本物の一流とは?

先日の代官山ライブハウス晴れ豆でのイベントで,私のワークは,スランプの人にいい,と甲野先生が仰っていた。身体の筋緊張のトーンが一気にリセットされるので,スランプから脱するのには効果てきめんということだ。小関さんからは,一流のアスリートだと,変化に対してオープンなので,自分が知らない新しい状態になることに対して,恐れではなく好奇心で臨む姿勢があるということを仰っていた。

確かに,ロルフィングに限っていえば,最初何が起きているかわからず,頭で自分が把握できるところで判断しようとして,–よくわからないので・・・といって10回の途中で止めてしまう人が稀にいる。 シリーズ半ばでなんやらそこから先に進むのを躊躇しはじめて,止める理由付けをしてしまう人もいる。

自分の把握できる範囲を超える新らしいものに本当に開いていたら,ロルフィングを途中で辞めようなんて思わないはず。(注:よっぽど,スキルがないとか,相性がめちゃめちゃ悪い場合は,ロルファーを変えた方がいいですが。。)

思い返してみると,本物,一流の人は,これだ!と思ったら躊躇なく,最初から10回すると決めて,変な遅刻やキャンセルもなく,ただただ完結する。もう20年くらい前のことですが,教授や妻はそうだった。自分が経験していないことに,チャレンジする気持ちをわすれず,そのことに時間とお金を真っ直ぐに投資をする。そういう姿勢があるからこそ,成功するのだと思う。

気を悪くする人もいるかもしれませんが,本当のことだからしかたない。