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要は高品質のワークを提供できるか、にかかっている

身体の状況によってオフィスに来てもらうということに、何らかのリスクが伴う場合もある。しかし、そうしたリスクを上回るような、その人自身が、セッションに価値を見出してくれている場合には、何はともあれ、受けに来てくれる。

「自粛警察」なる暇な人種がいることを知ったが、県によっては、ウイルス感染ゼロ(それは喜ばしいことだと思うが)で、なぜか、感染者が既に存在する東京などの地域に移動することを躊躇する傾向があるという。私には理解できないが、移動したことで万が一感染したら、白い目で見られるらしい。

しかし、どんな状況、どんな理由があったとしても、セッションを受けに来る人は来る。気持ちだけではなく、実際に来てくれる人は、それだけ、セッションを受けることに価値を置いている、というシンプルなことだ。

あるクライアントは、医療処置により免疫が低下している状況にも関わらず、実際に足を運んでくれた。彼女にとっては、感染リスクより、実際にセッションを受けることに価値を置いているということなのだ。

様々な事情があったとしても、こちらで提供する中身が、それらを上回る価値をしっかり持っているなら、クライアントは必ずやってくる。丁度いいタイミングで。

外部がどんな状況であろうとも、本当は関係ない。要は、こちらが価値あるものを提供しているかどうかなのだ。

ロルフィング – 変化の持続性 酸化ストレス動向 Part2 の続き

前の投稿の続きですが、酸化ストレスの値をお知らせするために、ご家族に数年ぶりに連絡したところ、以下のメールを頂きました。偶然が重なり、以心伝心というか、何かのシンクロが起きていたようです。

「先週、母から電話があり、
今だから言うけど、2月中頃から血尿が毎日続き、ガンかなと思って、
心配で受診したら、特に血液や他の異常が全く無く、
医者も原因が判らずとにかく水を沢山飲んで汚いものを出しなさいとだけいわれたそうです。
本人も貧血なし、気持ち悪さなし、食欲も体調も変わらず、
水もそんなに飲めないし…お茶か白湯を少しずつ飲んで、血尿を毎日観察していたそうです。(呑気な人で)

お腹の中の汚いものが剥がれていくようで、ピラッとしたもの、血の塊、などなど凄い量が毎日4月末まで2ヶ月以上も続いた後に
ピタッと止まり、いきなり綺麗な尿になって、
お腹の中の場所替え移動があり、膀胱が動いた感じがして、背中が真っ直ぐになったそうです。
(残念ながら姿を見てないのです❗️コロナ予防の為、実家へは暫く行ってません…私が菌を運んでしまう可能性もあるかもと)

恵比寿の先生の教えてくれた事※は、本当だった、(失礼な母ですみません)
上記の様な不思議な事があってと語り、
骨は3ヶ月に一度変わって元にもどると骨の模型を使ってわざわざこんなお婆さんに丁寧に教えてくれて〜と
有難がって電話してきたのが先週です!」

※骨の細胞が3ヶ月周期でリニューアルされるので、骨といっても固定されたものではなく、変化するものというご説明をした記憶があります。

Rolfer’ note

最後にワークさせてから7年経過して91歳になられた今でも、身体が自分で調整する力を発揮して、背骨が真っ直ぐになる変化が引き出さえたことに感動しました。酸化ストレスをバイ・デジタルOリングテストで評価する意義があることを実感しました。そして、ロルフィングのシリーズを受けることの意味も再確認できました。

ロルフィング – 変化の持続性 酸化ストレス動向 Part2

ロルフィングには、姿勢や形状を変容させるだけでなく、万病の元となる酸化ストレスを軽減させる可能性がある。」

バイ・ディジタルOリングテスト認定医の先生との共同研究により、次第にロルフィングのプロセスが酸化ストレスにどう影響するのか、についての知見が集まりつつあります。

ロルフィングは、治療的な処置ではなく、その予後の時間軸も包括したプロセスです。ロルフィングのシリーズ中または直後に変化を実感する方がほとんどですが、稀にシリーズ終了後からの変化に驚かれる方もいます。写真で追跡すると、確かに後戻りするような退行的変化ではなく、統合が進む進化的な変化を示唆するケースもあります。

BDORTによる酸化ストレスレベルの測定で、ロルフィングシリーズ前後で違いがないケースが稀に存在します。ご本人に変化の実感があるにも関わらずです。

以下は、慢性的な便秘をお持ちだった80代女性のケースです。

Effect of Rolfing 10 series on the level of an oxidant stress by B-Digital O-Ring Test.

