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rolfinger について

米国Rolf Institute認定ロルファー&ロルフムーブメントプラクティショナー。

治療するマインドから、抜けてみる

治療、或いは治すという見方には、悪いところを探して、特定し、診断するという過程が含まれる。身体が本当に弱り切っている回復に手厚い看護が必要な場合は、いうまでもなく有効だが、ある程度回復が進んで、自分の自己調整能が高まった時点からは、悪いところを探すという見方を切り換える必要がある。

悪いところ探すという見方にはキリがない。トラウマ探し、第1制限探し。やればいくらでも時間とお金とエネルギーを使うことができる。

そこから脱するには、痛みや違和感などの一見プラスでない感覚を無くそうとするのではなく、全体としてはうまくまとまるための途中にあると捉えてみる。つまり、悪いことが起きているわけではなく、単にそれをサインとみて、何かを修正するための情報として受けとってみる。そうすると、様々な感覚を感じないように、あれこれ操作ことに関心がなくなるので、それだけで余裕ができて楽になる。

外からの情報で、何かにお金や時間をかけなければ、例えば筋力が衰えてしまう?など、脅されたまま鵜呑みにして、カモになっているケースをよく目にする。

例えば、頻繁に立ったり座ったりと日常の動作だけでも重力という負荷の下で筋力を使うので、それだけでも必要な筋肉への刺激は維持される。

問題なのは、身体が整っていない状態、痛めるような偏りのある動きのパターンが強ければ、筋力トレーニングやストレッチ、ある種のヨガはやり方によっては身体をかえって痛めてしまう。

脅しが入った商業的な謳い文句に乗せられてしまうのは、そもそも、自分が身体の治癒力や自己組織力を信頼していないことに起因する。何かが間違っているから、悪いから外から治さなければならない、という見方を止めて、起こっていることが過程にすぎず、そのまま見守ってみると、意外と過ぎていくだけだったりする。一時的に痛みが増しても、そこだけ切り取らず、長い目で見てみる。長い目で見てみようとするだけで、隙間ができて、厳しい状況や強い感覚に打ちのめされることなく、その間でできることの可能性が見えてくる。

がむしゃらにストレスを溜め込んでどこかに駆け込むサイクルから、痛みの手前の感覚を捉えて修正したり、はっきりとではないにしても身体から発せられるサインを見逃さず、それを役立てるようにできれば、高価なセミナーに行ったり、必要のないタイミングで意味のない占いに行くようなこともなくなるだろう。もし、それが必要な学びであれば、身体も腑に落ちた感覚で、自然な流れの中で参加する流れになるはず。

治癒の主体は常に自分の中にあり、外圧から選んだり行うべきではない。

本来自分の身体は治さなければいけない存在ではない。どの状況にいてもそこに完全性がある。そこから離れてしまうと、外からコントロールされてしまうことになる。

 

 

コンストラクタル法則

コンストラクタル法則※を身体技法的に解釈すると

“流動系である身体が時の流れの中で存続するには,身体の配置は,コアを通過する重力波の流れを良くするように進化しなくてはならない。”

となりますが、究極的にはすべての流れがよくなるようにワークできればいいのだけれど、優先的には、筒の構造物であれば、その芯に当たるラインの流れがまずあれば、それに伴って周囲にも流れが生まれるはずなので、まずは、身体でいえば正中線が通っている状態がデフォルトとしてあることには意味があるはずです。

「すべては,より良く流れるかたちに進化する」

ロルフィングの術は,それを促すことなんだと思います。

※ コンストラクタル法則: ”有限大の流動系が時の流れの中で存続するには,その系の配置は,中を通過する流れを良くするように進化しなくてはならない。”

最近受けた質問に対して

お問合せにお答えしました。

“こちらのサイトに経験年数もアドバンスである事も当てにならないと書かれていました。そうなると、何を基準にして選べばいいのか迷っている状態です。”

1、ロルファーはどのように選べばいいでしょうか?

