感染対策

10年くらい前から、HEPAフィルター内蔵の空気清浄器を導入してから、滅多にクライアントから風邪をもらうことがなくなった。たまにずるずるの風邪のクライアントも稀にいるのだが、そのような方とのセッションでも手洗いうがいを併用すれば、まず感染することはない。

個人セッションの前後で通常換気はするのであるが、飲食店などで換気するのはいいけれども、開け放たれたドアや窓からの冷風がキツいお店がある。隙間風は断熱膨張により、外からの風がより冷たくなるため、冷却効果がバツグンなのだ。換気によってより風邪をひきやすくなるって、明らかに本末転倒である。換気が必要なのは、明らかにその集団に感染者が存在していた場合というのが前提になっている。また、ウイルスは一個や多くて千個くらい存在していたとしても、基礎免疫で防御できる。1対1で行う個人セッションで、体調が良好である人間のどちらが感染している確率はかなり低い。

とにかく、自分がセッション受ける際に隙間風によって身体が冷えて、風邪引きそうになるのは避けたいので、セッション中は換気をせず、空気清浄器を2台フル稼働して、対応している。

武漢風邪ウイルス禍においては、健康面で元々自信がない場合や免疫が落ちているご家族と同居している場合等、いろんなケースがあると思うので、できるだけ感染リスクを減らすためにも、セッションで身体が冷えて風邪引いたなんてことがないようにしたいところである。

昨年の死亡者数を集計してみると、平年より約2万人減ったらしい。様々な理由が考えられるが、Covid-19に多くの人間が感作されインフルエンザなどの他のウイルスに感染しないウイルス干渉が働いているという説や集団感染が成立していて、T細胞免疫が獲得されているために日本人は欧米と異なり重症者・死亡者数が問題にならないくらい少ないというデータがある。風邪をひきやすい季節なので、油断は禁物だが、ウイルス断片を検出しただけのPCR陽性反応を感染者として非科学的な報道するようなTV・新聞に耳を貸すのは害がある行為である。科学的見地からは、閉鎖系でない限り、ウイルスは伝播し人間と相互作用する存在であり、免疫を維持するには、適度に微量の抗原(この場合ウイルス)と接し続ける以外に道はない。よほど体調が悪い時に多量 の生物活性のあるウイルスに1万個くらいと接しない限りは、重症化するような感染には至らない。

できることは、感染しにくい身体の土台作りと、恐怖扇動情報に触れず気にせず、明るく過ごすことが、免疫を維持することにつながります。