ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: CS60 Page 2 of 3

ピラティス講師の方

5月にCS60セッションを受けてから、モニタープログラムにお申込みになったピラティス講師の方の体験レポートです。2020年6月から開始して8月に終了されました。

セッション初回

◯セッション中に感じたこと。

台に仰向けになった状態で目を瞑る。田畑さんの立つ位置によって、身体の感覚が変わることへの気づき。右足の方は安心感、左は距離のとりづらいような嫌な感覚がある。どの方向もそちらの方向へも呼吸が深まる。それに必要な時間は少し違う感じがする。

田畑さんの手が身体の下へ軽く挟まれるだけで、自分の重さを感じるスイッチが入り、からだはベッドへ沈むように感じる。

足裏にボールが接地していると足の感覚が立体的になる。手のほうにボールは自分の腕の緊張に気づくことになる。足へ触れられるのはお腹に呼吸が広がる感じがする。首へ触れられるのは背部に呼吸が広がる感じがする。膝に触れられるのはどこへつながるかわからない感じがする。足をたてるとお腹に呼吸が入るのを感じる。足の関節に触れられると手の関節にも何かしら変化があるのだが、詳しくは見ることができなかった。距骨と脛を触られると、床からの反力を感じて流れが通るような感じがする。

左胸と左顔面、左目の奥のこわばりを感じて、それは右側の身体に触れられている最中も、ずっとピクピクしているようだった。頭のリリースはとても痛い。耳を塞がれると、最初は慣れない感覚にとまどうがすぐに安心感を感じてゆるみを感じた。

◯帰り道からその後

フットセンター、足の立体的な積み上がりを感じる。背が高く、視界が広がる。

左の鼓膜が震えている。そして左後ろの音や気配を感じとりやすい。

電車で座るときに、セッションを受けていたときのようなプロセス(呼吸や足)をふたたび感じる。

左腕を背中へ回すのが動きやすい。

立つときに、距骨と脛のつながりを探すことを自然にしている。左側が探しづらいようだ。

◯1日後

左の背中にぎっくりのような痛みを感じる。

ピラティスのエクササイズをするために、仰向けに寝るとき、足が軽いような印象がある。

◯2日後

立っているときに左の距骨見つかる感じ。股関節、体幹までのつながりを探っている。ピラティスのリフォーマーでのFoot workを行うときに、無理が少ないように感じる。

左の首はつまりを感じた。

セッションのときと同じように、膝立てて仰向けだとまだ呼吸が深まるようだ。

少しのだるさがある。左側の内臓が居場所を探しているような感じ。

内面では不真面目さが必要だという気づきがある。少々の物足りなさ。頼りなさを感じている。

立って、歩いているときに膝裏に近いハムストリングの張りを感じる。左の顔、セッション後はリリースされていたが、こわばり少し戻ってきている。

◯3日後

立っているときはほとんどセッションのようなプロセスを感じなくなった。電車で座っているときにプロセスを感じる。足を探しているようだ。呼吸はお腹へ広がる呼吸が残っている。メンタルは落ちている。頼りなさ。眠るとき、左目の奥に空間の広がりを感じる。

◯4日後

あまり身体に意識が向くことなく1日が過ぎていった。眠気が多く移動時間ではよく寝てしまう。

◯5日後

セッション後はじめてサーフィンをした。腕と体幹のつながりが持続するのでパドリングが楽だったように思う。ボードから降りたときに、左後頭部をボードで打撲する。出勤時に入口ドアに右側頭部(サーフィンで打撲したところの対角線)を打撲する。夜になるにしたがって腫れが増している。

◯6日後

左首、左肩甲骨の内側。右眉の外あたりが晴れて目が見えづらい。左手首の痛みと、胸骨左側に強ばりを感じる。

セッション2回目

セッション中

立っている場所。右側。右表面に意識が向いて、呼吸が広がる様子。左側、嫌な感じ。右の頭側、首がつまる感じ。右の足側、右足がちりちりする。

重さ。右腕がふくらんでいる感じ。肩は感じやすい。右足の重さは感じにくい。頭も感じにくく、ゆっくりと重さが感じられてくる。

右のももうら。悲しい感じ。無力な感情。首に向かって呼吸が通る。首がつながりでもぞもぞ動く。

右のふくらはぎ。「ゆかりさん」という先輩の名前を思い出す。胸回りに呼吸が通る。

右の外くるぶし。腸腰筋から側頭部まで呼吸が通る感じ。

右の内くるぶし。よくわからない。

右の外おしり。側面に呼吸。首に動き。

首。内臓へつながる。

右側全体が縦長になり、足元から頭まで呼吸が通る感じ。

左側、あまり印象がない。眠っていたのかも。左側も同様に縦長。尾骨の右側痛い。

仰向け膝立てて。首が伸びた印象。

右の腹部が固いような、居場所が分からない感じ。鎖骨の重さ、左首つけね後ろのゆるみ。内臓の動き。

座り。首の位置、なにより目線への戸惑い。

歩き。顎の居場所、目の居場所。

安定感。

その日のあと

背中の強ばり。歩きやすさ。

右ハムストリングのつり。

体幹の回旋しやすく。

1日目

首の位置。目線の高さ探し。

左のきょこつ探し。

肋骨下うしろの少しの疲れ。

背骨の伸び。手首痛くない。

背中のつかれ。目線の窮屈さ。上が見辛い感じ。

2日目

右足関節の動き、背中のぎっくりぎみ。後頭部の窮屈さ。右股関節の窮屈さ。

首の筋肉のこり。回旋するときの痛み。

右膝の違和感。歯の居場所。

3日目

背骨の伸び。右の鼻の穴と左との大きさがそろってる。右の股関節、腹部の強ばり。痛み。

左の上歯のむず痒さ。動いてる?

4日目

右仙腸関節、腸骨筋、膝裏に向かって鈍痛。

生理前の変化のように思う。右の顔が小さくなっているように見える。目線は落ち着いてきた。肋骨下の背中は強ばり。

レッスン後やデスクワークのあと、首が戻っているような感覚。目と首の後ろ、前歯のあたりに疲れ。

5日目

右の鼻の穴戻る。右の顔も再び大きさが戻る。

サーフィンをしていると、左の肩甲骨内側の筋に痛みのような強ばりがある。

後頭部に引っ張られるような感覚。目線は維持されている。が、視界が狭まってしまうような窮屈さ。

6日目

サーフィン、ボードの上バランスとりやすい。

鎖骨の様子が違う。

セッション3回目

セッション中

歩く。

右足のアーチの場所が不明。左は比較的しっかりしているように思う。

腕上げ。

左の肩甲骨のひっかかり。上方回旋しきらない?

右下横向き。落ち着くところを探すのが、仰向けとは違う感じ。下のうちくるぶし。脚内側を通ってお腹まで呼吸通る。少しピリッとしそうな感覚がある。上の外ライン、肩回りが開き、そして首の位置がもぞっと変わる。

外ラインは便意が促される感じがする。

腰。特に感じるところがない。頭、押されしずむ、そして呼吸とともにリリースされて伸びる方向をもぞもぞ探すのを、繰り返し。耳の後ろ。力が入っていることへの気づき。目も力が入ってる。その内側の頭は力を抜くことが難しい。顎。ぶらさがるような重さを感じる。

立って、歩いて見る。

世界が傾いている。真っ直ぐ歩くのが難しい。

バランスを探しているときの体の様子。

左下横向き。上の脚外側。やはりトイレにいきたい感じになる。そして呼吸はお腹の呼吸。内側脛骨内側はそれなりに痛い。足指が反応してピクピクする。アーチが出来上がっていく様子。頭。こちらは首がつっぱる感が大きい。

左の背中。とても痛みが強い。痛すぎると笑いたくなる。呼吸はうまく入っていかない。

座る。腕を上げる。

左は可動域や重さにいい変化を感じる。

右は股関節周辺できれてしまう感覚。

それも広背筋の下へ誘導されることと、首の位置でつながりができてくる。探している。

背中が広い。足が立体的。

胸椎屈曲すると痛みがある。

リュックを前にかけても、背中にかけても不快。セッション後は人の気を受けやすくなる感じ。

1日目

左の首後ろに広いスペース。顔の傾き、目の水平ラインを探していて、世界が少し傾くような状態。左の内踝沿いが場所を探している。首の骨がさまざまな動作のなかでポキポキ動く。

右顎、歯に矯正のときに動いているような痛み。右の咬筋と首が硬い気づき。

うつぶせ、足を中央へ寄せやすい。パドリング、薬指に力や意識が集まっている。

2日目

立ち上がる瞬間に動作がとても軽い瞬間がある。

左側半身が長く、持ち上がる感覚。

背中がないような、軽い感覚はなくなってきている。特に右側。

しゃがむと踝に無理があるような感じがする気づき?

3日目

手がとても暖かい。指先がチリチリする、気が通っている感覚が常にある。

左が持ち上がる感覚薄く。右の顔は口角が上げやすい。視力がよくなっている感じ。遠くが見える。

リュックが不快なのは続いている。どんなカバンなら快適なんだろう。

4日目

左足が中央へ寄ってきている感じがする。

立っているときも足を寄せやすい。

右の内腹斜筋が筋肉痛?

5日目

左の足の甲が高くなっている感じがする。

鎖骨、肩甲骨が横へ広く、背中がないような感覚は維持されている。

とても眠い。

電車で座る時、落ち着く足の場所を探っている。立ち上がるときには体がリセットされるように思う。

体の変化の観察がやや難しく感じるのは月経による変化もプラスされるからなのだろうか?

6日目

眠い。起きるのに時間がかかる。

左の足のアーチを感じながら、歩くことができている。脛がたまに痛いような気もする。

右の股関節つまりは続いている。脚をぶらぶらさせたり、ヤムナボールでリリースしたりするが変わりない。腰椎真ん中あたりが少し疲れているような感じ。左の胸鎖関節のあたりにつまり。手がじわじわする感じは続いている。

振り返ったりすると、首がポキポキなる。

セッション4回目

セッション中

歩く。左右、上下とも重心のブレが少なく、ふらつきが少ない。

右下

上半身は沈んでいくが、下半身は沈みにくいように感じる。首、緩むのに場所をみつける時間が長く、触って場所を見つけてもらってやっと緩む感じ。上の首に空間ができて呼吸が通る感じがする。膝や下肢、くすぐったい感覚、一瞬からだが警戒するがだんだんゆるみ、左の骨盤のなかがフっと緩む。右の坐骨周辺、寛骨全体を感覚でとらえるのが難しい。恥骨に向かって、段々緩んでいく。股関節内側大腿骨、股関節に向かって、微かな痛み。右の腹部周辺が緩むように思う。右のPSIS周辺、鼻がムズムズする感覚。仙骨から頭、呼吸が全体的に入っていく、そして沈む。尾骨仙骨、あんまり感覚がないかもしれない。

左下

体は重たくなっている。最初よりは早く重さが感じられていくが、左下はどこか硬い感じがする。右の大転子周辺、鈍い広がる痛み。リンクして左の内果。その痛みがどこから来ているのか?腸骨筋?腸腰筋?きょうようきんまく?ふくおうきん?よくわからない。でも緩みができた。左の坐骨、恥骨、股関節近く、ぼんやりとした感覚。PSIS周辺はやはり鼻がムズムズして、こちらは左の上顎、目のあたりまでムズムズ。尾骨、仙骨に弾力が少ないような呼吸が入っていかない感じがある。腎臓?へのキューがあったのだった。緩まりづらい様子。首まわり、硬さ、息がとまる感じ。左肩甲骨周辺、胸鎖関節にも向かって嫌な感じ。悲しみのような感じ。肺の重さ、イメージしづらい。心臓の重さ、なんとなく。そのあとなにかがあって、重さが感じられるようになって、緩んでいった。

仰向け、首の動き。なめらかに大きく可動域があるように思う。右の首の少しのひっかかり。

お腹、内臓の重み。骨盤のほうへ沈むように感じる。

座る、骨盤が広い感じ。

歩く、右半身の伸びをクリアに感じる。骨盤はやはり広い感じ。

立つ、お腹がやわらかい感じ。

体の右半身が上に伸びた感覚。

お腹がやわらかく、骨盤が横に広い。

帰り道

左の右半分が上に伸びて、左の前頭部がもぞもぞする感覚。矯正中。骨盤が広く、右股関節が特に切り離しやすいように感じる。

階段、左足のふらつきが少なく登れている。

長座左股関節がクリア。手を後ろに回す、胸のストレッチやりやすい。

1日目

寝ている最中に右股関節に使いすぎたときの痛み。起きると背中がいたい。

眠たくやる気がでない。

パドリング、腕とコアのつながりはいまいち。

立ったバランスはいい。

突発的に断続的にとても悲しくなってしまい、涙がこぼれる。頭が少し痛い。

電車で座りは、左股関節が屈曲しやすい。なにもつまりがない感じ。

何かの折りに腹部をぐっと固めていることに、何回も気がつく。

2日目

眠さがものすごく、波もいいので普段の自分であればサーフィンに出掛けていくところだが、どうしても起き上がれずに12時間以上寝た。キッチンに立つと、グラウンディングする感覚が深い。

出勤して、頭の痛さに気がつく。もともと頭が痛いことは少ない。そのなかでも経験することがあまりない頭痛。頭前側。偏頭痛とはこんな感じだろうか?退勤して家に帰る途中もずっと痛い。そして吐き気も感じる。収まるのだろうか?

3日目

短い睡眠時間だったけど、頭は軽くなっている。目の辺りの頭が膨張している感じがする。

他はあまり変化なし?歩くときは股関節軽く、重心移動がスムーズ。首の疲れが少ない感じはするけど、頭が膨張してボーッとする。

4日目

頭の痛さや膨張感は消えている。が、不機嫌感が止まらない。仕事のセッション中以外は、スタッフともあんまり話したくない。骨盤なかは広い感覚が続いている。その上の横隔膜が窮屈な感じがしている。

5日目

やはり不機嫌のまま。首の背骨が伸びていて、目を閉じると青い光を見る。左内果が不安定で、くすぐったい感じがする。

歩くと右の股関節から下が自分に統合されていない感覚。

たまに骨盤のなかのお腹がきゅーっと部分的に痛くなる。

目の周辺がおもだるく、平衡感覚がなくなる瞬間があって、その感覚を見ていくと、瞑想中に起こるような錐体路運動?首ふりが起こる。

6日目

眠い。お腹はまだ広く、肩ものびのび広がっている感じがする。左内果の頼りない感じも続いている。長座は左股関節が感じにくくなっているが、坐骨周辺の力を抜くとその感覚は戻ってくる。横隔膜が硬い感覚がある。

お昼頃、眠いんじゃないけど、ぼーっとして視界が定まらなく、考えられない緩み方をした。この1週間たまにあった現象。

朝マットピラティスをしたけど、そのせいで胸椎左側前面後面とも固くなってる気がする。いい動きのパターンとはいえない。

セッション5回目

歩く

安定感があり、足首もよく動いている。早足になっている。

腕動かす

左側肩甲骨の動きがついていかない感じ。

右足伸ばして、左足立てる

立ち位置の感じ、左側足元。以前より不快感はない。左内腿、左胸郭に意識が向く。右足元。不快感はない。腕の外側に意識が向く。右横、少し圧迫感。左横、嫌ではない。頭側。心地がいい感じ。頭の後ろが広がる。頭側近く、すこし圧迫感。

右目の重さを感じる。肝臓からだいようきん、股関節に縦に広がりができる。

左目の重さを感じる。横隔膜が緩む感覚。

左足をごりごり。親指中足骨周辺は左胸郭後ろがゆるむ感じがある。薬指中足骨周辺は側頭部がゆるむ感じがある。

しょうてんし、腸骨筋へ引き込んで、だいようきんへ引き込んで、骨盤を動かし、リリース。ピラティスのしすぎだな、もう止めようという言葉が頭に浮かんで消える。

横隔膜の上下がしやすくなっている気づき。

左肩回り周辺、三角筋停止部が痛いことへの気付き。どんどん胸郭まわりは外へ緩んでいく。

右足をごりごり。右胸背部がゆるむような感じはするけれど、左よりもだいぶ繋がりを感じない。そのせいか、浮かぶ雑念の量が多く、だんだん微睡んでいく。右肩回り、広がっていく感覚がうすい。鎖骨下胸まわり。痛い。

