスを崩された方

10回のセッションを終えて

このたび10回のセッションを受けることができて、とても満足し、そして感謝しています。毎回、セッションに伺うのが楽しみでした。今では気持ちも身体も以前とは別人のようです。

当初は、腰の奥の重苦しさと痛みで途方にくれ、毎日そのことばかり考えてしまい気持ちも晴れず、つらい日々でした。でも、あのときロルフィングを思い出し、受けることを決めて、田畑さんにセッションしていただけて、本当によかったと思います。当初の懸念であった腰の痛みから解放されただけでなく、身体全体のバランスが取れ、歩くこと動くことも楽しくなりました。今はもう運動したくて仕方がありません!鏡の前での身体のチェックも楽しく、あちこち動かしては眺めていると時間のたつのを忘れてしまうほどです。

痛いところがなくなって、身体を好きになってきたら、やりたいこともいっぱいできてきました。気持ちもいたって前向きで、毎日楽しいです。この身体を大切に、凝り固まらせることのないように、適度な運動を続けていきたいと思います。

10回セッションを終えた今でさえ、なぜあんなにソフトなセッションであのように身体が変わり、そして戻らないのか、やっぱり不思議に思ってしまいます。セッション途中も、楽しいながらはてなマークだらけの私でしたが、田畑さんは、常に静かで落ち着いた真摯な姿勢で、まるで「私には真実が分かっています」というかのように、進むべき方向を見据えてよどみなく進んでいかれました。なんといいますか、私以上に、私の身体を信頼してくださっていたような気がします。とても信頼できるロルファーさんで、安心してセッションにのぞめました。ありがとうございました。その確かな技術にも信頼と尊敬を覚えました。これからも少し変化が続くとのことですので、楽しみにしていきたいなと思っています。

ロルフィングがあってよかった。本当に救われました。田畑さん、本当にありがとうございました。

今回ロルフィングを受けようと思ったわけ

 

● それは産後のこと・・・

産後3日目くらいに、自分の身体を鏡で見て愕然としました。「すごいゆがんでる・・・」。妊娠中、お腹の真ん中に縦に走っていた体毛のラインは、お腹がへこんでみたら、おへその辺りで右にぐにゃりとまがり(それだけゆがんでいるということ?!)左右の腰骨のラインは非対称だし、体重は左足だけに乗っているみたいだし、すごくあせりました。このままだと、身体や脚の曲がったおばあちゃんになっちゃう!また、子宮が下に引っ張られるようなしんどさが続き、「そんなことどこにも書いてないよ!もしやわたしだけ?」とあせり、いろんな本からの知識を寄せ集めての自己流で、産後3週間目くらいに、骨盤ベルトでぎゅうぎゅう締めて寝ました。

今思えば、気ばかりあせって、ずいぶんと頭でっかちになっていたと思います。身体が自然に回復していくのを待てなかった。その、骨盤ベルトを締めて寝た次の日、仙骨付近が「ミシミシ」と油が切れた感じがして、「これは、まずい」と思いました。イメージとしては、産後ゆるんでいた骨盤付近が、間違って変なふうに固まって癒着してしまったような感じです。

それからは、仙骨付近がいつも重苦しく、毎日日替わりで腰付近のあちこちが痛み、仰向けに寝ると仙骨あたりが緊張してリラックスできない、という状態になってしまいました。仙骨付近だけでなく、足首から先ががちがちに固まって痛かったり、ひざや手首に痛みを感じるようにもなりました。これもぜんぶ、締めたせいなのだろうか・・・?

妊娠中はとても元気に過ごし、ホメオパシーやゆる体操、操体法などもとてもよく効いて、「自分はそうとううまいことやっている健康な妊婦だ」と自信満々(ちょっと天狗ぎみ?)だっただけに、産後のこの状態にはとても落ち込みました。出産も自然分娩で理想どおりに出来たのに、変にあせって、自ら骨盤をめちゃくちゃにしてしまった、これからこの腰痛と一生付き合っていかなくてはいけないのか?と落ち込みました。ゆがんでいる姿勢をなんとか立て直そうと、産後のリハビリ本などを見て、正しい授乳姿勢や普段の姿勢を鏡の前でまねしてみるのですがうまくできず、それどころか腰の痛みで知らぬ間に前傾姿勢になっているのを母に指摘されたり。もうどれが正しい姿勢なのか、いままでどうやってバランスを保っていたのか、よくわからなくなってしまいました。

 

● そうだ!ロルフィングがあった!

そんなとき、ロルフィングの経験を書いている人のブログを見つけました。

『姿勢が悪い人に「ぴしっとしなさい!」なんつて怒るのは間違っている。こうすればいいんだよ、なんてアドバイスしても無駄だ。筋肉がそーゆー形に慣れちゃってる場合、自力の努力だけで正しい姿勢にしようとしても苦しいばっかりで身にならない。そーゆー時こそロルフィングの出番なのだ。癖のついた筋肉ちゃん(正確には筋膜だっけ?)をあーしてこーしてチョチョイ、としてもらうと、あーら不思議。頑張って正しい姿勢に・・・じゃなくて、一番楽な格好がイコール正しい姿勢になってるのだ。』・・・。

あ!ロルフィング!と、この記述を読んで、以前ロルフィングに興味を持っていたことを思い出しました。たしか、「重力に対し無理のない・・・」というところと、あの男の子のシルエットにすごく納得したのだった・・・。そうだ、いまこそロルフィングを受けたい!きちんと身体を立て直して、痛みと別れ、ゆがみと別れ、正しいバランスの身体に、正しい筋肉をつけていきたい。そして楽しく子育てしたい!と思ったのでした。

そして、ネットで検索し、「書かれていることは少し難しいけれど、これが真実だ、真摯で研究熱心で信頼できそうな方だな」と思って(偉そうな言い方ですみません)

田畑さんにメールをしたのでした。

第1回目のセッション

実は、予約ができて、田畑さんから「産後にロルフィングは役に立つと思います」というメールをいただいて、それだけでもう何割か腰が軽くなるような気がしたのでした。ほんと、こういうひとことは救われる気がするものですね。セッション前のお話タイムでは、「ロルフィングは重力に対して身体を整えるものであって、何らかの不調の治療をするものではない」ということの同意書にサインまでしているのに、ついつい腰の違和感について熱く語ってしまい、ちょっと反省しました。