もう,これはご自分の勘や感性でとりあえず決めてみるしかないかと思います。HPの印象も,業者に頼んでいる場合は見栄えがいいですし,いっそ電話か或いはメールで相談してみて,その声のトーンや文面から判断して,ご自分に合うかどうか,確かめてもいいかもしれません。

2、10回受けた後に、別のロルファーのロルフィングを受けたい場合は、その前の10回の効果は引き継がれ、回数は10回より少なくなりますか?

ロルファーによって考え方は異なりますが,
ベーシック10シリーズで進めるなら,引き継ぎは可能だと思います。
1-3, 4-7,8-10が区切りのいいところになります。
ただ,10回行ってみないと分からないのが10シリーズなので,特に嫌な思いをしたり,よほどのことがない限りは,10回通してみるのも,それが縁と捉えて完結するのも一つの考えだと思います。

3、ロルフ・ムーブメントとロルフィングは別々のロルファーに受けてもいいのでしょうか?

はい,10シリーズ後,むしろ別の方がいいかもしれません。

4、平均すると90分くらいが多いのですが、
施術時間の60分というのは短いのでしょうか?
施術時間と効果はある程度比例しますか?

比例はしません。時間の感覚はどの都度変わるので,90分が長すぎると感じる方もいるし,60分が短いと感じる方もいます。
トレーニングでは,60分でまとめるように指導されています。

5、筋膜以外に筋肉の柔軟性も上げたいのですが、田畑様はストレッチの指導は出来ますか?

ストレッチの指導はしません。パーソナルトレーナーもされている方ならそのような指導も受けられるかもしれません。

6、ロルフィング、フェルデンクライス、SE、アレキサンダーテクニックなどいろんなワークがありますが、違いも素人にはなんとなくしか分かりません。
まず始めに何を受けるのがいいのでしょうか?

私は,すべてに精通しているわけではないのと,ご自身の状態もわからないのでコメントできませんが,とりあえず惹かれるものから始めるやり方でいいと思います。タッチについて,過敏な場合や大事故の経験があって,少しづつ慎重に変わりたいという場合は,SEからがいいかもしれません。そうでなければ,私はロルファーなので,ロルフィングをお勧めします。

セッションの文脈 > プロトコール

久し振りの投稿ですが、かなり密でいいセッションが続いていて集中できていたせいか、そうなると非言語的になってあまり投稿しなくなってしまう傾向があります。(言い訳ですが)

今舞台女優の方がロルフィング10シリーズ受けています。6回目のセッションのテーマは、

“仙骨を自由にする”

ですが、基本は、踵〜ハムストリングス〜仙骨周りの結合組織〜脊柱が扱うテリトリーです。

ところが、基本どおり仰向けでワークしてましたが、中盤になっても何かシステム自体が落ち着かない様子。

仙骨周りをあまり扱わないまま、仰向けになってもらうことに。すると彼女の肘に注意が自然にいくので、怪我について尋ねると過去に自転車転倒事故があって、左肘を強打したことがあるとのこと。どうもそれは、その側に人がくるのを苦手とすることと関連していると踏んで、空間からの働きかけを開始。

すると、左股関節の動きが悪いことが気になるとのこと。 骨盤に直接働きかけるのは置いておいて、左肘のムーブメントをすることに。左空間を広げるように動きをしてみると、左股関節の自由度がみるみる上がって、左右差はなくなりました。

決まった手順に無理に従うのではなく、何か文脈というかセッションの中ででてきたことに沿うことで、結果的にセッションのゴールが達成されるといういい例でした。

最後には全体がしっくりきて、十数年前の事故がいかに身体のシステムに影響を与えていたかに気づかれ、深いセッションでした。

左股関節の自由度が上がる前にお腹の深いところが広がったようで、当時急にかかったストレスによって閉じたままになっていたことが、重い生理痛やシビアな40肩にも関係していた可能性が高いです。

イメディス

昨年のスロベニアでの学会でロシアをはじめとする東欧の医療の着眼点と先進性には目を見張るものがある。今回、妻の誘いもあって、ロシアの波動医療器具、IMEDISによる診断を受けてきた。