右股関節周辺、動きでのリリース。手でのリリース。だんだん胸背部に緩み、しずみ。そして右首回りが緩まないことへの気づき。

右首のリリース、中指へのつながりの動き。つながる方向がぼんやりして見つからない。だんだんわかるような分からないような。右上から下までベッドへしずむ感覚がある。

左首のリリース。なんでだか大丈夫だろうと思ってたけど、物凄く物凄く痛い。

座る

背中が横に広い感覚。

歩く

歩幅が広く、勢いがある。雑にアッパー気持ち。首は安定。左側が伸びて、右側が違和感。世界の傾き。

止まる

体が前後左右ゆらゆらと重心の場所を探している、気づき。目の力、目も場所を探している。目線が下がり、首のバランスが変わる。

また目線が上がってくる

歩く

グラウンディングされて、気持ちは落ち着いている。

帰り道

左目の緊張への気づき。背中の広がり。左側はすこしピリピリしている。

1日目

背中と左肩周辺にもみかえしっぽい感覚。

眠かったり、だるかったりは少ないので家事にとりかかることができる。

サーフィン。パドリングはしやすいけど、セッション1,2回目くらい軽くはない。立ってバランスをとるとき、体幹はFluidにバランスをとる感じがする。いつもはSolid。

目の場所は、ご飯のときが一番楽かもしれないと定食屋のテーブルで思う。

ピラティス。体幹がいつもよりフワフワしている。Reformer でのTeaserの体幹屈曲から下りるのとき、体幹の左右のねじれが大きくなる。

2日目

お腹の調子があまりよくない感じ。

朝は背中が痛いような、おもだるい感じ。

サーフィンのパドリング中、目を下へ緩ませると、腕が楽に動く気づき。股関節はどうか?うまく感じられない。

3日目

背中はおもだるい。引き続き。

眠さはなく、しっかりとした目覚め。

呼吸が深いように思う。

マシンピラティスの実践をした。

Hip workの時に、左側の腸骨筋や大腰筋がしっかり収縮するのを感じた。

4日目

仕事中、首のポジションが楽。背中も楽。

横隔膜がのびのび動くように呼吸ができている感覚。歩いていて、左踝の不安定を感じる。

5日目

左きょうさかんせつ、きょうさにゅうとつきんあたりに違和感。サーフィンのせいかもしれない。

左目のほうが重たいような、腫れているような感覚。

しゃがむと、仙腸関節、仙腰関節周辺に固さを感じる。

6日目

朝キッチンに立って、骨盤下半身がどっしり広く、上半身が上にのびて、胴体が長く感じられる。

左の目を緩めてみるように試みる。左目から、左股関節、左のきょうさかんせつのつながりを感じる。

歩いていると、左足距骨か関節?動きをとても感じる。

セッション6回目

セッション中

歩く

足関節がよく動き、背骨がふわふわ回旋している様子

横重心移動

右はがしっとするが関節がつまっている安定、左は股関節内旋して不安定に感じる

うつぶせ

ボールへの反応、からだが立てにのびる。

まっすぐ寝ても、左顔面のほうがベッドに当たってる。

左のハムストリング外側、反応が薄い感じだが、胸郭が右へずれたがってる。のと、右腕にエネルギーが通る感じ。

左のふくらはぎ、胸椎がのびる。

左の腕、肩、心地がいい。

左の仙骨横、股関節よこの力が抜ける感じ。

左側は長く、ベッドへしずむ感じ。

右おしり周辺、この辺からだんだん眠くなってしまう。

仰向け、首が伸びた感じ。

親指内側、痛い。足の甲周辺、左の頭蓋につながり、呼吸が入る。

セッション後

座る、上半身が浮くような感覚。

ロールダウン、引き伸ばされて心地がいい。

立つ歩く、首が後ろから引き出された感じ、上半身が浮くように伸びている、目線が自然に下がる。

1日目

ピラティスをすると、股関節の屈曲が楽。つまる感じがない。首のポジションもすっと決まる感じ。階段を下りているとき、左の下の視界があることに気がつく。私にとっていつもは死角で、ボールのキャッチをミスするところ。寝ているときの歯軋りが減っているような感じ。

2日目

足、さらに中央へ寄せやすい。

後頭部は夜になっても持ち上がっている。

口角の形が変化している?

ピラティスをすると、胸椎から腰椎が少し反らせづらく、仕事終わりあたり、胸椎下部が窮屈に疲れた感じ。

仕事中に首を左に向けて、人の仙骨を触ったら、首にぎくっとした感覚が走る。

3日目

朝、首のポジションが上へ伸びて楽であることを感じる。仕事前ピラティスをする。そのあとは、上へ伸びた感覚が減る感じがした。仕事終わりごろ、腰が少しおもだるいような感覚。仕事での姿勢か、動きを見るときの目の使い方によるのか。左目が少しこわばっているように思う。

4日目

右の股関節前側につまりを感じて、なんだか中央に移動してきてるような感じを受ける。

AO関節付近が引き出されるのとは逆の感覚になっていて、同時に胸椎上のほうが後ろに引っ張られている。

5日目

夜まですっと軸が通る感じがつづいている。が、ここのところ疲れがたまっていて、大腿四頭筋が重ため。左のきょうさかんせつ、胸椎まわりがこわばり。AO関節のつまりは継続。目の使い方を探っている。

身体学習としてピラティスエクササイズを行うときには、スプリングの負荷は重すぎないほうが身体の反応がいいなあという気づき。

6日目

背骨が上へすっと延びる感じはつづく。今日はAO関節あたりは気にならない。

階段で左足を踏み込むのが、少し怖い。これは割りとずっとあったなあ、という気付き。セッション直後は気にならなかったような。どうだろうか、はっきりしない。左側に空間がないような空間認識。足が絡まりそうになる。

左腕がうまく体幹に統合されない感覚と、肩甲骨内側に近い胸椎がぎっくり腰のようなこわばりが少し。

セッション7回目

セッション中

今日は気持ちも体もまずまず調子がいい。左頭前がすこし痛み。

歩く

ふらつきや迷いなく、静かに一歩一歩歩ける感じ

仰向け

右足裏、足の方から頭まで背面が緩む、頭が右へ行きたがっている。

右腕、重さが少しずつ増していく

右膝、股関節内側から脚が引き出されるように感じる

左足裏、頭までの背面が緩む。が右より反応が静か

左膝、右よりもくすぐったさに意識がむく

左腕、緩む場所をみつけるのがゆっくり

左胸肩甲骨まわり、静かにゆっくり緩んでいく、背面がつながって少しこわばり

右胸肩甲骨まわり、反応がかなりかなりゆっくりでほとんどどんな緩みか感じられなかった

口の上歯の右や左まわり、頬骨のゆるみ、左側緩み感じづらい

口の下歯の右や左まわり、顎の骨につかれがあることに気づく

口の天井、鼻に向かってのゆるみ

口の床、舌やぜっこつ感じづらく、ゆるみづらい

右の鼻のなか、鼻腔から気道、肺までなんとなーくつながりを感じる

左の鼻のなか、右よりは通り道を感じづらい

目や頭蓋、

首後ろまわり、どこかでみぎがいか、左どこか

せきがでそうになる

第一胸椎まわりがきょうさ関節うちがわにのわばり、心臓への負担、左背面がこわばっていることへの気づき

ぜっこつ、左顔面のゆるみ、左肋骨の誘導

当日セッション後

眠くなりながらも、つきあいでクライミング。腕を上へあげやすい。左手首はたまに違和感を感じる。壁を見上げるために、首が過伸展せざるを得ない。辛い。

1日目

朝起きて、背中まわりがおもだるい感じ。

サーフィン中、腕が動かしやすいような気がする。あとは左右の重心のブレが少ない。

ピラティス中、立位で軸をとりやすい。Foot work中に足を見ると、足が長細くなっている様子。縦アーチができたから?

2日目

眠い。左頭が痛いような感じは月経前症状であった。PMSの気持ちの荒れがほとんどなく、気がつかなかった。仕事のレッスンでデモをしていると、腕を上げやすく、回旋がとてもしやすい。Rollingも自然な脊柱屈曲がでて、転がりやすい。

3日目

昨日は働きすぎたにも関わらず、目覚めがよい。肩まわりが広く楽に感じられ、気持ちもすっと安定している。

4日目

朝から眠さがMaxで、疲れがたまっている感覚。何も食べる気がしなくて、職場付近の松屋で朝食を急いで食べた結果、一日食あたりのような状態。それでも背中は広く、脚は軽い。とくにシューズのなかで足の甲は細く、靴がゆるく感じられる。

5日目

ゆっくり寝られた分、気持ちが落ち着いている。腕や背中は横に広く、楽。

ピラティスの実践を真面目にしたら、右の股関節につまるような感覚。

6日目

ピラティス中、左股関節がスムーズである気づき。肩は少し閉じている。骨盤周辺に捻れるような筋肉痛

7日目

サーフィン、立っているバランスがとりにくくなっている。ふらつく。流動体としてバランスをとっていない感じ。不器用なかたまり感。

セッションお休みをした1週目後半に鼻風邪をひいて、ずっとダルさが続いていた。2週目も風邪のままで、できるだけ早く帰って寝るのを続けた。今日ようやく体調が戻ってきた。のでレポートが飛んでます。胸椎したのほうが硬く、呼吸が浅くなりつつある。左腕の不調。左胸まわりの硬さ。股関節周辺の重さ。

セッション8回目

セッション前

立つ 目玉の置き所が定まらないけれども、不安定ではない、ちょっと自分のからだと意識が遠いような感じ。

歩く 軸があるけれども、左足は内側にぱたんと倒れるような、左足親指の広がりがないような感じ。

うつぶせ

膝裏のあたりはとてもくすぐったい。部分部分でとても痛く、最近仕事で立っているときに膝が疲れるような感じがあったことや、自分の膝が伸びにくいことを思い出す。

そのあとはとても眠くなってしまい、首の向きをかえるときに意識が戻ったが、また眠ってしまった。

座る

首のいちが楽。どっしりとグラウンティングする感じ。

立つ

膝が伸びて、膝上の筋肉がきゅっと動員されるのを感じる。軸はすっと伸びる感覚。

歩く

歩幅が広がり、重心の移動がスムーズ。

1日目

立つときの膝の感覚が不思議。

サーフィンはテイクオフが良くなっているといわれた。バランスもとりやすい。

2日目

ピラティスをすると、背骨がやわらかく動くことに気づく。

3日目

働きすぎて、からだの様子がわからない。

グループレッスンを教えた後は首が伸展方向に引っ張られて深い。

4日目

朝は肩まわりが広く楽な立ち姿勢。

夜ピラティスを実践するときは背中の真ん中が強ばっていたことに気づく。テーブルトップは相変わらず楽。股関節のスペース。

目の向きで遊んだムーブメントで背骨がよく動いた。

5日目

少し肩周りが内に入ってきたので、ヤムナボールでリリースをした。首はすっと伸びた状態が続く。少し頭痛があり、月経前の様子。夜は貧血かわからないが、めまいが起きていた。

6日目

月経のせいでダルさはあるが、イラつきはない。股関節や足周りは楽。ちょっと胸椎の強ばりを感じる。そしてちょっと呼吸がしづらい。

セッション9回目

セッション前

立つ 目線は落ち着いて、軸がしっかりしている感じ

歩く 安定感があり、足首の動きもスムーズ。少し右股関節がつまる

セッション中

仰向け 左上、左顔面の強ばり。右上、右後頭部に圧。左下、股関節の広がり、胸の圧。右下、股関節の広がり。右足首と、手がちりちり。

右下、感覚を向けると、緩むプロセスがどんどん進み、ある程度で感じられなくなる。

重さ、どの部分も感覚向けやすく、力が抜けやすい。

左足を下ろし、右足を立てる。

首の位置、探しにくい。目玉がだんたんと緩む。

左骨盤周辺の筋をおさえられると、おなかにつながりを感じる。少しくすぐったいような感覚。その少し下に、変わった痛み。押されている圧は大きくないのに、しっかり痛い。からだの側面内側を通って、左顎の下、耳までつながり。

頭、頭頂しゅうへんを押さえられた時に鼻から耳までのラインが緩む感覚。

骨盤を持ち上げる、そしてかかとで押す動きはつながりが見つけづらい。

右足を下ろし、左足を立てる。

右股関節がだんだんと緩む。

左足の置き所、ずっと探している。

頭しゅうへん、眠くなってしまった。

頭への圧がとても心地がいい。

どんどんお腹はやわらかく、呼吸が入る感覚になっている。

胸周り、おしてもらうと肋骨の動きが少し目覚める感じ。

セッション後

座る。

首の乗り方がしっかりして、楽。

股関節まわりが軽く、広い。

歩く。

楽。さらに軸が安定している。

顔の感じは感覚が向けづらい。

頭が左側へ回りたがっている。

1日目

調子がいい。ピラティスのプライベートレッスンを受講すると、体重が左に乗りたがっているということで、右に意識をもつように修正される。それが少し不快。ストラップを足にかけたワークでは右足と体幹のつながりが薄い。クリック音。

2日目

朝歩くときに回旋のうごきがスムーズに感じる。レッスンのあと、そんなに首の後ろにつまりは感じない。しかし、股関節屈筋につまり。

3日目

楽な気分で1日働けた。しかし、お互いに邪魔だと思うような距離感で働くことや、声が緩衝してしまうことはそこそこストレスになる。

4日目

疲れはたまっているが、体や心は安定感がある。人に圧迫感なく伝えるとか、疲れかけている人に伝えるというときにどんな佇まいならいいのかを考えてしまった。

左下に眼球を休ませることを思い出す。

5日目

胸椎まわりがかたまっている感じなので、回旋や伸展を沢山したけれど変わらない。グループレッスンのあと、首が痛くなった。自分は動かずにティーチングしてるので、動きを観察しているときの目の使い方だろうか?

1日通して楽で疲れにくいように思う。

6日目

鏡で見る胴体は右のくびれが強く、左右差が大きく見える。が、歩くときに全身がうまいこと統合されているように感じる。

たまに右の股関節屈筋と寛骨全体や仙腸関節、左の鎖骨下肋骨あたりに違和感を感じる。

気づくと手首を掌屈させて休んでいる。

セッション10回目

歩く

安定感も進む力もある。

左足首にたよりなさ、右股関節の余り。

仰向け

重さを感じる。

右側のすねとふくらはぎ、股関節が引き出される。もも、お腹のなかが縦にゆるむ。お腹、緩むのがゆっくり。

胸、うでに向かってチリチリ。胸後ろ側、右側面、ベッドへしずみ横へ広がり、呼吸がしやすくなっていく。首周辺、目の裏側は白い光、右鼻から気道までしっかりした道を感じる。

左側首、胸回り、胸後ろ側。肺のあたりに悲しみ。だんだん緩むが、鼻からのど、鎖骨、肋骨裏側に何かかたまり。肋骨側面、心臓の近くが縮んでリリースされたがっている。

アゴ、楽しい気分になる。頭、上へ引き出される。

座る

体が上へ自然に伸びる感覚

歩く

一歩一歩に安心感がある感じ

良いとか悪いとか、矯正するとかではなしに、体がどうしたがっているか、その声をその流れを聞くことなんだろうなあ、と思う。

1日目

歩くときに体が軽い。サーフィンでパドリングも腕とコアがつながる感覚が長時間保たれる。

2日目

グループレッスンあと、首は痛くならなかった。そして疲れにくいし、10回のセッション前と比べると、レッスン中にイライラしてしまうことがないなあという気づき。

3日目

睡眠時間は少ないけれど、回復度合いが高い気がする。肩甲骨の上方回旋、下方回旋が見れるようになっているし、自分の動きもスムーズであるという気づき。痩せたね!といわれた。体重はあんまり落ちてないけど、シェイプが違うのだと思う?