セッションがはじまって、ソフトなタッチと聞いていましたが、本当に繊細なタッチで驚きました(以前受けたのはもうすこしぐいぐいと痛かったので)。一度受けたことがあるクラニオみたいだなぁと思いました。いつもは仰向けに寝ていると身体が緊張してしまうのですが、そんなこともなく、寝てしまったのには自分でも驚きました。

1,2回少しくすぐったいようなところがあったり、軽くびくっと足が動いたなぁ、身体が動きたがっているのかなぁと思いながらまどろんでいました。

「では歩いてみてください」といわれ、歩いてみてまず、腰がすごく軽くなり、腰一帯がのびのびと伸びた感じがすることに気づきました。そして、左足が勝手に前に出てしまうみたいに、つま先も開いて引っ張られるように前に出ることに気づいて、そうお伝えしました。その後、座って、田畑さんの言われるように身体を動かしました。骨盤を前に倒したり、戻したり。そのときにミシミシいわずに痛みもなく骨盤を倒せることに気づき、さらに「きもちいいところでとめてください」といわれて、一瞬「え?自分でそのポイントを決めていいの?」と思ってしまいました。そうだった、自分の身体だった。うれしかったです。セッション後の写真を見て、胸やお腹の辺りがのびのびしているのを確認して嬉しく思ったし、そういう感じがしている、と思いました。背が伸びたのもびっくりもするけど、そうだろうなぁと納得できる気もしました。帰る途中は、久しぶりに歩くのを楽しんでいました。その日、料理をしているとき、自然に両方の足に体重を乗せていることに気づいて、また驚きました。今までは(妊娠中も)気がつけば左足だけに体重を乗せて立って作業していたのです!そしてその日は眠くて眠くて仕方がなかったです。寝て起きてみると、腰は軽く、その代わりにもう少し上のほうの背中辺りが筋肉痛みたいな感じでした。

その後も、仰向けで寝ていても、まだ仙骨の奥あたりに緊張が残っている感じが多少あるものの、身体全体が緊張して眠れないということはもうありません。(早くも!)

第2回目のセッション

2回目は、「支え(サポート?)を作る」とのこと。うつ伏せで左から。ひざから下を中心に、今回も繊細なタッチ。気持ちいい。ひざやかかとをそっと手で包み込んでもらっているだけのようなのに、はっきりと身体が変わっていくのだから不思議で仕方がない。左だけ終わったところで歩いてみると、歩き始めの数歩は少しふらつくものの、その後は重心が以前より内側になった感じで心地よく歩けました。続いて右側。左よりもじっくりやっていただいている感じ。歩いてみると、こちらはまだあまり重心が内側に感じられず、右足だけ、身体の中心から置いていかれる感じ。それをお伝えして、また座って続きをやっていただきました。1回目のセッション前からの写真を見せていただくと、1回目のセッションが終わってから2回目のセッションまで、戻ったりしていない!つい授乳時に毎回身体を丸めてしまうので、戻ってるんじゃないかとひやひやしていたのですが、そうでなかったと分かってホッとしました。そして、今回2回目の横向きの写真では、足がかかとからまっすぐ上に伸びているのが分かります。ロルフィング特有の「重力」にまっすぐになってきた、と思い、うれしかったです。重心が内側に入った感じがしたのも、重心が乗ってきた、ということなのかな?と思いました。

帰り道、うきうきして歩いていると、ほんの少しの段差に、右足裏を思いっきりぶつけてつまづきました。コーンと右足が釘になって打ち込まれたような・・・。そして腰の下のほう右側に少々痛みが・・・。「あんなに繊細に調整してもらったのに、また台無しにしてしまったのでは!?」とまたまたあせりました。大丈夫かな?しかし、その3日後にも1度右足でつまづきました。足が上がってないのかな?右足が伸びて長くなったのかな?その日はまたまただるくしんどく眠かったです。その後1週間に気づいたこととしては、

・その日、オナラが!驚くほどの回数、オナラが出ました。しかも、くちゃい!内蔵も刺激されたのでしょうか?すいません、こんな話で。

・ウエストから足にかけての左右のラインが、左右対称になっていきそうな予感!

すごくすごく気になっていた左右非対称の腰のライン。鏡を見るたびに暗い気持ちになっていたのですが、すこし対称になってきました。そして、もっときれいになっていきそうな予感・・・。これはうれしい!!すごくうれしい!見た目って、大事ですね。気持ちに大きく影響しますね。特に女性だからかな?「あー、私もオンナだった」と実感しました。もっときれいに健康的になっていくといいなぁ。

・左足、土踏まずの辺りに前から後にかけてアーチを感じました。左足の裏、タコがいっぱいできていて、今までにも「足の裏のアーチがつぶれている」といわれたことがあったのですが、立っているときに、なんとなくアーチの存在を感じました。右足は感じなくて、逆にアーチ部分よりも接地面(足跡になる部分)に意識がいきます。(右足はタコがないのですが)

・右側のお尻から腰付近に重だるい痛みあり。右側に重だるさや痛さがあったのですが、毎日少しずつ違う位置で違う痛みでした。躓いたときに出た痛みと同じだったことも・・。