ロルフィング10シリーズ前と直後を比較しても、酸化ストレスマーカーの値は、+10のまま変化が認められませんでしたが、半年後+5に下がり、さらに調整セッションによって、0に減少しています。これは、時間をかけて酸化ストレスがちょっとずつ減少する方向に向いていたことが示されているのと、11回目の介入に対して受容性が高まっていたことになります。ご感想頂いた内容から判断すると、ロルフィングによって、生活のパターンにも変化が生じ、活動的になったことも酸化ストレスと深く関連しているように感じます。

10シリーズを受けて頂いた7年前当時は84歳でいらっしゃいましたが、2020年現在91歳になられて、いろんな体調変化がありながらもご健在と伺いました。嬉しい限りです。

2015年;10シリーズ終了から2年後には、以下のような感想をお送り頂きました。(引用許可を頂いてます)

↓ ↓ ↓

田畑先生、ロルフィングに巡り合う所から、不思議な事がいっぱいでビックリ感動、感謝しております。

長くなり申し訳ございませんがお礼と感謝を込めて、書きます。
お時間の許す時にでも、目を通して頂ければ…ありがたいです。

これまで母とは仲良しではなくて距離を置いてきたのですが、
田畑先生のセッションを受け始めてすぐに、これは母に受けてもらいたい!
何故か私がロルフィングを勉強してからじゃ間に合わない!と思いました。
(50歳超えてロルファーになりたいなと無謀にも思って調べたらとんでもなくて…)
でもあの母が行くかどうか、10回続けられるのか?もわからず、
とにかく話してみたらOKで、10回の途中で嫌になったらやめてもいいからと言って連れて行きました。

初回は、まだ電車の西武線が東横線と繋がっていなくて、恵比寿駅からタクシーか、渋谷駅から乗り換えて代官山駅から徒歩と同行して、
高齢の母には大変で続けられるのか?と思いましたが、

2回目からは、なんと東横線が西武線と繋がって、楽々一人で通える状況になって、このタイミングの良さにビックリです!

10回終えて、ちょうど待っていたように遷宮のタイミングで伊勢詣りへ、
母も私も行った事がなくて、今迄2人で旅行した事も無くて、こんな事になるなんてビックリです!
ツアーで他の方々について行くのが大変だったんですが、楽しくて、
出雲大社詣り&厳島神社のツアーにも参加してしまいました。

翌年(2014年)5月には、千葉県の神崎寺の主催する西国33観音巡りツアーで兵庫、大阪の9ヶ寺を訪ねました。
山登りの所はバスの中で待っていたりしましたが、必死で楽しく付いて行けました。

先生のセッションを受けていなければ、この様な素敵な出来事はあり得なかったと母共々、この不思議な流れに驚き深謝申し上げております。
そしてロルフィングの本に載せて頂き世界デビューとは凄い母⁉︎です。

そして、私ですが、初回セッション受けて、ロルファーは無理、どうしようかなと(事務職をしているのに)何故か思ってしまいました。

急に、ハワイは凄い所だな世界の人が癒されに行くなんて他には無いなとふと思って、
…今迄アンチハワイでその上、新婚旅行のカナダ帰りに寄ったオアフ島で元夫が(8年前離婚したんですが)、結婚指輪をハナウマベイで落として無くすなんて事もあり…

ホ・オポノポノのモーナ・ナラマクシメオナさんを調べたらカフナで州宝でロミロミの原型を行っていたと知り、
1回目のセッション後、2013年1月からロミロミを学び始めました。
通っているスクールで9月にハワイ島のハワイアンのクムさんの所へ約1週間学びに行く企画があり、仕事を辞めて行ってしまいました。

戻って10〜12月先輩のロミロミの店を手伝ったんですが、
翌年2014年1月から3月はハローワークの職業訓練校で介護の勉強をして、資格取得し4月から訪問介護のヘルパーとして働き始めました。

ですが、4月半ばに又ハワイ島のクムさんの講習に何故か1週間前に急に参加したくなり、行ってしまいました。
それが3月にクムさんの元へ戻ってきたヘイアウのある土地でプライベートビーチで皆既月食の時に行われる最初の講習だと行ってわかりました。