4日目

胸椎左胸骨の後ろのこわばり、右股関節まわりが少し気になっているので、手を当てたり、ヤムナで脱力したり、呼吸したり。よくわからない。

鏡で自分を見ると、肩幅が広くなっている。

5日目

レッスンが2本キャンセルになって、時間ができたのでセラバンドで肩まわりのワークで遊ぶ。

左腕は胴体にはりついている感があった。左脇の下胸郭あたりのかたまり。外へ伸ばすと心地がいい。

体のセンターを夜まで感じて立てていた。疲れにくい。

6日目

疲れがたまっているけど、立っている歩いている感覚は楽。レッスンのデモ中に首が、首まわりの筋肉がつっぱる感覚になった。これは久しぶり。受講者にも共鳴してしまってるだろうなあと焦り。ハードなエクササイズを楽に行うための実験が必要。

意識的ないいモードから無意識ないいモードへ意向するために、正しい動きのパターンを何度も繰り返すとピラティスのプロセス自体に?を見つける。関節の分化みたいなところには部分のレベルにはいいような気がするが、体の統合というレベルになると?。無意識な体への介入でないと、無意識なパターンは書き換えづらい気がした。

10シリーズ終了後半年経過

10回が終わってしばらく体が快適で、寝て起きるたびに体が形状記憶してるみたいにロルフィング後の統合された状態に戻って、首の位置も肩の位置も地面にグラウンディングしている感覚も心地よかった。8月半ば以降には軽い味覚障害をともなう体調不良で、ここまでの倦怠感は味わったことがないという感じで気持ちが落ち込み、9月にはサーフィン中に左脛を強打してしばらく足を引きずるように生活した。その時に体がまた別のバランスへシフトした感じがしたが、なんとか持ちこたえていた。10月には8月の後遺症かわからないが、全く仕事上で頑張りがきかずに週に4日の勤務へ時短させてもらい少し休むことをした。11月、12月までは肩が動かしやすく、首のアライメントもぎりぎり快適で悩まずにサーフィン中のパドリングは快適だった。ここまでは体の統合が壊れるのが恐くて、ピラティスの実践はかなり慎重に行うか、かなり少なめになっていたが、10月からプログラム開発の仕事をするためにピラティスを多く実践しなくてはならなくなり、体の前側に向かって縮むような硬さ、背中の痛みが再発することもあった。12月にヤムナフットウェイカーの指導者養成コースに参加して、左足の使い方についてかなり気付きがあった。1月から月1回ほど資格取得のためにヤムナのプライベートレッスンを受けていくなかで、また体の統合が変化して、使い方に気付きは多いが、坐位で足元のグラウンディングがしにくくなっていく感覚が多くなっていった。2月には人生で初めてゲームにはまりSwitchを凝視したために首肩がかなりバランスを崩した。3月は眼鏡を新調してメガネの度数が変化したのだが、ロルフィング後に味わったような左目の緊張が緩む感覚、そして左へ重心が移動していく感覚があった。

ロルフィング10回受けたらしばらく持つのですか?と聞いた質問は愚問だったといまは思う。日々体は変化していて(当たり前だと思うと思うのだが)、バランスも変化していて、外からの介入(手技、偏ったエクササイズ、怪我、メガネの矯正視力などなど)で簡単に(たぶん私は特に)変化してしまう。単純に元に戻るように悪くなるかというとそうでもなく、いままでの流れを受けつつの変化。そのなかでできるだけ統合していくところへ持っていくようにし続けるように、できるだけといっても前に思っていたよりは必死さはなく、絶え間ないムーブメントだからゆるく統合へ向けた調整を続けていけたらいいなと思いました。

さらに5ヶ月後にPost 10セッション

2021.4.16   セッションレポート 

セッション前
立つ 足裏がぼやっとした感じ。右股関節は疼くような痛みに近い感じ。首の後ろは縮んでいて、3日間の疲れか体が重い。
歩く ふらつく感じはない。しっかり歩けている感じがする。

仰向け
慣れない空間なのでキョロキョロしてしまう。首をごろごろしている。
田畑さん、左足元。不快な感じはなく、安心感とともに力が抜けて、伸びる、広がる感覚。田畑さん、右足元。右前もものあたり、肩まわりにビリビリするような、つっぱる感覚。田畑さん、左足元。「呼吸、吐きやすくなってますか?」と聞かれるまで、呼吸に意識が向いていなかった。だんだん吸いやすくなっている。吐くのはまだぼやーっとしている。久しぶりに仰向けで人の気配を感じとることをしていると、空間認知力が鈍っている感じがする。 

左ふくらはぎの下、その部分はすぐに重さが増して、首まわりが場所を変えて、胸郭上の方に呼吸が起こる。
左肩の下、重さが増すが、そこに意識が向くと前腕から手のかたまり、かたさが強調されていく。
左大腿骨、存在に意識を向けるだけで、股関節のなか骨は引き出されて、骨盤が横に広がり、お腹がふくらむ呼吸が感じられるようになってくる。
広がった分、左の腸骨後ろ側に存在感があらわれてくる。
左の上腕骨、肘を曲げ、手のひら側、お腹へと意識が向いていく。左腰は存在感が消える。手の甲側、背中、肩甲骨あたりが横へ引き出されて、その前側にも広がりが出てくる。 

左足を立てる。ここだという場所に自信が持てないような探るような感じ。踵骨をつかんでもらうと、少しずつ定まってくる。
股関節周辺へ意識が向くと、また場所を変えたくなったがそのままにした。
おそらく股関節周りへと意識が向いている時だと思うが、左目が乾燥して、ゴツゴツするような存在感が出てくる。
左目を押さえてもらうと、だんだんと休まってくる。
といま、思いだしたが、左脛まわりだっただろうか、左大腿骨だったか。鼻柱周辺、前頭部につっぱりを感じていた。
左頬骨、鼻。左脇腹がやわらく、呼吸がさらに動いてくるのを感じる。 

左足元、心地よく。
右足元、最初よりは前もも、首周辺の存在感は減っている。
左側から右足、右足の裏にボール、徐々に右半身が縦につながり始めて重さが増し、右腸骨筋あたりの存在感。首の位置を変えたくなる。
右頸骨粗面のあたりに疼くような感覚。
右足を立てる。股関節を休ませていく。すこし時間がかかるようだ。左とは違い骨盤が横に開いていく感じはない。内転筋の恥骨にとても近い位置が緩んでいく。どのタイミングか、このタイミングか手からも力が抜けて地面に放り投げたくなってくる。
両足ともに外側へひろがっていく。
右の目、左よりも強く押さえられるように感じる。頬骨。首の血管、あんまり感覚が向かない。首の後ろ、背中上部が緩んで、呼吸が通る感覚がある。

座る
骨盤が広く、頭が空中にふわふわ浮いている、吊られているような感覚。 

バランスボードに立つ
まずは左足と、右足の体重差。
左踵と、左4.3趾。そこから上に向かって徐々に感覚が移動する。左半身がぶら下がっている心地よい感じ。ただ、右肩が前へ入ってくる。
右はそのようにぶら下がってくる感覚が少ない。右股関節まわり、右前ももにつっぱり。だんだん変わってくる。お腹が動いていき、右おしりももうらがムズムズと動員されはじめる。右肩が場所を見つけると同時に、左肩も緩み下がる。右の首の場所が見つかると、いままでそこまで揺れていなかった体がゆらゆらしはじめて、落ち着いていき、左の首に存在感。右の視界を誘導されると、足裏へと感覚が落ち着いていき、左右に体重。気持ち後ろに体重が落ち着いていった。

立つ
両足は根付いている感覚。 

歩く
軸が細くクリア。右の踵が踏める。右股関節はつっぱりがまだあるが足部から股関節のはまりどころが見つかりそうな感覚。
目玉は重さがあり、目線の場所も落ちつくところへ向かいそうな感じ。

その日
体が軽い。こんなに軽くなるのは久しぶりだ。右かかと、左の指外側、左の肋骨が後ろへ落ち着いてくる。座ると首は揺れて場所を探している。
股関節は徐々に内側ラインへ移動しているような。坐骨付近のハムストリングスが活性化しているのを感じる。 

1日目
首が伸びているのがわかる。背中の存在感がない。そして腕がとても長い気がする。右足がぶら下がる感覚を探している。 

2日目 座ったり、寝たりすると首が伸びるポジションが戻ってくる。仕事のために歩いたり、動いたりするときにハムストリングスが反応して動員される瞬間がある。夕方にピラティス上級エクササイズを復習した。終わるとやはり首の伸びがへる。背骨を屈曲していく動きのあとは、胸郭が逆に前へ出て床へ沈み、それによって首が伸びなくなるように感じる。右腸骨筋の外側が疼くような痛み。 

3日目 起きてすぐ、首が伸びた状態。だが、身体の軽さは減っている。股関節外側が疼く痛みで、特に右が感覚が強い。寝る前、鏡にうつった首まわりの感じが前の感じに近いように見える。 

4日目 一日中働いていて、だんだん呼吸が浅くなっていくのを感じる。 

5日目 相変わらず右股関節に存在感がある。道を歩くとき、自分に中心線をひくと、あのバランスボードにのった感覚がよみがえる。それは上から右足を知覚するやり方。同時に下から、踵から右足を知覚してみるが、上手くエネルギーが通るラインが見当たらない。 

6日目 電車が人身事故で止まり、すし詰め状態で、そこかしこで小競り合いが起こっていたが、脱力してそこそこ快適に時間を乗り切れた。舌打ちされても、すぐに謝れる反応ができる落ち着きがあるのは何かの変化のような気がする。レッスン中に、呼吸が浅くなっているのはそのまま。 

7日目 疲れすぎたので1日寝ていたが、右後頭部が出っぱっているのに気がついた。股関節はだんだん中央によっている感じがしたので、入っている緊張緩めることを試してみる。右膝に軽い存在感。 

2021年5月
体のことを気にせず、時が過ぎた。人生ではじめて遠方へ一人旅をし、縁故がない場所をインスピレーションだけで行動できることでの、全身の緩みを感じた。知り合いにあわないとしても、知っている場所ではあれだけ体が緩まない。 

2021年6月
特に不調はない。ヤムナフットフィットネスのティーチングをしていて、いい歩行とは何かを考えている。映像にうつって、自分の顔
、動き、声を客観的に見る機会があって、この年で外から見た自分という自意識が芽生えはじめた感覚がある。 

2021年7月
長距離バスに揺られて、朝から活動したとしても、どこも痛くない。すばらしい。フェイクスピアを観劇し、芸術大学時代の友人にあうと、アートは自分に必要だし、そこに近くありたいと思った。仕事中はたまに左膝がずれそう、抜けそうになる瞬間がある。 

2021年8月
完全に統合が失われてしまった感覚がある。久しぶりに背中が硬く、首が回りにくい。そして、右股関節周辺が何をやっても違和感。
バランスボードでのぶら下がる感覚を思い出すと少しらくなような。
働きすぎている、というのもあるし、組織から求められているやりたくないことに再び取りかかったせいもあるか。もしくは食生活の完全なる乱れ。

今を体現して、自然な行動力が出てくる状態になりたい Hさん

10シリーズを終了された方で、心身のバランスと行動力を取り戻したいとのリクエストがありました。

↓  ↓  ↓

第1回目 2020.07.31

CS60は良いものですね。使っていただいて、ひんやりとしたものや仄暗い不安感のようなものが出ていく体感がありました。

私としては、今日のハイライトは内臓にありました。イールディングなタッチをしていただいた後に、臍の下あたりが痛んで動き、感情はないのに切ない感覚があって、息が浅くなる自分がありました。ずいぶん無茶をさせてしまった、こんな事をさせてはいけないと感じました。

また、右側のCS60のあと、おなかに置いた自分の手を通じて、内臓に意識が向かいました。そのまま意識は心臓に運ばれていったのですが、ある友人の心臓、と唐突に感じられました。その友人が幸せでありますように、という祈りのようなものが、短く強く現れたのを覚えています。

私たちはいつの間にか、他人を身の内に宿らせてしまうんだろうか、なんて思いました。
必要じゃないものを身の内に取り込んでいる自分があるんだな。人間関係も、食べ物や情報も。そう思いながら帰りました。

この数ヶ月、心臓の時に浮かんだ友人とべったりと癒着したような人間関係がありました。しかし帰宅後、関係が解消されてしまいました。

まるで仮面を取るかのように、正体を現すかのように、舌を出して逃げ去るように行ってしまった。

あまりにも即座の反応で不思議です。
必要なことは必要な時に起こるようです。

第2回目 2020.08.14

2回目脚への働きかけの回で、頭への働きかけから始まったことが印象的でした。自然と脚、骨盤、胴体にかけてエネルギーが動き出し、自発的な動きに繋がっていったのを覚えています。右半身への取り組みでは、ジャンクな映像(以前住んでいた家から駅までの道、あまり好きになれなかった風景を含む)やモヤモヤザワザワした感覚が現れて、その後プリズムのような光の帯のようなものが感じられたり見えたりし、またザワザワして、と繰り返していました。みぞおちへの働きかけがあった時、深く沈んで、意識が遠のいて、深い層でのプロセスがあったように感じます。(少し、トラウマの感触があったように感じます) 首の付け根や頭の奥でのプロセスに移り、静かでゆっくり長く、なかなか起き上がるのが大変でした。左半身では、体の反応はありながら、映像やザワザワは少なかった気がします。座位はなんだか大変に感じましたが、かかとから脛骨の感覚がしっかりとしていました。立ち上がると、新しいバランスに慣れておらず、左の肩甲骨の奥や背骨との間のあたりが痛みました。そことバランスしようとして、右足だけで立っているような体の支え方があり、体がかってに動いてバランスを探していました。歩くといいかもしれないね、と声かけしていただき、歩く中で、骨盤の水平感を少し感じていました。生活する中でまとまっていきそうな、必要ないことをやめたら、まとまっていきそうな感覚がありました。

* * *★その後の生活歩きたくて子どもと散歩に出ました。 ものすごく久しぶりに気功をして体を動かすと、とてもこわばってスムーズに動かなくなっている自分がありました。ふっと、「動き」の中で新しい自分を作り上げていくんだ、という感覚がやってきて、そうするとスペースが広がり、呼吸ができる感じが戻ってきました。第一セッションの呼吸が、生きる根本的な気力や安らかな前向きさを与えてくれたように、第二セッションの足の支えは、動いてみようという感覚を呼び覚ましてくれた感じがします。ザワザワは払拭しきれていないし、まだ朝起きられない日もある。行きつ戻りつです。それでも、足の支えの身体感覚に、自分の意思を取り戻すことや自立や自由への想いを取り戻すことへのつながりを感じています。横たわりながらも、希望をちらりと上目で見るような。そんな感覚の今です。

第3 回目 2020.09.09

*最初のフィードバック寝てばかりいる時間が減り、動いてみようという動機で朝に散歩やヨガをする時間をとるようになったことで、生活にリズムが取り戻されてきた。情緒面や周囲の人物の状況にも変化があった。

*セッション内容足への取り組みから、脛、腿とイールドタッチがある。CS60、咳が出る。体側面の皮膚感覚が取り戻されたり、足の裏の泡立つような感覚がある。 骨盤に対し、しっかり方向性をら示すような働きかけがあり、やや抵抗や鈍さはあるものの、変化しようとする体の反応が感じられた。 お腹へのタッチを経て、骨盤底や骨盤内の臓器に動きを感じる。気恥ずかしさのような感覚があるが、そこにひっかからずに臓器の声を聞こうとすると、深いレイヤーに入って意識で追えなくなった。ただ、夢を見ているような感覚で、微かに子供を願うような手触りがあった。そうなんだね、とただ受け止める。 また、腸に感情的なものが残っているような印象を受ける。 胸腔のエリアにタッチがあると、感情的にこらえたままの感覚があり、開こうとしない、抵抗する感じがある。涙が出る。解放が起こっている感触。記憶が蘇る感じではない。 その後心臓にも意識が向かう。 首にタッチがあると回旋が起こり、奥歯の噛み締めが解放され、胸腔が動かせるようになり呼吸が回復する。風の通る管が胸の真ん中に通る感じ。回復した呼吸を味わうにつれ体の各所に感覚が回復する感じ。 座位に変更。坐骨の座りの良さや足の裏の感覚の回復、足の支えの柔らかさと皮膚感覚の回復を確認。 立位に変更。置かれたように立っていて、立つことへの力みが軽減している。目が焦点の合わない、でもどこにでも合わせられる感覚。柔らかい目の使い方ができている感覚。歩行してみる。足の裏の柔らかさ、感覚の細かさが反映されて、力みなく優しく歩くことができる。落ち着いて心安らぐかんじ。 「わたしのネイチャーに近い感じがします」とフィードバック。 クロージングする。