・眠れるようになりました。

セッションに伺う前は、寝ると身体が緊張して、長い時間眠れなかったのですが、いまは眠れるようになりました。

・歩くと右足にまだ少し違和感があります。右足だけ宙に浮いているような、身体の中心から分離しているような感じが少しあります。

・風邪をひきました。熱はないのですが、寝汗がすごい。さすがに関係ないですかね、これは。

明日、3回目、ますます楽しみです。

よろしくお願いいたします。

第3回目のセッション

3回目のセッション。この日は「身体を前後にひろげる」とのことでした。ぺちゃんこの身体に厚みが出る感じなのかな?と想像しました(アコーディオンみたいに?)。そして、股関節と肩関節を中心にワークするとのこと。横向きになって、足のほうからはじまりました。「股関節」といっても股関節そのものに触れるのではなくて、たとえば大腿のあたりへのタッチだったりしたので少し意外に思いました。股関節につながっていくいくつかの箇所ということでしょうか。腰やわきの下あたりへのタッチの時には、身体が勝手にびくっとなってしまったり、少しくすぐったかったりするのですが、気を遣っていただいて、尊重されている感じがしました。そんなときは私も、「わぁ、勝手に動いてしまってこちらこそすみません!」と思うのですが、なるべく身体を固めてしまわずに「ふ?っとリラックスだ?」と自分に言い聞かせて受けています。いつものように、左側が終わって歩いてみたところ、左腕がよく振れて左足もまっすぐ前に出やすくなったような気がしました。続いて右側です。じーっとしばらくのタッチの後に、時折、足などの部分部分が「ひくっ」というか「きしっ」というように勝手に動きます。これは、「ビックリしたときなどのびくっとした反射的な動き」という激しさのある動きとは違って、なんというのでしょう「筋肉が今までとは違う位置を見つけてその位置におさまるように動いた」という感じがします。これが、何度かありました。右側も終わったところで歩いてみた感じでは、肩が若干後ろへ下がったような、その分鎖骨あたりに陽があたるような感じがしました。そして、その後四つんばいになって、胸の辺りを上(天井のほう)へ近づけるように背を丸めたり、反らせたり。妊娠中にマタニティヨガでやった「猫のポーズ」に似ているな、そういえばこういう姿勢をとるのは久しぶりだなと思いました。妊娠中は、まったく躊躇なくぐにぐにと伸ばしたり縮めたりしていたのが、最近は腰の痛みもあってしばらくこんな動きもしておらず、おそるおそるです。でも、気持ちよかったです。

終わって歩いてみると、ワーク前の右足が宙に浮いた感じがなくなり、安定感が増した感じです。田畑さんにもそういっていただき、やっぱりなぁと思いました。そして、撮った写真を見てみると、びっくり!明らかに、右の股関節あたりのラインが変わっています!左右がさらにそろってきました。うれしい!ものすごく分かりやすく変わっています。本当にビックリしました。身体の中心軸ができてきたという感じです。すごい!すごいなぁ!

その後の変化、気づいたことなど

その日の帰り道は、ウキウキと歩けました。以前より左右にぶれずにまっすぐ歩けている感じです。

これは毎回そうなのですが、その後1週間、毎日のように感じが変わっていきます。身体も少しずつ変化しているということかな?

朝起きて、四つんばいから立ち上がろうとする間、右の股関節が何度か「コキ」といいます。仰向けになって膝を曲げて、股関節からぐるぐる回したときもコキコキいいます。でも股関節回しの時の音は、たまに左側もするし、以前からしてたような気もします。

立って本を読んでいたときに、上半身が左に傾いているのに気づきました。腰から「くの字」に傾けている感じです(鏡は見ていないので体感ですが)。重心がまたもや左にかかっているのだろうか、まずい!?しかし、以前と少し違うのは、以前は右足が宙に浮いているような感じで左足の上に立っている感覚だったのが、今度は注意深く感じてみるに、右足も左足も地面にまっすぐ着いているのに、上半身が左に傾いているということです(右足から逃げている感じ、それで右足に体重が乗ってない感じ)。ちょうど、右上にある物を見上げようとして、首を左に傾けて体重も左足に乗せているような感じです。

その後、同じような身体の使い方をしている瞬間を発見。大きめでたくさん入るやかんから急須にお湯を注ごうとするとき、右手でよいしょとやかんを持ち上げながら、身体を左に傾けて(左側を縮めて)注いでいました。うーん、これは身体の使い方のクセでしょうか。

身体も日々変化しているようなので、適度に動いたほうがいいのかなと思うのですが、なんだかまだ外へ出るのも億劫で、ほとんど家を出ることがありません。身体がいいバランスになったとしても、そのとき支えられるだけの筋肉はまだあるかな?と思ってしまいます。座って、ついテーブルなどに寄りかかるようにしていることも多いです。筋肉の衰えも少々気になるところです。

 

その他・腰の感じ、仙骨あたりの違和感について(これは長い目で見ています)

以前は分厚い鉄板が入っているように硬く、重苦しく、仰向けに寝ると身体が腰を基点に上下にも左右にも反るように身体中が緊張状態に。交感神経スイッチオン!頭蓋骨もキリキリ、胃酸がシャーッ、そして不快感と不安感とイライラに襲われる、という感じでしたが、その鉄板が徐々に薄くなってきた感じです。まだ、「芯がかたい」感じがあるので、セッション4からの身体のコアへのアプローチでどうなっていくのかなと思っています。朝晩は、朝、寝ていることが辛くなって起き、夜、身体を立てて座っていることがしんどくなって寝る、という感じです。しかし、目覚めたときのしんどさ、痛さは、すこーしずつ少なくなってきつつあります。

第4回目のセッション

4回目。いよいよ深層です。4回目から7回目のメニューには魅力的な単語(仙骨とか骨盤底とか)が並んでいてワクワクします。この日は、骨盤底と尾骨と脚の内側、とのことでした。こ、これは私の弱そうなところばかりです。骨盤底は出産で大きく動いたはずのところ。妊娠中も「骨盤底筋を鍛えなさい」とはよく言われていたけれど、鍛えることが出来ていたのかよくわかりません。また「凝ってるなぁ」と思ったことも何回かあるけれど、マッサージに行っても「骨盤底が凝ってるんです」とはいえないものです。尾骨は小学6年のときに転んでひびが入ったところであり、今回の腰の重だるさを感じるエリアでもあるし、脚の内側は、たしか、よく「O脚の人(私です)は使えていない」といわれ「膝に紙を挟んで鍛えて」とも言われますが、それもなかなかできないものです。

セッションは横向きに寝て左の脚の内側からスタートしました。膝、足首、腿のあたり…いつものソフトなタッチです。向きを変えて右脚も。そういえば、第3回頃から私の中で焦点が当たっている右の股関節が、小2の頃に痛かった(たぶん右・原因不明)ことを思い出しました。キャンプの夜みんなで輪になって歩くのですが、大腿骨の中に上向き=股関節に向けて針が入っているようなかんじで1歩1歩歩くたびに激痛なのです。突然そうなって1日くらいで治りました。あれはなんだったのだろう?という思い出です。

その後、仰向けになり尾骨の下に手を当ててもらっていました。これが、とてもここちよく、気持ちもホッとしました。尾骨が「ああ、やっと気づいてもらえた、やっと癒してもらえてる!」といっている感じです!そうやって尾骨が喜んでるのがわかって私も嬉しい、という気持ちでした(なんだか変な言い方ですけど)。その瞬間、胃もぎゅるぎゅる?と音を立てて動きました。ゆるんだのだなぁ。そして、仰向けのまま大きめのゆっくりした動き、脚をあげたり、曲げたり。痛みはないのですがそこはかとなく深いかんじがして、あぁ今まで無意識にヘンな使い方をして足腰には無理をかけてきたんだろうなぁ、それが調整されているのかなぁ、嬉しいなぁという気持ちでいました。