介護で勉強した心と身体の事が、ロミロミとも繋がって何故か楽しく訪問介護ヘルパーの仕事を今しています。
ロミロミは出張で将来できればいいなと思ってます。

何故、介護なんだろうと自分でも?でした、一番苦手な所と思ってました、母もなんで?あんたが?とビックリ!
そしてまたちょうど待っていたように、母のすぐ下の妹が4月に介護が必要な状況になり、
私の学んだ事がすぐ役立ってスムーズに事が運び、母も(私の妹と同居しているのに)介護の申請ができ支援が受けられました。

なんだかわからない物事の自然な流れがあるんだなと感じる毎日です。
巡り合うタイミングの物凄さにビックリする出来事がまだまだあって生きることが楽しくなってきました。
心と身体と魂との繋がりの不思議さを感じるようになりました。

長くなって申し訳ありません、読んで戴きありがとうございます。

先生に巡り合えたお陰様で、母に思いもよらぬ親孝行ができて嬉しく、深く感謝申し上げます。
ありがとうございます。
また、宜しくお願いします。

ロルフィングのプロセスが、家族の関係性や人生の流れに影響を与える可能性を感じます。

ロルフィング – 変化の持続性 酸化ストレス動向 Part 1

何かワークを受けた時に「効果の持続性」については常に気になるところです。ロルフィングの売りの一つは、変化が持続的であること。だから、何かに依存する生活から解放されて、自由と自分の身体に自信と力を取り戻すことができるところにシフトさせたいわけです。

姿勢の変化を写真データから比較する従来の方法以外に何か、バイオマーカーのような別の指標があると、ロルフィングの捉え方や意味が変わってきます。

研究員時代に御世話になって以来、懇意にして頂いているバイ・ディジタルOリングテスト(以下BDORTと略)認定医の先生に、写真データから酸化ストレスを測定してもらう機会を得ました。酸化ストレスの指標には、8-OHdGという物質を用います。-100〜+25の間で判定され、この値が低ければ低いほど、がん、糖尿病、認知証などの生活習慣病から程遠い、つまり慢性疾患になり難い体質であるという見方ができるそうです。

BDORT認定医7段の先生に、酸化ストレスマーカーを写真判定してもらったところ、10シリーズのロルフィングによって、 +20から、−30に減少。さらに何もせずに4ヶ月経過した後、−40とむしろ改善傾向にあることがわかりました。このことは、身体構造と一致した結果となっています。

An oxidant stress marker, 8-OHdG was decreased after the 10 session of Rolfing, followed by keeping the level for 4 months.

別のケースで見てみましょう。

この方は、2009年に10シリーズRolfingを終えた方です。ロルフィング開始前に+10だった酸化ストレスマーカーのレベルが、シリーズ終了直後では、−20に減少し、6回のRolf Movementによって−60にまで減少しています。その後、6年後にオフィスに来ていただいた時には、− 30と比較的維持されており、1回の調整によって、− 50に酸化ストレスが抑えられる結果となっています。

これらの結果は、ロルフィング及びRolf Movementのセッションが、酸化ストレスを下げ、さらに、その効果に持続性があることが示唆されます。ロルフィングを受けることが、生活習慣病の予防につながる可能性が示されたことになります。

酸化ストレスが低ければ、万病の原因とされる慢性炎症も抑えられ、即ちサイトカインストームも起きにくくなることになります。このような結果は、ロルフィングが、ホメオスタシスを向上させるという一つの説明になるのかもしれません。

ちなみにこのバイ・ディジタルOリングテスト (BDORTと以下略)は、認定制度があって、スキルを日本の武道に倣って「段」で示されるそうです。人間の筋肉反射と電磁波の共鳴現象を使います。高段者の測定技術は極めて正確で、臓器の造影結果と、BDORTによるトレースはとてもよく一致することが知られ、癌の早期診断としても有効な方法として知られています。ノーベル賞選考に深く関わるカロリンスカ研究所は早くからのこのBDORTの有用性に着目し、創始者の大村博士らは、欧州統合医療学会に招聘され、たびたび基調講演を行っています。日本では、ソニーの創始者の一人、井深大氏がBDORT研究を支援していましたが、途中で岡山のバイオ企業(株)林原の旧社長の林原健氏が引き継いだという経緯があります。私は、その一時期に林原に在籍し、1995年にBDORTとの共同研究に関わらせて頂きました。