*所感 イールドのタッチにとても安らいでくつろぎました。タッチなく間の感覚で変化を起こすこともできる。でも、イールドの優しさに今回とてもほっとしていました。意識の深い層にいる時間が長かったようで、それでいながら映像を見るようなことも特定の記憶が顕在意識に上るでもなく、素面な時間の多かったセッション。しかし3回の積み重ねを感じました。(さらに言うと、初めてお会いしてから8年?ぐらいの積み重ねを感じました)最後、わたしのネイチャーに近い感じがする、と自分の出したフィードバックに、我ながらじーんとしています。 というのも、わたしはわたしがわからない、自分軸の定まらない、という評価を自分にしていたし、ずっともがいてきました。 しかし、今回のセッションの最後に得られた自分の在り様は、とても楽で “自然体” と、それこそ自然に感じられました。 いつでもここに帰ってこられるし、そうでいながら、わたしの”自然体” はまだまだ多様に有り得るんだよな(シリーズもまだ3セッションめで序盤の終盤というところですし)、という希望もあって。 わたしらしさ、を改めて知り、豊かに安らかに育むことができました。 小さな鳥のようなものが胸の内で羽ばたく感じがあって、そのピュアな感触も忘れがたい感じがします。 続きを楽しみに。 人生ずっと、続きを楽しみに、だなぁ。

CS60体験を経て、根本的な改善を求めて-Kさん

2年ほど前から月1,2回のペースでCS60に通い続け、ずいぶん楽になってきているものの、呼吸の浅さとお腹の異様な固さはなかなか改善せず、根本的にどうにかしたいけれど、どうしたらいいのだろう、という状態で、自覚症状としては、職業柄、慢性的に首と肩、最近は腰と背中も凝っているとのこと。

モニター募集をTwitterで見つけ、この機会に自分の身体としっかり向き合ってみたいなと思ってお申込みになりました。世界全体が大きな変化のなかにいるなかで、ちゃんと身体を整えて、頭が強くなりすぎず、身体のほうに導いてほしいなという気持ちをお持ちでした。

[第1回目 202063日]

 とにかく、足の裏が地面をしっかりと踏みしめている、というのが一番の感想だ。帰り道に並木橋の交差点で信号待ちをしていたら、自分が内側からじんわりと満たされるような、「幸せ」と呼ぶしかない何かが下のほうから湧いてきたのをよく覚えている。それがまだお腹の下の前のほうに溜まっている。家の廊下(すごく短い)を歩いたり、シャワーを浴びているときにもやってくる。

 なぜこうした感覚になっているのだろうと考えると、足の付け根が安定している感じがある。それは、膝が真っ直ぐで力があっちこっちにいっていないからなような気がする。きっとそれらのあいだも、足以外の場所も、さまざまな事柄がそれらを支えているのだろうけれど、いまのわたしにはそれくらいしかわからない。

 いつもそうなのだけれど、あまり知識がない状態で体験してみて、あとから考えたり、調べたりするのを好むため、今回もよくわかっていない状態でなんとなく申し込んで施術を受けてみた。ただ、健やかな身体、生き方ってどんな状態なんだろう、という疑問はぼんやりとあって、それだけはきいてみたいなと思っていた。でも、答え合わせのようになってしまってはつまらないなと、その質問を飲み込んだのだけれど、帰り道に、自分が在りたい状態というのはこういう感じなのかもしれない、というのをふわっと感じた。

 ついどこが痛い、違和感があると、一点に意識が行きすぎてしまうけれど、一枚の葉っぱが無数に集まって木になり、森をつくるように、あらゆるものが小さく、繊細に、複雑にかかわっていて、その全体性やそこでの流れが止まらないことが大切なんだろうなと。自分の身体のなかにおいても、この世界のなかにおいても。これは初めて感じたり、考えたことではないけれど、すとんと自然な感じで、全身で理解した感覚があって、いまもそのなかにいる。それは、たとえ体調が悪かったり、困難な状況のなかにいたとしても、あまり変わらないのだろう。

 初回でこういう感覚がやってきてしまって、早すぎやしないかというか、一体これからどんなふうになるんだ? と思ってしまうけれど、もしかしたらこの感覚をより微細に見ていくことになるのかもしれない。先の話はあまり意味がないなと思いつつ、忘れるためのメモ。

 あとは、家でK-POPなんかをかけてよく踊っているのだけれど、異様にからだが動きやすくなった。腰のあたりはしっかりしているけれど、ほかはふんわりしている。首はこれまでいつも左を向きにくかったけど、未だにスムーズ。逆に、手首がいつも緊張しているから(これは明らかにPCの使い方のせい)、そこに気を取られやすい。背中と肩甲骨のあたりはまだもやっと変な感じがあって、横になっていると、たまにそれが気になって目が覚めることがある。

[第2回目 2020610日]

 いま思うと、前回はあまり集中できてなかったなと思う。生理でからだがぼんやりしていたせいかもしれない。いま起きていることよりも、初回の施術のことをよく思い出していた。レポートに書いて固定してしまった事柄以外の忘れていた出来事を思い出すというか。

 思い出したのは、父や中学時代の友人のことがぼんやり浮かんできたことだ。次の日だかその次の日だかには、最近あまり会えていない20代の頃にずっと一緒にいた友人も出てきた。いまも昔もすごく大切な存在の人もいるし、たいしてかかわらなかった、どう考えても重要じゃないだろうと思う人もいて、そのランダムさに驚いた。それだけの人が自分のなかにいるということだろう。そう考えると、過去の記憶や傷、癖などが自分の身体のなかに眠っていて、それが現在に何らかの作用を及ぼしているという考え方には、頷ける気がする。そんなことをつい考えてしまって、あまり自分の内側に意識が向かなかったように思う。

 そんななか感じたこととして、頭をさわってもらったあとに、左足のふくらはぎが作動する感じがあったことだ。ゴムボールが入って、ふれられて振動が起こった感覚が再生されて、5、6回まだゴムボールがあるような感触で揺れた。そういえば、初回も同じようなことがあったけれど、こんなにビビッドではなかったので興味深かった。ほかの場所でも同じようなことが起きているのかもしれないけれど、どうやら頭をさわられたあとに、足に起こりやすいようだ。

 また、最後のほうと、歩いたときに、電車や風の音が気になった。時間帯のせいかもしれないし、集中力がなかったからかもしれないけれど。自分の身体のことを見ようとしていると、外の情報が入ってきて、それに伴って、自分がいる部屋や8階にいること、この建物の大きさなどに意識がいった。身体のことはよくわからなかった。

 土曜の朝、起きたらまたいつものように左の首が少し痛くて、酷使した覚えも、寝違えた覚えもないのになと思っていたら、日曜の朝には治っていた。左を向くと、まだ肩の後ろのほうにうっすら力が入る感じがあるけれど、痛くはない。こうやって、何かあっても勝手に治ってくれたらいい。

[第3回目 2020617日]

 今回は、からだのつながりについて感じることが多かった。たとえば、「重さ」を意識するように声をかけてもらって、左肩の重さを感じていたら、自分ではリラックしているつもりだったのにだんだんと力んでいることがわかってきて、そのことに気づくともうそのままではいられなくなってしまう。自分で楽なバランスを探るようにからだの内部が小さく動き出すというか、ちょっとずつ力が抜けていく。それに集中しているといい感じになっていき、そうすると今度はこれまで気にならなかった場所が気になり出す。

 印象的だったのは、気になりだしたほかの場所が痛くなったり、重くなったりしたことだ。具体的には、左の腰のあたりに急にぴりぴりとした痛みを感じたり、肩甲骨の裏側から横脇を通って左の肺のあたりがぐうっと重くなって、ちょっとしんどくなった(これは申告する前に途中で治った)。どちらも、日常的によく疲れたり、痛くなったりする場所だ。

 しかし、調整してもらうと、どちらも違和感があったことを忘れてしまうくらい、すぐになんともなくなるから不思議だ。「左ひざを1cm左に開く」などによって。この1cmでほかの場所にも影響があるんだろうなと思う。もしくは、実際に1cmかどうかというよりは、そう意識することで何かが変わってしまうんだろう。

 いい感じになってくると「無」になってしまい、自分がどう感じているのかを探るのを忘れてしまうのだけれど、今回のこの1cmの変化を感じて、もうちょっと瞬間的に判断しても大丈夫だなという感じがした。それくらいの差異で何かが変わるのだし、もし違ったとしても、口から出たら、自分で違和感を感じるだろう。その瞬間じゃなくて、あとで時間が経ってからかもしれないけれど。そんなことをぼんやりと思った。

 それから、初めて施術のなかで「痛み」や「重さ」を感じて、改めてすべてはプロセスなんだなと思った。「すべての病気は、その経過のどの時期をとっても、程度の差こそあれ、その性質は回復過程である」「病気とは、毒されたり、衰えたりする過程を癒そうとする自然の努力の現れであり、それは何週間も何ヶ月も、時には何年も前から気づかれずに始まっていて、そのときどきの結果として現れたのが、病気という現象なのである」という、ナイチンゲールの言葉を思い出した。

[第4回目 2020624日]

 今回は、前回に引き続き重さを意識していくと、どんどん力が抜けていって、何度もそれが雪崩のように次の場所に伝わっていく感覚になったのが印象的だった(そのせいで足が台から落ちそうになった)。雪崩という表現はしっくりこないのだけれど、展示のときにつかう水平器の液体が移動するイメージを思い出す。

 それにしても、普段いかに力んでいるんだろう。力んでもいいことはないはずなのに、いつから、なぜ力んでしまっているのか。子どもや踊れる人の身体を見ているときに感じる生命力や伸びやかさには、力みはない。遡ると、羊水にいるときはきっと力んでなかったはずで、水に浮かんでいる感じになればいいんだな、というイメージが浮かんだ。あんな感じで、余計な力を抜いて日々を過ごせたらいいなと思う。

 足首を調整したと仰っていたけれど、引き続き足の裏が地面をしっかり捉えている感じがあるせいか、変化はよくわからなかった。それよりも、腰がいつもより軽く感じる。あとは、バックを左肩にかけると座りが悪くてすぐに滑り落ちてしまうから、右ばかりでもっていたのだけれど、左も大丈夫になってきたので、そのときの感じに従っている。また、10年以上指輪をつけっぱなしにする生活だったが、先週くらいからなんか重いなと感じるようになってきて、家にいるときは外すようになった。

 たぶん気圧のせいで、今週は、土・月・火曜日と偏頭痛に悩まされたが、頭と気持ちはロルフィングをはじめてからずっと安定している。ファスティングをしているときの感じに似ている。

[第5回目 202071日]

前回印象的だったのは、肋骨のあたりに手を添えてもらって呼吸をしたら、すごく深く呼吸ができたことだ。昔からどこに行っても呼吸が浅いと言われ、なぜそうなっているのかも、どうしたらいいかもよくわからなかったが、施術を受けて思ったのは、肺に空気を入れるイメージをしていたけれど、そうではなくて、肋骨の内部(お腹全体?)に空気を入れたり、出したりするイメージのほうがいいかもしれないということだ。背中に手を添えてもらったことで、前だけではなく後ろにも空気が入ってくる感じがした。あの呼吸は、お腹のあたりが四方を囲まれた器であることを思い出させてくれた。その感覚をそのまま頭頂部やつま先にも伸ばしたらいい。

施術を受けているとたまに身体の輪郭がはっきりするような感覚がやってくることがあったが、たぶんそれは身体の前と後ろ、横を意識するからだろう。身体と外界の境目を感じるし、だからこそ空間のなかに身を置いて、その一部というか延長線上に自分の身体があるというつながりも同時に感じる。

いつも終わったあとは静けさがやってくるが、なんだか元気になった。気に入ったので、ベッドに横になりながら、たまに肋骨や胸元に手を当てて深い呼吸をしてみたりしている。

一昨日、久しぶりに会った友だちに背が伸びたと言われた。伸びているわけはないので、姿勢がよくなっているのだろうか。

[第 6回目 20207 8日]

ふくらはぎに手をあててもらったあとは、いつもわずかに残響が残って、まだ触ってもらっているのか、自分の身体の反応なのかよくわからなくなるから不思議だ。こんなにわずかな力で反応が生じることを考えると、暴力ってほんとうにとんでもないことなんだなとしみじみと思う。

腰まわりと足を重点的に見てもらい、なんだか足が伸びた感じがする。足首や膝、太もものの付け根、太ももの内側やうしろの筋肉のあたりに余裕が出て真っ直ぐになった感じがある。たぶん左膝が内側に入りやすい感じがあって、たまに感じるふらふらする感じ(力があちこちにいくというか)が弱まって、前にすいっと水平に進むようになった。だから、たぶん足が伸びたように感じるのだろう。同じように、首もふわっとして縦に伸びたように感じた。

それにしても、ロルフィングは、もう少し筋肉や骨、内臓の位置や構造なんかがわかっていたら、おもしろいんだろうなと思う。

[第 7回目 20207 15日]

歯科矯正のお陰で食いしばりはずいぶんよくなったと思っていたけれど、施術後に耳の下から顎のあたりがふわっとして、ああ楽だなと思ったので、まだ力んでいるんだなと思った。頭の後ろ、かつ上のほうもふわっとした。こころなしか、肌の調子もいい。

これまで足に手をあててもらい、そこに残響が残る感じは何度か体感したが、それはあくまで触れられた部分においてだった。今回は、頭のうしろのほうを触ってもらったときに、ほかの箇所も反応する感じがあった。「お、なんか3箇所同時に残響のようなものがあるぞ」と思ったことは記憶しているのだが、残りの2箇所がどこだったのかもう思い出せない。残念。

また、前回に引き続き、完全に寝ている状態を100%とした場合、何度か30%くらいの睡眠状態に入っていた。

毎回、最初と最後の歩き方を比べるとよくなっている実感があるのだけれど、その度に、1週間のあいだでまた何かしらバランスが崩れていたのだなということに気づく。最初のウォーキングは、ゲシュタルト崩壊じゃないが、意識しすぎてよくわからなくなっているだけなのかもしれないけれど(だとしても、「意識しすぎている」というだけで、もうなんか変だな)。以前の状態に戻るような単純な変化ではないし、何が起こっていて、どのように自分で調整していったらいいのだろう。

[第 8回目 20207 22日]

 最近、台に横になってから力を抜きやすくなっているなと感じる。力んでいるという自覚があることが大きいと思うが、以前よりも反応が早くなってきたなと思う。

 横になって施術してもらったあと仰向けになったら、背中から腰のあたりがしっかり台の上に接着している感じがして、身体が横に大きく広くなった感じがした。足の裏がしっかり地面にくっついている、と感じるときの感触に似ていた。

 おもしろかったのは、仰向けで鎖骨と肩甲骨のあたりに手をあててもらっているときに、曲げていた膝の角度が徐々に変化したことだ。基本は触られているのと同じくらいにごく小さく反応していたが、何度か大きく(といってもそれ以前に比べて数ミリくらい)、くいっと外に開く感じがして、それ以前は内側に膝が入っていたんだなと思った。目には見えないけれど、正し位置になっていっていることがわかる。どんどん安定する。