結果は、寄生虫による感染があるとのこと。その由来は、有機野菜等を生で食することが原因になるらしい。オーガニック、Raw Juice、とても身体にいいイメージがあるけれども、生野菜を食べるようになったのは、戦後からで、それ以前は常に加熱して(そりゃそうですよね、肥えを使ってたわけですから)食べていた。実際ビタミンは壊れるけど、その反面、吸収率は上がるから、トータル的には有効利用できるとのこと。基本的にはビタミンは果物から取るべし!とのアドバイスがあったが、納得できる。

理屈はどうあれ、何かが改善しなければ、それを裏付ける信憑性につながらない。診断の後処方される、ホメオパシーのレメディのような砂糖玉、ここでは、シャーリックと呼ばれる波動転写物を服用することになる。ただ、本格治療となると、ネガティブな波動を一新する照射装置がその処置になるという。

とりあえずは、そのシャーリックを服用してみたところ、すぐさま慢性的に疲れやすかった背中が楽になるのを感じた。ちなみに感染していたのは、肝蛭と呼ばれる寄生虫で胆管に寄生するらしい。そこに感染があると、その周辺や真後ろの背中に違和感がでるらしい。とにかく、効くことは間違いない。寄生虫が砂糖玉で改善するというのは、オーソドックス医療からは理解されないだろうけど、権威的医学解釈の正当性より、実効性の方が大切だ。

その流れで、波動照射治療も計12時間のうち4時間分受けてみた。受けている最中は、後半みぞおちの奥が何となく違和感が出始めて、意味のある内臓マニピュレーションを受けたときに似ている。数時間経つと、その違和感が頭に移って、胸は爽快になった。翌日になると、頭の違和感もなくなり、スッキリしていた。確かに意味がある。

肝蛭以外には、頭の脳下垂体の下にある蝶形骨の空洞が、人の念を受けてダメージを受けていて、それが注意力を散漫にしたり、鼻や喉・耳、それから頸椎にまで悪影響を及ぼしているとのことだった。この辺りのことについてもスッキリしてきている。

恐るべし、ロシア波動医療。健康に対する人の念についても研究されているとは。

それにしても、念の出所は分かっている。そんな念を送らないでほしいけど、欲深い人特有の寂しい性なんだろう。

IMEDISのクリニックは、いくつかありますが、私は桜木町にいってみました。

 

吹上奇譚第二話

幻冬舎から出版された、吹上奇譚第二話どんぶりについて。

随所に哲学的な内容が鏤められ、ホラーを通して描かれているが、最近身の回りで起きたことのホラー性?ホラーぶりを思い起こすと、現実の方がよっぽどぞっとすることの連続なのかもしれないなあ、などと思いつつ、第一話の続編である。

本書を読んで強く意識したのは、「自然の摂理」。

それには結局のところ、どうあがいても、抗うことはできないということ。逆にその摂理に沿うようにしかならないのだから、仮に人の思惑とか支配とか余計な力が一時的に働き作用することはあっても、それが自然の摂理に反していれば、自ずと最終的には外れることはないということ。

だから、現実にどんなことが起こったとても、そう慌てる必要もなく、どの位置に居ても所詮、大きな道の中にあって、経過していくことを気づいていればいいのか、と思った。

それぞれのめり込みそうになる傾向や、考えや嗜好に偏りがある。そうすると生活する上で、ムラや濃淡が出過ぎて、結果隙が生じる。その隙間にはつけ込まれる時間と空間があるということ。純粋な好奇心は、隙間を埋めるような動機には由来しない。足りていないものを幻想的に満たそうとする心の動きではない。そんなとき、どこか身体は浮き足立っている。

理由はわからなくても、内側から湧き出た欲求や好奇心に従って打ち込んでみる、そうすると、一見厳しい状況だったとしても、自然の摂理に従って、状況が一転する。まずい事態にはそれとほぼ同じタイミングで、味方になってくれる人材やモノがやってくる。つまりは、捨てる神があると、拾う神も必ず一緒にやってくるような感じ。

教育システムや出来事を編集された形でつたえられる情報に洗脳されている部分が多いが、せき立てられているような錯覚、今のままではダメで、新しい何かに乗り遅れるとサバイバルできないような幻想にどこか毒されている。でも、自然の摂理はそんなこととは関係なく独自の流れを持っている。