No session, No life

ソーシャルディスタンスなる言葉の影響によって、人と人との関係は疎遠になり、顔から読み取るコミュニケーションも妨げられ、様々な関係性が希薄になり身体性を失いつつある。

パンデミックによるストレスは、人類が直面してきた遺伝子に刻まれ、原初的に避けようとする本能的な恐怖があるのかもしれない。そこにつけ込んだ形で、マスメディアによる恐怖を煽る報道が繰り返され、身体は警戒モードに陥りやすい。

しかしながら、人と人との交流は、そもそも皮膚を通しての築かれるものである。

こんな状況だからこそ、様々な関係性を回復するには、原初的なコミュニケーションとしての、タッチが間違いなく威力を発揮する。そこで人は、直接的なタッチを通してのやり取りに対して躊躇が生まれやすい。敢えて、対面でボディワークのセッションをするということは、癌やエイズのクライアントにマッサージするということに似ている。

マッサージという物理的な刺激を通して、腫瘍細胞が活性化して転移や再発が促されてしまうので避けた方がいいという考え方と、マッサージによってリラックスすることで神経系が鎮静したり、オキシトシンが産生されるなど、プラスの恩恵があるので、マッサージした方がいいという二つの考え方がある。

前者のリスクは、可能性としてゼロではないが、そのリスクと受けることによる恩恵を秤にかけた時に、どちらを選択するかということになる。

パンデミック状況下では、対面でのセッションを実施すれば、感染(正しくは発病)リスクは、ゼロではないが、そのリスクを低いものになるよう注意した上で、セッションを受けることによる恩恵・メリットがリスクを上回ればいいわけである。

結局、健康に対する考え方だったり、何に価値を置き、日々をどう暮らすか?という価値観に関わってくる。そして、どんな状況でも身体はどうすべきか、どこに行くべきかを知っている。誰でも、その身体からのサインを汲み取るだけで、様々な可能性が開けてくると思う。

皮膚感覚、重力との関係性、空間との関係性、それらがストレスからの回復の鍵になるだろう。

藤井聡先生の提言 – 半自粛のすすめ

自宅で、家族と2メートル離れて生活できますか?

政府専門家委員会の提言によると、家の中でもマスクして家族と離れて暮らせるか〜っつうの! 専門家会議は今すぐ、京都大学大学院レジリアンス実践ユニットと交替してほしい。人間の暮らしや生活の営み、文化を破壊する提言の由来は、専門家委員で、元WHO事務局長の尾身茂氏らしい。  

そもそも、WHO;世界保健機構としてご立派な独立国際機関とおもっていたが、先日マダガスカルの大統領が、WHOから賄賂と共にコロナ治療薬に毒をいれるよう指示されたと曝露して、アフリカ全体にWHO脱退を呼びかけているという。そりゃそうだ。そんな機関に属して毒入れたら、犯罪者の仲間入りになってしまうじゃないか。

https://aobrempongnana.wordpress.com/2020/05/15/who-offered-me-20million-dollars-to-put-a-little-toxic-in-my-covid-19-remedy-madagascar-president-exposes-who/amp/?fbclid=IwAR3ui2K7YkGMUMqD_AqUhgWuBfBRbrXTqTLdv2MFMm_mHo82e-d_V8eLqVw&__twitter_impression=true

WHOって思ってた印象とは真逆の組織ってことになる。WHO出身の政府専門家会議からの提言、どこまで真に受けて、愛のない、コロナに伝染らなきゃいいロボットとして生きるのか?それとも、半自粛しながら人間的に暮らすのか? 結局自分次第だ。

万病の元、酸化ストレスのレベルを下げる – (1)

酸化ストレスマーカーの一つ、8-OHdGが低レベルで抑えられることは、がんや心臓病、認知症などの生活習慣病になり難い、つまり健康レベルが高いことを意味する。酸化ストレスを抑えることができれば、万病の原因とされる慢性炎症も抑えられ、昨今、Covid-19感染による重症化で問題となるサイトカインストームのリスクも低くなることが期待できる。