 また、仙骨の右あたりにCS60を当ててもらったら、少しくすぐったくて、電気か何かが溜まっているのを感じた。それでも、ころころしてもらっているとだんだんその感覚はなくなってフィットしてきたので、痛くなくてもちゃんと電気は抜けていくのだなと思った。

 施術を受けると、毎回、同じようなことを感じたり、考えたりする。過去の感覚が想起されながら、いま起きていることを感じていて、感覚が何層か同時にある。「いま」とは何なのかを考える。ふと「いま」はいまだけじゃないのではないだろうかと思う。

 下半身はしっかりして、上半身はふわっとすると思っていたが、「ふかふかする」と表したほうが近い。前回の顔もそうだったが、終わったあとは、ふっくらふかふかする。

[第 9回目 20207 29日]

 右の肋骨のあたりに手を当ててもらっていることに手が離れてから気づいたけれど、そのあとしばらくしてから同じ場所の感覚が変わったので、手の圧が残っていたんだなということにまたあとから気づく。左首のあたりに同時に当ててくれた手のほうに気をとられていた。

 右側を下に施術を受けていたら、最初に左側を下にして横になっていたときよりも呼吸が楽になった。呼吸が浅いとか苦しいとは感じていなかったけれど、楽になって初めて、ああ、さっきは呼吸が不自由だったんだなと気づく。そういえば、無駄に意識していたかもしれない。

 横になって左右の手を反対方向に伸ばして胸をひらきながら、首と足もそれぞれ伸ばすというようなことをやってみて、局所的にかかっていた力が分散して、自分の体重とそこにかかっていた重力を身体全体で分かちもつ感じがあった。それが、上半身と下半身がつながって身体が伸びたように感じたり、台に接着している面積が広くなって安定したように感じたり、楽になる感覚につながっているのではないかと思う。適材適所ではないが、得意な、適切な人や場所が少しずつ何かをもつ、支えるという状態がいいのだろうなと思った。

 最近というか、いつの間にかベッドに入ってから体勢を確認するようになったのだが、この伸ばす行為は、自分でもできそうだなと思った。

[第 10回目 20208 5日]

 お腹と顎の施術の感触はとてもよく似ていた。臓器や筋肉などが動いて内部に隙間が生まれ、臓器がやわらかくなった感じがした。どちらもそのあと呼吸が少し深くなる。

 膝の下辺りをCS60でころころしてもらっているときに、頰の上がチリチリして、左右に一匹ずつ虫が這っているようだった。あれは何だったのだろう。

 足と腕を少しずつ外側に動かしていき、そのあと同じようにまた内側に動かしていく。その動きが振動のようで、元の場所にまた戻ってくるようにも感じるのだけれど、最初の場所とはまた違って整った感じがする。こういう一つひとつのさざ波のような動きに対して、その都度自分のなかに起きる反応を見ていく。その繰り返し。そのほとんどは捉えられないけれど、同時に小さくいろいろなことが起こっている。

 いま何が起きているのか、ろくに見る力もきく力も知識もなくて、この裸一貫な感じは、旅以外ではほんとうに久しぶりだなと思う。いろいろあるけれど、自分の居場所はまずはこの身体だなと思えた。この感覚は覚えていたいなと思う。

 わたしの仕事の根っこは人の話をきくことだが、すごく集中していて調子がいいときは自分の内側で起きている思考や感覚、感情をありありと感じながら、相手のエネルギーの動きについていくことができる。そういうときは同時に、音や匂い、温度などまわりの環境も驚くほどよく見える。どれも結構細部まで把握しながら、同時に全体を眺めている感じは、ロルフィングでいい感じのときに似ている。すぐに余計なことを考えてしまったり、ぼけっとしてしまったりして、たまにだったけれど。何か通じるところがあるなと思った。

 力の抜き方を探る、地面を足の裏でしっかり踏みしめているときの感じ、すいすい歩けているときの身体がつながっている気持ち良さ、イメージを掴んだらそれを再生してみること……いまここを具体的に味わうことをいろいろ試してみたように思う。最終回だからか、初めて受けたときの感覚を何度か思い出した。

 そういえば、ずっと痛くて左側を向くのが難しかった首がなんともなくて、嘘みたいだなと思う。

 ここから半年くらいは、膨大な情報を処理するために変容のなかにいるということだから、夏、秋、冬と自分がどんなことを感じるのか、とても楽しみだ。

[~半年後 20212 5日]

 これまで家にいるときは四六時中音楽をかけていたが、そんなにずっときいていなくてもいいなと思うようになった。以前よりは音楽がないことが増えた。

 すごく疲れたとか、どこかが痛いとか、しんどいということがなくなってきたように思う。調子がよくないときもあるけれど、そこまで悪くならないというか、その手前で気づくから自分なりに原因を考えて、眠ったり、湯船に浸かったり、食べるものを少し調整したり、ストレッチをするなどして対処できている気がする。眠る前は、身体が力んでないか、チェックする習慣がついた。

 11月上旬にうっかり薄着で出かけてしまい、帰り道に寒気を感じて、このままいくと絶対に風邪を引くと思い、湯船に浸かって、厚着をして21時には寝た。暑くて何度か起きたけれど、翌日にはすっきり治っていたということがあった。

 半年はほかの施術を受けないほうがいいと言われ、大丈夫かな? と思ったけれど、いまのところ平気。ロルフィングを受ける前は、2週間に一度は何かしら他人のケアを受けないと偏頭痛がひどいし、身体が重かった。日々のなかで小さく調整できていれば、大きな調整(施述)を行う頻度はこれまでよりもずっと少なくていいのだろうなと思う。

 ただ、調整と運動はまた別物だなという感じがあり、秋から自重トレーニングに通うようになった。コロナ禍で半年ほど運動をストップしていたが、調子のよし悪しとは別に何をしても疲れるのが早くなり、身体が凝り固まっている感じがあったからだ。週に一度しか通っていないがいい習慣になっている。多少でも筋肉があると生活が楽だなと思う。こうした身体にまつわる判断が鋭くなってきた感じがある。


呼吸の浅さとお腹の異様な固さを根本的に改善したい編集業の方

”2年ほど前から月1,2回のペースでCS60に通っていて、ずいぶん楽になってきているのですが、呼吸の浅さとお腹の異様な固さはなかなかよくならず、根本的にどうにかしたいけれど、どうしたらいいのだろう、という状態のなかにいます。ほかに自覚している症状としては、職業柄、慢性的に首と肩、最近は腰と背中も凝っています。”

[第1回目 202063日]

 とにかく、足の裏が地面をしっかりと踏みしめている、というのが一番の感想だ。帰り道に並木橋の交差点で信号待ちをしていたら、自分が内側からじんわりと満たされるような、「幸せ」と呼ぶしかない何かが下のほうから湧いてきたのをよく覚えている。それがまだお腹の下の前のほうに溜まっている。家の廊下(すごく短い)を歩いたり、シャワーを浴びているときにもやってくる。

 なぜこうした感覚になっているのだろうと考えると、足の付け根が安定している感じがある。それは、膝が真っ直ぐで力があっちこっちにいっていないからなような気がする。きっとそれらのあいだも、足以外の場所も、さまざまな事柄がそれらを支えているのだろうけれど、いまのわたしにはそれくらいしかわからない。

 いつもそうなのだけれど、あまり知識がない状態で体験してみて、あとから考えたり、調べたりするのを好むため、今回もよくわかっていない状態でなんとなく申し込んで施術を受けてみた。ただ、健やかな身体、生き方ってどんな状態なんだろう、という疑問はぼんやりとあって、それだけはきいてみたいなと思っていた。でも、答え合わせのようになってしまってはつまらないなと、その質問を飲み込んだのだけれど、帰り道に、自分が在りたい状態というのはこういう感じなのかもしれない、というのをふわっと感じた。

 ついどこが痛い、違和感があると、一点に意識が行きすぎてしまうけれど、一枚の葉っぱが無数に集まって木になり、森をつくるように、あらゆるものが小さく、繊細に、複雑にかかわっていて、その全体性やそこでの流れが止まらないことが大切なんだろうなと。自分の身体のなかにおいても、この世界のなかにおいても。これは初めて感じたり、考えたことではないけれど、すとんと自然な感じで、全身で理解した感覚があって、いまもそのなかにいる。それは、たとえ体調が悪かったり、困難な状況のなかにいたとしても、あまり変わらないのだろう。

 初回でこういう感覚がやってきてしまって、早すぎやしないかというか、一体これからどんなふうになるんだ? と思ってしまうけれど、もしかしたらこの感覚をより微細に見ていくことになるのかもしれない。先の話はあまり意味がないなと思いつつ、忘れるためのメモ。

 あとは、家でK-POPなんかをかけてよく踊っているのだけれど、異様にからだが動きやすくなった。腰のあたりはしっかりしているけれど、ほかはふんわりしている。首はこれまでいつも左を向きにくかったけど、未だにスムーズ。逆に、手首がいつも緊張しているから(これは明らかにPCの使い方のせい)、そこに気を取られやすい。背中と肩甲骨のあたりはまだもやっと変な感じがあって、横になっていると、たまにそれが気になって目が覚めることがある。

2020年6月7日

[第2回目 2020年6月10日]

 いま思うと、前回はあまり集中できてなかったなと思う。生理でからだがぼんやりしていたせいかもしれない。いま起きていることよりも、初回の施術のことをよく思い出していた。レポートに書いて固定してしまった事柄以外の忘れていた出来事を思い出すというか。

 思い出したのは、父や中学時代の友人のことがぼんやり浮かんできたことだ。次の日だかその次の日だかには、最近あまり会えていない20代の頃にずっと一緒にいた友人も出てきた。いまも昔もすごく大切な存在の人もいるし、たいしてかかわらなかった、どう考えても重要じゃないだろうと思う人もいて、そのランダムさに驚いた。それだけの人が自分のなかにいるということだろう。そう考えると、過去の記憶や傷、癖などが自分の身体のなかに眠っていて、それが現在に何らかの作用を及ぼしているという考え方には、頷ける気がする。そんなことをつい考えてしまって、あまり自分の内側に意識が向かなかったように思う。

 そんななか感じたこととして、頭をさわってもらったあとに、左足のふくらはぎが作動する感じがあったことだ。ゴムボールが入って、ふれられて振動が起こった感覚が再生されて、5、6回まだゴムボールがあるような感触で揺れた。そういえば、初回も同じようなことがあったけれど、こんなにビビッドではなかったので興味深かった。ほかの場所でも同じようなことが起きているのかもしれないけれど、どうやら頭をさわられたあとに、足に起こりやすいようだ。

 また、最後のほうと、歩いたときに、電車や風の音が気になった。時間帯のせいかもしれないし、集中力がなかったからかもしれないけれど。自分の身体のことを見ようとしていると、外の情報が入ってきて、それに伴って、自分がいる部屋や8階にいること、この建物の大きさなどに意識がいった。身体のことはよくわからなかった。

 土曜の朝、起きたらまたいつものように左の首が少し痛くて、酷使した覚えも、寝違えた覚えもないのになと思っていたら、日曜の朝には治っていた。左を向くと、まだ肩の後ろのほうにうっすら力が入る感じがあるけれど、痛くはない。こうやって、何かあっても勝手に治ってくれたらいい。

2020年6月14日

遠隔CSセッション forパンデミックストレス

GW後半の2日間に、遠隔セッションを実施しました。

方法:前半は、イールドの身体的共鳴、後半にCS60を用いてのワークで、言語的なやり取りはなく、セッション中は受け手の方にくつろいだ状態で受けて頂きました。

以下、クライアントの方からのご感想です。

ケースA :9年前にRolfing seriesに終了

ありがとうございました。最初手と膝、それからひざ下に、ちわんちわんと血行がよくなる感じがあり、首などの凝ったところが動くような感じがして、最後は地面からエネルギーがものすごくゆっくり力強く上がってくる感じがしました。」

昨夜は直ぐに寝付き、朝まで気持ちよく熟睡しました。
起きたとき身体が軽く、目の疲れがとれた気がします。
ありがとうございました。

ケースB:

ありがとうございました!
初めての遠隔で…正直よくわかっていなかったのですが

最初手足がビリビリしました。最後、身体が左右にグラングランと揺れる感覚がありました。
私の気のせいかもしれませんが…身体に意識をむけることができ、ゆっくり過ごせました。ありがとうございます
。」

翌日)「おはようございます。昨日はありがとうございました。
死んだようにぐっすりと眠ってしまいました。
身体がすっきりしています。

ケースC:Rolfing series終了、現在化学療法終了後、療養中

前日の晩、腹痛で目が覚めて吐き下してしまい、当日もお腹が痛くて昼過ぎまで断続的に眠っていた感じで体調が良くありませんでした。

友人にメールを打っていたら部屋の雰囲気がフッと変わった感じがして、時計見たら予定時刻の3分前だったので横になってのんびりしていたら田畑さんからのスタートのお知らせがきました。

右足がぞわぞわする感じが何回かあって、肩甲骨周りが暖かくなってきて緩む感覚、それから右前腕(多分曲池というツボらへん)に軽い鈍痛を感じました。セッションルームでCS60を当てて頂いた時にたまに感じたことがあるような感覚です。

鳩尾の奥が床方向に沈んでいくような呼吸が出てきて、少しうとうとしていたようです。目が覚めて、おへそ周りをギューっと押されるような感覚と腸が動き始めた感覚がしてすぐ田畑さんから終了メールを頂きましたが、気持ちよかったのでそのまままた眠ってしまいました。

目が覚めてからは、身体が暖かくなって背中に呼吸が入りやすくなった感じがしています。お腹もスペースが出てきて少し楽になりました。

ありがとうございました。

翌日)「だいぶ助かっています

😌

副作用もありますが、思いの外長い自粛生活で心身共にバランス保つのがなかなか難しいので、メンテナンス兼WS的な感じでありがたいです。

またよろしくお願いします。

別で10シリーズ終えた方への10シリーズ再挑戦

セッション1

前日まで、本当に今、ロルフィングを受ける意味はあるのか、と思っていたが、田畑さんに料金を事前に振り込んだ時点で、腹が決まった感覚があった。

右か、左か、どちらか気になっていたかというと左。
これは、5歳の時に左(おそらく)の鎖骨を骨折したという事実があるから?

田畑さんが左に立つと、右より嫌な感じがした。首も右側より左側は可動域が狭い。

左側のなにかを避けるように、右側に身体が畳まれていく動作が無意識にでていた。

同じような身体の場所でも、左側を触わられるとビクッとなった。右側だとそのような反応はなかった。

田畑さんが左の鎖骨に触れるか触れないかのタッチで触ると、両膝を立てた足を伝って、お尻がどんどんマットに沈んでいく感覚があった。カエルが足を折り曲げているみたいだと思った。
目をつぶっていたので、どれくらいの動きあったのか正確にはわからないけど、体感ではかなり動いている感覚があった。びっくりした。

翌朝起きると、ピースフルな感覚があった。
左の鎖骨が、赤く浮き上がっていた。

セッションの後は赤くなっていたかはわからない。

赤みは午前中には消えていた。

関連性はわからないけど。
セッション中、お尻がどんどんベットに沈んでいく感覚があったのは、少々思い当たる節がある。
私が、鎖骨を骨折したのは、砂場のへりの段差に手を使わずに突っ込んでいったから。
もしかしたら、骨折した時、おそらく、お尻が砂場にめりこんでいったことと関係がある?
その時のことは、本当に記憶がないので、推測でしかないけれど。

自分の静かさと一緒にいたいと思った。
それが叶っているかは?
でも、そうあろうとはしたな。

セッション2

うつ伏せから始まった。
最初、田畑さんはあまりタッチをしなかった。していなかったが、身体は変わっていくのを感じた。左半身がとける感じ。右半身はよくわからなかった。

その後、本当に触れるか触れないかの感じで下半身をチョンチョンと触られた。

頭を触られる。これは、痛くはないが、ちゃんと触られている感覚があった。

うつ伏せが続いたせいか、首の付け根がいたくなる。
それを伝えると、仰向けになった。 

また、おしりが沈む感じが一瞬あった。

首の施術。これもソフトタッチ。

どのタイミングか忘れたが、右手が開いた感覚があった。手放す。
手放したら、落っこちちゃうと思ったけど、宮崎アニメのラピュタの最初みたいに、飛行石が助けてくれるかもと思った。
左手が開く感じはあまりなかった。

今回のセッションは、前回のセッションに比べて、田畑さんから、どうですか?と声をかけられても、言語化できなかった。
変わっているような、変わっていないような。

セッションが終わった直後、歩いてみて。

腰がいつもより、前にある気がする。
ふとももの中に木がある気がした。
それを使って、足を動かしている感じ。

セッション2が終わって、電車待ってる時。

ボーッとする。口がとじない。リュックを前側に抱えたくない。
首が伸びている。腰まわりが軽い感じ。

思い出したこと。
私のこれまでの怪我は、左側に出てくることが多かったようだ。
鎖骨、臀部、足首。
あと、中学の頃、左側の顎がよく外れていた。
ついでに左目の視力は右より悪い。
何か関係ある?