そして歩いてみると、腰の辺りでくっと重さ(重心?)を感じます。それをお話して、今度はイスに浅く腰掛けてのワークに移りました。「仙骨を立ててみてください」とのこと、最近いろんな本で「仙骨の角度」という言葉を目にします。自分では立てたつもりだったのですが、どうもちょっと重心を前に移動させただけだったみたいです。アドバイスにそって、仙骨を上へ伸ばすようにしてみたらこれがまたすごく気持ちよかった。背中側から上下に手を当ててもらって背骨を少しずつそらせるような動きをしました。

もう一度歩いてみると、今度は腰が軽い。不思議です。

帰り道、あっ!と思いました。右足裏のアーチが感じられます。今までは足裏の接地面が意識されていたのに、アーチを感じるということは、右足も重心が内側に乗ってきたのかな?と思いました。

その後、気づいたことなど

4回目を終えて、また一段階、腰の重だるさが取れました。もう「面」が重い感じは薄らぎ、あと少し「硬い芯」がある感じです。毎日少しずつ、気づけばよくなっていってる感じです。朝、起き上がるまでの動作がはやくなっています。

垂れたお尻が気になるので、鏡を見ながらきゅっと締めて(力を入れて)筋肉で持ち上げようとするのですが、その動きでまた仙骨近くの「芯」のあたりが硬く痛くなりそうなので怖くてあまりできません。

左に重心が乗っていくクセがなかなか抜けず、またそれによく気づくようになり、少々落ち着かず気持ち悪いです。しかし、歩いたりバランスボールで弾んだりした後は、偏りが少ないようです(気のせいかもしれませんが)。適度な運動があったほうが、重力の働きと身体が協働できるのかな?

少しずつ身体がラクだったり痛みが和らいだりしているので、だいぶ気持ちも前向きになってきました!動きたい出歩きたい欲が出てきています。感謝です。

ロルフィングを受けるといつも不思議で、「どこがどうなっているのだろう?」という好奇心がわき、「身体運動の機能解剖」という本まで買ってしまいました。身体にはほんとにたくさんの筋肉や腱があるのですね。面白いです。

第5回目のセッション

5回目。セッションに向かうバスの中で、座っていて膝頭をつけてみたら、あまり無理なくくっつけ続けていられることに気づく。今までは、内股の筋肉を鍛えるためにorお行儀よく見えるためにくっつけて座りましょう、といわれても、自然に膝頭が離れてきてしまって、くっつけ続けようとするだけでけっこうしんどかったのです。脚の内側のあたりに変化があったのかな?と思いました。

5回目は、腸腰筋(腸骨筋とか大腰筋とか)とのこと。最近、インナーマッスルとかピラティス界隈でよく聞く名前で、興味津々。まずは仰向けで「大腰筋に行く前に、腕と胸から始めます」とのことで、腕、胸、そして脚へ。左側だけ終わったところで感じてみると、左半身だけ空気でも入れたように、厚みも増え、長さも長くなり体積が増えたように感じました。右半身も終えて、いよいよおへその下あたりの左と右へ。何センチか離れた2箇所に指を置いてもらって(というふうに感じました)「ハイ、ここへ息を入れるようなかんじで」といわれてやってみる。それを少しずつ場所を変えて何箇所かやりました。しかしこんなことするのははじめてなので「これでいいのかな?」と思っていると、「ハイ、そうそう、そうですね」といいタイミングで声をかけてもらえ、「あ、今のでよかったですか?おぉー」となんだか妙にうれしかったです。誉められた子供のよう(笑)。途中「あ、今ここ伸びましたね」といわれたのですが、そう感じられたような、わからなかったような(す、すみません)。でも今回は、他の動きもいろいろあって、今までで一番自分も動きに参加することが多く、ナビされながら一緒に身体を探検していくようでとてもおもしろかったです。

終わりごろ、いつものように、何回か歩いてみてそのつど調整。最後、右腰後方に10円玉くらいの痛みがあるとお伝えすると、浅く腰掛けて背中をそらせたり、左右の脚を交互に前に出すような動きをして調整。すると、ぴたりと痛みが消えてびっくりしました。セッション後のお話では、今回、身体の前面の支えが弱かったので、前面を少し強くなるように(背骨だけでなく前面も使って筒で支えるイメージに)調整もされたとのこと。前面の支えが弱いというのは腹筋(腹直筋)あたりが弱いということかな?と思いました。たしかに妊娠中に伸びきってしまい、産後はお腹を押してもヘコヘコ状態なってしまったのです!そういうこともお見通しなのだなぁ、そしてそれをサポートしてもらえたのだなぁと思いました。また、「筒のイメージ」という言葉はすごく腑に落ちて、帰りに歩きながら「背骨だけじゃない、筒で支えてる」と思ったら、心持ちまで強くなった気がしました。

その後、気づいたこと

次の日の朝、また一段階、腰が軽くなりました。毎回、セッションの次の日の朝、変化に気づくのですが、分厚い鉄板→薄い鉄板→分厚いムシロ→ボール紙と回を重ねるごとに確実に軽くなってます!もう一息、という感じ。

子どもを抱っこするとき、ラクに抱けるようになりました。筒で抱っこしているイメージです。ただいま6キロ超。腰の心配をせずに抱けるのはとても嬉しい。気分が全く違います。(なんだかいいお母さんになったみたい。気のせいか…)

座っていても立っていても以前よりシャンとしてきました。前はあんなにヘナヘナですぐに何かに寄りかかっていたのに。これも胴が筒になっているイメージです。

全体的に体力が底上げされたかのような感覚。いろんな動きが前よりも少しずつ楽になっていたり、痛みを気にせずパッと動けていたり、元気になっています。

筒というイメージを与えてもらうことや、深層の筋肉を(確信まではないながらも)意識やイメージすることが、とても楽しいし、また、いい感じです。脳みそが、ゆっくり咀嚼して納得しておいついてくるような。頭での理解よりも、この変化は先に身体がわかっているだろうなとは思うのですが、頭にも教えてやると、喜ぶ(笑)。

第6回目のセッション

6回目は仙骨を中心にしたセッション。ロルフィングを受けるきっかけのひとつが、仙骨あたりの緊張や重だるさだったし、ベルトでぎゅうぎゅう締めて仙骨近辺を傷めてしまったのでは?という疑惑も持っていたので、6回目は内心とっても期待大、でのぞみました。

