仕事

仕事に関して,英語ではいろんな単語がある。

work,business, labor, profession 。。。

businessとして割り切り,お金メインで忙しく詰め込むセッションには隙間がない。余裕や一つ一つのセッションへの丁寧さや,受けに来てくれることへの感謝が薄らいでしまう。

研修で習ったことを鵜呑みに忠実にするあまり,task化してしまうと飽きがきていたり,身体に負担があるのにそれを推して行うと,きつい労働Laborになる。

援助職の本来目指す意味での仕事は,workだろう。いろんな側面があって,結果的にお金に結びついたりしているが,バランスをとるためのお金の交換であって,お金優先でクライアントのサポートが二の次になってしまうとしたら,方向性が間違っていることになる。

さらにお金だとわかりやすいのだが,援助職というその立場を悪用して,クライアントよりも高い位置に自分を置く欲求を満たそうとする行為,つまりマウンティングのためにその職業を選んでいるんじゃないのか?と疑いたくなるおうな輩もいる。

立ち直ろうとする受け手は,元々元気いっぱいではなく弱っている場合が多いので,容易に無神経な言葉の投げかけで傷つきやすい。さらには個人情報も握られているのでつけ込まれやすい。

その人の仕事の姿勢,マウンティングや営利優先なのか?チェックする必要がある。悲しいかな,そういう輩は少なくないので注意が必要だ。

そこで本当に必要なことを終えるまでは,通うことに意味があるが,健全な関係性とは,いつでも止めることができるけど,そこでまだワークする価値がある,好奇心があるからセッションするという関係性であって,永続的に通い続けるように囲い込もうとする縛りに念や重さはないはず。

人格が伴わない中途半端に勘がある輩は,巧みに方向づけしたり,今とりあえず扱う必要のない,あるいは元々ない問題を作って,気になるように仕向けたりする。そうした行為は,もほや,workではない。ワクチンを売る業者が,そのウイルスも製造してばらまいて儲けるような行為とおなじである。