翌朝

足首から力が抜けていることを感じる。

頭を触ってみると、きれいな形になっている気がした。私の頭はいびつな形をしていたと思ったのだが。

その後、幾日か経ち。
人に頼れないという自分を発見した。
どうせ、他人は自分を助けてはくれないと思っている。

セッション3

最初はいつもどおり、動いて、写真撮影。

手を前から、横から上へと動かした。どうですか、と、田畑さんに聞かれた。
何か、すくい取ることが出来る体感であったが、ピンとこないと咄嗟に答えた。
脇が気になると言えば良かったと、後悔した。

今日は横向きのセッション。
自分で好きな方を選んでよいということで、左をなんとはなしに選んだ。
セッションの時は、いつも寝るとき下にするから選んだのだろうと思ったが、よく考えてみると、私が下にするのはたいがい右だ。
理由なんてないのか?

最初は、田畑さんは触らずに施術をしていたように感じた。その後、右足に繊細なタッチ。微調整されているという気持ちになった。
どんどん身体が沈んできて、意識も深いところに潜っている感覚があった。
目をつぶっていると、黒や深い青色のイメージが浮かんできた。
田畑さんにどうですか、と聞かれたことによって意識が戻った。その前に何か思っていたこともあったのだが、忘れてしまった。
右足にワークをしていのに、左側の身体がどんどん沈んでいくのが面白かった。

次は右を下にする。
左を下にするのと、右を下にするのでは、随分と身体の印象が異なる。
腰に違和感が生じたので、それを伝えると微調整をしてくれた。

右側が下の時は、頭を中心にワークが行われた。噛み合わせが変わり、奥歯をより感じるようになった。

右側を下にした時は、意識が深いところには落ちなかった。

次は、仰向けになった。
首がいつもと違う位置にあると気づいた。頭の下の方までベッドについているイメージ。

この辺りになると、田畑さんの問いかけに答えるのが大変だった。ボーッとして、言葉がすぐに出てこない。

足をベッドの上に立てた。
右足を若干左側によせると力が足の方から、体幹に戻る感覚があった。お腹が充実している気がした。
呼吸を続けると、お腹は充実しているが他の部分は軽い感覚があった。

ベッドに腰掛けた。
そうすると、お腹の充実感をあまり感じられなくなった。

施術が終わり、歩いてみて。

足が一直線に出ている気がした。
足が前に出やすい。

着替えてみると、前面が一直線な気がした。
手も伸び伸び動く。

とにかくぼんやりした。
軸が一本すっと入っている気がする。

あまり早くは歩けない。

翌日。
座っていて、腹に充実感を感じている時間が長かった。安心する。

季節も春の兆しを感じるようになってきて、希望があるなぁと感じた。

なんだか、なにかをやりたいし、変わりたいんだけど動けないなぁ。

首が前よりよく動くことに気付いた。

セッション4

セッション当日の朝、秋頃に引越しを検討していたエリアから、物件が空くとの情報を得た。

引越しは、望んでいたことのはずだが、今の環境から変化することに対してとても恐れを感じていることに気付いた。

セッションについて。

横向きになる。最初は右を下にした。
最初の田畑さんのタッチは、水紋のようだと思った。

田畑さんの声掛けと共に骨盤周りを動かす。
途中、フィンランドの石の教会と、草津温泉のカフェが頭に浮かんだ。
連想という感じではなく、唐突に。
田畑さんのタッチは繊細であるが、意図を持っているから、きちんと必要な箇所に働きかけがあると感じた。

次は、左を下にした。
同様に、田畑さんの声掛けと共に、仙骨まわり、尾骨まわりを動かす。
途中、私の動かし方に自信がなくなったが、大丈夫といわれてほっとした。
右を下にするよりも、左を下にした時の方が、ワークしてもらって嬉しい気がした。
やっとここにワークしてもらえたという喜びがある。特に坐骨周り。
とても効いている気がした。
左側のお尻は、交通事故や怪我の影響か、時々痛みが発生する場所である。だから、そう感じたのかもしれない。

最後に、仰向けになる。
最後に骨盤周りに音叉の振動の働きかけがあった。
左側に振動がある時に、骨盤全体が響いている感覚があった。

立ち上がり、歩いてみると、仙骨まわりが、いつもよりスッキリしているのを感じた。今まで、こんなことはなかったので静かな感動があった。

尻餅はトライアンドエラーの証と田畑さんにいわれて、そういう見方もあるんだと思った。

帰り道、歩いていると歯の噛み合わせが変化しているように感じた。
首の納まりが良い。

翌日。
いつもより、空気が胸に入っていると感じた。
左足がいつもより地面についている気がする。

セッション5

ベッドに横たわり、田畑さんが場所を移動する。私からみて、右下にいる時に森の中から見守られているような感覚があった。

ベッドに仰向けに横たわり、左足裏をベッドにつけるように膝を立て、右足をベッドから出して、ベッドの下にあるボールを踏むような形から始まった。

まずおへそ周りを触られる。
その後、右側のどこかにそっと触れられたのだが、何故か左側の足の角度に影響があった。いつも内側の角度に傾けがちであるのだが、自動的に外側に足が移動した。

なんだか、自分が見えない糸に操られている操り人形のようだと思った。

田畑さんの微細なタッチが続いていくと、なんだか顔を動かしたくなったので、動かした。顔をしかめたり、すぼめたり、舌で歯の位置を確かめたり。

田畑さんにどんな気分ですかと尋ねられたので、小さい頃の積木遊びの気分と答えた。家にかつてあった積木の質感や色さえも同時に思い出した。ずっとあの積木を思い出すことなんてなかったのに。

今までも、しかめつらや、歯の位置を舌で確かめたことは何度もあった。しかし、この動きをして、知っているはずなのに、知らないことをしている気分になった。

反対側も同様に右足を立て、左足をベッドから下ろした。

こちら側をやっている時も、やはり自分自身の噛み合わせが気になった。
奥歯をずっと噛み締めていたい気分になった。

最後に、両足をベッドに立てた状態で、施術を受けた。胸骨と喉のあたりに微細なタッチがあった。

セッションが終わり、腕を動かしてみて。
胸まわりも同時に動いていることに気づいた。

今日のセッションは、頭部にワークがなかったのにも関わらず、噛み合わせがとても気になったセッションであった。
田畑さんにそれを伝えると、今回は消化器周りに働きかけをしたので、消化に関わりがある歯のあたりも影響があるのかもしれないとのことであった。

噛み合わせについては、まだ調整中という感覚がある。

セッションが終わり、帰りの電車内で感じたこと。
左足に体重をかけても大丈夫だと思った。

次の日。
ずっと書き物をしていたが、あまり腕が疲れない。痛くなるのは、肩甲骨であった。

物事を困難に感じていたのは、私の在り方がそうであったに過ぎないと感じた。
私が落ち着けば、周りも落ち着いた状態になる。

セッション6

世間は騒がしいが、私自身は落ち着いているという状態にあると感じている。

セッションの前に、新しい動きの提案があった。
体重を右左に移動させる動き。
左足に体重をかけるのは、前より嫌でなくなったが、やはり右足に比べると左足は心許ない気がした。

今回はうつ伏せから始まった。

左足首にクッションを入れてスタート。
足首あたりや膝下あたりへの繊細なタッチがあったように思う。

そうこうしているうちに、何故か肩周りが気になって、動かしてみた。

頭へのワーク。
いろいろな箇所を触られたが、なぜか舌が縦横無尽に口内を動いていた。どこにいたらよいか、ポジションを探していたように感じる。

左腿裏、左坐骨を繊細にタッチされた。何故かくすぐったいと感じた。

次は右足首にクッションをいれた。
左足首と、同様に足首や膝下への働きかけがあったと思う。お尻まで、その動きの波が来ているように感じた。
やはり、肩周りが気になった。

仙骨や骨盤、坐骨へのワーク。左右どちらにも働きかけがあった。
最後に、頭から仙骨まで、呼吸を通すように言われてたのでやってみた。

仰向けになるように伝えられたので、仰向けに。首のカーブが変化し、頭がついている箇所が変化したような気がした。

両膝を立てた状態になる。

左足首側にワークされていくうちに、上半身が勝手に右側に捩れてきた。
田畑さんから首をゆっくり左右に動かすように言われ、しばらく行っていたら収まってきた。

左足首をこすられる。確認しなかったが、何かの器具をあてられていた?(うわさのCS60?)痛くはない。
左足首をかつて捻挫したことを思い出していた。それからしばらく、ヒールの高い靴を履くと、左足首が痛くなっていたことも思い出した。
足を元の位置に戻すと、お尻がよりベッドの方に沈んでいるように感じた。

ベッドの脇に腰掛けると、お腹に充実感があると感じた。

セッション前に教えてもらった左右の体重移動をまた行ってみる。
セッション前より、左足首が頼もしくなった。細い足首が太くなった感じ。

セッションが終わって。
やはり、噛み合わせがまた変わっていると感じる。奥歯がちゃんと噛み合っている感じ。

足がまっすぐ前に出る。

首の付け根と頭蓋骨の接点の様子が変わった気がする。

翌日。
椅子に腰掛けると、うまくお尻が座面に接地している感覚がある。腰に手を当てると、骨盤の角度が変化しているように感じた。

人の目を気にして生きていたなぁと思った。好きに生きようと心に決めると、口の中が緩む。口の中に感じる苦い味がなくなる。

左足に体重をかけても大丈夫な感じって、本当にずいぶん長い間感じていなかったことに気づいた。今までよく頑張ってたな。私の左足。

セッション7

うつ伏せからスタート。
田畑さんが触らずにスタートの位置を探している時、ロルフィングセッション開始時よりも身体がすぐに反応する感じがするなと思った。

まずはチョンチョンと肩など軽いタッチがあった。
なぜか奥歯を噛みしめたくなり、噛みしめた記憶がある。

ついに口の中への働かきかけがあった。顎の骨の重みを感じるよう促されたが、よくわからないなぁと思った。そもそも顎の骨の重さに意識を向けたことなんてこれまでない。

歯ぐきの外側のところに指を入れての施術があった。上顎、下顎、それぞれに。
施術をうけるだけで、口の中の強張りが取れた。また、噛み合わせも変わっていった。
歯ぐきの内側のところにも施術を受けた。口内が緩んでいった。私の口の中って強張っていたんだなぁと気付いた。

鼻にもワーク。
まずは左の鼻。
ちょっとだけ指を入れられた。呼吸をしていた時、お腹が動いていることに気づいた。いつも、お腹が動いていることに意識がいかないのに。次は同様に右の鼻。
鼻が終わると、鼻通りが良くなったことに気づいた。

口と鼻が終わり、右側に首を向けた。
CS60を用いてのワーク。
首や頭部を擦られた。左顎の関節のところも。前回と同様痛くはない。左側の首か肩を擦られた後、何故だか左手の力が一気に抜けた。これはセッション後まで続いている。手の中に吹く風がとても軽やかだ。
前回左足首の時に感じた劇的な変化はなく、それを正直に田畑さんへ伝えたところ、劇的なことは狙っては起きないとの旨のことを伝えられる。
それを聞いて、そりゃそうだと思い、笑ってしまった。

次は左側に首を傾けた。
首、肩、頭部をCS60で同様に擦られる。
頭を擦られた時、いろんな事をぐるぐる考えていたが、その次に喉を擦られた時、咳をしたくなり、それと共にいろんなことを忘れてしまった。
だから、今回のセッションの前半はよく思い出せない。

セッションが終わり歩いてみて。
かかとの中心を感じられるようになった気がした。
自分の身体はS字だと思った。
目線が高くなった気がする。

駅まで歩いてみて。
とにかく足が軽い。特に左足。今まで感じていた重さはなんだったんだろう。

唾を飲み込む時、ノドのつかえが取れている気がした。

朝起きて。
頭がスッキリしてクリアな感じがあった。

翌日夕方。
理由はわからないが頭痛があった。
左手のしびれも一時あった。

セッション8

足を施術されているにもかかわらず、手の力が抜けているのが不思議だった。

脇のあたりを施術されたのは新鮮な感じがした。

今回は施術中の記憶があまりなく、施術中のレポートを詳細に書くことが出来なかった。

セッションが終わって。

お腹がスッキリしている。軽い。
空気が吸いやすい。
今までにない省エネで歩ける。
背骨がどこにあるかわかる。

存在するのに、そこまでエネルギーはいらなかったようだ。そういう感じがする。

セッション中から頭痛がしていたが、帰り道も痛いままであった。

翌日も痛いままだったので、仕事を休んだ。

なんとなく、私は頭頂の場所が体感としてないのではと思った。

頭痛が引いたので散歩する。
重い荷物を持って歩いていたが軽快だ。

花粉で鼻周りがぐしゅぐしゅであるが、その他の身体の部位は軽やかである。
足の裏が、軽やかな感じなんて初めてだ。

別の日。

履いていると滑りやすい靴下を履いて歩いていたら、足首の強張りが、復活した。
靴下を脱いだけど、なおらない。
足首の力みはどうやって取ればいいのだろう。

と、なんとなくネットサーフィンをしていると田畑さんが、はれ豆で収録した動画を発見して試聴してみる。それを見て、自分の身体のうちで、今1番心地よいところに意識を向けてみようという気持ちになった。実際やってみたところ、右足首の力みが少しとれた気がした。

滅多にかけない眼鏡をかけてみる。
これをかけると、ちゃんと頭頂を感じられる気がする。

仕事場で。

いつもよりお腹に空間を感じる。
だからなのか、目線が高い気がした。

首がスムーズに左右に動くことに気づいた。

前より仕事が楽しいと思う時間が増えた。

セッション9

当日の朝、お腹のあたりが痛みだす。
おそらく生理の前触れ。
4日前にも、これより若干軽い痛みがあった。

いつもより痛みがどこにあるか、輪郭線がハッキリしている。骨盤の形が痛みによってわかる気がした。また、いつもより痛みが強くも感じる。
尾骨が痛みで痺れているような気がした。振動を感じる。響くように痛い。
肛門や会陰の方まで痛みが繋がっている。

仕事を休もうかと思ったが、仕事場の近くに来ていたことと、本日仕事帰りにロルフィングの予約をしていたこともあって、様子をみるために一度仕事場に来ることとした。

まだ経血は出ていなかった。

実は、生理痛の軽減にロルフィングが有効なのではと、今回の10シリーズに期待していた。なぜなら、前回の10シリーズ後、生理痛がほとんどなくなったからだ。
しかし、年月が経つにつれ、生理痛が復活してきた。

今回の痛みは、いつもより強い気がするのだが、なぜか、これが私が女であることの証明だと感じた。
いままで、生理の痛みについて、私が女であるせいでこんなにも痛いと思っていたところがあるなと思った。

