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COVID-19感染の致死率は、0.03% in California

エリクソン医師の主張  :「家に閉じこもる必要なんてない」からの引用です。 https://www.bitchute.com/video/eTYXJXvpqNMm

カリフォルニア州カーン郡5213人を検査した結果、340人がcovid-19陽性。人口の6.5%が感染していて、インフルエンザ同様に広範囲に感染がすでに広がっていることを意味します。

カリフォルニア州全体で検査数280900人のうち、 33865人がcovid-19陽性、人口の12%に感染が蔓延しているが、死亡者数は、1212人。カリフォルニア州全体の人口3900万人のうちの1212人の死亡者数ということは、0.031%がcovid-19の致死率と計算。

さらに、COVID-19に感染した96%が、重大な後遺症なしに回復しているという事実。

これらのデータが、ここ2か月間の蓄積で得られた結果とのことです。

微生物学、生化学、免疫学を学び、20年間の臨床経験を持つ、医師からの科学的データに基づいた報告です。これは、理論疫学者の机上の仮説から導き出された数字とは本質的に異なるものなので、ロックダウンを正当化する根底が覆るので、今後の方針の修正(ロックダウンの解除)を早急に図るべきです。

ではここで気になるのは、芸能人や若者の死亡の報道です。なぜ、免疫老化が進んでいないはずの人々が実際亡くなっているのか? エリクソン医師によると、上記問題なく回復した96%以外の患者には、糖尿病などの合併症があったとのことです。糖尿病などの生活習慣病は、慢性炎症、酸化ストレスの増大が関係していると考えられています。

加齢によって、獲得免疫系と自然免疫系両者の内因性の変化(免疫老化)が生じ、そこに慢性炎症が関与している可能性が示唆されています。慢性炎症は、万病の元をいわれ、つねにマクロファージなどの免疫細胞が、炎症性のサイトカイン(細胞同士のやりとりをする分子)を出し続け、活性酸素が放出され、酸化ストレスのレベルを高めている状態です。

COVID-19感染によって、問題となる重篤化の原因としてサイトカインストームと呼ばれる現象があり、それは、炎症性サイトカインの過剰放出により、活性酸素が一気に増大して肺をはじめ臓器を痛めつけてしまうことが知られています。基礎疾患、持病があるケースは、常に慢性炎症が関連していて、例えば、長期間たばこを吸い続けていると、肺に慢性炎症が起こりやすくなり、感染後サイトカインストームが起こりやすい状態になります。さらに、解熱剤等の薬剤も、その種類と服用のタイミングによって、サイトカインストームを起こしてしまう可能性が示唆されています。

一方、毎年誤嚥性も含めると、肺炎で亡くなられる方は、13万人いるそうです。肺炎を起こすウイルス、細菌、マイコプラズマは、複数存在するため、それらの複合感染と合併症、老衰が重なれば、生体は、自己解体への方向に一気に舵をとることになります。そうならないように自己組織化への方向性を維持する必要があります。

私達にできることは、せっかく習慣化してきた衛生に対する構えを、免疫が落ちている方々に配慮し続け、感染はすでに広範囲に広がっていることをまずは認めることです。家にいても感染の広がりをゆっくりにすることはできても止めることはできない。買い物も行かず、無菌ハウスで暮らしているわけではないので、ウイルスと接する機会は遅かれ早かれ訪れます。その接したタイミングで、できるだけ、慢性炎症がなく、酸化ストレスの低い健康状態でいるか、が鍵となります。いいニュースとしては、下記のエリクソン医師らが発表してくれたように、COVID-19感染の致死率は、0.03%しかないということ。しかも、感染が広範囲にすでに進んでいるということは、多くの人々が、ワクチンに頼らずに自然免疫によって、発症せずにウイルスを押さえ込んでいることです。さらには、感染したとしても、その96%が、後遺症なしに回復しているという事実から、過剰な怖れを持つ必要も、過剰な自粛にも意味がないことになります。

COVID-19に限らず、帯状疱疹の原因となるヘルペスウイルスと同様に、一旦自分の中に抗体ができても、免疫自体が落ちてくれば、ぶり返しはあるでしょう。でもそれは、ワクチンがあるないに関わらず、とにかく日頃から、基礎免疫を落とさないこと、慢性炎症を抑え、酸化ストレスを下げることが大切な備えになります。

慢性炎症・酸化ストレスを抑えるためには、抗酸化作用のある食品を摂ることが有効です。実際に、生物工学が専門のシヴァ博士はビタミンCやビタミンDの摂取を勧めています。

自粛が命を救うとか、犬に対して使うステイ(待て)という言葉には違和感を感じます。感染リスクは低い方がいいですが、ウイルスと接することは避けられないものとして、感染しても発症しないだけの適応力をつける方向に自分を向け、酸化ストレスをできるだけ減らす工夫をしながら、自分が自分らしく人間として生きるための生活を取り戻すことです。

いずれにしても、人との距離を取ることや自粛に馴らされ、他者や世界との関係性に隔たりが生じています。その回復には、タッチを介した身体学的なアプローチがとても意味を持ってくることは間違いないと思います。