こちらで提供している技法を整理すると

空間身体学 (Spatial Somatics™)

・空間に対して広がりを持つ存在として身体を捉え、その在り方を研究する
・身体は空間から孤立した存在ではない
・身体のバランスは、外部環境との絶え間ない相互作用によって成り立つ
・それらの関係性の中で身体を動的な存在と捉え、身体とは何かを動的感覚による実践的体験を元に探求する。

  • 片山洋次郎先生との共同宣言から引用

The Art of Yield (Yielding embodiment®)

・施術側と受け手の身体が、相互主観的に安心安全を感じられる場の誘導
・足場に自重を委ね落ち着くイールドの動きを促す
・施術者の肚の重心感覚:拡大と集中が同時に起こっている知覚状態に入る
・受け手の呼吸の動きが隅々まで行き渡る一体感のある状態、コヒーレントを引き出す

  • Carol Agneessensの胎生学 と田畑の細胞生物学的視点から生み出され、Rolfingに組み込み可能で、単体でもワークできる体系を発展した。

ROLFING s.i. Rolf Movement i.

・5つの基本方針
・間質液が間質(Fascia)全体に流動するのを助ける
・重力と周囲の空間との関係性の改善
・触れる、触れないは重要ではなく、重心感覚と共に施術することが最優先

  • Fasciaを間質組織液のインターフェースとして捉え、上記の空間身体学的視点とThe Art of Yieldを組み込む様式