その後、痛みはおさまり、いつも通り仕事を行うことができた。

やはり、月経が始まり、経血が出たことをセッション前に確認した。

セッション。

横向きになって行われた。

頭頂があまりかんじられない私に、頭頂とはどこか教えてもらうようなセッションであった。
首を上に動かし、バランスボールの上に載せた手、逆の手をスムーズに動かす。

その後、cs60を頭部、肩、仙骨にたくさん当ててもらった。

なぜか、右手のひらを動かしたくなり、動かしたくなくなるまで動かした。終わると手のひらがスッキリした。

右側面のワークもあった。触ってもらって、とても心地よい感じがした。

セッション後。

首が左右に動く可動域が広がった。
胸が開いた。
右手が開いた。
両膝がくっつくようになった。
カカトの内側に変化があった。スッキリしたような。
肩の力が抜けた気がした。

翌朝。
頭を触ってみて、形が変化していると感じた。平になった気がする。
首の後ろも触ってみた。こちらもまっすぐになっている気がする。

生理開始してからの痛みは少しあったが、あまり気にならなかった。

セッション9とセッション10の間は、4日間しか開いていない。
しかし、精神的にショックなことが2つ起こった。なおかつ、誕生日を迎え、引っ越しを決意した。
誕生日は3月にも関わらず東京で雪が降った。私が産まれた日、出生地横浜でも雪が降ったと聞いている。
今年は年女だし、なんとなく生まれ変わりの象徴のような気がした。

今、私は、最終回のロルフィングの予定があることに安心感を抱いている。セーフティーネットがあった、という感じ。

セッション10

セッションはじまり、私はベットにあおむけに寝転ぶ。田畑さんがいつものように最適な場所を探して、場所移動をする。
はじめ右下に田畑さんが立った。顔をそむけたくなるほど、私はその場所にいてほしくなかった。それを正直に伝える。
これまでのセッションでも、田畑さんがいる場所について快不快をかんじてはいたが、これほどまでに嫌な感じを明確にとらえられたのはこのセッションがはじめてであった。
その後、左下に田畑さんが移動し、いろいろ位置を探った後頭上にたたずまれた。この位置が一番私への干渉が少ない気がしたので、それを伝える。
田畑さんは、その場所から私を見守ってくれることとなった。

今回のセッションは田畑さんからのタッチは全くなかった。田畑さんに見守られたり、言葉をかけてもらうことによって私は自分自身で統合をすすめていったように思う。
振り返ると、最終セッションにふさわしい内容だなと思う。いったん区切りの10セッション、独り立ちできるように。

身体が勝手に動くので、それに任せていた。セッション1~9まで、影響があった個所をまるでおさらいしているみたいだなと思った。
途中、頭の中が、今になく全く別のことを考えるようになった。田畑さんにそれを伝えると、田畑さんは頭上ではなく、足元に位置を移動した。そうすると不思議なことに、土の中にいるような気持になり全く動けなくなった。それを伝えると、少しだけ左側に移動された。そうすると動きやすくなり、再びみままに在れるようになった。
その後、少しだけ田畑さんが動いたことを私は感じた。そのことを言葉に出すと、1センチだけ動いたと教えてくれた。その1センチの田畑さんの移動だけで、私の身体の動きは違う質のものになっていた。足を細かく動かしたくなり、動かした。
セッション中に私の身体、私の姿勢、私の顔は私だけのものであるという気持ちが自然にわいてきた。
最後、胸の中心に黒い重いものがあったのでそれを感じることになった。田畑さんの声掛けで、それとは反対のもの、ぴかぴか光ったものを感じることができ、セッションは終焉を迎えた。
その後も身体が勝手に動くような形で、セッションのクロージングを行っていた。しばらくして、田畑さんと目が合って、このセッションは本当に終わりを迎えたと思った。私と田畑さんが感じた終了のタイミングは同時だった。それもすごいなぁと思う。

次の日の朝。
胸の中心から、自然に何かがにとろける感じ。世界は優しくとろけていると感じた。

コロナウイルスのこととか、私自身の将来のこととか、未来はどうなるかわからないけど、どうにかなるかなぁと今、思っている。
縁がある人、あった人に感謝の気持ちがわいてきている。人と関わるのは、こころ温まること。私が与えられることを無理ない範囲で縁がある人に分けていきたい。
嫌だなぁと思っていて、いつか辞めたいと思っていた今の仕事は、実は自分の望みを叶えているものだと気づいた。
ロルフィング10セッション、前に一度受けたことがある私は、このプロセスで何も変わらないのではないかと不安があった。しかし、きちんとセッション1から変化があった。

約15年前、田畑さんの存在を知ることによって、ロルフィングを知った私。それから、私の行動力とか経済力とか職場の場所とかご縁とかいろいろな要素がかみ合い今、田畑さんからのロルフィングを受けることができました。
田畑さん、技を磨いていてくれてありがとうございました。私にとっての(おそらく)一番良いタイミングで、セッションを受けることができました。

RolfingxRolf Movementシリーズを終えた方のCS60体験

Rolfingシリーズ終了に続いて、Rolf Movementをその後月一回のペースで8回終えられた方が、何か新しいことをということで、CS60を使った施術を希望。以下、そのご感想です。

今回の施術は最初の立ち位置を決める時から、空間がすでに出来上がっていて、CS60を体に置く時には既に意識が半分の状態になっていた気がする


CS60を置いて、コロコロ動かしたりすると 手の指先かがピリピリし始め、そのうち温泉にある電気風呂に浸かっているようなピリピリ感! 時々少しピリッと感じる箇所もでてくるが、痛さはなかった
そのピリピリ感を楽しんでいるうちに、いつからロルフィングが始まっていたのだろう? CS60を使いながらの、ロルフィングの手技をはっきりと感じ始めた


体の中の空間が拡がっていく感じ、肋骨の自由度が増して、呼吸と共にゴムのように伸び縮みする感じ、体の自由度がどんどんあがっていく


気がつけば、背中はベットにしっかりと委ねられ、椎骨が頭まできれいに並んでいる感じ


右の足首、膝、股関節の関係がいつもは、しっくりきていないのだが、今日は 〰️この感じが欲しかった❗という収まりかたになっていた


最後に歩いてみて背骨と頭のつながりの感じ、骨盤と背骨の収まり方の感じ、がとても気持ち良く、骨で立っている感じを強く感じ、楽しめた


翌日、軽く走ってみた上半身は背骨と肋骨にしっかりと支えられ、肩甲骨が下がって、とても呼吸しやすくなっていた息苦しくなく走れたのは生まれて初めてだった

股関節と足首、足裏の関係も昨日の心地よさを覚えていて、膝がうまく足にのれて気持ち良かった


以上

迷走電流に敏感な方への10シリーズ with CS60

ほとんど手を使わず変則的にCS60だけを用いての実験的な10シリーズです。

セッション1

当日は、足が重く感じられ
身体がいつもより
動きづらいように感じました。
左足裏の指の付け根の痛み
仙骨上部の違和感

翌日
腰椎と腸骨のつなぎ目の左上部
違和感
この部分は長年、圧痛があります。

6〜7日目
左側腸骨のあたりが
モヤっと重いです。

セッション2

施術後、左足親指とその付け根が
より明確に意識されました。
数日間、右足骨頭とその関節が
違和感がありましたが
治っています。

セッション3

施術当日
数時間、右膝から下が、今まで感じたことがない違和感があった。
右足骨頭と関節の部分も、氣になる。
左の肩に意識を感じず左腕が動かせる。
2日目
左の肩が軽い。
右肩関節内部の迷走電流が感じられない。
3日目
左耳、一日中耳閉している。
施術の影響ではなく、花粉症による
後鼻漏のためかも。数日間耳閉続くも
改善する。
左肩は軽い。右肩違和感無し。

セッション4

前回の施術後
左の腰に痛みを感じて
腰の上げ下ろしに不自由でした。
数日続きましたが
今は、だいぶ改善しています。
CS60 に関しては申し上げたように
施術中、一度も痛みを感じたことは
ありません。
でも、私は、もともと身体の中に
滞っている微弱電流を感じやすい
のですが、モニターを始めてからは
身体の中が、スッキリしています。
これまでのロルフィングのアプローチは主に外面なのに
Cs60 で同時に内部の雑物を取っていたのでしょうか。

セッション5

施術後、骨盤内の内臓が本来あるべき位置に整った感覚でした。
腸の動きが良くなったようです。
長年の左腰の違和感も数日無くなり、座骨の安定感が増しました。
長年くの字型に
バランスを取っていると思われる私の身体(くの字の曲がっている部分が左腰)ですが
その後、左腰の違和感は
若干戻りました。が、
全体的な骨盤内の内臓のバランスは以前よりも
良くなっていると思います。

CS60で受ける施術として
体内の迷走電流が排除され
身体の中が、より静かです。
この状態が続くと
内臓の感覚を、よりキャッチしやすくなるかもしれないですね。

セッション6

施術後、前回に増して骨盤が安定したと思います。左腰の違和感は、ほとんど無くなり
以前より仙骨の柔軟さを感じます。結跏趺坐の時の両脚の開き具合、骨盤とのバランスも
より安定したと思います。
前回に引き続き
腸の調子も良いです。
体内の迷走電流は静かです。

セッション7

今回は施術後すぐに、身体の後ろ側全体が放射線状に拡がった感があり、感激したのですが、
それから、その状態に慣れたのか、安定感はあり
違和感なく過ごしています。

一度、風呂掃除中に身体を
捻ったらしく、ギックリ腰様に
なりそうだったのに
不思議な動きで?調整されて
大丈夫でした。

ただ、右肩関節の辺り
(私の身体で一番電流が溜まるところ)と
胸中央部から左右脇にかけて
チリチリ、ピリピリと
雨天の気圧の頃に感じました。

ロルフィングでの効果は感じているものの
CS60 の効果は、どうなのか
わかりません。

セッション8

施術後の週末から法事や親の様子見に数日旅行しました。
実家は処分して、ホテル滞在でしたが、ベッドが合わず、肩や腰が歪んだ様で、コリや圧痛を感じました。
2日間睡眠も浅く、3日目滞在地移動でホテルも変わり、睡眠も取れて、体調復活しました。
一日中歩いていたので連日1万歩
以上の運動をしていたこともあるのですが、自己修復力を感じた体験でした。

迷走電流は少しずつ体内に溜まっている様です。
私の場合は、スマホやPCを見る時間の積み重ねかと思います。
後頭部の下部から首の後ろに軋みが出てきました。

指圧師の方 Rolfing10シリーズ終了後のAdvancedシリーズ

10シリーズ後に、3回の印象的な体験を経て、さらに次のステップに進みたいというご要望により、CS60を多用したAdvanced5シリーズを提供しました。

Advanced 1/5

うつ伏せからスタート
左肩下に小さなクッションを入れて顔左向き。右肩と首の付け根のところが詰まった感じの辛さを感じる。右ふくらはぎから施術開始。
脊柱の右側際が緩んでいくのを感じる。その後、みぞおちの辺りから身体の中心が3次元の動きで細かく動き出し、小さい単位での各パーツそれぞれがより良いポジションを模索して動いているような感じになる。
右側へのアプローチが終わる頃には、首の付け根の詰まった感はなく、ほぼ同じ姿勢のはずなのに、首を含めてとても楽な姿勢で寝られている。
仰向けでのアプローチを経て、座位になると、下半身と上半身が繋がっている実感がしっかり持てるようになっている。とくに右半身は強く連動を感じる。
翌日
身体の中のセンサー感度が良くなった実感がある。自分のとる姿勢に対して無理があるものかどうか感じやすくなった。
6日後
アドバンス1回目当日に少し気になっていた首や胸のつまり感は改善された状態継続。セルフケアにも身体の反応がよい状態継続。

Advanced 2/5

歩行
右半身はスッキリしていて流れもよい感じだけど、歩くと少しつっぱっている感じ。左半身は感覚が少しぼんやりしている感じ。
施術
横臥
左側を上にした横向き。
下腿外側へのアプローチは、CS60が触れているのはわかっているが、感覚が少し鈍い感じ。ポイントが大腿部に移ってくると、胸椎の1か所に刺激を感じるようになる。響いてはいるが、背中が面として一体化して反応しない感じ。下腿と大腿部への刺激を受けているうちに、少しずつ背中が動き出し、背中のポイントが気にならなくなってくる。同時に仙腸関節が動こうとして制限を受けている感覚になり、尾骨周囲も何となく疼くような感じになる。
ここで歩行してみると、左足の裏の動きに自由度が出て、母指球もしっかり着地している。左の内転筋もちゃんと働いている感覚がある。
右下肢へのアプローチは、左下肢の後ということもあるのか、刺激を直接受けている感覚が最初から感じられる。同時に、左へのアプローチのときに感じた背中のポイントに少し痛みを感じる。けれど、左の内転筋、右臀部・右股関節に施術を受けているうちに背中の痛みは無くなる。
歩行すると、左右の感覚の違いに上手く身体が対応できていない感じで、少し歩行がぎこちない。
仰臥
下腿前面、膝への施術。
膝関節周囲を叩く刺激では、叩く場所によって、股関節や踵まで、骨を通してクリアに響く。
座位
下半身と上半身が繋がっている感覚がしっかりあるだけでなく、左右がそろってる気持ちよさを感じる。
歩行
しっかり安定した下肢の上に股関節が綺麗にはまり、上体がふんわり乗っている感じがする。股関節、膝、足首などが左右が違和感なく動くので、とても気持ちが良い。下半身がバランスよく、力強く感じられて安定してるので、肩、首、腰周りとも、とてもリラックスしていて気持ちがよい。
翌日
首は軽く、すっと上に伸びている。肩は肩甲骨を動かすとゴリゴリと周りの人が振り向くような音がするが、違和感やコリは感じない。身体全体でみると、気持ちよく地に足は着いているが、上半身がフワッとして重心が浮いているような、何となく落ち着かない感じがする。
2~5日後
首・肩、調子良い状態継続。
身体の調子も良いが、上半身と下半身の感覚が差がある。頭も含めて上半身の活動が活発で、何となく落ち着かない感じが続いている。
5日め夕方~
下半身がしっかりしてきて、落ち着いてくる。
今回も、今までとはまた異なる不思議な感覚でした。上半身全体を器として、何かが対流しているような感じで動きを感じる分、身体全体とすると落ち着かないような…….。

Advanced 3/5

フワッとした感じは落ち着いてきている状態
仰臥
右膝を立てた状態からスタート
大腿部の後面外側、鼠径部、下腹部右、腹部…….と右半身を頭に向かってアプローチが進む。実感できる細かい身体の反応は少ないが縦方向への身体の伸びを感じる。
左半身は、首のときに他の部位とは異なる軽い痛みのようなものを感じる。
座位になるときや歩行など、動くと、先週との身体の違いの大きさに驚く。
先週は、仰臥から座位になるときに、下半身に引き付けられるように上半身が起き上がる感じで繋がりが強く感じられた。歩行では、大腿部の力強さが印象的でそこを安定した基点にして股関節が乗り、ふんわり上半身が骨盤に乗っている感覚だった。当然、肩・首はとてもリラックスした状態でポジションに乗っている。とても気持ち良くて、幸せな感覚が得られた。が、翌日気分が仕事モードになると、何となく落ち着かない感覚に受け取れるようになる。頭も働き、体調も良いが何故か上半身にばかり勢いよく気が流れているような、変な感覚であった。
今回は、座位になるときに上半身と下半身の力強い連動は実感がないが、歩行時には、骨盤からずっしりと地面に力強く根を下ろしているような、地面をしっかり押し返して進む感覚がある。
着地の左右のバランスは先週から継続して気持ち良い。
翌日
下肢の感覚がしっかりしていて、ふわりと浮いた感じは全くない。反面、階段の登りは少し足取りを重く感じる。
1週間
足取りの重さなどは慣れたのか、気にならなくなっている。
1日2度便通があるなど経験がないことなので、下痢気味なのかと思ってたが、施術後、とても便通の調子が良いことに気づく。食事の刺激で日に2度もしっかり便通がある日も何度かある。
10日過ぎて…….
驚く程の便通の良さは落ち着いてきているが、胃腸の調子は良い状態継続中。
右足小指球の魚の目のようなものが、最近の1ヶ月くらいで硬さを増してきていて、ここ数日は靴での歩行時に痛みを感じる。

