Be aware of Darkness

これは,ジョージ・ハリスンの名曲の題名です。

いろんな出来事で調子を崩す場合がありますが,人間の悪や闇にあまり触れたことがない方に多いのですが,悪意にやられることがあります。

普通そんなことないだろう?と信じたくない気持ちも解りますが,実際に悪い人は実際に存在します。

一見それとはかけ離れてそうな職業でも実際に中身や印象が異なることがあります。それは,たとえばセラピストだったりすると,彼あるいは彼女の期待通りの結果がでているうちはいいのですが,そこから外れるとイキナリメッキがはげて正体を現します。

そもそもその職業を選んでいる動機付けが,人より優位な位置に身を置きたい,とにかくマウンティングしたい欲求が強いと非常にタチが悪い。

そんなことしないだろう?そんなはずない!と思いたい気持ちも山々だし,そう思うことは裏を返せば,育ちがいいということです。育ちがいいというのは,この上ないメリットで,基本は人を信じているということですから。

問題なのは,そこにつけこむような輩、悪人が確かにいるということです。そんなときは,潔くその関係性を断つこと。寄生虫みたいなもんですから,あなたから吸い取ったり利用できなくなることを恐れてあの手この手を使います。

最近,いろんなセラピーを受けてかえってバランスを崩したという方が複数いらしています。未熟なレベルでの腎臓へのタッチやある種のエネルギー療法,家から出られなくなる程深刻なダメージを受けたケースもあります。

何かを改善したいという弱った状態でそのセッションに来ていると,セラピストの思惑や押しつけの強いワークに”あたる”こともあります。様々な刺激に感受性が元々高い人は,要注意です。影響しやすいことを自覚した上で臨まないと,セラピストが望む変化がなかった時に,さもそれが受け手側に問題があって,異常だとジャッジされてしまいます。 その場で起こるあらゆる反応に対してオープンに” そのまま観る” ことができない未熟なセラピストに起こりがちな対応です。未熟とは経験があったり資格があるということではなく,何を目指してそもそもその仕事をしているのか?ということにも関係してきます。心の底で他者を援助しようと思っているのか?それとも別の思惑や,その場を通して,施術者の何かを満たそうとして(満たせるわけないんですが),周りを巻き込んでいるだけなのか?

それに付き合うことはない。

問題と思わされていることが,別の見方をしたら自分のリソースだったり,その手法やその人を通さなくても,回復や治癒に向かう方法は無限にあるはずです。全然その事柄と関係のないことに集中していたらいつの間にか何かが改善していたこともあるでしょう。

時間とお金を使って,そうした輩を応援する必要はないし,かえってそうした行為を認め助長することになってしまいます。

健先生のいうように,

病気どころか,トラウマなんかないんだ! 粒々なんだから!!

と思ってみると,なんだかゆるくていい感じに私はなります。