今回のセッションはうつ伏せでスタート。4回目の尾てい骨のときのように、仙骨そのものにじわーっと手をあててもらう感じかな?と勝手に予想していたのですが、そうではなくむしろ5回目のセッションと近い感じでした。仙骨あたりにフォーカスしつつ、左右の脚を交互に足裏方向に押し出したり縮めたり、という動き。5回目では同じような動きを仰向けで、今回はうつ伏せで行い、この2回が対になっているように感じました。ただ、5回目が田畑さんとやりとりしながらの(まるで搗くとこねるの)餅つきのような楽しい雰囲気だったのに対し、今回は、静かな静かなセッションでした。どちらがいいということではなくて、毎回違うのがおもしろい。その後、背骨のよこ周辺もワークしていただきました。

終わって歩いてみて、いつものように感想を聞かれるのだが言葉が出てこない。歩くのはなんというか、ふつうにすんなり歩けている。言葉にできない自分にちょっとビックリ。頭が寝ぼけているのかな!?それだけすんなりと歩けていたということかな?

最後にもう一度歩いたとき、背が高くなったような感じ(背中が伸びて頭の位置がやや上部後方に位置しなおした感じ)がしたのですが、写真を見たら感じたように変化していたのでおもしろかったです。

その後、感じたことなど。

・その日は、いつものようにちょっと眠くなり、少し昼寝をしました。

次の日は、今までにないしんどい一日になってビックリしました(睡眠2時間で長距離移動したせいもあるかもしれませんが)。身体がばらばらになったような。脚のほうから身体上部へ向かってしっかりしてきつつあったのが、腰の辺りがリセットされたみたいにぐらぐらになったような。徐々に薄らいでいた仙骨あたりの重い痛みも復活。「あ?これこれこの感じ」と思い出すのはイヤでしたが、いままでのセッション後の経過からいって、これ以上悪くはならないだろうと思い、そんなに焦りはしませんでした。

その次の日、皮を一枚はぐように、重い痛みがやわらぐ。やわらいだ分、その奥に隠れていた身体の感じに気づく。その1、背骨の脇や、わき腹の奥が筋肉痛みたいになっている。その2、腰のツボ(?ロルフィングを始める前に毎週のように通っていた鍼で、鍼さしていたところ)に痛みが残る。

さらにその後。どうも当初の懸念だった仙骨の奥の痛みの芯、みたいなのは、とうとうほとんどなくなったようです!一度不調がぶり返したかのようになって、引くときは芯の痛みも一緒に引いていったよう。まるで、水泳した後、耳に残った水を出すのに「呼び水」と称してさらに耳に水を入れ、一気に出したときのようです。不思議です!

自分が感じた感じで言えば、今回、もっとも大きく作用した感じがします。私の場合は腰が弱点ということだったのか、やはり仙骨というところは中心で影響が大きいということなのか。

上半身が左右の脚に均等に乗る、左だけに乗る、腰をそらせたときにややがくがくする(なめらかでない)ことがある、などからだの様子はその日によって、また朝と夜でも違います。何が影響しているのかな?これからもまたかわっていくのかな?

夜寝るときに、仙骨あたりがジンジンするかんじがあります。またちょっと新しい感覚です。

第7回目のセッション

第7回目は、深層へのワークのうちの最後の回で、首より上です。足元のほうから少しずつ進めてきて、一番上まで来ました。ながらく首のコリと付き合ってきた私としては、今回も期待大なのです。セッションはまずは仰向けで。腕や手に触れつつ、同時に首にも触れていきました。腕や手と首はつながってる(影響しあっている)ということなんだな、と思いました。人差し指を足先方向へ伸ばしてくださいといわれたり、ほんの少しの動きでワークが進んでいくのが不思議です。今回も繊細なワークで…寝てしまいました!どんな感じかしっかり味わうためにも起きて覚えていようと思うのですが…気持ちいい…。その後、ロルフィングに特徴的な、と噂に聞く(?)口の中と鼻の中のワークへとすすみました。まず口の中は、歯茎と唇との境目あたりをゆっくり広げていくような感じです。うーん、不思議。なんとなく気持ちいいです。そして鼻の中!いやぁ、指って入るものですね、鼻の中って広いんですね。そしてさらに広がった気がします。鼻息がますます荒くなりそうです!!身体はいろんなところが縮みがちなのだな、と思いました。こうして伸ばしたり拡げたりすると気持ちいいし、自分の内部空間が広がる感じは、自分に余裕が生まれるような気もします。

終わって歩いてみると、首が少し後ろについたような気がしました。頭の後ろに見えない壁があって、そこに吸い付いてるような感じです。頭と首に安定感があります。そして不思議なことに、頭と首が安定すると、腰が軽く感じられるのです!頭が安定して、腰が喜んでいます!今まではへたくそな皿回しのように、ぐらんぐらんする皿(頭)にふりまわされて、手元(腰)もぐらんぐらんと動かざるを得なかったのが、今は皿(頭)も手元(腰)も垂直に安定している。だから、手元(腰)が上方の面倒を見なくてよく、自由を手に入れてラク、というかんじです。

帰り道、「あ、これで深層が一通り終わったんだ」ということを身体で感じました。全体のバランスが、キリのいいところまで来たんだな、と思います。もしもワークの時間的間隔をあけるなら、第3回の後か第7回の後、というのが分かる気がしました。

その他気づいたこと

その後、よく、肩を下げていたい気分になり、下げて下げて?と自分に言い聞かせて下げることが多くありました。

眼鏡がよくずりおちぎみになり、それを掬いに行くように首が前へ出ている状態が常になっていることを発見しました。そんなこんなでだいぶ首に負担をかけていたのでは?と思います。

腰の重だるさはほとんどなくなり、途中、右のお尻のあたり(最初にぎゅうぎゅう締めたときに痛みが走ったところ)に痛みが残りましたが、それも今はほとんど気にならなくなりました!

抱っこ紐での抱っこも、前より長い時間いけるようになって来ました。こどもは重くなっていってるのに。よかった!