大雑把なイメージでいうと、体内がサビ難い、酸化していない状況をつくるということである。健康体であれば、活性酸素の消去系酵素が十分な働きをしてくれるため、速やかにO2ラジカルを消去してくれる。一方、エイジングと共にこの消去系もやや働きが悪くなり、消去されないO2ラジカルが細胞に傷害を与える。これが老化である。傷害によって、至るところで炎症が長期化し、慢性炎症となる。この慢性炎症が様々な疾患と関連していることが近年明らかになっている。

各種ビタミンやポリフェノール類など抗酸化物質を摂取することが、酸化ストレスを低下させることにつながるが、それ以外に、水素が豊富に溶存している電界水素水を飲用するという手段がある。サプリメント由来の抗酸化物質は、比較的分子構造が大きな分子であるため、作用部位が限定される。一方、水に溶存しているとその制限がない。

父の新居に浄水器を導入しようとして、いくつか検討していたが、日本トリム社の電解水素水整水器を選んだ。理由は、様々な研究機関との共同研究が進めれていることと、この水一本で勝負していることにも好感がもてたことによる。

https://www.nihon-trim.co.jp/research/collaboration/

初期投資はコストがかかるが、ボトルの水を買い続けるよりは低コストである。早速数日前から飲み始めてみたが、悪くない。 農業に用いている例もあるそうで、メロンが倍の大きさになるという収量増加が見込まれたり、養鶏所の給水に応用すると臭いが減るという応用例があるとのこと。

飲用ではなく、もっと直接的に点滴する療法を行っている施設もある。

点滴までしなくとも、飲用で同様の効果は期待できると考えられる。

水の重要性は誰しも認識していると思うが、長い目で見ると、悪くない投資ではないかと思う。

電解水素水整水を利用する際の注意点としては、水に溶存している水素は保存がむづかしい。長期保存できない。容器内ですぐ揮発してしまうので、きちんとした整水器でフレッシュな状態で使い切ることが大切である。他社の製品も検討したが、データの数値として示されていないことが多いので注意が必要である。

soothing music

朝起きて、TVはつけない、Radioもつけない。頭を忙しくするSNSも、朝は控えめにして。

朝から警戒情報満載のNHKの画面は見ないようにしている。

瞑想もいいんだろうけど、動かずじっとしているのは性に合わないので、最近Amazon Music のハイレゾ音源でこれを聞いている。デスクワーク作業中にもお勧めです。



クラウドファンディングに参加してみて

音楽家やパフォーマーにとって、オーディエンスが多く集まる場所での講演ができなくなるのは、死活問題である。そんな中、何度も会場として使用させて頂いている代官山ライブハウスの「晴れたら空に豆まいて」がクラウドファンディングを立ち上げた。

私自身、存続を応援したい気持ちから、僭越ながら、応援メッセージを送ったのだが、ほとんどの方は、当然、晴れ豆を熱く応援する内容になっていたが、菊地成孔さんのメッセージはひと味違っていた。以下、勝手に引用:

日常的に数多くの店に世話になっており、特定の店だけを応援しているように誤解されない事を願います。あくまで僕個人は、基金によって、救われる店と救われない店が明確になるようなシステムへの寄与は避けたいです。今、全てのライブハウスがクローズの危機にさらされています。僕の願いは、全ての店がサヴァイヴすることに他なりません。「晴れたら空に豆まいて」さんには、実に様々なイベントでお世話になっておりますので、単にそのリージョンのみによって、エールを送ります。他店には出来ない、イマジナリーなイベントを開催してくれている場所です。頑張ってください。

菊地成孔(音楽家/文筆家)

これを読んでガツンとなった。一つの贔屓にしているライブハウスだけでも生き残ってほしい、と思うのは当然の願望だが、ふと気がついたのは、緊急事態下という圧がかかっている条件では、生き残るところは生き残るけれども、そうでないところは、閉店しても仕方が無いと心のどこかで思っていたことに、菊地さんのコメントを読んで気がついた。

そう生き残るべきは、全部のライブハウスなのだ。趣味や方向性も違うし、行かないけれども素敵なお店はたくさんある。素敵でないお店もあるが、じゃあ優れた(と自分が勝手に認識している)お店だけが残ればそれでいいのかというと、実はその考えは間違っている。自分と一見無関係に見えるお店や他人も、見えないだけで循環の中で関係し合っている。

たくさんの種類のお店があることで、それぞれのお客がお好みの店にいき、棲み分けされているので、お店としてもいろいろ絞りこんでライブすることができる。自分の興味の対象以外の世界が回っていることを無視していいはずがない。