Advanced 4/5

当日

朝 靴を履いて歩く時に、小指の付け根に出来ている魚の目の痛みをはっきり感じて、歩き方を意識せざるを得ない感じ。
首・肩は気にならない。

歩行
靴を脱いでいると、魚の目の痛みはほとんど気にならない

仰臥
右腰・右肩の下にクッションを入れ、左に少し身体が向く。右膝屈曲位で施術開始。
右足の足背部に軽く刺激。
左下肢と右上半身をつなぐ対角線のラインが伸びていく感覚がある。
そこから手に刺激のポイントが移る。
右中指から手背部に繋がるラインは、CS60で今まで感じなかった刺激を感じる。我慢できないような痛みではないが、感じる刺激の種類が違う。ピンポイントで何かピンと張ったスジにCS60が直接刺激をしているような尖った刺激に感じられる。それと同時に、それまでは1本の軸を持った反応(その軸が縦に伸びる感じだったり、軸が回旋する感じだったり)だったのが、細かく多様に反応し始める。腰椎の下部の椎骨単独で小さく調整をしながら回旋するように感じられた。同時に腹部の奥もそれに連動して動くように感じられる。次に頚椎が縦方向に伸びる感じがある。腰椎の下部と頚椎が右手中指の繋がりに施術を受けている間中反応している感覚だった。そして、頚椎のつまり感が取れた。
歩行をすると、右半身がスッキリして安定し、とても気持ちが良い。むしろ、右半身がしっかりし過ぎて左半身が右半身に振り回されている感覚。

左半身の施術では、左肩と仙骨周囲の反応が強く感じられた。左肩が付け根に強く収縮してきて細かく調整をして戻ると緩んでいる感じだった。右の仙腸関節が反応しそうに疼いている感じが長く続いたため、終了時点で疼きが少し残っていた。

座位になると、骨盤周囲の違和感は全く感じなかった。

歩行
不思議なくらい、左右の骨盤の感覚が違う。左がコンパクトに締まっている感じで、右は一回り位左より骨盤が大きいように感じられた。膨張しているような感じでもあった。
左右の足の着地の仕方も大きく異なっている。

先生が腹部と背部から挟むようにアプローチすると、右下肢が自然に小さく内旋した。その状態で、歩くと、骨盤の左右差を感じなくなり、足の着地も違和感なくなる。

首腰はとてもスッキリしている。
肩甲骨が肋骨から肋骨から浮いて感じられ、今までより背骨寄りに位置しているように感じる。その分、肩がストンと落ちて自由度が増している感覚がある。

2~3日後
鎖骨がとても気持ち良く肩先に伸びている感覚がある。

4~5日後
久しぶりに熱が上がり、ゾクゾクとした寒気と足元のふらつきがある。かえってそんな体調の時ほど、以前と比べて、身体がしっかりとしたことがよくわかる。熱に身体が負けないで対応している感じがする。
体調の回復も早い。

1週間後
身体全体の繋がりを感じやすく思える。

左足の小指の付け根の痛み、歩行時もほとんど気にならない。

12日後
床に座っていた姿勢から、立って歩行したときに、骨盤・股関節が気持ちよく静かに収まった感覚がある(とくに右)。骨盤が締まったようにも感じられる。その後は、歩行時に股関節周りが気持ち良く、足裏の着地の感覚も変わる。

13日後
右足首、屈曲・伸展のときの軸が変化していることに気づく。中心を摩擦なく可動する感じ。

身体の左右のバランスも良く、動いていて気持ち良い。歩行の着地も今までとは違う感覚。左右のバランス良く、接地面も安定して感じられる。

Advanced 5/5

当日の感覚
歩いていて、右踵の中心がしっかり地面に着いて気持ち良い。
首の付け根の左骨際が少し気になる。施術
左膝下へのアプローチで、施術開始まもなくから、乳頭ラインより1列上の高さあたりの右肋間に痛みが出る。痛み方が変化するものの、なかなか弱まらず、不思議な感じがする。施術が進み、右下肢、右腹部への施術になるころに痛みが弱まる。右足背部の幼児期の火傷の跡のところではっきりと刺激の感度が変わり、後頭骨が上方に伸びる。前回の右手中指同様、施術の刺激の感じ方が、古いケガ跡だけ明らかに今までとは異なっている。左恥骨際にアプローチがあると、脊柱左際から違和感のある首の付け根のポイントまで繋がり、筋肉が脊柱際から離れる方向に動きを感じる。小学生のときに並行棒上で片足を踏み外して恥骨を強打したときの映像が鮮やかに思い浮かぶ。左恥骨へのダイレクトなアプローチは、首の付け根左にピンポイントに響く。周囲を含めた左恥骨へのアプローチは接触部位にピリッとした痛みがあるが、同様に首の付け根左周囲を中心に左肩や脊柱もそれぞれ意思を持って調整しているかのように動き出し、恥骨の施術による刺激の感覚が弱まるのと比例して、首の動きも良いポジションを見つけて収束していく。
骨盤内をアプローチしてもらうと、さらに恥骨周囲が調整されように感じられた。
施術最終盤になるころ、左足背部の薬指の延長線上にピンポイントに疼きのような、陥没しているような感覚がある。左足薬指が歩行時たまに感覚無くなるのはそのせいだ!と確信に近いものを感じる。座位になり、先生に依頼し、そこをCS60で施術してもらう。直接的な強い刺激を感じる。家具の角などに小指側のつま先を何度かぶつけたことがあるがそのためか…….。
座位になると、気持ち良く胸郭が上に引き上がっている感じがする。
終了後
頸の違和感なく、全身まとまり良くとても心地よい。


最終回である本日は、自分の身体の怪我の歴史を振り返っているようだった。今は痛みも感じず忘れていた古いケガの瘢痕が、このシリーズを経て、浮き上がってきていたかのようだった。それらの部位は、他の部位と明らかに異なって鋭く強い刺激に感じられた。それに伴って、身体のどこかが大きく反応し、自ら調整的に動き出して収束していくように感じられた。当日夜
乳頭の高さくらいの脊柱に違和感を感じる。自然に調整的に動いて収束したときにほんのちょっと微妙にズレて締まってしまったような感じ。翌朝
脊柱のピンポイントの違和感は継続。そこ以外は、全身とても調子良く、歩行の着地もしっかし設置していて気持ち良い。四日後
脊柱の違和感は気にならなくなっている。
前日、久しぶりに正座をする機会があったためか、右脚膝裏に違和感がある。不意に古い記憶が蘇る。幼児期から何度か不意に右膝が屈曲したままロックしたように伸展できなくなったことがあったが、少し時間が経って伸展できるようになった後の感じと似ている。これが、アドバンス4回目5回目で感じた、古い瘢痕を遡って改善されていく過程の最後のパーツなのかな……と感じる。
2~3日で気にならなくなる。10日後
アドバンスの4回目と5回目の施術の間に、右足首の関節の軸が整った実感があったが、さらにしっくりきている。踵骨が気持ち良く立ち上がってる。
施術直後よりもさらに、下半身からの繋がりがしっかり強く感じられる。立位で何かを行うときのスタンスも変化している。

シリーズを終えて

身体は、アドバンス開始時と比べても、さらに身体の末端までしっかり機能してくれている感覚があります。
首は付け根も含めて、詰まり感はなく首周りもスッキリしています。
今後の変化も楽しみながら味わっていきたいと思っています。
”自分の身体”という相棒が、何年間もずっと、とても頼りなく感じられていました。それが、先生の施術をきっかけに、思いも寄らないくらい頼もしい相棒に変化していくので、新たな発見も含めて、ワクワクとして楽しい日々でした。
本当にありがとうございました。
お世話になりました。

CS60xRolfing10シリーズのモニター

生後すぐに腹部の手術を受けた方へのRolfing10シリーズで、全編CS60でワークしました。発達段階の初期に大きな医療処置を受けるとその影響は大きい可能性があります。影響とはつまり、身体に感覚を向け細かくそれを感じにくくなることです。

7回目のセッションまでほとんど、身体の変化を自覚できない状態だったようですが、そういうケースも珍しくありません。身体感覚を自覚するには、地道に身体の変化を捉えようとする、その人にとっては新しい試みエネルギーを使う時間が必要です。私田畑も過去ロルフィングを最初に受けた時には、自分が今どう感じているのか?全くわからず、感覚ではなく思考や過去の経験からのコメントしかでて来なかった経験があります。当時フェルトセンスを感じそれを言語化する作業が当時の自分にはチャレンジすぎる内容だったのです。それでも様々な体験を経て、今では細かく身体で起こっていることを捉えられるようになりました。ですから、どの段階からスタートしたとしても、その方が身体感覚を取り戻す可能性は常にあると信じられます。

ただ、以下の動画に示されるように、身体はセッション後、そこから次のセッション前まで、そして次のセッションというように刻々と変化を続けています。変化を自覚することと実際に変化していないことはイコールではなく、ある閾値を超える必要があるようです。

ご本人も最終セッションの感想で、”私がグラウンディングできるようになったのは、1回目から8回目のセッションが土台にあったからこそたどり着けたのかなと思っています。“と仰っています。

Aさんの10回シリーズの動画

1回目

私が田畑さんのセッションを受けてみようと思ったのは、「人生を創る」よしもとばなな✖️ウィリアム・レーネン著を読んだのがきっかけです。所々に田畑さんのことが書かれていて、「ヒロは、『ソウル・ヒーリング』と呼ばれるヒーリングを行う人です」p110との記述が最も私の心に響きました。

セッション当日、ドキドキしながら指定された場所に向かいました。始まる前もほとんどセッションに関する説明はなく、セッション中も終了してからも、田畑さんの口から多くの言葉は聞かれませんでした。
終了後2-3の質問を田畑さんにして、特に大きな変化も感じないまま、私はお部屋を後にしました。

私は「自分を愛すること」、「愛する」という言葉が大げさであれば、「自分のことを無条件に好きでいること」が大切だと頭では理解していても、なかなか実際には難しいと常々感じています。例えば、頑張っている私なら好きでいられるけれども、サボっている私では好きになれない、と言ったような。
セッションの次の日、ダラっとしていた時に、私の気持ちがあまり焦っていないことにふと気付きました。いつもなら、「こんなことしている時間は無駄だから、前に進まなくちゃ」と焦るのです。劇的に何かが変化したわけではないのですが、なんとなく私の気持ちがほわっとした気がしています。それがセッションを受けたからなのかどうかはよくわからないのですが、今後の2回目、3回目を楽しみにしたいと思っています。

2回目

1回目と内容的には大きな変化はなく、セッションは淡々と行われました。セッション中時々、田畑さんから、自分がどんな風に感じているのかを尋ねられるのですが、精神的にも身体的にも敏感とは言えない私は「ん・・・」となってしまいます。

「身体の、何かを感じるセンサーが敏感になるのではないか?」私が田畑さんのセッションを受けようと思った理由の一つです。敏感ではない身体が急に敏感になるのは難しいのかもしれません。3回目以降に期待したいと思います。

背筋について、少し伸びた気がしています。半年ほど前、子どもに「お母さん、猫背になってるよ」と指摘されたことがあり気になっていました。このまま胸の開きを維持していけるのか、自分のことを観察していきたいと思います。

3回目

セッション中やセッション後には、大きな変化や何か感じたこと等がなかったので、1週間経過観察をしてみました。残念ながら特に言葉にできるようなことはありませんでした。私は身体的に敏感とは言えないので、その辺りはもちろん関係していると思います。

10回コースなので、これから少しでも変化を感じられたら嬉しいと思います。

4回目

セッションの始めと終わりに、「どんな感じですか?」と聞かれます。田畑さんのセッションを受けてみようと思ったきっかけの一つが、「自分の感じていることを少しでもわかるようになりたい」という願いでした。
4回目のセッションでも、自分の体がどう変化したのか、どんな風に感じているのかはわかりませんでした。
ただ、すぐには変化を感じられないこともあると田畑さんから伺ったので、このまま続けてみようと思います。

5回目

5回目のセッションでも、特に変化はありませんでした。毎回、セッションが始まる前と終了時に写真を撮影し、画像を見ながらその変化の説明を受けます。田畑さんはマウスを使って、「このお腹のところに厚みが出た」とか「この胸のあたりが開いた」など、具体的に話をしてくださいますが、私にはその違いが理解できません。何度も何度も同じことを聞くのも申し訳ないので、そのまま帰ってしまっていたのですが、次回から後半に入っていくので、理解できるまで聞いてみようと思います。

6回目

10回コースの後半に入りました。相変わらずセッション前とセッション後で大きく違いを感じることはありません。もしかしてほんの少し足の付け根辺りの動きが良くなったかな?と思いましたが、次のセッションまでの期間に観察してみるも変化なしでした。
ただ、セッション後に「10回コースでは何か感じるのは難しいかも。でも、半年後か2年後かはわからないけど、(セッションによる)変化は感じられるので」と言う田畑さんのお話を聞いて、そう言うものなのかなぁと次回以降に期待することにしました。

7回目

7回目のセッションでした。やはりセッション前と後の変化が感じられず、焦りを覚え始めました。
セッション後に見せていただく、セッション前と後の比較画像では、説明を受ければ、あぁこの辺りが変化したのかな?と思えなくもないので、後3回のセッションで確固たる変化に出会いたいと思います。

8回目

8回目のセッションは、おへそから足の付け根あたりの範囲に重きを置かれて行われました。いつものようにセッション前に写真を撮影し、お部屋の中を歩きました。セッションが終わった後、ベッドの上に一度腰を下ろし「どんな感じ」なのかを確かめます。今まではその時に何も感じられなかったのですが、今回は下腹部あたりが重たくどっしりしたように感じました。実際歩いてみてもその重みは変わらずそこにありました。
田畑さんに尋ねると、赤ちゃんの時に脱腸で手術したことが関係しているとのこと。成長期にそのようなことがあると身体に大きく影響するそうです。
私は50数年間生きてきて、初めて「脱腸」の影響を知り、そのこと意外で驚いたのですが、確かに赤ちゃんの時に手術をすると言うことは身体に何がしかの副作用を及ぼすだろうなと。今までどうして気づかなかったんだろうと、逆にそう思うところがありました。次回が楽しみです。

9回目

9回目のセッションは、足の裏を中心に行われました。セッション前はいつもと変わらず、特に歩く動作も手を挙げる動作も不自由はありませんでした。
セッション後、お部屋の中を歩いてみると足の裏が床にべたっとついている感覚がありました。更にもう少し歩くと、上半身(特に肩や二の腕辺り)がアニメのシュレックになったような…、ズッシリと重く太くなったように感じられました。とても不思議な感覚でした。
田畑さんによると、私の場合、生まれてすぐの手術の時に、足の裏から採血されたと思われ、その影響でグラウンディングされにくくなっていた、とのこと。そのお話を聞いて非常に驚きました。
2年前、緑豊かな環境の中でグラウンディングをすると言うイベント(6回コース)に参加したのですが、上手くグラウンディングができなかったからです。
私自身はエネルギーの流れからグラウンディングできているか否かを感じられるということはないのですが。実感覚として、足が地についている感覚がセッション後10日経過しても失われていません。その実感覚があることによって、グラウンディングが出来ている(エネルギーレベルではグラウンディングできているのか否かわからないとしても)と自分が信じられることは素晴らしいことだと思います。

10回目

10回目のセッションは、全身の細かな(?)調整のようで、私自身は大きな変化は感じられませんでした。
1回目から7回目までは実感できるものがなく、8回目で下腹部のあたりの重さ、9回目で足裏が地についた感じ、そして最終セッション。
9回目のセッション終了後、グラウンディングが出来ている感覚が現在もあります。1回目から7回目のセッションでは、実感できるものはなかったと書きましたが、私がグラウンディングできるようになったのは、1回目から8回目のセッションが土台にあったからこそたどり着けたのかなと思っています。
自分の身体感覚を大切にしてこなかった故に、小さな変化に気づけない自分を発見しました。地に足をつけて、自分を大切にして前進していきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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