だいぶ気持ちも明るく元気になってきました。気がつけば歩きながら鼻歌を歌い、腕を振り回しています♪

日常生活で痛みを感じることが少なくなると、今度は欲が出てきました。踊れるようになりたい…。腰を曲げたりそらせたり、また左右に腰を振ったりという動きのときに、まだ腰がギクシャクしたり、痛みが怖くて恐る恐るだったりします。左右で動ける範囲に違いがあるのも感じます。なめらかな動きもキレある動きもできる腰になりたいなぁ。

あまり動かず座ってばかりいると、身体の左側が縮んで右腰が出っ張ってゆがんで見えるいつもの癖が出てくるのですが、体側をよく伸ばしたりバランスボールで弾みながら左右に腰を振ったりすると、左右差が少なくなります(これはすぐにわかるくらい)。以前は何をしても変わらなかったのに。

ロルフィングを受けたのをいい機会として、正しい身体の動き方を覚えたいという気持ちが強くなっています。ロルフィングムーブメント、というのは動き方も同時に習っていくものでしたでしょうか?またどんなかんじのものか教えていただきたいです。そして是非受けたいと思います。

第8回目のセッション

10回のワークもいよいよ仕上げ、統合の段階に入って来ました。今回は、上半身を中心にとのことでした。仰向けになって、首と腕、首と腰、そして首と頭など、首を中心に、まさに上半身のいろいろなところとの調整をしていただいているかのようでした。前回もそうでしたが今回も半ばうとうととしてしまいました。私の場合、首へのワークが眠りの国への扉のようです。そしてこれまた前回同様、胃が気持ちよくギュルル?ギュルギュル?と音を立てて動き始めます。ゆるんでる!本当に身体も効果もわかりやすい。嬉しくなります。起き上がった後は、座った姿勢でのワーク。頭が幅広く(肩よりもっとはみ出すくらいに)なっているイメージなどをしました。そのときは、「このイメージのどのへんがロルフィング?」と思っていましたが、今になって思えば、イメージすることで首の辺りの寝ていた(働いていなかった)筋肉が目覚めたのかな?という気がします。その後、歩いてみると、頭の左右の両側を風が吹き抜けていくような、風をきって歩いているような感じがしました。田畑さんが「首や頭のまわりの知覚をひろげました」というようなことをおっしゃって、納得しました。(しかし、そんなこともできるなんてすごい!)他のところも全部、こうして知覚が広がっていったらどんな感覚になるんだろう?きっと、ふだんうまく使えていない休眠状態(?)のような筋肉がまだまだたくさんあるんだろうなぁとおもいます。それを一つ一つ目覚めさせていったら、身体全体としてはさらに気持ちよく、いろいろ感じられておもしろいだろうなぁとイメージしました。

その後気づいたことなど

帰宅してすぐパソコンを見ていたら、頭がいたくなってきました。首と頭がゆるんでいたのに、パソコンで目と頭を使ってキリキリしてしまったのかな?

次の日、その次の日は腰や腰の脇が筋肉痛のようになったりだるくなったりしました。いつもこのようにワーク後はいったん逆戻りのようになって、その後は知らないうちに前よりもよくなっているのがパターンです。

そして、ここのところ首や上半身のワークなのに、痛くなるのはそれとは関係なく毎回腰のエリア。腰はいろんなところと直接つながるからだの中心だからかな?と思います。

歩くことをはじめ、いろいろな動作が本当に安定してきました。そして、怖くなくなってきました。鏡を見ても、うれしいです。感謝です!

 

第9回目のセッション

今回は、セッション前に「どこか気になるところはありますか?」と聞いていただいたので、「左側が狭く感じる」ことをお話しました(あ、あとやっぱり少し気になってしまうO脚のことも)。「左側が狭く感じる」というのは肩幅も胴の部分も股関節の辺りも、右側に比べて動かせる範囲(可動域?)や、正面から見た、見た目そのものの幅が狭く感じる、ということです。その後、下半身中心のワークにうつりました。うつぶせになって「腎臓を下げるようにイメージしてみてください」などの言葉にそって、つぎつぎとやってみます。私もさすがに9回目になって少しは慣れてきました(笑)。言われる箇所に意識を向けてイメージどおりにやってみることで、ふだん意識上にのぼらないその筋肉が、もう少し伸びたりゆるんだりしているのではないかな、と思います。それにしても今回も胃がぎゅるぎゅると鳴りっぱなしで笑ってしまうほどでした。終わった後歩いてみると、左足がすっすっと左前に出るような感じがしました。まさに左側の動かせる範囲が広がっています!田畑さんは「○○(左足とか背中とかの部位)がよく動くようになりましたね」という言い方をされますが、見ておられる側からもそういうふうに見えるのだ、そしてそれがロルフィングの変化だということが腑に落ちた感じがしました。

その他、その後に気づいたこと

楽しく歩くことが出来ていると思います。しみじみと「変わったなぁ」と思います。 身体を動かしたいということだけでなく、いろんなことをはじめてみたくなってきました。気持ちもだいぶ前向きです。

足を肩幅の広さにして立ち、右へ左へ上半身をスライドさせるように体重移動すると、若干ですがまだ左側の動きが悪い(狭い)ことに気づきます。右側へ上半身をスライドさせたときに、スライドしきれず、ややひっかかりがあるかんじです。 首や胸を独立して別々に動かすのが下手で、今後、トライしていきたいと思っています。

 

第10回目のセッション

とうとう最後のセッションとなりました。ワーク前に歩いてみると「だいぶ安定してきましたね」とのお言葉。はい、私もそう思います!いま気になる点として、上半身を左右にスライドさせた時の左右差(上半身を右へ移動させようとすると、左半身に引っ掛かりがあって、右側へうまく乗れない)をお話して、スタートしました。うつ伏せで左の下半身から。脚の裏側全体を丁寧に丁寧に進めていきました。片足の指をそらせ腰のほうへ引き上げるように、反対側の足は足裏方向へ蹴りだすように。地味な動きですが、その動きで腰のあたりの筋肉もよく動くことが、今では感じられるようになりました。右側も終えて歩いてみると、さらに腰が軽くなったよう。上半身を左右へスライドさせてみるとノ!!左の引っ掛かりがなくなり、左右差もなくなっていました!びっくり!お話してみてよかった!すごい劇的な変化にまたもや言葉を失いました。ラストは仰向けで、首や頭、腕を中心に最終調整といった感じ。全て終わって歩いたときには、本当に気持ちよく歩けて、しみじみ感激しました。あんなに気分も鬱々としていたのに、ここまで晴れ晴れと元気になったなぁ、と。奇しくもこの日は私の誕生日。本当に嬉しく、今までで一番いい誕生日だと思いました。最後に、今までの写真を見せていただきました。2ヵ月半前の最初と、10回終わった今では大きく違っていることを、写真も物語っています。以前は、首が詰まっていて猫背で、胴も短くつぶれている感じ。そのうえさらにゆがんでいるのです。それが今では、首も胴もすんなりと伸びやかで、ウエストにはうっすらとくびれが(しかも左右対称)!!見た目にも元気そうです。