そんなことを思い出させてくれる本書だった。

吹上奇譚-第二話-どんぶり-吉本-ばなな

 

2019 年を迎えて

年末、投稿記事の〆切りに間に合わず、とうとう喪中以外に年賀状出さなかったのは、今年が初めてという、世間的にはダメダメスタートです。

とはいえ、なんとなく、新年始まったと感じるのは、いつも旧暦が合っているなのか? こじつけなのか、毎年2月に入ってからです。

今年は、ロルフ研究所の教員になって10年目を迎え、ロルファーとしては、21年目になります。昨年までの数年は、実験的にいろんなものを試して、ロルフィングに役立つものはないか、探索してきましたが、何度もこれまで確認してきましたが、ロルフ博士が仰っていたように、

ロルフィングは、ヒーリングではない。

ということ。いくら何かに有効なアプローチがあったとしても、受け手が自分のバランスに責任をとり始めるのを助けるなら、何か外から注入するような考えは、結局クロージャーが見えないし、力を奪うことになりかねない、ということになるので、ヒーリングは自分の性に合わないんです。

どんなことがあっても、誰かの言葉を神格化してはいけないし、盲信してはいけない。その都度、まともな批評力を持って、よく観る必要があることを痛感した年末でした。

それがまともなものかどうかを判断する基準として、

お金の動きを観察する。→ 不自然な額になってないか?

排他的かつ優越性が高まっていないか? →他の人ややり方に陰で否定的になる。

秘密が多くなる → ここだけのことや話が多くなって、外向きにいっていたことと矛盾↑

境界が曖昧になる → 言うまでもなく。

というところでしょうか。

 

 

ウイリアム・レーネンさんと

 

サイキックチャネラーのレーネンさんには、来日の度にセッションして頂いています。

霊的に自分が今どこにいて、どこに向かおうとしているのか、中々自分だけであと、気づかないことや、薄々きづいているけど、今一つ確信が持てなかったり。。

そんなときには、占いや神がかり的な何かに頼りっきってしまうのはリスキーだけど、それはそれとして、一つの観方・捉え方として、どう参考にして、実際に行動することに対しての責任を、自分がとることができるのであれば、信頼できるサイキックな方にセッションしてもらうのは極めて意味のあることです。

レーネンさんは、媒介者としてメッセージを伝えてくれますが、これがとても的確で、時に厳しいです。伊藤さんの通訳もどんどん鋭くなってきて、何が聴きたいのか、自分が明確でないとだんだんしどろもどろになってくる自分を感じたりして。絶妙のコンビです。

新しく学んだこと(多分量子波)や、新しく導入したもの(多分CS60)もいい流れの中にあるようです。そういえば、CS60を何の説明もなく、レーネンさんに見せたら、

これは、レムリアのものでもアトランティスのものでもないとチャネルして仰ってました。

そして、両極から、不要なものを吸い取るもので(当たってる!)とのことでそれ自体意志があるそうです。前回と今回これを使ってセッションさせて頂いたのですが、とても元気になったとのこと。(ただし、基本的な強く擦る使い方ではありませんでした。)

交通事故に遭われてから、同じ姿勢でいることが困難な身体状況であるにも関わらず、毎年2回来日して精力的に活動されていることに、ほんとうに頭が下がる思いです。

今年もお会いできたことに感謝!

CS60

CS60は、生体に蓄積している有害な迷走電流を排出するのに効果的な施術器具です。

ロルフィングは、基本的に手で行う技法ですが、コールドレーザーやアクティベーターと呼ばれる器具などなど,D.O.やD.C.が使うような器具をロルファーが用いることもあります。しかしながら、私自身は、何かの器具を用いることは避けてきましたが、このCS60には、確かに意味があると感じました。

経験上、ロルフィングをしていると、足の支えや骨盤の支えがしっかりしてくることによって、肩の緊張が解消されることはよく観察されます。しかしながら、支えの充実だけで解決できないケースも多く、それが長年自分の中で謎でした。特に肩甲帯には、何か蓄積しやすい性質のようなものがあるということです。

