ワークショップを終えて

4日間の10シリーズのムーブメントへの翻訳ワークショップパート2を終えました。

同じタイトルのクラスはすでに5回程度開いていますが,毎回デモの時のモデルも異なるのでそれぞれ違った流れになります。一人の参加生は再参加ですが,彼のようにできたら複数回受講してくれるのが理想です。

今回は始めて鼠径部の血管を包むfasciaや坐骨がクローズアップされました。実習の途中,股関節が剥がれ落ちるくらい大きく空間ができたという感覚があったようです。

実習後の振り返りの際,すぐさま答えがでないような,ずっと問いかけ続けなければいけないような質問がでたり,それについて日本語で日本人として意見を交換することがとても有意義な時間だったと思います。

参加生同士の交換ワークによって,毎回写真で確認しましたが,みながどんどん変化していくのを目の当たりにしました。

また,今回は,始めて参加者としてロルファーに加えてGSIという別のStructural Integrationの団体で認定された方にもご参加頂きました。

元々,彼女はMary Bond先生にMovementを習うため,2度渡米されているのですが,Maryを通して,こちらにいらっしゃっとのことです。

札幌で活動されている佐藤志穂さんというSIプラクティショナーでしたが,脳脊髄減少症と診断されたクライアントを複数ワークした経験をお持ちで,10シリーズが回復を劇的に促進したことをシェアしてくれました。

経験豊富で実績のあるプラクティショナーと接するといい刺激を受けます。こちらからいい刺激は与えられたかな??