 

 

 

Rolfing10シリーズ→Somatic Experiencing

昨年〜今年にかけてロルフィング10シリーズを受けました。

今まで悩みがあると精神面から解決しようとしてきましたが、ロルフィングで身体からアプローチすることで、身体がとても多くのことを伝えようとしていることに気付き、本当に驚きました。

ロルフィングを受ける中で、セッション以外の時間にも、身体のいくつかの部分に、過去の記憶や痛みのような感覚を感じることが多くなりました。

その痛みと記憶のようなものは、大きなエネルギーのようにも感じられ、流したい、手放したい、まるでその痛み自体が身体から解放されたいと願っているかのように感じるようになりました。

田畑さんにお話ししたところ、ソマティックエクスペリエンスという方法があり、記憶を言葉で表現しなくても良く、無理に思い出す必要もないのだと伺い、安全にトライできると思いました。

またロルフィング10シリーズ中、あまり感じたことのないとても安全な感覚を感じており、心から安全と感じる中でセッションを受けられるかも知れないと思いお願いすることにしました。

  • SEセッション1回目

1回目のSEセッションは、ベッドに座り、視界の隅の見えるか見えないかの位置に田畑さんがいらっしゃる状態で始まりました。

ロルフィング終了後もたまに感じており、その時もあった右脛の痛みにまず集中して、田畑さんの問いかけに答えてどんな感じがするかを話していきました。

右脛のその感覚は、初めは痛く冷たく、次第に痺れが起こり、足指や膝、左足指へ移動したり右脛に戻ったり、を繰り返しました。

その間、呼吸にも変化が起こり、吐きやすくなり、お腹の中や、背中側まで深く吸えるようになりました。

気持ちが良くて、でも気持ち良すぎない、とても快適なバランスに近いものを感じました。

次第に怖い感じがしてきて、次は泣きたいような感覚になりました。

怖くて呼吸が苦しくて、田畑さんにお伝えしたところ、ゆっくりと周りを見渡して、足指を動かして、安心な視線の位置や足の位置を探して下さいとのこと。

首をゆっくり動かして周りを見ていると、恐怖はなくなり、最初よりも首が動かしやすく可動域が広がっていました。

安心な位置をぼーっと眺めながら、また右脛の感覚を見ていると、突然左耳にキーンと耳鳴りがしてきました。

その音を聴いていると、あるところで急に、周囲の音が深く、立体的に聴こえてきて、視界が水平にすっと開けました。

頭の周囲を円を描くように開けた感覚で、空間が自分を中心に球状に広がっていくようでした。

この時何もお伝えしなかったのですが、『自己治癒の力とつながった状態』と田畑さんはおっしゃいました。

気づくと更に息を吐くのが楽になっており、とても細く長く吐いていることに驚く自分がいて、そんな自分と距離を取った所に、冷静にそれを見つめる自分がいるように感じました。

引き続き、その感覚にフォーカスしていると、脚の痛みと痺れに気づき、また何となく怖くて不安な感じが出てきました。

それをお伝えしたところ、『呼吸6:脚の痛み4、くらいでその感じを感じてみて下さい』とのこと。

安全で広がっている空間の中で呼吸するのは気持ちがよく、その6:4くらい、をやってみるうちに、脚の痛みが怖くなくなり、不思議と穏やかに楽しい気持ちが湧いてきました。

最後に立ち上がり、歩いてみた時のこと、最初は久しぶりに歩いているようでパーツパーツがちぐはぐだったのが、歩いているうち徐々につながってきて動きがスムーズになり、特に腰と股関節、脛に今までと違う変化を感じました。

この日は最後まで座った状態で、田畑さんは私に触れませんでしたが、自分の中で起こる小さな感覚の移り変わりを、一緒に見守ってもらえている安心感がありました。

SE前と後の写真を見比べると、SE前は右脚に重心がかかっていたのが、SE後の重心は中心の方に動いており、右脚の痛みは、なくなった訳ではなくても溶けるような感じを感じていました。

その後1週間ほどは首の可動域が広くなったように感じ、肩や頭がすっと軽かったです。

また、2週間後に急に、幼い頃に父を亡くした体験とその時の感覚や気持ちが蘇ってきたことは、SEと無関係ではないのではと感じています。

それは自分でも驚くほどリアルな深い感情で、幼い時から長い時間持ってきたことが初めて分かり、人生で初めて心から父の不在と死を悲しみ、怒る感情が湧きました。

その時の感覚は、大きなものでしたが、感情や感覚に飲み込まれるのとは明らかに違っていました。

安全な中で、ただ悲しみ、怒るといった感じだったのが印象に残っています。

  • セッション2回目

2回目のセッションも、前回と同じく、ベッドに座り、床に足を安定させて、首の向きと視線をゆっくり左右に動かし、呼吸を感じるところから始まりました。

1回目の始まりには、右足が安定しなかったのですが、今回は最初から右足の接地面がとても安定しており、安心感を感じました。

逆に左足は、なんとなく角度や接地面が定まらず膝に痛みを感じ、お伝えしたところ、それに意識を向けるようにとのこと。

呼吸の変化については、まず少し息が入りやすくなり、次第に吐きやすくなって肩や胸周辺の力が少しずつ抜け、肩や首の重さを感じる、という順番が前回と同じだと気づきました。

次に、腰の後ろ・背骨の奥の辺りに、ムズムズ感と姿勢をどう保ったら楽なのか分からない定まらない感覚が出てきました。

これは日常から、腰はもちろん、呼吸に関連した肋骨と胸の開き具合・肩の向き・立っている時の膝の曲げ具合などについて、頻繁に感じるわからなさです。

田畑さんにお伝えすると、その感覚に注意を向けておくようにとのこと。

しばらくすると、その感覚は太腿の奥へ移動し、背中の上の方へ、首の後ろへ移って行きました。

自分の立ち位置というか、楽な姿勢がわからないと、漠然とした不安がわきます。

身体を動かしてしっくりくる姿勢を探そうとするのですが結局は見つからず、また同じことの繰り返しでした。

不安を引き起こした感覚にフォーカスするのはとても怖く、とりあえず身体を動かしたり、別のことをしたりという対処をしてきましたが、
その大元の感覚を見つめなければ、繰り返しになるのかも知れないと今回感じました。