そこにCS60で施術、実際にはある程度の圧力を加えるのですが、かなり圧されても大丈夫なところと、逆に触れている程度なのにすごく痛く感じるところがあると思います。この時の痛みは、余剰の電流が急激に脱けていく時に起こると西村先生は解釈しています。

ここで思い出されるのは、ロルフ博士の痛みに対する考え、”痛みは変化に対する抵抗である。”(うろ覚えなので正確なフレーズではないかもしれません)

そもそも神経が集まっていてそこ強く押したらそりゃ痛いでしょ、ってところをぐいぐい圧したときや、下手なマッサージを受けた時の痛みは論外として、圧も大して加えてないのに、鋭い痛みやなんとも言えない違和感を感じるような場所を誰しも持っていると思います。そこにCS60を当てられた時の痛みは、ひょっとすると、変化への抵抗なのかもしれない、と思ったのです。

ただし、No pain , No gain. 痛みを伴わなければ、何も得られない。という言葉がありますが、とても注意しなければいけないことを含んでいます。つまり、施術者との信頼関係があって、安全と安心が確保されていること、そして、施術者もそれに応えるだけの技能が伴っていることが大前提での言葉です。その上での、CS60がまさにその場所に置かれて、その痛みを通過した時に、確かに解放が起こるようです。

さらに注意しなければいけないのは、受け手がその時に受ける痛みという感覚を、意味づけなく単なる痛みとして体験できれば、問題はないのですが、痛みによって想起される事柄が多い場合 ( – トラウマが再体験されそうになる等) は、慎重に行う必要があります。例えば、痛みによって、自分が粗末に扱われているという感覚に打ちのめされてしまうようなケースなどです。そこに、施術者が、これはいいことだという思い込みが強く、受け手のフィードバックや様子を無視して、ごり押ししてしまうと、いい結果が生まれるどころか、逆効果になってしまいます。

“痛みの体験はそれ自体が目的ではなく、解放や感覚が戻ってくる途中で出てくるもの。”ということを忘れてはいけません。そして施術側が、自分の攻撃性にどれだけ気づいているか?受け手の受容性や反応を無視して一方的に”良いことをしている”という類の治療信念を押しつけていないかどうか? などなど。

それらを踏まえた上で、CS60を使用するのであれば、極めて意味のある施術体験となるでしょう。

ロルフ博士の施術を受けた人の話を聞いたことがあります。痛いには痛かったが、電磁波様の感覚だったと。恐らくそれは、強い圧力で生じる痛みというより、電気的な何かが同時に脱けていくような痛みだったのではないかと想像します。

じゃあ余分な電気さえ抜いてしまえば、身体は統合されるのか?という疑問が生じます。

たまたま、ロルフィング10シリーズを受けている最中に、CS60を専門にやっている方から受けたクライアントの方がいたのですが、写真で比較すると構造(姿勢)にはほとんど変化は認められませんでした。

ということは、迷走電気を抜くだけでは、統合への変化は促されないようです。

さらに、痛みはいつも伴うのか?という疑問ですが、ロルフィングの10シリーズと5回のムーブメントを終えたにCS60で3回ワークしたのですが、この方は、全く痛みを感じなかったにも関わらず、身体はより統合へと向かいました。

ということは、高度に連携して統合された状態であれば、余計な電流を溜めることないため、CS60によって痛みを感じることもなくワークを受けることができ、自立的なバランスを確立しているということもでき、それが目指すところだと確信しました。

イールドワークをする上でも、イールドを妨げるところにCS60を使うとより反応が促されます。

ただ、私のスタンスとしては、余分なものを排出する力は、本来備わっているので、その能力が発揮されることもまた重要だと考えています。その蓄積度合いと、受け手の方の容量を観察して、方向付けするのに最低限の介入に留めたいと思っています。

CS60に関しては、そのようなスタンスで使用していこうと考えています。

※ CS60本部オフィシャルページ

発明者である西村光久氏のビジョンは、寝たきり老人をなくすということにあり、とても共感できます。