自分の業界にもいえる。いろんな療法やアプローチがあって、必要とする技法に必要なタイミングで会うべきセラピスト/プラクティショナーがいるから全体が回っているのであって、そのためには、様々な療法と個性ある人材が豊富に存在する必要がある。

救われる店と救われない店が明確になるようなシステム” には疑いを持つ必要がある。状況がどうあれ、圧力が加わったことで、適者生存のような考えは間違っている。 こんな状況だから、救われないお店やプラクティショナーがいても仕方ないなんて諦めてはいけない。

不要不急とされることが人生を豊かにしてくれる。神経系が興奮する「急で必要なこと」がないようにゆっくり生きることが健康につながる。適者生存の考えではなく、棲み分けること – 潰れていいお店や仕事を続けられない人達がいていいはずはない。少なくともそういうヴィジョンを持っておこうと思う。

クラウドファンディングを利用せざるを得ない業種もあるが、日常の中で、いつもいくお店に足を運ぶことが、間違いなく応援になる。

暖かくなれば

気候が暖かくなれば、風邪も引きにくくなる。自粛してたから、感染が抑えられた調になっているけど、実際のところ、単に暖かくなってきたから、免疫が上がってきた可能性は大いにあると思うが、governmentの自粛要請が功を奏したようにしたいのかもしれないが、本当のところは曖昧なままである。

献血等でサンプリングされていた抗体検査結果がやっとでた。5月1日で公表される予定だったのに2週間も遅れた背景には、データが想定されたような結果ではなかったことが予想される。

0.4%程度の抗体陽性率で、昨年(新型コロナウイルス感染報告前)の血液サンプルもほぼ同じ%の抗体が検出されたという。これは海外で報じられた結果よりかなり低い。しきりに、検査キットに問題があって、データが信頼性に欠けるといっていたが、まず検査キットはかなりコストが高いので、何の解釈もできないような検査だったとすると、とんでもない損出である。責任者だったら、降格少なくとも始末書もんの大失態だ。でも、そんな信頼性の低いものをこのような状況下で製品化して世に送り出すだろうか?企業としては信用問題なので、正式なコメントをしてほしいと思う。

一方、得られた結果が試薬キットや操作、サンプリングに問題がなく、信頼できる結果だったと仮定すると、

  1. 今年と昨年の抗体陽性率が、同等でだったということから、”covid-19は今年から広まったわけではなく、つまり新型ではなく少なくとも昨年にはすでに広まっていた。”という可能性。
  2. 0.4%の抗体陽性率という低い値であることから、”PCR検査や報道された感染者数より遙かに下回る感染しかおきておらず、covid-19は感染拡大してなかった”という可能性。
  3. 仮に感染拡大は起きていたが、”covid-19に対する抗体ができにくいという性質があるなら、ワクチンを作ったとしてもムダ”という可能性。(生のウイルスは最も優れたワクチンである。通常、感染力を下げるために、弱毒化したり不活性化したり、一部の抗原を使ったりして作製するのが人工のワクチン)

が考えられる。

ワクチン産業の人達にとって都合がいいのは、多くの人が感染の証である抗体を持っていたが、追跡すると抗体が維持できないので、ワクチンでたまにブーストする必要ありとしたいところが、そもそもの抗体陽性率が想定より大幅に低くかったために、公表を2週間も遅らせてどういう見解にするかを検討したのではないかと勘ぐってしまう。次に規模を大きくして抗体検査したとして、どんな結果がほしいのだろうか?

BCG接種や海藻や発酵食品を多く摂る日本人にとって、ひょっとすると抗体に頼るような免疫を獲得する必要もなく、自然免疫だけで、covid-19に対応しているという可能性はないだろうか?

結果はどうあれ、私にはワクチンは不要で、自然免疫でなんとかできると信じているし、それを信じられる状態でいられるようにすることにエネルギーを使いたい、と考えています。

これから暖かくなっていけば、特定のウイルスとは関係なく体調はよくなり、緊急事態が解かれれば、全体が回復に向かっていくと思います。

ただ、問題はこうした緊急事態宣言によって、自由が奪われる可能性がこれからも起こり得ます。少なくとも、夏を越え、気温が下がって風邪を引きやすい気候になってきた時に、二次パンデミックに備えたいところです。