考えてみると、それは普段とても不安で怖い作業なのですが、実際やってみると怖さを感じるのは始めのうちだけで、感覚への注意が深まっていくと、身体との繋がりや理由の分からない安心感がわくのでした。

また、今回のセッションでは内臓の感覚が大きかったです。

セッション中盤で、眼球に大きな疲れのような定まらなさが起こり、目を閉じながら眼球の向きを調整し、視線を下に落として眼球が落ち着いてきた時のことでした。

不思議と、左卵巣・子宮と右脚が繋がった感じがして、その部分にあたたかさを感じ、徐々に波のように内臓全体へあたたかさが広がって行きました。

すると、ふわっと視界が明るく広がって、空間の粒子が細かくなったようにも古い映画のように粗くなったようにも感じられ、空間は軽く、身体は適度に重く、とても気持ちが良い状態がほんのしばらく感じられました。

最後に、座ったままで腕をぶら下げながら上体を腿の方へ倒し、両脚の安定と力を借りながら、上体を起こすという動きを何度か行いました。

最初は上手く出来ず、腹筋と背筋など筋肉をどんなバランスで使えば良いのか分からなかったのですが、『内臓の力も借りながら』と伺い、内臓の力もイメージすると、とてもしっくり来る動きが出来るようになりました。

セッション後、姿勢に定まらなさを感じた時にどう対処したら良いか伺うと、
呼吸はしっかり入って来ているかどうか、
周囲の空間との関係性はどうか、
違和感に向いた注意の割合を減らして感覚が届いていない所があるかどうか気付いてみることをしてみると良いとのお話が印象的でした。

姿勢が定まらないと感じることが多かったのは、筋肉だけで何とかしようとしていたからかも知れません。

空間認識について、私は子供時代から先天的に両膝脱臼が起きることがあり、膝が信頼できず、本来は上下左右前後にある空間ですが、安全のために足元方向に常に注意を向ける癖があることに気づきました。

身体のことは、筋肉や関節だけだと思っていましたが、内臓、空間までも確実に関連していることを実感しました。

セッションから1週間の気づきとしては、息を吐く分量が増えたように感じる点、以前より姿勢が安定している点、上と後ろ方向の空間を少しですが感じるようになりました。

  • セッション3回目

前回から1週間後、3回目のSEセッションを受けました。

前回は内臓の存在を強く感じ、内臓と脚のつながり、内臓が腰や背中の姿勢をラクに保つための、大きな助けになることを、この1週間実感して過ごしました。

ロルフィング10シリーズでも内臓を扱う回があったかと思うのですが、その時はさほど内臓を自覚することはありませんでしたので、
今のタイミングで内臓の感覚が出てきたことが嬉しく新鮮です。

また、2回目以降、喉に石が詰まっているような、首がしまっているような、何とも苦しく時には痛みを伴う感覚が起こることが何度かありました。

それはロルフィング10シリーズ終了後、ごく稀に感じてはいましたが、今より弱い感覚でした。

ふと子供の頃に、もっと苦しい同じような感覚を何度か体験したことがあるのを思い出しました。

ロルフィングとSEで、身体が安心して緩んだ
ことにより、今まで長い時間押さえつけてきたおそろしくて見ることが出来なかった感覚が出て来たように思います。

心身共に『安全』と感じられることが、これほど重要だとは思ってもみませんでした。

喉の苦しさも、膝や脛の痛みも、今はこんなにも強く感じるのに、長年感じていなかった。

今では当たり前だなと思いますが、同時にものすごい驚きです。

◆セッション中

SEセッション3回目は、椅子に座った状態で行いました。

回を重ねるごとに、脚への信頼感と脚の強さ、脚と内臓のつながりが強く感じられるようになっています。

今回は、足の接地面のまだ奥、地面の奥から、大きな鐘の響きのような低く繊細な振動を感じました。

田畑さんから、右ももの外側に意識を向けて、それに合わせるように足の向きや位置を調整してみるように言われ、やってみました。

すると、右脚の足裏・脛の内側に不安感と、膝の奥にキーンと一点集中する痛みに似た感覚が起きると共に、右脚の外側には足裏から力強さと安定を感じました。

右膝のキーンとした感覚は脛へ移動し、次第に頭の右上、深度としては中間辺りへ移動、頭に不安を感じるようになりました。

それは上から身体を貫く重く大きな力で、頭痛とは少し違う感覚。
右耳へ〜額〜こめかみへ、モゾモゾと移動し、虫が這うような何とも気持ちの悪い痛みと痺れです。

田畑さんへお伝えすると、その感覚49%:脚の安定感51%といった感じで意識を向けてみるようにとのこと。

しばらくトライしていると、急に目の前が、綺麗で安心な霧がかかったように明るく白っぽくなり、右こめかみの感覚と私だけが、その空間にいるように感じました。

気付くと痛みの感覚と、頭上から身体を貫く力は減っており、こめかみに軽い痺れだけが残っていました。

また、スーッと涼しい風が脛をなでているようにも感じました。

今回は、痛みや不安を感じた時には、内臓の感じにフォーカスするようアドバイスして頂くことが何回かありました。

今回の内臓感覚の変化の順番として、内臓が骨盤の方向へ下がっている感覚→内臓それぞれの間隔が程よく空く感覚→内臓が白く光っているような感覚→最後には内臓が適正な位置に上がったような感覚へと変わっていきました。

◆セッション最後の歩行

最後に歩いてみると、セッション前は脚がどっしりと重力を感じて安定し安心感がありましたが、セッション後には上への力・体重が少し軽くなったような脚の感覚でした。

帰宅中の駅の下り階段では、膝への信頼感が増したように感じ、降りやすくなりました。

◆セッションから1週間

セッションから1週間経ち、頭の上がふわっと軽いような、上へ手を伸ばしたくなることが多かったです。

反対に、上への感覚が薄れる事に気付く機会も多かったです。

軽い山歩きをした際、私は膝の不安から坂道も階段も下りがとても苦手なのですが、なんとなく以前より脚を信頼して下れたように感じました。

これからの上感覚がどうなっていくか楽しみです。

 

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