ロルファー変えた方がいいですか? の続き

先程の場合は、ロルフィングをシリーズで受けている場合でしたが、シリーズを一通り終えての場合はどう考えたらいいでしょうか?ロルファーは人間ですので、いろんなバックグラウンドと身体の見方、そして、健康に対しての捉え方、統合とはどんな状態と考えているのか?が、無意識に反映します。だとすると、受け手の身体を一人のロルファーが、すべてバランスよく総合的に捉えることができるのか?というと言うまでもなく限界があります。

別のロルファーだからこそ、気づけることがあります。そうやって考えるとロルファーも楽です。自分が提供できることに専念集中できるし、全部やろうとしなくていい。勿論できないわけですから。ご自分が気になるロルファーからセッション受けるのはいいことだと思います。そうやって様々な観点からいろんな角度でアプローチしてもらうことで、全体の統合が進みます。ある時点では、ロルフィング以外のプラクティスがぴったり合っているタイミングがあるかもしれません。

ただ、そのロルファーからのロルフィングでうまく改善・達成できなかったからといって、ロルフィング自体にに限界を感じる前に、別のロルファーからもセッションを受けてみてほしいなあと思います。ロルフィングに限りない可能性を感じている私としては。

様々な良質のセッションを受けるというのは、自分への投資とWell-beingの追求であって、セラピーをどうどう巡りするジプシーとは一線を画す立ち位置です。

その動機が、探究心から来ているのか、それとも依存心からきているのか?、それは信頼できるプラクティショナーと「いい距離感・いい間合い」があるかどうか?ということにつきると思います。